JPH0858570A - 液圧制御弁 - Google Patents

液圧制御弁

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JPH0858570A
JPH0858570A JP22561994A JP22561994A JPH0858570A JP H0858570 A JPH0858570 A JP H0858570A JP 22561994 A JP22561994 A JP 22561994A JP 22561994 A JP22561994 A JP 22561994A JP H0858570 A JPH0858570 A JP H0858570A
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JP
Japan
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hydraulic pressure
flow path
inlet valve
master cylinder
return
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Application number
JP22561994A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kasai
笠井泰宏
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Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アンチスキッド制御中に発生するポンプ脈動、
並びにバルブ脈動のマスタシリンダ側への伝播を防止
し、ペダルへのキックバックを軽減することにある。 【構成】車両用アンチスキッド制御装置において、主液
圧流路14と戻り流路25の接続部に配置され、戻り流
路25の液圧が上昇し、第1ピストン31が主スプリン
グ33に抗して摺動すると、マスタシリンダ13と入口
弁21間の主液圧流路14を遮断し、更に戻り流路25
の液圧が上昇すると、ポンプ吐出液圧を入口弁21側に
伝達し、戻り流路25の液圧が更に上昇すると、ポンプ
吐出液圧を補助リザーバ23へ還流する液圧制御弁3。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のアンチスキッド
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アンチスキッド制御中に発生する
ポンプ脈動やバルブ脈動が、マスタシリンダ側へ伝播
し、ペダルのキックバック、振動や騒音などの問題が発
生していた。そこで、これらの問題を解決するために、
アンチスキッド制御時のみ、主液圧流路を絞り流路に切
換えている(例えば、特開昭60−131355号公報
参照)。又、入口弁からマスタシリンダへの流れを阻止
する逆止弁と、ホイールシリンダからマスタシリンダへ
の流れのみ許容する逆止弁を設け、ポンプ液圧がマスタ
シリンダ液圧より高くなったとき、ポンプ吐出しをリザ
ーバに戻すリリーフ弁を設けている(例えば、特開昭5
6−128251号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、従来の方法
では、次のような問題点がある。 <イ>絞り流路に切換える場合、ポンプ吐出しの畜圧に
アキュムレータを必要とするため、装置の大型化やコス
トアップにつながる。 <ロ>アンチスキッド制御中、減圧から増圧に移行する
際、一時的にポンプ圧が低下し、マスタシリンダから電
磁弁側への流れのみ許容する逆止弁が開くため、マスタ
シリンダ側流路の液圧も低下し、ペダルが入り込み、次
にポンプが昇圧したときにペダルが押し戻され、キック
バック現象を生じる恐れがある。
【0004】
【本発明の目的】本発明は、アンチスキッド制御中に発
生するポンプ脈動並びにバルブ脈動のマスタシリンダ側
への伝播を防止し、ペダルへのキックバックを軽減する
ことにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、マスタシリ
ンダから入口弁を介してホイールシリンダに通じる主液
圧流路、及びホイールシリンダから出口弁、リザーバと
ポンプを介してマスタシリンダと該入口弁との間の主液
圧流路に通じる戻り流路を有する車両用アンチスキッド
制御装置の液圧制御弁において、主液圧流路と戻り流路
