JPH085831A - カラーフィルターおよびその製造方法ならびにそのフィルターを用いた液晶表示装置 - Google Patents

カラーフィルターおよびその製造方法ならびにそのフィルターを用いた液晶表示装置

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JPH085831A
JPH085831A JP14319794A JP14319794A JPH085831A JP H085831 A JPH085831 A JP H085831A JP 14319794 A JP14319794 A JP 14319794A JP 14319794 A JP14319794 A JP 14319794A JP H085831 A JPH085831 A JP H085831A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 同一基板上に、赤色着色層、緑色着色層およ
び青色着色層が隣接して配列されてなる画素を配列した
カラーフィルターにおいて、その3種の着色層のうち、
少なくとも1種に染料を含有させ、かつ少なくとも1種
に顔料を含有させる。 【効果】 R、G、Bの各色の着色層間のインクドット
の滲みが原因の混色による不良が少ない、微細化すなわ
ち高精細化に対応可能なカラーフィルターを得て、画質
の良好な液晶表示装置を製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示用のカラーフ
ィルターおよびその製造方法、ならびにそのフィルター
を用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に液晶表示装置は、パーソナルコン
ピュータ、ワードプロセッサー、パチンコ遊戯台、自動
車ナビゲイションシステム、小型テレビなどに搭載さ
れ、近年需要が高まっており、さらにそれに伴って液晶
表示装置のコストダウンに対する要求も強まっている。
【0003】液晶表示装置を構成するカラーフィルター
は、透明基板上に赤(R)、緑(G)、青(B)の着色
層よりなる画素を多数配列して構成され、さらにこれら
の着色層の周囲には表示コントラストを高めることを目
的として光遮断するためにブラックマトリクスが設けら
れている。
【0004】カラーフィルターの着色層には、それぞれ
R、G、Bの各色を透過することができる着色材が含ま
れている。着色材としては、染料および顔料があるが、
耐性の面では顔料の方が優れていることから、顔料が広
く使用されるようになっている。
【0005】カラーフィルターの着色画素部分は、染色
法、顔料分散法、電着法などがある。
【0006】また、カラーフィルターのコストダウンに
対する要求から、印刷法またはインクジェット法で形成
する方法が提案されている。しかしながら、印刷法にお
いては、印刷版からの転写と乾燥の工程をR、G、Bの
各画素ごとに、すなわち3回繰り返して着色画素部を形
成するため、それだけ歩留りが低くなるという問題があ
った。
【0007】一方、インクジェット法に関しては、例え
ば特開昭59−75205では、R、G、Bの3色の色
素を含有する着色液を基板上にインクジェット方式で噴
射し、その着色液を乾燥させて着色画素部を形成するこ
とが提案されている。こうしたインクジェット法では、
R、G、Bの各画素の形成を一度に行うことが可能で、
大幅な製造工程の簡略化と、大幅なコストダウンの効果
を得ることができる。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インク
ジェット方式によりインクドットで着色層を形成する場
合には、隣接する異なる色の着色層間で混色を起こす頻
度が高い。特に高精細な画像を得るために着色層同士の
間隔を狭くするとその問題が顕著になる。
【0008】異なる着色層間で混色が生じると、液晶パ
ネルとして組み上げた時に画像品位が低下し、フィルタ
ーの歩留りが低下してコストアップにつながる。また、
着色層間の間隔を混色を起こさない程度に広く取る必要
があることから、一定領域内の画素数を増やして高精細
化しようとする場合に問題となる。
【0009】また、顔料を着色材として用いると、耐熱
性および耐光性などの耐性は向上するが、染料に比べて
顔料の場合は粒子による光の散乱効果が大きいため、偏
光の解消が生じるいわゆる消偏効果があって、液晶パネ
ルとした場合に画像のコントラストが低下するという問
題がある。
【0010】そこで本発明の目的は、これらの問題点を
解決し、着色層間の混色が少ないカラーフィルター、混
色が少なくしかも高精細なカラーフィルターを容易かつ
低コストで製造する方法、および画像品位の高い液晶表
示装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、相対的に染料が親
