JPH06320642A - タイヤ製造とストリップ材格納の方法とその装置 - Google Patents
タイヤ製造とストリップ材格納の方法とその装置Info
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- JPH06320642A JPH06320642A JP6080462A JP8046294A JPH06320642A JP H06320642 A JPH06320642 A JP H06320642A JP 6080462 A JP6080462 A JP 6080462A JP 8046294 A JP8046294 A JP 8046294A JP H06320642 A JPH06320642 A JP H06320642A
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- B65H2801/93—Tyres
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Tyre Moulding (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ストリップ材の下層をつぶさずに、スプール
格納装置にストリップ材を格納することを含むタイヤ製
造方法とその装置の提供。 【構成】 本発明はスプールの向かい合った軸方向内側
面にある螺旋溝に比較的剛性のあるライナーを通すこと
により、スプールを回転し、スプールの中にライナーと
ストリップ材を巻き込み、一連の巻き込まれた同軸湾曲
状のライナーとストリップ材を格納する。ライナーとス
トリップ材の径方向外側層は、ライナーとストリップ材
の径方向内側層と接触しないので、ストリップ材の断面
がつぶされることが防止される。
格納装置にストリップ材を格納することを含むタイヤ製
造方法とその装置の提供。 【構成】 本発明はスプールの向かい合った軸方向内側
面にある螺旋溝に比較的剛性のあるライナーを通すこと
により、スプールを回転し、スプールの中にライナーと
ストリップ材を巻き込み、一連の巻き込まれた同軸湾曲
状のライナーとストリップ材を格納する。ライナーとス
トリップ材の径方向外側層は、ライナーとストリップ材
の径方向内側層と接触しないので、ストリップ材の断面
がつぶされることが防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤトレッドまたは
サイドウォールのようなストリップ材を、押出し成形の
後に、未加硫タイヤへ取付ける前に、格納し、しかもそ
の間に変形しないような格納法を含むタイヤ製造の方法
とストリップ材を格納する装置に関するものである。
サイドウォールのようなストリップ材を、押出し成形の
後に、未加硫タイヤへ取付ける前に、格納し、しかもそ
の間に変形しないような格納法を含むタイヤ製造の方法
とストリップ材を格納する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ製造のためのストリップ材
は、ライナーの上に載せ、ストリップ材の各層を分離す
るそれぞれのライナー層と共にスプールに格納されてい
た。このスプールの頂部では、ストリップ材の外側の層
の重量は、ストリップ材の内側の層によって支えられて
いるので、内側層を変形させることになった。これは、
タイヤのトレッドやサイドウォールのように、予め規定
された断面形でなければならぬストリップ材にとって
は、特に好ましくないことである。
は、ライナーの上に載せ、ストリップ材の各層を分離す
るそれぞれのライナー層と共にスプールに格納されてい
た。このスプールの頂部では、ストリップ材の外側の層
の重量は、ストリップ材の内側の層によって支えられて
いるので、内側層を変形させることになった。これは、
タイヤのトレッドやサイドウォールのように、予め規定
された断面形でなければならぬストリップ材にとって
は、特に好ましくないことである。
【0003】また、従来技術のスプールでは、ストリッ
プ材の径方向内側の部分は、同じストリップ材の径方向
外側の部分より早く硬化することがある。これは、新し
く押出成形されたストリップ材がまだ高温で、しかもス
トリップ材の前記内側部分で包まれているためである。
したがって、ストリップ材の前記外側層は、表面に近い
ため、前記内側部分より早く冷却し、その結果硬化の程
度が低くなり、同じスプールのトレッド材の異なる部分
にこのような硬化状態の差を生じ、タイヤが不均質にな
る恐れがある。
プ材の径方向内側の部分は、同じストリップ材の径方向
外側の部分より早く硬化することがある。これは、新し
く押出成形されたストリップ材がまだ高温で、しかもス
トリップ材の前記内側部分で包まれているためである。
したがって、ストリップ材の前記外側層は、表面に近い
ため、前記内側部分より早く冷却し、その結果硬化の程
度が低くなり、同じスプールのトレッド材の異なる部分
にこのような硬化状態の差を生じ、タイヤが不均質にな
る恐れがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスプールでスト
リップ材を格納すると、巻かれたストリップ材の下の層
は、より上層の相当な重量を支え、そのために断面が潰
れて、ほぼ平坦になることがある。
リップ材を格納すると、巻かれたストリップ材の下の層
は、より上層の相当な重量を支え、そのために断面が潰
れて、ほぼ平坦になることがある。
【0005】本発明の目的は、ストリップ材とライナー
がその下の層を潰さないよう、その上にあるストリップ
材の重量を安全に支持するため、内側面に螺旋溝のある
フランジおよびハブを有し、かつ仕切りのあるスプール
をタイヤ製造用に提供することである。
がその下の層を潰さないよう、その上にあるストリップ
材の重量を安全に支持するため、内側面に螺旋溝のある
フランジおよびハブを有し、かつ仕切りのあるスプール
をタイヤ製造用に提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の空気タイヤ製造
とストリップ材を格納する方法は、ケーシングとトレッ
ドを有する空気タイヤを製造するための改良工程であっ
て、トレッドのストリップを押出成形する段階と、長さ
が、押出し成形された規定断面寸法のトレッドを複数の
ケーシングに取り付けるに要する長さより長い前記スト
リップを、軸を中心に前記トレッドのストリップを螺旋
状に巻取る段階と、巻かれているトレッドのストリップ
を引き出し、ある一定の長さにそのトレッドのストリッ
プを切断し、タイヤケーシングにこの切断されたトレッ
ドを取付ける段階とよりなる空気タイヤ製造方法におい
て、前記螺旋状に巻取る段階でトレッドの一巻きの一部
重量が、この一巻きの下にある他のトレッド巻きにかか
らないようにすることによって、該トレッドが螺旋状に
巻き取られている間に、トレッドが変形するのを防止す
る段階を有する。
とストリップ材を格納する方法は、ケーシングとトレッ
ドを有する空気タイヤを製造するための改良工程であっ
て、トレッドのストリップを押出成形する段階と、長さ
が、押出し成形された規定断面寸法のトレッドを複数の
ケーシングに取り付けるに要する長さより長い前記スト
リップを、軸を中心に前記トレッドのストリップを螺旋
状に巻取る段階と、巻かれているトレッドのストリップ
を引き出し、ある一定の長さにそのトレッドのストリッ
プを切断し、タイヤケーシングにこの切断されたトレッ
ドを取付ける段階とよりなる空気タイヤ製造方法におい
て、前記螺旋状に巻取る段階でトレッドの一巻きの一部
重量が、この一巻きの下にある他のトレッド巻きにかか
らないようにすることによって、該トレッドが螺旋状に
巻き取られている間に、トレッドが変形するのを防止す
る段階を有する。
【0007】また、前記空気タイヤ製造法における、軸
を中心にトレッドのストリップを螺旋状に巻取る段階に
おいて、ほぼ水平な螺旋巻の軸でトレッドのストリップ
を螺旋状に巻取る段階と、そして螺旋状に巻き取られた
トレッド層の重量が、その垂直下にあたるトレッド層に
かからないように、前記螺旋巻の軸をほぼ水平に維持す
る段階を有する。
を中心にトレッドのストリップを螺旋状に巻取る段階に
おいて、ほぼ水平な螺旋巻の軸でトレッドのストリップ
を螺旋状に巻取る段階と、そして螺旋状に巻き取られた
トレッド層の重量が、その垂直下にあたるトレッド層に
かからないように、前記螺旋巻の軸をほぼ水平に維持す
る段階を有する。
【0008】また、前記空気タイヤ製造法における、軸
を中心にトレッドのストリップを螺旋状に巻取る段階に
おいて、螺旋状に巻取られたトレッドのストリップ層間
に少なくとも1層の巻取られたトレッド層を支えるのに
十分な剛性を有するライナー材が巻取られて層をなすよ
うに、ライナー材を螺旋状に巻取る段階と、前記巻取ら
れたライナー材の層間間隔を、トレッドストリップの径
方向最大断面寸法より大きくとる段階を有する。
を中心にトレッドのストリップを螺旋状に巻取る段階に
おいて、螺旋状に巻取られたトレッドのストリップ層間
に少なくとも1層の巻取られたトレッド層を支えるのに
十分な剛性を有するライナー材が巻取られて層をなすよ
うに、ライナー材を螺旋状に巻取る段階と、前記巻取ら
れたライナー材の層間間隔を、トレッドストリップの径
方向最大断面寸法より大きくとる段階を有する。
【0009】また、前記空気タイヤ製造法における、軸
を中心にトレッドのストリップを螺旋状に巻取る段階に
おいて、トレッドとライナー材を同時にスプールに螺旋
状に巻取る段階を有する空気タイヤ製造方法。
を中心にトレッドのストリップを螺旋状に巻取る段階に
おいて、トレッドとライナー材を同時にスプールに螺旋
状に巻取る段階を有する空気タイヤ製造方法。
【0010】更に、ストリップ材をストリップ材の下に
なっている他のストリップ材部分を圧縮せずに、スプー
ル内にストリップ材を格納する方法であって、相互に一
定の間隔をおいて離れているフランジを有し、さらに該
フランジの軸方向内側の対向面にライナーの縁を収める
ための螺旋溝があるスプールに、ライナーの先端を取り
付ける段階と、前記ライナーを前記溝に引き入れるため
に、前記スプールを回転させる段階と、前記スプールが
回転しているとき、前記ストリップ材を前記ライナーに
載せる段階とを有する。
なっている他のストリップ材部分を圧縮せずに、スプー
ル内にストリップ材を格納する方法であって、相互に一