の接続部に介挿され、マスタシリンダ側の主液圧流路に
接続されるマスタ側口、入口弁側の主液圧流路に接続さ
れる入口弁側口、戻り流路に接続される戻り流路口とを
備え、戻り流路の液圧がマスタシリンダ側の主液圧流路
の液圧より低く設定された所定値より低い場合、マスタ
シリンダと入口弁の間の流路を開状態にし、ポンプと入
口弁の間の流路を閉状態にし、戻り流路の液圧が所定値
より高い場合、マスタシリンダと入口弁の間の流路を遮
断し、戻り流路の液圧がマスタシリンダ側の主液圧流路
の液圧より高い場合、ポンプと入口弁の間の流路を開状
態にしてポンプ吐出液圧を入口弁に伝えることを特徴と
する、液圧制御弁、又は、戻り流路の液圧がマスタシリ
ンダ側の主液圧流路の液圧より低く設定された所定値よ
り低い場合、マスタシリンダと入口弁の間の流路を開状
態にし、ポンプと入口弁の間の流路を閉状態にし、戻り
流路の液圧が所定値より高い場合、マスタシリンダと入
口弁の間の流路を遮断し、戻り流路の液圧がマスタシリ
ンダ側の主液圧流路の液圧より高い場合、ポンプと入口
弁の間の流路を開状態にしてポンプ吐出液圧を入口弁側
に伝え、戻り流路の液圧がマスタシリンダ側の主液圧流
路の液圧より設定値以上高い場合、戻り流路とリザーバ
との間の流路を開状態にしてポンプ吐出液圧をリザーバ
に還流することを特徴とする、液圧制御弁にある。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0007】<イ>アンチスキッド制御装置(図1) 図1は、アンチスキッド制御装置の液圧回路2の片系統
を示してある。ブレーキペダル11が踏み込まれると、
主リザーバ12でブレーキ液を供給し、マスタシリンダ
13でブレーキ液圧を発生する。主液圧流路14は、マ
スタシリンダ13から液圧制御弁3、入口弁21を経由
して各車輪16のホイールシリンダ15に至る流路から
構成される。戻り流路25は、ホイールシリンダ15、
出口弁22、補助リザーバ23、ポンプ24を経由して
液圧制御弁3に至る流路から構成される。
【0008】液圧制御弁3は、主スプリング33を介し
て第1ピストン31と第2ピストン32が対向して配置
され、その両端にポンプ24からの戻り流路25が接続
され、ポンプ液圧が供給される。液圧制御弁3に還流流
路26が接続され、ポンプ液圧が補助リザーバ23に還
流する。
【0009】<ロ>液圧制御弁の概要(図2) 液圧制御弁3は、ボディ4の内に複数の液圧室が形成さ
れ、ボディ4外部への液圧の出入口として、マスタ側口
42、入口弁側口43、第1戻り流路44、第2戻り流
路45、リザーバ側口46が形成されている。マスタ側
口42はマスタシリンダ側の主液圧流路14に接続さ
れ、入口弁側口43は入口弁21側の主液圧流路14に
接続され、ボディ4内に主液圧流路14の一部を構成し
ている。第1戻り流路44は、戻り流路に接続され、ポ
ンプ24の吐出液圧が入力され、逆止弁61を経由し
て、入口弁21側に出力される。第2戻り流路45も、
戻り流路25に接続され、ポンプ24の吐出液圧が入力
される。リザーバ側口46は還流流路26に接続され、
第2戻り流路45からのポンプの吐出液圧を出力して、
リザーバに還流するものである。
【0010】<ハ>液圧制御弁の主液圧流路の構成(図
2) ボディ4は固定部41と共に内部に空間を形成し、内部
に第1ピストン31と第2ピストン32が主スプリング
33を介して対向して配置され、両者は反対方向に付勢
されている。第1ピストン31と第2ピストン32の間
にマスタ側液圧室51が形成され、マスタ側口42が接
続され、マスタシリンダ13の液圧が供給される。マス
タ側液圧室51に隣接して入口弁側液圧室52が形成さ
れ、第1ピストン31が摺動して(図2では右方向に摺
動して)第1シール面55に当接すると、両液圧室が遮
断される。入口弁側液圧室52は入口弁側口43に接続
され、入口弁21に液圧を供給する。
【0011】<ニ>第1ピストンの摺動(図2) 第1ピストン31の摺動は、マスタ側液圧室51と第1
戻り液圧室の液圧、第1ピストン31の両液圧室に面す
る各断面積及び主スプリング33の力により決まる。第
1ピストン31の一端の大径部は第1戻り液圧室53に
面し、第1戻り液圧室53は第1戻り流路44が接続さ
れ、ポンプ吐出液圧が供給される。また、第1ピストン
の他端の小径部はマスタ側液圧室51に面し、マスタシ
リンダ側の主液圧流路の液圧が供給される。それ故、第
1ピストン31は、ポンプ吐出液圧と大径部の面積の積
による軸方向の力、マスタシリンダ液圧と小径部の面積
