JPH085939Y2 - 物品搬送装置 - Google Patents

物品搬送装置

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JPH085939Y2
JPH085939Y2 JP1988149852U JP14985288U JPH085939Y2 JP H085939 Y2 JPH085939 Y2 JP H085939Y2 JP 1988149852 U JP1988149852 U JP 1988149852U JP 14985288 U JP14985288 U JP 14985288U JP H085939 Y2 JPH085939 Y2 JP H085939Y2
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隆弘 後藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、物品組立工程において、物品ガイド上の物
品を次工程に搬送する物品搬送装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来の物品搬送装置の一例を特開昭57-139988号公報
に見ることができる。この装置は電子回路の基板を搬送
するものであり、基板ガイドと平行に設けたバーに送り
爪を移動可能に取り付け、基板が基板ガイド上の停止位
置に着くと送り爪はバーの回動により下降し、基板の端
に係合する。この状態で送り爪が移動し、基板を押して
行く。次のステーションに基板を置くと、送り爪はバー
の回動により引き上げられ、この状態で元の位置へ移動
する。そしてまた送り爪を下降させ次の基板に係合させ
て基板送りを再開するものである。この装置では、送り
爪を元の位置へ復帰させるのに基板の上方へ大きく振り
上げる必要があり、基板の上に検査用カメラを配置する
場合など、カメラと基板のスペースを広くとって送り爪
の衝突を避ける必要があり、精密な検査が困難であっ
た。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案は、送り爪の高さを実質的に変えることなく物
品との係合を解除でき、物品とその上方に配置する機器
との間隔を短縮することが可能な物品搬送装置を提供し
ようとするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 物品を案内するガイドと平行に移動する移動体に、物
品ガイド内に延び、先端には物品に係合する爪を有した
プッシャーロッドを取り付けると共に、このプッシャー
ロッドの軸方向回りの回動により、物品搬送方向と平行
な垂直平面内で爪を揺動させて、物品への係合姿勢、あ
るいは非係合姿勢のいづれかの姿勢を爪にとらせるロッ
ド回動装置とを設ける。
(ホ) 作用 物品が物品ガイド上の所定の位置に到着すると、ロッ
ド回動装置がプッシャーロッドを回動させて、爪を物品
に係合させる。次に移動体の移動により、プッシャーロ
ッドは物品を次の所定の位置に送る。ここで再びロッド
回動装置がプッシャーロッドを回動させて、爪を非係合
姿勢にもどす。移動体の復帰によりプッシャーロッドは
当初の位置に帰り、次期搬送物品の搬送に備える。
(ヘ) 実施例 図に基づき一実施例を説明する。第1図及び第2図に
おいて、1は物品ガイド、2は送り装置である。
物品ガイド1は物品として基板6を案内するものであ
り、以下その構造を説明する。物品ガイド1は、基板供
給部3と、基板位置決め部4と、基板収納部5を含むも
のである。
基板供給部3は、基板6の側縁を支持する一対のレー
ル7と、基板6をレール沿いに第1図において、左から
右へ移動させるベルト8を備える。基板供給部3の途中
には基板停止位置Aを設定し、ここには到着した基板6
を停止させるストッパー9を配置する。
基板位置決め部4は、基板6の側縁を支持する一対の
レール10と、その一部に設定した基板位置決め位置Bに
到着した基板(説明上の便宜のため、この位置に到着し
た基板には6′の符号を付す)を前後から挾む位置決め
爪11とから成るものである。
基板収納部5は、基板6の側縁を保持する一対のレー
ル12と、基板6を図示しないストッカーまで移動させる
ベルト13から成るものである。
次に送り装置2につき説明する。送り装置2は移動体
14と、ロッド回動装置15と、ロッド進退装置16とを有す
る。
移動体14は、下面に取り付けたスライダー17を物品ガ
イド1と平行に敷設したレール18に係合させることによ
り、レール18に沿って直線的に移動できるよう支持され
ている。レール18は中央部を支柱19にて、両端はモータ
ブラケット20とテンションタワー21にて、それぞれ支え
られている。
移動体の移動は、ワイヤロープ22による。ワイヤロー
プ22の両端は移動体14の側縁に取り付けたブラケット23
に固定され、中間部はテンションタワー21の上部に移動
可能に取り付けたスライドブロック24の支持するテンシ
ョンプーリ25,26と、モータブラケット20に取り付けら
れたプーリ27、28、29、30、32に掛け回される(第3図