水性で顔料粒子が疎水性であることから、着色材として
染料を含む着色層と顔料を含む着色層との間では混色が
起こりにくいという知見を得て、本発明に至った。
【0012】そこで本発明は、同一基板上に、赤色着色
層、緑色着色層および青色着色層が隣接して配列されて
なる画素を配列したカラーフィルターにおいて、3種の
着色層のうち、少なくとも1種が染料を含有し、かつ少
なくとも1種が顔料を含有することを特徴とするカラー
フィルターならびにそのカラーフィルターを用いた液晶
表示装置を提供する。
【0013】さらに本発明は、それぞれ赤色着色液、緑
色着色液および青色着色液を含む3種のノズルから基板
上の所定の位置に着色液を噴射して、付着した着色液を
乾燥させる工程を1回以上行って、赤色着色層、緑色着
色層および青色着色層が隣接して配列されてなる画素を
配列するカラーフィルターの製造方法において、赤色着
色液、緑色着色液および青色着色液の3種の着色液のう
ち、少なくとも1種に染料を含有させ、かつ少なくとも
1種に顔料を含有させることを特徴とするカラーフィル
ターの製造方法を提供する。
【0014】
【作用】以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
【0015】図4に、本発明に係る液晶用カラーフィル
ターの構成の1例を示した。本図において、2は透明基
板、3は金属や黒レジストなどからなるブラックマトリ
クス、4は下地層、5は保護膜である。14は着色液で
ある。
【0016】図4のフィルターにおける透明基板2とし
ては、一般にガラスが用いられるが、液晶用カラーフィ
ルターとしての透明性、機械的強度等の必要特性を有す
るものであればプラスチックなどでもよく、ガラス基板
に限定されるものではない。着色液は、インクジェット
記録ヘッドから液滴を噴射して記録を行うインクジェッ
ト法によって透明基板2上に吐出され、乾燥によってそ
れぞれの着色層を形成する。その場合、着色液を受容す
る受容層としてさらに着色液の定着性向上を目的とし
て、着色部分に予めインク吸収性の樹脂などからなる下
地層4を設けておいてもよい。インク吸収性の樹脂とし
ては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体、
水溶性アクリル樹脂などが好適に用いられ、着色部位に
マトリクス状にあるいは基板2上の全面に形成すること
ができる。
【0017】着色層を形成した透明基板または下地層上
には、必要に応じて保護膜5を形成してもよい。その保
護膜としては、光硬化タイプ、熱硬化タイプあるいは光
熱併用タイプの樹脂材料、蒸着やスパッタ等によって形
成される無機膜などを用いることができ、カラーフィル
ターとした場合の透明性を有し、配向膜形成プロセス等
に耐え得るものであれば使用可能である。
【0018】本発明のカラーフィルターの1つの画素を
構成するR、G、Bの3つの着色層全ての着色材を染料
とすると耐熱性および耐光性が低くなり、逆に全ての着
色層の着色材を顔料とした場合には、消偏性が顕著にな
ってコントラストが低下することから、本発明のカラー
フィルターにおいては、上記のように1つの画素を構成
するR、G、Bの3つの着色層のうち、少なくとも1つ
が染料を含み、少なくとも1つが顔料を含むようにす
る。
【0019】このような構成とすることにより、1つの
画素内ないし隣り合う画素間に染料着色層と顔料着色層
が隣り合う部分が生じ、そのような着色層間では混色が
起こりにくい。従って、そのような境界部には着色層間
の距離が小さくなっても混色防止壁を設ける必要がな
く、高精細化を目的として画素数を増やすため従来のカ
ラーフィルター以上に層間距離を小さくすることが可能
となる。すなわち、従来の方法でカラーフィルターを製
造する場合、隣り合う着色層間の距離(最短距離)は、
混色を避けるためにある程度以上小さくすることはでき
ず、混色防止のための壁を設けた場合もその壁の幅を確
保しなければならないことから、通常は40μm以上の
間隔とする必要があるが、本発明のカラーフィルターに
おいては、顔料層と染料層の境界部分で層間距離を小さ
くすることができ、5μm〜40μm程度として、単位
面積当りの画素数を従来のもの以上に多くして画像の高
精細化を図ることが可能である。
【0020】3種の着色層のいずれを染料層とし、いず
れを顔料層としてもよいが、視感度が最も高いGを消偏
効果の問題の少ない染料層とするのが画像品位(コント
ラスト)の面で好ましく、GとBの混色は画像品位の低
下が特に著しいことからGを染料層とした場合にはBを
顔料層とすることがさらに好ましく、特に好ましくは図
1に示したように染料層Gの両側すなわちRとBの両層
を顔料層とする。
【0021】さらに、混色の観点のみからすると、着色
層間の各境界に混色防止壁を設けることが望ましいが一
定領域内の画素数に限界が生じ、コスト面でも不利であ
