JPH085104Y2 - フードサポートロツド構造 - Google Patents

フードサポートロツド構造

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JPH085104Y2
JPH085104Y2 JP1989117366U JP11736689U JPH085104Y2 JP H085104 Y2 JPH085104 Y2 JP H085104Y2 JP 1989117366 U JP1989117366 U JP 1989117366U JP 11736689 U JP11736689 U JP 11736689U JP H085104 Y2 JPH085104 Y2 JP H085104Y2
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JP
Japan
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hood
support rod
back surface
rod structure
free end
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JP1989117366U
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雅央 井上
利恭 伊東
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のフードを支持するためのフード
サポートロツド構造に関する。
【従来の技術】
従来のフードサポートロツド構造としては、例えば実
開昭59−10677号公報に開示されるようなものがある。 このような従来のフードサポートロツド構造において
は、例えば第3図に示されるように、サポートロツド1
の自由端側に樹脂クリツプ2を取付け、フード3を支持
する際に、サポートロツド1が倒れ込み、該樹脂クリツ
プ2の先端のクランプ部4がフード裏面3Aの係合孔5に
挿入されるとき、フード裏面3Aと接触する平坦面を備え
た鍔部6を有している。
【考案が解決しようとする課題】
第3図のフードサポートロツド構造においては、前記
鍔部6の、フード裏面3Aとの当り面が平坦面となつてい
るので、フード3の高さが違う場合は、鍔部6のエツジ
6Aがフード裏面3Aに点接触して、該エツジ6Aによるフー
ド裏面3Aの塗装の損傷及びその剥れを生じるという問題
点がある。 これに対して、例えば実開昭64−39180号に開示され
る(第4図参照)のように、樹脂クリツプ7の鍔部8外
周のフード側角部9A、9Bを円弧状にすることも考えられ
るが、この場合、エツジによるフード裏面34の塗装の損
傷及び剥れを防止できるが、鍔部8の上側角部9Aとフー
ド裏面3Aが接触するとき(第4図2点鎖線参照)、鍔部
8下側角部9Bとフード裏面3Aとの間隙Gが大きくなり、
フード3が風に煽られてガタつきが発生し易く、ガタつ
きが大きくなり、且つこれが連続した場合、樹脂クリツ
プ7が係合孔5から抜け出す恐れがある。 この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもの
であつて、高さの異なるフードに適用しても、鍔部によ
るフード裏面の損傷、塗装剥れを生じることがなく、且
つ、フードが風に煽られてもフードサポートロツドの自
由端がフードの係合孔から抜け出し難いフードサポート
ロツド構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この考案は、基端側が自動車の車体に枢支され、自由
端側が、開状態のフード裏面の係合部、又は、車体側の
格納部に倒れ込んで係合し、且つ、離脱自在とされ、前
記自由端は、前記フード裏面に形成された係合孔に挿入
され得るクランプ部と、該クランプ部の係合孔への挿入
時に前記フード裏面に当接する鍔部と、を一体的に備え
てなるフードサポートロツド構造において、前記鍔部の
前記フード裏面に当接する面全体を、倒れ込み方向に対
して直交する側面から見て該フード側に凸の湾曲面とす
ることにより上記目的を達成するものである。
【作用】
この考案においては、鍔部のフード裏面に当接する面
全体が、該フード側に凸の湾曲面とされているので、高
さの異なるフードに対しても、鍔部のエツジが該フード
の裏面に点接触することがなく、且つ、フードサポート
ロツドの自由端が係合孔内に深く入り込んだ状態で、湾
曲面のいずれかの個所で面接触し、フード裏面の損傷及
び塗装剥れを防止することができると共に、フードが風
に煽られても、該自由端が係合孔から抜け出し難くする
ことができる。
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 この実施例は、第1図及び第2図に示されるように、
フードサポートロツド10の自由端側に取付けられた樹脂
