JPH077843A - 電動機制御装置 - Google Patents

電動機制御装置

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Publication number
JPH077843A
JPH077843A JP14478593A JP14478593A JPH077843A JP H077843 A JPH077843 A JP H077843A JP 14478593 A JP14478593 A JP 14478593A JP 14478593 A JP14478593 A JP 14478593A JP H077843 A JPH077843 A JP H077843A
Authority
JP
Japan
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circuit
waveform
current
phase
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP14478593A
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English (en)
Inventor
Shinji Nagao
伸二 長尾
Tsutomu Akaha
力 赤羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14478593A priority Critical patent/JPH077843A/ja
Publication of JPH077843A publication Critical patent/JPH077843A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機のコイルがレアショートした状態で電
動機の異常を検出し、短絡もしくは欠相事故に至るのを
未然に防止する。 【構成】 変流器6からの三相電流波形と変圧器8から
の三相電圧波形をA/D変換器15を介して検出回路2
0により検出する。波形処理回路21において電流波形
を電圧波形により補正し、その値を比較器22で正常時
の値と比較してある値以上であれば表示部23に出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機と電源との間の主
回路に介在された電磁接触器等の開閉器によって電動機
の起動及び停止を制御する電動機制御装置に係り、特に
電動機コイルのレアーショートを検出する手段を有する
電動機制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電動機制御装置は、電動機と電源
母線との間に開閉器例えば電磁接触器が介在され、この
電磁接触器の励磁コイルを指令スイッチによって通断電
制御することにより電磁接触器を開閉制御し、以て電動
機の起動及び停止を制御するようになっている。高信頼
性が要求されるプラントの運転では、このような電動機
が指令どおりに動作するか否が重要な問題となる。電動
機のコイルは長期間の使用中に受ける電磁機械的ストレ
ス、熱的ストレス或いは材質の経年変化等によって絶縁
物の劣化が徐々に進行し、ついにはレアーショートに至
り断線へと進むのが一般的であり、電動機が指令どおり
に動作しなくなる可能性が十分にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電動機制御装置においては、電動機のコイルの絶縁が劣
化し、コイルが部分的に短絡した状態(レアショート)
では電動機の異常を検出することはできず、短絡もしく
は欠相事故が発生したのち回路遮断器もしくは電磁接触
器をトリップさせていた。
【0004】そこで本発明の目的は、電動機のコイルが
レアショートした状態で電動機の異常を検出し、アラー
ムなどの警報を出力することにより、短絡もしくは欠相
事故至るのを未然に防ぐことのできる電動機制御装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による電動機制御
装置は、主回路電圧検出手段からの三相電圧波形及び主
回路電流検出手段からの三相電流波形を検出する検出回
路と、この検出回路で検出された三相電流波形を三相電
圧波形に基づき電圧変動分を補正する波形処理回路と、
この波形処理回路からの電流波形を予め設定された値と
比較し異常と判断した際には表示部に出力する比較器と
を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】三相電流波形を三相電圧波形に基づき電圧変動
分を補正する。補正した電流波形は、通常状態において
は予め設定された値とほぼ同一である。しかしながら電
動機のコイルが異なる巻線の二位置間でレアーショート
すると、その相の電流は正常時に比べやや大きい電流が
流れる。この電流が予め設定された値以上であればレア
ーショートと判断して表示する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1乃至図
4を参照して説明する。電源母線1と電動機2との間の
主回路3に電動機2の制御及び保護用の主回路器具とし
て回路遮断器4、電磁接触器5及び主回路電流検出手段
として各相の電流を検出する変流器6が介在されてい
る。また主回路3には主回路電圧流検出手段として後述
する電圧検出用変圧器8が設けられ、その出力電圧は電
圧波形検出として制御回路10のA/D変換回路15
に、また電力供給として母線9a,9bに印加される。
この母線9aには電磁接触器5のコイル5b及び補助接
点5a、起動操作スイッチ12、停止操作スイッチ13
の各々が接続されている。補助接点5a、起動操作スイ
ッチ12、停止操作スイッチ13の各々は制御回路10
の入力回路14を介して論理演算回路11に接続され、
これらの信号に基づき出力部16を介してコイル5bを
通断電制御する。またA/D変換回路15も論理演算回
路11に接続され、論理演算回路11は変流器6の検出
信号を、予め設定回路18により設定し記憶回路17に
記憶させた異常判定用基準値と比較して異常の有無を判
定し、異常時には表示部23に警報指令を出力する。
【0008】これにより制御回路10は、起動操作スイ
ッチ12の起動信号及び停止操作スイッチ13からの停
