JPH08509996A - 芳香付けされた洗濯用洗浄剤粉末 - Google Patents

芳香付けされた洗濯用洗浄剤粉末

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JPH08509996A JP6515645A JP51564593A JPH08509996A JP H08509996 A JPH08509996 A JP H08509996A JP 6515645 A JP6515645 A JP 6515645A JP 51564593 A JP51564593 A JP 51564593A JP H08509996 A JPH08509996 A JP H08509996A
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バーチ、リチャード・アーサ
リーク、ジョン
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ノック、アンソニー
ペリング、キース・ダグラス
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、芳香付けされた、さらさらの濃縮された洗濯用洗浄剤粉末(濃厚物)であって、30:1未満の全固体成分の全液体成分に対する比率を有し、香料がキャリヤー粒子上に収着されており、キャリヤー粒子が香料放出試験において少なくとも60%w/wの香料を放出し、香料安定性試験において不活性であると規定される洗浄剤粉末に関する。本発明は、また、さらさらの濃縮された洗濯用洗浄剤粉末を芳香付けするために設計されたキャリヤー上の香料系にも関する。キャリヤー粒子が無機であり、少なくとも25%w/wの香料含有率を有するのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】 芳香付けされた洗濯用洗浄剤粉末発明の分野 本発明は芳香付けされた洗濯用洗浄剤粉末に関し、そして洗濯用洗浄剤粉末に 配合するためのキャリヤー上の香料(perfume-on-carrier)系に関する発明の背景 洗濯用の洗浄剤粉末は広範囲の組成に広がっている。伝統的(即ち、「通常の 」)製品は、合計で8乃至20重量%、より一般的には10乃至15重量%の洗浄剤界 面活性剤濃度で代表される。界面活性剤は、本質的に、アニオン性、非イオン性 、カチオン性、双性又は両性でよく、市販の製品は全ての種類の界面活性剤を含 むことができるが、主要形態は一般にアニオン性である(即ち、アニオン性界面 活性剤は界面活性剤全体の50%以上である)。典型的な洗浄剤界面活性剤は、シ ュワルツ(Schwartz)、ペリー(Perry)、及びバーチ(Birch)の「界面活性剤 と洗浄剤(Surfactant Surface Agents and Detergents)」第2巻、インターサ イエンス・パブリッシャーズ(Interscience Publishers)(1958)に詳細に説 明されている。洗濯用洗浄剤組成物の残りは、一般に、ビルダー、充填剤(fill ers)、水分、汚れ解放及び汚れ懸濁及び再付着防止剤、及びその他の選択的な 添加剤から成り、選択的な添加剤は例えば、加工助剤、蛍光増白剤、染料、起泡 調節剤、腐食防止剤、香料、pH調節剤、酵素、安定剤、漂白剤、及び漂白剤活 性剤などのようなものである。通常の洗濯用洗浄剤組成物中の固体成分の濃度は 、通常は75%以上であり、85%以上であることも多い。そのような組成物用の香 料の装填量は一般に0.05〜0.4%の範囲内であり、より一般的には0.1〜0.3%で あり、通常の浄剤組成物中の固体成分の有機液体成分に対する比率は通常は少な くとも30:1であり、実用的には、例えば少なくとも150:1から500:1までの ように、かなり高い傾向がある。 洗濯用洗浄剤粉末濃厚物(concentrates)及び超濃厚物(hyperconcentrates )(本明細書中では、以下では「濃厚物」と呼ぶ)は、比較的新しい製品の部分 を代表するものであり、これらは世界的に商業的な重要性が増すものと考えられ る。 これらの濃厚な生成物は上述のものとかなり異なる組成を有する。 濃厚物中の洗浄剤界面活性剤の合計濃度は一般に粉末の15〜60重量%の範囲内 にあり、20〜40重量%がより一般的である。界面活性剤の濃度の相違に加えて、 もう1つの主要な相違は、充填剤のような低機能性物質の濃度に関する。濃厚物 中においては例えば硫酸ナトリウムの濃度が6重量%を越えることは希であり、 或いはさらに2重量%を越えることは希であるが、通常の粉末中においては20〜 30重量%の濃度が一般的である。