JPH086185Y2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH086185Y2
JPH086185Y2 JP1989096273U JP9627389U JPH086185Y2 JP H086185 Y2 JPH086185 Y2 JP H086185Y2 JP 1989096273 U JP1989096273 U JP 1989096273U JP 9627389 U JP9627389 U JP 9627389U JP H086185 Y2 JPH086185 Y2 JP H086185Y2
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thermostat
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cooling
temperature
heating
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正美 今西
秀明 田頭
俊介 大原
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祥道 中川
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は標準仕様の空気調和装置の操作回路部と制
御回路部間にコネクターユニツトを接続することによ
り、冷,暖房運転手動切換え仕様から自動切換え仕様に
変更し得る空気調和装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の空気調和装置としては、例えば第6図,第7図
に示すものがあり、第6図は通常のロータリスイツチに
よる切換方式、第7図は冷房,暖房自動切換方式であ
る。図において(1)は圧縮機用電動機、(2)は送風
機用電動機で、それぞれ後述する電磁接触器(6),
(7)のa接点(6a),(7a)に接続され、このa接点
(6a)(7a)はそれぞれ図示していない電源に接続され
ている。(3),(4)は図示していない制御用電源に
接続されたヒユーズで、(5)は運転用のロータリスイ
ツチで、送風,冷房,暖房の切換を行なう。(6)は圧
縮機用電磁接触器(7)は送風機用電磁接触器(7a1
は(7)のa接点、(8)は冷媒回路の途中に接続さ
れ、冷暖房運転切換用の四方弁のコイルである。(9)
は暖房運転途中に行うデフロスト時の冷風防止や暖房能
力不足を補うヒータ(図示せず)用電磁接触器で、(1
0)はヒータ用の温度開閉器、(11)は2ステツプの温
度調節用サーモでツマミにより温度の設定が可能であ
る。(11a)(11b)は温度調節用サーモ(11)の2ステ
ツプの接点で図の状態は温度が高い状態、つまり冷房運
転時を示している。温度が高→低に変化するとまず(11
a)の4−5間がOFFになり、更に温度が約2℃低下する
と(11b)の1−2間がOFFとなる。又温度が低い時(暖
房時)は(11a)の5−6間がON,(11b)の2−3間がO
Nで温度が低→高へ変化するとまず(11b)の2−3間が
OFFとなり、更に温度が約2℃上昇すると(11a)5−6
間がOFFとなる。(12),(13)は表示灯であり、(1
2)は異常表示用で高圧圧力開閉器や圧縮風電動機
(1)及び送風機用電動機(2)の過電流継電器(図示
せず)等よりなる保護装置(14)と並列に接続されてい
る。一方(13)は、運転表示用で送風機用電磁接触器
(7)と並列に接続されている。破線で回んだ部分は操
作回路部(15)を示しロータリスイツチ(5),温度調
節用サーモ(ボデイサーモ)(11),各表示灯(12),
(13)から構成される。A1〜A9の で示す部分は、コネクター9Pを表わし、 側が操作回路以外の電気品で構成された制御回路部側、
D側が操作回路部側を表わし はコネクタの接続を表わす。
次に上記構成の空気調和装置の動作を第6図について
説明する。
冷房の場合、ロータリスイツチ(5)を「断」の位置
より、冷房側へ回すとまず「送風」の位置となりヒユー
ズ(3),ロータリスイツチ(5)の端子からを通
して表示灯(12)(13)の直列回路に、同時にロータリ
スイツチ(5)の端子から,を回つて保護装置
(14)を通して送風機用電磁接触器(7)が励磁され
る。尚表示灯(12)は保護回路(14)により短絡されて
いるので点灯せず運転表示用の表示灯(13)が点灯す
る。送風機用電磁接触器(7)の励磁によりそのa接点
(7a)がONすることにより、送風機用電動機(2)が運
