JP3099922B2 - 電動機制御装置 - Google Patents

電動機制御装置

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JP3099922B2 JP04336904A JP33690492A JP3099922B2 JP 3099922 B2 JP3099922 B2 JP 3099922B2 JP 04336904 A JP04336904 A JP 04336904A JP 33690492 A JP33690492 A JP 33690492A JP 3099922 B2 JP3099922 B2 JP 3099922B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁接触器等の開閉器
を用いて電動機の開閉制御、保護を行なう電動機制御装
置に係り、特に電動機の起動電流に起因して発生する制
御装置内器具の損傷およびミストリップを防止を図った
電動機制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コントロールセンタの単位装置等
においては、マイクロコンピュータを応用することによ
り誘導電動機の運転・停止制御・保護・監視等の多数の
機能を備えた電動機制御装置を収納したものが供されて
いる。
【0003】この種の電動機制御装置の保護機能は、電
動機の主回路電流を異常判定用基準値と比較する監視を
常時行ない、過負荷・欠相・地絡等の異常を検出すると
主回路に接続した電磁接触器を開路することにより、電
動機を保護し、さらに異常原因を外部に表示するように
している。前記異常判定用基準値は、ある範囲内で任意
に設定ができ、例えば起動時間の長い負荷に対してはそ
の起動特性に合せた基準値を設定することにより正常な
保護機能が行なえるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電動機制御装置において、異常判定用基準値の設定は、
据え付け現場において電動機の起動電流、起動時間およ
び正常電流を実際に測定し、その測定値から基準値を決
め、これを設定するようにしている。
【0005】しかしながら、この場合において、設定時
間が長すぎると、電磁接触器の耐量を超えたり、配線用
遮断器の動作領域に入り、ミストリップしてしまうなど
の問題がある。そこで本発明の目的は、電動機の起動電
流による器具の損傷およびミストリップが防止できる電
動機制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による電動機制御
装置は、電源母線および電動機間の主回路を遮断するた
めの配線用遮断器および主回路を開閉するための電磁接
触器と、主回路電流を検出する電流変換器と、前記電磁
接触器を開閉するための起動および停止操作信号を入力
する入力回路と、前記電流変換器からの検出信号をある
範囲内で任意な値に設定可能な異常判定基準値と比較し
て異常の有無を判定し異常時に電磁接触器の開放指令を
出力する論理演算回路と、前記電動機の起動特性をサン
プリングし起動電流を記憶する記憶回路とを有する電動
機制御装置において、少なくとも前記配線用遮断器の動
作特性および前記電磁接触器の耐量特性があらかじめ設
定してある特性設定回路と、前記サンプリング値が設定
値を超えたときに警報信号を出力する警報回路を設けた
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】電動機の試運転など最初の運転で、起動開始
後、一定時間ごとに電流値を自動計測し、この時の電流
と時間を記憶させる。この値があらかじめ設定回路にて
設定されている配線用遮断器の特性および電磁接触器の
耐量を超えた場合、警報回路から警報信号が出力される
から、配線用遮断器のミストリップや電磁接触器などの
損傷を未然に防止できるようになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明をコントロールセンタに適用し
た一実施例について図面を参照しながら説明する。即
ち、図1にはコントロールセンタの1ユニット分の回路
構成が示されている。同図において、1は負荷である誘
導電動機2に電源を供給する三相の主回路で、この主回
路1には、配線用遮断器3、電磁接触器4、主回路電流
を検出するための電流変換器5および主回路の零相電流
を検出する零相変流器6が主回路器具として介在されて
いる。配線用遮断器3の負荷側と電磁接触器4の電源側
との間の主回路1の二相間には操作用変圧器7の一次巻
線7aが接続されている。この操作用変圧器7の二次巻
線7bの出力電圧は、操作回路用電源として母線8に印
加される。この母線8にこれを一方の電源線とするよう
に各一端が接続された電磁接触器4のコイル4a、及び
補助接点4b、起動操作スイッチ9、停止操作スイッチ
10の各他端は制御回路11の操作信号出力端子11
a、および操作信号入力端子11bに接続されている。
これより制御回路11は起動操作スイッチ9からの起動
信号及び停止操作スイッチ10からの停止信号を受けて
コイル4aを通断電することにより、電磁接触器4の開
閉を行うと共に、電流変換器5、零相変流器6からの電
流信号を入力して誘導電動機2の過負荷保護、欠相保
護、地絡保護等の保護動作を行う機能を有している。制
御回路11の電源は電磁接触器4のコイル4a等により
発生する開閉ノイズの侵入を防ぐために、操作用変圧器
7の二次側とは絶縁された三次巻線7cより供給される
ようになっている。
【0009】また制御回路11は、電流変換器5および
零相変流器6から出力された主回路電流の大きさに応じ
た検出電流を入力する電流検出回路12、この電流検出
回路12からの検出信号を演算して主回路電流の異常を
監視すると共に、電磁接触器4を開閉する駆動回路13
に指令を出力する論理演算回路14、主回路電流値や主
回路1の異常原因等を表示する表示回路15及び異常内
容を外部に出力するための外部出力回路16から構成さ
れている。制御回路11には、更に本発明の目的に対応
して記憶回路17が設けられ、この記憶回路17には図
2に示す起動開始から一定間隔tS でサンプリングされ
た電流値i(i1 …in )とその時間t(t1 …tn )
が記憶される。
【0010】特性設定回路18には、図2に示す配線用
遮断器の動作特性および電磁接触器の耐量が設定されて
いる。これにはコントロールセンタに使用される全ての
配線用遮断器および電磁接触器のデータが設定されてお
り、特性設定スイッチ19により該当する配線用遮断器
の特性および電磁接触器の耐量を選択する。
【0011】上記構成においてサンプリングされた起動
電流値iとその時間tが図2に示すように例えば配線用
遮断器では特性カーブIMCCBのi2 ポイント、電磁接触
器では耐量カーブIMCのiX ポイントを超えた場合、論
理演算回路14により警報回路20を介して警報信号を
出力すると共に表示回路15にて異常を表示するので、
ミストリップ防止および器具の損傷を防止できる。
【0012】
【発明の効果】本発明の電動機制御装置によれば、電動
機の運転によって電動機の起動特性が得られ、配線用遮
断器の動作特性および電磁接触器の耐量を超えた場合に
警報信号が出力されるから、ミストリップ防止および器
具の損傷が防止できる等優れた効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動機制御装置の一実施例を示す
回路図
【図2】電動機電流特性および保護条件である電流特性
を示す図
【符号の説明】
1は主回路、4は電磁接触器、5は電流変換器、6は零
相変流器、11は制御回路、12は電流検出回路、14
は論理演算回路、17は記憶回路、18は特性設定回
路、19は特性設定スイッチ、20は警報回路を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 5/28 - 5/44 H02P 7/36 - 7/66 H02H 7/08 H02P 1/26 H02P 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源母線および電動機間の主回路を遮断
    するための配線用遮断器および主回路を開閉するための
    電磁接触器と、主回路電流を検出する電流変換器と、前
    記電磁接触器を開閉するための起動および停止操作信号
    を入力する入力回路と、前記電流変換器からの検出信号
    をある範囲内で任意な値に設定可能な異常判定基準値と
    比較して異常の有無を判定し異常時に電磁接触器の開放
    指令を出力する論理演算回路と、前記電動機の起動特性
    をサンプリングし起動電流を記憶する記憶回路とを有す
    る電動機制御装置において、少なくとも前記配線用遮断
    器の動作特性および前記電磁接触器の耐量特性があらか
    じめ設定してある特性設定回路と、前記サンプリング値
    が設定値を超えたときに警報信号を出力する警報回路を
    設けたことを特徴とする電動機制御装置。
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