第4図参照)。プーリ32は駆動プーリであって、モータ
ブラケット20に取り付けたモータ31の回転軸に固定され
ている。第3図において、モータ31が駆動プーリ32を特
定方向に回転させると、ワイヤロープ22も時計方向に移
動する。このためブラケット23は図において左方向に移
動し、これに伴ない移動体14もレール18上を左方向に移
動することになる。モータ31が駆動プーリ32を反対方向
に回転させると、ワイヤロープ22は第4図に示すように
反時計方向に移動する。このためブラケット23は同図に
おいて右方向に移動し、これに伴ない移動体14もレール
18上を右方向に移動する。
テンションプーリ25、26は、ワイヤロープ22の張りを
調整するもので、スライドブロック24に螺合したボルト
33を回すことにより、スライドブロック24を移動させ、
位置を変えることができる。
ロッド回動装置15はプッシャーロッド34、35に回動を
与えるものである。プッシャーロッド34、35は先端に爪
36、37を有し、移動体14に固定した軸受ブロック38に回
動及び軸方向移動可能に支持されている。ロッド34、35
の後端はベース39、40に回動可能且つ軸方向移動可能に
保持されている。ベース39、40は水平なレール41、42を
有し、レール41、42上を移動可能なスライダー43、44の
上面には、垂直なカム溝45、46を有するカム47、48が固
定されている(第5、6図参照)。カム溝45、46にはプ
ッシャーロッド34、35に固定したレバー49、50の先端の
ローラ51、52が係合する。
ロッド回動装置15は、カム47、48と、これらを連結す
るバー53と、ベース39に取り付けられ、ロッド54の先端
をカム47に連結したエアシリンダー55とからなる。
第5図及び第6図により、ロッド回動装置15の動作を
説明する。第5図において、エアシリンダ55はロッド54
を引っ込めており、カム47、48は図において、レール4
1、42の右端によせられている。そしてプッシャーロッ
ド34、35は、爪36、37が水平になるような角度に保持さ
れている。第6図のようにエアシリンダ55がロッド54を
突き出すと、カム45、46はレール41、42の左端に移動す
る。これにより、プッシャーロッド34、35には90°の回
動が与えられ、詰め36、37が真下を向き、基板に係合す
る姿勢になるものである。
次にロッド進退装置16につき説明する。ロッド進退装
置16は移動体14の上面の両端に物品ガイド1と直交する
角度で敷設したレール56、57と、レール56、57上を移動
可能なスライダー58、59と、スライダー58、59を連結す
る連結板60を有する。連結板60は、プッシャーロッド3
4、35のベース39、40を支持する。ロッド進退装置16の
移動手段として、移動体14の下面にはプーリ61、62、6
3、64、65を取り付け、これらにワイヤロープ66を掛け
回す。これとは別にもう一組のプーリ67、68、69、70を
移動体14の下面に取り付け、これらにワイヤロープ71を
掛け回す(第7、8図参照)。スライダー58にはワイヤ
ロープ66を固定するロープ保持具72を装着し、スライダ
ー59にはワイヤロープ71を固定するロープ保持具73を装
着する。ワイヤロープ66とワイヤロープ71の各両端は、
ロープ連結ブロック74に固定される。75はロッド進退装
置16の駆動源となるエアシリンダである。エアシリンダ
75は移動体14に固定したベース76に取り付けられる。ベ
ース76はレール77をも支持しており、このレール77は、
エアシリンダ75のロッド78に結合したスライダー79を保
持する(第2図参照)。このスライダー79にロープ連結
ブロック74が固定されるものである。
第7図及び第8図に基づき、ロッド進退装置16の動作
を説明する。第7図において、エアシリンダ75がロッド
78を突き出すとロープ連結ブロック74も移動する。ワイ
ヤロープ66は、これに伴ない反時計方向に移動し、ロー
プ保持具72を物品ガイド1と反対方向に引っ張る。ワイ
ヤロープ71は、時計方向に移動し、ロープ保持具73を物
品ガイド1と反対方向に引っ張る。このためスライダー
58、59も物品ガイド1と反対方向に移動し、プッシャー
ロッド34、35を物品ガイド1から退避させることにな
る。第8図のようにエアシリンダ75がロッド78を引っ込
めると、ロープ連結ブロック74も移動する。ワイヤロー
プ66はこれに伴ない時計方向に移動し、ロープ保持具72
を物品ガイド1方向に引っ張る。ワイヤロープ71は反時
計方向に移動し、ロープ保持具73を物品ガイド1方向に
引っ張る。このためスライダ58、59も物品ガイド1の方
向に移動し、プッシャーロッド34、35の爪36、37を物品
ガイド1内に進入させる。この時プッシャーロッド34、
35は物品ガイド1上をすれすれの高さで進む。
次に第9図乃至第12図においてプッシャーロッド34、
35と爪36、37の一連の基板搬送動作を説明する。
当初プッシャーロッド34、35は物品ガイド1から退避
した位置にある。基板供給部3の停止位置Aに基板6が
到着すると、ストッパ9が突き出して基板6を停止させ
る。そして先に基板位置決め部4に搬送された基板6′