の積による軸方向の力、及び主スプリング33の力の合
力を受け、摺動方向が決定される。
【0012】<ホ>液圧制御弁の戻り流路と主液圧流路
の接続部(図2) 第1戻り液圧室53は、第1戻り流路44が接続され、
ポンプ吐出液圧が供給される。また、第1戻り液圧室5
3は、第1ピストン31と面しており、第1ピストン3
1にポンプ吐出液圧を付与している。第1ピストン31
の内部には、逆止弁61が形成され、第1戻り液圧室5
3と入口弁側液圧室52を分離している。逆止弁61の
弁球62は、センターピストン64に当接し、センター
スプリング63により弁座67に着座している。センタ
ーピストン64は第1ピストン31の小径側端部に固定
されたスリーブ68により支持され、センターピストン
64とスリーブ68間の摺動面は微小隙間の金属接触で
あり、逆止弁作動に大きな影響を与えない小さな摺動抵
抗となっている。センターピストン64はマスタ側液圧
室51に面しており、マスタシリンダ13の液圧を受け
ている。即ち、弁球62はポンプ吐出液圧を一方向から
受け、他方からセンターピストン64を介してマスタシ
リンダ13の液圧とセンタースプリング63の力を受け
ている。弁球62がセンターピストン64側に移動する
と、ポンプ吐出液圧は、入口弁側液圧室52に入り、入
口弁21に供給される。この際、第1ピストン31は第
1シール面55に当接しており、入口弁側液圧室52と
マスタ側液圧室51は遮断されている。
【0013】<ヘ>液圧制御弁のポンプ吐出液圧の還流
の構造(図2) 第2戻り流路45はオリフィス65を経由して第2戻り
液圧室54に接続されている。第2ピストン32が第2
シール面56に当接していると、第2戻り液圧室54は
リザーバ側口46と分離されており、第2ピストン32
が第2シール面56から摺動して離れると、第2戻り液
圧室54はリザーバ側口46とつながり、第2戻り流路
45がリザーバ側口46と連通し、ポンプ吐出液圧は、
リザーバ側口46を経て、リザーバに還流する。第2ピ
ストン32の摺動は、第2ピストン32がポンプ吐出液
圧からの一方向の力と、マスタシリンダ13の液圧と主
スプリング33の力からの他方向の力で決まる。即ち、
ポンプ吐出液圧とマスタシリンダ13の液圧差による
力、及び主スプリング33の力の合力を受けて、摺動方
向が決定される。
【0014】<ト>他の液圧制御弁の構造(図3) 図3の液圧制御弁3は図2の液圧制御弁3とセンターピ
ストン64の構造が一部相違している。図3ではセンタ
ーピストン64の摺動部のシールをOリング69として
第1ピストン31の作動時のマスタ側液圧室51と入力
弁側液圧室52との間のシール性を向上させた。また、
センターピストン付勢用のセンタースプリング63との
独立に弁球付勢用の内部スプリング66を設け、それぞ
れ最適な付勢力の確保を可能とした。
【0015】以下に、アンチスキッド制御装置の動作を
説明する。
【0016】<イ>通常ブレーキ時の動作(図1〜図
3) マスタシリンダ13で発生した液圧は、主液圧流路14
を経てホイールシリンダ15へ伝達される。即ち、液圧
制御弁3の内部の第1ピストン31と第2ピストン32
の間の流路、入口弁21を経て車輪16を制動する。こ
の際、戻り流路25にはポンプ吐出液圧が発生していな
いので、液圧制御弁3の第1ピストン31は主スプリン
グ33の力で第1戻り液圧室53に付勢され、マスタ側
液圧室51と入口弁側液圧室52は連通している。ま
た、入口弁21も開状態にある。
【0017】<ロ>アンチスキッド制御のポンプ作動開
始時の動作(図1、図4) ポンプ吐出液圧が上昇し、マスタシリンダ側の主液圧流
路の液圧より低いが、所定値(所定値はマスタシリンダ
側の主液圧流路の液圧に比例し、第1ピストン31の大
径部と小径部の径差と主スプリング33の力の設定によ
り決まり、マスタシリンダ液圧の値で変化する。第1ピ
ストン31は大径部と小径部との径差により、ポンプ吐
出液圧がマスタシリンダ液圧より低い値で動作する。)
を越えると、第1ピストン31が摺動し、第1シール面
55を閉じて、マスタシリンダ13と入口弁21の主液
圧流路14を遮断する。第1ピストン31はポンプ吐出
が停止するまで、遮断状態を保持する。
【0018】<ハ>アンチスキッド制御のポンプ吐出液
圧の増圧(図1、図4) 第1ピストン31の遮断状態から更にポンプ吐出液圧が
上昇し、マスタシリンダ液圧に達すると、センターピス
トン64が作動し、マスタシリンダ液圧をチェック圧と
する第1ピストン31の内部の逆止弁61が開き、ポン
プ24、入口弁21間の流路(図4の実線の矢印)を形
成するので、ポンプ吐出液圧をホイールシリンダ15側
へ伝える。
【0019】<ニ>アンチスキッド制御のポンプ吐出液
圧の還流(図1、図4) ポンプ吐出液圧が発生しても、入口弁21が閉状態で
は、ポンプ24と入口弁21間は閉塞流路となり、ポン
プ吐出液圧は急激に上昇する。ポンプ吐出液圧が上昇し
て、マスタシリンダとの液圧差が設定値(主スプリング
33の設定により決まり、第2ピストン32は第1ピス
トン31との径差により常に第1ピストン作動後に作動
する)を上まわると、第2ピストン32が作動して第2
シール面56より離間し、戻り流路25と還流流路26
が(図4の点線の矢印の方向に)連通し、ポンプ吐出液
圧をリザーバへ還流し、ポンプ吐出液圧がマスタシリン
ダ液圧より大幅に上昇することを防止する。
【0020】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を得ることが
できる。 <イ>アンチスキッド作動中、主液圧流路を遮断するた
め、入口弁やポンプで発生する脈動のマスタシリンダ側
への伝播を遮断し、ブレーキペダルへのキックバックを
低減する。 <ロ>ポンプからホイールシリンダへの流れを許容する
逆止弁のチェック圧をマスタシリンダ液圧としているた
めに、アンチスキッド制御中の増圧時など一時的に発生
する急激なポンプ吐出液圧の低下を抑えるためのアキュ
ムレータなどを削減することができる。 <ハ>ポンプ吐出液圧は、マスタシリンダ液圧により制
限されるため、状況に適したポンプ液圧を保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アンチスキッド制御装置の液圧回路図
【図2】液圧制御弁の構造図
【図3】他の液圧制御弁の構造図
【図4】作動説明図
【符号の説明】
13・・マスタシリンダ 14・・主液圧流路 15・・ホイールシリンダ 21・・入口弁 23・・補助リザーバ 24・・ポンプ 3・・・液圧制御弁 31・・第1ピストン 32・・第2ピストン 33・・主スプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタシリンダから入口弁を介してホイー
    ルシリンダに通じる主液圧流路、及びホイールシリンダ
    から出口弁、リザーバとポンプを介してマスタシリンダ
    と該入口弁との間の主液圧流路に通じる戻り流路を有す
    る車両用アンチスキッド制御装置の液圧制御弁におい
    て、 主液圧流路と戻り流路の接続部に介挿され、 マスタシリンダ側の主液圧流路に接続されるマスタ側
    口、入口弁側の主液圧流路に接続される入口弁側口、戻
    り流路に接続される戻り流路口とを備え、 戻り流路の液圧がマスタシリンダ側の主液圧流路の液圧
    より低く設定された所定値より低い場合、マスタシリン
    ダと入口弁の間の流路を開状態にし、ポンプと入口弁の
    間の流路を閉状態にし、戻り流路の液圧が所定値より高
    い場合、マスタシリンダと入口弁の間の流路を遮断し、 戻り流路の液圧がマスタシリンダ側の主液圧流路の液圧
    より高い場合、ポンプと入口弁の間の流路を開状態にし
    てポンプ吐出液圧を入口弁に伝えることを特徴とする、 液圧制御弁。
  2. 【請求項2】マスタシリンダから入口弁を介してホイー
    ルシリンダに通じる主液圧流路、及びホイールシリンダ
    から出口弁、リザーバとポンプを介してマスタシリンダ
    と該入口弁との間の主液圧流路に通じる戻り流路を有す
    る車両用アンチスキッド制御装置の液圧制御弁におい
    て、 主液圧流路と戻り流路の接続部に介挿され、 マスタシリンダ側の主液圧流路に接続されるマスタ側
    口、入口弁側の主液圧流路に接続される入口弁側口、戻
    り流路に接続される戻り流路口と、各流路口が形成され
    たボディと、ボディ内に摺動自在に配置された第1ピス
    トンと、第1ピストンを戻り流路口側に付勢する主スプ
    リングと、第1ピストンの内部に摺動自在に配置された
    センターピストンを備え、 戻り流路の液圧がマスタシリンダ側の主液圧流路の液圧
    より低く設定された所定値より低い場合、マスタシリン
    ダと入口弁の間の流路を開状態にし、ポンプと入口弁の
    間の流路を閉状態にし、戻り流路の液圧が所定値より高
    い場合、マスタシリンダと入口弁の間の流路を遮断し、 所定値は、マスタシリンダ側の主液圧流路の液圧、第1
