JP3109233B2 - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JP3109233B2
JP3109233B2 JP04097812A JP9781292A JP3109233B2 JP 3109233 B2 JP3109233 B2 JP 3109233B2 JP 04097812 A JP04097812 A JP 04097812A JP 9781292 A JP9781292 A JP 9781292A JP 3109233 B2 JP3109233 B2 JP 3109233B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の運転制
御装置に関し、特に、応急運転の制御対策に係るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和装置には、特開平1−
147269号公報に開示されているように、容量調節
用のアンロード機構及びインバータを備えた圧縮機が設
けられた室外ユニットに室内ユニットが接続されてたも
のがあり、温度センサが蒸発温度などの冷媒温度を検出
して、該冷媒温度が所定温度になると、上記圧縮機の容
量を増減制御して空調能力を負荷に対応させるようにし
ている。
【0003】そして、上記インバータの故障時などにお
いて、応急運転を行う応急運転手段を設け、応急運転時
に最低限の運転を行えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
において、応急運転手段は、コネクタなどで構成され、
電気回路を切換えて圧縮機や熱交ファンを駆動するよう
にしている。つまり、例えば、上記熱交ファンは、マイ
コンからの制御信号によって作動するドライバが4つの
ファンリレーを制御し、高速と中速と低速と微速とに切
換えられるように構成されており、上記応急運転手段
は、2つのファンリレーの励磁コイルを励磁して熱交フ
ァンを所定風速で駆動するようにしている。
【0005】しかしながら、上記応急運転手段において
は、マイコンが正常である場合、複数のファンリレーが
作動してファンモータを焼損させるという問題があっ
た。つまり、応急運転時に作動させるファンリレーの励
磁コイルの一端を接地させるのみであるため、他のファ
ンリレーの励磁コイルはマイコンからの制御信号によっ
て励磁され、ファンリレーが作動することになる。一
方、上記応急運転手段は、単に異常時のみならず、試運
転時や検査時にも使用されるので、該応急運転手段によ
って2つのファンリレーが作動すると同時に、他のファ
ンリレーがマイコンからの制御信号によって作動する場
合があり、その際、ファンモータが焼損するという問題
があった。
【0006】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、応急運転時に所定のリレーのみが作動するようにし
て、各種モータの焼損等を防止することを目的としたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、応急運転時に所定のリレ
ーのみに電力供給されるようにしたものである。
【0008】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、空調運転を制御する空
調制御手段(AC)と、該空調制御手段(AC)の制御信号によ
ってアクチュエータ(2a)を駆動させるリレー回路(52)と
を備えた空気調和装置の運転制御装置を前提としてい
る。そして、上記空調制御手段(AC)には、リセットポー
ト(P1)をグランドに接続してリセットさせるリセット回
路(28)が接続されている。更に、上記リレー回路(52)
は、複数のリレー(Ry11,〜,Ry14)の励磁コイル(R11a,
〜,R14a)が並列に接続されて構成され、該励磁コイル(R
11a,〜,R14a)の一端が電源ライン(51)に、他端が空調制
御手段(AC)に接続されている。加えて、応急運転時に駆
動させるリレー(Ry13, Ry14)の励磁コイル(R13a, R14a)
と空調制御手段(AC)との間には、該励磁コイル(R13a, R
14a)の制御側端部を空調制御手段(AC)に直結する通常運
転状態と、該励磁コイル(R13a, R14a)の制御側端部及び
