JPH0860005A - 酸性モノアゾ染料およびその製造法 - Google Patents
酸性モノアゾ染料およびその製造法Info
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- JPH0860005A JPH0860005A JP7153423A JP15342395A JPH0860005A JP H0860005 A JPH0860005 A JP H0860005A JP 7153423 A JP7153423 A JP 7153423A JP 15342395 A JP15342395 A JP 15342395A JP H0860005 A JPH0860005 A JP H0860005A
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- C09B29/00—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
- C09B29/24—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from coupling components containing both hydroxyl and amino directing groups
- C09B29/28—Amino naphthols
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- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B29/00—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
- C09B29/0025—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized amino heterocyclic compounds
- C09B29/0074—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized amino heterocyclic compounds the heterocyclic ring containing nitrogen and sulfur as heteroatoms
- C09B29/0077—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized amino heterocyclic compounds the heterocyclic ring containing nitrogen and sulfur as heteroatoms containing a five-membered heterocyclic ring with one nitrogen and one sulfur as heteroatoms
- C09B29/0085—Thiazoles or condensed thiazoles
- C09B29/0088—Benzothiazoles
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】天然および/または合成ポリアミドからなる繊
維材料を染色または捺染する酸性モノアゾ染料を提供す
る。 【構成】一般式(I)、例えば式(II)の酸性モノアゾ
染料。
維材料を染色または捺染する酸性モノアゾ染料を提供す
る。 【構成】一般式(I)、例えば式(II)の酸性モノアゾ
染料。
Description
【0001】本発明は酸性モノアゾ染料、それを調製す
る方法、並びに、天然および/または合成ポリアミドか
らなる繊維材料の染色または捺染での使用に関する。
る方法、並びに、天然および/または合成ポリアミドか
らなる繊維材料の染色または捺染での使用に関する。
【0002】本発明は1つの態様において、下式Iの酸
性モノアゾ染料およびその塩を提供する。
性モノアゾ染料およびその塩を提供する。
【0003】
【化5】 (式中、R1 は水素、ハロゲン、シアノ、チオシアノ、
ニトロ、アシル、アシルオキシ、アシルアミノ;例え
ば、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、アルコキシ、アシ
ル、アシルオキシ若しくはアシルアミノで置換されてい
てよいアルキル若しくはアルコキシ基;またはスルホン
酸基であり、R2 は水素、ハロゲン、アルキル、アルコ
キシ、ヒドロキシアルコキシ、スルホン酸基であるか、
または、式−CH=CH−CH=CH−若しくはR1 置
換基を含む−CH=CH−CH=CH−の二価の基であ
り、この二価の基はベンゾチアゾール部分の6−および
7−位で結合しており、または、R1 およびR2 は一緒
になって、未置換の同素若しくは複素環状の5若しくは
6員環の脂肪族環、5若しくは6員環の複素芳香環を形
成するか、または、前記環の1個は1〜4個の炭素原子
を有するアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシ基または=
Oにより炭素において置換されており、ここで、いずれ
の複素環も1〜3個のヘテロ原子を有し、R3 は水素ま
たはスルホン酸基であり、R4 およびR5 は、各々互い
に独立に、アルキルまたはアルコキシであり、R6 は水
素、ハロゲン、シアノ、チオシアノ、ニトロ、アシル、
アシルオキシ、アシルアミノ;例えば、ハロゲン、ヒド
ロキシ、シアノ、アルコキシ、アシル、アシルオキシ若
しくはアシルアミノで置換されていてもよいアルキル若
しくはアルコキシ;または、スルホン酸基であり、ここ
で、染料が1個のみのスルホン酸基を有する。)