クリツプ12の鍔部14を、車体側方(フードサポートロツ
ド10の倒れ込み方向に対して直交する方向)から見て、
開状態のフード16に対して該フード16方向に全体が凸と
なる湾曲面18を形成し、該湾曲面18がフード16のフード
インナ16Aの裏面に当接するようにしたものである。 図の符号20はフードインナ16Aに形成された係合孔、2
2は樹脂クリツプ12の一部であつて、開状態のフード16
における前記係合孔20に挿入されるクランプ部をそれぞ
れ示す。 なお、このフードサポートロツド構造においては、図
示は省略されているが、通常のフードサポートロツドと
同様に、フードサポートロツド10の基端側が自動車24の
車体に枢支され、又、樹脂クリツプ12は車体側の格納部
に係脱自在とされている。 上記実施例において、第2図に実線で示されるような
高さの低いフードに対しては、そのフードインナ16Aの
裏面が鍔部14に対して図において湾曲面18の左上部へ接
触し、又、高さの高いフードの場合は、第2図に二点鎖
線で示されるように、鍔部14の湾曲面18における、図に
おいて右下側部分でそれぞれ面接触する。 従つて、フードの高さが一定範囲で相違する場合で
も、鍔部14の湾曲面18を、これらフードの裏面に面接触
させることができる。 このため、鍔部14のエツジによるフード裏面の損傷、
塗装剥れが生じることがない。 又、鍔部14のフード側面の全体が湾曲面とされている
ので、フード16への面接触状態で、樹脂クリツプ12が係
合孔20内に深く入り込み、フード16が風に煽られてもガ
タつきが生じ難く、従つて、樹脂クリツプ12が係合孔20
から抜け出し難くなる。 なお、上記実施例は、フードサポートロツド10の先端
に樹脂クリツプ12を取付けたものであるが、本考案はこ
れに限定されるものでなく、フードサポートロツドの自
由端側が、フード裏面の係合孔に挿入されるとき、該フ
ード裏面に当接する鍔部を備えたものに一般的に適用さ
れ得るものである。
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成したので、フードを開状
態で支持するとき、該フードの高さが一定範囲で異なる
場合でも、フード裏面に鍔部が面接触し、そのエツジが
接触することがなく、従つて、エツジ接触によるフード
裏面の損傷、塗装剥れを防止することができると共に、
フード開度、高さの異なる車種にも、フードサポートロ
ツドを共用化することができ、更に、フードサポートロ
ツドの自由端が係合孔内に深く入り込むので、フードが
風に煽られても該自由端が係合孔から抜け出し難いとい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフードサポートロツド構造の実施
例を示す略示側面図、第2図は同実施例の要部を拡大し
て示す断面図、第3図は従来のフードサポートロツド構
造を示す第2図と同様の断面図、第4図は他の従来のフ
ードロツドサポート構造を示す第2図と同様の断面図で
ある。 10…フードサポートロツド、12…樹脂クリツプ、14…鍔
部、16…フード、16A…フードインナ、18…湾曲面、20
…係合孔、22…クランプ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端側が自動車の車体に枢支され、自由端
    側が、開状態のフード裏面の係合部、又は、車体側の格
    納部に倒れ込んで係合し、且つ、離脱自在とされ、前記
    自由端は、前記フード裏面に形成された係合孔に挿入さ
    れ得るクランプ部と、該クランプ部の係合孔への挿入時
    に前記フード裏面に当接する鍔部と、を一体的に備えて
    なるフードサポートロツド構造において、前記鍔部の前
    記フード裏面に当接する面全体を、倒れ込み方向に対し
    て直交する側面から見て該フード側に凸の湾曲面とした
    ことを特徴とするフードサポートロツド構造。
JP1989117366U 1989-10-05 1989-10-05 フードサポートロツド構造 Expired - Fee Related JPH085104Y2 (ja)

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JPH0355382U JPH0355382U (ja) 1991-05-28
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004037630A1 (ja) * 2002-10-24 2004-05-06 Ohashi Tekkou Kabushiki Kaisya ロッド及び合成樹脂部品の取付構造

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JPH0355382U (ja) 1991-05-28

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