の検査が想像線で示す画像認識装置80により行なわれ
る。検査が終了すると、プッシャーロッド34、35は爪3
6、37を基板6、6′との非係合姿勢をとらせた状態
で、ロッド進退装置16により、物品ガイド1内に進出さ
せられる(第9図)。次にロッド回動装置15により、プ
ッシャーロッド34、35を回動させ、爪36、37に基板6、
6′との係合姿勢をとらせる。基板6を停止させていた
ストッパー9は下降し、また基板6′を位置決めしてい
た位置決め爪11は倒れ、基板6、6′は移動可能とな
る。(第10図)。次に移動体14の移動により、爪36、37
は基板6、6′の後縁を押し、基板6は基板位置決め部
4の基板位置決め位置Bまで搬送され、基板6′は、基
板収納部5の基板受け入れ位置C(第11図)まで搬送さ
れる。基板6、6′を移動させた後、プッシャーロッド
34、35はロッド回動装置15により回動し、爪36、37に基
板6、6′との非係合姿勢をとらせる。
次にロッド進退装置16がプッシャーロッド34、35を物
品ガイド1外へ退避させる。そして移動体14の移動によ
り、プッシャーロッド34、35を元の位置へ帰す(第12
図)。画像認識装置80の視野外を通って復帰するため、
プッシャーロッド35が画像情報を乱すことがない。以上
の動作を繰り返し、基板6を搬送するものである。
(ト) 考案の効果 本考案装置では、プッシャーロッドの回動により、爪
の高さを実質的に変えることなく、物品との係合・非係
合を選択できるから、物品の上方に画像認識装置を配置
する場合、プッシャーロッドがぎりぎり通過し得る間隔
さえ確保すれば良く、外乱光の侵入を少なくして検査精
度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は物品ガイドと送り装置の位置関係及び構造を示
す上面図、第2図は送り装置の構造を示す側面図、第3
図及び第4図は移動体の構造及び動作を模型的に示す上
面図、第5図及び第6図はロッド回動装置の構造及び動
作を示す側面図、第7図及び第8図はロッド進退装置の
構造及び動作を模型的に示す上面図、第9図乃至第12図
はプッシャーロッドと爪の一連の動作を示す部分斜視図
である。 1……物品ガイド、14……移動体、34、35……プッシャ
ーロッド、36、37……爪、15……ロッド回動装置、16…
…ロッド進退装置。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品を案内する物品ガイドと、 前記物品ガイドと平行に移動する移動体と、 前記移動体から物品ガイド内に延び、先端には物品に係
    合する爪を有するプッシャーロッドと、 前記プッシャーロッドに軸方向回りの回動を与え、物品
    搬送方向と平行な垂直平面内で爪を揺動させて、物品へ
    の係合姿勢、あるいは非係合姿勢のいづれかの姿勢を前
    記爪にとらせるロッド回動装置を備えたことを特徴とす
    る物品搬送装置。
  2. 【請求項2】プッシャーロッドを軸方向に進退させるロ
    ッド進退装置を整備したことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載物品搬送装置。
JP1988149852U 1988-11-16 1988-11-16 物品搬送装置 Expired - Lifetime JPH085939Y2 (ja)

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JP1988149852U JPH085939Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 物品搬送装置

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JPH0269616U JPH0269616U (ja) 1990-05-28
JPH085939Y2 true JPH085939Y2 (ja) 1996-02-21

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009057694A1 (ja) * 2007-10-31 2009-05-07 Thk Co., Ltd. クランプ機構及びスライダ機構
JP5313589B2 (ja) * 2008-08-26 2013-10-09 カウンテック カンパニー リミテッド 錠剤投入機の選別搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60132815A (ja) * 1983-12-20 1985-07-15 Tokico Ltd 搬送装置
JPS6121467U (ja) * 1984-07-16 1986-02-07 イ−グル産業株式会社 玉縁縫製機に於けるクランプ装置

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JPH0269616U (ja) 1990-05-28

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