JP2007298399A - 電磁流量計 - Google Patents

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Abstract

【課題】配管との接続に支障をきたすことのない電磁流量計の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の電磁流量計10によれば、アース電極23,23が計測管20を構成する周壁を内外に貫通しており、従来のように計測管の端面に宛がわれた構成ではないので、配管との接続においてアース電極23,23が支障になることはない。また、アース電極23,23が、信号処理回路と共にケース部11の内部に配置されたから、アース電極23,23がケース部11の外面に突出した計測管20の両端部20A,20Bに設けられた場合に比較して、信号処理回路とアース電極23,23との接続構造が簡素化できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、計測管に1対の検知電極とアース電極とを固定してその計測管の内部を流れる液体に導通させると共に、それら検知電極とアース電極とを信号処理回路に接続した電磁流量計に関する。
上述した従来の電磁流量計としては、配管の途中に接続される計測管の両端面に、薄板円板状のアース電極が宛がわれたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−38648号公報([0013]、第1図)
ところで上述した従来の電磁流量計では、配管との接続においてアース電極が支障となる虞があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、配管との接続に支障をきたすことのない電磁流量計の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る電磁流量計は、絶縁部材からなる計測管に1対の検知電極とアース電極とを固定してその計測管の内部を流れる液体に導通させると共に、それら検知電極とアース電極とを信号処理回路に接続し、電磁コイルにより液体に磁束を付与した際に1対の検知電極の間に生じる電位差に基づいて信号処理回路が液体の流量を検出する電磁流量計において、アース電極を計測管の内外に貫通させたところに特徴を有する。
請求項2の発明に係る電磁流量計は、絶縁部材からなる計測管に1対の検知電極とアース電極とを固定してその計測管の内部を流れる液体に導通させると共に、それら検知電極とアース電極とを信号処理回路に接続し、電磁コイルにより液体に磁束を付与した際に1対の検知電極の間に生じる電位差に基づいて信号処理回路が液体の流量を検出する電磁流量計において、計測管と一体に設けられ、計測管の途中部分を収容しかつ計測管の両端部が外面から突出したケース部を備えて、そのケース部の内部に信号処理回路を有する回路基板が収容され、計測管のうちケース部に収容された部分をアース電極が内外に貫通したところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の電磁流量計において、計測管の軸方向の中央部を絞って流量計測部を形成し、1対の検知電極は、流量計測部に配置され、アース電極は、対をなして流量計測部を挟んだ両側に配置されたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の電磁流量計において、計測管の内面の一部を覆ったインナー電極部材を設け、アース電極の先端部をインナー電極部材に接続したところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載の電磁流量計において、インナー電極部材は、計測管の内側に嵌合される筒状をなしたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項4又は5に記載の電磁流量計において、アース電極は、棒状をなしてその先端部に雄螺旋部を有する一方、基端部にヘッド部を有し、計測管には、アース電極のうちヘッド部より先端側を挿入可能なアース電極挿通孔が形成され、インナー電極部材に螺旋孔を形成し、その螺旋孔に雄螺旋部を螺合することでインナー電極部材を計測管に固定したところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項4又は5に記載の電磁流量計において、アース電極は、棒状をなしてその基端部にヘッド部を有し、計測管には、アース電極のうちヘッド部より先端側を挿入可能なアース電極挿通孔が形成され、インナー電極部材に固定用孔を貫通形成し、アース電極の先端部を固定用孔に貫通させた状態でかしめてインナー電極部材を計測管に固定したところに特徴と有する。
請求項8の発明は、請求項6又は7に記載の電磁流量計において、アース電極の軸方向の中間部に、Oリング装着凹所を形成して、そこにOリングを装着したところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項6乃至8の何れかに記載の電磁流量計において、電磁コイルを保持した板金製のコイルホルダを設けると共に、コイルホルダに貫通孔を形成し、その貫通孔にアース電極を挿通し、ヘッド部とアース電極挿通孔の開口縁との間でコイルホルダを挟んで固定したところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項1乃至9の何れかに記載の電磁流量計において、磁気回路を励磁する電磁コイルに間欠的で、毎回瞬間的でかつ交互に方向が反対の励磁電流を流し、励磁電流が流れない間に磁気回路が保つ残留磁束と液体の流れとに起因して検知電極間に生ずる電位差に基づき、流量を算定するようにしたところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項10に記載の電磁流量計において、磁気回路の途中に半硬質磁性材料を設けたところに特徴を有する。
[請求項1及び3の発明]
請求項1に係る電磁流量計は、アース電極が計測管の内外に貫通しており、従来のように計測管の端面に宛がわれた構成ではないので、配管との接続においてアース電極が支障になることはない。ここで、請求項3の発明のように、アース電極は、1対の検知電極が配置された流量計測部を挟んだ両側に配置することが好ましい。
[請求項2の発明]
請求項2に係る電磁流量計は、アース電極が計測管の内外に貫通しており、従来のように計測管の端面に宛がわれた構成ではないので、配管との接続においてアース電極が支障になることはない。また、アース電極が、信号処理回路と共にケース部の内部に配置されているから、アース電極が、ケース部の外面から突出した計測管の両端部に設けられた場合に比較して、信号処理回路とアース電極との接続構造が簡素化できる。
[請求項4及び5の発明]
請求項4の発明によれば、液体との接触面積が大きくなることで、液体を通じて混入する電気雑音をより効果的に防ぐことができる。これにより、流量計測値の信頼性が向上する。ここで、インナー電極部材は、計測管の内側に嵌合される筒状であることが好ましい(請求項5の発明)。
[請求項6及び7の発明]
請求項6及び7の発明によれば、インナー電極部材が計測管に固定される共に、アース電極がアース電極挿通孔に対して抜け止めされる。
[請求項8の発明]
請求項8の発明によれば、アース電極挿通孔からの液漏れを防止できる。
[請求項9の発明]
請求項9の発明によれば、アース電極によって電磁コイルを保持したコイルホルダとインナー電極部材との両方を固定することができるから、組付け作業が軽減されると共に部品点数を抑えることができる。
[請求項10及び11の発明]
請求項10の発明によれば、励磁電流が間欠的かつ瞬間的に流れるから電力消費を極めて少なくすることができる。また、磁気回路の途中には半硬質磁性材料を設けることが好ましい(請求項11の発明)。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。本発明の電磁流量計10は、略長円形の容器構造をなしたケース部11を備え、その長手方向(図3における左右方向)で対向した壁部を計測管20が貫通した構造をなしている。計測管20のうちケース部11の外面から相反する方向に突出した両端部20A,20Bに、図示しない配管(例えば、水道管や薬液配管等)が接続されることで、配管を流れる液体(水道水や薬液)が計測管20を通過して、その液体の流量が計測される。ここで、ケース部11及び計測管20は、絶縁性樹脂により一体形成されている。
図2に示すようにケース部11は、計測管20の軸方向に直交する方向で対面した二面が開放しており、それら各開口11A,11Bがそれぞれ第1蓋体12及び第2蓋体13によって閉じられている。また、図5及び図6に示すようにケース部11の各開口11A,11Bの周縁部には、それぞれシール溝14,14が形成されており、これらシール溝14,14に嵌め込まれた図示しないシール部材が各蓋体12,13の周縁部で潰されてケース部11の内側が密閉状態にされている。なお、ケース部11の内側に後述する種々の部品を収容してそれら部品の周りに樹脂をモールドしてもよい。
以下、説明の便宜上、本実施形態では、計測管20が水平方向(図3の左右方向)に延びかつケース部11の各開口11A,11Bが上下方向に並んで配置されているものとするが、勿論、これに限るものではない。
計測管20の両端部20A,20Bの外周面には、電磁流量計10を配管に連結するための雄ネジ部21,21が形成されている。また、図3に示すように、計測管20のうちケース部11内に収容された中央部分は、両端部20A,20Bに比べて流路断面積が狭くなっている。詳細には、計測管20の軸方向における中央部には、計測管20のうちで流路断面積が最小となった流量計測部26が備えられている。図4に示すように、流量計測部26における流路の断面形状は、幅方向(図4の左右方向)に比べて上下方向の寸法が小さくなった扁平矩形状をなしている。この流量計測部26に、後述する1対の検知電極40,40が幅方向で対向配置されている。
計測管20のうち流量計測部26より上流側には、計測管20の上流側の端部20Aから流量計測部26に向かうに従って流路断面積が徐々に小さくなるように窄んだ収縮部27が備えられ、流量計測部26より下流側には、流量計測部26から下流側の端部20Bに向かうに従って流路断面積が徐々に大きくなった拡大部28が備えられている。
図4に示すように計測管20のうち流量計測部26の上面からは、1対の電極支持ボス29,29が直立している。これら電極支持ボス29,29は、流量計測部26の幅方向(図4の左右方向)に並んで形成されており、それら電極支持ボス29,29の外周面同士がリブ壁29Rで繋がっている(図5を参照)。
各電極支持ボス29の軸心部には、それぞれ検知電極挿通孔30が形成されている。検知電極挿通孔30は、流量計測部26の上壁を貫通して上下方向に延びており上面開口11A側に開口している。
詳細には各検知電極挿通孔30は、開口側に形成された大径部30Aと、大径部30Aの奥側(図4における下方)に配置されて段付き状に縮径した小径部30Bとを備えている。そして検知電極40,40は、各検知電極挿通孔30,30の開口から差し込まれて、先端部分が流量計測部26内の流路に配置されている。ここで、各検知電極挿通孔30,30の開口縁は上方に向かってテーパー状に拡径しているから、検知電極40,40を差し込み易くなっている。
各検知電極40,40は、全体として断面円形の丸棒状をなしている。詳細には、検知電極40の先端は先細りとなっており、基端には段付き状に縮径した端子部41が形成されている。さらに検知電極40の軸方向の中間部分には、フランジ状のOリング押圧部42が形成されている。Oリング押圧部42の上面には次述する保持ベース50の押圧筒部58が突き当てられており、これにより各検知電極40,40の検知電極挿通孔30,30からの抜け止めが図られている。なお、検知電極40,40は、耐食性に優れたステンレス、ハステロイ、モネル、チタン、タンタル、白金等で構成されている。
図4に示すように、各検知電極40の途中部分にはOリング43が挿通されており、そのOリング43がOリング押圧部42の下面に宛がわれている。Oリング43は検知電極挿通孔30の大径部30A内周面と検知電極40の外周面との間で周方向から押し潰されている。このOリング43,43により、検知電極挿通孔30,30からの液漏れが防止されている。ここで、Oリング押圧部42を保持ベース50の押圧筒部58により下方に押しつけて、Oリング43を検知電極挿通孔30,30の段差面30C,30Cとの間で押し潰してもよい。
ここで図7に示すように、流量計測部26の内面のうち、幅方向で対向した1対の平坦内面26A,26Aには、それぞれ電極収容溝26B,26Bが形成されている。これら電極収容溝26Bは、検知電極挿通孔30,30の延長線上に設けられて断面半円形をなしている。電極収容溝26B,26Bには、各検知電極40,40の円弧壁の約半周分が受容されており、残りの約半周分が流量計測部26の流路内に露出して液体と接触可能となっている。このような構成とすることで、検知電極40,40の表面近傍において液体の流れが乱されずにスムーズに流れるようになり、安定した流量計測を行うことが可能となる。
さらに、流量計測部26の内面底部で検知電極挿通孔30,30及び電極収容溝26B,26Bの同軸線上には1対の凹部26C,26Cが形成され、ここに各検知電極40,40の先端が嵌合している。これにより、1対の検知電極40,40が流量計測部26の幅方向、即ち、流量計測部26を流れる液体の流れ方向と直交する方向で互いに平行に並びかつ、基端側が流量計測部26の上方に突出した状態に位置決めされている。
図4に示すように、ケース部11のうち計測管20の上側領域には保持ベース50が収容されている。保持ベース50は例えば樹脂で構成されており、計測管20の外面に重ねて取り付けられている。図2に示すように保持ベース50は、計測管20の軸方向に長くなった略矩形状の基板受容台51を備え、その基板受容台51のうち短手方向の両側辺から複数の係止可撓片52,52が計測管20に向かって延びた構造をなす。係止可撓片52は、基板受容台51に対して直交した帯板部52Aの先端に矢尻状の係止爪部52Bを備えてなる。これら複数の係止可撓片52,52が、計測管20の外面に突出した複数の係止突部31,31(図5及び図6)にそれぞれ係止して、保持ベース50が計測管20の外面に係止されている。
基板受容台51のうち長手方向における中央部には、1対の電極保持孔53,53が形成されている。これら電極保持孔53,53は基板受容台51の短手方向に並んで配置されており、ここに計測管20から上方に突出した各検知電極40,40が貫通している(図4を参照)。
基板受容台51のうち、各電極保持孔53,53の開口縁からは、各電極支持ボス29,29に向かって円筒状の押圧筒部58,58が突出している。これら押圧筒部58,58は、各検知電極挿通孔30の大径部30Aと検知電極40との間に挿通されて、各検知電極40のOリング押圧部42の上面に突き当てられている。
保持ベース50のうち基板受容台51の上面には、図示しない信号処理回路を有した回路基板60が重ねて保持されている。回路基板60は、保持ベース50の短手方向の両側辺に形成された複数のリブ壁57,57上に載置されており、基板受容台51の上面から浮いた状態に保持されている。
回路基板60は計測管20の軸方向に長くなった略矩形状をなしており、その長手方向における中央部には1対の端子孔61,61が貫通形成されている。これら端子孔61,61は、回路基板60の短手方向に並んで形成されており、ここに1対の検知電極40,40の端子部41,41がそれぞれ貫通している。この端子部41,41が回路基板60に半田付けされ、1対の検知電極40,40により検知された電位がそれぞれ信号処理回路に入力するようになっている。
ケース部11の上面開口11Aは、上記した1対の検知電極40,40、保持ベース50及び回路基板60をケース部11内に収容した状態で、第1蓋体12によって閉じられている。第1蓋体12は上面開口11Aに対応して略矩形状をなしている。そして第1蓋体12の周壁部をケース部11の上面開口11Aの縁部に宛がった状態で、ケース部11の四隅を貫通した雄ネジ部品(図示せず)により第1蓋体12がケース部11の上面開口11Aを閉じた状態に組み付けられている。
図4に示すように、ケース部11のうち計測管20の下方領域には、軸状コア71に巻回された電磁コイル72が収容されている。軸状コア71は、板金製のコイルホルダ73から起立して先端部が計測管20、詳細には流量計測部26の下面に突き当てられている。この電磁コイル72により流量計測部26内を通過する液体に磁束が付与され、このとき、1対の検知電極40,40間に発生した電位差に基づいて液体の流量が計測される。
図2に示すように、コイルホルダ73は、計測管20の下面に宛がわれた長板状の敷設板金部74と敷設板金部74の両側部から起立した1対の起立板金部75,75を一体に備えてなる。起立板金部75,75は、敷設板金部74の側方に突出した板金片を途中で直角曲げして上方に起立させた構造をなしている。図4に示すように起立板金部75,75の起立部分は、それぞれケース部11の側壁と計測管20との間の隙間に配置されており、流量計測部26を幅方向で挟んでいる(図4を参照)。そして電磁コイル72が励磁されると、軸状コア71の先端面から流量計測部26を扁平方向(図4の上下方向)に貫通した磁束が、1対の起立板金部75,75を通って軸状コア71に帰還する。即ち、コイルホルダ73が磁路の一部を構成している。
敷設板金部74は、その両端部が計測管20から下方に突出したボス部24,24及びリブ壁24Rの端面に突き当てられている。敷設板金部74の両端部には、貫通孔74A,74Aが形成されている。これら貫通孔74A,74Aに後述するアース電極23,23が挿通されて、アース電極23,23によりコイルホルダ73が計測管20の下面側に固定されている。
詳細には図3に示すように、コイルホルダ73のうち、各貫通孔74A,74Aの周縁部が、ボス部24,24端面とアース電極23のヘッド部23Bとの間で挟まれており、これにより、コイルホルダ73が計測管20に固定されると共に、アース電極23,23と敷設板金部74とが導通状態になっている。
敷設板金部74には図示しないリード線の一端が接続されており、そのリード線の他端がケース部11の内側を通って、前記回路基板60の信号処理回路に接続されている。
なお、敷設板金部74のうち、一方の貫通孔74Aの近傍位置には、図示しない位置決め孔が形成されており、計測管20のリブ壁24Rに一体形成された位置決め凸部24T(図6を参照)と凹凸嵌合している。これにより計測管20に対してコイルホルダ73が位置決めされ、コイルホルダ73の組付けミスが防止される。また、コイルホルダ73は、高透磁率材料で構成することが好ましい。