    ピストンの大径部と小径部の径差と主スプリング力によ
    り決定され、 戻り流路の液圧がマスタシリンダ側の主液圧流路の液圧
    より高い場合、センターピストンによりポンプと入口弁
    の間の流路を開状態にしてポンプ吐出液圧を入口弁側に
    伝えることを特徴とする、 液圧制御弁。
  3. 【請求項3】マスタシリンダから入口弁を介してホイー
    ルシリンダに通じる主液圧流路、及びホイールシリンダ
    から出口弁、リザーバとポンプを介してマスタシリンダ
    と該入口弁との間の主液圧流路に通じる戻り流路を有す
    る車両用アンチスキッド制御装置の液圧制御弁におい
    て、 主液圧流路と戻り流路の接続部に介挿され、 マスタシリンダ側の主液圧流路に接続されるマスタ側
    口、入口弁側の主液圧流路に接続される入口弁側口、戻
    り流路に接続される第1戻り流路口と第2戻り流路口、
    とリザーバに接続されるリザーバ側口を備え、 戻り流路の液圧がマスタシリンダ側の主液圧流路の液圧
    より低く設定された所定値より低い場合、マスタシリン
    ダと入口弁の間の流路を開状態にし、ポンプと入口弁の
    間の流路を閉状態にし、戻り流路の液圧が所定値より高
    い場合、マスタシリンダと入口弁の間の流路を遮断し、 戻り流路の液圧がマスタシリンダ側の主液圧流路の液圧
    より高い場合、ポンプと入口弁の間の流路を開状態にし
    てポンプ吐出液圧を入口弁側に伝え、 戻り流路の液圧がマスタシリンダ側の主液圧流路の液圧
    より設定値以上高い場合、戻り流路とリザーバとの間の
    流路を開状態にしてポンプ吐出液圧をリザーバに還流す
    ることを特徴とする、 液圧制御弁。
  4. 【請求項4】マスタシリンダから入口弁を介してホイー
    ルシリンダに通じる主液圧流路、及びホイールシリンダ
    から出口弁、リザーバとポンプを介してマスタシリンダ
    と該入口弁との間の主液圧流路に通じる戻り流路を有す
    る車両用アンチスキッド制御装置の液圧制御弁におい
    て、 主液圧流路と戻り流路の接続部に介挿され、 マスタシリンダ側の主液圧流路に接続されるマスタ側
    口、入口弁側の主液圧流路に接続される入口弁側口、戻
    り流路に接続される第1戻り流路口と第2戻り流路口、
    とリザーバに接続されるリザーバ側口と、各流路口が形
    成されたボディと、ボディ内に摺動自在で主スプリング
    を介して対向して配置される第1ピストンと第2ピスト
    ン、第1ピストンの内部に摺動自在に配置されたセンタ
    ーピストンを備え、 戻り流路の液圧がマスタシリンダ側の主液圧流路の液圧
    より低く設定された所定値より低い場合、マスタシリン
    ダと入口弁の間の流路を開状態にし、ポンプと入口弁の
    間の流路を閉状態にし、戻り流路の液圧が所定値より高
    い場合、マスタシリンダと入口弁の間の流路を遮断し、 所定値は、マスタシリンダ側の主液圧流路の液圧、第1
    ピストンの大径部と小径部の径差と主スプリング力によ
    り決定され、 戻り流路の液圧がマスタシリンダ側の主液圧流路の液圧
    より高い場合、センターピストンによりポンプと入口弁
    の間の流路を開状態にしてポンプ吐出液圧を入口弁側に
    伝え、 戻り流路の液圧がマスタシリンダ側の主液圧流路の液圧
    より設定値以上高い場合、戻り流路とリザーバとの間の
    流路を開状態にしてポンプ吐出液圧をリザーバに還流
    し、 設定値は、主スプリング力により決定されることを特徴
    とする、 液圧制御弁。
  5. 【請求項5】請求項3乃至4のいずれかに記載の液圧制
    御弁において、 第2戻り流路口に絞り流路を形成したことを特徴とす
    る、 液圧制御弁。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101338431B1 (ko) * 2011-07-08 2013-12-10 현대자동차주식회사 자동차의 회생제동 시스템

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KR101338431B1 (ko) * 2011-07-08 2013-12-10 현대자동차주식회사 자동차의 회생제동 시스템

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