上記リセットポート(P1)をグランドに接続する応急運転
状態とに切換自在な切換手段(7a)が介設された構成とし
ている。
【0009】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明と同様に空調制御手段(AC)とリ
レー回路(52)とを備えた空気調和装置の運転制御装置を
前提としている。そして、上記リレー回路(52)は、複数
のリレー(Ry11,〜,Ry14)の励磁コイル(R11a,〜,R14a)が
並列に接続されて構成され、通常運転時に励磁させる励
磁コイル(R11a, R12a)の一端は第1電源ライン(55)に、
他端は上記空調制御手段(AC)にそれぞれ接続される一
方、通常運転時と応急運転時とに励磁させる励磁コイル
(R13a, R14a)の一端は第2電源ライン(56)に、他端は上
記空調制御手段(AC)にそれぞれ接続されている。加え
て、応急運転時に駆動させるリレー(Ry13, Ry14)の励磁
コイル(R13a, R14a)と空調制御手段(AC)との間及び上記
第1電源ライン(55)には、該励磁コイル(R13a, R14a)の
制御側端部を空調制御手段(AC)に直結する通常運転状態
と、該励磁コイル(R13a, R14a)の制御端部をグランドに
接続すると共に、上記第1電源ライン(55)を遮断する応
急運転状態とに切換自在な切換手段(7b)が介設された構
成としている。
【0010】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
通常の空調運転時において、リレー回路(52)の切換手段
(7a)は、リレー(Ry13, Ry14)の励磁コイル(R13a, R14a)
を空調制御手段(AC)に直結している。この結果、各リレ
ー(Ry11,〜,Ry14)の励磁コイル(R11a,〜,R14a)が全て空
調制御手段(AC)に接続され、該空調制御手段(AC)からの
制御信号によってリレー(Ry11,〜,Ry14)が駆動し、各励
磁コイル(R11a,〜,R14a)を励磁又は消磁してアクチュエ
ータ(2a)を制御している。
【0011】一方、信号伝送の異常時などにおいて、応
急運転を行う場合、上記切換手段(7a)を切換え、この切
換えにより、応急運転時に駆動するリレー(Ry13, Ry14)
の励磁コイル(R13a, R14a)における制御側端部がグラン
ドに接続されると共に、空調制御手段(AC)のリセットポ
ート(P1)がグランドに接続されることになる。この結
果、所定のリレー(Ry13, Ry14)のみが駆動し、他のリレ
ー(Ry11, Ry12)は、空調制御手段(AC)がリセット状態に
保持されるので、駆動することが防止される。
【0012】また、請求項2に係る発明では、通常の空
調運転時において、リレー回路(52)の切換手段(7b)は、
リレー(Ry13, Ry14)の励磁コイル(R13a, R14a)を空調制
御手段(AC)に直結すると共に、第1電源ライン(55)を導
通させている。この結果、各リレー(Ry11,〜,Ry14)の励
磁コイル(R11a,〜,R14a)が全て電源ライン(55, 56)に接
続されると共に、空調制御手段(AC)に接続され、該空調
制御手段(AC)からの制御信号によってリレー(Ry11,〜,R
y14)が駆動し、各励磁コイル(R11a,〜,R14a)を励磁又は
消磁してアクチュエータ(2a)を制御している。
【0013】一方、信号伝送の異常時などにおいて、応
急運転を行う場合、上記切換手段(7b)を切換え、この切
換えにより、応急運転時に駆動するリレー(Ry13, Ry14)
の励磁コイル(R13a, R14a)における制御側端部がグラン
ドに接続されると共に、第1電源ライン(55)が遮断され
ることになる。この結果、所定のリレー(Ry13, Ry14)の
みが電力供給されて駆動することになる。
【0014】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
応急運転時に駆動するリレー(Ry13, Ry14)の励磁コイル
(R13a, R14a)と空調制御手段(AC)との間に切換手段(7a)
を設け、該応急運転時に励磁コイル(R13a, R14a)の一端
をグランドに接続すると共に、空調制御手段(AC)をリセ
ット状態にするようにしたために、応急運転時に所定の