転を開始するとともにa接点(7a1)もONになり自己保
持回路が形成される。
ついでロータリースイッチ(5)をさらに回して「冷
房」の位置に切換えると、端子との間はOFFにな
り、端子から電磁接触器(7a1)を通じてロータリス
イツチ(5)の端子からを経て温度調節用サーモ
(ボデイサーモ)(11)の接点(11a)を通じ、圧縮機
用電磁接触器(6)が励磁され、そのa接点(6a)がON
になり圧縮機(1)が運転を開始し冷房運転になる。以
後、温度調節用サーモ(ボデイサーモ)(11)により自
動運転する。次に暖房の場合を説明する。温度調節用サ
ーモ(ボデイサーモ)(11)は冷房の場合の位置を示し
ており暖房の場合は(11a)(11b)共反転している。ロ
ータリスイツチ(5)を「断」の位置より暖房側へ回す
とまず「送風」の位置となる。この場合は前記冷房の場
合と同じなので省略する。
ついでロータリースイッチ(5)をさらに回して「暖
房」の位置に切換えると、端子と間はOFFになり端
子から電磁接触器(7a1)を通してロータリスイツチ
(5)の端子からを経て温度調節用サーモ(ボデイ
サーモ)(11)の接点(11a)を通じて圧縮機用電磁接
触器(6)を励磁しそのa接点(6a)がONになり圧縮機
(1)が運転を開始し、同時に四方弁(8)が励磁さ
れ、四方弁が作動し暖房回路となつて暖房運転をする。
又、温度調節用サーモ(ボデイサーモ)(11)の接点
(11b)を通じてヒータ用温度開閉器(10)を通してヒ
ータ用電磁接触器(9)も付勢される。暖房運転により
温度が上昇するとまず温度調節用サーモ(ボデイサー
モ)(11)の接点(11b)の3−2間がOFFとなりヒータ
(9)が停止する。さらに温度が上昇(約2℃)すると
接点(11a)の6−5間がOFFとなり圧縮機(1)が停止
し暖房運転が停止する。次に温度が低下してくるとまず
接点(11a)の6−5間がONとなり圧縮機(1)が運転
を開始し暖房運転になる。さらに温度が低下(約2℃)
すると接点(11b)の3−2間がONしてヒータ用電磁接
触器(9)も付勢され暖房フル運転となる。以後は上記
動作を繰り返しつつ自動運転をする。保護回路(14)が
作動すると電磁接触器(7)がOFFになることにより自
己保持用接点(7a1)がOFFし自己保持回路が解放され、
圧縮機用電磁接触器(6)、ヒータ用電磁接触器(9)
もOFFになり、圧縮機(1)、送風用電動機(2)が停
止し暖房運転が停止する。尚表示灯(12)と電磁接触器
(7)と表示灯(13)の合成インピーダンスの比により
表示灯(12)が点灯し、表示灯(13)が消灯する。冷房
の場合も同様である。
次に第7図について説明する。第6図との違いは、ロ
ータリスイツチ(5)の冷房及び暖房の端子の接続
と、温度調節用サーモ(ボデイサーモ)(11)の接続を
変更したもので他は同一であるので異なる部分の説明を
以下に行ない他は省略する。第7図は温度が高い状態
(冷房,暖房の端子は短絡されているので冷,暖の
区別はなく、この場合は表示をいずれの場合も空調と改
める。ロータリスイツチ(5)を「送風」より冷房(又
は暖房)へ切換えると端子から電磁接触器(7a1)を
通じてロータリスイツチ(5)の端子(又は)から
(又は)を経て温度調節用サーモ(ボデイサーモ)
(11)の端子より接点(11b)、次に接点(11a)を通
じて圧縮機用電磁接触器(6)を励磁し、そのa接点
(6a)がONになり圧縮機(1)が運転を開始し冷房運転
になる。温度が低下してくるとまず温度調節用サーモ
(ボデイサーモ)(11)の接点(11a)が反転し4−5
間がOFFとなり5−6間がONとなる。しかし5−6間がO
Nになつても電源と接続されない為圧縮機用電磁接触器
(6)は消磁しa接点(6a)がOFFになり圧縮機(1)
は停止して送風運転になる。冷房運転停止により温度が
上昇してくると再び温度調節用サーモ(ボデイサーモ)
(11)の接点(11a)は反転し冷房運転となり、冷房の
サーモによる自動運転となる。
ところが冷房運転が停止してもなお温度が低下(約2
℃)すると温度調節用サーモ(ボデイサーモ)(11)の
接点(11b)も反転し、1−2間がOFF、2−3間がONに
なり、端子より接点(11b)(11a)を通じて圧縮機用
電磁接触器(6)を励磁しそのa接点(6a)がONするこ
とにより圧縮機(1)が運転を開始すると共に四方弁用
コイル(8)も励磁して四方弁(図示せず)を切換え暖
房運転となる。このように第7図の場合、温度調節用サ
ーモ(ボデイサーモ)(11)により冷房運転、暖房運転
及び冷房から暖房へ又は暖房から冷房へ温度により自動