ることから、混色が生じ易い染料層と染料層の境界およ
び顔料層と顔料層の境界に混色防止壁を設けることが好
ましい。例えば、Gを染料層としRおよびBを顔料層と
した場合に、図2のように混色防止壁(図中の15)を
設ける。
【0022】さらに、図2のような配列では、上下方向
にも染料層/染料層および顔料層/顔料層の境界がある
ことから、図3のように、1つの画素を混色防止壁15
によってブロック化してもよい。
【0023】次に、本発明のカラーフィルターを用いた
液晶表示装置の液晶パネルの例を図5に示す。本図にお
いて、1は偏光板、2はガラスなどの透明基板、3はブ
ラックマトリクス、4は下地層、5は保護膜、6は共通
電極、7は配向膜、8は液晶化合物、9は配向膜、10
は画素電極、11は透明基板、12は偏光板および13
はバックライト光である。
【0024】液晶パネルは一般に、合わせ込まれたカラ
ーフィルターと対向基板との間に液晶化合物が封入され
ていて、図5のように、カラーフィルターに対向する基
板11の内側に透明な画素電極10がマトリクス状に形
成されている。カラーフィルターは、画素電極10に対
向する位置にRGBの色材が配列するように設置されて
いる。
【0025】さらに、両基板上の内側には配向膜7が形
成されており、これをラビング処理することによって液
晶分子を一定方向に配列させることができる。また、そ
れぞれの基板の外側には偏光板が接着されており、液晶
化合物は、これらの基板の間隙に充填される。また、バ
ックライトとしては、蛍光灯と散乱板の組合せ(両者と
も不図示)が一般に用いられており、液晶化合物をバッ
クライト光13の透過率を変化させる光シャッターとし
て機能させることにより表示を行う。
【0026】本発明のカラーフィルターを形成する際に
用いるインクジェット記録ヘッドとしては、特にインク
ジェット方式の中でも熱エネルギーを利用して飛翔液滴
を形成し、記録を行うインクジェット方式の記録ヘッド
が好ましい。
【0027】そのインクジェット記録ヘッドの代表的な
構成や原理については、例えば、米国特許第47231
29号明細書、同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この
方式はいわゆるオンデマンド型、コンティニュアス型の
いずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の
場合には、液体(インク)が保持されているシートや液
路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報
に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える
少なくとも一つの駆動信号を印加することによって、電
気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの
熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号
に一対一で対応した液体(インク)内の気泡を形成でき
るので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用
開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも
一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とする
と、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応
答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好
ましい。
【0028】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0029】インクジェット記録ヘッドの構成として
は、上述の各明細書に開示されているような吐出口、液
路、電気熱変換体の組み合わせ構成(直線状液流路また
は直角液流路)の他に、熱作用部が屈曲する領域に配置
されている構成を開示する米国特許第4558333号
明細書、米国特許第4459600号明細書を用いたも
のとしてもよい。
【0030】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としてもよい。
【0031】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0032】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0033】また、記録装置の構成として設けられる、
インクジェット記録ヘッドに対しての回復手段、予備的
な補助手段等を付加することは記録ヘッドによるインク
吐出を一層安定できるので好ましいものである。これら