ケース部11の下面開口11Bは、上記した電磁コイル72及びコイルホルダ73をケース部11内に収容した状態で第2蓋体13により閉じられている。図2に示すように第2蓋体13は、下面開口11Bに対応して略長円形状をなしており、その内面(上面)からは、ケース部11内に向かって複数(例えば4つ)の円筒ボス16が起立している。これら円筒ボス16は上方に開放しており、ケース部11の内壁面から突出した複数のボス受容筒部17(図6を参照)に下面側から嵌合している。そして、ケース部11の上面開口11Aから各ボス受容筒部17に挿通された図示しないネジ部品が各円筒ボス16の軸心部に螺合して、第2蓋体13が下面開口11Bを閉じた状態に組付けられている。
さて、計測管20の両端部20A,20Bの内側には金属製のインナー電極部材22,22が備えられている。インナー電極部材22,22は、例えば円筒状をなし、計測管20の内側に嵌合されている。換言すれば、計測管20の両端部20A,20Bにおける内面全周がインナー電極部材22,22によって被覆されている。
インナー電極部材22のうちケース部11の内側に配置された周壁には、螺旋孔22Aが貫通形成されており、ここに、計測管20の周壁を側方から貫通したアース電極23が螺合している。
詳細には、計測管20のうち、ケース部11の内側に収容された部分には、ケース部11の下面開口11Bに向かって突出した1対のボス部24,24が一体形成されている。これらボス部24,24の軸心部には、計測管20の周壁を貫通しかつ下面開口11B側に開口したアース電極挿通孔24A,24Aが形成されている。なお、図6に示すように、各ボス部24,24の外周面からはリブ壁24Rが張り出している。
アース電極23,23は、前記アース電極挿通孔24A,24Aに対して下面開口11B側から挿入されている。アース電極23の先端は段付き状に縮径した雄螺旋部23Aとなっており、雄螺旋部23Aが計測管20の内側に突入してインナー電極部材22の螺旋孔22Aに螺合している。これにより各インナー電極部材22,22が計測管20の両端部20A,20Bの内側に固定されると共に、計測管20の内部に収容された1対のインナー電極部材22,22と、計測管20の外側に配置された敷設板金部74とが、1対のアース電極23,23を介して導通状態にされる。そして、計測管20を流れる液体の電位は、各アース電極23,23、コイルホルダ73(敷設板金部74)及びリード線を介して回路基板60に備えられた信号処理回路(図示せず)に入力する。
アース電極23のうち、雄螺旋部23Aよりヘッド部23B側には、全周に亘って段付き状に縮径したOリング溝23C(本発明の「Oリング装着凹所」に相当する)が形成されており、このOリング溝23CにOリング25が嵌め込まれている。Oリング25はアース電極挿通孔24Aの内周面との間で押し潰されている。これにより、アース電極挿通孔24Aとアース電極23との間がシールされ、各アース電極挿通孔24A,24Aからの液漏れが防止されている。なお、液体と接するインナー電極部材22,22及びアース電極23,23は、耐食性に優れたステンレス、ハステロイ、モネル、チタン、タンタル、白金等で構成することが好ましい。また、アース電極23,23の機能は、従来の電磁流量計に一般的に備えられているアースリング(接液リング)と同じであるから、詳細な説明は省略する。
本実施形態の電磁流量計10の構成の説明は以上である。この電磁流量計10は、水道管や薬液配管の途中に接続される。信号処理回路は、アース電極23,23により検知された液体の電位を基準電位として、液体が流量計測部26を通過した際の両検知電極40,40の電位を取り込み、両検知電極40,40間の電位差から流量を演算する。これにより、液体中を伝搬する電気雑音の影響を効果的に防いで正確な流量を計測することができる。
このように本実施形態の電磁流量計10によれば、アース電極23,23が計測管20を構成する周壁を内外に貫通しており、従来のように計測管の端面に宛がわれた構成ではないので、配管との接続においてアース電極23,23が支障になることはない。また、アース電極23,23が、信号処理回路と共にケース部11の内部に配置されたから、アース電極23,23がケース部11の外面に突出した計測管20の両端部20A,20Bに設けられた場合に比較して、信号処理回路とアース電極23,23との接続構造が簡素化できる。さらに、アース電極23,23によって電磁コイル72を保持したコイルホルダ73とインナー電極部材22,22との両方を固定することができるから、組付け作業が軽減されると共に部品点数を抑えることができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態を図8及び図9に基づいて説明する。本実施形態は、上記第1実施形態の構成に、特公昭59−7930号公報に記載の技術を適用したものである。