リレー(Ry13, Ry14)のみを駆動することができる。この
結果、試運転時などのようにマイコンが正常な場合にお
いて、他のリレー(Ry11, Ry12)が駆動することがなく、
モータ等に過電流が流れることを確実に防止することが
できるので、応急運転の信頼性を向上させることができ
る。
【0015】また、請求項2に係る発明によれば、応急
運転時に駆動するリレー(Ry13, Ry14)の励磁コイル(R13
a, R14a)のみに電力供給するようにしたために、請求項
1に係る発明と同様に応急運転時に所定リレー(Ry13, R
y14)のみを駆動することができると共に、リセット処理
を要しないので、より確実な応急運転を行うことができ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2に示すように、 (1)空気調和装置の室
外制御ユニットであって、室内制御ユニット(2) に2本
の電源線(3a, 3b)と1本の信号線(3c)とを介して接続さ
れている。そして、該室外制御ユニット(1) は室外ユニ
ットを、室内制御ユニット(2) は室内ユニットをそれぞ
れ制御しており、図示しないが、該室外ユニットは、圧
縮機、室外ファンを有する室外熱交換器及び室外電動膨
脹弁等を備える一方、上記室内ユニットは室内ファンを
有する室内熱交換器等を備え、該室外ユニット及び室内
ユニットにより空調運転を行っている。
【0017】上記室内制御ユニット(2) は、本体マイコ
ン(21)及び該本体マイコン(21)にハンドシェイクライン
を介して接続された伝送マイコン(22)を備えると共に、
送信部(23)及び受信部(24)を備えており、該送信部(23)
及び受信部(24)は、上記電源線(3a, 3b)の間に接続され
ており、該送信部(23)と受信部(24)との間に信号線(3c)
が接続されている。そして、図示しないが、上記送信部
(23)はフォトトライアックを、上記受信部(24)はフォト
カプラを備え、上記本体マイコン(21)からの制御情報を
送信部(23)が送信する一方、受信部(24)が受信した制御
情報を上記本体マイコン(21)が取込むように構成されて
いる。
【0018】更に、上記両電源線(3a, 3b)には、室内フ
ァンのファンモータ(2a)がファンリレー(Ry11,〜,Ry14)
を介して接続されると共に、補助空気ヒータ(2b)、ドレ
ンポンプのポンプモータ(2c)、スイングフラップのフラ
ップモータ(2d)及び露付防止ヒータ(2e)がリレー(Ry2,
Ry3, Ry4, Ry5)を介して接続されている。また、上記両
電源線(3a, 3b)には、トランス(25)が接続され、該トラ
ンス(25)を介して上記本体マイコン(21)などに電力供給
されている。そして、上記本体マイコン(21)には、EE
PROM(26)が接続され、該EEPROM(26)は、各種
の制御情報が記憶されるように構成されている。
【0019】一方、上記伝送マイコン(22)には、インタ
ーフェイス(27)を介してリモコン(4) が接続され、該リ
モコン(4) より設定温度などの運転情報が入力されて室
内制御ユニット(2) に伝送されている。
【0020】また、本発明の特徴として、上記本体マイ
コン(21)には、リレードライブ回路(5a)が接続されると
共に、該リレードライブ回路(5a)にはエマージェンシ回
路(6a)が接続されている。該リレードライブ回路(5a)
は、図3に示すように、電源ライン(51)にリレー回路(5
2)が接続されると共に、該リレー回路(52)にドライバ(5
3)が接続されて構成され、上記電源ライン(51)には電源
(54)が接続されている。
【0021】上記リレー回路(52)は、ファンモータ(2a)
を制御する4つの第1〜第4ファンリレー(Ry11,〜,Ry1
4)が並列に接続されて構成されており、該各ファンリレ
ー(Ry11,〜,Ry14)の励磁コイル(R11a,〜,R14a)を励磁又
は消磁して室内ファンの風速を制御するようになってい
る。そして、上記ファンリレー(Ry11,〜,Ry14)の一端
は、電源ライン(51)に接続され、他端はドライバ(53)に
接続されている。
【0022】また、上記ドライバ(53)は、本体マイコン
(21)に接続され、該本体マイコン(21)の制御信号によっ
て上記ファンリレー(Ry11,〜,Ry14)の励磁コイル(R11a,
〜,R14a)を励磁及び消磁するように構成され、該本体マ
イコン(21)とドライバ(53)によって空調制御手段(AC)を
構成している。更に、上記本体マイコン(21)のリセット
ポート(P1)には、該リセットポート(P1)をグランドに接
続して本体マイコン(21)をリセットするリセット回路(2
8)が接続されている。
【0023】上記ファンリレー(Ry11,〜,Ry14)のうち応
急運転時に駆動する2つの第3及び第4ファンリレー(R
y13, Ry14)の励磁コイル(R13a, R14a)とドライバ(53)と
の間には、切換手段であるコネクタ(7a)が設けられ、該
コネクタ(7a)は、1つの雄型コネクタ(71)と第1雌型コ
ネクタ(72)及び第2雌型コネクタ(73)とよりなり、それ
ぞれ3つの接続端子を有している。
【0024】該雄型コネクタ(71)の各接続端子は、2つ
の第3及び第4ファンリレー(Ry13,Ry14)の励磁コイル
(R13a, R14a)と本体マイコン(21)のリセットポート(P1)
に接続され、上記第1雌型コネクタ(72)の2つの端子
は、ドライバ(53)に接続されると共に、1つの端子は、
開放され、上記第2雌型コネクタ(73)の各接続端子は、
グランドに接続されたアースライン(74)が接続され、上
記雄型コネクタ(71)と第2雌型コネクタ(73)とアースラ
イン(74)とで上記エマージェンシ回路(6a)を構成してい
る。そして、上記コネクタ(7a)は、上記2つの第3及び
第4ファンリレー(Ry13, Ry14)における励磁コイル(R13
a, R14a)の制御側端部をドライバ(53)に直結する通常運
転状態と、該2つの第3及び第4ファンリレー(Ry13, R
y14)における励磁コイル(R13a, R14a)の制御側端部及び
上記リセットポート(P1)をグランドに接続する応急運転
状態とに切換自在に構成されている。
【0025】次に、上記空気調和装置の動作について説
明する。先ず、室外制御ユニット(1) と室内制御ユニッ
ト(2) とは、信号線(3c)を介して制御情報を送受信して
おり、該室内制御ユニット(2) は送信部(23)より制御情
報を室外制御ユニット(1) に送信する一方、受信部(24)
で制御情報を受信している。そして、上記室外制御ユニ
ット(1) は圧縮機などの室外アクチュエータを制御する
一方、室内制御ユニット(2) の本体マイコン(21)は室内
ファンのファンモータ(2a)などの室内アクチュエータを
制御して、空調運転を制御している。
【0026】そして、通常の空調運転時において、リレ
ー回路(52)のコネクタ(7a)は、雄型コネクタ(71)を第1
雌型コネクタ(72)に接続して第3及び第4ファンリレー
(Ry13, Ry14)の励磁コイル(R13a, R14a)をドライバ(53)
に直結している。この結果、各ファンリレー(Ry11,〜,R
y14)の励磁コイル(R11a,〜,R14a)が全てドライバ(53)に
接続され、本体マイコン(21)からの制御信号によってド
ライバ(53)が駆動し、各励磁コイル(R11a,〜,R14a)を励
磁又は消磁してファンモータ(2a)を制御し、室内ファン
を所定の風速に設定している。
【0027】尚、リセット回路(28)は、イニシャライズ
時などに本体マイコン(21)のリセットポート(P1)をグラ
ンドに接続して該本体マイコン(21)をリセットする。
【0028】一方、信号伝送の異常時などにおいて、応
急運転を行う場合、上記コネクタ(7a)の雄型コネクタ(7
1)を第2雌型コネクタ(73)に切換え接続する。この切換
えにより、第3及び第4ファンリレー(Ry13, Ry14)の励
磁コイル(R13a, R14a)の制御側端部がグランドに接続さ
れると共に、本体マイコン(21)のリセットポート(P1)が
グランドに接続されることになる。この結果、2つの第
3及び第4ファンリレー(Ry13, Ry14)のみが駆動して室
内ファンが所定の風速で駆動することになる。その際、
他の2つの第1及び第2ファンリレー(Ry11, Ry12)は、
本体マイコン(21)がリセット状態に保持されるので、駆
動することがなく、上記ファンモータ(2a)に過電流が流
れることはない。
【0029】従って、本実施例によれば、応急運転時に
駆動する第3及び第4ファンリレー(Ry13, Ry14)の励磁
コイル(R13a, R14a)とドライバ(53)との間にコネクタ(7
