JPH0855581A - カラー表示用プラズマディスプレイパネル - Google Patents
カラー表示用プラズマディスプレイパネルInfo
- Publication number
- JPH0855581A JPH0855581A JP6209144A JP20914494A JPH0855581A JP H0855581 A JPH0855581 A JP H0855581A JP 6209144 A JP6209144 A JP 6209144A JP 20914494 A JP20914494 A JP 20914494A JP H0855581 A JPH0855581 A JP H0855581A
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- Japan
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- color display
- light
- display panel
- certain range
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外光によるコントラスト比の低下を防止する
とともに、不要電磁波の輻射を抑制することのできるカ
ラー表示用ＰＤＰを提供すること。 【構成】 前面ガラス板１２の前面側に光学フィルタ１
４を設けてなるカラー表示用ＰＤＰ（プラズマディスプ
レイパネル）において、光学フィルタ１４に、一定範囲
の可視光を吸収するとともに不要輻射電磁波を吸収する
光・電磁波吸収層１８を設けて、コントラスト改善のた
めに一定範囲の可視光を吸収するとともに、カラー表示
用ＰＤＰで生じる不要輻射電磁波を吸収する。防眩用の
ノングレア層２２と光干渉除去用のノングレア層２０と
を設けて、防眩のために一定範囲の可視光の表面反射を
減少させるとともに、光干渉（例えばニュートンリン
グ）発生を除去するために一定範囲の可視光を分散させ
る。
とともに、不要電磁波の輻射を抑制することのできるカ
ラー表示用ＰＤＰを提供すること。 【構成】 前面ガラス板１２の前面側に光学フィルタ１
４を設けてなるカラー表示用ＰＤＰ（プラズマディスプ
レイパネル）において、光学フィルタ１４に、一定範囲
の可視光を吸収するとともに不要輻射電磁波を吸収する
光・電磁波吸収層１８を設けて、コントラスト改善のた
めに一定範囲の可視光を吸収するとともに、カラー表示
用ＰＤＰで生じる不要輻射電磁波を吸収する。防眩用の
ノングレア層２２と光干渉除去用のノングレア層２０と
を設けて、防眩のために一定範囲の可視光の表面反射を
減少させるとともに、光干渉（例えばニュートンリン
グ）発生を除去するために一定範囲の可視光を分散させ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、前面ガラス板と背面ガ
ラス板の間に所定の混合ガスを封入して放電空間を作
り、この放電空間内の放電で発生した紫外線で螢光体を
発光させてカラー表示を行う、カラー表示用のプラズマ
ディスプレイパネル（以下単にＰＤＰと記述する）に関
するものである。
ラス板の間に所定の混合ガスを封入して放電空間を作
り、この放電空間内の放電で発生した紫外線で螢光体を
発光させてカラー表示を行う、カラー表示用のプラズマ
ディスプレイパネル（以下単にＰＤＰと記述する）に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のカラー表示用ＰＤＰ１０は、図３
に示すように、前面ガラス板１２の前面側に一定範囲の
可視光を吸収する特性を持つ光学フィルタ１１を設け
て、外光によるコントラスト比の低下を改善するように
していた。
に示すように、前面ガラス板１２の前面側に一定範囲の
可視光を吸収する特性を持つ光学フィルタ１１を設け
て、外光によるコントラスト比の低下を改善するように
していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図３の
カラー表示用ＰＤＰ１０では、グロー放電で発生した紫
外線でＲ、Ｇ、Ｂ用の螢光体を励起発光させているの
で、画素数が多くなると、多数の画素でグロー放電を行
うため駆動回路及び電極にパルス状の大電流が流れ、パ
ネルの前面や背面から不要電磁波が輻射するという問題
点があった。背面側から輻射する不要電磁波は通常の電
磁シールドで対策できるが、前面側は表示面であるため
対策が困難であった。
カラー表示用ＰＤＰ１０では、グロー放電で発生した紫
外線でＲ、Ｇ、Ｂ用の螢光体を励起発光させているの
で、画素数が多くなると、多数の画素でグロー放電を行
うため駆動回路及び電極にパルス状の大電流が流れ、パ
ネルの前面や背面から不要電磁波が輻射するという問題
点があった。背面側から輻射する不要電磁波は通常の電
磁シールドで対策できるが、前面側は表示面であるため
対策が困難であった。
【０００４】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、外光によるコントラスト比の低下を防止するととも
に、不要電磁波の輻射を抑制することのできるカラー表
示用ＰＤＰを提供することを目的とするものである。
で、外光によるコントラスト比の低下を防止するととも
に、不要電磁波の輻射を抑制することのできるカラー表
示用ＰＤＰを提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、前面
ガラス板の前面側に光学フィルタを設けてなるカラー表
示用プラズマディスプレイパネルにおいて、前記光学フ
ィルタに、コントラスト改善のために一定範囲の可視光
を吸収するとともに、前記カラー表示用プラズマディス
プレイパネルで生じる不要輻射電磁波を吸収する光・電
磁波吸収層を設けてなることを特徴とするものである。
ガラス板の前面側に光学フィルタを設けてなるカラー表
示用プラズマディスプレイパネルにおいて、前記光学フ
ィルタに、コントラスト改善のために一定範囲の可視光
を吸収するとともに、前記カラー表示用プラズマディス
プレイパネルで生じる不要輻射電磁波を吸収する光・電
磁波吸収層を設けてなることを特徴とするものである。
【０００６】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、光学フィルタは、透明プラスチック板の前面側に防
眩用のノングレア層を設け、背面側に、所定の可視光及
び電磁波を吸収する粒子をバインダ中に分散したものを
塗布してなる光・電磁波吸収層と、前面ガラス板との光
干渉を除去するためのノングレア層とを設けてなるもの
である。
て、光学フィルタは、透明プラスチック板の前面側に防
眩用のノングレア層を設け、背面側に、所定の可視光及
び電磁波を吸収する粒子をバインダ中に分散したものを
塗布してなる光・電磁波吸収層と、前面ガラス板との光
干渉を除去するためのノングレア層とを設けてなるもの
である。
【０００７】請求項３の発明によるカラー表示用ＰＤＰ
は、カラー表示用プラズマディスプレイパネルの前面ガ
ラス板の中に、コントラスト改善のために一定範囲の可
視光を吸収するとともに、前記カラー表示用プラズマデ
ィスプレイパネルで生じる不要輻射電磁波を吸収する光
・電磁波吸収材料を分散してなることを特徴とするもの
である。
は、カラー表示用プラズマディスプレイパネルの前面ガ
ラス板の中に、コントラスト改善のために一定範囲の可
視光を吸収するとともに、前記カラー表示用プラズマデ
ィスプレイパネルで生じる不要輻射電磁波を吸収する光
・電磁波吸収材料を分散してなることを特徴とするもの
である。
【０００８】請求項４の発明は、請求項３の発明におい
て、前面ガラス板の前面側に防眩用のノングレア層を設
けてなるものである。
て、前面ガラス板の前面側に防眩用のノングレア層を設
けてなるものである。
【０００９】
【作用】請求項１の発明は、光学フィルタに設けられた
光・電磁波吸収層が、コントラスト改善のために一定範
囲の可視光を吸収するとともに、カラー表示用ＰＤＰで
生じる不要輻射電磁波を吸収する。
光・電磁波吸収層が、コントラスト改善のために一定範
囲の可視光を吸収するとともに、カラー表示用ＰＤＰで
生じる不要輻射電磁波を吸収する。
【００１０】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、透明プラスチック板の背面側に設けた光・電磁波吸
収層が、コントラスト改善のために一定範囲の可視光を
吸収するとともに、カラー表示用ＰＤＰで生じる不要輻
射電磁波を吸収する。さらに透明プラスチック板の前面
側に設けたノングレア層は、防眩のために一定範囲の可
視光の表面反射を減少させ、透明プラスチック板の背面
側に設けたノングレア層は、光干渉（例えばニュートン
リング）発生を除去するために一定範囲の可視光を分散
させる。
て、透明プラスチック板の背面側に設けた光・電磁波吸
収層が、コントラスト改善のために一定範囲の可視光を
吸収するとともに、カラー表示用ＰＤＰで生じる不要輻
射電磁波を吸収する。さらに透明プラスチック板の前面
側に設けたノングレア層は、防眩のために一定範囲の可
視光の表面反射を減少させ、透明プラスチック板の背面
側に設けたノングレア層は、光干渉（例えばニュートン
リング）発生を除去するために一定範囲の可視光を分散
させる。
【００１１】請求項３の発明は、前面ガラス板の中に分
散した光・電磁波吸収材料が、コントラスト改善のため
に一定範囲の可視光を吸収するとともに、カラー表示用
ＰＤＰで生じる不要輻射電磁波を吸収する。
散した光・電磁波吸収材料が、コントラスト改善のため
に一定範囲の可視光を吸収するとともに、カラー表示用
ＰＤＰで生じる不要輻射電磁波を吸収する。
【００１２】請求項４の発明は、請求項３の発明におい
て、前面ガラス板の前面側に設けたノングレア層は、防
眩のために一定範囲の可視光の表面反射を減少させる。
て、前面ガラス板の前面側に設けたノングレア層は、防
眩のために一定範囲の可視光の表面反射を減少させる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明によるカラー表示用プラズマデ
ィスプレイパネルの一実施例を図１を用いて説明する。
図３と同一部分は同一符号とする。図１において、１０
はカラー表示用プラズマディスプレイパネル（以下単に
カラー表示用ＰＤＰと記述する）で、このカラー表示用
ＰＤＰ１０の前面ガラス板１２の前面側には本発明に特
有の光学フィルタ１４が設けられている。
ィスプレイパネルの一実施例を図１を用いて説明する。
図３と同一部分は同一符号とする。図１において、１０
はカラー表示用プラズマディスプレイパネル（以下単に
カラー表示用ＰＤＰと記述する）で、このカラー表示用
ＰＤＰ１０の前面ガラス板１２の前面側には本発明に特
有の光学フィルタ１４が設けられている。
【００１４】前記光学フィルタ１４は、透明プラスチッ
ク板１６（例えば透明アクリル板）と、この透明プラス
チック板１６の背面側（カラー表示用ＰＤＰ１０側）に
塗布して設けられた光・電磁波吸収層１８と、この光・
電磁波吸収層１８の上に塗布して設けられた光干渉除去
用のノングレア（ｎｏｎ-ｇｌａｒｅ）層２０と、前記
透明プラスチック板１６の前面側に塗布して設けられた
防眩用のノングレア層２２とからなっている。
ク板１６（例えば透明アクリル板）と、この透明プラス
チック板１６の背面側（カラー表示用ＰＤＰ１０側）に
塗布して設けられた光・電磁波吸収層１８と、この光・
電磁波吸収層１８の上に塗布して設けられた光干渉除去
用のノングレア（ｎｏｎ-ｇｌａｒｅ）層２０と、前記
透明プラスチック板１６の前面側に塗布して設けられた
防眩用のノングレア層２２とからなっている。
【００１５】前記光・電磁波吸収層１８は、例えば次ぎ
のようにして形成される。すなわち、コントラスト比改
善のために一定範囲の可視光を吸収するとともに、前記
カラー表示用ＰＤＰ１０で発生する不要輻射電磁波を吸
収する粒子（例えばカーボン粒子）を、バインダ（結合
剤、粘結剤）中に分散させた吸収用塗布材料を作り、こ
の吸収用塗布材料を透明プラスチック板１６の背面側に
塗布することによって形成される。
のようにして形成される。すなわち、コントラスト比改
善のために一定範囲の可視光を吸収するとともに、前記
カラー表示用ＰＤＰ１０で発生する不要輻射電磁波を吸
収する粒子（例えばカーボン粒子）を、バインダ（結合
剤、粘結剤）中に分散させた吸収用塗布材料を作り、こ
の吸収用塗布材料を透明プラスチック板１６の背面側に
塗布することによって形成される。
【００１６】前記光干渉除去用のノングレア層２０は、
前面ガラス板１２と密着してニュートンリングのような
光干渉が発生するのを除去するために、透明粒子をバイ
ンダ中に分散させた光干渉除去用の塗布材料を作り、こ
の塗布材料を光・電磁波吸収層１８の上に塗布してなる
ものである。前記防眩用のノングレア層２２は、前面ガ
ラス板１２や透明プラスチック板１６の表面で外光が反
射して眩しくなるのを防止するために、一定範囲の可視
光を吸収する塗布材料を透明プラスチック板１６の表面
に塗布して表面反射を減少させるものである。
前面ガラス板１２と密着してニュートンリングのような
光干渉が発生するのを除去するために、透明粒子をバイ
ンダ中に分散させた光干渉除去用の塗布材料を作り、こ
の塗布材料を光・電磁波吸収層１８の上に塗布してなる
ものである。前記防眩用のノングレア層２２は、前面ガ
ラス板１２や透明プラスチック板１６の表面で外光が反
射して眩しくなるのを防止するために、一定範囲の可視
光を吸収する塗布材料を透明プラスチック板１６の表面
に塗布して表面反射を減少させるものである。
【００１７】つぎに、図１の実施例の作用を説明する。 （イ）光学フィルタ１４の光・電磁波吸収層１８は、カ
ラー表示用ＰＤＰ１０のコントラスト比改善のために一
定範囲の可視光を吸収するとともに、カラー表示用ＰＤ
Ｐ１０で発生する不要輻射電磁波を吸収する。
ラー表示用ＰＤＰ１０のコントラスト比改善のために一
定範囲の可視光を吸収するとともに、カラー表示用ＰＤ
Ｐ１０で発生する不要輻射電磁波を吸収する。
【００１８】（ロ）光学フィルタ１４の光干渉除去用の
ノングレア層２０は、バインダ中に分散させた透明粒子
によって、前面ガラス板１２と密着してニュートンリン
グのような光干渉が発生するのを除去する。また、光学
フィルタ１４の防眩用のノングレア層２２は、一定範囲
の可視光を吸収することによって、前面ガラス板１２や
透明プラスチック板１６の表面で外光が反射して眩しく
なるのを防止する。
ノングレア層２０は、バインダ中に分散させた透明粒子
によって、前面ガラス板１２と密着してニュートンリン
グのような光干渉が発生するのを除去する。また、光学
フィルタ１４の防眩用のノングレア層２２は、一定範囲
の可視光を吸収することによって、前面ガラス板１２や
透明プラスチック板１６の表面で外光が反射して眩しく
なるのを防止する。
【００１９】前記実施例では、光学フィルタに、光・電
磁波吸収層の他に、光干渉除去用と防眩用のノングレア
層を設けることによって、コントラスト改善のための可
視光の吸収および不要輻射電磁波の吸収の他に、ニュー
トンリングのような光干渉を除去するとともに、表面で
外光が反射して眩しくなるのを防止するようにしたが、
本発明はこれに限るものでなく、少なくとも、コントラ
スト改善のための可視光の吸収および不要輻射電磁波の
吸収を行う光・電磁波吸収層を設けたものであればよ
い。
磁波吸収層の他に、光干渉除去用と防眩用のノングレア
層を設けることによって、コントラスト改善のための可
視光の吸収および不要輻射電磁波の吸収の他に、ニュー
トンリングのような光干渉を除去するとともに、表面で
外光が反射して眩しくなるのを防止するようにしたが、
本発明はこれに限るものでなく、少なくとも、コントラ
スト改善のための可視光の吸収および不要輻射電磁波の
吸収を行う光・電磁波吸収層を設けたものであればよ
い。
【００２０】前記実施例では、光学フィルタに光・電磁
波吸収層を設けることによって、コントラスト改善のた
めに一定範囲の可視光を吸収するとともに、カラー表示
用ＰＤＰで生じる不要輻射電磁波を吸収するようにした
が、本発明はこれに限るものでない。例えば、図２に示
すように、カラー表示用ＰＤＰの前面ガラス板の中に光
・電磁波吸収層を設けるようにしてもよい。
波吸収層を設けることによって、コントラスト改善のた
めに一定範囲の可視光を吸収するとともに、カラー表示
用ＰＤＰで生じる不要輻射電磁波を吸収するようにした
が、本発明はこれに限るものでない。例えば、図２に示
すように、カラー表示用ＰＤＰの前面ガラス板の中に光
・電磁波吸収層を設けるようにしてもよい。
【００２１】すなわち、図２において、３０はカラー表
示用ＰＤＰで、このカラー表示用ＰＤＰ３０の前面ガラ
ス板３２の中には、コントラスト比改善のために一定範
囲の可視光を吸収するとともに、前記カラー表示用ＰＤ
Ｐ３０で発生する不要輻射電磁波を吸収する材料（例え
ば炭素材料）が分散して含まれている。前記前面ガラス
板３２の前面側には、防眩用のノングレア層３４が塗布
されている。
示用ＰＤＰで、このカラー表示用ＰＤＰ３０の前面ガラ
ス板３２の中には、コントラスト比改善のために一定範
囲の可視光を吸収するとともに、前記カラー表示用ＰＤ
Ｐ３０で発生する不要輻射電磁波を吸収する材料（例え
ば炭素材料）が分散して含まれている。前記前面ガラス
板３２の前面側には、防眩用のノングレア層３４が塗布
されている。
【００２２】前記防眩用のノングレア層３４は、前面ガ
ラス板３２の表面で外光が反射して眩しくなるのを防止
するために、一定範囲の可視光を吸収する塗布材料を前
面ガラス板３２の表面に塗布して表面反射を減少させる
ものである。図２において、３６は電極、誘電体、螢光
体等の図示を省略した放電空間を示す、３８は背面ガラ
ス板を示すものである。
ラス板３２の表面で外光が反射して眩しくなるのを防止
するために、一定範囲の可視光を吸収する塗布材料を前
面ガラス板３２の表面に塗布して表面反射を減少させる
ものである。図２において、３６は電極、誘電体、螢光
体等の図示を省略した放電空間を示す、３８は背面ガラ
ス板を示すものである。
【００２３】
【発明の効果】請求項１の発明によるカラー表示用ＰＤ
Ｐは、前面ガラス板の前面側に設ける光学フィルタに、
コントラスト改善のために一定範囲の可視光を吸収する
とともに、カラー表示用ＰＤＰで生じる不要輻射電磁波
を吸収する光・電磁波吸収層を設けたので、外光による
コントラスト比の低下を防止するとともに、不要な電磁
波の輻射を抑制することができる。
Ｐは、前面ガラス板の前面側に設ける光学フィルタに、
コントラスト改善のために一定範囲の可視光を吸収する
とともに、カラー表示用ＰＤＰで生じる不要輻射電磁波
を吸収する光・電磁波吸収層を設けたので、外光による
コントラスト比の低下を防止するとともに、不要な電磁
波の輻射を抑制することができる。
【００２４】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、光学フィルタが防眩用と光干渉除去用のノングレア
層を具備しているので、請求項１の発明の効果を有する
とともに、一定範囲の可視光の表面反射を減少させて眩
しさを防止し、かつ光干渉（例えばニュートンリング）
発生を除去することができる。
て、光学フィルタが防眩用と光干渉除去用のノングレア
層を具備しているので、請求項１の発明の効果を有する
とともに、一定範囲の可視光の表面反射を減少させて眩
しさを防止し、かつ光干渉（例えばニュートンリング）
発生を除去することができる。
【００２５】請求項３の発明によるカラー表示用ＰＤＰ
は、前面ガラス板の中に光・電磁波吸収材料を分散させ
ることによって、コントラスト改善のために一定範囲の
可視光を吸収するとともに不要輻射電磁波を吸収するよ
うにしたので、光学フィルタのような別部品を設けるこ
となく、外光によるコントラスト比の低下を防止すると
ともに、不要な電磁波の輻射を抑制することができる。
は、前面ガラス板の中に光・電磁波吸収材料を分散させ
ることによって、コントラスト改善のために一定範囲の
可視光を吸収するとともに不要輻射電磁波を吸収するよ
うにしたので、光学フィルタのような別部品を設けるこ
となく、外光によるコントラスト比の低下を防止すると
ともに、不要な電磁波の輻射を抑制することができる。
【００２６】請求項４の発明は、請求項３の発明におい
て、前面ガラス板の前面側に防眩用のノングレア層を設
けているので、請求項３の発明の効果を有するととも
に、一定範囲の可視光の表面反射を減少させて眩しさを
防止することができる。
て、前面ガラス板の前面側に防眩用のノングレア層を設
けているので、請求項３の発明の効果を有するととも