定の間隔をおいて離れているフランジを有し、さらに該
フランジの軸方向内側の対向面にライナーの縁を収める
ための螺旋溝があるスプールに、ライナーの先端を取り
付ける段階と、前記ライナーを前記溝に引き入れるため
に、前記スプールを回転させる段階と、前記スプールが
回転しているとき、前記ストリップ材を前記ライナーに
載せる段階とを有する。
【0011】また、前記ストリップ材の下になっている
ストリップ材部分を圧縮せずに、スプール内にストリッ
プ材を格納する方法であって、ライナーの先端をスプー
ルに取り付けた後、さらに、該ライナーを前記スプール
に送り入れる前に、該ライナーの走行線に垂直な方向に
該ライナーの両側の縁を互いに向かって反るように弾性
変形させ、前記フランジの前記対向面にある前記溝の間
に、前記縁が入り込めるように、該ライナーの幅を狭め
る段階を有する。
ストリップ材部分を圧縮せずに、スプール内にストリッ
プ材を格納する方法であって、ライナーの先端をスプー
ルに取り付けた後、さらに、該ライナーを前記スプール
に送り入れる前に、該ライナーの走行線に垂直な方向に
該ライナーの両側の縁を互いに向かって反るように弾性
変形させ、前記フランジの前記対向面にある前記溝の間
に、前記縁が入り込めるように、該ライナーの幅を狭め
る段階を有する。
【0012】また、ライナーを引張り、溝に入れるため
に、前記スプールを回転し、ライナーを引張り、溝に入
れた後、さらに、該ライナーの前記両縁が、前記フラン
ジの前記対向面にある前記溝内に収まるよう、該ライナ
ーの前記弾性変形を減少させる段階を有する。
に、前記スプールを回転し、ライナーを引張り、溝に入
れた後、さらに、該ライナーの前記両縁が、前記フラン
ジの前記対向面にある前記溝内に収まるよう、該ライナ
ーの前記弾性変形を減少させる段階を有する。
【0013】また、前記ストリップ材をライナーに載せ
た後、さらに、前記ストリップ材を支持するため、該ラ
イナーの戻り強度を増すように、該ライナーが前記螺旋
溝内にある間、該ライナーの湾曲している変形状態を保
つ、段階を有する。
た後、さらに、前記ストリップ材を支持するため、該ラ
イナーの戻り強度を増すように、該ライナーが前記螺旋
溝内にある間、該ライナーの湾曲している変形状態を保
つ、段階を有する。
【0014】また、走行線に垂直な方向への前記ライナ
ーの前記湾曲は、該ライナーを前記スプールに通す前
に、案内バーが該ライナーの前記縁に作動して作られ
る。
ーの前記湾曲は、該ライナーを前記スプールに通す前
に、案内バーが該ライナーの前記縁に作動して作られ
る。
【0015】また、前記螺旋溝の対応する2点は、前記
ライナーの厚と前記ストリップ材の厚を加えたものより
も、幾分大きいピッチを有する。
ライナーの厚と前記ストリップ材の厚を加えたものより
も、幾分大きいピッチを有する。
【0016】更に、本発明の下層にあるストリップ材を
圧縮せずに、スプールにストリップ材を格納する装置
は、向かい合った両面に一定の間隔を置いて作られてい
る螺旋溝を有し、一定間隔離れているフランジを有する
スプールに、前記ストリップ材を支えるのに十分な剛性
を有する弾性材製のライナーの一方の端を取り付ける手
段と、前記ライナーの走行線に垂直な方向に前記ライナ
ーを湾曲させる手段と、前記ライナーの縁が前記溝に入
るように、該ライナーを送り出す手段と、前記ライナー
上に前記ストリップ材を渦巻状に巻く手段と、前記スト
リップ材を支えるため、前記ライナーに戻り強度を与え
るよう、前記螺旋溝において該ライナーに湾曲形態を保
たせる手段と、ストリップ材の前記渦巻状の間にある仕
切り空間の換気を行うため、前記フランジ内にある換気
手段とを有する。
圧縮せずに、スプールにストリップ材を格納する装置
は、向かい合った両面に一定の間隔を置いて作られてい
る螺旋溝を有し、一定間隔離れているフランジを有する
スプールに、前記ストリップ材を支えるのに十分な剛性
を有する弾性材製のライナーの一方の端を取り付ける手
段と、前記ライナーの走行線に垂直な方向に前記ライナ
ーを湾曲させる手段と、前記ライナーの縁が前記溝に入
るように、該ライナーを送り出す手段と、前記ライナー
上に前記ストリップ材を渦巻状に巻く手段と、前記スト
リップ材を支えるため、前記ライナーに戻り強度を与え
るよう、前記螺旋溝において該ライナーに湾曲形態を保
たせる手段と、ストリップ材の前記渦巻状の間にある仕
切り空間の換気を行うため、前記フランジ内にある換気
手段とを有する。
【0017】また更に、下層にある前記ストリップ材を
圧縮せずに、スプールにストリップ材を格納する装置に
おいて、スプール内に未加硫ゴムのストリップを格納す
る装置であって、該スプールには、軸方向に向かって外
側の両端と軸を有する一般的には円筒形のコアと、前記
コアの軸と同軸で軸方向中央線を有する第1フランジと
第2フランジとが備えられており、しかも前記の各フラ
ンジには、軸方向内側面と軸方向外側面とがあり、それ
ぞれの該軸方向外側面はそれぞれ、前記コアの前記軸方
向外側端のそれぞれに固定されており、また該軸方向内
側面は対応するライナーを支えるためのライナー支持手
段を有する。
圧縮せずに、スプールにストリップ材を格納する装置に
おいて、スプール内に未加硫ゴムのストリップを格納す
る装置であって、該スプールには、軸方向に向かって外
側の両端と軸を有する一般的には円筒形のコアと、前記
コアの軸と同軸で軸方向中央線を有する第1フランジと
第2フランジとが備えられており、しかも前記の各フラ
ンジには、軸方向内側面と軸方向外側面とがあり、それ
ぞれの該軸方向外側面はそれぞれ、前記コアの前記軸方
向外側端のそれぞれに固定されており、また該軸方向内
側面は対応するライナーを支えるためのライナー支持手
段を有する。
【0018】また、前記ライナー支持手段は、前記フラ
ンジの各軸方向内側面にある溝であり、前記の各フラン
ジにおける径方向内側の出発点から径方向外側に向かっ
て延びている螺旋形の溝であり、しかも前記出発点は、
前記コアと前記フランジの一つの境界面の近くにある。
ンジの各軸方向内側面にある溝であり、前記の各フラン
ジにおける径方向内側の出発点から径方向外側に向かっ
て延びている螺旋形の溝であり、しかも前記出発点は、
前記コアと前記フランジの一つの境界面の近くにある。
【0019】また、前記フランジの少なくとも一つは、
未加硫ゴムの前記ストリップを冷却するため、空気を流
通させる孔を有し、、前記コアから前記フランジの一つ
の外側の縁まで、径方向外側に延びている複数のスポー
クを有する。
未加硫ゴムの前記ストリップを冷却するため、空気を流
通させる孔を有し、、前記コアから前記フランジの一つ
の外側の縁まで、径方向外側に延びている複数のスポー
クを有する。
【0020】また、前記スプールにはまた、前記コアの
外表面を外側面から軸方向外側に沿って延びている1つ
のバーを有する。
外表面を外側面から軸方向外側に沿って延びている1つ
のバーを有する。
【0021】また、前記溝にはまた、径方向外側の上面
と径方向外側の底面があり、しかも前記上面は面取りさ
れている。
と径方向外側の底面があり、しかも前記上面は面取りさ
れている。
【0022】また、一部を除き長方形で、かつ長さと幅
と厚みを持つライナーを含み、しかも該ライナーは、第
1と第2の軸方向外側の縁を有し、その上前記第1およ
び第2の縁は、前記溝に選択して収められる。
と厚みを持つライナーを含み、しかも該ライナーは、第
1と第2の軸方向外側の縁を有し、その上前記第1およ
び第2の縁は、前記溝に選択して収められる。
【0023】また、前記ライナーは、前記未加硫ゴムス
トリップの重量を支えるための同心円状のしっかりした
湾曲状を形成し、径方向内側の第1の先端と径方向外側
の第2の先端があって、該ライナーの前記第1先端は前
記コアの外表面に選択的に取り付けられており、そして
前記コアの前記外表面に該ライナーの前記第1先端を取
り付けるための付着手段を有し、フックストリップとル
ープストリップからなる。
トリップの重量を支えるための同心円状のしっかりした
湾曲状を形成し、径方向内側の第1の先端と径方向外側
の第2の先端があって、該ライナーの前記第1先端は前
記コアの外表面に選択的に取り付けられており、そして
前記コアの前記外表面に該ライナーの前記第1先端を取
り付けるための付着手段を有し、フックストリップとル
ープストリップからなる。
【0024】また、前記の第1と第2の縁が、前記ライ
ナーの軸方向中央線に向かって反るように、該ライナー
を弾性変形させる変形手段を有し、前記変形手段は、一
定の間隔を置いて取り付けられている第1と第2の湾曲
バーを有し、しかも該第1と第2の湾曲バーの間を前記
ライナーが選択的に通り抜けるための開口部を有し、前
記両湾曲バーにより前記ライナーの前記第1縁が前記第
2縁に向かって湾曲される。
ナーの軸方向中央線に向かって反るように、該ライナー
を弾性変形させる変形手段を有し、前記変形手段は、一
定の間隔を置いて取り付けられている第1と第2の湾曲
バーを有し、しかも該第1と第2の湾曲バーの間を前記
ライナーが選択的に通り抜けるための開口部を有し、前
記両湾曲バーにより前記ライナーの前記第1縁が前記第
2縁に向かって湾曲される。
【0025】また、第1案内ロッドを有し、しかも該第
1案内ロッドには、フレームにしっかり固定され、かつ
該フレームから下方に延びている第1の先端があり、ま
た前記第1案内ロッドは、前記ライナーの前記軸方向中
央線に向かって該ライナーの前記の両側の縁を反らせ
る。
1案内ロッドには、フレームにしっかり固定され、かつ
該フレームから下方に延びている第1の先端があり、ま
た前記第1案内ロッドは、前記ライナーの前記軸方向中
央線に向かって該ライナーの前記の両側の縁を反らせ
る。
【0026】また更に、前記変形手段は、第2案内ロッ
ドを有し、しかも該第2案内ロッドは、前記ゴムストリ
ップが前記スプールに巻き取られるとき、前記スプール
に対し滑動して移行できる。
ドを有し、しかも該第2案内ロッドは、前記ゴムストリ
ップが前記スプールに巻き取られるとき、前記スプール
に対し滑動して移行できる。
【0027】更に、前記変形手段には、前記ライナーの
前記第1先端に隣接する位置に該ライナーの前記の両側
の縁にゴム帯状片が取り付けらる。
前記第1先端に隣接する位置に該ライナーの前記の両側
の縁にゴム帯状片が取り付けらる。
【0028】
【作用】ライナーの先端にあるフックがスプールのコア
