JP2548675Y2 - 流し台 - Google Patents
流し台Info
- Publication number
- JP2548675Y2 JP2548675Y2 JP2565091U JP2565091U JP2548675Y2 JP 2548675 Y2 JP2548675 Y2 JP 2548675Y2 JP 2565091 U JP2565091 U JP 2565091U JP 2565091 U JP2565091 U JP 2565091U JP 2548675 Y2 JP2548675 Y2 JP 2548675Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sink
- guard
- water tank
- cooking
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は主として狭い台所、例
えばワンルームマンションやオフィスの流し台を念頭に
置いて開発してもので、加熱器と水槽の間には調理スペ
ースを取れないことを想定した流し台に使い勝手を考慮
して、加熱器及び水槽の上にスライド自在となる調理プ
レートを設け、横幅が取れない流し台であっても機能上
支障がないようにしたものである。
えばワンルームマンションやオフィスの流し台を念頭に
置いて開発してもので、加熱器と水槽の間には調理スペ
ースを取れないことを想定した流し台に使い勝手を考慮
して、加熱器及び水槽の上にスライド自在となる調理プ
レートを設け、横幅が取れない流し台であっても機能上
支障がないようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の流し台は、水槽及び調理面を備え
たもので、別途ガステーブルを置くこんろ台やガスレン
ジを並べておくようにしたものであった。一般に家庭用
の流し台にあっては、バックガードは有するものの、側
面のサイドガードは備えるようにはしていない。これは
こんろ台やガスレンジを並べるためで連結部は別途テー
プにてふさぐようにしたりしていた。また、前面は作業
性を考慮したためかガードは設けられていないものであ
った。
たもので、別途ガステーブルを置くこんろ台やガスレン
ジを並べておくようにしたものであった。一般に家庭用
の流し台にあっては、バックガードは有するものの、側
面のサイドガードは備えるようにはしていない。これは
こんろ台やガスレンジを並べるためで連結部は別途テー
プにてふさぐようにしたりしていた。また、前面は作業
性を考慮したためかガードは設けられていないものであ
った。
【０００３】実開昭58-31035号には実験台用流し台とし
て、深型流しの前面に凹陥部を設けるようにしたものが
開示されている。しかし、これは実験器具を洗うための
もので、家庭用の流し台のように調理のためのものとは
おのずと異なるものといえる。
て、深型流しの前面に凹陥部を設けるようにしたものが
開示されている。しかし、これは実験器具を洗うための
もので、家庭用の流し台のように調理のためのものとは
おのずと異なるものといえる。
【０００４】また、水切りプレートやまな板兼用の調理
プレートを流し台の左右方向にスライド自在に設けるよ
うにするものは現在厨房機器メーカー各社で提供されて
いるが、基本的には水槽の上を補助調理スペースとする
に過ぎないものであった。
プレートを流し台の左右方向にスライド自在に設けるよ
うにするものは現在厨房機器メーカー各社で提供されて
いるが、基本的には水槽の上を補助調理スペースとする
に過ぎないものであった。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】従来は、調理、煮炊
き、水洗いといった基本的作業のための調理面、加熱
器、水槽を備えるようにすると比較的幅が広くなり、狭
い台所に配置するようにするためにはそれぞれを小さい
ものとするか、あるいは調理面を狭くせざるを得なかっ
た。また、調理作業のうち包丁による調理は力を使うも
のであるが、従来の調理面の高さは比較的高いものであ
って力を出し難いものであった。また、大鍋で調理をす
るような場合は加熱器が高い位置であると上げ下しが主
として腕の力だけでなすことになり腰に不自然な力がか
かることになっていた。
き、水洗いといった基本的作業のための調理面、加熱
器、水槽を備えるようにすると比較的幅が広くなり、狭
い台所に配置するようにするためにはそれぞれを小さい
ものとするか、あるいは調理面を狭くせざるを得なかっ
た。また、調理作業のうち包丁による調理は力を使うも
のであるが、従来の調理面の高さは比較的高いものであ
って力を出し難いものであった。また、大鍋で調理をす
るような場合は加熱器が高い位置であると上げ下しが主
として腕の力だけでなすことになり腰に不自然な力がか