図8に示すように、電磁コイル72を貫通した軸状コア71は、継鉄71Aと磁石体71Bとを同軸上に配置してそれらを一体に連結した構造になっている。
継鉄71Aは、透磁率が高く残留磁束が小さい高透磁率材料(例えば、電磁軟鉄や珪素鋼板)で構成されており、磁石体71Bは、例えば、半硬質磁性材料(高透磁率を持ち、磁化し易く、ある程度の抗磁力(保磁力)を持つ磁性材料であって、例えば普通鋼)により構成されている。磁石体71Bの外周には電磁コイル72が巻回されており、この電磁コイル72に、図示しない励磁回路が接続されて、間欠的で毎回瞬間的でかつ交互に方向が反対の励磁電流が流されるように構成されている。そして励磁電流が流れない間に磁気回路が保つ残留磁束と液体の流れとに起因して両検知電極40.40間に生ずる電位差に基づき流量を算定する構成となっている。ここで、図8には、電磁コイル72によって励磁される磁気回路が破線で示されており、同図に示すように、磁気回路の一部に半硬質磁性材料からなる磁石体71Bが設けられている。なお、電磁コイル72は比較的太くなっており全抵抗値が小さくなっている。
さて、電磁コイル72に流れる励磁電流によって磁気回路に生ずる磁界の強さを+Hp、−Hpとするとき、磁極(軸状コア71の上下両端部)間に生じる磁束密度Bは、図9に曲線で示すように変化するが、励磁電流が0になったときには、磁極間のパーミアンスが小さいために磁界の強さが0の点を通り越して図9の点p又はp’の状態で安定する。この状態での残留磁束密度Bは、図9の線分Ob又はOb’で表される。
この残留磁束密度を大きく定めるには、磁極間の空隙を狭くしてパーミアンスを大きくするのが得策である。なお、図示しない励磁装置と回路基板60に備えられた流量算定装置(図示せず)とは、共に、発振器(図示せず)のパルスに基づいて所要の信号を生成する制御装置(図示せず)から受けるパルスによって時間的に互いに一定の関係を保って周期的に動作し、その結果所定の作用を行うものである。
本実施形態の電磁流量計によれば、上記第1実施形態と同等の効果を奏すると共に、電磁コイル72には、励磁電流が間欠的かつ瞬間的に流れるから、電力消費を極めて低くすることができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)計測管20の流路は、流量計測部26に近づくに従って狭くなった構造にしなくてもよく、計測管20の軸方向において流路の断面積を一定としてもよい。
(2)上記実施形態では、インナー電極部材22,22を円筒形状としていたが、図8に示すように、円筒体を縦割り分割した所謂ハーフパイプ状としてもよいし、図9に示すように平坦な帯板状としてもよい。
(3)上記実施形態では、計測管20の内側にインナー電極部材22,22を嵌合していたが、インナー電極部材22,22は必ずしも必要ではなく、図10に示すようにアース電極23のみを備えインナー電極部材を備えていない構成でもよい。この場合、インサート成形により計測管20とアース電極23,23とを一体に設けてもよい。なお、インナー電極部材22,22を備えた方が液体との接触面積が大きくなるので電気雑音の影響を効果的に防ぐことができ、流量計測値の信頼性が向上する。
(4)上記実施形態では、計測管20は、配管に対して螺旋接続されるように構成されていたが、計測管20の両端部にフランジ部を形成して配管に対してフランジ接続されるように構成してもよい。
(5)上記実施形態では、アース電極23とインナー電極部材22とを螺合していたが、インナー電極部材22に固定用孔を貫通形成しておき、アース電極23の先端部をその固定用孔に貫通した状態でかしめて(潰して)、インナー電極部材22を計測管20に固定してもよい。
(6)アース電極23のうちヘッド部23Bより先端側を、図13に示すように大径部23Dと小径部23Eとから構成し、大径部23Dと小径部23Eとの段差部分(本発明の「Oリング装着凹所」に相当する)にOリング25を装着してもよい。
(7)望ましい半硬質磁性材料としては、下記表1に示すものが挙げられる。
Figure 2007298399
本発明の第1実施形態に係る電磁流量計の斜視図 電磁流量計の分解斜視図 電磁流量計の側断面図 電磁流量計の正断面図 ケース部の平面図 ケース部の底面図 計測管の平断面図 第2実施形態に係る電磁流量計の正断面図 磁石体の残留磁気を説明するためのグラフ 他の実施形態(2)に係る電磁流量計の(A)正面図、(B)部分側断面図 他の実施形態(2)に係る電磁流量計の(A)正面図、(B)部分側断面図 他の実施形態(3)に係る電磁流量計の(A)正面図、(B)部分側断面図 他の実施形態(6)に係る電磁流量計の部分側断面図