ニトロ、アシル、アシルオキシ、アシルアミノ;例え
ば、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、アルコキシ、アシ
ル、アシルオキシ若しくはアシルアミノで置換されてい
てよいアルキル若しくはアルコキシ基;またはスルホン
酸基であり、R2 は水素、ハロゲン、アルキル、アルコ
キシ、ヒドロキシアルコキシ、スルホン酸基であるか、
または、式−CH=CH−CH=CH−若しくはR1 置
換基を含む−CH=CH−CH=CH−の二価の基であ
り、この二価の基はベンゾチアゾール部分の6−および
7−位で結合しており、または、R1 およびR2 は一緒
になって、未置換の同素若しくは複素環状の5若しくは
6員環の脂肪族環、5若しくは6員環の複素芳香環を形
成するか、または、前記環の1個は1〜4個の炭素原子
を有するアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシ基または=
Oにより炭素において置換されており、ここで、いずれ
の複素環も1〜3個のヘテロ原子を有し、R3 は水素ま
たはスルホン酸基であり、R4 およびR5 は、各々互い
に独立に、アルキルまたはアルコキシであり、R6 は水
素、ハロゲン、シアノ、チオシアノ、ニトロ、アシル、
アシルオキシ、アシルアミノ;例えば、ハロゲン、ヒド
ロキシ、シアノ、アルコキシ、アシル、アシルオキシ若
しくはアシルアミノで置換されていてもよいアルキル若
しくはアルコキシ;または、スルホン酸基であり、ここ
で、染料が1個のみのスルホン酸基を有する。)
【0004】上記に言及したアルキルおよびアルコキシ
基は、好ましくは8個までの炭素原子を含む基であり、
より好ましくは4個までの炭素原子を含む基、例えば、
ブチルであり、そして更により好ましくは1または2個
の炭素原子を含む基である。。上記に言及した全てのア
ルキルおよびアルコキシ基は、例えば、ハロゲン、ヒド
ロキシ、シアノ、アルコキシ、アシル、アシルオキシま
たはアシルアミノ置換基により置換されていてよい。3
個以上の炭素原子を有するアルキルまたはアルコキシ基
は直鎖、分枝鎖または環式、例えば、シクロヘキシルで
あってよい。アシルオキシおよびアシルアミノをも含め
たアシル基のうちで好ましいのは、例えば、C1 - 3 −
アルキルカルボニル、ベンゾイル、アミノカルボニル、
フェニルアミノカルボニル、N−C1 - 3 −アルキル−
N−フェニルアミノカルボニル、モノ−若しくはジ−C
1 - 3 −アルキルアミノカルボニル、C1 - 3 −アルコ
キシカルボニル、C1 - 3 −アルキルスルホニル、モノ
−若しくはジ−C1 - 3 −アルキルアミノスルホニル、
C1 - 3 −アルコキシ−C2 - 3 −アルキルアミノスル
ホニル、フェニルアミノスルホニルまたはN−C1 - 3
−アルキル−N−フェニルアミノスルホニルである。
基は、好ましくは8個までの炭素原子を含む基であり、
より好ましくは4個までの炭素原子を含む基、例えば、
ブチルであり、そして更により好ましくは1または2個
の炭素原子を含む基である。。上記に言及した全てのア
ルキルおよびアルコキシ基は、例えば、ハロゲン、ヒド
ロキシ、シアノ、アルコキシ、アシル、アシルオキシま
たはアシルアミノ置換基により置換されていてよい。3
個以上の炭素原子を有するアルキルまたはアルコキシ基
は直鎖、分枝鎖または環式、例えば、シクロヘキシルで
あってよい。アシルオキシおよびアシルアミノをも含め
たアシル基のうちで好ましいのは、例えば、C1 - 3 −
アルキルカルボニル、ベンゾイル、アミノカルボニル、
フェニルアミノカルボニル、N−C1 - 3 −アルキル−
N−フェニルアミノカルボニル、モノ−若しくはジ−C
1 - 3 −アルキルアミノカルボニル、C1 - 3 −アルコ
キシカルボニル、C1 - 3 −アルキルスルホニル、モノ
−若しくはジ−C1 - 3 −アルキルアミノスルホニル、
C1 - 3 −アルコキシ−C2 - 3 −アルキルアミノスル
ホニル、フェニルアミノスルホニルまたはN−C1 - 3
−アルキル−N−フェニルアミノスルホニルである。
【0005】全てのハロゲンは、フッ素、塩素、臭素お
よびヨウ素を指し、そして好ましくは塩素および臭素で
あると理解される。
よびヨウ素を指し、そして好ましくは塩素および臭素で
あると理解される。
【0006】本発明に係る染料におけるスルホン酸基の
位置は重要ではなく、即ち、置換基R1 としてベンゾチ
アゾールに結合されてよく、または、同様に、置換基R
3 またはR6 としてカップリング成分に結合されてもよ
い。もしスルホン酸基がカップリング成分に結合してい
るならば、それは好ましくはナフタレン核の6−位にR
3 として結合している。
位置は重要ではなく、即ち、置換基R1 としてベンゾチ
アゾールに結合されてよく、または、同様に、置換基R
3 またはR6 としてカップリング成分に結合されてもよ
い。もしスルホン酸基がカップリング成分に結合してい
るならば、それは好ましくはナフタレン核の6−位にR
3 として結合している。
【0007】本発明に係る好ましい化合物において、R
1 はメチル基、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ
基、即ち、メトキシ、エトキシ、プロポキシまたはブト
キシ、1〜8個の炭素原子を有するアミド基、1〜8個
の炭素原子を有するアルコキシカルボニルアミノ基、ベ
ンゾイルアミノ基、1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ルアミノスルホニル基、シクロヘキシルアミノスルホニ
ル基またはフェニルアミノスルホニル基であり、R2 は
水素原子、メチル基、1〜4個の炭素原子を有するアル
