JPS61205533A - シ−トベルト・リトラクタ - Google Patents

シ−トベルト・リトラクタ

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Publication number
JPS61205533A
JPS61205533A JP60189993A JP18999385A JPS61205533A JP S61205533 A JPS61205533 A JP S61205533A JP 60189993 A JP60189993 A JP 60189993A JP 18999385 A JP18999385 A JP 18999385A JP S61205533 A JPS61205533 A JP S61205533A
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JP
Japan
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pawl
lever
belt
reel
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP60189993A
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English (en)
Inventor
ロイド ダブリユ・ロジヤース,ジユニヤ
レギス ヴイー・ピラースキイ
トマス ビー・ブレイク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motors Liquidation Co
Original Assignee
Motors Liquidation Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Motors Liquidation Co filed Critical Motors Liquidation Co
Publication of JPS61205533A publication Critical patent/JPS61205533A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/36Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
    • B60R22/40Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency responsive only to vehicle movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/44Belt retractors, e.g. reels with means for reducing belt tension during use under normal conditions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ートベルト・リトラクタ、一層詳しくは、所定レベルの
車両の減速度で無効とされ、解放される巻取阻止機構に
関する。
発明の背景 従来、車両乗員拘束ベルト・リトラクタは選択的にベル
トにかかつている張力を軽減し、ベルトをゆるめること
によって乗員の居住性を高めることのできる巻取阻止機
構を備えている。公知の(例えば米国特許第3,869
,098号(’Sprecher )が開示している)
ベルト・リトラクタでは、所定屓序のベルト巻取・繰出
運動に応答して巻取阻止機構の作動が開始する。手動式
の巻取阻止機構も公知である(例えば米国特許第4, 
153, 274号)。
これら公知の巻取阻止機構の特徴は、所定のベルト繰出
程度に応じて巻取阻止機能が無効とされ、巻取ばねの巻
取力が回復してベルトを乗員の身体まわF)Kピンと張
った状態に引張る。このような巻取阻止機構を有するリ
トラクタでは、乗員が巻取阻止機構を無効とするに必要
なベルト繰出運動を行うことなくベルトを外すことがで
き、ベルトがリールに巻込まnることがない。米国特許
第3,9 7 3,7 8 6号( Rogers )
に開示されている改良では、巻取阻止機構はドアが閉位
置から開位置に動いたときにはいつでも自動的に無効と
される。
米国特許第4, 285, 479号( Blom )
はさらに改良した構造を開示しており、巻取阻止機構は
感知レベルの車両減速度の発生時に慣性センサによって
無効にされ、ベルトが乗員の身体のまわりにピンと張っ
た状態まで再巻取!l行う。この米国特許第4. 28
5, 479号では、カム部材が振シ子に連結しである
。所定レベルの減速度の発生で、振り子が振れ、カム部
材を巻取阻止爪と係合させ、爪をラチェット歯から外し
、リールを解放して巻取ばねによってベルト巻取方向に
回転できる状態にする。米国特許第4, 285, 4
79号の前記の慣性解放装置はカム部材を作動させて爪
をラチェット歯から外すに必要なレベルの力を得るには
比較的大きな慣性おもりを必要とする。
比較的小さい慣性おもりで巻取阻止機構の解放を開始さ
せて巻取ばねでベルトを乗員の身体まわりに引張れるよ
うにした改良解放機構を得ることが望まれていた。
本発明は、ベルト・リトラクタ巻取阻止機構のさらなる
改良全行なうものであり、一層詳しく言えば、感知車両
減速状態の開始によって変位して巻取ばねによって爪に
加えられている力で爪をカムに対して変位させ、リール
に支持されたラチェット歯との係合から外れるように爪
を軸線方向に移動させ、巻取ばねがベルトを差巻取シし
て乗員の身体のまわシにピンと張った状態にするように
コラプシブル式支持機構に巻取阻止爪を取付るものであ
る。
発明の概要 本発明によるシートベルト・リトラクタは通常ベルトリ
ールをベルト巻取方向に片寄せていて拘束ベルトを乗員
の身体まわシにピンと張る巻取ばねを包含する。リール
にはディスクが支持されており、このディスクは複数の
周方向に隔たったラチェット歯を有する。
爪を取付けるのに1ラチエツト歯の半径方向、軸線方向
の両方向に爪を移動させ得るピボットと、爪をラチェッ
ト歯と係合するように押圧してベルトを乗員の身体のま
わりにゆるんだ状態に保持する爪ばねとを用いている。
・爪ビボット取付のためのコラプシブル式支持機構がハ
ウジングに枢着した第1端と、爪のためのピボット取付
部を支持してする中間部と、第2端とを有する支持レバ
ーを包含する。トリガレバ−が支持レバーの第2端を支
持しておシ、爪がラチェット歯と係合しているときに巻
取ばねの力によって支持レバーに加えられる力による動
き金させないように,なっている。トリガレバ−には慣
性おもりが組会わせてあって、この七−性おもりは所定
レベルの車両派速度の発生に応じてトリガレバ−をレバ
ーの支持から引外し、爪およびレバーをリールの初期ベ
ルト巻取回転によってハウジングに対して変位させる。
カムが爪とハウジングの間で作用するように設けてあり
、このカムは爪の変位に応答して爪をラチェット歯との
係合から外れるように軸線方向に移動させて爪をラチェ
ット歯から外し、巻取ばねによるリールのさらなるベル
ト巻取回転をさせてベルトを乗員の身体まわりのピンと
張った状態に引張るようになっている。
コラプシブル式支持機構は爪ばねによって自動的にリセ
ットされる。爪ばねは巻取ばねの力によって爪および支
持レバーに加えられていた力と反対の方向に支持レバー
にトルクを与え、トリガレバ−による当初の支持状態に
支持ばねを復帰させる。一層詳しく言えば、ラチェット
歯を支持しているディスクは、ラチェット歯を斜面およ
びゲートを有するらせん溝の複合体内に挿設してあり、
所定順序のベルト巻取・繰出リール回転の発生時に爪を
半径方向、軸線方向て動かし、爪金周方向に隔たったラ
チェット歯と選択的に係脱させるような形式であると好
ましい。したがって、爪の端は溝の壁面に反作用を与え
、爪と支持レバーの間で作用する爪ばねが支持レバーと
爪をリセットする方向に支持レバーにトルクを与える。
したがって、本発明の目的、特徴および利点は、慣性セ
ンサによって変位させられて巻取ばねの力により爪を変
位させ、爪をカムと協働させてラチェット歯との係合か
ら外れるように軸線方向に移動させ、リールを巻取ばね
回転について解放させてベルトを乗員の身体まわシにピ
ンと張らせるようになっている支持機構に巻取阻止爪を
取付けることにある。
本発明の別の目的、特徴および利点は、慣性センサによ
って与えられる比較的低いレベルの力によって変位させ
られ、この変位によってリール巻取ばねの与える力によ
る爪の変位運動を開始させ、巻取ばねが爪をリールラチ
ェット歯から効果的に筈に必要な比較的大きな力を与え
るようになっているコラプシブル式構造に巻取阻止爪を
取付けることにある。
本発明のまた別の目的、特徴および利点は、ばねを組込
んだ巻取阻止爪のための慣性コラプシブル式支持機構を
提供することおよびベルトを乗員の身体まわりにピンと
張った状態に再巻取りを行った後にコラプシブル式支持
構造が自動的にその通常の爪支持位置に復帰する幾何学
的形態にある。
本発明のさらに別の目的、特徴および利点は、振り予作
動式のトリガによって支持されたレバー上に巻取阻止爪
を枢着し、車両の減速の開始で振シ子をしてトリガを作
動させ、レバーから支えを引込め、リール巻取ばねによ
って爪に加えられている力がレバーをリールから離れる
ように回動させ、爪をリトラクタ・ハウジングに設けた
カム面と接触するように変位させ、このカム面が爪を回
動させてリールラチェット歯との係合から外し、巻取阻
止機構を完全に解放し、ベルト1−乗員の身体まわりに
ピンと張った状態に巻取れるようにしたことにある。
第1図を参照して、ここには本発明によるシートベルト
・リトラクタ10が示してあシ、このリトラクタはハウ
ジング12を有し、このハウジングはベース壁14と側
方に隔たった側壁16.18とを包含する。ベース壁1
4f′iそれを車体に取付けるボルトを受は入れる孔あ
きボス22を有する。側壁16.18はリール軸28を
受は入れ、回転自在に取付けるための整合した孔24.
26を有する。
第1図で最も良くわかるように、全体的に32で示すベ
ルトリールはC字形の金属打抜体からなるスプール34
を包含する。一対のスプロケット36.38が複数のか
しめ部40によってスプール34の端に取付けてあリ、
これらのかしめ部はスプロケットにある整合したスロッ
ト42を貫通している。スプロケット36.38は複数
の周方向に隔たったスプロケット歯44を有し、これら
のスプロケット歯はリール回転のベルト繰出方向に向い
ている。成形プラスチックの歯車50が複数の突起52
を有し、これらの突起はスプロケット38にある対応し
た孔内に突入している。その結果、歯車50Fiリール
32と一体になって回転する。歯車50はベルト繰出方
向に向いた歯54を有する。
拘束ベルト58は端ループ60を有し、この端ループが
スプール34に入り、リール軸28を囲んでおり、ベル
ト58がリール32にしつかシと固定されると共に、ベ
ルト繰出方向へのリールの回転中にリールから繰出され
る。スプロケット36.38はリール軸28を受ける中
央孔62.64を有する。歯車50も同様な中央孔66
を有する。孔62はリール軸28の平担面付き端68を
非回転状態で受は入れる輪郭となっていて、その結果、
リール軸28はリール32と一体になって回転する。
リール軸28の右端はハウジング側壁18を貫いて外方
に突出しており、らせん巻取ばね74の内端72を受は
入れるスロット70を有する。ばね74の外端はばねカ
バー76に適当に固定してあり、このばねカバーはハウ
ジング側壁18に取付けである。このばねはり−ル32
をベルト巻取方向すなわち第2図で見て時計方向に回転
するように押圧している。
ロックパー78の両端がハウジング側壁16.18に設
けた取付スロットに枢着してあり、スプロケット歯44
と錠止係合するように移動してリール32をベルト繰出
方向に回転しないように錠止できるよう罠なっている。
車両慣性感知機構がロックパー78を作動させるように
設けてあり、これはカップ84内に着座したボール82
を包含する。爪86がハウジング側壁18に枢着してあ
り、この爪はボール82に載った下面90と、車両減速
状態の下にカップ84内でボール82がころがるときに
リールの支持した歯車50の歯54と係合するように設
けた爪歯94とを包含する。爪歯94が歯車の歯54と
係合しているとき、乗員の身体がシートに対して前方に
移動するにつれてリールのベルトの繰出しを開始させる
ことによって誘起されたリール32のベルト繰出回転が
歯車の歯54をして爪86全回動させ、爪86がロック
パー78を上昇させてスプロケット歯44と係合させ、
ベルトリールをベルト繰出回転しないように錠止する。
巻取阻止機構はリール32と側壁16との間で作用して
リール32を巻取ばね74の力によってベルト巻取回転
を行わないように選択的に錠止し、その結果、ベルト5
8がゆるんだ状態に保持されて乗員の居住性を高めるよ
うになっている。一般に、巻取阻1ト機構は成形プラス
チックの制御ディスク100を包含し、この制御ディス
クはリール軸28に支持されており、複数のラチェット
歯102を有する。これらのラチェット歯102は爪1
04と選択的に係合してリール32を巻取ばね74によ
るベルト巻取方向回転を行わないように錠止する。一層
詳しく言えば、第1.2図で最も良くわかるように、制
御ディスク10Gは中央の非円形孔1oal有し、この
非円形孔はリール軸28の平担部付き端68に嵌合して
いる。その結果、制御ディスク100はリール軸28と
共に回転する。制御ディスク100は一連の同心らせん
溝を有し、これらの溝は公知要領で斜面およびゲートに
よってつながっていて所定順序のベルト巻取、繰出リー
ル回転の発生時に爪104を半径方向、軸線方向に移動
させ、それをラチェット歯102と選択的□′二係脱さ
せるようになっている。米国特許第4.002.311
号(Fisher等)をここに参考資料として援用する
が、ここには制御ディスク100が爪104を作動させ
る要領がもつと詳しく説明しである。
第2.3.5図から最も良くわかるように、爪104は
ベース端109を有する爪ワイヤ106を包含する。ベ
ース端109はプラスチック製ベース110に固定しで
ある。爪ワイヤ106は型鋼112も有し、この型鋼は
制御ディスク100の溝内に突入しておシ、山形カム部
114によって爪ワイヤ106のベース端109と一体
に連結している。爪ベース110は中央孔120=i有
し、この孔は支持レバー124から突出するピボットピ
ン122上に着座している。支持レバー124はピボッ
トピン128上に着座した孔126を有する。ピボット
ピン128はハウジング側壁16に載った成形プラスチ
ック支持へ−ス130と一体に成形しである。第2図で
最も良くわかるように、支持レバ−124Fi下面13
2を有し、また、端衝合部138を持”)り円弧面13
6を有するカム・アーム134を支持している。支持レ
バー124は第2図の通常位置と、第2図の仮想線位置
と、第3図の変位位置との間で回動する。仮想線位置は
端衝合部138の制御ディスク100の外周139との
係合によって定められる。
第2.4.6図で最も良くわかるように、支持レバー1
24は、トリガレバ−140によって第2図の通常位置
から下降しないように保持される。トリガレバ−140
は支持へ−ス130から延びるピボット142上に枢着
しである。トリガレバ−140はアーム144を包含し
、このアームは支持壁の窓145を貫いて上向き側方に
延びていて支持レバー124の下面132と係合する。
トリガレバ−140は脚146も包含し、この脚はピボ
ットピン142から側方に延び、振9子150のヘッド
148に載っている。この振り子は支持ベース130と
一体に成形した振シ子台152に装着しである。
第2.3.5図で最も良くわかるように、らせん圧縮型
ばね158がピボットピン122を囲み、ピボットピン
122上のスナップリング159と爪ベース110の間
で作用して爪ベース11Gおよびそこに装着した爪14
0を第5図を見て軸線方向右方へ押圧し、制御ディスク
100と係合させる。らせん圧縮型ばね158は第3図
で見て反時計方向のトルクを爪ベース110に加え、爪
104をリール軸28に向って半径方向内方へ回動する
ように押圧すると同時に、支持レバー124を第2図の
仮想線位置に向って時計方向へ回動するように押圧して
いる。第2図の仮想線位置において、端衝合部138が
制御ディスク100の外周139と係合する。爪ベース
110はボス160を包含し、このボスは支持ベース1
30のピボットピン128を押圧して爪104が制御デ
ィスク100の軸線方向に回動するための支点となる。
作動 車両乗員がシートに座り、シートベルトを拘束位置に留
めたとき、巻取阻止機構は乗員のまわりにゆるく張った
状態にベルトを定めるようになっている。第2図を参照
して理解できるように、ベルトがリールから繰出された
後にリールからベルトが少量だけ突出し、締め金をかけ
られ、乗員のまわりに再巻取シされ得るが、制御ディス
ク100のらせん溝、斜面督よびゲートが爪104を第
2図の位置に定め、ここで、型鋼112がラチェット歯
102の1つと係合する。したがって、爪はり−ル32
がベルト巻取方向すなわち時計方向にさらに回転するの
を妨げ、乗員のまわりにゆるんだ状態にベルトを保持す
る。しかしながら、巻取ばね74は巻取回転押圧を継続
しており、したがって、爪104に下向きの力を加え、
ピボットピン122全通して支持レバー124と係合す
る。支持レバー124はその下面132とトリガレバ−
14Gのトリガアーム144との係合によって第2図の
位置に支えられる。
車両に減速状態が生じたとき、たるみがベルトから除か
れ、ベルトが乗員のまわりにピンと張った状態になるの
が望ましい。減速状態の可視は振9子150を転覆させ
、これがトリガレバ−140のトリガ脚146を上昇さ
せ、その結果、トリガアーム144が第3図に示すよう
に支持レバー124の支えから回動して引出される。し
たがって、巻取ばね74の作用の下に爪104に加えら
れていた荷重はもはや抵抗を受けず、その結果、巻取ば
ね74がリール32のベルト巻取回転を開始させ、支持
レバー124の第3図の変位位置までの回転運動によっ
て許されるだけ下方に爪104を変位させる。支持しバ
ー124が変位位置にある間、その円弧面136はトリ
ガアーム144と係合してトリガレバ−140を第3図
の上昇位置に保持する。
第3.5図で最も良くわかるように、爪140の下方変
位運動は爪ワイヤ1060山形カム部114を支持ベー
ス130と一体に成形したカムパー163と接触させ、
その結果、爪ワイヤ106の端112がラチェット歯1
02から離れるように軸線方向に回動させられる。こう
して、巻取阻止機構が解放され、巻取ばね74がベルト
を乗員のまわシにピンと張った状態に再巻取りすること
ができる。爪104が軸線方向に移動してラチェット歯
102との係合から外れると、爪ばね158は爪104
をそのピボットピン122に対して反時計方向に第3図
の仮想線位置まで回動させる。この位置で、重唱112
が制御ディスク100の中央肩部166と係合する。
重唱112が中央肩部166と係合するとすぐに、爪ば
ね158のトルクが支持レバー124に時計方向のモー
メントを与え、支持レバー124を第2図の仮想線位置
まで回動、上昇させる。この位置で、端衝合部138が
制御ディスク100の外周と係合する。それ故、トリガ
レバ−140が第2図の通常位置に戻ることができ、そ
の結果、トリガアーム144が再び支持レバー124の
下面との続く支持係合に対して保持され、爪104がラ
チェット歯102と再び係合したときに巻取ばねの力に
抵抗する。
こうしてわかるように、本発明は巻取阻止爪のためのコ
ラプシブル式支持構造と車両減速状態の開始で自動的に
支持構造を変位させることのできる慣性作動装置を提供
する。支持構造の変位時の爪の変位運動は爪をカム面と
接触させ、爪を軸線方向に変位させてり一ル上の歯との
係合から外し、その結果、巻取ばねがリールをベルト巻
取方向に回転させ、ベルトを乗員の身体まわシにピンと
張った状態に引張る。さらに、コラプシブル式支持構造
および巻取阻止機構は減速状態が終ったとき自動的にリ
セットする。一層詳しく言えば、爪がリールに支持され
たディスクのラチェット歯から外れるとすぐに、爪は爪
ばねによって半径方向内方へ回動させられてディスクの
肩部と係合し、それ以上の運動を阻止される。
この時点で、爪ばねの力は支持レバーにモーメント金与
え、その通常上昇位置へ戻し、また、トリガをその通常
位置(レバーを支持している位置)に重力で戻す。
本発明をここに、コラプシブル式支持機構がトリガによ
って支持される回動レバーを包含する好ましい実施例に
ついて説明した。本発明の範囲内で、爪をコラプシブル
構造上に支持し、この構造がたとえばここに開示し友よ
うに回動する代りに摺動あるいは全体的に変位するよう
な別のコラプシブル機構とすることができる。さらに、
巻取阻止爪はラチェット歯の軸線方向運動によってラチ
ェット歯から外されたけれども、ラチェット歯との係合
から外れるように爪を半径方向に移動させるカム手段を
使用することは明らかである。
したがって、本発明の範囲が特許請求の範囲によっての
み決定され、好ましい実施例の開示内容に制限されない
ことは了解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるシートベルト・リトラクタの正面
図である。 第2図は第1図の2−2線矢視図であり、リールのラチ
ェット歯と係合してベルト巻取回転を阻止し、ベルトを
乗員の身体のまわりにゆるんだ状態で保持する巻取阻止
爪を示す図である。 第3図tI′i第2図と同様の図であり、振り子を傾斜
させ、トリガを作動させ、爪支持レバーおよび爪の回動
を可能とし、その結果、爪がカムと係合してラチェット
歯から解放された車両減速に続くリトラクタの状態を示
す図である。 第4図は第2図の4−4線矢視断面図である。 第5図は第2図の5−5線矢視断面図であり、爪の実線
位置が第2図の爪係合位置に対応し、爪の仮想線位置が
第3図の爪解放位置に対応する図である。 第6図は第2図の6−6線矢視断面図である。 〈主要部分の符号の説明〉 12・・・ハウジング、102・・・ラチェット歯、3
2・・・ベルト・リール、58・・・ベルト、74・・
・巻取ばね、  104・・・爪、148・・・慣性手
段、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハウジング(12)と、このハウジング(12)に
    回転自在に装着してあり、ラチエツト歯(102)を有
    するベルト・リール(32)と、ベルト巻取方向にリー
    ル(32)を回転させてこのリールに取付けたベルト(
    58)を引張つて乗員に対してピンと張つた状態にする
    力を与える巻取ばね(74)と、ラチエツト歯(102
    )と選択的に係脱して巻取ばね(74)によつて与えら
    れた力に抵抗することによつてベルト巻取回転を阻止し
    、ベルト(58)を乗員の身体のまわりにゆるんだ状態
    で保持するように可動状態で装着された爪(104)と
    、所定レベルの車両の減速状態の発生に応答して前記爪
    (104)を前記ラチエツト歯(102)から外すよう
    に作動する慣性手段(148)とを包含するシートベル
    ト・リトラクタにおいて、前記爪(104)が前記リー
    ル(32)によつて担持されているラチエツト歯(10
    2)と係合しているときに前記巻取ばね(74)によつ
    て与えられる力による動きをしないように通常爪(10
    4)を支持しているコラプシブル式支持機構(124、
    140)を包含し、前記慣性手段(148)が前記所定
    レベルの車両減速に応答して作動して前記コラプシブル
    式支持機構(124、140)の変位を開始させ前記爪
    (104)を前記巻取ばね(74)の作用によつて与え
    られる力により前記ハウジング(12)に対して変位さ
    せるようになつており、さらに、前記爪の変位に応答し
    て前記ラチエツト歯(102)との係合から外れるよう
    に前記爪(104)を動かして前記巻取ばね(74)に
    よる前記リール(32)のさらなるベルト巻取回転を可
    能とし、前記ベルト(58)を乗員の身体に対してピン
    と張る手段(164)を包含することを特徴とするシー
    トベルト・リトラクタ。 2 特許請求の範囲第1項記載のシートベルト・リトラ
    クタであつて、前記ラチエツト 歯(102)が前記リール(32)によつて担持された
    ディスク(100)上にあるシートベルト・リトラクタ
    において、前記コラプシブル式支持機構は、前記爪(1
    04)を前記ディスク(100)の半径方向、軸線方向
    の両方向に動けるように取付けるピボット(122)お
    よび前記爪(104)をラチエツト歯(102)と係合
    するように半径方向、軸線方向に弾力的に押圧するばね
    手段(158)を備える爪取付手段と、前記ハウジング
    (12)に枢着した第1端、前記爪取付手段を担持して
    いる中間部および第2端(134、136、138)を
    備えるレバー(124)と、前記爪(140)が前記デ
    ィスク(100)によつて担持されたラチエツト歯(1
    02)と係合しているときに前記巻取ばね(74)の作
    用によつて前記レバー(124)に加えられる力による
    運動に抗して該レバー(124)の第2端を支持するト
    リガ手段(140)とを有し、前記慣性手段(148)
    が前記トリガ手段(140)と組合わせてあり、前記所
    定レベルの車両減速に応答して前記トリガ手段(140
    )を前記レバーの第2端(134、136、138)の
    支持状態から引込めて前記巻取ばね(74)による前記
    リール(32)のベルト巻取回転の最初の増分だけ前記
    爪(104)および前記レバー(124)を前記ハウジ
    ング(12)に相対的にシフトさせるように作用し、前
    記爪外し手段(164)が前記爪(104)のシフト運
    動に応答して該爪(104)と前記ハウジング(12)
    との間で作用して該爪(104)を前記ディスク(10
    0)の軸線方向に移動させ、前記爪(104)を前記ラ
    チエツト歯(102)から外して前記リール(32)の
    前記さらなるベルト巻取回転を可能とさせることを特徴
    とするシートベルト・リトラクタ。 3 特許請求の範囲第1項記載のシートベルト・リトラ
    クタにおいて、コラプシブル式 支持機構は、前記ハウジング(12)に枢着したレバー
    (124)と、該レバー(124)に前記爪(104)
    を取付けており、前記ラチエツト歯(102)の半径方
    向、軸線方向の両方向に前記爪(104)を動けるよう
    に取付けているピボット(122)および前記爪(10
    4)と前記レバー(124)との間で作用して該爪(1
    04)を前記ラチエツト歯(102)と係合するように
    軸線方向に弾力的に押圧し、また、前記爪(104)に
    前記ラチエツト歯(102)と係合する方向に回転する
    トルクを与え、またさらに、通常位置に向う反対方向に
    前記レバー(124)を回転させる回転トルクを与える
    爪ばね手段(158)を備える爪取付手段と、前記爪(
    104)が前記リール(32)に担持されたラチエツト
    歯(102)と係合しているときに前記巻取ばね(74
    )の作用によつて前記レバー(124)に与えられてい
    る力による動きをしないように前記レバー(124)を
    前記通常位置に支持するトリガ手段(140)とを有し
    、前記慣性手段(148)が前記トリガ手段(140)
    と組合わせてあり、前記所定レベルの車両減速に応答し
    て前記トリガ手段(140)を前記レバー(124)の
    支持から引外して前記巻取ばね(74)の力によつて前
    記爪(104)および前記レバー(124)を前記ハウ
    ジング(12)に対してシフトさせて前記リール(32
    )のベルト巻取回転を開始させるように作用し、前記爪
    外し手段(164)が前記巻取ばね(74)による前記
    リール(32)の前記さらなるベルト巻取回転を可能と
    させると共に前記爪ばね手段(158)の回転トルクを
    許して前記レバー(124)を前記反対方向に回転させ
    、引続き前記トリガ手段(140)によつて前記通常位
    置に支持させるようになつている ことを特徴とするシートベルト・リトラクタ。
JP60189993A 1984-08-31 1985-08-30 シ−トベルト・リトラクタ Pending JPS61205533A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US646421 1984-08-31
US06/646,421 US4540137A (en) 1984-08-31 1984-08-31 Inertia release for belt retractor winding prevention mechanism

Publications (1)

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JPS61205533A true JPS61205533A (ja) 1986-09-11

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ID=24593003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60189993A Pending JPS61205533A (ja) 1984-08-31 1985-08-30 シ−トベルト・リトラクタ

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US (1) US4540137A (ja)
EP (1) EP0173467A3 (ja)
JP (1) JPS61205533A (ja)
CA (1) CA1240967A (ja)

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Publication number Publication date
EP0173467A3 (en) 1987-05-06
US4540137A (en) 1985-09-10
CA1240967A (en) 1988-08-23
EP0173467A2 (en) 1986-03-05

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