JPH0310220A - 液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶表示装置に係り、特にブランクマトリク
スの新規な構成に関する。

３、発明の詳細な説明 〔概　要〕 液晶表示装置に係り、特にブラックマトリクスの新規な
構成に関し、 〔従来の技術〕 従来のカラー液晶表示パネルの構造は、液晶を挟んでカ
ラーフィルタ基板４と対向基板６とを対向配置している
。カラーフィルタ基板４は、第２図（ａｌ、　（ｂｌに
示すように、ガラス基板１上に三原色の各色対応のスＩ
・ライブ状カラーフィルタＲ，ＣＢと、同じくストライ
プ状状のＪＴＯ膜がらなり上記各カラーフィルタＲ，Ｇ
、Ｂに対応するセグメント電極２と、各絵素Ｐを取り巻
くブラックマトリクス３を形成した構造である。対向基
板６ば同図（Ｃ）に示ずような、ガラス基板（図示せず
）上にストライプ状のスキャン電極５を配設した構造で
あり、これらはセグメント電極２とスキャン電極５が直
交するよう対向させて貼り合わせる。

この側基板４．６を貼り合わせるときに、対向基板６の
スキャン電極５と絵素Ｐとの目合わ廿を行なう。

ところが、この目合わせには、極めて高い精度を要し、
例えば寸法誤差を１０〜３０μｍ程度に抑える必要があ
る。そのため、側基板４．６の貼り合わせ工程の作業性
が悪く、歩留りも極めて低くなる等の問題がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

特に、貼り合わせ後に真空バンクする際に、二枚の基板
がずれて、スキャン電極５と絵素■）との相対位置関係
が、同図（ａ）に点線で示すように一致しなくなる問題
がある。

このような位置ずれが起きると、セグメント電極２とス
キャン電極５との交叉部が、ブランクマトリクスで囲む
ことにより構成されるカラーフィルタの絵素Ｐと一致せ
ず、色ずれやコン１〜ラス！−の低下が生じる。

このような問題は、従来の液晶パネルが、一方の基板上
にブラックマトリクスに取り囲まれた絵素を形成し、こ
の絵素の並びに他方の基板に設けたストライプ状のスキ
ャン電極を目合わせする構成であったことに起因する。

かかる構成であったために、側基板の位置関係がずれる
と、絵素の大きさが小さくなり、極端にずれるとスキャ
ン電極が２つの絵素に跨がるごとになる。そのため、側
基板の相互位置関係を厳密に制御することを要し、作業
性を１貝ない、製造歩留りの向上が困難という問題もあ
る。

本発明はカラーフィルタ基板と対向基板との位置すれか
、色ずれやコントラストに影響しない液晶パネルの構造
を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

一方の絶縁性基板上にストライプ状のカラーフィルタと
、各カラーフィルタ上に各カラーフィルタ対応に相互間
を離隔して配設された透明導電膜からなるストライプ状
のセグメント電極と、各セグメント電極間に前記カラー
フィルタの境界部を被覆する非透光性膜からなるブラッ
クストライプを有するカラーフィルタ基板と、他方の絶
縁性基板上に透明導電膜からなり相互間を離隔して配設
されたストライプ状のスキャン電極と、該スキャン電極
相互間に非透光性膜からなるブラックストライプとを具
備する対向基板を、両者のストライプが互いに直交する
如く対向配置した。

〔作　用〕

」１記構成によれば、カラーフィルタ基板と対向基板と
を貼り合わせる時、スキャン電極とセグメント電極の両
側の二組のブラックストライプに挾まれた領域が絵素と
なる。また、絵素の縦および横の寸法は、一方はカラー
フィルタ基板のブラックストライプ間隔により、他方は
対向基板のブラックストライプ間隔により定まる。従っ
て、側基板の位置関係が相対的にずれても、絵素の位置
がパネル上で若干移動するのみで、その大きさは常に一
定である。

〔実　施　例〕

本発明の一実施例を第１図（８１〜（ｄ＋により説明す
る。

第１図（ａ）は、カラーフィルタ基板４の要部断面を、
（ｂｌは（ａｌを下側から見たパターン構成を、それぞ
れ概念的に示す図、（Ｃ）は対向基板６上のパターン構
成を、ｆｄ）は対向基板６の要部断面を、それぞれ概念
的に示す図である。

本実施例のカラーフィルタ基板４は、ガラス基板１表面
に三原色の各色対応にストライプ状状のカラーフィルタ
Ｒ，Ｇ、Ｂが形成され、この各カラ−フィルりＲ，Ｇ、
ＢＪ二にＩＴＯ膜からなるストライプ状のセグメント電
極２が形成されている。

以上の構成は従来と変わるとごろはない。

本実施例では−に記セグメント電極２相互間に、隣接す
る各２木のカラーフィルタＲ，Ｇ、Ｂの境界線−１−を
被覆する非透光性材料からなるブラックストライプ３１
を設げた。上記非透光性材料としては、黒色のフィルタ
或いは非透光性絶縁膜など、要は光を遮断する膜であれ
ばよく、通常のブラソクマｌ−リクス形成材料を用いて
形成できる。

一方、対向基板６は、ガラス基板１゛」二に、ＩＴＯ膜
からなるストライプ状のスキャン電極５と、隣接する各
２．木のスキャン電極５間に形成された非透光性材料か
らなるブラックストライプ３２を設けた。このブランク
ス１へライプ３２の材料も、上記カラーフィルタ基板４
」二のブラックストライプ３１の材料と同じでよく、特
に限定する必要はない。

」１記カラーフィルタＲ，Ｇ、Ｂは、顔料分散法により
作製した耐熱温度凡そ２５０°Ｃ程のものを用い、その
上に配光膜（図示せず）ＲＮ７２１（日産化学製）を塗
布し、凡そ１００°Ｃ程度で乾燥させた後、キュアを行
なうこと、また、対向基板６も同様に配光膜を形成する
こと、更にこの２枚の基板を、それぞれのスＩ−ライブ
状電極即ちセグメント電極２およびスキャン電極５が直
交するよう対向させ、間に液晶を注入して貼り合わ一層
る等は、従来と変わるところばないので、細部の説明は
省略する。

本実施例の液晶パネルは、上記カラーフィルタ基板４と
対向基板６に形成した２組のブラックストライプブ３１
．３２が互いに直交配置され、両者でブラックマトリク
スを形成する。

液晶パネルを上記構成としたことにより、カラーフィル
タ基板４と対向基板６を貼り合わせ、真空バンクする際
に、２枚の基板位置が相対的にすれても、前述した如く
、絵素の大きさおよび絵素に対するブラックマトリクス
の位置関係、並びにカラーフィルタとスキャン電極との
位置関係が狂うことなく一定に保たれる。従って、位置
ずれによる色ずれやコントラストの低下を生じることが
ない。

このように、側基板の位置関係の制御を従来のように厳
密に行なう必要がないので、製造工程はいたって容易と
なり、製造コストを低減できる。

本発明は透明導電膜に金属の補助電極をつけるとか、ブ
ランクマトリクスの中に透明導電膜の補助電極を作った
ようなパネルにも適用可能であり、液晶パネルの性能を
一層向上させることができる。

なお、本発明の考えは液晶表示装置のみならず、ＰＤＰ
等、他のフラットデイスプレィにも適用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａｌ〜Ｆｄｌは本発明一実施例のカラーフィル
タ基板と対向基板の構成説明図、 第２図（ａ）〜（Ｃ１は従来の液晶パネルの構成説明図
である。 図において、１，１゛は絶縁性基板（ガラス基板）、２
はセグメント電極、３はブランクマトリクス、４はカラ
ーフィルタ基板、５はスキャン電極、６は対向基板、３
１３２はブラックストライプ、Ｒ，Ｇ、Ｂはカラーフィ
ルタ、Ｐは絵素を示す。 〔発明の効果〕 以上説明した如く本発明によれば、カラーフィルタ基板
と対向基板の目合わせを極めて簡単且つ正確に行なうこ
とができ、位置ずれによるコントラストの低下や色ずれ
を生じることがなく、しかも液晶パネルの製作に要する
時間の短縮と歩留りの向上に効果がある。 ０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 対向する基板（１、１’）のそれぞれに互いに交差する
   方向に配列されたストライプ状の透明電極（２、５）を
   有し、各透明電極の対向部に液晶セルを構成してなる液
   晶表示装置において、前記各基板上の隣接するストライ
   プ状透明電極相互間にそれぞれ非透光性の膜からなるブ
   ラックストライプ（３１）を設け、前記各液晶セルが対
   向する基板上の両ブラックストライプによって立体的に
   包囲されてなることを特徴とする液晶表示装置。