JPH0856865A

JPH0856865A - 洗面化粧台

Info

Publication number: JPH0856865A
Application number: JP6217999A
Authority: JP
Inventors: Toshihiro Murakami; 俊裕村上
Original assignee: Eidai Co Ltd
Current assignee: Eidai Co Ltd
Priority date: 1994-08-19
Filing date: 1994-08-19
Publication date: 1996-03-05

Abstract

(57)【要約】【目的】水・湯が床面に飛散するのを防止する。【構成】洗面台３と、この洗面台３の後側縁に立設さ
れたミラーキャビネット２１と、洗面台３の左右側縁に
立設された水飛散防止板３１とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は洗面化粧台に関する。

【０００２】

【従来技術の欠点】従来の洗面化粧台には、左右両側が
開放したものであったため、洗顔・洗髪（近時の洗面化
粧台は洗髪も出来るようになっている。）等の際、水・
湯が、洗面化粧台の左右から飛散して、床面を濡らすと
いう欠点があった。

【０００３】

【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項１の
発明は、洗面台と、この洗面台の後側縁に立設されたミ
ラーキャビネットと、洗面台の左右側縁に立設された水
飛散防止板とを有しているものである。

【０００４】

【発明の作用】請求項１の発明は以下の如き作用をなす
ものである。洗面台の左右側縁に水飛散防止板が立設さ
れているので、水・湯が床面に飛散するのを防止するこ
とが出来る。

【０００５】

【実施例】以下に本発明を図面を参照しつつ２つの実施
例に基づいて説明する。なお、これら実施例において、
同一の部材は同一の符号で示す。

【０００６】実施例１（図１〜図７参照）この実施例１において、前とは図１紙面表側を、後とは
同裏側をいい、左とは図１左側を、右とは同図右側をい
う。

【０００７】洗面化粧台１は、洗面台３と、この洗面台
３の後側縁に立設されたミラーキャビネット２１と、洗
面台３の左右側縁に立設された水飛散防止板３１とを有
している。

【０００８】前記洗面台３は、バックガード７（後縁の
立上り壁）、洗面ボール８を有する、陶器・人造大理石
等からなる天板９と、その下方に物品収納空間を形成す
るようにして天板９に設けられたキャビネット部１３と
を有している。前記天板９には、湯水混合栓１６が設け
られると共に湯水混合栓１６の出口と可撓性管（図示
略）で接続された吐出ヘッド１７が着脱自在に設けられ
ている。即ち、湯水混合栓１６と吐出ヘッド１７とによ
って給水具１８が構成されている。

【０００９】前記ミラーキャビネット２１は、鏡２２及
び所要個の物品収納部２３を有している。そして、ミラ
ーキャビネット２１は、建物４１の洗面化粧台設置スペ
ース４３に臨む建物側壁４２に取り付けられている。

【００１０】前記水飛散防止板３１は、内外面に所定段
の物品棚３２を有していたり、有していなかったりす
る。なお、この実施例１では、洗面化粧台設置スペース
４３の左側が洗濯機設置スペース４４となされており、
この洗濯機設置スペース４４に臨むように、左の水飛散
防止板３１の外面に物品棚３２が設けられているので、
洗濯に必要な小物を、それら物品棚３２に置くことが出
来るので、極めて使い勝手がよい。

【００１１】前記水飛散防止板３１は以下のようにして
洗面台３に取り付けられている。図４に示す如く、前記
洗面台３のキャビネット部１３の左右側板１４に合成樹
脂やステンレス等の金属からなる取付板３５が取り付け
られ、この取付板３５は、キャビネット部１３の、合板
等からなる左右側板１４にねじ止めされた側板当接部３
５ａと、この側板当接部３５ａの上端に連設された、天
板９の側面に沿う覆い部３５ｂと、この覆い部３５ｂの
上端に連設された、断面略Ｌ字状の防止板嵌合部３５ｃ
とを有している。そして、前記防止板嵌合部３５ｃに、
水飛散防止板３１の下部が、その下部に形成された嵌合
溝３３を利用して、嵌め止められている。また、水飛散
防止板３１の下端と、天板９との間は、防水シール材３
６によってシールされている。また、図５に示す如く、
水飛散防止板３１の後端部は、ミラーキャビネット２１
の段部３７に嵌まっており、ミラーキャビネット２１内
部の補強材３８にねじ止めされている。

【００１２】図６には、取付板３５の変形例が示されて
いる。この図６において、天板９と、覆い部３５ｂ、防
止板嵌合部３５ｃの水平部及び水飛散防止板３１の下端
との間にパッキン３９が介在されている。

【００１３】図７には、水飛散防止板３１の変形例が示
されている。この図７に示す如く、水飛散防止板３１
は、高さが４０ｃｍ程度の（要するに水の飛散をほぼ防
止することが出来る高さの）下部の板状本体３１ａと、
上部の網状部材３１ｂとを有している。前記網状部材３
１ｂには、フック付のハンガー（図示略）やフック付の
小物ケース（図示略）等を吊り下げることが出来る。

【００１４】実施例２（図８参照）この実施例２において、前とは図８下側を、後とは同図
上側をいい、左とは図８左側を、右とは同図右側をい
う。建物４１の隅の洗面化粧台設置スペース４３に、後
面及び右側面が建物側壁４２に接するようにして洗面台
３が設置され、この洗面台３の左側に水飛散防止板３１
が設けられている。

【００１５】

【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。（１）水飛散防止板３１を天板９に直接取り付けるよう
にしてもよいことは云うまでもない。（２）水飛散防止板３１の内側に物品棚３２を設けない
ようにして、天板９の上方を広く使えるようにしてもよ
い。

【００１６】

【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。請求項１の発明によれば、水・湯が床面に飛散するの
を防止することが出来る。請求項２の発明によれば、水飛散防止板に物品棚が設
けられているので、物品の整理・整頓が行ない易い。請求項３の発明によれば、水飛散防止板の外面に物品
棚が設けられているので、洗面空間を広く取りつつ、物
品の整理・整頓を行ない易くすることが出来る。請求項４の発明によれば、上部の網状部材にフック付
ハンガーを吊るし、このハンガーにコップ等の物品を吊
り下げることが出来る。請求項５の発明によれば、陶器等の、ねじ等をねじ嵌
めることが困難な天板に取付板を取り付けるものでない
ので、取付板の取り付け、ひいては水飛散防止板の取り
付けを容易に行なうことが出来る。請求項６の発明によれば、水・湯が床面に飛散するの
を防止することが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１を示す正面図である。

【図２】図１の平面図である。

【図３】図１の一部破砕左側面図である。

【図４】図３のＩＶ−ＩＶ線拡大端面図である。

【図５】図３のＶ−Ｖ線拡大端面図である。

【図６】水飛散防止板と洗面台の左側部との連結構造の
変形例を示す要部縦端面図である。

【図７】水飛散防止板の変形例を示す側面図である。

【図８】本発明の実施例２を示す平面図である。

【符号の説明】

１洗面化粧台３洗面台２１ミラーキャビネット３１水飛散防止板

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】洗面台と、この洗面台の後側縁に立設さ
れたミラーキャビネットと、洗面台の左右側縁に立設さ
れた水飛散防止板とを有している洗面化粧台。
【請求項２】前記水飛散防止板に少なくとも１つの物
品棚が設けられている請求項１記載の洗面化粧台。
【請求項３】前記水飛散防止板の外面に少なくとも１
つの物品棚が設けられている請求項１記載の洗面化粧
台。
【請求項４】前記水飛散防止板が、下部の板状本体
と、上部の網状部材とを有している請求項１記載の洗面
化粧台。
【請求項５】前記洗面台のキャビネット部の左右側板
に取付板が取り付けられ、この取付板が、キャビネット
部の側板に固定される側板当接部と、この側板当接部上
端に連設された、天板側面に沿う覆い部と、この覆い部
の上端に連設された防止板嵌合部とを有しており、前記
防止板嵌合部が、水飛散防止板の下部に形成された嵌合
溝に嵌められている請求項１記載の洗面化粧台。
【請求項６】建物の隅に後面及び左右側面の一方が建
物側壁に接するようにして配される洗面台と、この洗面
台の後側縁に立設されたミラーキャビネットと、洗面台
の、建物側壁に接しない側の左又は右側縁に立設された
水飛散防止板とを有している洗面化粧台。