コキシ基、即ち、メトキシ、エトキシ、プロポキシまた
はブトキシ、または、ベンゾチアゾール部分の6−およ
び7−位に結合している式−CH=CH−CH=CH−
基であり、または、R1 およびR2 は上記に記載のよう
に、一緒になって、ベンゾチアゾール環に5−および6
−位または6−および7−位で結合している環を形成
し、R3 は、好ましくはナフタレン核の6−位に存在す
るSO3 H基であり、R4 およびR5 は、互いに独立
に、メチル、エチル、イソプロピルまたはt−ブチル基
であり、より好ましくはメチルであり、そして、R6 は
水素原子である。
1 はメチル基、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ
基、即ち、メトキシ、エトキシ、プロポキシまたはブト
キシ、1〜8個の炭素原子を有するアミド基、1〜8個
の炭素原子を有するアルコキシカルボニルアミノ基、ベ
ンゾイルアミノ基、1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ルアミノスルホニル基、シクロヘキシルアミノスルホニ
ル基またはフェニルアミノスルホニル基であり、R2 は
水素原子、メチル基、1〜4個の炭素原子を有するアル
コキシ基、即ち、メトキシ、エトキシ、プロポキシまた
はブトキシ、または、ベンゾチアゾール部分の6−およ
び7−位に結合している式−CH=CH−CH=CH−
基であり、または、R1 およびR2 は上記に記載のよう
に、一緒になって、ベンゾチアゾール環に5−および6
−位または6−および7−位で結合している環を形成
し、R3 は、好ましくはナフタレン核の6−位に存在す
るSO3 H基であり、R4 およびR5 は、互いに独立
に、メチル、エチル、イソプロピルまたはt−ブチル基
であり、より好ましくはメチルであり、そして、R6 は
水素原子である。
【0008】R1 がメトキシまたはエトキシ基であると
きには、ベンゾチアゾール部分の6−位に存在している
ならば特に好ましい。別には、もしR2 が6−位に存在
するメトキシまたはエトキシであり、且つ、R3 および
R6 が水素であるならば、R 1 は好ましくは4−、5−
または7−位に存在するSO3 H基である。
きには、ベンゾチアゾール部分の6−位に存在している
ならば特に好ましい。別には、もしR2 が6−位に存在
するメトキシまたはエトキシであり、且つ、R3 および
R6 が水素であるならば、R 1 は好ましくは4−、5−
または7−位に存在するSO3 H基である。
【0009】もしR1 およびR2 が一緒になって複素環
を形成しているならば、好ましくは、それはヘテロ原子
として1個または2個の酸素、窒素または硫黄原子を有
し、より好ましくは、1個のヘテロ原子がベンゾチアゾ
ールの6−位に結合している。
を形成しているならば、好ましくは、それはヘテロ原子
として1個または2個の酸素、窒素または硫黄原子を有
し、より好ましくは、1個のヘテロ原子がベンゾチアゾ
ールの6−位に結合している。
【0010】R1 およびR2 が一緒になって形成された
環は好ましくは置換されていない脂肪族の複素環である
か、または=Oで置換されている脂肪族の複素環であ
り、この複素環は先行の段落で示した5−および6−位
に結合しており、そして、ここで、ヘテロ原子は酸素原
子であり、そして少なくとも1個の酸素原子が6−位に
おいて炭素原子と結合している。
環は好ましくは置換されていない脂肪族の複素環である
か、または=Oで置換されている脂肪族の複素環であ
り、この複素環は先行の段落で示した5−および6−位
に結合しており、そして、ここで、ヘテロ原子は酸素原
子であり、そして少なくとも1個の酸素原子が6−位に
おいて炭素原子と結合している。
【0011】本発明に係る特に好ましい染料は下記式
【化6】 を有する。
【0012】R1 およびR2 が上記のように環を形成し
ている特に好ましい染料は下記式
ている特に好ましい染料は下記式
【化7】 を有する。
【0013】本発明は別の態様において、式Iの染料の
製造法を提供し、ここで、式II
製造法を提供し、ここで、式II
【0014】
【化8】
【0015】のジアゾ化したアミンが式III
【0016】
【化9】
【0017】の化合物とカップリングする。
【0018】式IIおよびIIIの化合物は既知の出発
材料であるが、既知の合成法により、一般に入手される
試薬から容易に合成されてもよい。ジアゾ化およびカッ
プリングは通常の方法で行われる。好ましくは、アミン
IIは0〜20℃の温度および0〜2のpH、より好ま
しくは0〜1のpHでジアゾ化される。カップリング反
応は、好ましくは0〜40℃の温度および0〜7のp
H、より好ましくは0〜4のpHで行われる。
材料であるが、既知の合成法により、一般に入手される
試薬から容易に合成されてもよい。ジアゾ化およびカッ
プリングは通常の方法で行われる。好ましくは、アミン
IIは0〜20℃の温度および0〜2のpH、より好ま
しくは0〜1のpHでジアゾ化される。カップリング反
応は、好ましくは0〜40℃の温度および0〜7のp
H、より好ましくは0〜4のpHで行われる。
【0019】式(I)の染料は既知の方法、例えば、ア
ルカリ金属塩での塩析、濾過および必要に応じて若干高
い温度での減圧下での乾燥により、反応媒質中から単離
されてよい。
ルカリ金属塩での塩析、濾過および必要に応じて若干高
い温度での減圧下での乾燥により、反応媒質中から単離
されてよい。
【0020】反応および/または単離条件により、式
(I)の染料は、遊離酸、塩または混合塩の形で得られ
ることができ、前記塩は、例えば、アルカリ金属カチオ
ン、例えば、ナトリウムイオンまたはアンモニウムイオ
ン若しくはアルキルアンモニウムイオン、例えば、モノ
−、ジ−若しくはトリメチル若しくはエチルアンモニウ
ムカチオンから選ばれた1種以上のカチオンを含む。染
料は、従来の技術により、遊離酸の形から塩または混合
塩の形に転化されても、またはその逆に転化されても、
或いは、ある塩の形から別の塩の形に転化されてもよ
い。
(I)の染料は、遊離酸、塩または混合塩の形で得られ
ることができ、前記塩は、例えば、アルカリ金属カチオ
ン、例えば、ナトリウムイオンまたはアンモニウムイオ
ン若しくはアルキルアンモニウムイオン、例えば、モノ
−、ジ−若しくはトリメチル若しくはエチルアンモニウ
ムカチオンから選ばれた1種以上のカチオンを含む。染
料は、従来の技術により、遊離酸の形から塩または混合
塩の形に転化されても、またはその逆に転化されても、
或いは、ある塩の形から別の塩の形に転化されてもよ
い。
【0021】式(I)の染料およびその塩は天然および
合成ポリアミドからなる繊維材料をブルーからマリンブ
ルーシェードに染色または捺染するのに特に適切であ
る。
合成ポリアミドからなる繊維材料をブルーからマリンブ
ルーシェードに染色または捺染するのに特に適切であ
る。
【0022】本発明は、それ故、別の態様において、天
然および/または合成ポリアミドからなる繊維材料の染
色または捺染における式(I)の染料、その塩またはそ
の混合物の使用を提供する。
然および/または合成ポリアミドからなる繊維材料の染
色または捺染における式(I)の染料、その塩またはそ
の混合物の使用を提供する。
【0023】染色は既知の方法により行われる。例え
ば、DE−OS 34 34 281を参照されたい。
好ましくは、染色は、30〜100℃、より好ましくは
80〜100℃の温度で、1:40の製品/溶液比を用
いた吸尽法を使用して行われる。
ば、DE−OS 34 34 281を参照されたい。
好ましくは、染色は、30〜100℃、より好ましくは
80〜100℃の温度で、1:40の製品/溶液比を用
いた吸尽法を使用して行われる。
【0024】本発明の更に別の態様において、式(I)
の染料、その塩またはその混合物で、天然および/また
は合成ポリアミドからなる繊維材料を染色または捺染す
る方法が提供される。
の染料、その塩またはその混合物で、天然および/また
は合成ポリアミドからなる繊維材料を染色または捺染す
る方法が提供される。
【0025】染色されるべき基材は、例えば、ヤーン、
織布、編布またはカーペットの形で存在することができ
る。フルファッション染色はデリケートな基材、例え
ば、ラムウール、カシミア、アルパカおよびモヘア上で
可能である。
織布、編布またはカーペットの形で存在することができ
る。フルファッション染色はデリケートな基材、例え
ば、ラムウール、カシミア、アルパカおよびモヘア上で
可能である。
【0026】従って、更に別の態様において、本発明
は、式(I)の染料、その塩またはその混合物で染色ま
たは捺染された上記に記載のような基材を提供する。
は、式(I)の染料、その塩またはその混合物で染色ま
たは捺染された上記に記載のような基材を提供する。
【0027】本発明に係る染料およびその塩は既知の酸
性染料と良好な相溶性を有する。従って、染料、その塩
またはその混合物は染色または捺染プロセスにおいて単
独で使用されても、または、同クラスの他の酸性染料、
即ち、同等の染色特性、例えば、堅牢度および染浴から
基材への吸尽能を有する酸性染料を含む組み合わせの染
色組成物または捺染組成物中の1成分として使用されて
もよい。特に、本発明に係る染料およびその塩は適切な
発色団を有する特定の他の染料とともに使用されてよ
い。染料が染色組成物または捺染組成物中に存在する割
合は、製造されるべきシェードにより決まる。
性染料と良好な相溶性を有する。従って、染料、その塩
またはその混合物は染色または捺染プロセスにおいて単
独で使用されても、または、同クラスの他の酸性染料、
即ち、同等の染色特性、例えば、堅牢度および染浴から
基材への吸尽能を有する酸性染料を含む組み合わせの染
色組成物または捺染組成物中の1成分として使用されて
もよい。特に、本発明に係る染料およびその塩は適切な
発色団を有する特定の他の染料とともに使用されてよ
い。染料が染色組成物または捺染組成物中に存在する割
合は、製造されるべきシェードにより決まる。
【0028】式(I)の染料またはその塩は、天然およ
び合成ポリアミド、即ち、ウール、シルクおよび全ての
タイプのナイロンを染色するのに適切であり、それによ
り、高レベルの堅牢度、特に良好な耐光堅牢度および良
好な耐湿堅牢度(50℃での洗濯、アルカリ性の汗に対
する堅牢度)を有する染色物が得られる。前記基材上の
トーンイントーン染色は優れた品質を有する。また、全
ての染色物は人工光の下で一定のシェードを示す。ホッ
トプレスおよび煮沸に対する良好な耐性も挙げられる。
新規の染料の1つの利点はそれが金属を含まないことで
ある。
び合成ポリアミド、即ち、ウール、シルクおよび全ての
タイプのナイロンを染色するのに適切であり、それによ
り、高レベルの堅牢度、特に良好な耐光堅牢度および良
好な耐湿堅牢度(50℃での洗濯、アルカリ性の汗に対
する堅牢度)を有する染色物が得られる。前記基材上の
トーンイントーン染色は優れた品質を有する。また、全
ての染色物は人工光の下で一定のシェードを示す。ホッ
トプレスおよび煮沸に対する良好な耐性も挙げられる。
新規の染料の1つの利点はそれが金属を含まないことで
ある。
【0029】次の実施例において、温度は摂氏温度で提
供される。百分率および部は重量基準と理解される。
供される。百分率および部は重量基準と理解される。
【0030】例1 90g(0.5モル)の2−アミノ−6−メトキシベン
ゾチアゾールを450gの燐酸、20gのプロピオン酸
および260gの酢酸中に溶解させ、0〜5℃に冷却
