JPH0857855A - 未加硫ゴム製品のリール保管 - Google Patents
未加硫ゴム製品のリール保管Info
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- JPH0857855A JPH0857855A JP7199473A JP19947395A JPH0857855A JP H0857855 A JPH0857855 A JP H0857855A JP 7199473 A JP7199473 A JP 7199473A JP 19947395 A JP19947395 A JP 19947395A JP H0857855 A JPH0857855 A JP H0857855A
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- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/025—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted for winding or storing webs with the confronting layers spaced from each other, e.g. frames for storing nap fabrics
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C31/00—Handling, e.g. feeding of the material to be shaped, storage of plastics material before moulding; Automation, i.e. automated handling lines in plastics processing plants, e.g. using manipulators or robots
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
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- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/52—Unvulcanised treads, e.g. on used tyres; Retreading
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- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2030/00—Pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29L2030/002—Treads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Robotics (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、製品及びその挿入物の巻き
つけを非常に容易に可能にしながら、保管すべき生ゴム
製品をきわめて有効に維持することのできる挿入物を提
案することにある。 【解決手段】 生ゴム製品の保管装置は、 − ２枚の側板（２１）を含み、その側板の各々は、そ
の軸方向内側に設けられ、複数の巻きを形成する１つの
らせんという全体的外観を有し、各巻き毎に軸方向外側
に向けてずれていく支承リム（２２）を備えているリー
ル（２）と、 − 前記支承リム（２２）の間の軸方向離隔に適合され
た可変的幅を有する、前記支承リム（２２）上に載った
細長い帯状物の形をした挿入物（３）と、を含んで成
る。
つけを非常に容易に可能にしながら、保管すべき生ゴム
製品をきわめて有効に維持することのできる挿入物を提
案することにある。 【解決手段】 生ゴム製品の保管装置は、 − ２枚の側板（２１）を含み、その側板の各々は、そ
の軸方向内側に設けられ、複数の巻きを形成する１つの
らせんという全体的外観を有し、各巻き毎に軸方向外側
に向けてずれていく支承リム（２２）を備えているリー
ル（２）と、 − 前記支承リム（２２）の間の軸方向離隔に適合され
た可変的幅を有する、前記支承リム（２２）上に載った
細長い帯状物の形をした挿入物（３）と、を含んで成
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム製品の製造に関す
る。より厳密に言うと、本発明は押出し成形から出たば
かりの生ゴム製品の保管に関する。
る。より厳密に言うと、本発明は押出し成形から出たば
かりの生ゴム製品の保管に関する。
【０００２】
【従来の技術】非加硫状態では、ゴムがむしろ可塑性状