にあるバーに取り付けられ、スプールが回転され、ライ
ナーがスプールに巻取られる前に、ライナーの走行線に
垂直な方向にライナーの両側の縁を湾曲させ、ライナー
の両側の縁を導くガイドを通して、ライナーの幅が狭め
られ、ライナーはスプールのフランジ間を容易に通過
し、両フランジの螺旋溝に嵌め込められる。続いて、ラ
イナーは、スプールのフランジにある螺旋溝に送られ、
ストリップ材を載せ、かつ保護する仕切りを形成する。
ライナーは、両フランジの対向面の間に掛けられている
時、ストリップ材を支えるのに充分な剛性を有し、かつ
ライナーがスプールに巻かれている間、螺旋溝に曲げて
嵌め込める充分な弾性を有する材料から、作られる。こ
うしたライナーの弾性によって、ライナーの両側の縁に
より、一定の間隔を置いて渦巻状が維持されるので、ス
トリップ材は圧縮も、変形もされない。また、ライナー
は、スプールから巻戻されるとき、螺旋溝から容易に外
れる。ライナーをスプールフランジ内にコイル状の形状
に維持することにより、ライナーは湾曲状に保たれ、そ
の結果、ストリップ材を支持する力が増す。
にあるバーに取り付けられ、スプールが回転され、ライ
ナーがスプールに巻取られる前に、ライナーの走行線に
垂直な方向にライナーの両側の縁を湾曲させ、ライナー
の両側の縁を導くガイドを通して、ライナーの幅が狭め
られ、ライナーはスプールのフランジ間を容易に通過
し、両フランジの螺旋溝に嵌め込められる。続いて、ラ
イナーは、スプールのフランジにある螺旋溝に送られ、
ストリップ材を載せ、かつ保護する仕切りを形成する。
ライナーは、両フランジの対向面の間に掛けられている
時、ストリップ材を支えるのに充分な剛性を有し、かつ
ライナーがスプールに巻かれている間、螺旋溝に曲げて
嵌め込める充分な弾性を有する材料から、作られる。こ
うしたライナーの弾性によって、ライナーの両側の縁に
より、一定の間隔を置いて渦巻状が維持されるので、ス
トリップ材は圧縮も、変形もされない。また、ライナー
は、スプールから巻戻されるとき、螺旋溝から容易に外
れる。ライナーをスプールフランジ内にコイル状の形状
に維持することにより、ライナーは湾曲状に保たれ、そ
の結果、ストリップ材を支持する力が増す。
【0029】押出成形機により、未加硫トレッドまたは
ストリップ材が押出成形される。ストリップ材はスプー
ルに巻き取られる。ライナーもまた同時に巻出装置から
スプールに巻き取られる。
ストリップ材が押出成形される。ストリップ材はスプー
ルに巻き取られる。ライナーもまた同時に巻出装置から
スプールに巻き取られる。
【0030】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の1実施例の部分断面の正面立
面図、図2は図1の線2−2に沿って切断された図1実
施例の平面図、図3は図1の本発明実施例における、一
部を取り除いたスプールの拡大図、図4は図3の線4−
4に沿って切断された本発明のスプールの部分的側面図
である。
説明する。図1は本発明の1実施例の部分断面の正面立
面図、図2は図1の線2−2に沿って切断された図1実
施例の平面図、図3は図1の本発明実施例における、一
部を取り除いたスプールの拡大図、図4は図3の線4−
4に沿って切断された本発明のスプールの部分的側面図
である。
【0031】図5は本発明の第2の実施例の正面立面
図、図6は図5の線6−6に沿って切断された実施例の
側面立面図である。図7は本発明の第3の実施例、図8
は図7の線8−8に沿って切断された側面立面図であ
る。
図、図6は図5の線6−6に沿って切断された実施例の
側面立面図である。図7は本発明の第3の実施例、図8
は図7の線8−8に沿って切断された側面立面図であ
る。
【0032】図9は本発明の、スプール取り付け前にお
ける、コアと接触するライナー先端の表面を示す平面
図、図10は線10−10に沿って切断した図9のライ
ナーの断面の側面立面図である。
ける、コアと接触するライナー先端の表面を示す平面
図、図10は線10−10に沿って切断した図9のライ
ナーの断面の側面立面図である。
【0033】図11は本発明を採用したタイヤ製造工程
の一部の側面略図である。
の一部の側面略図である。
【0034】図12は在来型の格納スプールに保存され
たタイヤトレッドの試験結果を示す表、図13は在来型
の格納装置に保存さたトレッドのトレッド断面と、本発
明の格納装置に保存さたトレッド断面を示す図表であ
る。
たタイヤトレッドの試験結果を示す表、図13は在来型
の格納装置に保存さたトレッドのトレッド断面と、本発
明の格納装置に保存さたトレッド断面を示す図表であ
る。
【0035】図14はもう一つ別のタイヤ製造工程の一
部を示す略図である。
部を示す略図である。
【0036】図1〜4に、ストリップ材を格納する本発
明のストリップ材格納装置10が示されている。スプー
ル12には、コア14と第1および第2フランジ16、
18がある。各フランジ16、18には、軸方向外側面
22、24と軸方向内側面28、30がある。スプール
12は、該スプールの軸と一致している輪軸34により
支えられ、この輪軸34を中心にスプール12は回転す
る。
明のストリップ材格納装置10が示されている。スプー
ル12には、コア14と第1および第2フランジ16、
18がある。各フランジ16、18には、軸方向外側面
22、24と軸方向内側面28、30がある。スプール
12は、該スプールの軸と一致している輪軸34により
支えられ、この輪軸34を中心にスプール12は回転す
る。
【0037】第1および第2フランジ16、18の軸方
向内側面28、30には、多くの螺旋溝36がある。こ
の溝36は、ライナー40の縁38を選択して支えるよ
うになっている。
向内側面28、30には、多くの螺旋溝36がある。こ
の溝36は、ライナー40の縁38を選択して支えるよ
うになっている。
【0038】ライナー40の径外方向面上には、ストリ
ップ材44が置かれる。ストリップ材44は、サイドウ
ォール、トレッド、アペックス、もしくは、従来の格納
機構では押しつぶされる恐れのある他のストリップ材の
ような、タイヤの未加硫部材とすることができる。図4
に示されているように、ライナー40は、材料の一種
で、ライナー40とストリップ材44の径方向外側層が
ライナー40とストリップ材44の径方向内側層に接触
して、これを変形させることを防止するのに十分な剛性
を有する厚みを持っている。本発明の実施例では、ライ
ナー40は、裏ライニングのない剛性のテレフタル酸ポ
リエチレン製で、その厚みは1.02mmである。ライ
ナーは、ポリプロピレン、またはその他の適当な材料で
もよい。
ップ材44が置かれる。ストリップ材44は、サイドウ
ォール、トレッド、アペックス、もしくは、従来の格納
機構では押しつぶされる恐れのある他のストリップ材の
ような、タイヤの未加硫部材とすることができる。図4
に示されているように、ライナー40は、材料の一種
で、ライナー40とストリップ材44の径方向外側層が
ライナー40とストリップ材44の径方向内側層に接触
して、これを変形させることを防止するのに十分な剛性
を有する厚みを持っている。本発明の実施例では、ライ
ナー40は、裏ライニングのない剛性のテレフタル酸ポ
リエチレン製で、その厚みは1.02mmである。ライ
ナーは、ポリプロピレン、またはその他の適当な材料で
もよい。
【0039】続いて図4を参照すると、溝36の径方向
内側面48は、下方に向かって面取りされている。本実
施例の溝36では、径方向内側面48は、スプール12
の軸に平行な線に対し約10°の角度をなすよう、面取
りされている。この面取りの目的は、ライナーの縁38
の挿入と取出しを容易にするためである。
内側面48は、下方に向かって面取りされている。本実
施例の溝36では、径方向内側面48は、スプール12
の軸に平行な線に対し約10°の角度をなすよう、面取
りされている。この面取りの目的は、ライナーの縁38
の挿入と取出しを容易にするためである。
【0040】図1には、ストリップ材44とライナー4
0がスプール12に巻かれている状態が、示されてい
る。ライナー40は、在来型の巻出装置52から送り出
され、ロッド56によって支えられている滑車54を通
る。ライナー40は次に、弾性変形され、このライナー
40の縁38がその軸方向中央線に向かって撓められ、
したがってその幅が狭くなる。
0がスプール12に巻かれている状態が、示されてい
る。ライナー40は、在来型の巻出装置52から送り出
され、ロッド56によって支えられている滑車54を通
る。ライナー40は次に、弾性変形され、このライナー
40の縁38がその軸方向中央線に向かって撓められ、
したがってその幅が狭くなる。
【0041】弾性変形ライナー40の手段の1つに、1
組の湾曲バー60、62がある。図4には、ライナー4
0の幅は、フランジ16、18の向かい合った軸方向内
側面28、30にある対向する溝36のベース66間の
スプール12の幅より幾分短くなっている。このよう
に、ライナー40の幅は、溝36にライナー40を嵌め
るために、いくらか小さめにしておかなければならな
い。本実施例では、ライナー40の両側の縁38は、一
方に向かって互いに弾性変形され、その結果、ライナー
40の幅を減少させ、このようにしてライナー40は、
溝36のベース66に向かって軸方向外側にパチッと嵌
められる。
組の湾曲バー60、62がある。図4には、ライナー4
0の幅は、フランジ16、18の向かい合った軸方向内
側面28、30にある対向する溝36のベース66間の
スプール12の幅より幾分短くなっている。このよう
に、ライナー40の幅は、溝36にライナー40を嵌め
るために、いくらか小さめにしておかなければならな
い。本実施例では、ライナー40の両側の縁38は、一
方に向かって互いに弾性変形され、その結果、ライナー
40の幅を減少させ、このようにしてライナー40は、
溝36のベース66に向かって軸方向外側にパチッと嵌
められる。
【0042】ライナー40を湾曲状の渦巻き状に保つこ
とにより、ストリップ材44の重量を支えるために、ラ
イナー40の戻り強度を利用する。未加硫のタイヤトレ
ッドの場合、ストリップ材44の重量が、有意の大きさ
になり得る。
とにより、ストリップ材44の重量を支えるために、ラ
イナー40の戻り強度を利用する。未加硫のタイヤトレ
ッドの場合、ストリップ材44の重量が、有意の大きさ
になり得る。