し、1時間にわたって0.53モルの40%ニトロシル
硫酸と混合した。更に1時間、攪拌を行い、そして全て
の過剰のニトロシル硫酸を2gのアミノスルホン酸によ
り破壊した。このようにして得られたジアゾニウム塩溶
液を、300gの水および200gの氷中の30%塩酸
1.2gおよび2−(2’,6’−ジメチルフェニルア
ミノ)−8−ヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸1
71.5g(0.5モル)の溶液に、5〜10℃に冷却
し且つ攪拌しながら、1時間にわたって加えた。この溶
液のpHは約2.0であった。非常に微細な結晶の形で
染料を得るために、カップリングが終わったときに、反
応混合物を70℃に加熱し、濾過し、そして10%塩化
ナトリウム溶液で洗浄した。乾燥後に、式Iの染料が得
られた。ここで、R1 (ベンゾチアゾール部分の6−位
において)はメトキシであり、R2 およびR6 は水素で
あり、R3 (ナフタレン核の6−位において)は−SO
3 Hであり、そして、R4 およびR5 はメチルである。
この染料はニュートラルブルーからマリーンブルーシェ
ードに、トーンイントーンで、ウール、シルクおよび合
成ポリアミド繊維を染色した。この染料の親和力は優れ
ていた(>95%)。染色の均質性を決定する染料の移
染性およびその堅牢度、特に耐光堅牢度および耐湿堅牢
度並びに沸騰に対する耐性は良好であった。
ゾチアゾールを450gの燐酸、20gのプロピオン酸
および260gの酢酸中に溶解させ、0〜5℃に冷却
し、1時間にわたって0.53モルの40%ニトロシル
硫酸と混合した。更に1時間、攪拌を行い、そして全て
の過剰のニトロシル硫酸を2gのアミノスルホン酸によ
り破壊した。このようにして得られたジアゾニウム塩溶
液を、300gの水および200gの氷中の30%塩酸
1.2gおよび2−(2’,6’−ジメチルフェニルア
ミノ)−8−ヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸1
71.5g(0.5モル)の溶液に、5〜10℃に冷却
し且つ攪拌しながら、1時間にわたって加えた。この溶
液のpHは約2.0であった。非常に微細な結晶の形で
染料を得るために、カップリングが終わったときに、反
応混合物を70℃に加熱し、濾過し、そして10%塩化
ナトリウム溶液で洗浄した。乾燥後に、式Iの染料が得
られた。ここで、R1 (ベンゾチアゾール部分の6−位
において)はメトキシであり、R2 およびR6 は水素で
あり、R3 (ナフタレン核の6−位において)は−SO
3 Hであり、そして、R4 およびR5 はメチルである。
この染料はニュートラルブルーからマリーンブルーシェ
ードに、トーンイントーンで、ウール、シルクおよび合
成ポリアミド繊維を染色した。この染料の親和力は優れ
ていた(>95%)。染色の均質性を決定する染料の移
染性およびその堅牢度、特に耐光堅牢度および耐湿堅牢
度並びに沸騰に対する耐性は良好であった。
【0031】例2 例1の手順の変更において、例1の2−アミノ−6−メ
トキシベンゾチアゾールを、0.5モルの2−アミノ−
ナフト[2,1−d]−チアゾール−6−スルホン酸メ
チルアミドに置き換え、そして対応する式Iの染料がこ
のようにして得られた。ここで、R1 (基R2 から形成
された縮合環の6−位において)はメチルアミノスルホ
ニルであり、R2 は式
トキシベンゾチアゾールを、0.5モルの2−アミノ−
ナフト[2,1−d]−チアゾール−6−スルホン酸メ
チルアミドに置き換え、そして対応する式Iの染料がこ
のようにして得られた。ここで、R1 (基R2 から形成
された縮合環の6−位において)はメチルアミノスルホ
ニルであり、R2 は式
【0032】
【化10】 の基であり、R3 (カップリング成分のナフタレン核の
6−位において)は−SO3 Hであり、R4 およびR5
はメチルであり、そしてR6 は水素である。この染料は
ポリアミド繊維基材を、均質にブルーからマリーンブル
ーシェードに染色し、そして良好な堅牢度を示す。
6−位において)は−SO3 Hであり、R4 およびR5
はメチルであり、そしてR6 は水素である。この染料は
ポリアミド繊維基材を、均質にブルーからマリーンブル
ーシェードに染色し、そして良好な堅牢度を示す。
【0033】例3 例1と同様の方法において、2−アミノ−6−メトキシ
−ベンゾチアゾール−4−スルホン酸をジアゾ化し、そ
して2−(2’,6’−ジメチルフェニルアミノ)−8
−ヒドロキシナフタレンとカップリングした。式Iの染
料が得られた。ここで、R1 (ベンゾチアゾール部分の
4−位において)はSO3 Hであり、R 2 (ベンゾチア
ゾール部分の6−位において)はメトキシであり、R3
およびR 6 は水素であり、R4 およびR5 はメチルであ
る。そしてその性質は例1の染料と非常に似た性質をで
あった。
−ベンゾチアゾール−4−スルホン酸をジアゾ化し、そ
して2−(2’,6’−ジメチルフェニルアミノ)−8
−ヒドロキシナフタレンとカップリングした。式Iの染
料が得られた。ここで、R1 (ベンゾチアゾール部分の
4−位において)はSO3 Hであり、R 2 (ベンゾチア
ゾール部分の6−位において)はメトキシであり、R3
およびR 6 は水素であり、R4 およびR5 はメチルであ
る。そしてその性質は例1の染料と非常に似た性質をで
あった。
【0034】次の表の染料は式Iに対応するものであ
る。それらは例1に記載した方法と類似の方法で製造さ
れた。
る。それらは例1に記載した方法と類似の方法で製造さ
れた。
【0035】例4〜23および26〜29において、R
3 (ナフタレン核の6−位において)は−SO3 Hであ
り、R6 は常に水素であり、そしてR4 およびR5 は常
にメチルであり、例24および25において、R3 およ