止信号を受けてコイル5bの通断電制御を行なうことに
より、電磁接触器5の開閉を行なうと共に、変流器6か
らの電流信号を入力して電動機の過負荷保護、欠相保護
の保護動作を行なう機能を有している。
【0009】また制御回路10のA/D変換回路12に
は、変流器6と変圧器8からの出力により主回路電圧及
び電流の大きさに応じた検出値が入力される。この検出
電流と検出電圧の各相の波形は、検出回路20にて検出
され波形処理回路21を介して比較器22に出力され
る。比較器22は、設定回路18により予め設定された
値と比較し、ある値以上であれば異常があると判断して
表示部23に警報指令を出力するように構成されてい
る。
【0010】すなわち、主回路3の三相電流は、変流器
6からの出力に基づきA/D変換器12を介して検出回
路20により波形が検出される。また主回路3の三相電
圧は、変圧器8からの出力に基づきA/D変換器12を
介して検出回路20により波形が検出される。そして各
相の電流波形は波形処理回路21において各相の電圧波
形に基づき電圧変動分が補正される。これは一般的な商
用電源であると各相ごとの電圧にばらつきがあり、それ
に伴って電流もばらつくため、電流波形だけを検出して
いたのでは誤動作の原因となるからである。補正された
電流波形は正常時には図2に示すごとく、各相ともほぼ
全く同じ値を示す。電動機2のコイルが異なる巻線の二
位置間でレアーショートすると、図3に示すごとく、そ
のレアーショートが発生した相のみ、やや大きい値を示
す。これは回路内のインピーダンスの減少分だけ大きな
電流となるからである。また欠相の場合は図4に示すご
とく、その相の電流は“0”となる。従って補正した各
相の電流波形と予め設定された値とを比較器22で比較
し、電流波形が設定値以上であれば、レアーショート
(異常)と判断して表示部23に出力させることによ
り、レアーショートの状態で適切な対応、処置ができ、
短絡もしくは欠相事故に至るのを未然に防ぐことができ
る。
【0011】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明の電動機制御装置によれば、主回路の電圧波形で補正
した電流波形の変化を捕えてレアーショートを判断する
ことにより、適切な対応、処置ができて短絡もしくは欠
相事故に至るのを未然に防ぐことができるという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動機制御装置の一実施例を示す
回路図
【図2】正常時の三相電流波形を示す波形図
【図3】レアーショート時の三相電流波形を示す波形図
【図4】欠相時の三相電流波形の波形図
【符号の説明】
3は主回路、5は電磁接触器、6は変流器(主回路電流
検出手段)、10は制御回路、11は論理演算回路、1
5はA/D変換回路、17は記憶回路、20は検出回
路、21は波形処理回路、22は比較器、23は表示部
を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源母線及び電動機間の主回路を開閉す
    る電磁接触器と主回路電流を検出する主回路電流検出手
    段と、前記電磁接触器を開閉するための起動及び停止操
    作信号を入力する入力回路と、前記変流器検出信号を異
    常判定用基準値と比較して異常の有無を判定し、異常時
    には警報指令を出力する論理演算回路とからなる電動機
    制御装置において、前記主回路の電圧を検出する電圧検
    出手段と、この電圧検出手段からの三相電圧波形及び前
    記主回路電流検出手段からの三相電流波形を検出する検
    出回路と、この検出回路で検出された三相電流波形を三
    相電圧波形に基づき電圧変動分を補正する波形処理回路
    と、この波形処理回路からの電流波形を予め設定された
    値と比較し異常と判断した際に表示部に出力する比較器
    とを設けたことを特徴とする電動機制御装置。
JP14478593A 1993-06-16 1993-06-16 電動機制御装置 Pending JPH077843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14478593A JPH077843A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 電動機制御装置

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JP14478593A JPH077843A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 電動機制御装置

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JPH077843A true JPH077843A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15370392

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JP14478593A Pending JPH077843A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 電動機制御装置

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JP (1) JPH077843A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100643691B1 (ko) * 2004-10-13 2006-11-10 삼성전자주식회사 모터의 오결선 검지방법
KR101224036B1 (ko) * 2012-07-27 2013-01-21 대한기전 주식회사 모니터링 기능을 갖춘 3상 전동기 제어반

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100643691B1 (ko) * 2004-10-13 2006-11-10 삼성전자주식회사 모터의 오결선 검지방법
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