JPH0865013A - 集中定数型アイソレータ - Google Patents

集中定数型アイソレータ

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JPH0865013A
JPH0865013A JP6225785A JP22578594A JPH0865013A JP H0865013 A JPH0865013 A JP H0865013A JP 6225785 A JP6225785 A JP 6225785A JP 22578594 A JP22578594 A JP 22578594A JP H0865013 A JPH0865013 A JP H0865013A
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JP
Japan
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resistor
double
printed wiring
wiring board
sided printed
Prior art date
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Pending
Application number
JP6225785A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kamei
浩二 亀井
Norihiko Ono
典彦 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0865013A publication Critical patent/JPH0865013A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 120度ずつ交差し配置したストリップ導体
と、フェライト円板と、ストリツプ導体の入出力端子に
コンデンサと、ストリップ導体の一端にコンデンサと抵
抗を終端と形成した集中定数型アイソレータにおいて、
小形で、均一の特性のアイソレータにする。 【構成】 ストリップ導体1aを終端する抵抗9を、フ
ェライト円板2を収納する両面プリント板3aに、抵抗
配置用切り欠き21を設け、収納して、抵抗の実装高さ
を低くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波通信機等に
用いる非可逆回路素子である集中定数型アイソレータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の集中定数型アイソレータの部品配
置、及び構造を図3に示し、集中定数型アイソレータ
(以下、アイソレータと称す)の等価回路を図4に示
す。
【0003】図3(a)において、3本のストリップ導
体1aが、互いに120゜ずつの角度で、耐熱性絶縁フ
ィルムを介して、互いに絶縁されて重ねられ、全体が積
層された一体型のフレキシブル基板1に構成されてい
る。両面プリント配線板23には、フェライト円板2を
位置決めする貫通孔7、及び夫々120度で互いに交差
するストリップ導体1aの入出力端と接地端との間に接
続される整合用コンデンサ5を位置決めするための、そ
の裏面に、切り欠き8が設けられており、又、両面プリ
ント配線板23の両面に、夫々の部品が電気的に接続
し、導通するように入出力用電極10、接地電極11が
設けられて、表面と裏面の電極10(裏面は図示せず)
は、夫々スルーホール12によって導通している。従っ
て、夫々の部品が組み合わされてアイソレータ素子25
が構成されている。
【0004】図3(a)に示す樹脂ケース6には、両端
部に入力用端子(図示せず)、出力用端子13と及びア
ース端子14が一体に形成されており、ケース内部に取
り付けられるストリップ導体1aの端末が、これらの端
子に接続して外部へ導出されている。
【0005】組立手順としては、樹脂ケース6に、前記
フレキシブル基板1の夫々のストリップ導体1aと、フ
ェライト円板2と、両面プリント配線板23,24の上
下面に、電極を設けた整合用コンデンサ5、抵抗9の電
子部品を、図3(a)に示すように、配置し接続し、図
4に示すように、電気的に接続する。接続部分にはクリ
ーム半田を付着して重ねて収納積層し、半田付け部分を
加熱し、半田付けする。この場合、抵抗9は、両面プリ
ント配線板23上に配置される。その後、図3(b)に
示す上部マグネット15、下部マグネット16をアイソ
レータ素子25の樹脂ケース6に上下方向から組み付け
収納し、更に、樹脂ケース6の上下方向から軟磁性材の
上部磁性ヨーク17、及び下部磁性ヨーク18を装着し
て、集中定数型アイソレータが構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の集中定数型アイ
ソレータは、終端側に接続される抵抗9を両面プリント
配線板23上に配置しているため、上部マグネット15
は、抵抗9の厚み分だけ、両面プリント配線板上に配置
され、抵抗の厚さ分だけ組み立てられたアイソレータの
素子の高さが高くなってしまう。この時、上部マグネッ
ト15を抵抗9の内側になるように直径を小さくして、
両面プリント配線基板23の上に、上部マグネット15
を配置することもできるが、上部マグネット15の直径
を小さくすると、フェライト円板2とストリップ導体1
aに均一な磁界が印加できなくなり、好ましくない。本
発明は、アイソレータ素子の高さを抵抗の厚さ分だけ高
くすることなく、均一な磁界をフェライト円板に加える
ことができ、従来に比べて実装高さの低いアイソレータ
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による集中定数型
アイソレータは、抵抗を接続する両面プリント配線板に
抵抗を設置する切り欠きを設け、プリント配線板の厚さ
内に抵抗を配置することによって達成する。
【0008】即ち、本発明は、フェライト円板の一方の
面に平行に信号が入力し、及び出力する2端子と、2端
子より入力した信号が伝送し、他の一端が接地された、
互いに120度の角度で交差するストリップ導体と、前
記二つの入出力と接地間に接続された整合用コンデンサ
と、前記接地端子と接地間に接続した終端抵抗と、前記
フェライト円板に磁界印加用マグネットにより、磁界を
印加した集中定数型アイソレータを形成するのに、中央
にフェライト円板を収納する貫通孔と、該貫通孔に収め
たフェライト円板の上面に、前記ストリップ導体を配置
し、ストリップ導体の端部を接続する両面プリント配線
板にストリップ導体の一端を終端する抵抗を配置する抵
抗配置用切り欠きを設けてなることを特徴とする集中定
数型アイソレータである。
【0009】又、本発明は、前記抵抗配置用切り欠きを
コンデンサ用切り欠きと共用して前記終端する抵抗を整
合用コンデンサと併置し、実装してなることを特徴とす
る上記の集中定数型アイソレータである。
【0010】
【作用】本発明によれば、整合用の抵抗を両面プリント
配線板の厚さ内に配置することにより、上部マグネット
と下部マグネットをフェライト円板とフレキシブル基板
を接続した両面プリント配線板と、両面プリント配線板
の両外側面内に配置することができ、従来に比べて整合
用の抵抗の厚さ分だけの高さを低くでき、又、上部マグ
ネットと下部マグネットの間の間隔を狭くでき、マグネ
ット間の磁界が従来に比べて強くなり、上部マグネット
と下部マグネットの厚さを従来に比べて薄くできるの
で、アイソレータを小形化することがことができる。
【0011】
【実施例】図1に、本発明による集中定数型アイソレー
タの第一の実施例を示す。図1において、図3における
部品と同様のものは、同一の番号にて示している。図1
におけるアイソレータの基本構成、組立手順は、図3と
ほぼ同様であるが、両面プリント基板3aに抵抗9を装
着するための切り欠き21が設けてある。切り欠き21
は、本実施例では両面プリント基板3aに抵抗9の両端
電極の長さと幅に、接地電極11間に貫通枠状に切り欠
かれ、又、ストリップ導体1aに接続する電極11aに
接続して、抵抗配置用切り欠き21の内面上部に電極2
1aが取り付けられる。一方、接地電極11を上面に形
成した両面プリント配線板4には、抵抗9の一方の電極
9aの接する部分の周囲に絶縁層26が形成されてお
り、両面プリント配線板3aと両面プリント配線板4が
組み合わされた時、両面プリント配線板3aの電極21
aと抵抗9の電極9aは、半田ペーストで接合して半田
付けされる。抵抗9の電極9bは、接地電極11に、そ
のまま接地される。
【0012】図2は、両面プリント配線板3b、及びコ
ンデンサ5を接地電極11上に抵抗9と共に配置した、
本発明の第2の実施例で、従来のコンデンサを収めるコ
ンデンサ用切り欠き8の切り欠きの長さを延長して、上
下面に電極9a,9bを形成した抵抗9を、コンデンサ
5の高さと同じにして、コンデンサ用切り欠き8に配置
した例である。
【0013】組立手順としては、図1(a)に示すよう
に、樹脂ケース6に両面プリント配線板4を配置後、整
合用コンデンサ5を配置する。その後、整合用コンデン
サ5と切り欠き8を合わせて両面プリント配線板3aを
配置し、貫通孔7内にフェライト円板2、切り欠き21
内に抵抗9を収納後、ストリップ導体1aを積層したフ
レキシブル基板1を配置する。各端子、各電極面が導通
する部分には、クリーム半田を塗布し、組立後、半田部
分を加熱して半田付けする。その組立部品に、図1
(b)に示すように、上部マグネット15、下部マグネ
ット16、及び上部磁性ヨーク17、下部磁性ヨーク1
8を装着して、本発明による集中定数型アイソレータが
完成する。
【0014】
【発明の効果】本発明により、マグネットをプリント配
線板上に広く配置することができ、アイソレータの小形
化と特性の均一化が計れるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による集中定数型アイソレータの第一の
実施例を示す図。図1(a)は、アイソレータ素子の分
解斜視図。図1(b)は、アイソレータの分解斜視図。
【図2】本発明による集中定数型アイソレータの第二の
実施例における抵抗と整合用コンデンサを実装する部分
の正面断面図。
【図3】従来の集中定数型アイソレータの分解斜視図。
図3(a)はアイソレータ素子の分解斜視図。図3
(b)はアイソレータの分解斜視図。
【図4】集中定数型アイソレータの等価回路図。
【符号の説明】
1 フレキシブル基板 1a ストリップ導体 2 フェライト円板 3a,3b,4,23,24 両面プリント配線板 5 (整合用)コンデンサ 6 樹脂ケース 7 貫通孔 8 (コンデンサ用)切り欠き 9 抵抗 9a,9b,11a,21a 電極 10 入出力用電極 11 接地電極 12 スルーホール 13 出力用端子 14 アース端子 15 上部マグネット 16 下部マグネット 17 上部磁性ヨーク 18 下部磁性ヨーク 20 マグネット用貫通孔 21 (抵抗配置用)切り欠き 22 フェライト円板とストリップ導体によるインダ
クタ25 アイソレータ素子 26 絶縁層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェライト円板の一方の面に平行に信号
    が入力し、及び出力する2端子と、2端子より入力した
    信号が伝送し、他の一端が接地された、互いに120度
    の角度で交差するストリップ導体と、前記二つの入出力
    と接地間に接続された整合用コンデンサと、前記接地端
    子と接地間に接続した終端抵抗と、前記フェライト円板
    に磁界印加用マグネットにより、磁界を印加した集中定
    数型アイソレータを形成するのに、中央にフェライト円
    板を収納する貫通孔と、該貫通孔に収めたフェライト円
    板の上面に、前記ストリップ導体を配置し、ストリップ
    導体の端部を接続する両面プリント配線板にストリップ
    導体の一端を終端する抵抗を配置する抵抗配置用切り欠
    きを設けてなることを特徴とする集中定数型アイソレー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記抵抗配置用切り欠きをコンデンサ用
    切り欠きと共用して前記終端する抵抗を整合用コンデン
    サと併置し、実装してなることを特徴とする請求項1記
    載の集中定数型アイソレータ。
JP6225785A 1994-08-25 1994-08-25 集中定数型アイソレータ Pending JPH0865013A (ja)

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JP6225785A JPH0865013A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 集中定数型アイソレータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1107347A2 (en) * 1999-11-30 2001-06-13 Murata Manufacturing Co., Ltd. Nonreciprocal circuit device, communication apparatus, and method for manufacturing nonreciprocal circuit device
WO2017082178A1 (ja) * 2015-11-12 2017-05-18 三菱電機株式会社 非可逆回路素子、非可逆回路装置およびこれらの製造方法

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