びR6 は水素であり、そしてR4 およびR5 はメチルで
ある。
3 (ナフタレン核の6−位において)は−SO3 Hであ
り、R6 は常に水素であり、そしてR4 およびR5 は常
にメチルであり、例24および25において、R3 およ
びR6 は水素であり、そしてR4 およびR5 はメチルで
ある。
【0036】
【表1】
【0037】次の表IIは例1〜29の染料のλmax デ
ータの集計を示す。指示がないかぎり、測定は1%ソー
ダ溶液中で行われた。 表II例 λmax 1 586 2 631a 3 585 4 584 6 584 8 585 9 558 10 510 11 530 12 530 13 539 14 532 15 555 16 572 17 523 18 564 19 560 23 631a 24 590 25 590 28 631a 29 590a 表IIは式(I)の染料の最大吸収データ aはジメチルホルムアミド+1%酢酸中で測定を行っ
た。
ータの集計を示す。指示がないかぎり、測定は1%ソー
ダ溶液中で行われた。 表II例 λmax 1 586 2 631a 3 585 4 584 6 584 8 585 9 558 10 510 11 530 12 530 13 539 14 532 15 555 16 572 17 523 18 564 19 560 23 631a 24 590 25 590 28 631a 29 590a 表IIは式(I)の染料の最大吸収データ aはジメチルホルムアミド+1%酢酸中で測定を行っ
た。
【0038】例30 式(II)(式中、R1 およびR2 は一緒になって、二
価の基−CH2 OCH 2 O−(ベンゾチアゾール部分の
5−位に炭素が結合しており、そして6−位に酸素が結
合している)である。)の化合物104部(0.5モ
ル)を燐酸450部、プロピオン酸20部および酢酸2
60部中に溶解させ、0〜5℃に冷却し、そして40%
ニトロシル硫酸0.53モルとともに1時間にわたって
混合した。攪拌を更に1時間続け、そして全ての過剰の
ニトロシル硫酸をアミノスルホン酸2部で破壊した。こ
のようにして得られたジアゾニウム塩溶液を、300部
の水および200部の氷中の30%塩酸1.2部および
2−(2’,6’−ジメチルフェニルアミノ)−8−ヒ
ドロキシナフタレン−6−スルホン酸171.5部
(0.5モル)の溶液に、5〜10℃に冷却し且つ攪拌
しながら、1時間にわたって加えた。この溶液のpHは
約2.0であった。非常に微細な結晶の形で染料を得る
ために、カップリングが終わったときに、反応混合物を
70℃に加熱し、濾過し、そして10%塩化ナトリウム
溶液で洗浄した。乾燥後に、下式の染料が得られた。
価の基−CH2 OCH 2 O−(ベンゾチアゾール部分の
5−位に炭素が結合しており、そして6−位に酸素が結
合している)である。)の化合物104部(0.5モ
ル)を燐酸450部、プロピオン酸20部および酢酸2
60部中に溶解させ、0〜5℃に冷却し、そして40%
ニトロシル硫酸0.53モルとともに1時間にわたって
混合した。攪拌を更に1時間続け、そして全ての過剰の
ニトロシル硫酸をアミノスルホン酸2部で破壊した。こ
のようにして得られたジアゾニウム塩溶液を、300部
の水および200部の氷中の30%塩酸1.2部および
2−(2’,6’−ジメチルフェニルアミノ)−8−ヒ
ドロキシナフタレン−6−スルホン酸171.5部
(0.5モル)の溶液に、5〜10℃に冷却し且つ攪拌
しながら、1時間にわたって加えた。この溶液のpHは
約2.0であった。非常に微細な結晶の形で染料を得る
ために、カップリングが終わったときに、反応混合物を
70℃に加熱し、濾過し、そして10%塩化ナトリウム
溶液で洗浄した。乾燥後に、下式の染料が得られた。
【0039】
【化11】
【0040】この染料のλmax 値は(ジメチルホルムア
ミド+1%酢酸中で測定して)は624nmであった。
それはウール、シルクおよび合成ポリアミド繊維材料
を、トーンイントーンで、ニュートラルブルーからマリ
ーンブルーシェードに染色した。染料の親和力は優れて
いた(>95%)。染色物の均質性を決める染料の移染
性およびその堅牢度、特に耐光堅牢度および耐湿堅牢
度、並びに煮沸に対する耐性は非常に良好であった。
ミド+1%酢酸中で測定して)は624nmであった。
それはウール、シルクおよび合成ポリアミド繊維材料
を、トーンイントーンで、ニュートラルブルーからマリ
ーンブルーシェードに染色した。染料の親和力は優れて
いた(>95%)。染色物の均質性を決める染料の移染
性およびその堅牢度、特に耐光堅牢度および耐湿堅牢
度、並びに煮沸に対する耐性は非常に良好であった。
【0041】表3の染料は式(I)に対応するものであ
り、そして例30に記載の方法により製造された。次の
例で、R3 (ナフタレン核の6−位において)は−SO
3 Hであり、そして、R6 は常に水素であり、R4 およ
びR5 はメチルである。R1およびR2 により形成され
た環はベンゾチアゾール部分の5−位および6−位に常
に結合している。
り、そして例30に記載の方法により製造された。次の
例で、R3 (ナフタレン核の6−位において)は−SO
3 Hであり、そして、R6 は常に水素であり、R4 およ
びR5 はメチルである。R1およびR2 により形成され
た環はベンゾチアゾール部分の5−位および6−位に常
に結合している。
【0042】
【表2】
【0043】適用例 ウールギャバジン100部を50℃の温度の下記成分か
らなる染浴に加えた。水4000部、ボウ硝(焼成され
た)10部、市販の弱カチオン性均染剤であって、アニ
オン染料に対しての親和力を有し、ポリグリコールエー
テルを基礎とした均染剤(約8のpHを有する水で希釈
された溶液)1.5部および例1の染料2.6部からな
る染浴は、80%酢酸3部によりpH4.5〜5に設定
されていた。これらを混合した。50℃で15分後、染
浴を30〜45分間にわたって98℃に加熱し、そして
沸騰状態で30〜45分間放置した。染色プロセスの間
に蒸発した水を連続的に置換した。次に、20分間にわ
たって70℃への冷却が行われた。得られた染色物を温
水および冷水で濯ぎ、乾燥チャンバー中で穏やかな条件
で乾燥した。良好な耐光堅牢度および耐湿堅牢度を有す
るマリーンブルーのウールの染色物が製造された。
らなる染浴に加えた。水4000部、ボウ硝(焼成され
た)10部、市販の弱カチオン性均染剤であって、アニ
オン染料に対しての親和力を有し、ポリグリコールエー
テルを基礎とした均染剤(約8のpHを有する水で希釈
された溶液)1.5部および例1の染料2.6部からな
る染浴は、80%酢酸3部によりpH4.5〜5に設定
されていた。これらを混合した。50℃で15分後、染
浴を30〜45分間にわたって98℃に加熱し、そして
沸騰状態で30〜45分間放置した。染色プロセスの間
に蒸発した水を連続的に置換した。次に、20分間にわ
たって70℃への冷却が行われた。得られた染色物を温
水および冷水で濯ぎ、乾燥チャンバー中で穏やかな条件
で乾燥した。良好な耐光堅牢度および耐湿堅牢度を有す
るマリーンブルーのウールの染色物が製造された。
【0044】例1の染料の代わりに、例2〜35の染料
も、所望のシェードの深度により、0.2〜4部の染料
の量をそれぞれ使用して、上記の適用例に従って使用さ
れることができる。
も、所望のシェードの深度により、0.2〜4部の染料
の量をそれぞれ使用して、上記の適用例に従って使用さ
れることができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 式I 【化1】 (式中、R1 は水素、ハロゲン、シアノ、チオシアノ、
ニトロ、アシル、アシルオキシ、アシルアミノ、アルキ
ル、アルコキシ;ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、アル
コキシ、アシル、アシルオキシ若しくはアシルアミノで
置換されたアルキル若しくはアルコキシ;または、スル
ホン酸基であり、R2 は水素、ハロゲン、アルキル、ア
ルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、スルホン酸基である
か、または、式−CH=CH−CH=CH−若しくはR
1 置換基を含む−CH=CH−CH=CH−の二価の基
であって、この二価の基がベンゾチアゾール部分の6−
および7−位で結合しており、または、R1 およびR2
は一緒になって、未置換の同素若しくは複素環状の5若
しくは6員環の脂肪族環、5若しくは6員環の複素芳香
環を形成するか、または、前記環は、1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基、ハロゲン、ヒドロキシ基または
=Oにより炭素において置換されており、ここで、いず
れの複素環も1〜3個のヘテロ原子を有し、R3 は水素
またはスルホン酸基であり、R4 およびR5 は、互いに
独立に、アルキルまたはアルコキシであり、R6 は水
素、ハロゲン、シアノ、チオシアノ、ニトロ、アシル、
アシルオキシ、アシルアミノ、アルキル、アルコキシ;
ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、アルコキシ、アシル、
アシルオキシ若しくはアシルアミノで置換されたアルキ
ル若しくはアルコキシ;または、スルホン酸基であり、
ここで、染料が1個のみのスルホン酸基を有する。)の
酸性モノアゾ染料またはその塩。 - 【請求項2】 R1 がメチル基、メトキシ、エトキシ、
プロポキシおよびブトキシから選ばれたアルコキシ基、
1〜8個の炭素原子を有するアミド基、1〜8個の炭素
原子を有するアルコキシカルボニルアミノ基、ベンゾイ
ルアミノ基、1〜4個の炭素原子を有するアルキルアミ
ノスルホニル基、シクロヘキシルアミノスルホニル基ま
たはフェニルアミノスルホニル基であり、R2 が水素原
子、メチル基、メトキシ、エトキシ、プロポキシおよび
ブトキシから選ばれたアルコキシ基、または、ベンゾチ
アゾール部分の6−および7−位に結合した式−CH=
CH−CH=CH−の基であり、または、R1 およびR
2 は一緒になって、請求項1記載の通りの環であり、そ
れがベンゾチアゾール部分の5−および6−位または6
−および7−位に結合しており、R3 がナフタレン核の
6−位で結合したSO3 H基であり、R4 およびR
5 が、互いに独立に、メチル、エチル、イソプロピルま
たはt−ブチルであり、そして、R6 が水素原子であ
る、請求項1記載の酸性モノアゾ染料またはその塩。 - 【請求項3】 式 【化2】 を有する請求項1または請求項2記載の酸性モノアゾ染
料またはその塩。 - 【請求項4】 R1 およびR2 が一緒になって形成され
た環が1個または2個の酸素、窒素または硫黄原子を含
む複素環であって、好ましくは、=Oで置換されている
かまたは置換されていない脂肪族環であり、ベンゾチア
ゾール部分の5−および6−位で結合しており、ここ
で、ヘテロ原子が酸素であり、且つ、少なくとも1個の
環の酸素原子がベゾチアゾール部分の6−位で炭素原子
に直接的に結合している、請求項1または請求項2記載
の酸性モノアゾ染料またはその塩。 - 【請求項5】 式II 【化3】 のジアゾ化されたアミンを式III 【化4】 の化合物とカップリングさせる、先行のいずれか1項に
記載の酸性モノアゾ染料を製造する方法。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項記載の染
料、その塩またはその混合物により、天然および/また
は合成ポリアミドからなる繊維材料を染色または捺染す
る方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4421693 | 1994-06-21 | ||
DE4439941 | 1994-11-09 | ||
DE4421693:9 | 1994-11-09 | ||
DE4439941:3 | 1994-11-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0860005A true JPH0860005A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=25937592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7153423A Pending JPH0860005A (ja) | 1994-06-21 | 1995-06-20 | 酸性モノアゾ染料およびその製造法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5563249A (ja) |
JP (1) | JPH0860005A (ja) |
CH (1) | CH689083A5 (ja) |
DE (1) | DE19521195A1 (ja) |
ES (1) | ES2105967B1 (ja) |
FR (1) | FR2721321B1 (ja) |
GB (1) | GB2290550B (ja) |
IT (1) | IT1278100B1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1644189C3 (de) * | 1967-01-05 | 1975-10-09 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Azofarbstoffe und deren Verwendung |
DE1769219A1 (de) * | 1968-04-23 | 1971-06-09 | Bayer Ag | Monoazofarbstoffe |
BE865726A (fr) * | 1977-04-13 | 1978-10-05 | Ici Ltd | Colorants monoazoiques hydrosolubles |
DE3510410A1 (de) * | 1985-03-22 | 1986-09-25 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Azofarbstoffe |
-
1995
- 1995-06-10 DE DE19521195A patent/DE19521195A1/de not_active Withdrawn
- 1995-06-13 IT IT95RM000394A patent/IT1278100B1/it active IP Right Grant
- 1995-06-16 FR FR9507382A patent/FR2721321B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1995-06-16 CH CH01784/95A patent/CH689083A5/de not_active IP Right Cessation
- 1995-06-19 GB GB9512447A patent/GB2290550B/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-06-20 ES ES09501233A patent/ES2105967B1/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-06-20 JP JP7153423A patent/JPH0860005A/ja active Pending
- 1995-06-21 US US08/493,078 patent/US5563249A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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---|---|
GB9512447D0 (en) | 1995-08-23 |
ES2105967B1 (es) | 1998-04-01 |
ITRM950394A1 (it) | 1996-12-13 |
FR2721321B1 (fr) | 1997-03-21 |
GB2290550B (en) | 1998-06-24 |
CH689083A5 (de) | 1998-09-15 |
ES2105967A1 (es) | 1997-10-16 |
IT1278100B1 (it) | 1997-11-17 |
GB2290550A (en) | 1996-01-03 |
FR2721321A1 (fr) | 1995-12-22 |
DE19521195A1 (de) | 1996-01-04 |
US5563249A (en) | 1996-10-08 |
ITRM950394A0 (it) | 1995-06-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050927 |
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A02 | Decision of refusal |
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