符号の説明
10 電磁流量計
11 ケース部
20 計測管
22 インナー電極部材
22A 螺旋孔
23 アース電極
23A 雄螺旋部
23B ヘッド部
23C Oリング溝(Oリング装着凹所)
24A アース電極挿通孔
25 Oリング
26 流量計測部
40 検知電極
60 回路基板
72 電磁コイル
73 コイルホルダ
74A 貫通孔

Claims (11)

  1. 絶縁部材からなる計測管に1対の検知電極とアース電極とを固定してその計測管の内部を流れる液体に導通させると共に、それら検知電極とアース電極とを信号処理回路に接続し、電磁コイルにより前記液体に磁束を付与した際に前記1対の検知電極の間に生じる電位差に基づいて前記信号処理回路が前記液体の流量を検出する電磁流量計において、
    前記アース電極を前記計測管の内外に貫通させたことを特徴とする電磁流量計。
  2. 絶縁部材からなる計測管に1対の検知電極とアース電極とを固定してその計測管の内部を流れる液体に導通させると共に、それら検知電極とアース電極とを信号処理回路に接続し、電磁コイルにより前記液体に磁束を付与した際に前記1対の検知電極の間に生じる電位差に基づいて前記信号処理回路が前記液体の流量を検出する電磁流量計において、
    前記計測管と一体に設けられ、前記計測管の途中部分を収容しかつ前記計測管の両端部が外面から突出したケース部を備えて、そのケース部の内部に前記信号処理回路を有する回路基板が収容され、
    前記計測管のうち前記ケース部に収容された部分を前記アース電極が内外に貫通したことを特徴とする電磁流量計。
  3. 前記計測管の軸方向の中央部を絞って流量計測部を形成し、
    前記1対の検知電極は、前記流量計測部に配置され、
    前記アース電極は、対をなして前記流量計測部を挟んだ両側に配置されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁流量計。
  4. 前記計測管の内面の一部を覆ったインナー電極部材を設け、
    前記アース電極の先端部を前記インナー電極部材に接続したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電磁流量計。
  5. 前記インナー電極部材は、前記計測管の内側に嵌合される筒状をなしたことを特徴とする請求項4に記載の電磁流量計。
  6. 前記アース電極は、棒状をなしてその先端部に雄螺旋部を有する一方、基端部にヘッド部を有し、
    前記計測管には、前記アース電極のうち前記ヘッド部より先端側を挿入可能なアース電極挿通孔が形成され、
    前記インナー電極部材に螺旋孔を形成し、その螺旋孔に前記雄螺旋部を螺合することで前記インナー電極部材を前記計測管に固定したことを特徴とする請求項4又は5に記載の電磁流量計。
  7. 前記アース電極は、棒状をなしてその基端部にヘッド部を有し、
    前記計測管には、前記アース電極のうち前記ヘッド部より先端側を挿入可能なアース電極挿通孔が形成され、
    前記インナー電極部材に固定用孔を貫通形成し、前記アース電極の先端部を前記固定用孔に貫通させた状態でかしめて前記インナー電極部材を前記計測管に固定したことを特徴とする請求項4又は5に記載の電磁流量計。
  8. 前記アース電極の軸方向の中間部に、Oリング装着凹所を形成して、そこにOリングを装着したことを特徴とする請求項6又は7に記載の電磁流量計。
  9. 前記電磁コイルを保持した板金製のコイルホルダを設けると共に、前記コイルホルダに貫通孔を形成し、その貫通孔に前記アース電極を挿通し、前記ヘッド部と前記アース電極挿通孔の開口縁との間で前記コイルホルダを挟んで固定したことを特徴とする請求項6乃至8の何れかに記載の電磁流量計。
  10. 磁気回路を励磁する前記電磁コイルに間欠的で、毎回瞬間的でかつ交互に方向が反対の励磁電流を流し、前記励磁電流が流れない間に前記磁気回路が保つ残留磁束と前記液体の流れとに起因して前記検知電極間に生ずる電位差に基づき、流量を算定するようにしたことを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の電磁流量計。
  11. 前記磁気回路の途中に半硬質磁性材料を設けたことを特徴とする請求項10に記載の電磁流量計。
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