活性成分の組成は通常の生成物の組成、即ち、 主にアニオン性界面活性剤、に類似のものでよいが、これに限定されるものでは なく、例えば、高比率の非イオン性界面活性剤も有利に使用できる。スマルダー ス(Smulders)とクリング(Kring)(Chemistry and Industry、1990年3月、1 60〜163頁)は、高比率の非イオン性界面活性剤の使用は少なくともヨーロッパ では洗浄剤工業においてかなりの流行になっていると報告されている。高濃度の 非イオン性界面活性剤を含む洗浄剤粉末組成物の例は、EP 228011、EP 168102、 EP 425277、及びEP 120492に開示されている。多くの非イオン性界面活性剤は環 境温度において液体である。「通常のもの」と濃厚物との間のもう1つの相違は 、濃厚物に配合される香料のパーセンテージが通常の粉末用よりも高い傾向にあ ることであり、一般に0.1重量%よりも高く、通常は粉末の0.4〜2.5重量%の範 囲内であり、0.5〜1.5重量%がより一般的である。 従って、本明細書の目的に関連して、濃厚物は、少なくとも15%w/w(そして 好ましくは少なくとも20%w/w)の合計界面活性剤、及び少なくとも0.1%w/w、 好ましくは少なくとも0.4%w/wの香料を含むものとして定義される。通常のもの と濃厚物との間のこれらの相違の結果は、特定の濃厚物に関して、全固体成分の 全有機液体成分に対する比率が30:1未満になり、或いはさらに10:1未満にも なり、「粘着性(stickness)」と塊形成のために生成物の製造と貯蔵上の問題 が生じるということである。特に、比較的高濃度の液体非イオン性界面活性剤を 含む濃厚物に関しては、粒子の形成からプロセス上の問題が生じ、製造中の取扱 いが難しく、製品のエンドユーザーに対して許容できないほど大きい粉末の凝集 体が形成する可能性がある。粉末形成の最適化の後でさえ、これらの系に香料の ような液体成分をさらに添加すると、粒子の凝集とアグロメレーションの傾向を 悪 化させることが判明した。特に、香料をベース粉末に後から投与する場合と、高 濃度の香料を配合する場合に、そうである。 従来技術の文献は、固体キャリヤーの使用を経由して香料を配合する多くの例 を示しており、固体キャリヤーは本質的に無機又は有機、或いは両方である。 GB 2066839には、多孔質キャリヤー上に10〜65重量%の濃度で収着された香料 を含む洗浄剤粉末が開示されている。キャリヤーは、ポリアクリレート、ポリビ ニルクロリド、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、ポリスチレン、水和二酸化珪素、 二酸化チタン、三酸化アルミニウム、又はそれらの混合物のような広範囲の支持 体から選択された高表面積の収着剤である。これに開示されている発明の第1の 目的は、芳香付けされた粉末生成物の貯蔵中の揮発及び化学的攻撃による香料の 損失を減少させることである。 GB 1306924には、香料と粒状シリカ、より詳細には、微粉砕シリカと吸収剤シ リカゲルの混合物、から製造された、さらさらの粉末形態の香料粒子が開示され ている。これらの粒子中の芳香剤装填量は70%のように高い。製造は経済的であ り、ただ単に香料をシリカと混合し、その後ふるい分けすることを含む。タルカ ムパウダー、研磨剤、防臭剤、トイレットブロック(toilet blocks)、バスク リスタル(bath crystals)、及びフットパウダー(foot powders)において使 用するのに適する芳香付けされた粒子の例が開示されている。洗浄剤粉末におけ る使用は開示されておらず、濃厚物内での香料の安定性については何も開示され ていない。また、親水性又は嵩密度のような物理的特性も開示されていない。 米国特許第4209417号には、水溶性ポリマーを乳化剤と併用して調製された芳 香付けされた粒子を使用することが教示されている。これらの粒子中の香料の装 填量は高くてもよいが(30〜70%)、製造プロセスは大体積の水性分散体を乾燥 させることを含み、生産性と経済性が悪い。さらに、香料は水不溶性でなければ ならない。GB 2090278の教示も同様であるが、ただし、芳香付けされた粒子は水 を含むが、無水アルカリ金属塩のような過剰の水和可能な粉末物質を含有させる ことによって、さらさらである点が異なる。香料の最大可能装填量はそれによっ てかなり減少する。 EP 334666に開示されているような、洗濯用洗浄剤組成物用のキャリヤー上の 香料系は、選択された固体非イオン性又はカチオン性界面活性剤のような布直接 性(fabric substantive)キャリヤーを使用することによって香料を効率的に布 に分配するように設計されている。これのプロセスは、各成分を溶融ブレンドし 、その後噴霧冷却することを含み、得られる香料装填量は低い傾向がある(25% w/w以下)。香料の同様な目的の分配がEP 376385に記載されているマイクロカプ セルによって得られるが、ここでは、香料とポリカチオン性及びポリアニオン性 物質から調製された複雑なコアセルベート(coacervate)が水不溶性カチオン性 布柔軟剤によって被覆されている。カチオン性布柔軟剤は布への香料の分配を容 易にする。これらの発明のいずれにおいても、製造コストは比較的高く、比較的 複雑な処理工程を必要とする。 GB 2140820及びGB 2141730には、布接着剤(fabric-adhesive agent)の選択 的な被覆を有する、ゼオライト又はクレーに基づくキャリヤー上の香料系が記載 されているが、これらのキャリヤー上の香料装填量は低い(10%以下)。これら のキャリヤー系はゼオライト又はクレーによって布に香料を分配するように設計 されており、ここでゼオライト又はクレーは洗濯中に布と接触してその中に分散 されるようであり、それらは洗浄剤溶液中でさえも十分な香料を保持するのに十 分な程疎水性である。 EP 332259及びEP 332260は、それぞれ洗浄剤粉末及び布柔軟剤中におけるシリ カ香料キャリヤーの使用が説明されている。シリカは広範囲の種類に渡り、粒度 は0.001ミクロン(ヒュームドシリカ)から15ミクロン(シリカゲル)であり、 表面積は100〜800m2/gである。洗濯用洗浄剤粉末に関しては、好ましいシリ カは0.007〜0.025ミクロンの範囲内の粒度を有するヒュームド型のものであるが 、シリカゲルも使用することができ、その場合の好ましい粒度は1〜8ミクロン である。これらのシリカキャリヤーは、0.01〜0.5%の濃度の香料を与え、香料 が洗浄剤組成物中に存在する攻撃的な漂白剤からの保護を必要とする成分を含む 洗浄剤組成物における使用に対して最適化されている。これらの洗浄剤組成物は 10〜25%の洗浄性界面活性剤を含むのが好ましい。与えられている例は、アニオ ン型界面活性剤の濃度が高く、固体の有機液体に対する比率が高い。 EP 332259中には、「香料を漂白剤から分離し保護することに加えて、シリカ粒 子は布上に付着し、布への香料の分配を改善すると考えられる」と記載されてい る。発明の要約 本発明の目的は、香料を添加することによって洗浄剤粉末の流動特性に悪影響 を与えないように、濃厚物に粒子形態の香料を配合する方法を提供することであ る。本発明のもう1つの目的は、濃厚物に配合するためのキャリヤー上の香料系 であって、香料がそれらの結合性(integrity)を保持し、従来的洗濯中に実質 的に全てのそれらの芳香剤を洗浄液体中に放出できるキャリヤー上の香料系を提 供することである。発明の詳細な説明 1つの面において、本発明は、芳香付けされた、さらさらの濃縮された洗濯用 洗浄剤粉末(濃厚物)であって、30:1未満の全固体成分の全液体成分に対する 比率を有し、少なくとも0.1%w/wの香料を含み、香料がキャリヤー粒子上に収着 されており、キャリヤー粒子が本明細書中において以下で説明する香料放出試験 (Perfume Release Test)において少なくとも60%w/wの香料を放出し、本明細 書中において以下で説明する香料安定性試験(Perfume Stability Teat)におい て不活性であると規定される、芳香付けされた、さらさらの濃縮された洗濯用洗 浄剤粉末(濃厚物)を提供する。 もう1つの面において、本発明は、キャリヤー上の香料系であって、キャリヤ ー粒子が本明細書中において以下で説明する香料放出試験において少なくとも60 %w/wの香料を放出し、本明細書中において以下で説明する香料安定性試験にお いて不活性であると規定される、キャリヤー上の香料系を提供する。 本発明の目的に関して、濃縮された洗濯用洗浄剤粉末(濃厚物)は、 少なくとも15%w/w、好ましくは少なくとも20%w/w、より好ましくは20乃至60 %w/w、の洗浄剤界面活性剤(簡潔にするために以下では「界面活性剤」という )、 10%w/w未満、好ましくは6%w/w未満、より好ましくは2%w/w未満、の硫酸 ナトリウムのような充填剤、 を含む洗浄剤粉末として定義される。 さらに、濃厚物は少なくとも600g/lの嵩密度を有するのが好ましい。 最後に、濃厚物は、一般に、ビルダー(トリポリ燐酸ナトリウムのような燐酸 塩、ゼオライト、又はNTA)、汚れ懸濁剤及び再付着防止剤、酵素、蛍光増白 剤、加工助剤、染料、起泡調節剤、腐食防止剤、pH調節剤、安定剤のようなそ の他の成分を含む。漂白洗浄剤は、漂白剤及び漂白剤活性剤も含む。 本発明は、特に、かなりの比率、即ち、35%w/w以上の界面活性剤が環境温度 で液体である濃厚物に関する。これに関連して、多くの場合特定の界面活性剤は 実際には化学的に密接に関係しているがわずかに異なる成分の混合物(例えば、 種々の重合度を有するポリマーの混合物)であることは考慮されなければならな い。従って、そのような生成物は鋭い融点を持たない。本発明の目的に関連して 、界面活性剤は、25℃及びそれ以上の温度で50%以下の固体しか含まないとき、 液体であると見なされる。 この定義の下では、大多数のアニオン性、カチオン性、双性、及び両性の界面 活性剤は固体であり、液体のカテゴリーに入る界面活性剤は主に非イオン性であ るが、固体の非イオン性界面活性剤も多く存在する。 従って、本発明はまた特に、界面活性剤のかなりの部分が非イオン性タイプの ものである濃厚物に関する。1つの実施態様において、本発明は、主に非イオン 性界面活性剤とアニオン性界面活性剤を含み、非イオン性界面活性剤のアニオン 性界面活性剤に対する比率が少なくとも3:2であり、界面活性剤の総量の少な くとも35%w/wが液体である、濃厚物に関する。従って、これらの濃厚物におい ては、一般に、非イオン性界面活性剤の少なくとも60%w/wが液体である。もう 1つの実施態様において、本発明は、全ての界面活性剤が非イオン性であり、そ の少なくとも35%w/wが液体である、濃厚物に関する。 本発明の濃厚物は、本発明のキャリヤー上の香料系を、濃厚物中少なくとも0. 1%w/w(濃厚物全体に基づいて計算して)の香料、好ましくは0.4〜2.5%w/wの 香料、より好ましくは0.5〜1.5%w/wの香料、を与える量で含む。添加されるキ ャリヤー上の香料系の実際の量は、以下で説明するように、キャリヤー上の香料 系中の香料含有率にも依存する。 本明細書中において使用される場合、「香料」という用語は、1種以上の香料 成分から成る実質的に水不溶性の組成物であって、所望により適当な溶媒又は希 釈剤と混合されているものを意味し、これらは添加される洗浄剤生成物、及び/ 又は洗浄液、皮膚、髪の毛又は布に所望の匂いを付与するために使用されるもの である。 香料成分は、嗅覚的な寄与のみのため又は主に嗅覚的な寄与のために添加され る香料の構成成分である。香料成分は、例えば、エキス、精油、アブソリュート (absolutes)、レジノイド(resinoids)、レジン(resins)、コンクリート( conretes)、その他のような天然産の生成物でよいが、飽和及び不飽和化合物、 脂肪族、炭環式、及びヘテロ環式化合物を含む、炭化水素、アルコール、アルデ ヒド、ケトン、エーテル、酸、エステル、アセタール、ケタール、ニトリル、そ の他のような合成物質でもよい。そのような香料成分は、例えば、S.Arctander のPerfume and FlavorChemicals(Montclair,ニュージャージー州、1969)、S .ArctanderのPerfume and Flavor Materials of Natural Origin(Elizabeth, ニュージャージー州、1960)、及び米国イリノイ州、WheatonのAllured Publish ing Co.発行の“Flavor and Fragrance Materials−1991”に記載されている。 香料成分の例は、ゲラニオール、ゲラニルアセテート、リナロール、リナリル アセテート、テトラヒドロリナロール、シトロネロール、シトロネリルアセテー ト、ジヒドロミルセノール、ジヒドロミルセニルアセテート、テトラヒドロミル セノール、テルピネオール、テルピニルアセテート、ノポール、ノピルアセテー ト、2−フェニルエタノール、2−フェニルエチルアセテート、ベンジルアルコ ール、ベンジルアセテート、ベンジルサリチレート、スチラリルアセテート、ベ ンジルベンゾエート、アミルサリチレート、ジメチルベンジルカルビノール、ト リクロロメチルフェニルカルビニルアセテート、p−tert−ブチルシクロヘ キシルアセテート、イソノニルアセテート、ベチベリルアセテート、ベチベロー ル、α−ヘキシルシンナムアルデヒド、2−メチル−3−(p−tert−ブチ ルフェニル)プロパナール、2−メチル−3−(p−イソプロピルフェニル)プ ロパナール、3−(p−tert−ブチルフェニル)プロパナール、トリシク ロデセニルアセテート、トリシクロデセニルプロピオネート、4−(4−ヒドロ キシ−4−メチル−ペンチル)−3−シクロヘキセンカルボアルデヒド、4−( 4−メチル−3−ペンテニル)−3−シクロヘキセンカルボアルデヒド、4−ア セトキシ−3−ペンチルテトラヒドロピラン、3−カルボキシメチル−2−ペン チルシクロペンタン、2−n−ヘプチルシクロペンタノン、3−メチル−2−ペ ンチル−2−シクロペンテノン、n−デカナール、n−ドデカナール、9−デセ ノール−1、フェノキシエチルイソブチレート、フェニルアセトアルデヒドジメ チルアセタール、フェニルアセトアルデヒドジエチルアセタール、ゲラニルニト リル、シトロネリルニトリル、セドリルアセテート、3−イソカンフィルシクロ ヘキサノール、セドリルメチルエーテル、イソロンギフォルアノン、オーベピン ニトリル、オーベピン、ヘリオトロピン、クマリン、オイゲノール、バニリン、 ジフェニルオキシド、ヒドロキシシトロネラール、イオノン、メチルイオノン、 イソメチルイオノン、イロン、シス−3−ヘキセノール及びそれらのエステル、 インダンムスク、テトラリンムスク、イソクロマンムスクマクロ環式ケトン、マ クロラクトンムスクエチレンブラシレート、芳香族ニトロムスクである。 上述の香料用の適する溶媒及び希釈剤は、例えば、ジエチルフタレート、トリ エチルシトレート、エタノール、イソプロパノール、ジプロピレングリコール、 その他である。 本発明のキャリヤー上の香料系(簡潔にするために以下では「POC系」とい う)は、上で定義した香料と不活性粒状キャリヤーから成る。キャリヤーの不活 性さは、後述の「香料安定性試験」に記載されているように試験香料を使用して 試験される。本発明の目的に関連して、後述の第1表の試験香料1中の各成分が 試験条件下で5%以下の劣化しか示さなかった場合、キャリヤーは不活性である と見なす。 また、POC系は、洗濯用洗浄液体に浸漬されたときその香料含有分のかなり の割合を容易に放出できなければならない。この能力はキャリヤーが実質的に疎 水性であることを要求し、キャリヤーの適性は後述の「香料放出試験」を使用し て決定できる。本発明の目的に関連して、試験条件下において後述の第2表の試 験香料2の少なくとも60%を放出したことが判明した場合、キャリヤーは試験に 合格したものと見なす。 POC系は少なくとも25%w/wの香料を含むのが好ましく、少なくとも40%w/w の香料を含むのがより好ましく、少なくとも70%w/wの香料を含むのが最も好ま しい。それでもPOC系はさらさらのままでなければならない。 不活性キャリヤー粒子は、5〜50ミクロンの範囲内の平均直径を有するのが適 切であり、10〜50ミクロンの範囲内が好ましく、15〜50ミクロンの範囲内がより 好ましく、20〜50ミクロンの範囲内が最も好ましい。また、不活性キャリヤー粒 子は、100〜450m2/gの範囲内の表面積を有するのが好ましく、100〜350m2/ gの範囲内がより好ましく、100〜300m2/gの範囲内が最も好ましい。シリカ 、ゼオライト、又はクレーのような無機キャリヤーを使用するのが好ましい。典 型的には、キャリヤー粒子は非晶質シリカである。 POC系に加えて、本発明の濃厚物は、香料の全量の20%w/wまで、好ましく は10%以下を、マイクロカプセルの形態(例えば、噴霧乾燥澱粉マイクロカプセ ル)で含むことができる。 POC系は、香料をキャリヤー粒子と混合することによって簡便に調製される 。香料とキャリヤーの混合は、当業者に公知の種々の方法によって行うことがで き、例えば、回転ドラムに入っているか又はコンベヤーベルト上に置かれている 粒子に香料を噴霧することによって行うことができる。適する方法の例には、タ ザム−フォーバーグ・ミキサー(Tatham-Forberg mixer)を低速度で短時間運転 することを含むが、これに限定されるものではない。この装置は、回転二軸配置 を有する双ドラム組立体を含む。各々の軸に結合しているのは、特定の角度で配 置された注意深く定められた輪郭のパドルの組である。粉末状の投入物はパドル の回転によって流動化され、香料油が噴霧され、そして香料の吸収が終了するま で混合が続けられる。芳香付けされた粒子はその後混合機の底を通して適切な容 器に落とされる。 香料の不活性キャリヤー粒子の内部又は表面上への吸収又は吸着は必ずしも香 料を漂白剤化合物による攻撃から保護するものではない。従って、漂白剤(これ らは香料成分に対して特に攻撃的ある)を含む濃厚物組成物中において使用する ためには、香料がそのような攻撃に対する抵抗性があり、そのような攻撃的成分 の存在下に貯蔵された場合でさえも高い性能を保持するものであるのが好ましい 。適切な例がEP 299561及び米国特許第4663068号に開示されているが、これらに 限定されるものではない。 本発明のPOC系は、本技術分野において公知の標準的粉末取扱い装置を使用 して濃厚物に配合することができ、例えば、はかりベルト(weigh-belts)を使 用して配合できる。濃厚物配合実施例 上で定義した本願の範囲内の高い非イオン性界面活性剤含有率を有する濃厚物 は詳細に説明されており、2つの実施例を以下の第I表及び第II表に示す。 香料安定性試験 20%の第1表に示されている香料試験混合物1を評価される無機キャリヤーに 配合することによって、粒状物サンプル(2g)を調製した。分析の前に、サン プルをガラスバイアル(10ml)中に37℃で1週間貯蔵した。バイアルはしっかり と密閉し、空いているヘッドスペースの体積を綿毛で充填することによって試験 系を通じて空気の自由な運動を最小化した。 エチルアセテートを使用してサンプルを抽出し、その後、標準的ガスクロマト グラフィー技術を使用して指示物質の残留量を測定した。 この試験による適するキャリヤーは、各々の指示物質が5%以下の劣化しか示 さない(即ち、系中の各成分が少なくとも95%の安定性を示す)ものである。そ のようなキャリヤーは、本発明の目的に関連して、香料安定性試験に合格したも のとして規定される。 香料の装填量 等量のキャリヤー物質を一連のガラスバイアルに入れて、香料成分の混合物の 様々なアリコートを添加した(第2表中に示されている香料試験混合物2)。各 々のキャリヤー/香料系をスパチュラで攪拌し、バイアル中に密閉し、環境温度 で24時間貯蔵した後検査した。「香料装填量」は、香料を乗せたキャリヤーが目 で見て判断して容易に流動しなくなったときの装填量とした。 香料放出試験 評価されるPOC系(第2表の香料試験混合物2を少なくとも20重量%含むも の)を3日間平衡させ、その後、40ppmの理論最大香料濃度を与える濃度で水性 のモデル洗浄液体に環境温度で添加した。洗浄液体(10g)は、非イオン性界面 活性剤(ドバノール(Dobanol)25TM、平均して7個のエトキシル基を有するエ トキシル化脂肪アルコールの混合物)とアニオン性界面活性剤(ラウリル硫酸ナ トリウム)の2.3対1の重量比率の混合物を約0.05%含んでいた。 混合物を10秒間振盪し、直ちに遠心分離機に入れ、2000rpmで5分間回転させ た。 上澄液を抜き出し(正確に測定して、水性相の約95重量%)、エチルアセテー ト(10g、内部標準としてヘキサデカンを含む)による抽出の前に濾過した。エ チルアセテートは遠心分離によって得て、ガスクロマトグラフィーによって分析 した。水性相中に放出された香料の量をその後計算した。 60%以上の香料放出率は、35〜65℃又はそれ以上の温度が一般的であり、比較 的長い洗浄時間(例えば、浸漬状態で、15〜30分間、或いはそれ以上)である実 際的な洗浄条件下で香料の大部分が放出されることを示すものとする。これを達 成するキャリヤー物質は香料放出試験を合格したものと見なす。キャリヤー物質の試験の例 ある範囲の市販の無機粒子に上述の試験を施した。これらの試験の結果をその 他の関連するデータと共に第3表及び第4表に示す。2種類の沈降シリカである ネオシル(Neosyl)GP(登録商標)とHP39(登録商標)が上述の基準を満 たしていることが分かる。 適用実施例1 50%の香料を含むPOC系粒子をネオシルGP(登録商標)及び第5表に示す 芳香剤Aから調製した。これらを濃厚物粉末(第I表の組成物A)に1.1%の濃 度で配合して、0.55%の香料装填量を得た。この粉末を家庭用積層厚紙容器中37 ℃及び70%RH(相対湿度)で4週間貯蔵し、試験した。粉末の流動特性に関し て悪影響は認められなかった。適用実施例2 50%の香料を含むPOC系粒子をネオシルGP(登録商標)及び第5表に示す 芳香剤Aから調製した。これらを濃厚物粉末(第I表の組成物B)に1.1%の濃 度で配合して、0.55%の香料装填量を得た。この粉末を家庭用積層厚紙容器中37 ℃及び70%RH(相対湿度)で4週間貯蔵し、試験した。粉末の流動特性に関し て悪影響は認められなかった。適用実施例3 55%の香料を含むPOC系粒子をネオシルGP(登録商標)及び第6表に示す 芳香剤Bから調製した。これらを濃厚物粉末(第I表の組成物B)に1.45%の濃 度で配合して、0.8%の香料装填量を得た。この粉末を家庭用積層厚紙容器中37 ℃及び70%RH(相対湿度)で4週間貯蔵し、試験した。粉末の流動特性に関し て悪影響は認められなかった。適用実施例4 55%の香料を含むPOC系粒子をHP 39(登録商標)及び第6表に示す芳 香剤Bから調製した。これらを濃厚物粉末(第I表の組成物B)に1.45%の濃度 で配合して、0.8%の香料装填量を得た。この粉末を家庭用積層厚紙容器中37℃ 及び70%RH(相対湿度)で4週間貯蔵し、試験した。粉末の流動特性に関して 悪影響は認められなかった。適用実施例5 40%の香料油を含む澱粉マイクロカプセルを調製した。澱粉は改質されたワキ シーとうもろこし澱粉(modified waxy maize starch)(カプスル(Capsul)( 登録商標)ナショナル・スターチ(National Starch)製)であり、香料は洗濯 用粉末中の漂白成分による攻撃に対して感受性のある香料物質のフレッシュネス アコード(freshness accord)(芳香剤C、第7表)であった。マイクロカプセ ルは当業者に公知の、通常の噴霧乾燥法によって調製した。水中40%の澱粉のエ マルジョンを調製し、澱粉と香料の合計の40%を構成するのに十分な量の香料を 添加した。 その後、このエマルジョンを、ロータリーアトマイザー(rotary atomizer) 、240℃の入口温度、100℃の出口温度を有する従来的噴霧乾燥機(ニロ・モービ ル・マイナー(Niro Mobile Minor))を使用して噴霧乾燥した。 50%の香料を含むPOC系粒子をネオシルGP(登録商標)及び第6表に示す 芳香剤Bから調製した。これらを濃厚物粉末(第I表の組成物B)に1.1%の濃 度で配合して、0.55%の香料装填量を得た。この生成物に上述の澱粉マイクロカ プセルの0.2%を混入させ、0.63%の総香料濃度を得た。この粉末を家庭用積層 厚紙容器中37℃及び70%RH(相対湿度)で4週間貯蔵し、試験した。粉末の流 動特性に関して悪影響は認められなかった。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年11月17日 【補正内容】請求の範囲 1.芳香付けされた、さらさらの濃縮された洗濯用洗浄剤粉末であって、 少なくとも15%w/wの洗浄剤界面活性剤、 10%w/w未満の充填剤、 を含み、30:1未満の全固体成分の全液体成分に対する比率を有し、少なくと も0.1%w/wの香料を含み、香料が少なくとも25%w/wの香料を含む無機キャリヤ ー粒子から成るキャリヤー上の香料系として添加され、キャリヤー粒子が本明細 書中に記載される香料放出試験において少なくとも60%w/wの香料を放出し、本 明細書中に記載される香料安定性試験において不活性であると規定される、洗浄 剤粉末。 2.少なくとも600g/lの嵩密度を有する、請求項1の洗浄剤粉末。 3.洗浄剤界面活性剤の量が少なくとも20%w/wであり、充填剤の量が6%w/w未 満である、請求項1又は2の洗浄剤粉末。 4.界面活性剤の少なくとも35%w/wが本明細書中の定義において液体として規 定される、請求項1乃至3のいずれか1請求項の方法。 5.非イオン性洗浄剤界面活性剤とアニオン性洗浄剤界面活性剤を含み、非イオ ン性洗浄剤界面活性剤のアニオン性洗浄剤界面活性剤に対する比率が少なくとも 3:2であり、非イオン性洗浄剤界面活性剤の少なくとも60%w/wが液体である 、請求項4の洗浄剤粉末。 6.全ての洗浄剤界面活性剤が非イオン性であり、その少なくとも35%w/wが液 体である、請求項4の洗浄剤粉末。 7.キャリヤー粒子が無機であり、少なくとも25%w/wの香料を含む、請求項1 乃至6のいずれか1請求項の洗浄剤粉末。 8.キャリヤー粒子が少なくとも40%w/wの香料を含む、請求項7の方法。 9.キャリヤー粒子が5〜50ミクロンの範囲内の平均直径を有する、請求項7又 は8の洗浄剤粉末。 10.キャリヤー粒子が10〜50ミクロンの範囲内の平均直径を有する、請求項9の 洗浄剤粉末。 11.キャリヤー粒子が100〜450m2/gの範囲内の表面積を有する、請求項7乃 至10のいずれか1請求項の洗浄剤粉末。 12.キャリヤー粒子が100〜350m2/gの範囲内の表面積を有する、請求項11の 洗浄剤粉末。 13.キャリヤー粒子が非晶質シリカである、請求項7乃至12のいずれか1請求項 の洗浄剤粉末。 14.少なくとも25%w/wの香料を含む無機キャリヤー粒子から成るキャリヤー上 の香料系であって、キャリヤー粒子が本明細書中に記載される香料放出試験にお いて少なくとも60%w/wの香料を放出し、本明細書中に記載される香料安定性試 験において不活性であると規定される、キャリヤー上の香料系。 15.キャリヤー粒子が無機であり、少なくとも40%w/wの香料を含む、請求項14 のキャリヤー上の香料系。 16.キャリヤー粒子が5〜50ミクロンの範囲内の平均直径を有する、請求項14又 は15のキャリヤー上の香料系。 17.キャリヤー粒子が10〜50ミクロンの範囲内の平均直径を有する、請求項16の キャリヤー上の香料系。 18.キャリヤー粒子が100〜450m2/gの範囲内の表面積を有する、請求項14乃 至17のいずれか1請求項のキャリヤー上の香料系。 19.キャリヤー粒子が100〜350m2/gの範囲内の表面積を有する、請求項18の キャリヤー上の香料系。 20.キャリヤー粒子が非晶質シリカである、請求項14乃至19のいずれか1請求項 のキャリヤー上の香料系。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,VN (72)発明者 リーク、ジョン 英国、シーエイチ3・5エルダブリュー、 チェシャー、チェスター、オールドフィー ルド・ドライブ 116 (72)発明者 ネス、ジェレミー・ニコラス 英国、シーティー4・7ジェイエヌ、ケン ト、カンタベリー、チャーサム、リバー・ コート 22 (72)発明者 ノック、アンソニー 英国、ダブリューエイ2・0ユーダブリュ ー、ウォーリントン、シナモン・ブラウ、 シェトランド・クローズ 40 (72)発明者 ペリング、キース・ダグラス 英国、ティーエヌ24・8エイチエス、ケン ト、アシュフォード、モールバーン・ロー ド 14

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.芳香付けされた、さらさらの濃縮された洗濯用洗浄剤粉末であって、 少なくとも15%w/wの洗浄剤界面活性剤、 10%w/w未満の充填剤、 を含み、30:1未満の全固体成分の全液体成分に対する比率を有し、少なくと も0.1%w/wの香料を含み、香料がキャリヤー粒子上に収着されており、キャリヤ ー粒子が本明細書中に記載される香料放出試験において少なくとも60%w/wの香 料を放出し、本明細書中に記載される香料安定性試験において不活性であると規 定される、洗浄剤粉末。 2.少なくとも600g/lの嵩密度を有する、請求項1の洗浄剤粉末。 3.洗浄剤界面活性剤の量が少なくとも20%w/wであり、充填剤の量が6%w/w未 満である、請求項1又は2の洗浄剤粉末。 4.界面活性剤の少なくとも35%w/wが本明細書中の定義において液体として規 定される、請求項1乃至3のいずれか1請求項の方法。 5.非イオン性洗浄剤界面活性剤とアニオン性洗浄剤界面活性剤を含み、非イオ ン性洗浄剤界面活性剤のアニオン性洗浄剤界面活性剤に対する比率が少なくとも 3:2であり、非イオン性洗浄剤界面活性剤の少なくとも60%w/wが液体である 、請求項4の洗浄剤粉末。 6.全ての洗浄剤界面活性剤が非イオン性であり、その少なくとも35%w/wが液 体である、請求項4の洗浄剤粉末。 7.キャリヤー粒子が無機であり、少なくとも25%w/wの香料を含む、請求項1 乃至6のいずれか1請求項の洗浄剤粉末。 8.キャリヤー粒子が少なくとも40%w/wの香料を含む、請求項7の方法。 9.キャリヤー粒子が5〜50ミクロンの範囲内の平均直径を有する、請求項7又 は8の洗浄剤粉末。 10.キャリヤー粒子が10〜50ミクロンの範囲内の平均直径を有する、請求項9の 洗浄剤粉末。 11.キャリヤー粒子が100〜450m2/gの範囲内の表面積を有する、請求項7乃 至 10のいずれか1請求項の洗浄剤粉末。 12.キャリヤー粒子が100〜350m2/gの範囲内の表面積を有する、請求項11の 洗浄剤粉末。 13.キャリヤー粒子が非晶質シリカである、請求項7乃至12のいずれか1請求項 の洗浄剤粉末。 14.キャリヤー上の香料系であって、キャリヤー粒子が本明細書中に記載される 香料放出試験において少なくとも60%w/wの香料を放出し、本明細書中に記載さ れる香料安定性試験において不活性であると規定される、キャリヤー上の香料系 。 15.キャリヤー粒子が無機であり、少なくとも25%w/wの香料を含む、請求項14 のキャリヤー上の香料系。 16.キャリヤー粒子が少なくとも40%w/wの香料を含む、請求項15のキャリヤー 上の香料系。 17.キャリヤー粒子が5〜50ミクロンの範囲内の平均直径を有する、請求項15又 は16のキャリヤー上の香料系。 18.キャリヤー粒子が10〜50ミクロンの範囲内の平均直径を有する、請求項17の キャリヤー上の香料系。 19.キャリヤー粒子が100〜450m2/gの範囲内の表面積を有する、請求項15乃 至18のいずれか1請求項のキャリヤー上の香料系。 20.キャリヤー粒子が100〜350m2/gの範囲内の表面積を有する、請求項19の キャリヤー上の香料系。 21.キャリヤー粒子が非晶質シリカである、請求項15乃至20のいずれか1請求項 のキャリヤー上の香料系。
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