JP3304409B2 - モータの監視装置 - Google Patents
モータの監視装置Info
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- JP3304409B2 JP3304409B2 JP22310292A JP22310292A JP3304409B2 JP 3304409 B2 JP3304409 B2 JP 3304409B2 JP 22310292 A JP22310292 A JP 22310292A JP 22310292 A JP22310292 A JP 22310292A JP 3304409 B2 JP3304409 B2 JP 3304409B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のモータを制御す
るマルチタイプのインバータユニットを使用したモータ
制御系におけるモータの運転状態を監視する装置に関す
るものである。
るマルチタイプのインバータユニットを使用したモータ
制御系におけるモータの運転状態を監視する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のモータ制御系は、図3に示すよう
に、並列接続された複数のモータ1に一のインバータ回
路2を接続して、モータ1の速度制御が行われる。モー
タ1は、先ずインバータ回路2を作動させておき、電磁
接触器MCを順次投入して始動する。もし、始動途中で
経路に接地故障等が生じたときには、電磁接触器MCが
電源の供給を断つようにシーケンス制御されている。
に、並列接続された複数のモータ1に一のインバータ回
路2を接続して、モータ1の速度制御が行われる。モー
タ1は、先ずインバータ回路2を作動させておき、電磁
接触器MCを順次投入して始動する。もし、始動途中で
経路に接地故障等が生じたときには、電磁接触器MCが
電源の供給を断つようにシーケンス制御されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のモータ制御
系では、モータ単体に対しては例えば電磁接触器MCや
二次側にサーマルを取り付けることにより過負荷対策等
を講じてあるが、一のモータあるいはその接続経路上に
故障が生じると、全ての電磁接触器MCが一斉に作動す
るので、モータ台数が多い場合には故障の発見が困難で
あるという問題がある。
系では、モータ単体に対しては例えば電磁接触器MCや
二次側にサーマルを取り付けることにより過負荷対策等
を講じてあるが、一のモータあるいはその接続経路上に
故障が生じると、全ての電磁接触器MCが一斉に作動す
るので、モータ台数が多い場合には故障の発見が困難で
あるという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、多数接続されたモータ
群の運転状態を容易に把握することができ、故障が生じ
たモータ経路を簡単に見い出すことができる監視装置を
提供すること課題としている。
群の運転状態を容易に把握することができ、故障が生じ
たモータ経路を簡単に見い出すことができる監視装置を
提供すること課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、複数のモータ1を一のインバー
タユニット2にて運転制御するモータ制御系に、モータ
1の電流及びその変化を検出する検出回路4と、検出し
た電流及びその変化を予め記憶した基準値と比較してモ
ータ1の接続台数を算出する演算制御装置CPUと、算
出したモータの接続台数及び検出値を表示するモニタ装
置8とから成るモータの監視装置3を設けた。
め、本発明においては、複数のモータ1を一のインバー
タユニット2にて運転制御するモータ制御系に、モータ
1の電流及びその変化を検出する検出回路4と、検出し
た電流及びその変化を予め記憶した基準値と比較してモ
ータ1の接続台数を算出する演算制御装置CPUと、算
出したモータの接続台数及び検出値を表示するモニタ装
置8とから成るモータの監視装置3を設けた。
【0006】
【作用】本発明のモータの監視装置3においては、複数
のモータ1をインバータユニット2にて制御する際、検
出回路4がモータ1の電流及びその変化を検出して、演
算制御装置CPUが検出した電流及びその変化を予め記
憶した基準値と比較してモータ1の接続台数を算出す
る。算出したモータ1の接続台数及び検出した電流はモ
ニタ装置8によって表示される。従って、操作者はモニ
タ装置8を見て、モータの稼働状況を監視しながならモ
ータの運転操作を行うことができる。もし、モータ等に
故障が生じた場合には、このときの接続台数を確認する
ことができる。
のモータ1をインバータユニット2にて制御する際、検
出回路4がモータ1の電流及びその変化を検出して、演
算制御装置CPUが検出した電流及びその変化を予め記
憶した基準値と比較してモータ1の接続台数を算出す
る。算出したモータ1の接続台数及び検出した電流はモ
ニタ装置8によって表示される。従って、操作者はモニ
タ装置8を見て、モータの稼働状況を監視しながならモ
ータの運転操作を行うことができる。もし、モータ等に
故障が生じた場合には、このときの接続台数を確認する
ことができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0008】図1において、複数並列に接続されたモー
タ1とインバータ回路2とをつなぐ接続線上に、変流器
CTを介してモータ監視装置3が分岐接続されている。
変流器CTにつながるモータ監視装置3内の検出回路4
は、モータに流れ込む電流の総和を検出する電流検出回
路5と、モータの始動電流の傾きを検出する傾き検出回
路6とを並列に接続して成る。傾き検出回路6は、連続
的に変化する電流の微分値、投入から定常状態に移るま
での同期引き込み時間を検出する。
タ1とインバータ回路2とをつなぐ接続線上に、変流器
CTを介してモータ監視装置3が分岐接続されている。
変流器CTにつながるモータ監視装置3内の検出回路4
は、モータに流れ込む電流の総和を検出する電流検出回
路5と、モータの始動電流の傾きを検出する傾き検出回
路6とを並列に接続して成る。傾き検出回路6は、連続
的に変化する電流の微分値、投入から定常状態に移るま
での同期引き込み時間を検出する。
【0009】電流検出回路5及び傾き検出回路6は、演
算処理装置CPUに夫々接続されている。演算処理装置
CPUは、インバータユニット内にあり、入力装置7に
よって予め入力され記憶された電流の微分値、同期引き
込み時間及び定常電流の夫々の基準値と実際に検出され
たものとを比較して、モータの接続台数を算出する。一
般にモータ1を全電圧始動した場合、図2に示すよう
に、同期引き込み時間に過渡的過電流が流れる。従っ
て、一台当たりの電流変化を、増減変化の微分値、同期
引き込み時間及び定常電流から把握し、この総和を接続
台数に対応させる。
算処理装置CPUに夫々接続されている。演算処理装置
CPUは、インバータユニット内にあり、入力装置7に
よって予め入力され記憶された電流の微分値、同期引き
込み時間及び定常電流の夫々の基準値と実際に検出され
たものとを比較して、モータの接続台数を算出する。一
般にモータ1を全電圧始動した場合、図2に示すよう
に、同期引き込み時間に過渡的過電流が流れる。従っ
て、一台当たりの電流変化を、増減変化の微分値、同期
引き込み時間及び定常電流から把握し、この総和を接続
台数に対応させる。
【0010】演算処理装置CPUには、算出した台数あ
るいは検出電流値等を表示して運転状態を監視すること
ができるモニタ装置8が接続されている。
るいは検出電流値等を表示して運転状態を監視すること
ができるモニタ装置8が接続されている。
【0011】上記実施例のモータ制御系においては、モ
ータ1を一のインバータ回路2にて制御する際、監視装
置3の検出回路4がモータ1の前記電流変化を検出し
て、演算制御装置CPUがこれを予め記憶した基準値と
比較し、モータ1の接続台数を算出する。算出されたモ
ータの接続台数及び検出された電流値等はモニタ装置8
によって表示される。従って、操作者はモニタ装置8を
見てモータの運転操作を行うことができ、接続台数を監
視することができる。即ち、始動時にモータ1の接続経
路上で接地故障等が生じた場合には、モニタ装置8にて
その時の接続台数を確認することができ、何台目のモー
タに故障が生じたかを特定することができる。また、モ
ータ1の負荷電流によって運転状態を把握することがで
きる。
ータ1を一のインバータ回路2にて制御する際、監視装
置3の検出回路4がモータ1の前記電流変化を検出し
て、演算制御装置CPUがこれを予め記憶した基準値と
比較し、モータ1の接続台数を算出する。算出されたモ
ータの接続台数及び検出された電流値等はモニタ装置8
によって表示される。従って、操作者はモニタ装置8を
見てモータの運転操作を行うことができ、接続台数を監
視することができる。即ち、始動時にモータ1の接続経
路上で接地故障等が生じた場合には、モニタ装置8にて
その時の接続台数を確認することができ、何台目のモー
タに故障が生じたかを特定することができる。また、モ
ータ1の負荷電流によって運転状態を把握することがで
きる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明は、複数のモータ
1を一のインバータユニット2にて運転制御するモータ
制御系に、モータ1の電流及びその変化を検出する検出
回路4と、検出した電流及びその変化を予め記憶した基
準値と比較してモータ1の接続台数を算出する演算制御
装置CPUと、算出したモータの接続台数及び検出値を
表示するモニタ装置8とから成るモータの監視装置3を
設けたため、操作者がモニタ装置8を見てモータの運転
操作を行うことができ、接続台数および運転状態を簡単
に監視することができ、モータ1の故障等を容易に発見
することができ、迅速に対処することができるという効
果を有する。
1を一のインバータユニット2にて運転制御するモータ
制御系に、モータ1の電流及びその変化を検出する検出
回路4と、検出した電流及びその変化を予め記憶した基
準値と比較してモータ1の接続台数を算出する演算制御
装置CPUと、算出したモータの接続台数及び検出値を
表示するモニタ装置8とから成るモータの監視装置3を
設けたため、操作者がモニタ装置8を見てモータの運転
操作を行うことができ、接続台数および運転状態を簡単
に監視することができ、モータ1の故障等を容易に発見
することができ、迅速に対処することができるという効
果を有する。
【図1】本発明に係る故障モータの検出装置を有するモ
ータ制御系の回路図である。
ータ制御系の回路図である。
【図2】電流の時間的変化を示すグラフである。
【図3】従来のモータ制御系の回路図である。
1…モータ 2…インバータユニット 3…監視装置 4…検出回路 8…モニタ装置 CPU…演算制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 7/74 H02P 7/67 H02P 1/54 H02H 7/08
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のモータを一のインバータユニット
にて運転制御するモータ制御系において、モータの電流
及びその変化を検出する検出回路と、検出した電流及び
その変化を予め記憶した基準値と比較してモータの接続
台数を算出する演算制御装置と、算出したモータの接続
台数及び検出値を表示するモニタ装置とから成ることを
特徴とするモータの監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22310292A JP3304409B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | モータの監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22310292A JP3304409B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | モータの監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678593A JPH0678593A (ja) | 1994-03-18 |
JP3304409B2 true JP3304409B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=16792862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22310292A Expired - Fee Related JP3304409B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | モータの監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3304409B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5504748B2 (ja) * | 2009-08-20 | 2014-05-28 | 富士電機株式会社 | インバータ装置 |
JP2011151950A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Merstech Inc | モータ制御装置、及び、モータ制御方法 |
JP6752368B2 (ja) * | 2017-06-29 | 2020-09-09 | 株式会社日立製作所 | 回転機の診断装置、診断方法および回転機システム |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP22310292A patent/JP3304409B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0678593A (ja) | 1994-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |