JP2686368B2 - ベルト引込み器 - Google Patents

ベルト引込み器

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JP2686368B2
JP2686368B2 JP8504121A JP50412196A JP2686368B2 JP 2686368 B2 JP2686368 B2 JP 2686368B2 JP 8504121 A JP8504121 A JP 8504121A JP 50412196 A JP50412196 A JP 50412196A JP 2686368 B2 JP2686368 B2 JP 2686368B2
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ヒルツェル,ウベ
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ティーアールダブリュ オキュパント リストレイント システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/36Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
    • B60R22/405Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency responsive to belt movement and vehicle movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60R2022/3419Belt retractors, e.g. reels with end lock preventing means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両内の乗員拘束システムに対するベルト引
込み器(リトラクタ)であって、フレーム内に回転自在
に軸支され、巻取りばねの作用を受けるベルトリール
と、車両及び(または)ベルトに応動(感知)すること
によって生じる少なくとも一つの制御つめの回動ないし
揺動によって作動され得るようになったロックないし錠
止機構と、ベルトリール(ベルトドラム)によって回動
可能に支持され、該ベルトリールに対して回転し得る捕
捉ないし錠止部材とを有し、錠止(捕捉)部材及び制御
つめは、巻取り方向のベルトリールの回転により、相互
に第1位置、すなわち錠止(捕捉)部材が制御つめと係
合して、その回動を阻止する位置を占め、かつ繰出し方
向の回転により、相互に第2位置、すなわち錠止部材が
制御つめを釈放する位置を占めるように構成されたベル
ト引込み器に関する。
このようなベルト引込み器においては、たとえば安全
ベルトの差込み舌片が障害物または方向変換金具に衝当
することによって巻取り行程が突然停止した時、あるい
は、たとえばベルト引込み器が車両の後部窓月型の領域
に装着されており、後部座席バンクを後方に倒した場
合、巻取り行程の終了と同時に、ベルト引込み器が振動
するような時には、ベルトリールの予想外の錠止が生じ
ることがある。このような場合には、ベルトを感知する
ベルトリールの著しい遅延、または車両を感知するベル
ト引込み器の振動に起因して、ベルトリールの錠止が起
こり、それによって次の繰出しが阻止される。
このような望ましからざる錠止(ロック)を避けるた
めに種々の装置が提案されている。しかしながらこれら
装置は、その製造及び組立に多額の費用を要し、しかも
ベルトリールの巻取りが急激に終了した場合、またはベ
ルト引込み器が激しく振動する場合には、その錠止(ロ
ック)を確実に阻止することはできない。
本発明によればベルト引込み器において、前述のよう
な望ましからざる錠止を、簡単な手段、少ない追加部品
により、かつ組立て後の調整を必要とすることなく、阻
止し得るベルト引込み器を形成することができる。本発
明によるベルト引込み器においては、第1位置から第2
位置に移行する場合に、ベルトリールは、少なくともほ
ぼ10°の所定角度範囲に亙って回転する必要がある。こ
れによって、ベルトの巻取り運動が急に終了した場合
も、ベルト引込み器が激しく振動した場合も、ベルトリ
ールの予想せざる錠止を確実に阻止することができる。
所定回転角度に亙ってベルトリールの錠止を阻止して
も、ベルト引込み器の正しい作動態様には影響しない。
その理由は、最適に調整されたベルト引込み器において
は、ベルトリールの錠止が、ベルト及び車両を感知する
ことによって釈放されるようにするためには、このベル
トリールのある程度の回転が必要とされるからである。
好ましくは、所定回転角度はほぼ20°とほぼ25°の範
囲に内にあるようにされる。
本発明の一実施例においては、制御つめが、ベルトリ
ールの片側に揺動(回動)自在に軸支され、かつベルト
リールに制限的に回転し得るように軸支されている制御
円板上の制御カムにより、フレームに回転自在に軸支さ
れている作動リングの内歯手段と係合するようになって
おり、かつ前記制御つめが頭部としての突起を備えてお
り、さらに錠止部材が、ベルトリールに回転自在に軸支
され、摩擦によってフレームに対して制動される制動円
板と、錠止部分を有し、この錠止部分が、第1位置にお
いては前記突起と係合し、第2位置においてはこれを釈
放するようになっている。従来のベルト引込み器に対し
て追加的に必要とされる部材、すなわち制動円板及び摩
擦部材は、現存の構造体に容易に一体化されないし組込
まれ、費用追加の原因とはならぬ。制動円板の制動に必
要な摩擦力は僅かであるから、ベルトリールの回転は妨
げられず、したがって繰出し及び巻取り力に対する影響
は無視できる。
本発明の前記好適な実施例によれば、錠止部材はさら
にベルトリールと摩擦結合し、かつその軸線の周りで制
限的に回動するように、装着された捕捉ないし錠止レバ
ーを有し、該捕捉ないし錠止レバーは円弧状の当接面を
有し、この当接面は角運動に対応する領域に亙って延
び、かつ該当接面は、第1位置においては、慣性センサ
の制御つめと係合し、第2位置においてはこれを釈放す
る。このようなベルト引込み器によれば、ベルトを巻取
る時に、ロックないし錠止機構の制御つめも、慣性セン
サや制御つめも、これらのために配置された歯装置と係
合する回動を行わないようにされている。錠止機構の制
御つめだけに作用し、かつその回動が阻止される時に
は、ベルト引込み器が激しく振動した場合には、慣性セ
ンサ及び制御つめは、制御円板の外歯と係合し、それに
よってベルトリールからの、ベルト繰出しが阻止され
る。ベルトリールの、望ましからざる錠止を確実に避け
るためには、錠止機構の制御つめと、慣性センサ及び制
御つめの回動を、共に阻止する必要がある。
本発明の別の特徴及び利点は、添付図面を参照して行
う、次の説明により明らかとなる: 図1は第1実施例によるベルト引込み器の部分的、軸
線方向断面図; 図2は図1に示されたベルト引込み器の、ベルト繰出
しプロセスにおける、線図的側面図; 図3は制御つめが係合した時の、対応する側面図; 図4は図1に示されたベルトリールが、巻取り方向に
回転する時の、対応する側面図; 図5は別の実施例によるベルト引込み器の軸線方向断
面図; 図6は図5に示されたベルト引込み器の、制御つめが
錠止された時の、線図的側面図; 図7は図5に示されたベルト引込み器の、推移状態に
ある時の、線図的側面図; 図8は図5に示されたベルト引込み器の、制御つめが
釈放された時の、線図的側面図。
図1〜図4は本発明によるベルト引込み器の、第1実
施例を示す。このベルト引込み器においては、ベルトリ
ール12は負荷フレーム10に、回転自在に装架されてい
る。フレーム10の片側に装架された保護キャップ14内に
は、ベルト引込み器の錠止システム(図示せず)に対す
る、車両及びベルト感知制御機構が設けられている。ベ
ルト引込み器の反対側には、巻取りばね(図示せず)が
通常の態様で配置されている。
制御機構は外歯を有する制御円板16から成り、該円板
は支点ピン18によって、ベルトリール12上に、回転自在
に装架されている。慣性センサ20は制御円板16の外歯と
共働し、この慣性センサは周知の態様で慣性ボールと、
回動ないし揺動自在に軸支されて、慣性ボールにより制
御円板16の外歯の方に動かされる慣性センサ及び制御つ
め20aとから成っている。ベルトリール12に対して、回
転不能に結合された取付板22には、支点ピン26により、
制御つめ24が回動ないし揺動自在に軸支されている。プ
ラスチックから形成された制御円板16には、慣性を増加
させるために、金属材料から成る慣性円板28が相対的回
転を阻止するように結合されている。この慣性円板28
は、制御つめ24と共働する制御カム28aを有し、ベルト
リール及び制御円板16の間に相対的回転が生じた時に、
制御つめ24上の、半径方向突起24aに衝当し、該突起を
その先端と共に、図3に示されるように外方に枢動させ
るようになっている。この状態においては前記先端は、
取付板22を囲繞しかつフレーム10内に回転自在に装架さ
れた作動リング30の内歯と係合する。作動リング30は半
径方向の腕30aを備え、この腕は圧縮ばね31によって、
フレーム10上に支持されている。作動リング30が回転す
れば、錠止システム(図示せず)の錠止つめが、通常の
態様でその作動位置に動かされる。
支点ピン18によって、制動円板32は、さらに良く回転
し得るように、ベルトリール12の側部に装架される。制
動円板32は、取付板22の方に、垂直に延びる捕捉ないし
錠止部材34を有し、この錠止部材34は、制動円板32の外
周を、円弧状に数度の角度に亙って延びる狭い壁部分に
よって形成されている。摩擦リング36が制動円板32の外
周を囲繞し、該円板の外周には溝が形成されている。こ
の溝の中にはばねリング38が受入れられ、摩擦リング36
を適当な力で、制動円板32の外周に衝当させるようにな
っている。摩擦リング36は、フレーム10上の、横方向に
突出する耳片10a上に保持されたU字形保持部材36aを有
し、該摩擦リングは、制動円板32に対する相対的回転が
阻止され、かつ制動円板32と摩擦的に係合することによ
って、この制動円板の回転を制動するように保持され
る。しかしながらこの制動作用は、ベルトリール上の巻
取り及び繰出し力に、実質的に影響を及ぼさないよう
に、小さく設計される。
制御つめ24は、つめの先端と反対の端部に、円弧状に
緩やかに湾曲した、細長い突起24bを有している。ベル
トリールが図4に示されるように、巻取り方向に回転す
れば、突起24bは最初錠止部材34の方に移動し、次いで
この錠止部材の傍を半径方向外方に、該錠止部材34が制
御つめ24に当接ないし衝当するまで動く。続いて摩擦リ
ング36の摩擦力によって、この時点で静止状態に止まっ
ている制動円板32が回転せしめられ、ベルトリールと共
に、回転方向が逆転するまで回転する。このように回転
方向が逆転すれば、錠止部材34は制御つめ24から離れ、
制動円板32は再び、摩擦によって停止せしめられる。し
かしながら錠止部材34が突起24bの周りに掛止されてい
る限りは、すなわち突起24bが周囲方向に延びる範囲に
対応する所定の角度運動が行われる間は、制御つめ24
は、作動リング30の内歯と係合するような回動ないし揺
動が阻止される。その理由は、突起24bが錠止部材34に
衝当するからである。錠止部材34が突起24bを釈放(係
合解除)し、制御つめ24が制御カム28a上を、車両また
は巻取りベルトを感知し得るように揺動し、かつ図3に
示されるように、作動リング30の内歯と係合するのは、
繰出し方向における前記のような回転が、所定の角度に
亙って行われた後である。制御つめ24を、阻止後再び釈
放するために、ベルトリールが回転せねばならぬ所定の
回転角度は、少なくともほぼ10°、好ましくはほぼ20°
〜25°に達する。
図5〜図8は本発明の別の好適な実施例を示すもの
で、巻取りベルトが繰出される時に、ロックないし錠止
機構の制御つめの捕捉ないし錠止作用の他に、車両を感
知する慣性センサ20の制御つめの錠止作用が行われるよ
うになっている。追加的な構成部材と、その機能だけを
説明する。残りの部分は前記実施例の場合と同様であ
る。
ベルトリールの支点ピン18には、ハブ状の軸受部分40
が、回転しないように装着され、この軸受部分の同心孔
42の中には支点ピン18が、圧力嵌めされている。軸受部
分40はその外周に、囲繞溝44を有し、全体が50によって
示された錠止レバーの、二つの円弧状腕46、48が保持さ
れている。これら円弧状腕46、48自体はその外周に溝52
を有し、この溝の中には環状ばね54が嵌合し、該環状ば
ねは前記円弧状腕46、48を囲繞している。錠止レバー50
は二つの半径方向腕56、58を有し、これらの腕は円周方
向に隔置されている。半径方向腕56、58は、支点ピン18
と反対端部において、ウエブ60によって相互に連結さ
れ、該ウエブは半径方向外側に衝当面62を有し、かつ腕
56と相対する端部は突起64として延び、この突起は耳片
10aと係合する。衝当面62は、慣性センサ及び制御つめ2
0aと係合するように、支点ピン18に対しある距離をおい
て配置されている。突起66は衝当面の一端に形成されて
いる。
図6には、第1ベルト巻取り位置にある錠止レバー50
が示されている。ベルトリール12が回転する時に、円弧
状腕46、48が軸受部分40と摩擦的に係合するために、錠
止レバーは第6図で見て、ウエブ60の突起66が慣性セン
サ及び制御つめ20aの先端に触座するまで、時計方向に
回転する。この位置においては、慣性センサ及び制御つ
め20aの、制御円板16の外歯装置と係合するような揺動
は阻止される。同時に、制御つめ24の回転も、錠止部材
34が突起24bと係合するために阻止される。
図7は錠止レバー50の過渡状態を示す。この状態は、
ベルトリールの回転方向が、巻取り方向から繰出し方向
に反転した後に起こるもので、ベルトリール12が、繰出
し方向に所定の角度に亙って行う回転に対応する。慣性
センサ及び制御つめは、この実施例においては、好まし
くはほぼ20°〜25°に達する、所定の回転角度に亙って
延びる接触面62によって阻止される。ベルトリール12
が、さらに繰出し方向に回転する時は、図示の位置から
出発した錠止レバー50は、さらに第2位置に達するまで
反時計方向に回転し、この位置においては、突起64は耳
片10aと係合し、慣性センサ及び制御つめ20aは釈放され
る。この状態は図8に示されている。図によって明らか
なように、錠止部材34は制御つめ24の突起24bを釈放す
る。
錠止レバー全体50は円弧状腕46、48、半径方向腕56、
58及びウエブ60と共に、単一のプラスチック部材を形成
している。円弧状の各腕46、48は、好ましくは180°よ
りは、僅かに小さな角度に亙って延び、これら円弧状腕
の二つの端部の間に隙間が残り、これら腕46、48が相互
に直接接触するのを阻止するようになっている。軸受部
分40に対する、円弧状腕46、48の係合力は、主として環
状ばね54の寸法によって決定され、錠止レバー50がベル
トリール12に対して回転することによって、摩擦力が発
生し、この摩擦力はベルトリールの巻取り及び繰出し力
に及ぼす影響は僅かである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−81762(JP,U) 実開 昭61−1460(JP,U) 実開 昭61−35064(JP,U) 実開 昭61−35065(JP,U) 実開 昭61−37057(JP,U) 英国公開2162046(GB,A)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両乗員拘束システム用のベルト引込み器
    で、フレーム(10)内に回転自在に軸支され、巻取りば
    ねの作用を受けるように構成されたベルトリール(12)
    と、車両及び(または)ベルトに応動して生じる少なく
    とも一つの制御つめ(24a;24)の回動によって作動され
    得るようになった、ベルトリールに対する錠止機構と、
    ベルトリール(12)によって回動可能に支持され、該ベ
    ルトリールに対して回転し得る錠止部材(32、34;50、6
    2)とを有し、錠止部材(32、34;50、62)及び制御つめ
    (20a;24)は、巻取り方向のベルトリール(12)の回転
    により、相互に第1位置、すなわち錠止部材(32、34;5
    0、62)が制御つめ(20a;24)と係合して、その回動を
    阻止する位置を占め、かつ繰出し方向の回転により、第
    2位置、すなわち錠止部材(32、34;50、62)が制御つ
    め(20a;24)を釈放する位置を採るようになっているベ
    ルト引込み器であって、第1位置から第2位置に移る
    に、少なくともほぼ10°なる所定の角度に亙る、ベルト
    リール(12)の回転を必要とするように構成されたベル
    ト引込み器において、制御つめ(24)は、ベルトリール
    (12)の片側に、回動自在に軸支され、かつベルトリー
    ル(12)に回転制限的に軸支されている制御円板(16)
    に形成された制御カム(28a)により、フレーム(10)
    に回転自在に軸支された作動リング(30)の内歯手段と
    係合することができ、且つ頭部(24b)を有し、さらに
    錠止部材は、ベルトリール(12)に回転自在に軸支され
    且つフレーム(10)に対する摩擦によって制動される制
    動円板(32)と錠止部材(34)とを有し、該錠止部材が
    第1位置において、頭部(24b)と係合し、第2位置に
    おいてはこの頭部を釈放することを特徴とする、ベルト
    引込み器。
  2. 【請求項2】前記所定の回転角度がほぼ20°とほぼ25°
    の範囲内にあることを特徴とする、請求項1記載のベル
    ト引込み器。
  3. 【請求項3】ベルトリール(12)が巻取りばねの力と比
    較して無視し得る程度に小さい摩擦力に逆らって、フレ
    ーム(10)に対して回転する時に、制動円板(32)は、
    錠止部材(34)の上に乗る制御つめ(24)に従って回転
    することができることを特徴とする、請求項1又は請求
    項2記載のベルト引込み器。
  4. 【請求項4】錠止部材(34)が、制動円板(32)から垂
    直に延びた壁部分によって形成され、かつベルトリール
    (12)が巻取り方向に回転する時に、制御つめの頭部
    (24b)が、この壁部分の半径方向、後部外方の位置を
    採ることを特徴とする、請求項1から3までの何れか一
    つの項に記載のベルト引込み器。
  5. 【請求項5】制動円板(32)の外周に摩擦リング(36)
    が嵌められており、該摩擦リングがフレーム(10)によ
    って、相対回転不能に保持されていることを特徴とす
    る、請求項1から4までの何れか一つの項に記載のベル
    ト引込み器。
  6. 【請求項6】摩擦リング(36)のリング部分が、ばねリ
    ング(38)によって囲繞されていることを特徴とする、
    請求項5記載のベルト引込み器。
  7. 【請求項7】頭部(24b)が、角運動に対応する領域に
    亙って延びていることを特徴とする、請求項1から6ま
    での何れか一つの項に記載のベルト引込み器。
  8. 【請求項8】車両乗員拘束システム用のベルト引込み器
    で、フレーム(10)内に回転自在に軸支され、巻取りば
    ねの作用を受けるように構成されたベルトリール(12)
    と、車両及び(または)ベルトに応動して生じる少なく
    とも一つの制御つめ(24a;24)の回動によって作動され
    得るようになった、ベルトリールに対する錠止機構と、
    ベルトリール(12)によって回動可能に支持され、該ベ
    ルトリールに対して回転し得る錠止部材(32、34;50、6
    2)とを有し、錠止部材(32、34;50、62)及び制御つめ
    (20a;24)は、巻取り方向のベルトリール(12)の回転
    により、相互に第1位置、すなわち錠止部材(32、34;5
    0、62)が制御つめ(20a;24)と係合して、その回動を
    阻止する位置を占め、かつ繰出し方向の回転により、第
    2位置、すなわち錠止部材(32、34;50、62)が制御つ
    め(20a;24)を釈放する位置を採るようになっているベ
    ルト引込み器であって、第1位置から第2位置に移る
    に、少なくともほぼ10°なる所定の角度に亙る、ベルト
    リール(12)の回転を必要とするように構成されたベル
    ト引込み器において、 制御つめ(20a)が、慣性センサ(20)によって回動自
    在に軸支され、かつ車両に応動して制御円板(16)の外
    歯と係合し得るようになっており、錠止部材が、ベルト
    リールに摩擦結合され制限された範囲で軸線の周りで回
    動するように構成された錠止レバー(50)を有し、該錠
    止レバーのうち、ベルトリール(12)に回転しないよう
    に装着されている円板状の軸受部分(40)の周囲には二
    つの円弧状腕(46、48)が嵌められており、前記腕(4
    6、48)は、これら腕を囲繞する金属リングばね(54)
    によって、軸受部分の周囲面と摩擦係合するように保持
    されており、さらに錠止レバー(50)が円弧状係合面
    (62)を備え、該係合面が角運動に対応する領域に亙っ
    て延び、かつこの係合面が第1位置においては制御つめ
    (20a)と係合し、第2位置においてはこれを釈放する
    ようになっていることを特徴とする、ベルト引込み器。
  9. 【請求項9】前記所定の回転角度がほぼ20°とほぼ25°
    の範囲内にあることを特徴とする、請求項8記載のベル
    ト引込み器。
  10. 【請求項10】軸受部分(40)は、その外周に、円弧状
    腕(46、48)が嵌め込まれる溝(44)を有していること
    を特徴とする、請求項9記載のベルト引込み器。
  11. 【請求項11】円弧状腕(46、48)が、その外周に、リ
    ングばね(54)を保持する溝(52)を有していることを
    特徴とする、請求項9又は請求項10記載のベルト引込み
    器。
  12. 【請求項12】錠止部材がさらに、ベルトリール(12)
    に摩擦結合され、ベルトリール(12)の軸線の周りで、
    制限的に回動運動し得るように装着された錠止レバー
    (50)を有し、該錠止レバーが、角運動に対応する領域
    に亙って延びた円弧状の係合面(62)を備え、かつ第1
    位置においては、慣性センサ(20)の制御つめ(20a)
    と係合し、第2位置においてはこれを釈放するようにな
    っていることを特徴とする、請求項1から7までの何れ
    か一つの項に記載されているベルト引込み器。
JP8504121A 1994-07-07 1995-07-07 ベルト引込み器 Expired - Fee Related JP2686368B2 (ja)

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