JPH08508958A - ベルト引込み器 - Google Patents

ベルト引込み器

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JPH08508958A JP8504121A JP50412196A JPH08508958A JP H08508958 A JPH08508958 A JP H08508958A JP 8504121 A JP8504121 A JP 8504121A JP 50412196 A JP50412196 A JP 50412196A JP H08508958 A JPH08508958 A JP H08508958A
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Abstract

(57)【要約】 車両乗客拘束システムに対するベルト引込み器は、フレーム(10)内に回転自在に装架されたベルトリール(12)で、巻取りばねの作用を受けるベルトリールと、ベルトリールに対する錠止機構で、車両及び(または)ベルトを感知することによって起こる少なくとも一つの制御つめ(20a;24)の回動によって作動されるようになった錠止(ロック)機構と、ベルトリール(12)に回動自在に装架された錠止(捕捉)部材(32、34;50、62)で、該ベルトリールに対して回転し得るようになった錠止部材とを有し、この錠止部材(32、34;50、62)及び制御つめ(20a;24)が、巻取り方向のベルトリール(12)の回転により、相対的に第1位置、すなわち錠止部材(32、34;50、62)が制御つめ(20a;24)と係合してその回転を阻止する位置を占め、繰出し方向の回転により、第2位置、すなわち錠止部材(32、34;50、62)が制御つめ(20a;24)を釈放する位置を占める。第1位置から第2位置に移る時には、少なくともほぼ10°の所定角度に亙る、ベルトリール(12)の角運動が必要である。これによって、ベルト巻取り時におけるベルトリールの、望ましからざる錠止(ロック)を確実に、かつ安全に阻止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 ベルト引込み器 本発明は車両内の乗員拘束システムに対するベルト引込み器(リトラクタ)で あって、フレーム内に回転自在に軸支され、巻取りばねの作用を受けるベルトリ ールと、車両及び(または)ベルトに応動(感知)することによって生じる少な くとも一つの制御つめの回動ないし揺動によって作動され得るようになったロッ クないし錠止機構と、ベルトリール(ベルトドラム)によって回動可能に支持さ れ、該ベルトリールに対して回転し得る捕捉ないし錠止部材とを有し、錠止(捕 捉)部材及び制御つめは、巻取り方向のベルトリールの回転により、相互に第1 位置、すなわち錠止(捕捉)部材が制御つめと係合して、その回動を阻止する位 置を占め、かつ繰出し方向の回転により、相互に第2位置、すなわち錠止部材が 制御つめを釈放する位置を占めるように構成されたベルト引込み器に関する。 このようなベルト引込み器においては、たとえば安全ベルトの差込み舌片が障 害物または方向変換金具に衝当することによって巻取り行程が突然停止した時、 あるいは、たとえばベルト引込み器が車両の後部窓月型の領域に装着されており 、後部座席バンクを後方に倒した場合、巻取り行程の終了と同時に、ベルト引込 み器が振動するような時には、ベルトリールの予想外の錠止が生じることがある 。このような場合には、ベルトを感知するベルトリールの著しい遅延、または車 両を感知するベルト引込み器の振動に起因して、ベルトリールの錠止が起こり、 それによって次の繰出しが阻止される。 このような望ましからざる錠止(ロック)を避けるために種々の装置が提案さ れている。しかしながらこれら装置は、その製造及び組立に多額の費用を要し、 しかもベルトリールの巻取りが急激に終了した場合、またはベルト引込み器が激 しく振動する場合には、その錠止(ロック)を確実に阻止することはできない。 本発明によればベルト引込み器において、前述のような望ましからざる錠止を 、簡単な手段、少ない追加部品により、かつ組立て後の調整を必要とすることな く、阻止し得るベルト引込み器を形成することができる。本発明によるベルト引 込み 器においては、第1位置から第2位置に移行する場合に、ベルトリールは、少な くともほぼ10°の所定角度範囲に亙って回転する必要がある。これによって、 ベルトの巻取り運動が急に終了した場合も、ベルト引込み器が激しく振動した場 合も、ベルトリールの予想せざる錠止を確実に阻止することができる。所定回転 角度に亙ってベルトリールの錠止を阻止しても、ベルト引込み器の正しい作動態 様には影響しない。その理由は、最適に調整されたベルト引込み器においては、 ベルトリールの錠止が、ベルト及び車両を感知することによって釈放されるよう にするためには、このベルトリールのある程度の回転が必要とされるからである 。 好ましくは、所定回転角度はほぼ20°とほぼ25°の範囲に内にあるように される。 本発明の一実施例においては、制御つめが、ベルトリールの片側に揺動(回動 )自在に軸支され、かつベルトリールに制限的に回転し得るように軸支されてい る制御円板上の制御カムにより、フレームに回転自在に軸支されている作動リン グの内歯手段と係合するようになっており、かつ前記制御つめが頭部としての突 起を備えており、さらに錠止部材が、ベルトリールに回転自在に軸支され、摩擦 によってフレームに対して制動される制動円板と、錠止部分を有し、この錠止部 分が、第1位置においては前記突起と係合し、第2位置においてはこれを釈放す るようになっている。従来のベルト引込み器に対して追加的に必要とされる部材 、すなわち制動円板及び摩擦部材は、現存の構造体に容易に一体化されないし組 込まれ、費用追加の原因とはならぬ。制動円板の制動に必要な摩擦力は僅かであ るから、ベルトリールの回転は妨げられず、したがって繰出し及び巻取り力に対 する影響は無視できる。 本発明の前記好適な実施例によれば、錠止部材はさらにベルトリールと摩擦結 合し、かつその軸線の周りで制限的に回動するように、装着された捕捉ないし錠 止レバーを有し、該捕捉ないし錠止レバーは円弧状の当接面を有し、この当接面 は角運動に対応する領域に亙って延び、かつ該当接面は、第1位置においては、 慣性センサの制御つめと係合し、第2位置においてはこれを釈放する。このよう なベルト引込み器によれば、ベルトを巻取る時に、ロックないし錠止機構の制御 つめも、慣性センサや制御つめも、これらのために配置された歯装置と係合する 回動を行わないようにされている。錠止機構の制御つめだけに作用し、かつその 回動が阻止される時には、ベルト引込み器が激しく振動した場合には、慣性セン サ及び制御つめは、制御円板の外歯と係合し、それによってベルトリールからの 、ベルト繰出しが阻止される。ベルトリールの、望ましからざる錠止を確実に避 けるためには、錠止機構の制御つめと、慣性センサ及び制御つめの回動を、共に 阻止する必要がある。 本発明の別の特徴及び利点は、添付図面を参照して行う、次の説明により明ら かとなる: 図1は第1実施例によるベルト引込み器の部分的、軸線方向断面図; 図2は図1に示されたベルト引込み器の、ベルト繰出しプロセスにおける、線 図的側面図; 図3は制御つめが係合した時の、対応する側面図; 図4は図1に示されたベルトリールが、巻取り方向に回転する時の、対応する 側面図; 図5は別の実施例によるベルト引込み器の軸線方向断面図; 図6は図5に示されたベルト引込み器の、制御つめが錠止された時の、線図的 側面図; 図7は図5に示されたベルト引込み器の、推移状態にある時の、線図的側面図 ; 図8は図5に示されたベルト引込み器の、制御つめが釈放された時の、線図的 側面図。 図1〜図4は本発明によるベルト引込み器の、第1実施例を示す。このベルト 引込み器においては、ベルトリール12は負荷フレーム10に、回転自在に装架 されている。フレーム10の片側に装架された保護キャップ14内には、ベルト 引込み器の錠止システム(図示せず)に対する、車両及びベルト感知制御機構が 設けられている。ベルト引込み器の反対側には、巻取りばね(図示せず)が通常 の態様で配置されている。 制御機構は外歯を有する制御円板16から成り、該円板は支点ピン18によっ て、ベルトリール12上に、回転自在に装架されている。慣性センサ20は制御 円板16の外歯と共働し、この慣性センサは周知の態様で慣性ボールと、回動な いし揺動自在に軸支されて、慣性ボールにより制御円板16の外歯の方に動かさ れる慣性センサ及び制御つめ20aとから成っている。ベルトリール12に対し て、回転不能に結合された取付板22には、支点ピン26により、制御つめ24 が回動ないし揺動自在に軸支されている。プラスチックから形成された制御円板 16には、慣性を増加させるために、金属材料から成る慣性円板28が相対的回 転を阻止するように結合されている。この慣性円板28は、制御つめ24と共働 する制御カム28aを有し、ベルトリール及び制御円板16の間に相対的回転が 生じた時に、制御つめ24上の、半径方向突起24aに衝当し、該突起をその先 端と共に、図3に示されるように外方に枢動させるようになっている。この状態 においては前記先端は、取付板22を囲繞しかつフレーム10内に回転自在に装 架された作動リング30の内歯と係合する。作動リング30は半径方向の腕30 aを備え、この腕は圧縮ばね31によって、フレーム10上に支持されている。 作動リング30が回転すれば、錠止システム(図示せず)の錠止つめが、通常の 態様でその作動位置に動かされる。 支点ピン18によって、制動円板32は、さらに良く回転し得るように、ベル トリール12の側部に装架される。制動円板32は、取付板22の方に、垂直に 延びる捕捉ないし錠止部材34を有し、この錠止部材34は、制動円板32の外 周を、円弧状に数度の角度に亙って延びる狭い壁部分によって形成されている。 摩擦リング36が制動円板32の外周を囲繞し、該円板の外周には溝が形成され ている。この溝の中にはばねリング38が受入れられ、摩擦リング36を適当な 力で、制動円板32の外周に衝当させるようになっている。摩擦リング36は、 フレーム10上の、横方向に突出する耳片10a上に保持されたU字形保持部材 36aを有し、該摩擦リングは、制動円板32に対する相対的回転が阻止され、 かつ制動円板32と摩擦的に係合することによって、この制動円板の回転を制動 するように保持される。しかしながらこの制動作用は、ベルトリール上の巻取り 及び繰出し力に、実質的に影響を及ぼさないように、小さく設計される。 制御つめ24は、つめの先端と反対の端部に、円弧状に緩やかに湾曲した、細 長い突起24bを有している。ベルトリールが図4に示されるように、巻取り方 向に回転すれば、突起24bは最初錠止部材34の方に移動し、次いでこの錠止 部材の傍を半径方向外方に、該錠止部材34が制御つめ24に当接ないし衝当す るまで動く。続いて摩擦リング36の摩擦力によって、この時点で静止状態に止 まっている制動円板32が回転せしめられ、ベルトリールと共に、回転方向が逆 転するまで回転する。このように回転方向が逆転すれば、錠止部材34は制御つ め24から離れ、制動円板32は再び、摩擦によって停止せしめられる。しかし ながら錠止部材34が突起24bの周りに掛止されている限りは、すなわち突起 24bが周囲方向に延びる範囲に対応する所定の角度運動が行われる間は、制御 つめ24は、作動リング30の内歯と係合するような回動ないし揺動が阻止され る。その理由は、突起24bが錠止部材34に衝当するからである。錠止部材3 4が突起24bを釈放(係合解除)し、制御つめ24が制御カム28a上を、車 両または巻取りベルトを感知し得るように揺動し、かつ図3に示されるように、 作動リング30の内歯と係合するのは、繰出し方向における前記のような回転が 、所定の角度に亙って行われた後である。制御つめ24を、阻止後再び釈放する ために、ベルトリールが回転せねばならぬ所定の回転角度は、少なくともほぼ1 0°、好ましくはほぼ20°〜25°に達する。 図5〜図8は本発明の別の好適な実施例を示すもので、巻取りベルトが繰出さ れる時に、ロックないし錠止機構の制御つめの捕捉ないし錠止作用の他に、車両 を感知する慣性センサ20の制御つめの錠止作用が行われるようになっている。 追加的な構成部材と、その機能だけを説明する。残りの部分は前記実施例の場合 と同様である。 ベルトリールの支点ピン18には、ハブ状の軸受部分40が、回転しないよう に装着され、この軸受部分の同心孔42の中には支点ピン18が、圧力嵌めされ ている。軸受部分40はその外周に、囲繞溝44を有し、全体が50によって示 された錠止レバーの、二つの円弧状腕46、48が保持されている。これら円弧 状腕46、48自体はその外周に溝52を有し、この溝の中には環状ばね54が 嵌合し、該環状ばねは前記円弧状腕46、48を囲繞している。錠止レバー50 は二つの半径方向腕56、58を有し、これらの腕は円周方向に隔置されている 。半径方向腕56、58は、支点ピン18と反対端部において、ウエブ60によ って相互に連結され、該ウエブは半径方向外側に衝当面62を有し、かつ腕56 と 相対する端部は突起64として延び、この突起は耳片10aと係合する。衝当面 62は、慣性センサ及び制御つめ20aと係合するように、支点ピン18に対し ある距離をおいて配置されている。突起66は衝当面の一端に形成されている。 図6には、第1ベルト巻取り位置にある錠止レバー50が示されている。ベル トリール12が回転する時に、円弧状腕46、48が軸受部分40と摩擦的に係 合するために、錠止レバーは第6図で見て、ウエブ60の突起66が慣性センサ 及び制御つめ20aの先端に触座するまで、時計方向に回転する。この位置にお いては、慣性センサ及び制御つめ20aの、制御円板16の外歯装置と係合する ような揺動は阻止される。同時に、制御つめ24の回転も、錠止部材34が突起 24bと係合するために阻止される。 図7は錠止レバー50の過渡状態を示す。この状態は、ベルトリールの回転方 向が、巻取り方向から繰出し方向に反転した後に起こるもので、ベルトリール1 2が、繰出し方向に所定の角度に亙って行う回転に対応する。慣性センサ及び制 御つめは、この実施例においては、好ましくはほぼ20°〜25°に達する、所 定の回転角度に亙って延びる接触面62によって阻止される。ベルトリール12 が、さらに繰出し方向に回転する時は、図示の位置から出発した錠止レバー50 は、さらに第2位置に達するまで反時計方向に回転し、この位置においては、突 起64は耳片10aと係合し、慣性センサ及び制御つめ20aは釈放される。こ の状態は図8に示されている。図によって明らかなように、錠止部材34は制御 つめ24の突起24bを釈放する。 錠止レバー全体50は円弧状腕46、48、半径方向腕56、58及びウエブ 60と共に、単一のプラスチック部材を形成している。円弧状の各腕46、48 は、好ましくは180°よりは、僅かに小さな角度に亙って延び、これら円弧状 腕の二つの端部の間に隙間が残り、これら腕46、48が相互に直接接触するの を阻止するようになっている。軸受部分40に対する、円弧状腕46、48の係 合力は、主として環状ばね54の寸法によって決定され、錠止レバー50がベル トリール12に対して回転することによって、摩擦力が発生し、この摩擦力はベ ルトリールの巻取り及び繰出し力に及ぼす影響は僅かである。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 2)の角運動が必要である。これによって、ベルト巻取 り時におけるベルトリールの、望ましからざる錠止(ロ ック)を確実に、かつ安全に阻止することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.車両乗員拘束システム用のベルト引込み器で、フレーム(10)内に回転 自在に軸支され、巻取りばねの作用を受けるように構成されたベルトリール(1 2)と、車両及び(または)ベルトに応動して生じる少なくとも一つの制御つめ (24a;24)の回動によって作動され得るようになった、ベルトリールに対 する錠止機構と、ベルトリール(12)によって回動可能に支持され、該ベルト リールに対して回転し得る錠止部材(32、34;50、62)とを有し、錠止 部材(32、34;50,62)及び制御つめ(20a;24)は、巻取り方向 のベルトリール(12)の回転により、相互に第1位置、すなわち錠止部材(3 2、34;50、62)が制御つめ(20a;24)と係合して、その回動を阻 止する位置を占め、かつ繰出し方向の回転により、第2位置、すなわち錠止部材 (32、34;50、62)が制御つめ(20a;24)を釈放する位置を採る ようになっているベルト引込み器において、第1位置から第2位置に移るに、少 なくともほぼ10°なる所定の角度に亙る、ベルトリール(12)の回転を必要 とするように構成されたベルト引込み器。 2.前記所定の回転角度がほぼ20°とほぼ25°の範囲内にあることを特徴 とする、請求項1記載のベルト引込み器。 3.制御つめ(24)は、ベルトリール(12)の片側に、回動自在に軸支さ れ、かつベルトリール(12)に回転制限的に軸支されている制御円板(16) に形成された制御カム(28a)により、フレーム(10)に回転自在に軸支さ れた作動リング(30)の内歯手段と係合することができ、且つ頭部(24b) を有し、さらに錠止部材は、ベルトリール(12)に回転自在に軸支され且つフ レーム(10)に対する摩擦によって制動される制動円板(32)と錠止部材( 34)とを有し、該錠止部材が第1位置において、頭部(24b)と係合し、第 2位置においてはこの頭部を釈放することを特徴とする、請求項1又は請求項2 記載のベルト引込み器。 4.ベルトリール(12)が巻取りばねの力と比較して無視し得る程度に小さ い摩擦力に逆らって、フレーム(10)に対して回転する時に、制動円板(32 ) は、錠止部材(34)の上に乗る制御つめ(24)に従って回転することができ ることを特徴とする、請求項3記載のベルト引込み器。 5.錠止部材(34)が、制動円板(32)から垂直に延びた壁部分によって 形成され、かつベルトリール(12)が巻取り方向に回転する時に、制御つめの 頭部(24b)が、この壁部分の半径方向、後部外方の位置を採ることを特徴と する、請求項3または請求項4記載のベルト引込み器。 6.制動円板(32)の外周に摩擦リング(36)が嵌められており、該摩擦 リングがフレーム(10)によって、相対回転不能に保持されていることを特徴 とする、請求項3から5までの何れか一つの項に記載のベルト引込み器。 7.摩擦リング(36)のリング部分が、ばねリング(38)によって囲繞さ れていることを特徴とする、請求項6記載のベルト引込み器。 8.頭部(24b)が、角運動に対応する領域に亙って延びていることを特徴 とする、請求項3から7までの何れか一つの項に記載のベルト引込み器。 9.制御つめ(20a)が、慣性センサ(20)によって回動自在に軸支され 、かつ車両に応動して制御円板(16)の外歯と係合し得るようになっており、 錠止部材が、ベルトリールに摩擦結合され制限された範囲で軸線の周りで回動す るように構成された錠止レバー(50)を有し、該錠止レバーのうち、ベルトリ ール(12)に回転しないように装着されている円板状の軸受部分(40)の周 囲には二つの円弧状腕(46、48)が嵌められており、前記腕(46、48) は、これら腕を囲繞する金属リングばね(54)によって、軸受部分の周囲面と 摩擦係合するように保持されており、さらに錠止レバー(50)が円弧状係合面 (62)を備え、該係合面が角運動に対応する領域に亙って延び、かつこの係合 面が第1位置においては制御つめ(20a)と係合し、第2位置においてはこれ を釈放するようになっていることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のベ ルト引込み器。 10.軸受部分(40)は、その外周に、円弧状腕(46、48)が嵌め込ま れる溝(44)を有していることを特徴とする、請求項9記載のベルト引込み器 。 11.円弧状腕(46、48)が、その外周に、リングばね(54)を保持す る溝(52)を有していることを特徴とする、請求項9又は請求項10記載のベ ルト引込み器。 12.錠止部材がさらに、ベルトリール(12)に摩擦結合され、ベルトリー ル(12)の軸線の周りで、制限的に回動運動し得るように装着された錠止レバ ー(50)を有し、該錠止レバーが、角運動に対応する領域に亙って延びた円弧 状の係合面(62)を備え、かつ第1位置においては、慣性センサ(20)の制 御つめ(20a)と係合し、第2位置においてはこれを釈放するようになってい ることを特徴とする、請求項3から8までの何れか一つの項に記載されているベ ルト引込み器。
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