を具体的に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピン
グ手段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電
気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれ
らの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出
を行う予備吐出モードを行うことも安定した記録を行う
ために有効である。
【0034】また本発明の製造方法において使用する着
色液としてのインクとしては、常温で液体のものに限ら
ず、室温やそれ以下で固化するインクであって、室温で
軟化するもの、もしくは液体であるもの、あるいは上述
のインクジェット方式ではインク自体を30℃以上70
℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定
吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的である
から、使用記録信号付与時にインクが液状をなすもので
あればよい。
【0035】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、基板に到達する時点では既に固化し
始めるもの等のような、熱エネルギーによって初めて液
化する性質のインクの使用も本発明には適用可能であ
る。このような場合インクは、特開昭54−56847
号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載さ
れるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状また
は固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対し
て対向するような形態としてもよい。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0036】
【実施例】以下、実施例によって、本発明を具体的に説
明する。
【0037】(実施例1)ブラックマトリクスの形成 まず、表面研磨した無アルカリガラスからなるガラス基
板上に200mm角のクロム(Cr)薄膜をスパッタリ
ングにより、約2000Åの厚さで形成し、フォトリソ
グラフィーにより、図6のような形状にパターニングし
た。このときの格子パターンの形状は、図6においてW
=60μm、L=140μm、d1=20μm、d2=1
00μmである。
【0038】下地層の形成 次に、上記のブラックマトリクスが形成されたガラス基
板上にヒドロキシプロピルセルロース(日本曹達製HP
C−H)からなる樹脂組成物をスピンコートし、90℃
で10分間乾燥して、2μmの下地層を形成した。
【0039】着色インクの調製 R(赤)、G(緑)、B(青)の各色のインクを下記の
表の組成で調製した。
【0040】
【表1】 1)C.I.ピグメントレッド168とC.I.ピグメントオレンジ36の23: 8混合物2) C.I.アシッドブルー9とC.I.アシッドイエロー23の7:2混合物3) C.I.ピグメントブルー60とC.I.ピグメントバイオレット23の9: 2混合物描画 上記のインクを用いて、インクジェットヘッドによりブ
ラックマトリクスの開口部に対してインクを吐出した。
描画は、ガラス基板を50℃に加温しながらR、G、B
の各色について順次行った。このときのインクの液滴の
体積は、45plであった。このインクにより、被染着
層に形成されたインクドットの直径は、平均82μmで
あった。
【0041】描画後、90℃で10分間プリベークし、
次に200℃で30分間本ベークを行った。
【0042】保護層の塗布 次に、上記のようにR、G、Bのパターンが形成された
被染色層上に透明保護膜として、熱硬化型樹脂(三洋化
成製ハイコートLC2001)をスピンナーにより乾燥
膜厚が0.5μmとなるように塗工し、120℃で30
分間のプリベーク、次に200℃で30分間の本ベーク
により保護層を形成して、カラーフィルターを製造し
た。
【0043】液晶パネルの形成 次に、上記のようにして得られたカラーフィルターを用
いてITO膜および配向膜の形成、液晶材料の封入など
の一連の作業を行い、図3のカラー液晶表示装置を作製
した。
【0044】(実施例2)実施例1と同様に、ブラック
マトリクスと下地層を形成したガラス基板上に、下記の
表の組成を持ったR、GおよびBのインクで描画した。
【0045】
【表2】 1)C.I.アシッドレッド35とC.I.アシッドイエロー23の11:3混合 物2) C.I.アシッドブルー9とC.I.アシッドイエロー23の7:2混合物3) C.I.ピグメントブルー60とC.I.ピグメントバイオレット23の9: 2混合物 上記のインクを用いて、インクジェットヘッドによりブ
ラックマトリクスの開口部に対してインクを吐出した。
このときのインクの液滴の体積は、45plであった。
このインクにより、被染着層に形成されたインクドット
の直径は、平均82μmであった。
【0046】描画後、90℃で10分間プリベークし、
次に200℃で30分間本ベークを行った後、実施例1
と同様の保護膜層塗布を行って、同様に液晶パネルを作
製した。
【0047】(実施例3)青色インクを染料を着色材と
した下記の表の組成のものとした以外は、実施例1同様
に描画、保護膜層塗布および液晶パネル作製を行った。
【0048】
【表3】 1)C.I.アシッドブルー9とC.I.アシッドレッド35の9:1混合物 (実施例4)赤インクを実施例2と同じ組成のものと
し、緑インクを下記の表の組成のものとした以外は、実
施例1と同様に描画、保護膜層塗布および液晶パネル作
製を行った。
【0049】
【表4】 1)C.I.ピグメントグリーン36とC.I.ピグメントイエロー83の15: 4混合物 (実施例5)緑インクを実施例4と同様とし、青インク
を実施例3と同様とした以外は、実施例1同様に描画、
保護膜層塗布および液晶パネル作製を行った。
【0050】(実施例6)赤インクを実施例2と同様と
し、緑インクを実施例4と同様とし、青インクを実施例
3と同様とした以外は、実施例1同様に描画、保護膜層
塗布および液晶パネル作製を行った。
【0051】(実施例7)実施例1と同様にしてブラッ
クマトリクスを形成したガラス基板上に、シリコンプラ
イマーAP−133(日本ユニカー製)をスピンコート
して100℃で10分間乾燥して、0.2μmの下地層
を形成した。
【0052】次に、ネガ型シリコンレジストSNR(東
ソー製)を膜厚0.5μmとなるようにスピンコート
し、90℃で20分間のプリベークを行った。次いで、
ブラックマトリクスの幅よりも狭い開口部を有するフォ
トマスクを介して、150mJ/cm2の露光量でパタ
ーン露光し、現像処理を行って、ブラックマトリクス上
にレジストパターンを形成した。
【0053】レジストパターンによって形成された混色
防止壁は、図2に示すように、赤色着色部(R)と、青
色着色部(B)の境界部のみに設けた。図中のd3は、
15μmである。
【0054】次に、実施例1と同様の組成のインクを用
いて、インクジェットヘッドにより、ブラックマトリク
スの開口部に対してインクを吐出した。このときのイン
クの液滴の体積は、45plであった。このインクによ
り、被染着層に形成されたインクドットの直径は、平均
78μmであった。
【0055】描画後、90℃で10分間プリベークし、
次に200℃で30分間本ベークを行った。
【0056】次に、実施例1と同様に保護層形成および
液晶表示装置作製を行った。
【0057】(比較例1)赤インクを実施例2と同様と
し、緑インクを実施例1と同様とし、青インクを実施例
3と同様として、すなわちR、G、Bのいずれも着色材
を染料としたインクを用いて、実施例1同様に、描画、
保護層形成および液晶表示装置作製を行った。
【0058】(比較例2)赤インクを実施例1と同様と
し、緑インクを実施例4と同様とし、青インクを実施例
1と同様として、すなわちR、G、Bのいずれも着色材
を顔料としたインクを用いて、実施例1同様に、描画、
保護層形成および液晶表示装置作製を行った。評価(R、GおよびB間の混色評価) 以上の実施例1〜7ならびに比較例1および2で作製し
たカラーフィルターの着色画素部を顕微鏡にて観察し
た。
【0059】2500画素(横50画素×縦50画素)
のエリアを観察し、その評価結果を、着色画素部の混色
しているところが10箇所以上のものを×、3〜9箇所
のものを△、1〜2箇所のものを○、全くないものを◎
で表わして、以下の表にまとめた。
【0060】
【表5】 この表から明らかなように、本発明の方法で得られたカ
ラーフィルターにおいては、従来のもの(比較例1およ
び比較例2)に比べて混色が少なく、特に実施例1およ
び実施例7においてその効果が顕著であった。
【0061】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明により、
(1)R、G、Bの各色の着色層間のインクドットの滲
みが原因の混色による不良が少ない、(2)混色防止壁
を設ける場合でも、顔料/顔料および染料/染料の境界
部分のみに形成するだけでよいことから微細化、すなわ
ち高精細化に対応可能なカラーフィルターを得て、画質
の良好な液晶表示装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1画素の3つの着色層のうちRが顔料層、Gが
染料層、Bが顔料層である本発明のカラーフィルターの
模式的部分平面図である。
【図2】図1のカラーフィルターのBとRの着色層間に
混色防止壁を設けたものの模式的部分平面図である。
【図3】3つの着色層からなる1画素を混色防止壁で区
切った本発明のカラーフィルターの模式的部分断面図で
ある。
【図4】本発明のカラーフィルターの1実施態様の模式
的部分断面図である。
【図5】本発明のカラーフィルターを有する液晶パネル
の1例の模式的部分断面図である。
【図6】実施例1のカラーフィルターの画素の構成を示
す模式的部分平面図である。
【符号の説明】
1 偏光板 2 透明基板 3 ブラックマトリクス 4 下地層 5 保護膜層 6 共通電極 7 配向膜 8 液晶化合物 9 配向膜 10 画素電極 11 透明基板 12 偏光板 13 バックライト光 14 着色液 15 混色防止壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝 昭二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 横井 英人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一基板上に、赤色着色層、緑色着色層
    および青色着色層が隣接して配列されてなる画素を配列
    したカラーフィルターにおいて、3種の着色層のうち、
    少なくとも1種が染料を含有し、かつ少なくとも1種が
    顔料を含有することを特徴とするカラーフィルター。
  2. 【請求項2】 緑色着色層が染料を含有する請求項1記
    載のカラーフィルター。
  3. 【請求項3】 青色着色層が顔料を含有する請求項2記
    載のカラーフィルター。
  4. 【請求項4】 赤色着色層が顔料を含有する請求項3記
    載のカラーフィルター。
  5. 【請求項5】 染料を含む着色層間および顔料を含む着
    色層間に混色防止壁を有する請求項1ないし4のいずれ
    か1項に記載のカラーフィルター。
  6. 【請求項6】 隣り合う着色層間の距離が5μm〜40
    μmである請求項1ないし5のいずれか1項に記載のカ
    ラーフィルター。
  7. 【請求項7】 それぞれ赤色着色液、緑色着色液および
    青色着色液を含むインクジェット記録ヘッドの3種のノ
    ズルから基板上の所定の位置に着色液を噴射して、付着
    した着色液を乾燥させる工程を1回以上行って、赤色着
    色層、緑色着色層および青色着色層が隣接して配列され
    てなる画素を配列するカラーフィルターの製造方法にお
    いて、赤色着色液、緑色着色液および青色着色液の3種
    の着色液のうち、少なくとも1種に染料を含有させ、か
    つ少なくとも1種に顔料を含有させることを特徴とする
    カラーフィルターの製造方法。
  8. 【請求項8】 3種の着色液の基板への噴射を同時に行
    なう請求項7記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 1種の着色液の基板への噴射および乾燥
    を行ってから、別の着色液の噴射および乾燥を行う請求
    項7記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 緑色着色液に染料を含有させる請求項
    7ないし9のいずれか1項に記載の製造方法。
  11. 【請求項11】 青色着色液に顔料を含有させる請求項
    10記載の製造方法。
  12. 【請求項12】 赤色着色液に顔料を含有させる請求項
    11記載の製造方法。
  13. 【請求項13】 染料を含む着色層間および顔料を含む
    着色層間に混色防止壁を設ける請求項7ないし12のい
    ずれか1項に記載の製造方法。
  14. 【請求項14】 隣り合う着色層間の距離を5μm〜4
    0μmとする請求項7ないし13のいずれか1項に記載
    の製造方法。
  15. 【請求項15】 インクジェット記録ヘッドが、熱エネ
    ルギーを利用して液滴を吐出する記録ヘッドであって、
    液滴に与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギ
    ー変換体を備えている請求項7ないし14のいずれか1
    項に記載の製造方法。
  16. 【請求項16】 吐出される液滴の体積は、熱エネルギ
    ー変換体に加える駆動パルスを変化させることにより制
    御される請求項15記載の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし6のいずれか1項に記
    載のカラーフィルターと該フィルターに対向配置された
    基板との間に液晶層を有する液晶パネルを有してなる液
    晶表示装置。
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