JP4182926B2 - 非可逆回路素子及び通信装置 - Google Patents
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Description
ヨークの凹所内に、第1及び第2の中心電極を対向する二つの主面上に電極膜にて形成した誘電体基板と、前記第1及び第2の中心電極の近傍に配置されたフェライトと、該フェライトに直流磁界を印加する一対の永久磁石とを収容してなり、
前記ヨークの一部には外部接続用アース端子が形成され、
前記誘電体基板の端面にはアース電極及び外部接続用入出力電極がスルーホールとして形成され、
前記アース電極は前記ヨークに電気的に直接に接続され、
前記一対の永久磁石は前記誘電体基板の両主面に対向して配置され、かつ、前記ヨークに接着され、
前記フェライトはその主面が前記誘電体基板の主面と対向して該誘電体基板に固定され、
前記誘電体基板はその主面が実装面に対して垂直方向に配置されていること、
を特徴とする。
第1実施例である非可逆回路素子1Aは、図1に示すように、集中定数型のアイソレータであって、ヨーク10と、誘電体基板20と、フェライト40と、永久磁石45,45とで構成され、整合回路素子としてコンデンサ51,52、抵抗膜55(図2(B)参照、なお図2(B)は正面からの透視図である)を備えている。
第2実施例である非可逆回路素子1Bは、図4に示すように、ヨーク10の外部接続用アース端子18を上面部11の両側から下方に延在する形状としたものである。
第3実施例である非可逆回路素子1Cは、図5に示すように、ヨーク10を下側に配置し、外部接続用アース端子18を底面部14の両側から突出させている。さらに、誘電体基板20の下端面に切欠き部20cを形成すると共に、ヨーク10の底面部14にも切欠き部14aを形成し、これらの切欠き部20c,14aを互いに嵌合させている。
第4実施例である非可逆回路素子1Dは、図7に示すように、ヨーク10の底面部14に溝部14bを形成し、誘電体基板20の下端面に形成されている切欠き部20cを該溝部14bに嵌合させたものである。他の構成は第3実施例である前記非可逆回路素子1Cと同様であり、その作用効果も第3実施例と同様である。
第5実施例である非可逆回路素子1Eは、図8に示すように、ヨーク10に底面部14に加えて上面部11’,11’を設けたものである。
第6実施例である非可逆回路素子1Fは、図9に示すように、誘電体基板20の上端面に切欠き部20dを形成すると共に、ヨーク10の上面部11にも切欠き部11aを形成し、これらの切欠き部20d,11aを互いに嵌合させている。また、ヨーク10の下面部14’,14’にアース端子18が形成されている。
第7実施例である非可逆回路素子について、該素子を構成する誘電体基板20を図10に示す。この誘電体基板20には、前記コンデンサ51,52に代えて、誘電体基板20の主面20a,20b上にコンデンサ電極53a,53b,54a,54bを成膜し、必要な容量が形成されている。誘電体基板20の他の構成は第1実施例として図2に示した構成と同様である。また、非可逆回路素子を構成する他の構成も第1実施例と同様である。
ここで、前記非可逆回路素子を搭載した通信装置として、携帯電話を例にして説明する。図11は携帯電話320のRF部分の電気回路を示し、322はアンテナ素子、323はプレクサ、331は送信側アイソレータ、332は送信側増幅器、333は送信側段間用帯域通過フィルタ、334は送信側ミキサ、335は受信側増幅器、336は受信側段間用帯域通過フィルタ、337は受信側ミキサ、338は電圧制御発振器(VCO)、339はローカル用帯域通過フィルタである。
なお、本発明に係る非可逆回路素子及び通信装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
10…ヨーク
13…凹所
14b…溝部
18…外部接続用アース端子
20…誘電体基板
20a,20b…主面
20c,20d…切欠き部
21…第1の中心電極
22…第2の中心電極
31,32…スルーホール(外部接続用入出力電極)
35,36…スルーホール(アース電極)
40…フェライト
45…永久磁石
51,52…コンデンサ
53a,53b,54a,54b…コンデンサ電極
55…抵抗膜
60…実装面
Claims (9)
- ヨークの凹所内に、第1及び第2の中心電極を対向する二つの主面上に電極膜にて形成した誘電体基板と、前記第1及び第2の中心電極の近傍に配置されたフェライトと、該フェライトに直流磁界を印加する一対の永久磁石とを収容してなり、
前記ヨークの一部には外部接続用アース端子が形成され、
前記誘電体基板の端面にはアース電極及び外部接続用入出力電極がスルーホールとして形成され、
前記アース電極は前記ヨークに電気的に直接に接続され、
前記一対の永久磁石は前記誘電体基板の両主面に対向して配置され、かつ、前記ヨークに接着され、
前記フェライトはその主面が前記誘電体基板の主面と対向して該誘電体基板に固定され、
前記誘電体基板はその主面が実装面に対して垂直方向に配置されていること、
を特徴とする非可逆回路素子。 - 前記誘電体基板は樹脂製のプリント基板であることを特徴とする請求項1に記載の非可逆回路素子。
- さらに整合回路を備え、該整合回路を構成する素子がチップタイプであって前記誘電体基板の主面に固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の非可逆回路素子。
- さらに整合回路を備え、該整合回路を構成する抵抗が前記誘電体基板の主面上に抵抗膜として形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の非可逆回路素子。
- さらに整合回路を備え、該整合回路を構成する容量が前記誘電体基板の両主面上に形成した電極膜間に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の非可逆回路素子。
- 前記誘電体基板、前記フェライト又は前記永久磁石のうち少なくとも一つが前記ヨークに接着剤にて固定されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の非可逆回路素子。
- 前記誘電体基板に形成した切欠き部が前記ヨークに嵌合されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の非可逆回路素子。
- 前記誘電体基板の端部が前記ヨークに形成した溝部に嵌合されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の非可逆回路素子。
- 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の非可逆回路素子を備えたことを特徴とする通信装置。
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JP2004188942A JP4182926B2 (ja) | 2004-06-25 | 2004-06-25 | 非可逆回路素子及び通信装置 |
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WO2008096494A1 (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-14 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 非可逆回路素子 |
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