的に選択して運転される。
尚、ヒータ用電磁接触器(9)は、必要な場合は、別
の温度調節用サーモ(図示せず)を取り付け、このサー
モによりヒータへの通電が制御されるように構成される
がこのサーモの温度設定は、温度調節用サーモ(ボデイ
サーモ)(11)の設定温度より低く設定される。
又、温度調節用サーモ(11)は空気調和装置に取付け
られているがこの接続を外し、空気調和装置以外の場所
(空気調和をしている部屋)に設置した温度調節用サー
モ(ルームサーモ)(図示せず)を接続する作業をする
ことによりルームサーモによる自動運転も行なえる。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の空気調和装置は以上のように構成されており第
6図の回路のもので生産され、客先の要求により第7図
の自動切換仕様に変更する場合、現地にて配線の接続変
更をしなければならず、非常に手間がかかり、施工時間
の延長や、配線ミスによる機器の破損をひきおこしたり
無駄な費用,労力時間を費す等の問題があつた。
この考案は上記のような問題を解消するためになされ
たもので簡単な作業で短時間に切換スイツチによる手動
切換仕様から温度調節用サーモ(ボデイサーモ)あるい
は本体外に設置した温度調節用サーモ(ルームサーモ)
による冷暖房運転自動切換仕様に変換できる装置を得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、圧縮機、四方弁、非利用側熱交換器、絞
り装置及び利用側熱交換器により構成された冷媒回路、
並びに上記各熱交換器に被熱交換空気を供給する送風機
を有し、送風、冷房、暖房運転の切換を行うロータリス
イッチ、温度調節用サーモスタット等より構成された操
作回路部と、上記圧縮機用、送風機用電磁接触器等によ
り構成された制御回路部とをコネクターにより接続した
標準仕様電気回路を備えた空気調和装置において、第1
のコネクターとリード線により構成されるコネクターユ
ニットを設け、このコネクターユニットを上記操作回路
部と上記制御回路部との間にコネクタ接続するだけで手
動による冷房、暖房運転切換仕様から温度調節用サーモ
スタットによる自動切換仕様に変更できるようにしたも
のである。
〔作用〕
この考案は、操作回路部と制御回路部との間にコネク
ターユニットをコネクタ接続することにより、上記コネ
クターユニットのリード線で上記操作回路部と制御回路
部との間の配線が変更でき、他に付属部品を取付けるこ
となしに、また別途に配線の変更を行うことなしに、手
動による冷房暖房運転切換仕様から温度調節用サーモス
タットによる自動切換仕様に変更できる。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明する。
第1図〜第5図に於いて、(15)は操作回路部でA1〜
A12の で示す部分はコネクター12Pを表わし、D側が操作回路
部(15)側を表わし、 側が制御回路部(17)側を表わす。(16)は第1のコネ
クター(16a)とリード線(16b)、及びこのリード線の
途中に設けられた第2のコネクター(16c)とにより構
成され、上記第2のコネクター(16c)を抜き差しする
ことにより上記リード線(16b)を開路、或は接続でき
るようにしたコネクターユニツトで は操作回路部(15)側のコネクタDと、又D側は制御回
路部(17)側 と接続できる。第1図は第3図の回路に第4図の如く第
2のコネクタ(16c)を挿入接続したコネクタユニツト
(16)をコネクター接続した要部を表わし、第2図は第
3図の回路に第5図の如く第2のコネクタ(16c)を外
したコネクタユニツト(16)を接続し、端子T5,T6,T8に
空気調和装置外の場所(空調している部屋等)に設けら
れた温度調節用サーモスタツト(ルームサーモ等)を破
線の如く接続したところを示している。他の各構成は、
第6図,第7図の従来装置と同様であるため対応する部
分に同一の符号を付してその説明を省略する。
次に上記構成の空気調和装置の動作を第3図について
説明する。
冷房の場合、ロータリスイツチ(5)を「断」の位置
より、冷房側へ回すとまず「送風」の位置となりヒユー
ズ(3)、ロータリスイツチ(5)の端子からを通
して表示灯(12)(15)の直列回路に、同時にロータリ
スイツチ(5)の端子から,を回つて保護装置
(14)を通して送風機用電磁接触器(7)が励磁され
る。尚表示灯(12)は保護回路(14)により短絡されて
いるので点灯せず運転表示用の表示灯(13)が点灯す
る。
送風機用電磁接触器(7)の励磁によりそのa接点
(7a)がONすることにより、送風機用電動機(2)が運
転を開始するとともにa接点(7a1)もONになり自己保
持回路が形成される。
ついで、ロータリースイッチ(5)をさらに回して
「冷房」の位置に切換えると、端子との間はOFFに
なり、端子から電磁接触器(7a1)を通じてロータリ
スイツチ(5)の端子からを経てコネクタA6からA1
1を通り温度調節用サーモ(ボデイサーモ)(11)の接
点(11a)を通じ圧縮機用電磁接触器(6)が励磁さ
れ、そのa接点(6a)がONになり圧縮機(1)が運転を
開始し、冷房運転になる。以後は温度調節用サーモ(ボ
デイサーモ)(11)により自動運転をする。
次に暖房運転の場合を説明する。温度調節用サーモ
(ボデイサーモ)(11)は冷房の場合の位置を示してお
り暖房の場合は接点(11a)(11b)共反転している。ロ
ータリスイツチ(5)を「断」の位置より、暖房側へ回
すとまず「送風」の位置となる。この場合は、前記冷房
の場合と同じなので省略する。ついでロータリースイッ
チ(5)をさらに回して「暖房」の位置に切換えると、
端子と間はOFFになり、端子から電磁接触器(7a
1)を通じてロータリスイツチ(5)の端子からを
経てコネクタA12からA5を通し温度調節用サーモ(ボデ
イサーモ)(11)の接点(11a)を通じて圧縮機用電磁
接触器(6)を励磁し、そのa接点(6a)がONになり、
圧縮機(1)が運転を開始し、同時に四方弁が作動し、
暖房回路となつて暖房運転をする。
又、温度調節用サーモ(ボデイサーモ)(11)の接点
(11b)を通じてヒータ用温度開閉器(10)を通してヒ
ータ(9)も起動する。暖房運転により温度が上昇する
とまず温度調節用サーモ(ボデイサーモ)(11)の接点
(11b)の3−2間がOFFとなりヒータ(9)が停止す
る。さらに温度が上昇(約2℃)すると接点(11a)の
6−5間がOFFとなり圧縮機(1)が停止し暖房運転が
停止する。次に温度が低下してくるとまず(11a)の6
−5間がONとなり圧縮機(1)が運転を開始し暖房運転
になる。さらに温度が低下(約2℃)すると接点(11
b)の3−2間がONしてヒータ(9)も起動し暖房フル
運転となる。以後は上記動作を繰り返しつつ自動運転を
する。保護回路(14)が作動すると電磁接触器(7)が
OFFになることにより自己保持用接点(7a1)がOFFし自
己保持回路が解放され、圧縮機用電磁接触器(6),ヒ
ータ(9)もOFFになり、圧縮機(1)、送風用電動機
(2)が停止し暖房運転が停止する。尚表示灯(12)と
電磁接触器(7)と表示灯(13)の合成インピーダンス
の比により表示灯(12)が点灯し表示灯(15)が消灯す
る。冷房の場合も同様である。
次に第1図について説明する。第1図は第3図と異な
る要部を表わしたものであり、他の部分は同じである。
第3図との違いは、コネクターを外しその間に第4図に
示す如く第2のコネクタ(16c)を挿入接続したコネク
タユニツト(16)を挿入接続したものである。
第1図は温度が高い状態(冷房時)を表わしている。
ロータリスイツチ(5)の冷房・暖房の端子はコネ
クタユニツト(16)の第1のコネクタA6とA12を介して
短絡されていることにより冷房・暖房の区別がなくどち
らに回しても同じである。又第1のコネクターA12は第
2のコネクタ(16c)のコネクタB3,B4を通してA9と短絡
して温度調節用サーモ(ボデイサーモ)(11)の端子
に接続される。
さらに第1のコネクタA10とA11が第2のコネクタB2,B
1を通して短絡されることにより、温度調節用サーモ
(ボデイサーモ)(11)の端子とが短絡され第7図
の回路と同じになる。以下動作は第7図と同じであるの
で省略するが第3図の回路に第2のコネクタ(16c)を
接続したコネクタユニツト(16)を挿入接続するのみで
温度調節用サーモ(ボデイサーモ)(11)により冷房運
転,暖房運転及び冷房から暖房へ、暖房から冷房へ温度
により自動的に選択して運転される。
次に第2図について説明する。第2図は第1図から第
2のコネクタ(16c)を外してB1−B2,B3−B4,B5−B6,B7
−B8の接続を開路にし、温度調節用サーモ(ボデイサー
モ)(11)の接続を全て宙に浮かしかわりに空気調和装
置外の場所(空調している部屋等)に設けられた温度調
節用サーモスタツト(ルームサーモ)(18)を端子T5,T
6,T8に接続した要部を表わしたものであり他の部分は同
じである。
第3図との違いは、コネクターを外し、その間に第5
図に示す如く第2のコネクター(16c)を外したコネク
タユニツト(16)を挿入接続し、かつ空気調和装置外の
場所(空調している部屋等)に設けた温度調節用サーモ
スタツト(ルームサーモ)(18)を端子T5,T6,T8に接続
したものである。これは温度調節用サーモスタツト(ボ
デイサーモ)(11)が温度調節用サーモスタツト(ルー
ムサーモ)(18)にかわつたのみで第7図の回路と同じ
になる。以下動作は第7図と同じであるので省略する。
以上のように、第3図の回路にコネクタユニツト(16)
を挿入接続するのみで、ボデイサーモ(11)による冷
房,暖房の自動切換運転方式になる。又第2のコネクタ
(16c)を外してルームサーモ(18)等による冷房暖房
の自動切換運転方式にかえることができる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案は、第1のコネクターとリード
線により構成されるコネクターユニットを設け、このコ
ネクターユニットを操作回路部と制御回路部との間にコ
ネクタ接続するだけで手動による冷房、暖房運転切換仕
様から温度調節用サーモスタットによる自動切換仕様に
変更できるようにしたので、配線の接続変更を必要とせ
ず、コネクターユニット以外の付属部品を必要とせず、
不要となる部品を生じることなく、従って、簡単に、迅
速に、無駄なく、確実に信頼性高く、手動による冷房、
暖房運転切換仕様から温度調節用サーモスタットによる
自動切換仕様に変更できる、という格別の効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はこの考案の一実施例による空気調和装
置の要部電気回路図、第3図は第1図,第2図に対応す
る標準仕様電気回路図、第4図は第1図に示す電気回路
のコネクターユニツト部分の接続を示す回路図、第5図
は第2図に示す電気回路のコネクターユニツト部分の接
続を示す回路図、第6図,第7図は従来の空気調和装置
の電気回路図である。 図中、(1)は圧縮機用電動機、(2)は送風機用電動
機(5)はロータリスイツチ、(6)は圧縮機用電磁接
触器、(7)は送風機用電磁接触器、(8)は四方弁コ
イル、(11)は温度調節用サーモスタツト、(15)は操
作回路部、(16)はコネクターユニツト、(16a)は第
1のコネクタ、(16b)はリード線、(16c)は第2のコ
ネクタ、(17)は制御回路部、(18)は空気調和装置外
の場所に設けた温度調節用サーモスタツト(ルームサー
モ等)である。 尚各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大原 俊介 和歌山県和歌山市手平6丁目5番66号 三 菱電機株式会社和歌山製作所内 (72)考案者 木戸 斉 和歌山県和歌山市手平6丁目5番66号 三 菱電機株式会社和歌山製作所内 (72)考案者 中川 祥道 和歌山県和歌山市手平6丁目5番66号 三 菱電機株式会社和歌山製作所内 (56)参考文献 特開 昭53−73852(JP,A) 特開 昭57−204743(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、四方弁、非利用側熱交換器、絞り
    装置及び利用側熱交換器により構成された冷媒回路、並
    びに上記各熱交換器に被熱交換空気を供給する送風機を
    有し、送風、冷房、暖房運転の切換を行うロータリスイ
    ッチ、温度調節用サーモスタット等より構成された操作
    回路部と、上記圧縮機用、送風機用電磁接触器等により
    構成された制御回路部とをコネクターにより接続した標
    準仕様電気回路を備えた空気調和装置において、第1の
    コネクターとリード線により構成されるコネクターユニ
    ットを設け、このコネクターユニットを上記操作回路部
    と上記制御回路部との間にコネクタ接続するだけで手動
    による冷房、暖房運転切換仕様から温度調節用サーモス
    タットによる自動切換仕様に変更できることを特徴とす
    る空気調和装置。
JP1989096273U 1989-08-17 1989-08-17 空気調和装置 Expired - Lifetime JPH086185Y2 (ja)

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JPS59112144A (ja) * 1982-12-20 1984-06-28 Hitachi Ltd 空気調和機の操作回路

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