態を呈するということが知られている。その結果、この
材料が例えば荷役作業によって機械的応力を受けた場合
にその幾何的寸法を変化なく保つことは極めて困難とな
っている。かくして、取扱うべき生ゴム製品を上に載せ
る挿入物を利用することが一般的慣用となっている。挿
入物は、伸びに対し充分な耐性を呈する材料で作られ
る。これは、考慮されている用途に応じて剛性であって
も可とう性であってもよい。あらゆる場合において、こ
の挿入物は（可塑性状態にある）生ゴム製材料のための
支持体の役目を果たし、望まれる全ての取扱いを可能に
する固定を提供する。当該技術の現状を例示するものと
して、タイヤ業界で利用されている挿入物を示す欧州特
許出願０５６７１４７号を挙げることができる。この挿
入物は、作用応力下で変化しない寸法をもつ細長い帯状
物の形をしており、帯状物上で間に保管される製品を保
護することを目的とする２つのリムを呈している。残念
なことに、リールに製品を保管したい場合、提案される
解決法は、問題のリムがたとえ規則的間隔をとって切込
みを受けているにせよ巻きつけの際に不可避的に帯状物
の曲げに逆らうことになるため、幾分か不揃いなもので
ある。
態を呈するということが知られている。その結果、この
材料が例えば荷役作業によって機械的応力を受けた場合
にその幾何的寸法を変化なく保つことは極めて困難とな
っている。かくして、取扱うべき生ゴム製品を上に載せ
る挿入物を利用することが一般的慣用となっている。挿
入物は、伸びに対し充分な耐性を呈する材料で作られ
る。これは、考慮されている用途に応じて剛性であって
も可とう性であってもよい。あらゆる場合において、こ
の挿入物は（可塑性状態にある）生ゴム製材料のための
支持体の役目を果たし、望まれる全ての取扱いを可能に
する固定を提供する。当該技術の現状を例示するものと
して、タイヤ業界で利用されている挿入物を示す欧州特
許出願０５６７１４７号を挙げることができる。この挿
入物は、作用応力下で変化しない寸法をもつ細長い帯状
物の形をしており、帯状物上で間に保管される製品を保
護することを目的とする２つのリムを呈している。残念
なことに、リールに製品を保管したい場合、提案される
解決法は、問題のリムがたとえ規則的間隔をとって切込
みを受けているにせよ巻きつけの際に不可避的に帯状物
の曲げに逆らうことになるため、幾分か不揃いなもので
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、製品
及びその挿入物の巻きつけを非常に容易に可能にしなが
ら、保管すべき生ゴム製品をきわめて有効に維持するこ
とのできる挿入物を提案することにある。本発明のもう
１つの目的は、整形作業例えば圧延又は押出し成形加工
の結果として得られたその幾何形状、ならびにその粘弾
性に関して、保管される製品の完璧な均質性を確保する
ことにある。本発明のもう１つの目的は、保管される製
品の優れた冷却つまり均等で急速な冷却に有利に作用す
ることにある。
及びその挿入物の巻きつけを非常に容易に可能にしなが
ら、保管すべき生ゴム製品をきわめて有効に維持するこ
とのできる挿入物を提案することにある。本発明のもう
１つの目的は、整形作業例えば圧延又は押出し成形加工
の結果として得られたその幾何形状、ならびにその粘弾
性に関して、保管される製品の完璧な均質性を確保する
ことにある。本発明のもう１つの目的は、保管される製
品の優れた冷却つまり均等で急速な冷却に有利に作用す
ることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、生ゴム製品の
保管装置において、 − ２枚側板を含み、その側板の各々は、その軸方向内
側に設けられ、複数の巻きを形成する１つのらせんとい
う全体的外観を有し、各巻き毎に軸方向外側に向けてず
れていく支承リムを備えているリールと； − 前記支承リムの間の軸方向隔たりに適合された可変
的幅を有する、前記支承リム上に載る細長い帯状物の形
をした、前記ゴム製品の支持用挿入物と、を含んで成る
保管装置を提案している。本発明は、添付図面を用い
て、期待できる利点の全てを把握できるようにする具体
的な実施例を制限的な意味のない形で例示する以下の記
述を読むことによって、より良く理解できることだろ
う。
保管装置において、 − ２枚側板を含み、その側板の各々は、その軸方向内
側に設けられ、複数の巻きを形成する１つのらせんとい
う全体的外観を有し、各巻き毎に軸方向外側に向けてず
れていく支承リムを備えているリールと； − 前記支承リムの間の軸方向隔たりに適合された可変
的幅を有する、前記支承リム上に載る細長い帯状物の形
をした、前記ゴム製品の支持用挿入物と、を含んで成る
保管装置を提案している。本発明は、添付図面を用い
て、期待できる利点の全てを把握できるようにする具体
的な実施例を制限的な意味のない形で例示する以下の記
述を読むことによって、より良く理解できることだろ
う。
【０００５】
【実施の形態】本発明の利用例として、押出し成形作業
により形作られたタイヤトレッド１の保管について記述
する。押出し成形作業は、長尺でつねに同じ断面形状を
作り出すことを目的とした連続的作業である。押出し成
形された断面の寸法つまり精確な形状が厳密に不変のま
まにとどまるだけではなく、押出し成形された製品の粘
弾性特性も又、タイヤトレッドの長さ全体にわたり一定
にとどまらなくてはならない。異なる図の中で、１本の
回転軸２０を含むリール２が見られる。このリールは、
２枚の側板２１を有し、この側板の各々は、その軸方向
内側に設けられた支承リム２２が備えている。この支承
リム２２は、複数の巻きを形成する１つのらせんという
全体的外観を呈している。各巻き毎に、前記支承リム２
２は、図１を見れば良くわかるように、軸方向外側に向
かってずれていく。
により形作られたタイヤトレッド１の保管について記述
する。押出し成形作業は、長尺でつねに同じ断面形状を
作り出すことを目的とした連続的作業である。押出し成
形された断面の寸法つまり精確な形状が厳密に不変のま
まにとどまるだけではなく、押出し成形された製品の粘
弾性特性も又、タイヤトレッドの長さ全体にわたり一定
にとどまらなくてはならない。異なる図の中で、１本の
回転軸２０を含むリール２が見られる。このリールは、
２枚の側板２１を有し、この側板の各々は、その軸方向
内側に設けられた支承リム２２が備えている。この支承
リム２２は、複数の巻きを形成する１つのらせんという
全体的外観を呈している。各巻き毎に、前記支承リム２
２は、図１を見れば良くわかるように、軸方向外側に向
かってずれていく。
【０００６】従って、支承リム２２が形成するらせん
は、１平面内に含まれていない。図１にあるように、半
径方向断面で見ると、支承リム２２は、リール２の回転
軸２０に対して平行に測定した異なる側板２１に属する
支承リム間の偏差がリール２の中心から発してその外部
に向かって漸進的に増大するような形で方向づけされた
１つの階段を形成している。ひき続き図１の半径方向断
面を観察すると、好ましくは、２枚の側面２１の各々の
上で支承リム２２により形成される段が回転軸２０から
等距離のところにあるということが確認できる。かくし
て、支承リム２２に支承を置くことによって、つねにリ
ール２の回転軸に対して平行にとどまるような形で挿入
物３を巻きとることが可能である。かくして、当該技術
分野の現状で知られているような挿入物を突合わさった
らせんに巻きつけることによって得ることになるのと同
じタイプの巻きつけが再現される。各巻き毎に、この支
承リム２２は、保管される製品の厚みを考慮に入れて好
ましくは製品と挿入物３の次に続くらせんの間に少なく
ともわずかなあそびが存続するべく充分な高さだけ、半
径方向にずれている。
は、１平面内に含まれていない。図１にあるように、半
径方向断面で見ると、支承リム２２は、リール２の回転
軸２０に対して平行に測定した異なる側板２１に属する
支承リム間の偏差がリール２の中心から発してその外部
に向かって漸進的に増大するような形で方向づけされた
１つの階段を形成している。ひき続き図１の半径方向断
面を観察すると、好ましくは、２枚の側面２１の各々の
上で支承リム２２により形成される段が回転軸２０から
等距離のところにあるということが確認できる。かくし
て、支承リム２２に支承を置くことによって、つねにリ
ール２の回転軸に対して平行にとどまるような形で挿入
物３を巻きとることが可能である。かくして、当該技術
分野の現状で知られているような挿入物を突合わさった
らせんに巻きつけることによって得ることになるのと同
じタイプの巻きつけが再現される。各巻き毎に、この支
承リム２２は、保管される製品の厚みを考慮に入れて好
ましくは製品と挿入物３の次に続くらせんの間に少なく
ともわずかなあそびが存続するべく充分な高さだけ、半
径方向にずれている。
【０００７】ここで利用される挿入物３は、支承リム２
２上に載るように設計された細長い帯状物の形を呈して
いる。従ってその幅は可変的である。すなわち、この幅
は、それ自体半径方向に考慮されたレベルに従って可変
的である前記支承リム２２の間の軸方向隔たりに適合さ
せる。好ましくは、各側板２１の支承リム２２の間の軸
方向隔たりは、最小半径から最大半径に向かってリムに
沿って移動した場合漸進的かつ規則的に増大していく。
かくして、長さに沿って進むにつれて対応する形で同様
に規則的に増大する幅を有する挿入物３を巻きつけるこ
とが非常に容易である。図１を見ると、挿入帯状物３の
幅（１1 、１2 、１3 を参照）の増大が、各々の巻きに
おいて同じ値のものであることがわかる。図４では、連
続する３回の巻きつけつまり３６０°の３つの円弧につ
いての、挿入帯状物３の前記値１2 ＝１ 2 ＝１3 ならび
に展開長ｄ1 ＋ｄ2 ＋ｄ3 を転記した。巻きつけ半径は
恒常的かつ規則的に増大することから、区分ｄ1 、ｄ2
及びｄ3 は長さが増大する。図４ではｄ1 ＜ｄ2 ＜ｄ3
であることがわかる。又、各巻きつけの巻きにおいて一
定の帯状物の半幅の増大量１1 ＝１2 ＝１3 のために
は、帯状物３の幅が増大するにつれて漸進的に減少する
角度を成すセグメントを呈する縁部をもつ帯状物を利用
しなければならないことがわかる。又、α1 ＞α2 ＞α
3 であることが確認される。逆に、中央線に対して一定
の角度の直線を形成する縁部をもつ挿入物を利用するこ
とを選択することも可能であり、この場合、リール上の
１つの支承リムからもう１つの支承リムへの幅の増大の
値は、巻きつけ半径と共に増大していく。
２上に載るように設計された細長い帯状物の形を呈して
いる。従ってその幅は可変的である。すなわち、この幅
は、それ自体半径方向に考慮されたレベルに従って可変
的である前記支承リム２２の間の軸方向隔たりに適合さ
せる。好ましくは、各側板２１の支承リム２２の間の軸
方向隔たりは、最小半径から最大半径に向かってリムに
沿って移動した場合漸進的かつ規則的に増大していく。
かくして、長さに沿って進むにつれて対応する形で同様
に規則的に増大する幅を有する挿入物３を巻きつけるこ
とが非常に容易である。図１を見ると、挿入帯状物３の
幅（１1 、１2 、１3 を参照）の増大が、各々の巻きに
おいて同じ値のものであることがわかる。図４では、連
続する３回の巻きつけつまり３６０°の３つの円弧につ
いての、挿入帯状物３の前記値１2 ＝１ 2 ＝１3 ならび
に展開長ｄ1 ＋ｄ2 ＋ｄ3 を転記した。巻きつけ半径は
恒常的かつ規則的に増大することから、区分ｄ1 、ｄ2
及びｄ3 は長さが増大する。図４ではｄ1 ＜ｄ2 ＜ｄ3
であることがわかる。又、各巻きつけの巻きにおいて一
定の帯状物の半幅の増大量１1 ＝１2 ＝１3 のために
は、帯状物３の幅が増大するにつれて漸進的に減少する
角度を成すセグメントを呈する縁部をもつ帯状物を利用
しなければならないことがわかる。又、α1 ＞α2 ＞α
3 であることが確認される。逆に、中央線に対して一定
の角度の直線を形成する縁部をもつ挿入物を利用するこ
とを選択することも可能であり、この場合、リール上の
１つの支承リムからもう１つの支承リムへの幅の増大の
値は、巻きつけ半径と共に増大していく。
【０００８】有利には、装置は、前記リールの軸と垂直
な中央面に関して対称である。当該技術の現状ではまた
充分に解決されていない問題の１つは、考慮対象の場所
の如何に関わらず、押出し成形されたゴム製品に対して
できるかぎり均等な熱状態を保証することにある。保管
中に、生ゴム製品は冷却する。利用される大部分の保管
システムの場合について、生ゴム製品は不均等な形で冷
却する。このことは特に、製品をリールにて保管する場
合にきわめて重要である。本発明は、その変形態様の１
つにおいて、リール２の側板２１に穴があいている装置
を提案している。特に図３では、矢印４により象徴され
ているようなリール２内部の空気の循環を可能にする開
口２３が非常によく見える。本発明は同様に、生ゴム製
品を整形作業から出た時点で保管する方法において、こ
の製品がその整形作業の後、押出し成形製品の幅以上の
最小値を有し挿入物に沿って一方の端からもう１方の端
部まで進みながらつねに増大していく可変的な幅をもつ
細長い帯状物の形をした挿入物の上に熱いまま置かれる
ような、保管方法にも関するものである。
な中央面に関して対称である。当該技術の現状ではまた
充分に解決されていない問題の１つは、考慮対象の場所
の如何に関わらず、押出し成形されたゴム製品に対して
できるかぎり均等な熱状態を保証することにある。保管
中に、生ゴム製品は冷却する。利用される大部分の保管
システムの場合について、生ゴム製品は不均等な形で冷
却する。このことは特に、製品をリールにて保管する場
合にきわめて重要である。本発明は、その変形態様の１
つにおいて、リール２の側板２１に穴があいている装置
を提案している。特に図３では、矢印４により象徴され
ているようなリール２内部の空気の循環を可能にする開
口２３が非常によく見える。本発明は同様に、生ゴム製
品を整形作業から出た時点で保管する方法において、こ
の製品がその整形作業の後、押出し成形製品の幅以上の
最小値を有し挿入物に沿って一方の端からもう１方の端
部まで進みながらつねに増大していく可変的な幅をもつ
細長い帯状物の形をした挿入物の上に熱いまま置かれる
ような、保管方法にも関するものである。
【０００９】本発明に従った保管方法の一態様に従う
と、前記挿入物はその後、２枚の側板を含みその側板の
各々には軸方向内側に設けられ複数の巻きを形成する１
つのらせんという全体的外観を有し各巻き毎に軸方向外
側に向けてずれていく挿入物支持用支承リムを備えてい
るリールの上に巻きつけられ、この挿入物の巻きつけ
は、その最小幅の側から始まる。保管すべき製品を支持
する挿入物３の保管用リール２上への巻きつけの際に、
この挿入物３が、リールの回転軸に最も近い点でリール
上に固定された最も幅の小さい挿入物部分から、この回
転軸から離れるにつれて、最も大きい幅をもつ挿入物部
分に向かって進みながららせん状に巻きつけられる、と
いうことに留意されたい。出発時点で挿入物を留めるた
めには、例えばこの挿入物及びリール２に、単純な接触
により固定を確保ししかも適正に向けられた方向性と充
分な力での引張りによる解放を可能にするようないわゆ
る「ベルクロ」（“Velcro”）ベルトを備えつけること
ができる。リール上に固定された「ベルクロ」ベルトに
よるこの留め部分は、作業者がリール２上の巻きつけの
出発点を容易に識別できるように充分見える目印点を提
供しているという点にも留意されたい。実際、可変的幅
をもつ挿入物が支承リム２２上に正しく設置されるよう
に、この巻きつけの出発点が一定の与えられた方位角を
保つことが重要である。
と、前記挿入物はその後、２枚の側板を含みその側板の
各々には軸方向内側に設けられ複数の巻きを形成する１
つのらせんという全体的外観を有し各巻き毎に軸方向外
側に向けてずれていく挿入物支持用支承リムを備えてい
るリールの上に巻きつけられ、この挿入物の巻きつけ
は、その最小幅の側から始まる。保管すべき製品を支持
する挿入物３の保管用リール２上への巻きつけの際に、
この挿入物３が、リールの回転軸に最も近い点でリール
上に固定された最も幅の小さい挿入物部分から、この回
転軸から離れるにつれて、最も大きい幅をもつ挿入物部
分に向かって進みながららせん状に巻きつけられる、と
いうことに留意されたい。出発時点で挿入物を留めるた
めには、例えばこの挿入物及びリール２に、単純な接触
により固定を確保ししかも適正に向けられた方向性と充
分な力での引張りによる解放を可能にするようないわゆ
る「ベルクロ」（“Velcro”）ベルトを備えつけること
ができる。リール上に固定された「ベルクロ」ベルトに
よるこの留め部分は、作業者がリール２上の巻きつけの
出発点を容易に識別できるように充分見える目印点を提
供しているという点にも留意されたい。実際、可変的幅
をもつ挿入物が支承リム２２上に正しく設置されるよう
に、この巻きつけの出発点が一定の与えられた方位角を
保つことが重要である。
【００１０】巻きつけの終わりで挿入物を維持するため
には、ここでも又、一方ではタイヤトレッド１を支持す
る表面を超えて挿入物３の延長上に又他方ではこの挿入
物１（３？）の背面上で１回の巻きに相応する距離だけ
後方に配置され、巻きつけの最後で重なり合うようにな
っている「ベルクロ」ベルトを利用することができる。
非常に有利には、巻きつけの最後の巻きがタイヤトレッ
ドの露出した表面を保護するように、挿入物３が一回の
巻き分余分な長さを有するようにすることもできる。例
えばタイヤトレッド１といった製品を保管解除する場
合、挿入物３を後で容易に再利用できるようにするべ
く、タイヤトレッド１を連続的に取り出すため前記保管
用リール２からこれを繰り出すにつれてこれを巻き取
る。従って挿入物３は、最も幅の大きい部分から始め
て、「再利用のための巻き取り」と呼ぶこの巻き取りを
最も幅の小さい部分で終わることにより、巻き取られた
状態となる。これは、本発明に従ったリール２上の巻き
つけと逆の状況である。かくして巻取り物は直ちに、新
しい押出し成形段階の際のタイヤトレッドの押出し及び
取外しと同時にいつでも繰り出すことができる状態とな
る。再利用のための巻き取りは、最も幅の小さい挿入物
の部分で終結していたことから、押出し及び挿入物３上
への取り出しの段階の初めにリール２に最初に呈示され
るのはまさにこの部分である。
には、ここでも又、一方ではタイヤトレッド１を支持す
る表面を超えて挿入物３の延長上に又他方ではこの挿入
物１（３？）の背面上で１回の巻きに相応する距離だけ
後方に配置され、巻きつけの最後で重なり合うようにな
っている「ベルクロ」ベルトを利用することができる。
非常に有利には、巻きつけの最後の巻きがタイヤトレッ
ドの露出した表面を保護するように、挿入物３が一回の
巻き分余分な長さを有するようにすることもできる。例
えばタイヤトレッド１といった製品を保管解除する場
合、挿入物３を後で容易に再利用できるようにするべ
く、タイヤトレッド１を連続的に取り出すため前記保管
用リール２からこれを繰り出すにつれてこれを巻き取
る。従って挿入物３は、最も幅の大きい部分から始め
て、「再利用のための巻き取り」と呼ぶこの巻き取りを
最も幅の小さい部分で終わることにより、巻き取られた
状態となる。これは、本発明に従ったリール２上の巻き
つけと逆の状況である。かくして巻取り物は直ちに、新
しい押出し成形段階の際のタイヤトレッドの押出し及び
取外しと同時にいつでも繰り出すことができる状態とな
る。再利用のための巻き取りは、最も幅の小さい挿入物
の部分で終結していたことから、押出し及び挿入物３上
への取り出しの段階の初めにリール２に最初に呈示され
るのはまさにこの部分である。
【００１１】挿入物として有利な材質はアルミニウムで
ある。これはタイヤトレッド１のベース１０を保護し、
そのため、タイヤの組立ての際に利用されることになっ
たときタイヤのその他の構成要素上に未加工状態で接着
するその能力が改善されることになる。その上、その優
れた熱伝導性のため、アルミニウムは、リール２の全て
の場所においてタイヤトレッド１を同じ温度に維持する
のに貢献する。鋼といった材料も類似の特性を示す。一
方リール２はというと、これは好ましくは、射出成形プ
ラスチック材料で作られている。穴のあいた側板２１を
もつリール２を利用する特殊な場合においては、好まし
くは、前記製品が巻きつけられるリールは、軸が垂直に
なっ状態で保管される。このことは、図１に矢印４で示
されているとおり、対流による熱交換に対し著しく有利
に作用する。又、強制空気の循環を組織することによっ
て対流による交換をさらに強化することができる。
ある。これはタイヤトレッド１のベース１０を保護し、
そのため、タイヤの組立ての際に利用されることになっ
たときタイヤのその他の構成要素上に未加工状態で接着
するその能力が改善されることになる。その上、その優
れた熱伝導性のため、アルミニウムは、リール２の全て
の場所においてタイヤトレッド１を同じ温度に維持する
のに貢献する。鋼といった材料も類似の特性を示す。一
方リール２はというと、これは好ましくは、射出成形プ
ラスチック材料で作られている。穴のあいた側板２１を
もつリール２を利用する特殊な場合においては、好まし
くは、前記製品が巻きつけられるリールは、軸が垂直に
なっ状態で保管される。このことは、図１に矢印４で示
されているとおり、対流による熱交換に対し著しく有利
に作用する。又、強制空気の循環を組織することによっ
て対流による交換をさらに強化することができる。
【００１２】本発明によると、押出し成形されたか又は
整形された生ゴム製品の均質性を保管によって劣化させ
ることはくなる。本発明の利点を例示する目的で、これ
により、或る種の不利な利用において、きわめて有意な
形でタイヤトレッドの摩耗の規則性を改善することが可
能となったという事実を挙げることができる。当然のこ
とながら、本発明の利用分野はタイヤトレッドの保管さ
らにはタイヤ産業に制限されるものではない。非常に可
塑性のある状態で長尺で保管される製品の変形の問題が
浮上する毎に、本発明を利用するのが有利である。
整形された生ゴム製品の均質性を保管によって劣化させ
ることはくなる。本発明の利点を例示する目的で、これ
により、或る種の不利な利用において、きわめて有意な
形でタイヤトレッドの摩耗の規則性を改善することが可
能となったという事実を挙げることができる。当然のこ
とながら、本発明の利用分野はタイヤトレッドの保管さ
らにはタイヤ産業に制限されるものではない。非常に可
塑性のある状態で長尺で保管される製品の変形の問題が
浮上する毎に、本発明を利用するのが有利である。
【図１】本発明に従った保管装置の断面図である。
【図２】本発明を例示する斜視図である。
【図３】図１により示された装置の側面図である。
【図４】本発明に従った装置の一要素の図である。
１ タイヤトレッド ２ リール ３ 挿入物 ２１ 側板 ２２ 支承リム
Claims (8)
- 【請求項１】 生ゴム製品の保管装置において、 − ２枚の側板（２１）を含み、その側板の各々は、そ
の軸方向内側に設けられ、複数の巻きを形成する１つの
らせんという全体的外観を有し、各巻き毎に軸方向外側
に向けてずれていく支承リム（２２）を備えているリー
ル（２）と、 − 前記支承リム（２２）の間の軸方向隔たりに適合さ
れた可変的幅を有する、前記支承リム（２２）上に載る
細長い帯状物の形をした、前記ゴム製品の支持用挿入
物、を含んで成る保管装置。 - 【請求項２】 最小半径から最大半径に向かってリム
（２２）に沿って移動した場合、各々の側板（２１）の
リム（２２）の間の軸方向隔たりが漸進的に増大し、前
記挿入物（３）の幅がその長さに沿って進みながら対応
する形で増大していく、請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】 前記リール（２）の軸と垂直な中央面に
関係して対称である、請求項１〜２のいずれか１項に記
載の装置。 - 【請求項４】 リール（２）の側板（２１）に穴があい
ている、請求項１〜３のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項５】 生ゴム製品を成形作業から出た時点で保
管する方法において、この製品がその成形作業の後、押
出し成形製品の幅以上の最小値を有し、挿入物に沿って
一方の端からもう一方の端部まで進みながらつねに増大
していく可変的な幅をもつ細長い帯状物の形をした挿入
物の上に熱いまま置かれる、製品保管方法。 - 【請求項６】 ２枚の側板を含みその側板の各々には軸
方向内側に設けられ複数の巻きを形成する１つのらせん
という全体的外観を有し各巻き毎に軸方向内側に向けて
ずれていく挿入物支持用支承リムを備えているリールの
上に、前記挿入物が巻きつけられ、この挿入物の巻きつ
けがその最小幅の側から始まる、請求項５に記載の方
法。 - 【請求項７】 前記挿入物が、次いで、リールの回転軸
に最も近い点でリール上に固定された最も幅の小さい挿
入物部分から、この回転軸から離れるにつれて、最も大
きい幅をもつ挿入物部分に向かって進みながら、らせん
状に巻きつけられる、請求項５に記載の方法。 - 【請求項８】 穴のあいた側板を有するリールを利用
し、前記製品が巻きつけられるリールが、軸が垂直にな
った状態で保管される、請求項６又は７に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9409837 | 1994-08-05 | ||
| FR9409837A FR2723337A1 (fr) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | Stockage en bobines de produits en caoutchouc non vulcanise |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0857855A true JPH0857855A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=9466183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7199473A Pending JPH0857855A (ja) | 1994-08-05 | 1995-08-04 | 未加硫ゴム製品のリール保管 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5641132A (ja) |
| EP (1) | EP0695717B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0857855A (ja) |
| BR (1) | BR9503550A (ja) |
| DE (1) | DE69506633T2 (ja) |
| FR (1) | FR2723337A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6719236B1 (en) * | 1999-09-23 | 2004-04-13 | The Goodyear Tire And Rubber Company | Storage spool with coiled liner |
| US6330984B1 (en) | 1999-12-30 | 2001-12-18 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Method and apparatus for storing strip material |
| EP1334942A1 (de) * | 2002-02-07 | 2003-08-13 | Stocko Contact GmbH & Co. KG | Verfahren zum Aufwickeln und Aufwicklung von feinen linearen Produkten, insbesondere elektrischen Steckverbindern, auf einem Spulenkörper |
| US6883577B2 (en) * | 2003-02-24 | 2005-04-26 | Albany International Corp. | Rollup door with rollable door leaf |
| US9217234B2 (en) | 2013-03-13 | 2015-12-22 | Harnischfeger Technologies, Inc. | Reel with stepped configuration |
| FR3102087B1 (fr) | 2019-10-21 | 2021-11-05 | Michelin & Cie | Enroulage et Déroulage d’une Bande de Gomme et d’un Intercalaire Portant la Bande de Gomme |
| FR3102088B1 (fr) | 2019-10-21 | 2021-11-05 | Michelin & Cie | Enroulage et Déroulage d’une Bande de Gomme et d’un Intercalaire Portant la Bande de Gomme |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1181937A (en) * | 1915-06-18 | 1916-05-02 | Firestone Tire & Rubber Co | Bias-fabric package. |
| DE822771C (de) * | 1949-10-29 | 1951-11-29 | Franz Schellenberg | Schlauchhaspel, insbesondere fuer Feuerwehrschlaeuche |
| US3102700A (en) * | 1961-02-16 | 1963-09-03 | Jr Joseph F Lemieux | Apparatus for winding high nap fabric |
| DE1260767B (de) * | 1964-07-28 | 1968-02-08 | Continental Gummi Werke Ag | Gestell zum Aufbewahren eines Kautschukbandes |
| DE1262584B (de) * | 1964-08-18 | 1968-03-07 | Continental Gummi Werke Ag | Band zum Aufwickeln von Profilstreifen |
| US3732974A (en) * | 1971-03-15 | 1973-05-15 | Celanese Corp | Fiber package comprising overlying wraps of a fibrous tape |
| DE2315971A1 (de) * | 1973-03-30 | 1974-10-03 | Scheibler Peltzer & Co | Vorrichtung zum aufwickeln einer textilbahn in radialen abstaenden |
| JPS61111261A (ja) * | 1984-10-31 | 1986-05-29 | Bridgestone Corp | ゴム様長尺物の貯蔵装置 |
| JP3234625B2 (ja) | 1992-04-24 | 2001-12-04 | 株式会社ブリヂストン | 未加硫ゴム部材の巻取りライナー及び巻取り保持装置 |
| CA2104617A1 (en) * | 1993-04-21 | 1994-10-22 | John Patrick Roman | Method and apparatus for building a tire and storing strip material |
-
1994
- 1994-08-05 FR FR9409837A patent/FR2723337A1/fr active Pending
-
1995
- 1995-07-28 DE DE69506633T patent/DE69506633T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-28 EP EP95111907A patent/EP0695717B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1995-08-03 US US08/510,927 patent/US5641132A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-08-04 JP JP7199473A patent/JPH0857855A/ja active Pending
- 1995-08-04 BR BR9503550A patent/BR9503550A/pt not_active Application Discontinuation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2723337A1 (fr) | 1996-02-09 |
| BR9503550A (pt) | 1996-05-28 |
| DE69506633T2 (de) | 1999-05-20 |
| EP0695717B1 (fr) | 1998-12-16 |
| DE69506633D1 (de) | 1999-01-28 |
| EP0695717A1 (fr) | 1996-02-07 |
| US5641132A (en) | 1997-06-24 |
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