JPH0854642A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH0854642A
JPH0854642A JP19154394A JP19154394A JPH0854642A JP H0854642 A JPH0854642 A JP H0854642A JP 19154394 A JP19154394 A JP 19154394A JP 19154394 A JP19154394 A JP 19154394A JP H0854642 A JPH0854642 A JP H0854642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
thin film
film transistor
film
extraction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19154394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3272873B2 (ja
Inventor
Mitsuo Nakajima
充雄 中島
Yasuto Kawahisa
慶人 川久
Miki Mori
三樹 森
Masayuki Saito
雅之 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=16276429&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0854642(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP19154394A priority Critical patent/JP3272873B2/ja
Publication of JPH0854642A publication Critical patent/JPH0854642A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3272873B2 publication Critical patent/JP3272873B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】駆動用ICをアレイ基板にCOG実装しても信
頼性の低下を招かない液晶表示装置を提供すること。 【構成】絶縁性基板1上にマトリクス配列された画素電
極16、各画素電極16に設けられたTFT2からなる
画素部と、この画素部の周囲の絶縁性基板1上に設けら
れ、TFT2に接続する取出し用電極と、この取出し用
電極を介してTFT2に接続し、TFT2を制御する駆
動ICとを備え、上記取出し用電極は、第1の取出し用
電極と、この第1の取出し用電極層の下部に設けられた
第2の取出し用電極とからなり、第1の取出し用電極
は、TFT2のソース・ドレイン電極18と同一の導電
膜から形成され、且つ第2の取出し用電極は、ゲート電
極11、ゲート絶縁膜12、活性層13、オーミックコ
ンタクト層14およびチャネル保護膜15と同一の導電
膜、絶縁膜および半導体膜から形成されていることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は薄型・軽量であり、低電
圧駆動が可能で、更にカラ―化も容易である等の特徴を
有し、近年、パ―ソナルコンピュ―タ、ワ―プロなどの
表示装置として利用されている。中でも、薄膜トランジ
スタ(TFT)をスイッチング素子として用いたアクテ
ィブマトリックス型液晶表示装置(以下、単に液晶表示
装置と記す)は、多画素にしてもコントラスト、レスポ
ンス等の劣化がなく、更に、中間調表示も可能であるこ
とから、フルカラ―テレビや、OA用の表示装置として
期待されている。
【0003】図13は、従来の液晶表示装置のアレイ基
板の構成を示す斜視図である。また、図14は、アレイ
基板の構成を示す模式図である。図13において、10
1は透光性絶縁基板を示しており、この透光性絶縁基板
101には画素部102が設けられている。この画素部
102は、大きく分けて、図14に示すように、マトリ
クス状に配置された画素電極104と、各画素電極毎に
設けられたスイッチング素子としてのTFT105とか
らなる。
【0004】画素部102の周囲には、図13に示すよ
うに、TFTを駆動するための専用ICであるTFT駆
動用IC103が設けられている。このTFT駆動用I
C103は、画素部102の周囲に設けられた取出し用
電極を介してTFTに接続している。すなわち、図14
に示すように、駆動用IC103のうち走査線に接続さ
れたゲート駆動用ICはゲート取出し用電極106を介
してTFT105のゲートに接続され、また、駆動用I
C103のうち信号線に接続された信号線駆動用ICは
信号線取出し用電極107を介してTFT105のソー
ス・ドレインに接続されている。このソース・ドレイン
は二つあるソース・ドレインのうちの画素電極104に
接続していないほうのものである。
【0005】駆動用IC103を取出し用電極に接続す
る方法としては、COG (Chip OnGlass)実装がTAB
(Tape Automated Bonding)よりも有効である。これは
接続のための部品点数を少なくできたり、微細ピッチの
接続を行なえたり、駆動用ICを含むアレイ基板全体の
厚さを薄くできるなどの利点があるからである。
【0006】図15は、TFTとして逆スタガ型TFT
を用いた場合のアレイ基板の構成を示す断面図である。
この逆スタガ型TFTの基本構造は、透光性絶縁基板1
01上に順次設けられたゲート電極111、ゲート絶縁
膜112、活性層113、オーミックコンタクト層11
4およびソース・ドレイン電極117,118から構成
されている。なお、115はチャネル保護膜、119は
TFT保護膜を示している。
【0007】ゲート電極111は画素部の周囲に設けら
れたゲート電極取出し部にまで延びており、このゲート
電極取出し部のゲート電極111上にはゲート取出し用
電極118bが設けられている。このゲート取出し用電
極118bは、ソース・ドレイン電極117,118と
同一の導電膜により形成されている。また、ソース・ド
レイン電極118は、画素部の周囲に設けられた信号線
電極取出し部にまで延びており、この信号線電極取出し
部のソース・ドレイン電極は信号線取出し用電極118
aを形成している。
【0008】図16は、信号線駆動用IC103aをC
OG実装したアレイ基板の要部を示す断面図である。信
号線駆動用IC103aをCOG実装するには、メッキ
法や蒸着法などを用いて信号線駆動用IC103aに電
極121、バンプ122を形成する必要がある。メッキ
法や蒸着法などの方法では、バンプ122を形成するの
にフォトリソグラフィ技術が必要となる。ここで、バン
プ122は一般に高さが高い。このため、フォトリソグ
ラフィ技術によるバンプ122の形成(パターニング)
が困難になり、バンプ122の信頼性が低下するという
問題があった。
【0009】また、電極121バンプ122が形成され
た信号線駆動用IC103aを信号線取出し用電極11
8aに接続するための圧着工程のときに信号線駆動用I
C103aにかかる荷重によって、信号線取出し用電極
118a、バンプ122等の電極にクラックが発生する
ことがある。このようなクラックは接続不良の招き、信
頼性を低下せさる。このような問題はゲート駆動用IC
についてもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の液
晶表示装置にあっては、駆動用ICをアレイ基板にCO
G実装するために、駆動用ICにバンプを形成する必要
があった。しかし、バンプは一般に高さが高いため、そ
の作成が困難である。このため、バンプに起因する信頼
性の低下が問題となっていた。
【0011】また、駆動用ICをアレイ基板に接続する
際の圧着工程において、駆動用ICに荷重がかかるた
め、バンプや信号線取出し用電極などの電極にクラック
が発生し、信頼性が低下するという問題があった。
【0012】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、TFTを制御する駆動
用ICなどの制御手段の実装の際に生じ得る信頼性の低
下を防止できる液晶表示装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の液晶表示装置(請求項1)は、絶縁性基
板上にマトリクス配列された画素電極、各画素電極に設
けられたスイッチング素子としての薄膜トランジスタか
らなる画素部と、この画素部の周囲の前記絶縁性基板上
に設けられ、前記薄膜トランジスタに接続する取出し用
電極と、この取出し用電極を介して前記薄膜トランジス
タに接続し、前記薄膜トランジスタを制御する制御手段
とを備え、前記取出し用電極は、第1の取出し用電極
と、この第1の取出し用電極の下部に設けられた第2の
取出し用電極とからなり、前記第1の取出し用電極は、
前記薄膜トランジスタのソース・ドレイン電極と同一の
導電膜から形成され、前記第2の取出し用電極は、前記
薄膜トランジスタのゲート絶縁膜、およびこのゲート絶
縁膜と前記絶縁性基板との間の前記薄膜トランジスタを
構成する導電膜または半導体膜と同一の中間膜から形成
されていることを特徴とする。
【0014】また、本発明の他の液晶表示装置(請求項
2)は、絶縁性基板上にマトリクス配列された画素電
極、各画素電極に設けられたスイッチング素子としての
薄膜トランジスタからなる画素部と、この画素部の周囲
の前記絶縁性基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタ
に接続する取出し用電極と、この取出し用電極を介して
前記薄膜トランジスタに接続し、前記薄膜トランジスタ
を制御する制御手段とを備え、前記取出し用電極は、第
1の取出し用電極と、この第1の取出し用電極の下部に
設けられた第2の取出し用電極とからなり、前記第1の
取出し用電極は、前記薄膜トランジスタのソース・ドレ
イン電極と同一の導電膜から形成され、前記第2の取出
し用電極は、前記薄膜トランジスタのゲート絶縁膜、な
らびにこのゲート絶縁膜と前記ソース電極との間の前記
薄膜トランジスタを構成する導電膜、半導体膜および絶
縁膜の少なくとも一つと同一の中間膜から形成されてい
ることを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明では、取出し用電極として、第1の取出
し用電極と第2の取出し用電極とからなるものを採用し
ており、そして、第2の取出し用電極が薄膜トランジス
タのゲート絶縁膜、およびこのゲート絶縁膜と絶縁性基
板との間の薄膜トランジスタを構成する導電膜または半
導体膜と同一の中間膜から形成されている(請求項
1)。あるいは第2の取出し用電極が薄膜トランジスタ
のゲート絶縁膜、およびこのゲート絶縁膜とソース電極
との間の薄膜トランジスタを構成する導電膜、半導体膜
および絶縁膜の少なくとも一つと同一の中間膜から形成
されている(請求項2)。
【0016】すなわち、本発明の取出し用電極は、従来
の取出し用電極と同様な構造の第1の取出し用電極に加
えて、従来には無いゲート絶縁膜と中間膜とからなる多
層構造の第2の取出し用電極とにより構成されている。
【0017】したがって、本発明によれば、制御手段の
実装の際に取出し用電極に加わる荷重は、第2の取出し
用電極によって効果的に吸収・分散されるので、制御手
段の実装の際に生じ得る信頼性の低下を防止できる。
【0018】また、多層構造の第2の取出し用電極を用
いたことにより、従来よりも取出し用電極の高さが高く
なり、これにより、例えば、制御手段をCOG実装する
場合において、従来よりも高さの低いバンプを用いるこ
とができるようになり、バンプに起因する信頼性の低下
を防止できる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例に係る液晶表示装置
のアレイ基板の断面図である。このアレイ基板は、大き
く分けて、ゲート電極取出し部、画素部および信号線電
極取出し部とからなる。
【0020】画素部は、透光性絶縁基板1上にマトリク
ス状に配置された画素電極16と、各画素電極毎に設け
られたスイッチング素子としての逆スタガ型TFT2と
から構成されている。
【0021】逆スタガ型TFT2は、透光性絶縁基板1
上に順次設けられたゲート電極11、ゲート絶縁膜1
2、活性層13、オーミックコンタクト層14およびソ
ース・ドレイン電極17,18から構成されている。な
お、15はチャネル保護膜、19はTFT保護膜を示し
ている。
【0022】ゲート電極11はゲート電極取出し部にま
で延びており、このゲート電極取出し部には、ソース・
ドレイン電極17,18と同一の導電膜から形成された
第1のゲート取出し用電極18bと、後述する積み上げ
部としての第2のゲート取出し用電極とが設けられてい
る。
【0023】信号線電極取出し部には、ソース・ドレイ
ン電極17,18と同一の導電膜から形成された第1の
信号線取出し用電極18aと、後述する積み上げ部とし
ての第2の信号線取出し用電極とが設けられている。
【0024】上記第2の信号線取出し用電極は、ゲート
電極11と同一の導電膜11a、ゲート絶縁膜12と同
一の絶縁膜12a、活性層13と同一の半導体層13
a、オーミックコンタクト層14と同一の低抵抗の半導
体層14a、チャネル保護膜15と同一の絶縁膜15a
および画素電極16と同一の導電膜16aにより形成さ
れている。
【0025】同様に、上記第2のゲート取出し用電極
は、ゲート電極11と同一の導電膜11b、ゲート絶縁
膜12と同一の絶縁膜12b、活性層13と同一の半導
体層13b、オーミックコンタクト層14と同一の低抵
抗の半導体層14b、チャネル保護膜15と同一の絶縁
膜15bおよび画素電極16と同一の導電膜16bによ
り形成されている。
【0026】図2は、図1のアレイ基板の製造方法を示
す工程断面図である。まず、図2(a)に示すように、
透光性絶縁基板1上にゲート電極11、第2の信号線取
出し用電極(以下、信号線積み上げ部という)の一部を
構成する導電膜11aおよび第2のゲート取出し用電極
(以下、ゲート積み上げ部という)の一部を構成する導
電膜11bとなるMoTa合金膜を形成した後、このM
oTa合金膜をパターニングしてゲート電極11、導電
層11a,11bを形成する。MoTa合金膜の成膜は
例えばスパッタ法により行ない、また、その膜厚は例え
ば200nmとする。MoTa合金膜の代わりに、Al
膜等の金属膜、あるいはMoW膜などの合金膜を用いて
も良い。
【0027】次に図2(b)に示すように、全面にゲー
ト絶縁膜、信号線積み上げ部およびゲート積み上げ部の
一部を構成する厚さ400nmの絶縁膜120 をCVD
法により形成する。絶縁膜120 としては、例えば、シ
リコン酸化膜やシリコン窒化膜を用いる。
【0028】続いて、絶縁膜120 上に活性層、信号線
積み上げ部の一部を構成する半導体層およびゲート積み
上げ部の一部を構成する半導体層となる厚さ50nmの
半導体層130 をCVD法により形成する。半導体層1
0 としては、例えば、アモルファスシリコン膜を用い
る。
【0029】続いて、半導体層130 上にチャネル保護
膜15、信号線積み上げ部の一部を構成する絶縁膜15
aおよびゲート積み上げ部の一部を構成する絶縁膜15
bとなる厚さ200nmの絶縁膜をCVD法により形成
した後、この絶縁膜をパターニングしてチャネル保護膜
15、絶縁膜15a,15bを形成する。なお、この絶
縁膜15,15a,15b、絶縁膜120 および半導体
層130 はCVD法以外の成膜法により連続形成しても
良い。
【0030】次に図2(c)に示すように、全面にオー
ミックコンタクト層14、信号線積み上げ部の一部を構
成する半導体層14aおよびゲート積み上げ部の一部を
構成する半導体層14bとなる低抵抗の半導体層、例え
ば、厚さ50nmのn+ 型アモルファスシリコン膜をC
VD法により形成した後、これおよび半導体層130
パターニングして、オーミックコンタクト層14、活性
層13、信号線積み上げ部の一部を構成する半導体層1
3a,14a、およびゲート積み上げ部の一部を構成す
る半導体層13b,14bを形成する。
【0031】次に図2(d)に示すように、全面に画素
電極16、信号線積み上げ部の一部を構成する導電膜1
6aおよびゲート積み上げ部の一部を構成する導電膜1
6bとなる例えば厚さ150nmのITO膜をスパッタ
法により形成した後、これおよび絶縁膜120 をパター
ニングして画素電極16、ゲート絶縁膜12、信号線積
み上げ部の一部を構成する導電膜16aおよび絶縁膜1
2a(=12)、ならびにゲート積み上げ部の一部を構
成する導電膜16bおよび絶縁膜12bを形成する。
【0032】次に図2(e)に示すように、全面にAl
やMoなどの金属膜をスパッタ法により400nmの厚
さに形成した後、これをパターニングしてソース・ドレ
イン電極17,18、信号線積み上げ部の一部を構成す
る導電膜18aおよびゲート積み上げ部の一部を構成す
る導電膜18bを形成する。
【0033】最後に、チャネル保護膜15上のオーミッ
クコンタクト層14を除去した後、全面にシリコン窒化
膜等の絶縁膜を堆積し、これをパターニングしてTFT
保護膜19を形成してアレイ基板の基本構造が完成す
る。
【0034】図3は、上記アレイ基板に信号線駆動用I
C20をCOG実装した状態を示す模式図である。信号
線駆動用IC20には電極21、バンプ22が形成され
ている。
【0035】本実施例の場合、信号線電極取出し部に
は、ゲート電極11と同一の導電膜11a、ゲート絶縁
膜12と同一の絶縁膜12a、活性層13と同一の半導
体層13a、オーミックコンタクト層14と同一の低抵
抗の半導体層14a、チャネル保護膜15と同一の絶縁
膜15aおよび画素電極16と同一の導電膜16aから
なる信号線積み上げ部が設けられているので、信号線駆
動用IC20をCOG実装する際に信号線取出し用電極
18aやバンプ22にかかる荷重23は、信号線積み上
げ部を構成する各種層や各種膜により吸収または分散さ
れる。
【0036】したがって、本実施例によれば、上記荷重
によって信号線取出し用電極18aやバンプ22等の電
極にクラックが生じることによる接続不良およびそれに
起因する信頼性の低下を防止できる。
【0037】また、本実施例の場合、信号線積み上げ部
の断面形状が台形状になっているので、信号線取出し用
電極18aのステップカバリッジは良好なものとなり、
これにより、信号線取出し用電極18aの断線による信
頼性の低下を防止できる。
【0038】更に、信号線積み上げ部の分だけ、バンプ
22の高さを従来よりも低くできるので、フォトリソグ
ラフィ技術によるバンプ22の形成(例えば、バンプ2
2のパターニング工程)が容易になる。このような作用
効果は、ゲート電極取出し部においても得られる。
【0039】したがって、本実施例によれば、駆動用I
C(TFT駆動用IC、信号線駆動用IC)をアレイ基
板にCOG実装しても、信頼性の低下を招かない液晶表
示装置が得られるようになる。
【0040】図4は、本発明の本発明の第2の実施例に
係る信号線駆動用ICがCOG実装された液晶表示装置
のアレイ基板の断面図である。なお、図3の信号線駆動
用ICがCOG実装されたアレイ基板と対応する部分に
は図3と同一符号を付してあり、詳細な説明は省略す
る。
【0041】本実施例が先の実施例と異なる点は、信号
線駆動用IC20に電極21、バンプ22を形成する代
わりに、信号線駆動用ICに信号線積み上げ部と同構造
の接続用電極を形成したことにある。
【0042】すなわち、導電膜11a´、絶縁膜12a
´、半導体層13a´、半導体層14a´、絶縁膜15
a´および導電膜16a´からなる信号線積み上げ部と
同構造の接続用電極が信号線駆動用IC20に設けられ
ている。
【0043】本実施例でも、先の実施例と同様に、クラ
ック発生による信頼性の低下を防止できる。更に、本実
施例によれば、バンプが不要になるのでこれに起因する
種々の問題を解決できるようになる。
【0044】図5は、本発明の本発明の第3の実施例に
係る信号線駆動用ICがCOG実装された液晶表示装置
のアレイ基板の断面図である。本実施例が第1の実施例
と異なる点は、信号線駆動用IC20に電極21および
バンプ22を形成する代わりに、信号線駆動用ICに電
極21のみを形成したことにある。この場合もバンプが
不要になるので、第2の実施例と同様な効果が得られ
る。
【0045】図6は、本発明の本発明の第4の実施例に
係る液晶表示装置のアレイ基板の断面図である。本実施
例が第1の実施例と異なる点は、逆スタガ型TFTの代
わりに、コプラナ型TFTを用いたことにある。なお、
図1のアレイ基板と対応する部分には図1と同一符号を
付してある。また、図中、24は層間絶縁膜を示してい
る。
【0046】本実施例によれば、コプラナ型TFTを構
成する各種膜や各種層と同一の膜や層からなる積み上げ
部が形成されているので、第1の実施例と同様な効果が
得られる。
【0047】なお、コプラナ型TFTの代わりに、スタ
ガ型TFTを用いても第1の実施例と同様な効果が得ら
れる。また、第2の実施例、第3の実施例において、逆
スタガ型TFTの代わりに、コプラナ型TFTあるいは
スタガ型TFTを用いても良い。
【0048】図7は、本発明の本発明の第5の実施例に
係る液晶表示装置の液晶パネルの斜視図である。また、
図8は、図7の液晶パネルの断面図である。アレイ基板
31上には対向基板32が接続されている。この対向基
板32の周囲のアレイ基板31上には駆動用IC33が
設けられている。この駆動用IC33はバンプ34を介
してアレイ基板31に接続されている。
【0049】アレイ基板31は、先の実施例と同様に、
ガラス基板と、その上にマトリクス状に配置された画素
電極と、各画素電極毎に設けられたスイッチング素子と
してのTFTなどにより形成されている。駆動用IC3
3は、ガラス基板とその上に形成された半導体素子など
により形成されている。ガラス基板の厚さは0.3mm
〜1.5mmが一般的であるが、多くは0.5mm〜
1.1mmの範囲で製造されている。また、本実施例で
は、駆動用IC33の厚さHA を0.9mm、対向基板
32の厚さHB も同様に0.9mm、半導体素子の厚さ
ICを1.1mmとした。
【0050】本実施例では、上述したように、半導体素
子がガラス基板上に形成された駆動用IC33を用いて
いる。すなわち、駆動用IC33の基板材料とアレイ基
板31の基板材料とが同じ材料である。このため、使用
環境下での温度変化によるアレイ基板31と駆動用IC
33の伸縮がほぼ同じになるので、アレイ基板31、バ
ンプ34、駆動用IC33に加わる熱歪みが低減する。
【0051】したがって、本実施例によれば、アレイ基
板31とバンプ34との接続部や、駆動用IC33とバ
ンプ34との接続部や、バンプ34の内部に生じる破断
を防止でき、信頼性の向上が図れるようになる。
【0052】また、HIC≦HA またはHIC≦HB の関係
になるように、駆動用IC33の厚さを定めることによ
り、駆動用IC33の破損を防止することができるよう
になる。
【0053】図9は、本発明の本発明の第6の実施例に
係る液晶表示装置の液晶パネルの展開図である。本実施
例の液晶パネルが第5の実施例のそれと主として異なる
点は、駆動用IC40を画素部周囲のソース側およびゲ
ート側にそれぞれ1個ずつ搭載したことにある。
【0054】また、駆動用IC40が液晶パネルより突
き出ていることによって生じる破損を防ぐために、HIC
≦HB となるように駆動用IC40の厚さを決めてあ
る。具体的には、アレイ基板41の厚さHA を1.1m
mとし、対向基板42の厚さHB も1.1mmとし、そ
して、駆動用IC40の厚さHICも1.1mmとした。
なお、画素エリアは対角5.6インチである。
【0055】本実施例の場合、駆動用ICが片側1個な
ので、駆動用IC自身が大きくなり、強度を考慮する必
要が生じるが、駆動用IC40の厚さHICを1.1mm
(HIC≦HB )としてあるので破損を防止できる。
【0056】また、組立は、アレイ基板41に駆動用I
C40を搭載した後、これにプリント回路基板44、フ
レキシブルプリント回路基板45を接続し、続いて、モ
ールド枠46に嵌め込め、最後にシールドケース43を
上下より嵌め合せれることにより行なわれる。
【0057】図10は、本発明の第7の実施例に係る液
晶表示装置の液晶パネルの断面図である。本実施例は単
純ドットマトリックスパネルを用いた液晶表示装置の例
である。
【0058】単純ドットマトリックスパネルでは、アレ
イ基板31、対向基板35にはITOなどの透明導電膜
からなる配線が形成され、そして、アレイ基板31の配
線と対向基板35の配線とが配線が直交するように、ア
レイ基板31と対向基板35とが重ね合わされている。
駆動用IC33はアレイ基板31および対向基板35の
配線と接続され、HIC≦HA 、HIC≦HB という関係を
満足している。
【0059】単純ドットマトリックスパネルにおいて
も、アレイ基板31および対向基板35の厚さは、上述
したアクティブマトリックスパネルの場合と同様に同じ
値で良く、本実施例では、0.9mmとしている。ま
た、駆動用IC33の厚さは0.7mmとした。もちろ
ん、アレイ基板31および対向基板35の厚さは異なっ
ていても良く、例えば、アレイ基板31の厚さを1.1
mm、対向基板35の厚さを0.9mmとしても良い。
この場合、駆動用IC33の厚さは、例えば、0.7m
mとする。
【0060】図11は、本発明の第8の実施例に係る液
晶表示装置の液晶パネルの断面図である。本実施例の特
徴は、駆動用IC50を構成するガラス基板の端面が面
取りされていることにある。ガラス基板の端面を面取り
したことで、ガラス基板の端面からの劈開による破損を
防止でき、これにより、信頼性を一段と向上できるよう
になる。なお、ガラス基板の端面の面取りは、端面をR
形状にすることによっても同じ効果を得ることができ
る。
【0061】次に駆動用ICの要部の製造方法について
説明する。すなわち、基板としてガラス基板を用いてそ
の上に半導体素子を形成する方法について説明する。こ
こでは、半導体素子としてコプラナ型TFTを例にとっ
て説明する。
【0062】まず、図12(a)に示すように、透光性
絶縁基板61上に活性層62となるポリシリコン膜を形
成した後、このポリシリコン膜をフォトリソグラフィー
によりパターニングして、所定形状・寸法の活性層62
を得る。
【0063】ここで、透光性絶縁基板61としては、例
えば、石英あるいはガラスからなるもの、または表面が
絶縁コートされたものを用いる。また、活性層62の厚
さは、例えば、50nmとする。その成膜方法として
は、例えば、アモルファスシリコン膜から固相成長によ
り多結晶シリコン膜を形成する方法や、プラズマCVD
法、LPCVD法などのCVD法によりアモルファスシ
リコン膜を形成した後、このアモルファスシリコン膜を
レーザーアニールにより結晶化することにより、ポリシ
リコン膜を形成する方法や、SiH4 、SiF4 、H2
などを原料ガスとしたプラズマCVD法により直接ポリ
シリコン膜を形成する方法がある。
【0064】次に図12(b)に示すように、全面にゲ
ート絶縁膜63を形成した後、ゲート電極64を形成す
る。ここで、ゲート絶縁膜63としては、例えば、シリ
コン酸化膜などの酸化膜や、シリコン窒化膜などの窒化
膜を用い、その膜厚は、例えば、100nmとする。
【0065】ゲート絶縁膜63の成膜方法としては、例
えば、APCVD法、プラズマCVD、ECR−CVD
法などのCVD法を用いる。また、ポリシリコン膜を形
成した後、その一部を熱酸化することにより形成しても
良い。
【0066】ゲート電極64の厚さは、例えば、250
nmとする。また、ゲート電極64の材料としては、例
えば、Al、W、Mo、Taなどの金属、これら金属の
合金あるいはシリサイド、または不純物をドープしたポ
リシリコンを用いる。
【0067】次に図12(c)に示すように、例えば、
ゲート電極64をマスクとして、燐(P)をドーズ量5
×1015cm-3の条件でイオン注入することにより、ソ
ース領域62a、ドレイン領域62bを形成する。この
後、不純物(燐)の活性化を熱アニールまたはエキシマ
レーザーアニールにより行なう。
【0068】次に図12(d)に示すように、全面に厚
さ350nm程度の層間絶縁膜65を形成した後、この
層間絶縁膜65にソース領域62a、ドレイン領域62
bに対するコンタクトホールを開口する。
【0069】次に全面にソース電極66、ドレイン電極
67となる400nm程度のアルミニウム膜をスパッタ
法により形成した後、このアルミニウム膜をパターニン
グして、ソース電極66、ドレイン電極67を形成す
る。なお、アルミニウムの代わりに、金、銅、銀、プラ
チナ、パラジウムからなるソース電極66、ドレイン電
極67を形成しても良い。
【0070】最後に、図12(e)に示すように、シリ
コン酸化膜、シリコン窒化膜等の絶縁膜からなる保護膜
68を形成した後、この保護膜68にドレイン電極67
を取り出すためのコンタクトホールを開口して、コプラ
ナ型TFTの基本構造が完成する。このようにして、最
上層電極(ドレイン電極67)が露出している構造が得
られる。
【0071】なお、ここでは、TFTだけについて説明
したが、アクティブ半導体素子(例えば、バイポーラト
ランジスタ、CMOS)も同様に形成できる。次に上記
駆動用ICの半導体素子(コプラナ型TFT)のバンプ
の形成方法について説明する。
【0072】最上層電極(ドレイン電極67)の表面を
洗浄した後、その表面に接着層やバリア層などの役割と
メッキ用の下地電極としての役割とを持つチタン層(下
層)/ニッケル層(中層)/パラジウム層(上層)の3
層積層膜をスパッタ法により成膜する。
【0073】次にパラジウム層上に金バンプを形成す
る。金バンプの成形方法としては、金バンプとなる金属
膜を形成した後、これをフォトリソグラフィによりパタ
ーニングして形成する方法や、薄膜形成法、印刷法、転
写法などがある。また、ここでは、バンプの材料として
金を用いたが、その代わりに、半田、銅、ニッケル、ア
ルミニウムなどを用いても良い。また、上記フォトリソ
グラフィによるバンプの形成方法の場合に用いるレジス
トは、ポジレジスト、ネガレジストのどちらでも良い。
【0074】次に駆動用ICとアレイ基板との接続する
方法について説明する。上述したように、駆動用ICの
半導体素子にはバンプが形成され、一方、アレイ基板上
には配線が形成されている。この配線は導電性を持った
材料であれば良いが、一般には、液晶パネルの製造プロ
セスにおいて使われている材料が望ましい。
【0075】具体的には、液晶パネルの製造プロセスで
は、ITOやSnO2 などの透明導電膜や、アルミニウ
ム、モリブデン、タンタル、クロム、ニッケル、タング
ステン、チタン、パナジウム、パラジウム、ジルコニウ
ム、ニオブ、プラチナ、コバルトなどの金属単体や、モ
リブデン−タングステンなどの上記金属単体の合金が使
用される。これの中では、ITO、アルミニウム、モリ
ブデン、モリブデン−タングステン、タンタルの使用頻
度が高いが、その中でも、アルミニウムとITOが最も
よく用いられる。
【0076】駆動用ICとアレイ基板との接続方法は、
配線材料、バンプ材料により種々選択できる。例えば、
バンプ材料が金、配線材料がITOの場合には、金バン
プ上にさらに銀ベーストなどの導電性ペーストを介して
接続する方法や、異方性導電接着剤を介して接続する方
法や、直接絶縁性樹脂のみを介して接続する方法などが
ある。
【0077】また、バンプ材料が金、配線材料がアルミ
ニウムであれば、例えば、固相拡散接続を用いる。この
場合、例えば、半導体素子を350℃に加熱し、液晶パ
ネルを80度に加熱し、そして、1バンプ当たり15g
の荷重で1秒間圧接すると良い。
【0078】以上説明したプロセスによってアレイ基板
と駆動用ICとを接続し、出画によって液晶パネルの動
作を調べたところ、所定通りに動作することを確認し
た。なお、本実施例では、バンプが形成された半導体素
子(駆動用IC)とアレイ基板との接続について述べた
が、一般の半導体素子の電極は、周囲がバッシベーショ
ン等によって保護されているため、わずかながら凹んで
いる。このため、新たに突起上の電極であるバンプを形
成する必要が生じることになる。しかし、電極が凸状に
なっている場合には、バンプを形成することなしに直接
半導体素子をアレイ基板ルに接続しても良い。また、バ
ンプを形成する代りに微小導電粒子を選択的に配置して
それをバンプとして用いても良い。
【0079】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、上記実施例を適宜組み合わせ
ても良い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
種々変形して実施できる。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、制
御手段の実装の際に取出し用電極に加わる荷重は、第2
の取出し用電極によって効果的に吸収・分散されるの
で、制御手段の実装の際に生じ得る信頼性の低下を防止
できるようになる。
【0081】また、多層構造の第2の取出し用電極を用
いたことにより、従来よりも取出し用電極の高さが高く
なり、これにより、例えば、制御手段をCOG実装する
場合において、従来よりも高さの低いバンプを用いるこ
とができるようになり、バンプに起因する信頼性の低下
を防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る液晶表示装置のア
レイ基板の断面図
【図2】図1のアレイ基板の製造方法を示す工程断面図
【図3】アレイ基板に信号線駆動用IC20をCOG実
装した状態を示す模式図
【図4】本発明の本発明の第2の実施例に係る信号線駆
動用ICがCOG実装された液晶表示装置のアレイ基板
の断面図
【図5】本発明の本発明の第3の実施例に係る信号線駆
動用ICがCOG実装された液晶表示装置のアレイ基板
の断面図
【図6】本発明の本発明の第4の実施例に係る液晶表示
装置のアレイ基板の断面図
【図7】本発明の本発明の第5の実施例に係る液晶表示
装置の液晶パネルの斜視図
【図8】図7の液晶パネルの断面図
【図9】本発明の本発明の第6の実施例に係る液晶表示
装置の液晶パネルの展開図
【図10】本発明の第7の実施例に係る液晶表示装置の
液晶パネルの断面図
【図11】本発明の第8の実施例に係る液晶表示装置の
液晶パネルの断面図
【図12】駆動用ICの製造方法を示す工程断面図
【図13】従来の液晶表示装置のアレイ基板の構成を示
す斜視図
【図14】従来の液晶表示装置のアレイ基板の構成を示
す模式図
【図15】スイッチング素子として逆スタガ型TFTを
用いた場合の従来のアレイ基板の構成を示す断面図
【図16】信号線駆動用ICをCOG実装したアレイ基
板の要部を示す断面図
【符号の説明】
1…透光性絶縁基板、2…逆スタガTFT、11…ゲー
ト電極、12…ゲート絶縁膜、13…活性層、14…オ
ーミックコンタクト層、15…チャネル保護膜、16…
画素電極、17,18…ソース・ドレイン電極、19…
TFT保護膜、20…信号線駆動用IC、21…電極、
22…バンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 雅之 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性基板上にマトリクス配列された画素
    電極、各画素電極に設けられたスイッチング素子として
    の薄膜トランジスタからなる画素部と、 この画素部の周囲の前記絶縁性基板上に設けられ、前記
    薄膜トランジスタに接続する取出し用電極と、 この取出し用電極を介して前記薄膜トランジスタに接続
    し、前記薄膜トランジスタを制御する制御手段とを具備
    してなり、 前記取出し用電極は、第1の取出し用電極と、この第1
    の取出し用電極の下部に設けられた第2の取出し用電極
    とからなり、 前記第1の取出し用電極は、前記薄膜トランジスタのソ
    ース・ドレイン電極と同一の導電膜から形成され、 前記第2の取出し用電極は、前記薄膜トランジスタのゲ
    ート絶縁膜、およびこのゲート絶縁膜と前記絶縁性基板
    との間の前記薄膜トランジスタを構成する導電膜または
    半導体膜と同一の中間膜から形成されていることを特徴
    とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】絶縁性基板上にマトリクス配列された画素
    電極、各画素電極に設けられたスイッチング素子として
    の薄膜トランジスタからなる画素部と、 この画素部の周囲の前記絶縁性基板上に設けられ、前記
    薄膜トランジスタに接続する取出し用電極と、 この取出し用電極を介して前記薄膜トランジスタに接続
    し、前記薄膜トランジスタを制御する制御手段とを具備
    してなり、 前記取出し用電極は、第1の取出し用電極と、この第1
    の取出し用電極の下部に設けられた第2の取出し用電極
    とからなり、 前記第1の取出し用電極は、前記薄膜トランジスタのソ
    ース・ドレイン電極と同一の導電膜から形成され、 前記第2の取出し用電極は、前記薄膜トランジスタのゲ
    ート絶縁膜、ならびにこのゲート絶縁膜と前記ソース電
    極との間の前記薄膜トランジスタを構成する導電膜、半
    導体膜および絶縁膜の少なくとも一つと同一の中間膜か
    ら形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記薄膜トランジスタは逆スタガ型薄膜ト
    ランジスタであり、前記第2の取出し用電極を構成する
    前記導電膜は前記薄膜トランジスタのゲート電極と同一
    の導電膜、前記第2の取出し用電極を構成する前記半導
    体膜は前記薄膜トランジスタの活性層と同一の半導体
    膜、前記第2の取出し用電極を構成する前記絶縁膜は前
    記薄膜トランジスタのチャネル保護膜と同一の絶縁膜か
    ら形成されたものであることを特徴とする請求項2に記
    載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記薄膜トランジスタはコプラナ型薄膜ト
    ランジスタであり、前記第2の取出し用電極を構成する
    前記導電膜は前記薄膜トランジスタのゲート電極と同一
    の導電膜、前記第2の取出し用電極を構成する前記絶縁
    膜は前記薄膜トランジスタの層間絶縁膜と同一の絶縁膜
    から形成されたものであることを特徴とする請求項2に
    記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】前記駆動手段は、前記取出し用電極にCO
    G実装された駆動用ICであることを特徴とする請求項
    1〜請求項4のいずれかに記載の液晶表示装置。
JP19154394A 1994-08-15 1994-08-15 液晶表示装置 Expired - Fee Related JP3272873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19154394A JP3272873B2 (ja) 1994-08-15 1994-08-15 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19154394A JP3272873B2 (ja) 1994-08-15 1994-08-15 液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0854642A true JPH0854642A (ja) 1996-02-27
JP3272873B2 JP3272873B2 (ja) 2002-04-08

Family

ID=16276429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19154394A Expired - Fee Related JP3272873B2 (ja) 1994-08-15 1994-08-15 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3272873B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990018395A (ko) * 1997-08-27 1999-03-15 윤종용 다결정 실리콘 박막 트랜지스터 액정 표시 소자의 제조 방법
JP2002366051A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Sanyo Electric Co Ltd 集積回路チップ及びこれを用いた表示装置
JP2010097212A (ja) * 2008-09-19 2010-04-30 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置およびその作製方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990018395A (ko) * 1997-08-27 1999-03-15 윤종용 다결정 실리콘 박막 트랜지스터 액정 표시 소자의 제조 방법
JP2002366051A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Sanyo Electric Co Ltd 集積回路チップ及びこれを用いた表示装置
JP2010097212A (ja) * 2008-09-19 2010-04-30 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置およびその作製方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3272873B2 (ja) 2002-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2963529B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置
US7276732B2 (en) Thin film transistor array panel
US20030201436A1 (en) Thin-film transistor display devices
KR101484063B1 (ko) 박막 트랜지스터 표시판 및 그의 제조 방법
EP0315319B1 (en) Liquid crystal display device
EP0683525B1 (en) Thin-film transistor array for display
KR101171187B1 (ko) 박막 트랜지스터 표시판, 그 제조 방법 및 이를 포함하는액정 표시 장치
JPH05243333A (ja) 薄膜電界効果型トランジスタ基板
JPH0843860A (ja) 低電圧駆動アクティブ・マトリックス液晶ディスプレイにおける電気的に分離されたピクセル・エレメント
US20020164860A1 (en) Method of fabricating thin-film transistor
JP4403354B2 (ja) 薄膜回路基板
JP3272873B2 (ja) 液晶表示装置
JP3329273B2 (ja) 表示装置及びその製造方法
US20060258033A1 (en) Active matrix substrate and method for fabricating the same
JPH08213626A (ja) 薄膜半導体装置及びその製造方法
JPH10321865A (ja) 液晶表示素子駆動用薄膜トランジスタ及びその製造方法
JPH0713180A (ja) 液晶表示装置
JP2004013003A (ja) 液晶表示装置
JP3231487B2 (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置
JP2003156764A (ja) 薄膜トランジスタアレイ基板の製造方法およびそれを備える液晶表示装置
JPH05119332A (ja) 液晶表示装置
JP2000029071A (ja) 表示装置用アレイ基板、及びその製造方法
JPH0572561A (ja) アクテイブマトリクス基板
JPH10209452A (ja) 薄膜トランジスタ及びその製造方法
JP2002108245A (ja) マトリクスアレイ基板

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees