JPH0850583A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH0850583A
JPH0850583A JP6184854A JP18485494A JPH0850583A JP H0850583 A JPH0850583 A JP H0850583A JP 6184854 A JP6184854 A JP 6184854A JP 18485494 A JP18485494 A JP 18485494A JP H0850583 A JPH0850583 A JP H0850583A
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JP6184854A
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Toshiya Morita
俊哉 森田
Iwao Tanaka
巖 田中
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 所望のサイズの用紙を、縦および横の各辺の
長さが折り目によってそれぞれ均等に分割されるように
折り、縦および横の各辺が分割された数をそれぞれ折り
数として設定すると共に、上記用紙を折り畳んだ状態で
タブレット一体型LCD6上に置き、その対角線の端点
となる2点をタブレットペン8でポイントし、上記折り
数と上記2点の座標とに基づいて用紙サイズを算出し、
用紙サイズとして設定する。 【効果】 実際の用紙に基づいてポイントすることで用
紙サイズの設定ができるため、勘に頼ることなく的確な
設定を行うことができ、さらに、タブレットペンで2点
をポイントするだけの簡単な操作で設定を行うことがで
きるので、書式の設定を行う際の作業性および操作性の
向上を図ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサ等の
文書処理装置に関し、特に文書を印刷する時の書式の設
定を操作者の入力操作によって行うことができる文書処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、例えばワードプロセッサ等の文
書処理装置においては、キーボードを介しての操作者に
よるコマンド入力操作等により、文書を印刷する際の、
用紙サイズ、用紙に対する印刷位置を決定する余白の大
きさ、文字間隔等の書式を設定・変更することができる
ように構成されている。このような文書処理装置におい
て書式を設定・変更する際に表示される表示画面の一例
を図14に示す。
【0003】同図において、表示画面91には、キーボ
ード等により入力した文書を表示する文書画面に重ね
て、書式の設定・変更用のウィンドウ(コマンドパネ
ル)92が表示されており、ウィンドウ92内には、用
紙サイズ(用紙の大きさ)、上余白(上部分の余白の長
さ)、左余白(左部分の余白の長さ)、下余白(下部分
の余白の長さ)、一行字数(一行に印字できる全角文字
数)、文字間隔(文字と次の文字との間隔)、改行ピッ
チ(行と次の行との間隔)等の書式に関する項目と、各
項目に現在設定されている値等とがそれぞれ表示されて
いる。
【0004】操作者は、キーボード上のカーソルキー等
を用いて変更したい上記の項目をウィンドウ92内で選
択し、数値入力キー等でその内容を設定、変更すること
ができる。
【0005】また、特開平5−67094号公報に開示
されているように、上述のように数値入力キー等を用い
て数値を入力することによる設定方法の他に、表示画面
中に版面を示す矩形を表示し、その矩形の大きさをマウ
ス等のポインティングデバイスで変更する事により、版
面のサイズや余白の大きさ等を設定することができる装
置も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、用紙サイズの設定・変更を行う際に、A
4・B5等の規格が設定されているサイズ以外の特殊な
大きさの用紙を設定したい場合には、操作者が勘にたよ
っておおまかな値を設定するか、あるいは、例えば用紙
の縦横の長さを実際に計って設定するというように、書
式の設定を的確に簡単な操作で行うことができないとい
った問題点を有している。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であって、その目的は、書式の設定を、勘にたよること
なく、的確に簡単な操作で行うことができる作業性およ
び操作性の良い文書処理装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の文書処理装置は、情報を表示する
表示手段と、位置指定手段により指定された上記表示手
段上の任意の点を検知する位置検知手段とを備え、上記
位置検知手段によって検知された2点を結ぶ線分を対角
線とする矩形に応じて、作成する文書の書式を設定する
文書処理装置において、用紙の短辺および長辺の長さが
折り目によってそれぞれ均等に分割されるように用紙を
折り畳んだ時の縦および横の各辺がそれぞれ分割されて
いる数を折り数として設定する折り数設定手段と、上記
位置指定手段により指定されて上記位置検知手段に検知
された2点の座標と上記折り数とに基づいて、上記折り
数に従って折り畳むと上記の2点を結ぶ線分を対角線と
する矩形と同じ大きさとなる用紙の縦および横の各辺の
長さを算出し、算出した各辺の長さに基づいて文書の書
式を設定する制御手段とが設けられていることを特徴と
している。
【0009】請求項2記載の文書処理装置は、請求項1
記載の装置において、用紙のサイズを上記各辺の長さを
示す数値で表示する表示欄が上記表示手段の表示画面に
設けられ、上記制御手段によって算出された用紙のサイ
ズを上記表示欄に表示するよう上記制御手段が上記表示
手段を制御することを特徴としている。
【0010】請求項3記載の文書処理装置は、請求項1
記載の装置において、設定された書式における用紙のサ
イズに基づいた用紙の外枠を上記表示画面に実物大で表
示すると共に、上記外枠の内部で検知された2点の位置
情報に基づいて、外枠の内周部に設定される余白の大き
さを算出し、上記余白と余白以外の部分との境界線を上
記表示画面に実物大で表示するよう上記制御手段が上記
表示手段を制御することを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の構成によれば、用紙を縦および
横の各辺の長さが折り目によってそれぞれ均等に分割さ
れるように用紙を折り畳んだときの、縦および横の各辺
がそれぞれ分割されている数を折り数として折り数設定
手段により設定し、位置検知手段の上に所望のサイズの
用紙を上記の要領で折り畳んだ状態で置いて、折り畳ん
だ用紙の対角線の端点を位置指定手段によりそれぞれポ
イントすれば、位置検知手段によって検知された上記端
点のそれぞれの座標と、上記折り数とに基づいて、制御
手段が用紙の縦および横の各辺の長さをそれぞれ計算す
ることにより用紙のサイズの設定が行われる。
【0012】これにより、位置指定手段によって2点を
ポイントするという簡単な操作で用紙サイズの設定を行
うことができるため、書式設定時の操作性が向上する。
さらに、操作者が適当な大きさに折り畳んだ用紙の折り
数を設定し、折り畳んだ用紙に基づいてポイントするの
で、位置検知手段より大きいサイズの用紙であっても、
位置検知手段より小さなサイズに折り畳むことによって
その外形の2点を位置検知手段上でポイントすることが
できる。この結果、実際の用紙に基づいてポイントする
ことで用紙サイズの設定ができるため、勘に頼ることな
く的確な設定を行うことができる。これらにより、文書
を印刷する用紙のサイズ、用紙上の印刷位置を決定する
余白の大きさ、および、印刷時の文字間隔等の書式の設
定を行う際の作業性および操作性の向上を図ることがで
きる。
【0013】請求項2記載の構成によれば、算出された
用紙のサイズを表示する表示欄が表示手段の表示画面に
設けられ、用紙の縦および横の各辺の長さがそれぞれ数
値で表示されるようになっている。
【0014】これにより、例えば表示画面より大きなサ
イズを用紙サイズとして設定した時のように、表示画面
に表示しきれない部分があるために設定した用紙の実際
の大きさを目視で確認することができない場合であって
も、上記の表示欄に表示される数値によって、希望どお
りのサイズが設定されたかどうかを操作者が確認するこ
とが可能になっている。この結果、書式設定時の作業性
および操作性の向上を図ることができる。
【0015】請求項3記載の構成によれば、表示手段の
表示画面に、設定された書式における用紙サイズに基づ
いて用紙の外枠が実物大で表示されるので、この外枠を
参考にして、希望の大きさの余白をとるように位置指定
手段で2点をポイントするか、あるいは、例えば希望す
る大きさの余白で印刷が行われている用紙を実際に位置
検知手段に重ねて、この余白に従って用紙の上からポイ
ントすることにより、余白の大きさが算出され、さら
に、算出された余白の大きさに基づいて表示画面に余白
と余白以外の部分との境界線を表示することにより、操
作者が設定した余白を確認することができるようになっ
ている。
【0016】これにより、操作者が余白を設定しようと
する用紙を実物大で見ることができるため、操作者がイ
メージどおりの大きさの余白を設定できると共に、位置
指定手段でポイントするといった簡単な操作で設定を行
うことができ、同時に設定した余白を実物大で確認する
ことも可能となっている。この結果、書式設定時の作業
性および操作性の向上を図ることができる。
【0017】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図
9、および図11に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。
【0018】図7は、本実施例に係る文書処理装置の基
本構成を示すブロック図である。本文書処理装置は、同
図に示すように、アプリケーションプログラムや文書書
式情報等を記憶するメモリであるMEM3と、上記ME
M3上のプログラムを実行することで本装置を制御する
CPU(Central Processing Unit )2(制御手段)
と、送受信を可能にする例えばRS232C等の通信I
/F(インターフェイス)4と、イメージデータを展開
するVRAM(ビデオRAM)5と、後述する入力装置
を接続する入力I/F7と、後述する記憶装置を接続す
るディスクI/F11と、後述する印刷装置を接続する
出力I/F14とを備えている。上記の各構成は、アド
レス信号、データ信号および制御信号を伝送するシステ
ムバス1により相互に接続されている。
【0019】また、本文書処理装置はさらに、上記入力
装置として、タブレット一体型LCD(液晶ディスプレ
イ)6(表示手段・位置検知手段)と、タブレットペン
8(位置指定手段)と、キーボード9と、マウス10と
を備えている。
【0020】タブレット一体型LCD6は、表示画面上
に透明のタブレットが重ねられた構成になっており、上
記CPU2の制御の下で、入力されたデータ等を表示画
面に表示すると共に、操作者がタブレットペン8でポイ
ントする、すなわちペン先をタブレットに接触させるポ
インティング操作を行うことによって、表示画面上で任
意の位置指定が可能となっており、また、ペン先が接触
した位置に応じた電位の変化等がタブレット上に発生
し、これを検知することによって指定された位置の座標
を求めることができるようになっている。なお、上記の
位置指定は、キーボード9に設けられた図示しないカー
ソルキーや、マウス10を用いて行うこともできる。
【0021】また、上記記憶装置として、文書を後に詳
述する形式の文書ファイルとして格納するFDD(フロ
ッピーディスクドライブ)12およびHDD(ハードデ
ィスクドライブ)13を備えており、上記印刷装置とし
て印刷を行うプリンタ15を備えている。
【0022】CPU2は、VRAM5、入力I/F7、
ディスクI/F11、出力I/F14、通信I/F4を
それぞれ介して、上記の入力装置と、記憶装置と、印刷
装置とのすべてを制御する。また、後に詳述する文書の
書式設定操作等にかかる演算一般を行う。
【0023】操作者によって作成された文書は、図4に
示すように、主として文書ヘッダ30と、文書データ3
1と、書式情報32とに大別されて文書ファイルを構成
し、FDD12およびHDD13に記憶保存されてい
る。
【0024】上記文書ヘッダ30は、文書データ31・
書式情報32等にそれぞれアクセスするための位置情報
を含んでいる。また、文書データ31は文書そのものを
含んでいる。書式情報32は、文書の表示・印刷出力時
の形式を設定する情報を含んでいる。
【0025】また、図5は、上記文書ファイルがFDD
12およびHDD13から読み込まれたMEM3の構造
を示す説明図である。同図に示すように、上記文書ヘッ
ダ30は、文書データ31の格納された領域の先頭アド
レスである文書データ先頭ポジションと、書式情報32
の格納された領域の先頭アドレスである書式情報先頭ポ
ジション等を含んでいる。さらに、上記文書データは、
タイトル指示コマンドおよびこれに続くタイトルデータ
と、本文指示コマンドおよびこれに続く本文データとを
含んでおり、上記書式情報32は、上記文書ファイルの
文書を印刷する時の書式、すなわち、印刷する用紙のサ
イズや、用紙上の文書の印刷位置を示す余白を指定する
情報等である、用紙サイズ情報33や、余白値情報34
等を含んでいる。また、上記の文書ヘッダ30、文書デ
ータ31および書式情報32以外の領域に、後述する折
り数に関する情報等が格納されるようになっている。
【0026】以下に、上記の構成における本文書処理装
置の制御動作について説明する。
【0027】図2は、本文書処理装置の電源が投入され
た後に最初にタブレット一体型LCD6の表示画面に表
示される機能選択用メニューを示している。
【0028】同図における画面中央部に表示されている
8つの矩形は、本文書処理装置で実行されるアプリケー
ションプログラムにそれぞれ対応しており、キーボード
9に設けられた図示しないカーソルキー等により上記の
矩形の中から1つを選択することにより対応するプログ
ラムが実行される。
【0029】例えば、新規文書作成を行いたい場合は、
カーソルキー等を操作することにより同図に示す矩形4
2を選択すると、MEM3に格納されている新規文書作
成用のプログラムがCPU2において実行され、操作者
がキーボード9等により文書の入力を行うことにより、
新規文書の作成をすることができる。上記の選択を行う
際は、各矩形の下部に表示される語句が白黒反転するこ
とにより、選択された矩形を判別することができる。ま
た、矩形41は、作成済みの文書を呼び出す文書呼出を
行う際に選択する矩形であり、その他の6つの矩形も本
文書処理装置に備えられたその他のアプリケーションプ
ログラムにそれぞれ対応している。
【0030】ここで、既にフロッピーディスク(以下、
FDと略して表記する)に保存されている作成済みの文
書を呼び出して書式設定・変更を行う時の本文書処理装
置の制御動作について、図8に示すフローチャートに基
づいて説明する。
【0031】まず、操作者は、上記文書の保存されてい
るFDをFDD12にセットし、図2に示す機能選択用
メニューにおいて、上述のように矩形41すなわち文書
呼出を選択する。これにより、上記FDに保存されてい
る文書ファイルが読み出され、図3に示すように、その
タイトル等の一覧を示す文書リスト画面がタブレット一
体型LCD6に表示される。ここで、キーボード9に設
けられたカーソル等を用いて、1つの文書ファイルを指
定すると、指定された文書ファイルがFDD12によっ
てFDから読み出され、MEM3に格納される(ステッ
プ1、以下、S1のように表記する)。
【0032】続いて、MEM3に読み込んだ文書の書式
変更を行う(S2)。文書読み込み後、メニューから書
式設定を選択すると、図6に示すように、書式設定・変
更用のウィンドウ22が、文書の上に重なった状態で表
示され、書式の各項目の変更を行うことができる。各項
目に設定されている値等は、図5に示すMEM3に格納
されている書式情報32から読み出されて表示され、カ
ーソルキーおよび数値キーを用いて各項目の設定値を変
更することができる。さらに、図6に示すとおり、ウィ
ンドウ22内の右下方にペン入力用アイコン23が設け
られており、ペン入力用アイコン23をタブレットペン
8でポイントすることで、表示される画面が図1または
図11に示す画面に遷移し、用紙サイズおよび余白部分
に対応する項目の値をタブレットペン8による入力で設
定することが可能となる。
【0033】なお、図6に示す書式設定・変更用のウィ
ンドウ22において、カーソル24が位置している行に
よって、タブレットペン8でペン入力用アイコン23が
ポイントされた後に図1または図11の画面のどちらに
遷移するかが決定される。すなわち、図6に示すカーソ
ル24は、この場合、「用紙サイズ」の行に位置してい
るので、この状態でペン入力用アイコン23がポイント
されると(S3)、図1に示す用紙サイズ設定用のペン
入力用画面に遷移し、タブレットペン8による用紙サイ
ズ設定変更処理が行えるようになる(S4)。
【0034】一方、カーソル24が、「左余白」、「上
余白」、「下余白」の各行のいずれかに位置している場
合に、ペン入力用アイコン23がポイントされると(S
5)、図11に示す余白値設定用のペン入力用画面に遷
移し、同様にタブレットペン8によって余白値設定変更
処理を行うことができる(S6)。
【0035】また、カーソル24が、その他の行に位置
している場合は、他の書式情報を設定する処理を行う
(S7)。
【0036】すべての書式設定処理が終了したら(S
8)、文書を設定された書式に従って表示画面に表示し
(S9)、他に作成する文書がなければ(S10)、処
理を終了する。
【0037】ここで、上記のS4における用紙サイズ設
定変更処理について、図9に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
【0038】まず、ペン入力用アイコン23がタブレッ
トペン8によってポイントされているかどうかを判定す
る(S21)。ポイントされていると判定されたら(S
22)、以降はタブレットペン8による入力で用紙サイ
ズ設定を行うので、タブレット一体型LCD6に、図1
に示す用紙サイズ設定用のペン入力用画面を表示する。
この時、図5に示すMEM3に格納されている用紙サイ
ズ情報33に基づき、上記のペン入力用画面に実物大の
用紙サイズ枠56を表示する(S23)。
【0039】このとき、書式設定用のウィンドウ22
は、縮小された書式情報ウィンドウ52になり、最低限
必要な現在の書式情報のみを表示する。また、用紙サイ
ズ枠56の左上方に表示される左上方マーク51は、用
紙の左肩の位置を示す。
【0040】操作者は、上記のペン入力用画面の上に、
希望する大きさの用紙57を重ねて置き、用紙57の外
形のうち2点をタブレットペン8でポイントする(S2
4〜S27)。すなわち、図1に示すように、用紙57
の対角線の端点の1つである左上方点Aを1点目として
ポイントし、次に上記端点のもう一方である右下方点B
を2点目としてそれぞれポイントする。なお、この時、
用紙57を左上方マーク51に合わせて置き、1点目と
して左上方マーク51をポイントしてもよく、また、必
要がなければ用紙57を重ねずに、ポイントだけ行って
もよい。
【0041】尚、2点目のポイント開始(S25)は、
タブレットペン8がポイントし始めた時(タブレットペ
ン8をタブレットに近づけた時)を意味し、2点目のポ
イント終了(S27)は、タブレットペン8がポイント
をやめた時(タブレットペン8をタブレットから離した
時)を意味する。
【0042】この間、ポイントされた2点の位置に基づ
き、用紙サイズ枠56が変更されて表示され(S2
6)、2点の位置が確定された後に実際の用紙サイズが
実施例2において後述する計算式に基づいて計算され
(S28)、変更後の用紙サイズが設定されてMEM3
に格納される(S29)。
【0043】この後、書式情報ウィンドウ52に表示さ
れているペン入力用アイコン23が再びポイントされた
場合は(S22)、ペン入力用画面の表示を終了して図
6に示すように書式設定・変更用のウィンドウ22を表
示し(S30)、キーボード9のカーソルキーまたは数
値入力キーによる入力(S31)によって用紙サイズの
設定を行う(S32)。
【0044】上記の構成によれば、実際の用紙をタブレ
ットに重ねて、その用紙の対角線をなす端点をそれぞれ
タブレットペン8でポイントすることにより、タブレッ
トに上記の端点の座標が入力され、用紙サイズの設定が
行われる。
【0045】これにより、簡単な操作で用紙サイズの設
定を行うことができる。
【0046】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図1、図5、図9および図10に基づいて説明すれば、
以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の実施例1
と同一の機能部には、同一の符号を付記し、その説明を
省略する。
【0047】本実施例では、上記実施例1における用紙
サイズ設定変更処理において、タブレット一体型LCD
6に表示された用紙サイズ設定用のペン入力用画面の上
に用紙57を重ね、タブレットペン8でポイントする際
に、上記用紙57が上記画面よりも大きい場合、上記用
紙57を2つもしくはそれ以上の折り数に折り畳んで、
その折り数を設定し、上記用紙57を折り畳んだ状態で
上記画面に重ね、タブレットペン8でポイントするステ
ップが追加される。
【0048】図10に示すフローチャートの一部は、上
記の追加されるステップを示すものであり、図9に示す
実施例1のフローチャートにおけるS23とS24との
間に挿入される。
【0049】本実施例に係る文書処理装置は、図1に示
すように、タブレット一体型LCD6に表示される用紙
サイズ設定用のペン入力用画面に、用紙57の折り数を
示す折り数表示欄55(折り数設定手段)が設けられて
おり、用紙サイズの変更を行う前は、図5に示すMEM
3上の折り数に関する情報35に格納されている折り数
が、数字が白黒反転されて表示されている(S41)。
【0050】上記折り数表示欄55は、使用される頻度
が比較的高い折り数を何パターンか表示した欄から成っ
ており、図1に示すように、例えば、用紙を折らない場
合を示す「1」と、用紙を横方向に2つ折りにする場合
を示す「2ヨコ」と、縦方向に2つ折りにする場合を示
す「2タテ」と、横方向と縦方向にそれぞれ1回ずつ折
った「4」とがそれぞれの欄に表示され、操作者が希望
の折り数が表示された欄をタブレットペン8(折り数設
定手段)でポイントすることにより折り数の設定が行わ
れる構成になっている。
【0051】設定されている折り数を変更したい場合
は、操作者が上記のように、タブレットペン8によって
希望の折り数が表示されている欄をポイントすることに
より行う(S42)。
【0052】折り数が設定されると、CPU2の制御に
よって、S42で設定された折り数は、MEM3の所定
の位置に格納され(S43)、タブレット一体型LCD
6に表示されている用紙サイズ枠56が設定された用紙
サイズに従って変更され(S44)、折り数表示欄55
の設定された折り数の欄が白黒反転されて表示される
(S45)。
【0053】この後、図9に示すフローチャートのS2
4以降が同様に行われ、用紙サイズが設定される。
【0054】なお、本実施例において、図9に示すフロ
ーチャートのS28では、上記のように設定された折り
数に基づいて用紙サイズの計算が行われる。ここで、S
24ないしS27においてポイントされた点の座標をそ
れぞれ(Xa、Ya)および(Xb、Yb)とすると、
設定された折り数に基づく用紙サイズの計算式は、以下
のとおりである。
【0055】すなわち、折り数が「2ヨコ」の場合は、 (X方向の用紙サイズ) = |Xb−Xa| × 2 (Y方向の用紙サイズ) = |Yb−Ya| であり、折り数が「2タテ」の場合は、 (X方向の用紙サイズ) = |Xb−Xa| (Y方向の用紙サイズ) = |Yb−Ya| × 2 であり、さらに折り数が「4」の場合は、 (X方向の用紙サイズ) = |Xb−Xa| × 2 (Y方向の用紙サイズ) = |Yb−Ya| × 2 となる。なお、上記の計算式で計算された結果は、小数
点2位以下が四捨五入される。
【0056】上記の構成により、タブレット一体型LC
D6のタブレットより大きい用紙のサイズを設定する場
合に、用紙を折り畳んだ時の折り数を設定し、折り畳ん
だ用紙をタブレットの上に置いて、その対角線の端点を
それぞれタブレットペン8でポイントすると、上記の計
算式に従って用紙のサイズが計算されるので、用紙の大
きさに関係なく実際の用紙を利用することができ、タブ
レットペン8による簡単な操作で用紙のサイズの設定を
行うことができる。
【0057】なお、本実施例では、図1において折り数
表示欄55に表示される折り数は最高「4」として図示
しているが、これ以上の折り数を設定し、上記折り数表
示欄55に表示するように構成すると共に、それぞれの
折り数に対応した計算式を設定することももちろん可能
である。
【0058】さらに、折り数表示欄55に「その他」を
選択する欄を設け、「その他」欄がタブレットペン8に
よってポイントされると、さらに他の折り数のパターン
を選択することができるウィンドウが表示され、そのウ
ィンドウ内で上記パターンをタブレットペン8でポイン
トすることによって様々な折り数を設定することができ
るようにすることも可能である。この場合、折り数表示
欄55には、使用頻度の高い折り数のパターンを数個だ
け表示すれば良い。
【0059】〔実施例3〕本発明の他の実施例について
図1、図9および図12に基づいて説明すれば、以下の
通りである。尚、説明の便宜上、前記の実施例1と同一
の機能部には、同一の符号を付記し、その説明を省略す
る。
【0060】本実施例は、上記実施例1における用紙サ
イズ設定変更処理に、設定された用紙のサイズに基づ
き、用紙の縦の長さと横の長さとを画面上に数値として
表示するステップが追加されている。
【0061】図12に示すフローチャートの一部は、上
記のステップを示すものであり、図9に示すフローチャ
ートの内、S25〜S27の替わりに置き換えられる。
【0062】すなわち、タブレット一体型LCD6に表
示されたペン入力用画面に、希望する大きさの用紙57
を重ねておき、上記用紙57のサイズを設定するための
1点目が既にポイントされ(S24)、続いて2点目の
ポイントが開始されたことが検知されると(S51)、
CPU2が、上記の各点の座標に基づいて、前記実施例
1の図9に示すS28で既に説明したのと同様に、用紙
サイズの計算を行う(S52)。その後、実物大の用紙
サイズ枠の表示が変更される(S53)。
【0063】次に、計算された用紙の縦および横(X方
向およびY方向)の各辺の長さを示す数値をそれぞれ図
1に示す用紙サイズ表示欄54に表示する(S54)。
【0064】上記のS52〜S54の処理を2点目のポ
イントが終了したと判定されるまで(S55)、繰り返
し行い、その後、図9に示すフローチャートのS28に
移行し、S28以降の処理を続行する。
【0065】上記の構成により、設定された用紙の大き
さが、タブレット一体型LCD6の表示画面より大き
く、用紙全体を見ることができない場合であっても、例
えば用紙の短辺および長辺の長さが数値として表示され
るため、操作者はこれを見ることによって、希望の大き
さの用紙が設定されたかどうかを確認しながら用紙サイ
ズの設定を行うことができる。
【0066】〔実施例4〕本発明の他の実施例について
図6、図8、図11および図13に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の実施
例1と同一の機能部には、同一の符号を付記し、その説
明を省略する。
【0067】本実施例に係る文書処理装置は、上記実施
例1において、図8に示すフローチャートのS6の余白
値設定変更処理を行う構成を備えている。
【0068】図13に示すフローチャートに基づいて、
上記の余白値設定変更処理における本文書処理装置の制
御動作について説明する。
【0069】なお、ここで設定される余白値とは、上余
白(文書の上部分の余白の長さ)と、左余白(文書の左
部分の余白の長さ)と、下余白(文書の下部分の余白の
長さ)と、一行字数(一行に印字できる全角の文字数)
とを指す。
【0070】まず、タブレット一体型LCD6に表示さ
れるペン入力用画面において、ペン入力用アイコン23
がタブレットペン8でポイントされているかどうかを判
定する(S60)。
【0071】この結果ポイントされていると判定された
ら、以降はタブレットペン8での入力によって余白値の
設定を行うのでS62に移行し(S61)、タブレット
一体型LCD6に表示される余白値設定用のペン入力用
画面に、図11に示すように、MEM3に格納されてい
る用紙サイズ情報33に基づいて実物大の用紙サイズ枠
56(外枠)を表示すると共に、MEM3に格納されて
いる余白値情報34に基づいて、余白部分と文書が印刷
される部分との図示しない境界線を表示する(S6
2)。
【0072】次に、操作者は、上記のペン入力用画面
に、必要があれば希望する大きさの余白で印刷されてい
る用紙57を重ねて置き、用紙57の上から余白部分を
タブレットペン8でポイントすることにより余白値の設
定を行う。すなわち、図11に示すように、用紙サイズ
枠56の内周部に設定したい余白部分と、文書が印刷さ
れる部分との境界の線から成る矩形(同図における破線
部)における、その対角線の端点の1つである左上方点
Cと、もう一方の端点である右下方点Dとをタブレット
ペン8でそれぞれポイントする(S63〜S66)。
尚、2点目のポイントの開始(S64)はタブレットペ
ン8がポイントし始めた時(タブレットペン8をタブレ
ットに近づけた時)を意味し、2点目のポイント終了
(S66)は、タブレットペン8がポイントをやめた時
(タブレットペン8をタブレットから離した時)を意味
する。また、このとき、用紙57を重ねずに、目分量で
余白値を設定してポイントしてもよい。
【0073】これにより、境界線の表示が変更されて、
図11において破線で示すように境界線60が表示され
(S65)、実際の余白値がCPU2により計算される
(S67)。つまり、上記の左上方点Cの座標を(X
c、Yc)、右下方点Dの座標(Xd、Yd)とする
と、各余白値は以下のように計算することができる。
【0074】すなわち、 (上余白) = Yc (左余白) = Xc (下余白) = (Y方向の用紙サイズ − Yd) (一行字数) = |Xd−Xc|÷(全角1文字のX
方向の長さ) となる。なお、計算した結果は、小数点2位以下が四捨
五入される。
【0075】続いて、計算された結果が余白値としてM
EM3に格納される(S68)。
【0076】この後、書式情報ウィンドウ52に表示さ
れているペン入力用アイコン23が再びポイントされた
場合は(S60)、ペン入力用画面の表示を終了して図
6に示すように書式設定・変更用のウィンドウ22を表
示し(S69)、キーボード9のカーソルキーまたは数
値入力キーを用いた入力(S70)によって余白値の設
定を行う(S71)。
【0077】なお、本実施例の余白値設定変更処理の時
には、用紙の折り数が「1」以外、すなわち実物大以外
であっても、上記のS62においては実物大の用紙が表
示され、キーボード9のカーソルキー等によって表示画
面をスクロールさせることによって、用紙上の希望する
部分を表示させることができる。
【0078】上記の構成により、タブレット一体型LC
D6の表示画面に実物大の用紙サイズ枠56と、現在設
定されている余白とが表示され、これらを参考にしてタ
ブレットペン8を用いて設定したい余白部分を直接ポイ
ントするか、もしくは、設定したい余白で印刷されてい
る用紙を用いて、この用紙をペン入力用画面の上に重ね
て置き、用紙の余白部分を直接タブレットペン8でポイ
ントすることにより、余白の設定をタブレットペン8で
ポイントするだけの簡単な操作で行うことができ、操作
性の向上を図ることが可能となっている。
【0079】なお、上記の各実施例は、本発明を限定す
るものではなく、本発明の範囲内で様々な変更が可能で
ある。例えば、上記の各実施例においては、位置指定手
段としてタブレットペンを用いた構成であるが、マウス
を用いる構成とすること等も可能である。
【0080】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
文書処理装置は、用紙の短辺および長辺の長さが折り目
によってそれぞれ均等に分割されるように用紙を折り畳
んだ時の縦および横の各辺がそれぞれ分割されている数
を折り数として設定する折り数設定手段と、位置指定手
段により指定されて位置検知手段に検知された2点の座
標と上記折り数とに基づいて、上記折り数に従って折り
畳むと上記の2点を結ぶ線分を対角線とする矩形と同じ
大きさとなる用紙の縦および横の各辺の長さを算出し、
算出した各辺の長さに基づいて文書の書式を設定する制
御手段とが設けられている構成である。
【0081】これにより、用紙の大きさに関わらず実際
の用紙を利用してサイズの設定を行うことができると共
に、簡単な操作での設定が可能となっている。このた
め、書式設定を行う際の、作業性・操作性の向上を図る
ことができるという効果を奏する。
【0082】請求項2記載の文書処理装置は、用紙のサ
イズを上記各辺の長さを示す数値で表示する表示欄が表
示手段の表示画面に設けられ、上記制御手段によって算
出された用紙のサイズを上記表示欄に表示するよう上記
制御手段が上記表示手段を制御する構成である。
【0083】これにより、操作者が設定した用紙のサイ
ズが数値で直ちに表示され、これを確認しながら設定作
業を行うことができるため、書式設定時の作業性および
操作性の向上を図ることができる。
【0084】請求項3記載の文書処理装置は、設定され
た書式における用紙のサイズに基づいた用紙の外枠を上
記表示画面に実物大で表示すると共に、上記外枠の内部
で検知された2点の位置情報に基づいて、外枠の内周部
に設定される余白の大きさを算出し、上記余白と余白以
外の部分との境界線を上記表示画面に実物大で表示する
よう上記制御手段が上記表示手段を制御する構成であ
る。
【0085】これにより、操作者が設定しようとする余
白の大きさを実物大で見ることができるため、操作者の
イメージどおりの大きさの余白を設定できると共に、位
置指定手段を使用することにより簡単な操作で設定を行
うことができる。この結果、書式設定時の作業性および
操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る文書処理装置の表示画
面に表示される用紙サイズ設定用のペン入力用画面の一
例を示す説明図である。
【図2】上記表示画面に表示される機能選択用メニュー
の画面の一例を示す説明図である。
【図3】上記表示画面に表示される画面の他の一例を示
す説明図である。
【図4】上記文書処理装置で処理される文書の構造を示
す模式図である。
【図5】上記文書が読み込まれて記憶されるメモリの内
容を示す模式図である。
【図6】上記表示画面に表示される書式設定・変更用の
画面の一例を示す説明図である。
【図7】上記文書処理装置の基本構成を示すブロック図
である。
【図8】上記文書処理装置における書式設定・変更の処
理手順を示すフローチャートである。
【図9】上記フローチャートの一部である用紙サイズ設
定変更処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】図8に示すフローチャートの一部であり、折
り畳んだ用紙の折り数を設定する際の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明の他の実施例に係る文書処理装置にお
いて表示画面に表示される余白値設定用のペン入力用画
面の一例を示す説明図である。
【図12】図8に示すフローチャートの一部であり、設
定された用紙のサイズを算出して表示する処理の手順を
示すフローチャートである。
【図13】図8に示すフローチャートの一部であり、余
白値設定変更処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図14】従来の文書処理装置において表示される書式
設定用の画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
2 CPU(制御手段) 6 タブレット一体型LCD(表示手段・位置検知手
段) 8 タブレットペン(位置指定手段・折り数設定手
段) 54 用紙サイズ表示欄(表示欄) 55 折り数表示欄(折り数設定手段) 56 用紙サイズ枠(外枠)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を表示する表示手段と、位置指定手段
    により指定された上記表示手段上の任意の点を検知する
    位置検知手段とを備え、上記位置検知手段によって検知
    された2点を結ぶ線分を対角線とする矩形に応じて、作
    成する文書の書式を設定する文書処理装置において、 用紙の短辺および長辺の長さが折り目によってそれぞれ
    均等に分割されるように用紙を折り畳んだ時の縦および
    横の各辺がそれぞれ分割されている数を折り数として設
    定する折り数設定手段と、上記位置指定手段により指定
    されて上記位置検知手段に検知された2点の座標と上記
    折り数とに基づいて、上記折り数に従って折り畳むと上
    記の2点を結ぶ線分を対角線とする矩形と同じ大きさと
    なる用紙の縦および横の各辺の長さを算出し、算出した
    各辺の長さに基づいて文書の書式を設定する制御手段と
    が設けられていることを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】用紙のサイズを上記各辺の長さを示す数値
    で表示する表示欄が上記表示手段の表示画面に設けら
    れ、上記制御手段によって算出された用紙のサイズを上
    記表示欄に表示するよう上記制御手段が上記表示手段を
    制御することを特徴とする請求項1記載の文書処理装
    置。
  3. 【請求項3】設定された書式における用紙のサイズに基
    づいた用紙の外枠を上記表示画面に実物大で表示すると
    共に、上記外枠の内部で検知された2点の位置情報に基
    づいて、外枠の内周部に設定される余白の大きさを算出
    し、上記余白と余白以外の部分との境界線を上記表示画
    面に実物大で表示するよう上記制御手段が上記表示手段
    を制御することを特徴とする請求項1記載の文書処理装
    置。
JP6184854A 1994-08-05 1994-08-05 文書処理装置 Pending JPH0850583A (ja)

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ID=16160473

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013152756A (ja) * 1996-11-01 2013-08-08 Seiko Epson Corp プリンタ制御装置およびその方法並びに記録媒体

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