a)を設け、該応急運転時に励磁コイル(R13a, R14a)の一
端をグランドに接続すると共に、本体マイコン(21)をリ
セット状態にするようにしたために、応急運転時に第3
及び第4ファンリレー(Ry13, Ry14)のみを駆動すること
ができる。この結果、試運転時などのように本体マイコ
ン(21)が正常な場合において、他の第1及び第2ファン
リレー(Ry11, Ry12)が駆動することがなく、ファンモー
タ(2a)に過電流が流れることを確実に防止することがで
きるので、応急運転の信頼性を向上させることができ
る。
【0030】図4及び5は、請求項2に係る発明の実施
例を示しており、リレードライブ回路(5b)におけるファ
ンリレー(Ry11,〜,Ry14)に電力供給する電源ラインを2
系統にしたものである。具体的に、電源ラインは、第1
電源ライン(55)と第2電源ライン(56)とに分岐されてい
る。
【0031】一方、第1ファンリレー(Ry11)と第2ファ
ンリレー(Ry12)との励磁コイル(R11a, R12a)は、一端が
第1電源ライン(55)に、他端がドライバ(53)にそれぞれ
接続され、第3ファンリレー(Ry13)と第4ファンリレー
(Ry14)との励磁コイル(R13a,R14a)は、一端が第2電源
ライン(56)に、他端がドライバ(53)にそれぞれ接続され
ている。
【0032】また、切換手段であるコネクタ(7b)は、応
急運転時に駆動する第3ファンリレー(Ry13)及び第4フ
ァンリレー(Ry14)の励磁コイル(R13a, R14a)とドライバ
(53)との間及び第1電源ライン(55)に設けられている。
更に、上記コネクタ(7b)のうち雄型コネクタ(71)と第1
雌型コネクタ(72)との各接続端子は、2つの励磁コイル
(R13a, R14a)と第1電源ライン(55)とに接続され、第2
雌型コネクタ(73)の各接続端子は、グランドに接続され
たアースライン(74)が接続され、上記雄型コネクタ(71)
と第2雌型コネクタ(73)とアースライン(74)とで上記エ
マージェンシ回路(6b)を構成している。そして、上記コ
ネクタ(7b)は、上記2つの第3ファンリレー(Ry13)と第
4ファンリレー(Ry14)との励磁コイル(R13a, R14a)の制
御側端部をドライバ(53)に直結する通常運転状態と、該
2つの第3ファンリレー(Ry13)と第4ファンリレー(Ry1
4)との励磁コイル(R13a, R14a)の制御側端部をグランド
に接続すると共に、第1電源ライン(55)を遮断する応急
運転状態とに切換自在に構成されている。
【0033】従って、通常の空調運転時において、リレ
ー回路(52)のコネクタ(7b)は、雄型コネクタ(71)を第1
雌型コネクタ(72)に接続して2つの第3及び第4ファン
リレー(Ry13, Ry14)の励磁コイル(R13a, R14a)をドライ
バ(53)に直結すると共に、第1電源ライン(55)を導通さ
せている。この結果、各ファンリレー(Ry11,〜,Ry14)の
励磁コイル(R11a,〜,R14a)が全て電源ライン(55, 56)に
接続されると共に、ドライバ(53)に接続され、本体マイ
コン(21)からの制御信号によってドライバ(53)が駆動
し、各励磁コイル(R11a,〜,R14a)を励磁又は消磁してフ
ァンモータ(2a)を制御し、室内ファンを所定の風速に設
定している。
【0034】一方、信号伝送の異常時などにおいて、応
急運転を行う場合、上記コネクタ(7b)の雄型コネクタ(7
1)を第2雌型コネクタ(73)に切換え接続する。この切換
えにより、2つの第3及び第4ファンリレー(Ry13, Ry1
4)の励磁コイル(R13a, R14a)の制御側端部がグランドに
接続されると共に、第1電源ライン(55)が遮断されるこ
とになる。この結果、2つの第3及び第4ファンリレー
(Ry13, Ry14)のみに電力供給されて駆動し、室内ファン
が所定の風速で駆動することになり、ファンモータ(2a)
に過電流が流れることはない。
【0035】よって、本実施例によれば、応急運転時に
駆動する第3及び第4ファンリレー(Ry13, Ry14)の励磁
コイル(R13a, R14a)のみに電力供給するようにしたため
に、前実施例と同様に応急運転時に第3及び第4ファン
リレー(Ry13, Ry14)のみを駆動することができ、ファン
モータ(2a)に過電流が流れることを確実に防止すること
ができると共に、リセット処理を要しないので、より確
実な応急運転を行うことができる。その他の構成及び作
用効果は前実施例と同様である。
【0036】尚、本実施例においては、ファンリレー(R
y11,〜,Ry14)のリレー回路(52)について説明したが、本
発明は他のリレー回路に適用してもよい。また、空気調
和装置は、本各実施例に限られるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例を示す制御系統のブロック図であ
る。
【図3】第1の実施例のリレー回路及びエマージェンシ
回路を示す回路図である。
【図4】第2の実施例を示す制御系統のブロック図であ
る。
【図5】第2の実施例のリレー回路及びエマージェンシ
回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 室外制御ユニット 2 室内制御ユニット 5a,5b リレードライブ回路 6a,6b エマージェンシ回路 7a,7b コネクタ(切換手段) 21 本体マイコン 28 リセット回路 51 電源ライン 52 リレー回路 55 第1電源ライン 56 第2電源ライン AC 空調制御手段 P1 リセットポート Ry11〜Ry14 ファンリレー R11a〜R14a 励磁コイル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調運転を制御する空調制御手段(AC)
    と、該空調制御手段(AC)の制御信号によってアクチュエ
    ータ(2a)を駆動させるリレー回路(52)とを備えた空気調
    和装置の運転制御装置において、 上記空調制御手段(AC)には、リセットポート(P1)をグラ
    ンドに接続してリセットさせるリセット回路(28)が接続
    され、 上記リレー回路(52)は、複数のリレー(Ry11,〜,Ry14)の
    励磁コイル(R11a,〜,R14a)が並列に接続されて構成さ
    れ、該励磁コイル(R11a,〜,R14a)の一端が電源ライン(5
    1)に、他端が空調制御手段(AC)に接続され、 応急運転時に駆動させるリレー(Ry13, Ry14)の励磁コイ
    ル(R13a, R14a)と空調制御手段(AC)との間には、該励磁
    コイル(R13a, R14a)の制御側端部を空調制御手段(AC)に
    直結する通常運転状態と、該励磁コイル(R13a, R14a)の
    制御側端部及び上記リセットポート(P1)をグランドに接
    続する応急運転状態とに切換自在な切換手段(7a)が介設
    されていることを特徴とする空気調和装置の運転制御装
    置。
  2. 【請求項2】 空調運転を制御する空調制御手段(AC)
    と、該空調制御手段(AC)の制御信号によってアクチュエ
    ータ(2a)を駆動させるリレー回路(52)とを備えた空気調
    和装置の運転制御装置において、 上記リレー回路(52)は、複数のリレー(Ry11,〜,Ry14)の
    励磁コイル(R11a,〜,R14a)が並列に接続されて構成さ
    れ、通常運転時に励磁させる励磁コイル(R11a, R12a)の
    一端は第1電源ライン(55)に、他端は上記空調制御手段
    (AC)にそれぞれ接続される一方、通常運転時と応急運転
    時とに励磁させる励磁コイル(R13a, R14a)の一端は第2
    電源ライン(56)に、他端は上記空調制御手段(AC)にそれ
    ぞれ接続され、 応急運転時に駆動させるリレー(Ry13, Ry14)の励磁コイ
    ル(R13a, R14a)と空調制御手段(AC)との間及び上記第1
    電源ライン(55)には、該励磁コイル(R13a, R14a)の制御
    側端部を空調制御手段(AC)に直結する通常運転状態と、
    該励磁コイル(R13a, R14a)の制御端部をグランドに接続
    すると共に、上記第1電源ライン(55)を遮断する応急運
    転状態とに切換自在な切換手段(7b)が介設されているこ
    とを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
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