に、一定範囲の可視光の表面反射を減少させて眩しさを
防止することができる。
【図１】本発明によるカラー表示用ＰＤＰの一実施例を
示す要部概略構成図である。
示す要部概略構成図である。
【図２】本発明の他の実施例を示す要部概略構成図であ
る。
る。
【図３】従来例のカラー表示用ＰＤＰを示す概略構成図
である。
である。
１０、３０…カラー表示用ＰＤＰ（プラズマディスプレ
イパネル）、１１、１４…光学フィルタ、 １２、３２
…前面ガラス板、１６…透明プラスチック板、 １８…
光・電磁波吸収層、２０…光干渉除去用のノングレア
層、２２、３４…防眩用のノングレア層、３６…放電空
間、 ３８…背面ガラス板。
イパネル）、１１、１４…光学フィルタ、 １２、３２
…前面ガラス板、１６…透明プラスチック板、 １８…
光・電磁波吸収層、２０…光干渉除去用のノングレア
層、２２、３４…防眩用のノングレア層、３６…放電空
間、 ３８…背面ガラス板。
Claims (4)
- 【請求項１】前面ガラス板の前面側に光学フィルタを設
けてなるカラー表示用プラズマディスプレイパネルにお
いて、前記光学フィルタに、コントラスト改善のために
一定範囲の可視光を吸収するとともに、前記カラー表示
用プラズマディスプレイパネルで生じる不要輻射電磁波
を吸収する光・電磁波吸収層を設けてなることを特徴と
するカラー表示用プラズマディスプレイパネル。 - 【請求項２】光学フィルタは、透明プラスチック板の前
面側に防眩用のノングレア層を設け、背面側に、所定の
可視光及び電磁波を吸収する粒子をバインダ中に分散し
たものを塗布してなる光・電磁波吸収層と、前面ガラス
板との光干渉を除去するためのノングレア層とを設けて
なる請求項１記載のカラー表示用プラズマディスプレイ
パネル。 - 【請求項３】カラー表示用プラズマディスプレイパネル
の前面ガラス板の中に、コントラスト改善のために一定
範囲の可視光を吸収するとともに、前記カラー表示用プ
ラズマディスプレイパネルで生じる不要輻射電磁波を吸
収する光・電磁波吸収材料を分散してなることを特徴と
するカラー表示用プラズマディスプレイパネル。 - 【請求項４】前面ガラス板の前面側に防眩用のノングレ
ア層を設けてなる請求項３記載のカラー表示用プラズマ
ディスプレイパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6209144A JPH0855581A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | カラー表示用プラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6209144A JPH0855581A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | カラー表示用プラズマディスプレイパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0855581A true JPH0855581A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16568043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6209144A Pending JPH0855581A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | カラー表示用プラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0855581A (ja) |
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH10293541A (ja) * | 1997-04-18 | 1998-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | プラズマディスプレイ装置 |
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