【0043】再度、図1を参照すると、ライナー40
は、湾曲バー60、62の間の空間を通り、弾性変形さ
れ、その後、該ライナーは開口部に入り、スプール12
内の螺旋形溝36に嵌まる。スプール12が約180°
回転すると、在来型の送出装置68は、スプール12と
ライナー40の径方向外側面とに、同時にストリップ材
44を送り始める。ストリップ材44が、ライナー40
と同じ側からスプール12に供給される場合、ストリッ
プ材44はライナー40の上に載せられ、ライナー40
と共にスプール12に送られる。ライナー40の厚さと
溝36の寸法は、ライナー40の径方向内側面が、その
下のストリップ材44の最も径方向外側にある面に接触
しないように、選択される。これは、ライナー40とス
トリップ材44の各層の間に空間がある図4に、明瞭に
示されている。
は、湾曲バー60、62の間の空間を通り、弾性変形さ
れ、その後、該ライナーは開口部に入り、スプール12
内の螺旋形溝36に嵌まる。スプール12が約180°
回転すると、在来型の送出装置68は、スプール12と
ライナー40の径方向外側面とに、同時にストリップ材
44を送り始める。ストリップ材44が、ライナー40
と同じ側からスプール12に供給される場合、ストリッ
プ材44はライナー40の上に載せられ、ライナー40
と共にスプール12に送られる。ライナー40の厚さと
溝36の寸法は、ライナー40の径方向内側面が、その
下のストリップ材44の最も径方向外側にある面に接触
しないように、選択される。これは、ライナー40とス
トリップ材44の各層の間に空間がある図4に、明瞭に
示されている。
【0044】上記の空間を設ける第1の理由は、ストリ
ップ材44の径方向外側面もしくは上面における、変形
の減少または除去のためである。空気タイヤのトレッド
の場合、未加硫トレッドゴムの上部に対し、凹凸のある
または非平面の面を設計することは、最近では当り前の
こととなっている。タイヤ設計者は、未硬化ゴムの横断
面に様々な形状を設計したとしても、金型のキャビティ
に充填するため、それ程長い距離にわたってゴムを流動
せずに、トレッド模様の様々な突起に充填することがで
きる。特定トレッド模様の金型のキャビティに充填する
ため、トレッドゴムの移動距離を長くすればするほど、
硬化プロセス中に、より多くの変差や不均一が生じる。
したがって、硬化タイヤにおいて実際に使用される形状
に一致するように、未硬化で、未加硫のトレッド断面の
形状を注意深く形成することに対して、多くの利点が得
られる。
ップ材44の径方向外側面もしくは上面における、変形
の減少または除去のためである。空気タイヤのトレッド
の場合、未加硫トレッドゴムの上部に対し、凹凸のある
または非平面の面を設計することは、最近では当り前の
こととなっている。タイヤ設計者は、未硬化ゴムの横断
面に様々な形状を設計したとしても、金型のキャビティ
に充填するため、それ程長い距離にわたってゴムを流動
せずに、トレッド模様の様々な突起に充填することがで
きる。特定トレッド模様の金型のキャビティに充填する
ため、トレッドゴムの移動距離を長くすればするほど、
硬化プロセス中に、より多くの変差や不均一が生じる。
したがって、硬化タイヤにおいて実際に使用される形状
に一致するように、未硬化で、未加硫のトレッド断面の
形状を注意深く形成することに対して、多くの利点が得
られる。
【0045】ライナー40とストリップ材44の各層間
の空間の第2の理由は、未加硫ストリップ材44の硬化
と、このストリップ材がスプール12に格納されている
間の冷却の程度に関するものである。図1と3に示され
ているように、第1と第2フランジ16、18の軸方向
外側面70、72には、一連の開口部74がある。スト
リップ材44は、直接に押出成形装置からスプール12
に巻かれるので、高温で、かつ異なる様々な硬化段階に
ある。スプール12を図3に示されるような形状にする
ことにより、空気が開口部74を通って前後に通り抜け
ることができ、ストリップ材44の各層間を流動し、そ
の結果、より均等にストリップ材を冷却することができ
る。ある種の応用では、工程の要求条件に応じて、開口
部74はその寸法を狭めたり、もしくは全く付けなくす
ることもできる。
の空間の第2の理由は、未加硫ストリップ材44の硬化
と、このストリップ材がスプール12に格納されている
間の冷却の程度に関するものである。図1と3に示され
ているように、第1と第2フランジ16、18の軸方向
外側面70、72には、一連の開口部74がある。スト
リップ材44は、直接に押出成形装置からスプール12
に巻かれるので、高温で、かつ異なる様々な硬化段階に
ある。スプール12を図3に示されるような形状にする
ことにより、空気が開口部74を通って前後に通り抜け
ることができ、ストリップ材44の各層間を流動し、そ
の結果、より均等にストリップ材を冷却することができ
る。ある種の応用では、工程の要求条件に応じて、開口
部74はその寸法を狭めたり、もしくは全く付けなくす
ることもできる。
【0046】再度、図1に戻ると、この図では、ライナ
ー40とストリップ材44がスプール12に巻き取られ
る方法が、示されている。回転しているスプール12に
先ずライナー40が巻き取られた後、ライナー40の縁
38は、溝36に引き込まれる。スプール12が更に1
80°回転すると、新たに押出成形されたストリップ材
44が、ライナー40の径方向外側面に載せられる。ス
プール12が回転して、ライナー40とストリップ材4
4を螺旋状にスプールに巻取るプロセスは、スプール1
2が一杯になるまで、継続する。
ー40とストリップ材44がスプール12に巻き取られ
る方法が、示されている。回転しているスプール12に
先ずライナー40が巻き取られた後、ライナー40の縁
38は、溝36に引き込まれる。スプール12が更に1
80°回転すると、新たに押出成形されたストリップ材
44が、ライナー40の径方向外側面に載せられる。ス
プール12が回転して、ライナー40とストリップ材4
4を螺旋状にスプールに巻取るプロセスは、スプール1
2が一杯になるまで、継続する。
【0047】次に、図5と6には、ライナー40’の軸
方向中央線に向かってライナー40’の縁38’を弾性
により撓ませる装置のもう一つ別の実施例が示されてい
る。図1と2に示されている実施例では、弾性によりラ
イナー40の縁38を撓ませる手段に、湾曲バー60、
62が含まれている。図5と6に示されている実施例
は、図1と2に示されている実施例に類似しているが、
この2つの実施例の相違点は、当該実施例では、側方か
らライナー40’の供給を行うことで、これは天井が低
い場合に必要とされる。図5と6に示されている実施例
では、湾曲バー60’、62’が、支点86を持つロッ
ド82、84に取り付けられている。ロッド82、84
の他方の先端には、釣合重り78、80がある。この釣
合重り78、80は、ライナー40の経路に沿うように
湾曲バー60’62’の位置を維持するのに、役立って
いる。
方向中央線に向かってライナー40’の縁38’を弾性
により撓ませる装置のもう一つ別の実施例が示されてい
る。図1と2に示されている実施例では、弾性によりラ
イナー40の縁38を撓ませる手段に、湾曲バー60、
62が含まれている。図5と6に示されている実施例
は、図1と2に示されている実施例に類似しているが、
この2つの実施例の相違点は、当該実施例では、側方か
らライナー40’の供給を行うことで、これは天井が低
い場合に必要とされる。図5と6に示されている実施例
では、湾曲バー60’、62’が、支点86を持つロッ
ド82、84に取り付けられている。ロッド82、84
の他方の先端には、釣合重り78、80がある。この釣
合重り78、80は、ライナー40の経路に沿うように
湾曲バー60’62’の位置を維持するのに、役立って
いる。
【0048】更に、図7と図8では、本発明のストリッ
プ材格納装置10の第3の実施例が示されている。装置
10の主要な機素は、図1と図2および図5と図6に示
されているものと同じであるが、この実施例における主
な相違は、ライナー40の縁38が、ライナーの軸方向
中央線に向かって撓まされる方法に関するものである。
図7と図8に示されている実施例では、このプロセス
は、デフレクションバー88,90,92,94によっ
てなされる。第1セットのデフレクションバー88、9
0は先ず、ライナー40”の縁38”を撓ませる。この
第1セットのデフレクションバー88、90は、スプー
ル12”のための輪軸34”とライナー40”のための
巻出装置52”とを支えるフレーム98に取り付けられ
ている。第2セットのデフレクションバー92、94
は、滑動プラットホーム100の上に取り付けられてい
る。フレーム98のベース104に取り付けられるレー
ル102に沿って、滑動プラットホーム100は移動す
ることができる。第2セットのデフレクションバー9
2、94には、その中点の近くにベンド108がある
が、これは、既存の装備の限界に合わせて設計されたも
のである。ただし、新しくストリップ材格納装置を具体
化するために、新しいスプール、フレームそして巻出装
置が作られるならば、こうしたベンド108は不必要に
なるであろう。
プ材格納装置10の第3の実施例が示されている。装置
10の主要な機素は、図1と図2および図5と図6に示
されているものと同じであるが、この実施例における主
な相違は、ライナー40の縁38が、ライナーの軸方向
中央線に向かって撓まされる方法に関するものである。
図7と図8に示されている実施例では、このプロセス
は、デフレクションバー88,90,92,94によっ
てなされる。第1セットのデフレクションバー88、9
0は先ず、ライナー40”の縁38”を撓ませる。この
第1セットのデフレクションバー88、90は、スプー
ル12”のための輪軸34”とライナー40”のための
巻出装置52”とを支えるフレーム98に取り付けられ
ている。第2セットのデフレクションバー92、94
は、滑動プラットホーム100の上に取り付けられてい
る。フレーム98のベース104に取り付けられるレー
ル102に沿って、滑動プラットホーム100は移動す
ることができる。第2セットのデフレクションバー9
2、94には、その中点の近くにベンド108がある
が、これは、既存の装備の限界に合わせて設計されたも
のである。ただし、新しくストリップ材格納装置を具体
化するために、新しいスプール、フレームそして巻出装
置が作られるならば、こうしたベンド108は不必要に
なるであろう。
【0049】この滑動プラットホーム100の目的は、
スプール12”にライナー40”とストリップ材44”
が満たされる程度にしたがって、第2デフレクションバ
ー92、94の撓み特性を調整することである。図7に
示されている状態では、スプール12”は、殆ど空であ
り、第2セットのデフレクションバー92、94はスプ
ール12”の輪軸34にほぼ近接している。スプール1
2”が回転し、ライナー40”とストリップ材44”に
より満たされてくると、第2のデフレクションバー9
2、94は径方向外側に向かって滑動し、スプール1
2”の軸から遠ざかる。
スプール12”にライナー40”とストリップ材44”
が満たされる程度にしたがって、第2デフレクションバ
ー92、94の撓み特性を調整することである。図7に
示されている状態では、スプール12”は、殆ど空であ
り、第2セットのデフレクションバー92、94はスプ
ール12”の輪軸34にほぼ近接している。スプール1
2”が回転し、ライナー40”とストリップ材44”に
より満たされてくると、第2のデフレクションバー9
2、94は径方向外側に向かって滑動し、スプール1
2”の軸から遠ざかる。
【0050】図9には、ライナー40の先端112が示
されている。ライナー40の先端112の近くには、複
数のフックまたはループストリップ118がある。この
フックまたはループストリップ118の対応する部分
は、コア14(図示されていない)のフックまたはルー
プストリップに選択して取り付けられ、したがってライ
ナー40の先端112はコア14に取り付けられる。フ
ックストリップとループストリップのブランドの一つ
が、連邦登録商標VELCROとして、市販されてい
る。
されている。ライナー40の先端112の近くには、複
数のフックまたはループストリップ118がある。この
フックまたはループストリップ118の対応する部分
は、コア14(図示されていない)のフックまたはルー
プストリップに選択して取り付けられ、したがってライ
ナー40の先端112はコア14に取り付けられる。フ
ックストリップとループストリップのブランドの一つ
が、連邦登録商標VELCROとして、市販されてい
る。
【0051】ライナー40が巻出装置52に巻かれてい
る時、フックまたはループストリップ116に取り付け
るため、先端112の終端側でフックとループのストリ
ップ118の裏にあたる所にも、幾つかのフックまたは
ループのストリップ(図示されていない)が付けられて
いる。
る時、フックまたはループストリップ116に取り付け
るため、先端112の終端側でフックとループのストリ
ップ118の裏にあたる所にも、幾つかのフックまたは
ループのストリップ(図示されていない)が付けられて
いる。
【0052】図3を参照すると、空のスプール12がス
トリップ材44とライナー40を格納する用意が整えら
れた時、ライナー40の先端112が約1巻き分、スプ
ール12のコア14に巻かれ、フックまたはループスト
リップ118によりコアにしっかり留められる。ライナ
ー40の縁38はまず、コア14の表面に付いているバ
ー120により溝36の第1の開口部に通される。ライ
ナー40は、バー120を通過する時、コア14の表面
から径方向外側に向かって移され、螺旋溝36の穴に通
される。ライナー40は、いったん溝36に正確に通さ
れると、溝の螺旋形状にしたがって、スプール12全体
に続いて巻取られる。
トリップ材44とライナー40を格納する用意が整えら
れた時、ライナー40の先端112が約1巻き分、スプ
ール12のコア14に巻かれ、フックまたはループスト
リップ118によりコアにしっかり留められる。ライナ
ー40の縁38はまず、コア14の表面に付いているバ
ー120により溝36の第1の開口部に通される。ライ
ナー40は、バー120を通過する時、コア14の表面
から径方向外側に向かって移され、螺旋溝36の穴に通
される。ライナー40は、いったん溝36に正確に通さ
れると、溝の螺旋形状にしたがって、スプール12全体
に続いて巻取られる。
【0053】ライナー40の最初の装着は、ライナー4
0の先端112をその中央線に向かってライナー40の
縁38を撓ませる手段で既に通過しているものである
が、この最初の段階で、他の方法を用いることもでき
る。図10に示されているように、本発明のもう一つの
実施例では、ライナー40の先端112の近辺部分にあ
る幾つかの孔128を通して、弾性帯124が張られて
いる。この弾性帯124は、ライナー40を溝36に滑
り込ませるのに求められる幅と形状をなすよう、ライナ
ー40を撓ませている。
0の先端112をその中央線に向かってライナー40の
縁38を撓ませる手段で既に通過しているものである
が、この最初の段階で、他の方法を用いることもでき
る。図10に示されているように、本発明のもう一つの
実施例では、ライナー40の先端112の近辺部分にあ
る幾つかの孔128を通して、弾性帯124が張られて
いる。この弾性帯124は、ライナー40を溝36に滑
り込ませるのに求められる幅と形状をなすよう、ライナ
ー40を撓ませている。
【0054】図11には、どのようにして本発明の方法
と装置が、現代の在来型タイヤ製造プロセスと整合して
用いられるかを示すために、典型的なタイヤ製造状況
が、図示されている。
と装置が、現代の在来型タイヤ製造プロセスと整合して
用いられるかを示すために、典型的なタイヤ製造状況
が、図示されている。
【0055】押出成形機130により、未加硫トレッド
またはストリップ材44が押出成形される。ストリップ
材44はスプール12に巻き取られる。ライナー40も
また同時に巻出装置52からスプール12に巻き取られ
る。
またはストリップ材44が押出成形される。ストリップ
材44はスプール12に巻き取られる。ライナー40も
また同時に巻出装置52からスプール12に巻き取られ
る。
【0056】ストリップ材44が巻取られた後、スプー
ル12は、図14に模式的に示されているようにタイヤ
製造サイトに移動される。スプール12は回転させら
れ、ストリップ材44は、従来からなされているよう
に、一連のローラ132を通りスプールから引き出され
る。ライナー40は、ストリップ材44から引き離さ
れ、再利用のために巻き取り機134に巻き取られる。
ストリップ材は、在来型のトレッドナイフ138で適当
な長さに切断され、コンベヤ144によってタイヤ製造
ドラム140に移送される。図14によって明らかなよ
うに、当該プロセスに用いられ、図14に示されている
タイヤ製造装置は全て、スプール12を除き在来型のも
のである。
ル12は、図14に模式的に示されているようにタイヤ
製造サイトに移動される。スプール12は回転させら
れ、ストリップ材44は、従来からなされているよう
に、一連のローラ132を通りスプールから引き出され
る。ライナー40は、ストリップ材44から引き離さ
れ、再利用のために巻き取り機134に巻き取られる。
ストリップ材は、在来型のトレッドナイフ138で適当
な長さに切断され、コンベヤ144によってタイヤ製造
ドラム140に移送される。図14によって明らかなよ
うに、当該プロセスに用いられ、図14に示されている
タイヤ製造装置は全て、スプール12を除き在来型のも
のである。
【0057】次に、本発明のストリップ材格納装置10
に格納されているストリップ材44の特性と、従来技術
の在来型装置に格納されているストリップ材44の特性
とを比較する試験が行われた。本発明のストリップ材格
納装置10で得られた改善結果が表とデータにより説明
される。 性能試験は、押出成形の後でかつトレッドが
タイヤに付けられる前に生じる未加硫タイヤトレッド断
面形の歪みによる、タイヤの不均一量を比較した。押出
し成形された未加硫タイヤの歪みは、タイヤ製造機にお
ける巻取り、格納、移送および送出しの各工程中に生じ
る恐れがある。
に格納されているストリップ材44の特性と、従来技術
の在来型装置に格納されているストリップ材44の特性
とを比較する試験が行われた。本発明のストリップ材格
納装置10で得られた改善結果が表とデータにより説明
される。 性能試験は、押出成形の後でかつトレッドが
タイヤに付けられる前に生じる未加硫タイヤトレッド断
面形の歪みによる、タイヤの不均一量を比較した。押出
し成形された未加硫タイヤの歪みは、タイヤ製造機にお
ける巻取り、格納、移送および送出しの各工程中に生じ
る恐れがある。
【0058】未加硫タイヤをスプールに保存しておく
と、タイヤトレッドの不均一が生じることが判明した。
在来型の格納装置では、ストリップ材44は、下層のス
トリップ材が径方向外側層のストリップ材の重量を支え
るように、スプールに巻き取られている。試験では、未
加硫トレッドが在来型のスプールで1日の間、格納位置
に置かれ、使用された。
と、タイヤトレッドの不均一が生じることが判明した。
在来型の格納装置では、ストリップ材44は、下層のス
トリップ材が径方向外側層のストリップ材の重量を支え
るように、スプールに巻き取られている。試験では、未
加硫トレッドが在来型のスプールで1日の間、格納位置
に置かれ、使用された。
【0059】ストリップ材の歪み量は、スプール内のそ
の径方向位置と円周方向位置にしたがって変化すること
が、判明した。不均一性の典型的な工業測定は、タイヤ
を1回転させたとき、タイヤにより発生する基本波の径
方向力の測定である。タイヤの径方向の基本波に影響を
与えたストリップ材(この場合、タイヤトレッド)の歪
みは、タイヤ周縁におけるトレッド寸法の測定値の変化
によって分かる。スプールに格納されたトレッドの外側
層においては、スプールを約半回転させれば、1本のタ
イヤを作るのに十分な長さのトレッドを、スプールから
取ることができる。このタイヤでは、基本波に最小の変
化と影響を生じたのみである。しかし、スプールのコア
に近い位置に格納されたタイヤトレッド部分では、外側
層のタイヤトレッドの重量が、径方向内側のトレッドを
より多く歪ませ、スプール周縁の変化はより大きくなっ
ていた。スプールのコア近くにあるタイヤトレッド材は
スプールをより多く回転させて送り出す必要があるの
で、1本のタイヤにはより多くの変化が生じる。
の径方向位置と円周方向位置にしたがって変化すること
が、判明した。不均一性の典型的な工業測定は、タイヤ
を1回転させたとき、タイヤにより発生する基本波の径
方向力の測定である。タイヤの径方向の基本波に影響を
与えたストリップ材(この場合、タイヤトレッド)の歪
みは、タイヤ周縁におけるトレッド寸法の測定値の変化
によって分かる。スプールに格納されたトレッドの外側
層においては、スプールを約半回転させれば、1本のタ
イヤを作るのに十分な長さのトレッドを、スプールから
取ることができる。このタイヤでは、基本波に最小の変
化と影響を生じたのみである。しかし、スプールのコア
に近い位置に格納されたタイヤトレッド部分では、外側
層のタイヤトレッドの重量が、径方向内側のトレッドを
より多く歪ませ、スプール周縁の変化はより大きくなっ
ていた。スプールのコア近くにあるタイヤトレッド材は
スプールをより多く回転させて送り出す必要があるの
で、1本のタイヤにはより多くの変化が生じる。
【0060】従来の格納システムでは、有意のある撓み
やトレッドの歪みが発見された。撓みの程度は、スプー
ル12の12時と6時の位置におけるトレッド半径の差
異で、調べることができる。図12では、スプール内の
様々な位置から採られたトレッドの長さの規格値からの
平均ショルダー高の偏差が、表1に示されている。表1
では、横軸は、スプール内のトレッドセグメントの径方
向位置を、時計のように示している。たとえば、12時
の位置は、スプールの頂部の位置を指し、6時の位置は
床面に最も近いスプールの底部の位置を示している。表
1の縦軸は、規格値からの平均ショルダーの偏差をmm
単位で示している。
やトレッドの歪みが発見された。撓みの程度は、スプー
ル12の12時と6時の位置におけるトレッド半径の差
異で、調べることができる。図12では、スプール内の
様々な位置から採られたトレッドの長さの規格値からの
平均ショルダー高の偏差が、表1に示されている。表1
では、横軸は、スプール内のトレッドセグメントの径方
向位置を、時計のように示している。たとえば、12時
の位置は、スプールの頂部の位置を指し、6時の位置は
床面に最も近いスプールの底部の位置を示している。表
1の縦軸は、規格値からの平均ショルダーの偏差をmm
単位で示している。
【0061】表1のデータは、スプール12の径方向中
間層もしくは内側層から採ったセグメントと同様、スプ
ール12の径方向外側層から採ったトレッドセグメント
を区別できるようにされている。径方向外側層は正方形
で、径方向中間層は菱形、そして最も径方向内側層は中
空の三角形で示されている。
間層もしくは内側層から採ったセグメントと同様、スプ
ール12の径方向外側層から採ったトレッドセグメント
を区別できるようにされている。径方向外側層は正方形
で、径方向中間層は菱形、そして最も径方向内側層は中
空の三角形で示されている。
【0062】データによると、径方向外側層に格納され
たトレッドにおけるトレッド断面は、円周位置を通して
変わらない。しかし、中間および内側層に格納されたト
レッド断面は、円周位置を通して大きな変化があり、1
2時の位置で格納されたトレッドには大きな歪みが見ら
れ、6時の位置で格納されたトレッドの歪みはより小さ
くなっている。こうした歪みは、トレッドの径方向外側
層の重量が、スプール12の径方向内側と中間域に格納
されたトレッドを押しつぶしたことによるものである。
外側層のトレッドは、その上にあるトレッド層の重量が
それほど大きくないため、あまり歪みが生じない。
たトレッドにおけるトレッド断面は、円周位置を通して
変わらない。しかし、中間および内側層に格納されたト
レッド断面は、円周位置を通して大きな変化があり、1
2時の位置で格納されたトレッドには大きな歪みが見ら
れ、6時の位置で格納されたトレッドの歪みはより小さ
くなっている。こうした歪みは、トレッドの径方向外側
層の重量が、スプール12の径方向内側と中間域に格納
されたトレッドを押しつぶしたことによるものである。
外側層のトレッドは、その上にあるトレッド層の重量が
それほど大きくないため、あまり歪みが生じない。
【0063】表1を参照すると、スプール12内のトレ
ッドセグメントの径方向位置においても、また円周(時
計)位置においても、歪み量がスプール12内において
変化した場合、タイヤ周縁におけるトレッド厚に変化を
生むことになり、タイヤの径方向の基本波に影響を与え
ることになった。スプールの外側層では、1本のタイヤ
はスプール回転のほぼ半分で作ることができ、また変化
や歪みも比較的に小さいので、タイヤの径方向の基本波
への影響は、最小であった。しかし、スプール内径方向
により深く位置するトレッドセグメントにおいては、径
方向外側トレッドセグメントの重量が増すので、トレッ
ド内により大きな歪みとスプールの円周でより大きな変
化が生じた。その上、径方向内側の各点ではスプールの
直径がより小さくなるため、トレッドは、その長さに沿
ったより多くの点において、より多く変化を生じ、その
結果タイヤ性能の均質性がより多く損なわれることにな
った。
ッドセグメントの径方向位置においても、また円周(時
計)位置においても、歪み量がスプール12内において
変化した場合、タイヤ周縁におけるトレッド厚に変化を
生むことになり、タイヤの径方向の基本波に影響を与え
ることになった。スプールの外側層では、1本のタイヤ
はスプール回転のほぼ半分で作ることができ、また変化
や歪みも比較的に小さいので、タイヤの径方向の基本波
への影響は、最小であった。しかし、スプール内径方向
により深く位置するトレッドセグメントにおいては、径
方向外側トレッドセグメントの重量が増すので、トレッ
ド内により大きな歪みとスプールの円周でより大きな変
化が生じた。その上、径方向内側の各点ではスプールの
直径がより小さくなるため、トレッドは、その長さに沿
ったより多くの点において、より多く変化を生じ、その
結果タイヤ性能の均質性がより多く損なわれることにな
った。
【0064】上述の試験は、従来の技術のためにタイヤ
に不均一が生じたことを明瞭に示している。以下の試験
は、本発明のストリップ材格納装置10とその方法の使
用により得られる明白な改良点の幾つかを示すものであ
る。
に不均一が生じたことを明瞭に示している。以下の試験
は、本発明のストリップ材格納装置10とその方法の使
用により得られる明白な改良点の幾つかを示すものであ
る。
【0065】本発明による原型スプール12は、フラン
ジ16、18の径方向内側面に取り付けた螺旋溝38を
備えた直径1,000mmのプラスチックスプールを用
いて、作られたものである。テレフタレン酸ポリエチレ
ン製ライナー40が使用された。高さ約38mmのショ
ルダーを有する軽量トラックタイヤトレッドを製造する
3段式押出成形機ラインの端に、前記の原型機が設置さ
れた。これは、従来の巻き取り技法を用いた在来型のス
プールと比較された。各スプールには同一のトレッドで
同一トレッド断面形を有するものが巻取られた。本発明
のスプールの未加硫トレッドゴムストリップは、43℃
から36℃までの温度で、スプールに巻かれた。一方、
未修正のスプールでは、トレッドは、36℃から29℃
までの温度で巻かれた。本発明のスプール内のトレッド
は、温度がより高く、したがってより柔らかいため、上
記2つの場合では、本発明のスプール内のトレッドの条
件が悪くなっている。2つのスプールは、トレッドが外
されるまえに、24時間格納された。スプール毎に、1
2時の位置の標識が付された。比較対照トレッドの「押
出成形されたまま」の断面を、2つのスプールに巻かれ
たトレッドの断面と比較するために、対照標準トレッド
断片が切り出された。
ジ16、18の径方向内側面に取り付けた螺旋溝38を
備えた直径1,000mmのプラスチックスプールを用
いて、作られたものである。テレフタレン酸ポリエチレ
ン製ライナー40が使用された。高さ約38mmのショ
ルダーを有する軽量トラックタイヤトレッドを製造する
3段式押出成形機ラインの端に、前記の原型機が設置さ
れた。これは、従来の巻き取り技法を用いた在来型のス
プールと比較された。各スプールには同一のトレッドで
同一トレッド断面形を有するものが巻取られた。本発明
のスプールの未加硫トレッドゴムストリップは、43℃
から36℃までの温度で、スプールに巻かれた。一方、
未修正のスプールでは、トレッドは、36℃から29℃
までの温度で巻かれた。本発明のスプール内のトレッド
は、温度がより高く、したがってより柔らかいため、上
記2つの場合では、本発明のスプール内のトレッドの条
件が悪くなっている。2つのスプールは、トレッドが外
されるまえに、24時間格納された。スプール毎に、1
2時の位置の標識が付された。比較対照トレッドの「押
出成形されたまま」の断面を、2つのスプールに巻かれ
たトレッドの断面と比較するために、対照標準トレッド
断片が切り出された。
【0066】2つのトレッドスプールは共に、巻き出さ
れずに、床面に平らに置かれた。トレッドは、巻き出さ
れる時に、スプールの12時、3時、6時、9時の各位
置に、標識が付けられた。トレッドの断面形を測定する
ため、トレッドの見本となる断片が切り出された。これ
らの断片は、各スプールの径方向内側点、径方向中間
点、および径方向外側点で、採取された。
れずに、床面に平らに置かれた。トレッドは、巻き出さ
れる時に、スプールの12時、3時、6時、9時の各位
置に、標識が付けられた。トレッドの断面形を測定する
ため、トレッドの見本となる断片が切り出された。これ
らの断片は、各スプールの径方向内側点、径方向中間
点、および径方向外側点で、採取された。
【0067】在来型のスプールでは、トレッド断面は、
最も径方向内側層における12時の位置に格納されたト
レッドのショルダーで、顕著な変形とつぶれを示してい
た。図13に示されているグラフを参照すると、そのつ
ぶれ状態が見られる。在来型スプールに格納されている
トレッドの断面は、実線で表されている。本発明のスプ
ールに格納されているスプールのトレッド断面は、点線
で示されている。
最も径方向内側層における12時の位置に格納されたト
レッドのショルダーで、顕著な変形とつぶれを示してい
た。図13に示されているグラフを参照すると、そのつ
ぶれ状態が見られる。在来型スプールに格納されている
トレッドの断面は、実線で表されている。本発明のスプ
ールに格納されているスプールのトレッド断面は、点線
で示されている。
【0068】径方向外側層の重量は小さいので、トレッ
ドの最も外側の層には、明瞭な変形は見られなかった。
ドの最も外側の層には、明瞭な変形は見られなかった。
【0069】本発明のスプールでは、スプールの径方向
全域にわたってどのような地点においても、たとえコア
14自体の所でも、もしくはどのような時計位置におい
ても、顕著な変形はなかった。
全域にわたってどのような地点においても、たとえコア
14自体の所でも、もしくはどのような時計位置におい
ても、顕著な変形はなかった。
【0070】さらに、在来型のスプールでは、ライナー
40とトレッドの間に通例の付着力が働いた。しかし、
本発明のスプール12では、付着は明かなほど少なくな
っており、巻出しのとき、トレッドは容易にライナー4
0から分離した。
40とトレッドの間に通例の付着力が働いた。しかし、
本発明のスプール12では、付着は明かなほど少なくな
っており、巻出しのとき、トレッドは容易にライナー4
0から分離した。
【0071】本発明のスプール12と方法によるタイヤ
性能の改善を確認するため、以下のような試験が行われ
た。表3に3回の試験結果が示されている。
性能の改善を確認するため、以下のような試験が行われ
た。表3に3回の試験結果が示されている。
【0072】 第1回試験では、総計316本のタイヤが試験された。
そのうち149本は、本発明のスプール12に格納され
ているトレッドで作られ、残りの167本は、在来型の
スプールに格納されていたものである。スプール12に
格納されたトレッドで作られたタイヤにおける平均径方
向基本波は、2.66kgであった。一方、在来型のス
プールに格納されたトレッドによるタイヤは、平均径方
向基本波2.88kgを示したので、0.22kgの改
善であった。
そのうち149本は、本発明のスプール12に格納され
ているトレッドで作られ、残りの167本は、在来型の
スプールに格納されていたものである。スプール12に
格納されたトレッドで作られたタイヤにおける平均径方
向基本波は、2.66kgであった。一方、在来型のス
プールに格納されたトレッドによるタイヤは、平均径方
向基本波2.88kgを示したので、0.22kgの改
善であった。
【0073】第2回の試験では、さらに計316本のタ
イヤが試験され、スプール12に格納されたトレッドで
作られたタイヤは、径方向基本波の改善0.69kgを
示した。さらに、径方向基本波を下げるために研削する
必要のあるタイヤの割合は、10.5%であったのに対
し、本発明のスプール12と方法を用いて作られたタイ
ヤでは、3.2%のみであった。
イヤが試験され、スプール12に格納されたトレッドで
作られたタイヤは、径方向基本波の改善0.69kgを
示した。さらに、径方向基本波を下げるために研削する
必要のあるタイヤの割合は、10.5%であったのに対
し、本発明のスプール12と方法を用いて作られたタイ
ヤでは、3.2%のみであった。
【0074】第3回試験では、284本のタイヤが製造
された。本発明のスプール12を具体化している装置に
格納されたトレッドで作られたタイヤは、径方向基本波
において0.19kgの改善を示した。
された。本発明のスプール12を具体化している装置に
格納されたトレッドで作られたタイヤは、径方向基本波
において0.19kgの改善を示した。
【0075】上述の3回の試験のそれぞれにおいて、ス
プール12を具体化した装置で作られた全てのタイヤ
は、ライナーにトレッドが食い込んで生ずる従来の型の
変形がより少なくなっている。さらに、タイヤ製造機に
おいてタイヤ製造員がレッドの長さの調整をする必要が
なく、スプール全体においても、測定可能なトレッド形
状の損傷もなかった。
プール12を具体化した装置で作られた全てのタイヤ
は、ライナーにトレッドが食い込んで生ずる従来の型の
変形がより少なくなっている。さらに、タイヤ製造機に
おいてタイヤ製造員がレッドの長さの調整をする必要が
なく、スプール全体においても、測定可能なトレッド形
状の損傷もなかった。
【0076】本発明を例示する目的で、幾つかの代表的
な実施例とその詳細が、上記に示されたが、本発明の精
神と範囲から逸脱せずに、上記実施例の様々な変形や修
正が可能であることは、当該技術に熟達している専門家
には明らかなことであろう。
な実施例とその詳細が、上記に示されたが、本発明の精
神と範囲から逸脱せずに、上記実施例の様々な変形や修
正が可能であることは、当該技術に熟達している専門家
には明らかなことであろう。
【0077】
【発明の効果】従来、スプールに格納されたストリップ
材の外側の層の重量は、ストリップ材の内側の層によっ
て支えられているので、内側層を変形させることになっ
た。ストリップ材が本発明のスプールに格納されると
き、試験結果でも示すように、ストリップ材の変形を防
止することによって、ストリップ材、ひいてはタイヤ自
体の品質と均一性を高める効果がある。
材の外側の層の重量は、ストリップ材の内側の層によっ
て支えられているので、内側層を変形させることになっ
た。ストリップ材が本発明のスプールに格納されると
き、試験結果でも示すように、ストリップ材の変形を防
止することによって、ストリップ材、ひいてはタイヤ自
体の品質と均一性を高める効果がある。
【0078】また、従来のスプールでは、ストリップ材
の径方向内側の部分は、同じストリップ材の径方向外側
の部分より早く硬化することがある。本発明では、本発
明のスプールのフランジ外側面に一連の開口部を設ける
ことにより、空気を開口部を通して前後に流通させ、ス
トリップ材の各層間を流動し、均等にストリップ材を冷
却・硬化させ、ストリップ材、ひいてはタイヤ自体の品
質と均一性を高める効果がある。
の径方向内側の部分は、同じストリップ材の径方向外側
の部分より早く硬化することがある。本発明では、本発
明のスプールのフランジ外側面に一連の開口部を設ける
ことにより、空気を開口部を通して前後に流通させ、ス
トリップ材の各層間を流動し、均等にストリップ材を冷
却・硬化させ、ストリップ材、ひいてはタイヤ自体の品
質と均一性を高める効果がある。
【0079】更に、本発明のスプールは比較的に単純な
機構であるため、既存の装備や方法と組み合わせて、容
易に前記効果を達成できると言う効果がある。すなは
ち、本発明のタイヤ製造装置は全て、本発明のスプール
を除き在来型のものである。したがって、本発明によれ
ば、既存の装備に最低限の変更を加えれば、新たな資本
投下も最小限で、タイヤの品質を改良することができ
る。
機構であるため、既存の装備や方法と組み合わせて、容
易に前記効果を達成できると言う効果がある。すなは
ち、本発明のタイヤ製造装置は全て、本発明のスプール
を除き在来型のものである。したがって、本発明によれ
ば、既存の装備に最低限の変更を加えれば、新たな資本
投下も最小限で、タイヤの品質を改良することができ
る。
【0080】また、試験結果から本発明のスプールを具
体化した装置で作られた全てのタイヤは、変形がより少
なく、タイヤ製造機においてタイヤ製造員がトレッドの
長さの調整をする必要がなく、その結果、各スプールに
おいて利用可能なトレッドが増える効果が認められた。
体化した装置で作られた全てのタイヤは、変形がより少
なく、タイヤ製造機においてタイヤ製造員がトレッドの
長さの調整をする必要がなく、その結果、各スプールに
おいて利用可能なトレッドが増える効果が認められた。
【図1】本発明の1実施例の部分断面の正面立面図。
【図2】図1の線2−2に沿って切断された図1に示さ
れている実施例の平面図 。
れている実施例の平面図 。
【図3】図1に示されている本発明の実施例において、
その一部をはぎ取られているスプールの拡大図。
その一部をはぎ取られているスプールの拡大図。
【図4】図3の線4−4に沿って切断されている本発明
のスプールの部分的側面図。
のスプールの部分的側面図。
【図5】本発明の第2の実施例の正面立面図。
【図6】図5の線6−6に沿って切断された実施例の側
面立面図。
面立面図。
【図7】本発明の第3の実施例の正面立面図。
【図8】図7の線8−8に沿って切断された実施例の側
面立面図。
面立面図。
【図9】本発明のスプールに取り付けられる前におけ
る、コアと接触しているライナー先端の表面を示す平面
図。
る、コアと接触しているライナー先端の表面を示す平面
図。
【図10】線10−10に沿って切断した図9のライナ
ーの断面の側面立面図。
ーの断面の側面立面図。
【図11】本発明を採用したタイヤ製造工程の一部の側
面略図。
面略図。
【図12】在来型の格納スプールに保存されたタイヤト
レッドの試験結果を示す表。
レッドの試験結果を示す表。
【図13】在来型の格納装置に保存されたトレッドのト
レッド断面と、本発明の格納装置に保存さたトレッド断
面とを示す図表。
レッド断面と、本発明の格納装置に保存さたトレッド断
面とを示す図表。
【図14】もう一つ別のタイヤ製造工程の一部を示す略
図。
図。
【符号の説明】 10 ストリップ材格納装置 12、12” スプール 14 コア 16 第1フランジ 18 第2フランジ 22、24 軸方向外側面 28、30 軸方向内側面 34、34” 輪軸 36 溝 38、38’、38” ライナーの縁 40、40’、40” ライナー 44、44’、44” ストリップ 48 径方向内側面 52、52” 巻出装置 54 滑車 56 ロッド 60、60’、62、62’ 湾曲バー 66 ベース 68 送出装置 70、72 軸方向外側面 74 開口部 78、80 釣合い重り 82、84 ロッド 86 支点 88、90、92、94 デフレクションバー 98 フレーム 100 滑動プラットホーム 102 レール 104 ベース 108 ベンド 112 ライナーの先端 116、118 フックまたはループストリップ 120 バー 124 弾性帯 128 孔 130 押出し成形機 132 ローラ 134 巻取り装置 138 トレッドナイフ 140 ドラム 144 コンベヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マシュー レイ カペリー アメリカ合衆国 44614 オハイオ州 カ ーナル フルトン エヌ. ダブリュ. ブラッドック 11204
Claims (27)
- 【請求項1】 ケーシングとトレッドを有する空気タイ
ヤを製造するための改良工程であって、トレッドのスト
リップを押出成形する段階と、長さが、押出し成形され
た規定断面寸法のトレッドを複数のケーシングに取り付
けるに要する長さより長い前記ストリップを、軸を中心
に前記トレッドのストリップを螺旋状に巻取る段階と、
巻かれているトレッドのストリップを引き出し、ある一
定の長さにそのトレッドのストリップを切断し、タイヤ
ケーシングにこの切断されたトレッドを取付ける段階と
よりなる空気タイヤ製造方法において、 前記螺旋状に巻取る段階でトレッドの一巻きの一部重量
が、この一巻きの下にある他のトレッド巻きにかからな
いようにすることによって、該トレッドが螺旋状に巻き
取られている間に、トレッドが変形するのを防止する段
階を有することを特徴とする空気タイヤ製造方法。 - 【請求項2】 前記空気タイヤ製造法における、軸を中
心にトレッドのストリップを螺旋状に巻取る段階におい
て、 ほぼ水平な螺旋巻の軸でトレッドのストリップを螺旋状
に巻取る段階と、そして螺旋状に巻き取られたトレッド
層の重量が、その垂直下にあたるトレッド層にかからな
いように、前記螺旋巻の軸をほぼ水平に維持する段階を
有する請求項1記載の空気タイヤ製造方法。 - 【請求項3】 前記空気タイヤ製造法における、軸を中
心にトレッドのストリップを螺旋状に巻取る段階におい
て、 螺旋状に巻取られたトレッドのストリップ層間に少なく
とも1層の巻取られたトレッド層を支えるのに十分な剛
性を有するライナー材が巻取られて層をなすように、ラ
イナー材を螺旋状に巻取る段階と、前記巻取られたライ
ナー材の層間間隔を、トレッドストリップの径方向最大
断面寸法より大きくとる段階を有する請求項2記載の空
気タイヤ製造方法。 - 【請求項4】 前記空気タイヤ製造法における、軸を中
心にトレッドのストリップを螺旋状に巻取る段階におい
て、 トレッドとライナー材を同時にスプールに螺旋状に巻取
る段階を有する請求項3記載の空気タイヤ製造方法。 - 【請求項5】 ストリップ材をストリップ材の下にな
っている他のストリップ材部分を圧縮せずに、スプール
内にストリップ材を格納する方法であって、 相互に一定の間隔をおいて離れているフランジを有し、
さらに該フランジの軸方向内側の対向面にライナーの縁
を収めるための螺旋溝があるスプールに、ライナーの先
端を取り付ける段階と、 前記ライナーを前記溝に引き入れるために、前記スプー
ルを回転させる段階と、 前記スプールが回転しているとき、前記ストリップ材を
前記ライナーに載せる段階とを有することを特徴とする
スプール内にストリップ材を格納する方法。 - 【請求項6】 前記ストリップ材の下になっているスト
リップ材部分を圧縮せずに、スプール内にストリップ材
を格納する方法であって、 ライナーの先端をスプールに取り付けた後、さらに、該
ライナーを前記スプールに送り入れる前に、該ライナー
の走行線に垂直な方向に該ライナーの両側の縁を互いに
向かって反るように弾性変形させ、前記フランジの前記
対向面にある前記溝の間に、前記縁が入り込めるよう
に、該ライナーの幅を狭める、段階を有する請求項5記
載のスプール内にストリップ材を格納する方法。 - 【請求項7】 ライナーを引張り、溝に入れるために、
前記スプールを回転し、ライナーを引張り、溝に入れた
後、さらに、該ライナーの前記両縁が、前記フランジの
前記対向面にある前記溝内に収まるよう、該ライナーの
前記弾性変形を減少させる段階を有する請求項6記載の
スプール内にストリップ材を格納する方法。 - 【請求項8】 前記ストリップ材をライナーに載せた
後、さらに、前記ストリップ材を支持するため、該ライ
ナーの戻り強度を増すように、該ライナーが前記螺旋溝
内にある間、該ライナーの湾曲している変形状態を保
つ、段階を有する請求項7記載のスプール内にストリッ
プ材を格納する方法。 - 【請求項9】 走行線に垂直な方向への前記ライナーの
前記湾曲は、該ライナーを前記スプールに通す前に、案
内バーが該ライナーの前記縁に作動して作られる請求項
6記載のスプール内にストリップ材を格納する方法。 - 【請求項10】 前記螺旋溝の対応する2点は、前記ラ
イナーの厚と前記ストリップ材の厚を加えたものより
も、幾分大きいピッチを有する請求項5記載のスプール
内にストリップ材を格納する方法。 - 【請求項11】 下層にあるストリップ材を圧縮せず
に、スプールにストリップ材を格納する装置において、 向かい合った両面に一定の間隔を置いて作られている螺
旋溝を有し、一定間隔離れているフランジを有するスプ
ールに、前記ストリップ材を支えるのに十分な剛性を有
する弾性材製のライナーの一方の端を取り付ける手段
と、 前記ライナーの走行線に垂直な方向に前記ライナーを湾
曲させる手段と、 前記ライナーの縁が前記溝に入るように、該ライナーを
送り出す手段と、 前記ライナー上に前記ストリップ材を渦巻状に巻く手段
と、 前記ストリップ材を支えるため、前記ライナーに戻り強
度を与えるよう、前記螺旋溝において該ライナーに湾曲
形態を保たせる手段と、 ストリップ材の前記渦巻状の間にある仕切り空間の換気
を行うため、前記フランジ内にある換気手段とを有する
ことを特徴とするスプール内にストリップ材を格納する
装置。 - 【請求項12】 下層にある前記ストリップ材を圧縮せ
ずに、スプールにストリップ材を格納する装置におい
て、 スプール内に未加硫ゴムのストリップを格納する装置で
あって、該スプールには、軸方向に向かって外側の両端
と軸を有する一般的には円筒形のコアと、前記コアの軸
と同軸で軸方向中央線を有する第1フランジと第2フラ
ンジとが備えられており、しかも前記の各フランジに
は、軸方向内側面と軸方向外側面とがあり、それぞれの
該軸方向外側面はそれぞれ、前記コアの前記軸方向外側
端のそれぞれに固定されており、また該軸方向内側面は
対応するライナーを支えるためのライナー支持手段を有
することを特徴とするスプール内にストリップ材を格納
する装置。 - 【請求項13】 前記ライナー支持手段は、前記フラン
ジの各軸方向内側面にある溝である請求項12記載のス
プール内にストリップ材を格納する装置。 - 【請求項14】 前記ライナー支持手段は、前記の各フ
ランジにおける径方向内側の出発点から径方向外側に向
かって延びている螺旋形の溝であり、しかも前記出発点
は、前記コアと前記フランジの一つの境界面の近くにあ
る請求項13記載のスプール内にストリップ材を格納す
る装置。 - 【請求項15】 前記フランジの少なくとも一つは、未
加硫ゴムの前記ストリップを冷却するため、空気を流通
させる孔を幾つか有する請求項13記載のスプール内に
ストリップ材を格納する装置。 - 【請求項16】 前記フランジの一つは、また、前記コ
アから前記フランジの一つの外側の縁まで、径方向外側
に延びている複数のスポークを有する請求項13記載の
スプール内にストリップ材を格納する装置。 - 【請求項17】 前記スプールにはまた、前記コアの外
表面を外側面から軸方向外側に沿って延びている1つの
バーを有する請求項13記載のスプール内にストリップ
材を格納する装置。 - 【請求項18】 前記溝にはまた、径方向外側の上面と
径方向外側の底面があり、しかも前記上面は面取りされ
ている請求項13記載のスプール内にストリップ材を格
納する装置。 - 【請求項19】 一部を除き長方形で、かつ長さと幅と
厚みを持つライナーを含み、しかも該ライナーは、第1
と第2の軸方向外側の縁を有し、その上前記第1および
第2の縁は、前記溝に選択して収められる請求項13記
載のスプール内にストリップ材を格納する装置。 - 【請求項20】 前記ライナーは、前記未加硫ゴムスト
リップの重量を支えるための同心円状のしっかりした湾
曲状を形成する請求項19記載のスプール内にストリッ
プ材を格納する装置。 - 【請求項21】 前記ライナーにはまた、径方向内側の
第1の先端と径方向外側の第2の先端があって、該ライ
ナーの前記第1先端は前記コアの外表面に選択的に取り
付けられており、そして前記コアの前記外表面に該ライ
ナーの前記第1先端を取り付けるための付着手段を有す
る請求項19記載のスプール内にストリップ材を格納す
る装置。 - 【請求項22】 前記付着手段は、フックストリップと
ループストリップからなる請求項21記載のスプール内
にストリップ材を格納する装置。 - 【請求項23】 さらに、前記の第1と第2の縁が、前
記ライナーの軸方向中央線に向かって反るように、該ラ
イナーを弾性変形させる変形手段を有する請求項19記
載のスプール内にストリップ材を格納する装置。 - 【請求項24】 前記変形手段は、一定の間隔を置いて
取り付けられている第1と第2の湾曲バーを有し、しか
も該第1と第2の湾曲バーの間を前記ライナーが選択的
に通り抜けるための開口部を有し、前記両湾曲バーによ
り前記ライナーの前記第1縁が前記第2縁に向かって湾
曲される請求項23記載のスプール内にストリップ材を
格納する装置。 - 【請求項25】 前記変形手段はまた、第1案内ロッド
を有し、しかも該第1案内ロッドには、フレームにしっ
かり固定され、かつ該フレームから下方に延びている第
1の先端があり、また前記第1案内ロッドは、前記ライ
ナーの前記軸方向中央線に向かって該ライナーの前記の
両側の縁を反らせる請求項24記載の。スプール内にス
トリップ材を格納する装置 - 【請求項26】 前記変形手段はさらにまた、第2案内
ロッドを有し、しかも該第2案内ロッドは、前記ゴムス
トリップが前記スプールに巻き取られるとき、前記スプ
ールに対し滑動して移行できる請求項25記載のスプー
ル内にストリップ材を格納する装置。 - 【請求項27】 前記変形手段には、前記ライナーの前
記第1先端に隣接する位置に該ライナーの前記の両側の
縁にゴム帯状片が取り付けらる請求項23記載のスプー
ル内にストリップ材を格納する装置。
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---|---|---|---|
US4937493A | 1993-04-21 | 1993-04-21 | |
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- 1994-04-11 EP EP94105534A patent/EP0621124A1/en not_active Withdrawn
- 1994-04-14 BR BR9401487A patent/BR9401487A/pt not_active Application Discontinuation
- 1994-04-19 JP JP6080462A patent/JPH06320642A/ja active Pending
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