かることになっていた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この考案はこのような狭
い間口に流し台を配置する場合の使い勝手の悪さを解消
すべく案出したもので、限られた幅で使い勝手の良い大
型の水槽を実現し、しかも水槽の水跳ね防止のガードを
側方及び前方に設け周囲への水滴の飛散の防止を図り、
調理プレートを水槽及び加熱器にスライド自在としてい
わば調理面を移動自在とするようにしたもので、その要
旨とするのは、水槽と加熱器を隣り合って配置するよう
にした流し台において、バックガードに続けてサイドガ
ード及び水槽の前面のみのフロントガードを立設し、バ
ックガードの手前に一体に奥行きの狭い棚を設け、この
棚に水栓を固定するようにし、水槽及び加熱器上を前後
に跨ぐように掛け渡しスライド自在とした調理プレート
を設けるように構成したことを特徴とする流し台。
い間口に流し台を配置する場合の使い勝手の悪さを解消
すべく案出したもので、限られた幅で使い勝手の良い大
型の水槽を実現し、しかも水槽の水跳ね防止のガードを
側方及び前方に設け周囲への水滴の飛散の防止を図り、
調理プレートを水槽及び加熱器にスライド自在としてい
わば調理面を移動自在とするようにしたもので、その要
旨とするのは、水槽と加熱器を隣り合って配置するよう
にした流し台において、バックガードに続けてサイドガ
ード及び水槽の前面のみのフロントガードを立設し、バ
ックガードの手前に一体に奥行きの狭い棚を設け、この
棚に水栓を固定するようにし、水槽及び加熱器上を前後
に跨ぐように掛け渡しスライド自在とした調理プレート
を設けるように構成したことを特徴とする流し台。
【０００７】
【実施例】以下図面に示す実施例に即して説明する。
【０００８】図１ないし図３はこの考案に係る流し台１
の斜視図である。流し台１は全体として直方体形状をな
し、キャビネット２にステンレス鋼板製の甲板３を載置
固定するようにしてなるもので、甲板３は水槽４を一体
に構成し、その隣に電気加熱器５をはめ込むようにして
なるものである。５１は電気加熱器５のフランス開き式
のタッチパネル式の操作板である。
の斜視図である。流し台１は全体として直方体形状をな
し、キャビネット２にステンレス鋼板製の甲板３を載置
固定するようにしてなるもので、甲板３は水槽４を一体
に構成し、その隣に電気加熱器５をはめ込むようにして
なるものである。５１は電気加熱器５のフランス開き式
のタッチパネル式の操作板である。
【０００９】この甲板３はバックガード６に続けてキャ
ビネット２の側板２１上のサイドガード７及び水槽４の
前面のフロントガード８をもって、電気加熱器５の前面
以外を囲繞するようにしてある。これらガード６、７、
８の高さは 900mmとしてある。この高さは平均的な身長
（ 160cmの女性を想定）の人が水槽４での洗い作業の場
合に水跳ね防止と楽な姿勢でなし得る高さとして決定し
たものである。また、バックガード６のみを他のガード
７、８より高くするようにしてもよい。
ビネット２の側板２１上のサイドガード７及び水槽４の
前面のフロントガード８をもって、電気加熱器５の前面
以外を囲繞するようにしてある。これらガード６、７、
８の高さは 900mmとしてある。この高さは平均的な身長
（ 160cmの女性を想定）の人が水槽４での洗い作業の場
合に水跳ね防止と楽な姿勢でなし得る高さとして決定し
たものである。また、バックガード６のみを他のガード
７、８より高くするようにしてもよい。
【００１０】バックガード６の手前には一体に奥行きの
狭い棚９を設けるようにし、ここに水槽４に望むように
シャワー付きの水栓１０を固定するようにしてある。１
１はこの棚９に取り外し自在に設けた包丁差しであり、
またこの棚９は洗剤やスポンジ、石けんなどを置くスペ
ースとする。
狭い棚９を設けるようにし、ここに水槽４に望むように
シャワー付きの水栓１０を固定するようにしてある。１
１はこの棚９に取り外し自在に設けた包丁差しであり、
またこの棚９は洗剤やスポンジ、石けんなどを置くスペ
ースとする。
【００１１】水槽４及び電気加熱器５の前後には段部１
２を設け、ここに木製ないしプラスチック製の調理プレ
ート１３を渡し、左右方向にスライド自在としてある。
この調理プレート１３は比較的大きいもので、水槽４や
電気加熱器５をほとんど覆うことができるものとする。
それはこの調理プレート１３を一般の流し台に置ける調
理面に相当する機能を期待するからである。
２を設け、ここに木製ないしプラスチック製の調理プレ
ート１３を渡し、左右方向にスライド自在としてある。
この調理プレート１３は比較的大きいもので、水槽４や
電気加熱器５をほとんど覆うことができるものとする。
それはこの調理プレート１３を一般の流し台に置ける調
理面に相当する機能を期待するからである。
【００１２】しかし、煮炊き作業中における水洗い等を
可能とするために、図３に示すような水槽４の半分程度
を覆う調理プレート１３としたり、このような調理プレ
ート１３を二枚用意して使うようにすることもできる。
可能とするために、図３に示すような水槽４の半分程度
を覆う調理プレート１３としたり、このような調理プレ
ート１３を二枚用意して使うようにすることもできる。
【００１３】調理プレート１３は、全体をまな板とした
り、基本的には金属製としてまな板をはめ込むようにし
て用いたり、別途普通のまな板を調理プレート１３上に
置いて用いるようにしてもよい。
り、基本的には金属製としてまな板をはめ込むようにし
て用いたり、別途普通のまな板を調理プレート１３上に
置いて用いるようにしてもよい。
【００１４】調理は調理プレート１３を電気加熱器５上
に跨がせてなすもの（図２参照）で、ガード６、７、８
を有しない電気加熱器５の前縁１４上までは 770mmと
し、調理プレート１３をまな板とした場合の調理作業に
おける適正高さとする。すなわち、包丁による切断作業
において力を入れやすいことを配慮して従来のものより
も若干低くしたのである。加えてこのように、電気加熱
器５の前部の凹部となった前縁１４上までの高さを 770
mmとすると電気加熱器５で大鍋などを上げ下しするのが
楽になるのである。
に跨がせてなすもの（図２参照）で、ガード６、７、８
を有しない電気加熱器５の前縁１４上までは 770mmと
し、調理プレート１３をまな板とした場合の調理作業に
おける適正高さとする。すなわち、包丁による切断作業
において力を入れやすいことを配慮して従来のものより
も若干低くしたのである。加えてこのように、電気加熱
器５の前部の凹部となった前縁１４上までの高さを 770
mmとすると電気加熱器５で大鍋などを上げ下しするのが
楽になるのである。
【００１５】なお、図２の調理プレート１３を電気加熱
器５上にスライドさせた状態のものでは図１と異なり段
部１２を有しないものであるが、これは詳細な図示は省
略するが、電気加熱器５を甲板３に形成した凹部に落と
し込むようにし、その上を調理プレート１３が間隔をも
ってスライドさせるようにしたために段部１２が不要と
なったためである。
器５上にスライドさせた状態のものでは図１と異なり段
部１２を有しないものであるが、これは詳細な図示は省
略するが、電気加熱器５を甲板３に形成した凹部に落と
し込むようにし、その上を調理プレート１３が間隔をも
ってスライドさせるようにしたために段部１２が不要と
なったためである。
【００１６】フロントガード８の前面にはアームバーか
らなるタオル掛け１５を設けるようにし、水洗作業に置
いて直ちに手を拭うことができるようにしてある。
らなるタオル掛け１５を設けるようにし、水洗作業に置
いて直ちに手を拭うことができるようにしてある。
【００１７】
【考案の効果】この考案は以上のような構成からなるも
ので、バックガードに続けてサイドガード及び水槽の前
面のみのフロントガードを立設しするようにしてあるの
で、水滴の周囲への飛散を有効に防止できるのである。
そこで、オフォスでの流し台のように使用者が特定せず
に丁寧な扱いが期待できない場合であっても周囲への水
滴などの飛散が防げることになる。
ので、バックガードに続けてサイドガード及び水槽の前
面のみのフロントガードを立設しするようにしてあるの
で、水滴の周囲への飛散を有効に防止できるのである。
そこで、オフォスでの流し台のように使用者が特定せず
に丁寧な扱いが期待できない場合であっても周囲への水
滴などの飛散が防げることになる。
【００１８】また、バックガードの手前に一体に奥行き
の狭い棚を設け、この棚に水栓を固定するようにしたの
で、水槽と水栓が一体性を有することになるばかりか、
余った棚を洗剤やスポンジを置くスペースとすることが
できるばかりか、図示のように包丁入れを設けて置くよ
うにすることもできる。
の狭い棚を設け、この棚に水栓を固定するようにしたの
で、水槽と水栓が一体性を有することになるばかりか、
余った棚を洗剤やスポンジを置くスペースとすることが
できるばかりか、図示のように包丁入れを設けて置くよ
うにすることもできる。
【００１９】水槽及び加熱器上を前後に跨ぐように掛け
渡しスライド自在とした調理プレートを設けるように構
成したので、水槽及び加熱器の上を調理面として有効に
活用することができることになる。また、水槽にて食材
の洗浄や食事後に食器を洗浄する場合に調理プレートを
加熱器に移動させておけば、蓋板として機能し、飛散す
る水滴などが加熱器に付着することもない。
渡しスライド自在とした調理プレートを設けるように構
成したので、水槽及び加熱器の上を調理面として有効に
活用することができることになる。また、水槽にて食材
の洗浄や食事後に食器を洗浄する場合に調理プレートを
加熱器に移動させておけば、蓋板として機能し、飛散す
る水滴などが加熱器に付着することもない。
【００２０】加熱器の前面の前縁１４が低くなっている
ので電気加熱器５で鍋などを上げ下しするのに力を入れ
やすく楽になるのである。
ので電気加熱器５で鍋などを上げ下しするのに力を入れ
やすく楽になるのである。
【００２１】また、フロントガードの前面にアームバー
などからなるタオル掛けを設けるようにしておけば、濡
れた手からの水滴で床面を汚すこともすくなるのであ
る。
などからなるタオル掛けを設けるようにしておけば、濡
れた手からの水滴で床面を汚すこともすくなるのであ
る。
【図１】この考案に係る流し台の斜視図である。
【図２】この考案に係る流し台の斜視図である。
【図３】この考案にかかわる流し台の斜視図である。
【図４】この考案に係る流し台Ａと従来例Ｂとを比較す
るための概略図である。
るための概略図である。
１ 流し台 ２ キャビネット ３ 甲板 ４ 水槽 ５ 電気加熱器 ６ バックガード ７ サイドガード ８ フロントガード ９ 棚 １０ 水栓 １１ 包丁差し １３ 調理プレート １４ 前縁 １５ タオル掛け
Claims (4)
- 【請求項１】 水槽と加熱器を隣り合って配置するよう
にした流し台において、バックガードに続けてサイドガ
ード及び水槽の前面のみのフロントガードを立設し、バ
ックガードの手前に一体に奥行きの狭い棚を設け、この
棚に水栓を固定するようにし、水槽及び加熱器上を前後
に跨ぐように掛け渡しスライド自在とした調理プレート
を設けるように構成したことを特徴とする流し台。 - 【請求項２】 フロントガードの前面にタオル掛けを設
けたことを特徴とする請求項１記載の流し台。 - 【請求項３】 調理プレートがまな板を兼ねるように構
成したことを特徴とする請求項１記載の流し台。 - 【請求項４】 加熱器上前面の前縁の床からの高さが７
７０ｍｍ程度であることを特徴とする請求項１、請求項
２または請求項３記載の流し台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2565091U JP2548675Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 流し台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2565091U JP2548675Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 流し台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04116930U JPH04116930U (ja) | 1992-10-20 |
| JP2548675Y2 true JP2548675Y2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=31910337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2565091U Expired - Lifetime JP2548675Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 流し台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2548675Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102949014A (zh) * | 2011-08-20 | 2013-03-06 | 苏州韩博厨房电器科技有限公司 | 一种节能环保多功能料理台 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4108345B2 (ja) * | 2002-02-13 | 2008-06-25 | クリナップ株式会社 | システムキッチン |
| JP6877034B2 (ja) * | 2017-05-15 | 2021-05-26 | 株式会社インデックス・ジャパン | 調理台のまな板収納引出し構造 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP2565091U patent/JP2548675Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102949014A (zh) * | 2011-08-20 | 2013-03-06 | 苏州韩博厨房电器科技有限公司 | 一种节能环保多功能料理台 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04116930U (ja) | 1992-10-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |