JPH0847483A - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JPH0847483A
JPH0847483A JP6315599A JP31559994A JPH0847483A JP H0847483 A JPH0847483 A JP H0847483A JP 6315599 A JP6315599 A JP 6315599A JP 31559994 A JP31559994 A JP 31559994A JP H0847483 A JPH0847483 A JP H0847483A
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JP6315599A
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Nobuyoshi Kishida
伸義 岸田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光源の電源を省電力化する。 【構成】 検者がファインダ光学系8を覗くと、検出セ
ンサ21が検者の眼からの光を受光して検知信号を制御
部20に出力する。これにより、制御部20は電源部2
2の内部のメインコンデンサの充電を開始すると共に、
電源部23を起動して観察用光源17を点灯して被検眼
Eの眼底Erを照明する。この照明光で得られた像はファ
インダ光学系8を介して眼底像として検者に観察され
る。撮影釦を押すと、はね上げミラー5が点線部分まで
退避するのと同期して、撮影用光源14に発光開始信号
が送られ、電源部22のメインコンデンサに蓄えられた
電荷が放電され、撮影用光源14によって発光し、眼底
像をフィルム6に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科診療所等で使用さ
れる眼科装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の眼科装置として、眼底カメラが知
られている。眼底カメラにおいて、撮影に使用する閃光
管にはメインコンデンサが接続され、外部から主電源を
入れるとメインコンデンサに充電が開始され、撮影釦を
押すとコンデンサが放電して閃光管を発光する。一方、
観察用光源には抵抗素子、スイッチ素子等から成る調光
部を介して電源が接続され、外部から調光ボリュームを
回動して調光部の抵抗値を変え、観察用光源の光量を調
節している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
例では、主電源を入れるとメインコンデンサを強制的に
充電してしまうため、撮影を行わない場合には充電した
電力が無駄になる。また、撮影を行う場合でも、メイン
コンデンサが充電された後に、閃光管を直ちに発光しな
かったり、主電源を切ることを忘れたりすると、この間
に電力が大量に消費され、この状態が長時間持続すると
装置が発熱する虞れがある。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
光源の電源を省電力化した眼科装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼科装置は、被検眼照明光源を有する照
明光学系と、被検眼を観察する観察光学系と、観察又は
撮影可能な状態と省電力状態とを有する眼科装置におい
て、被検眼の観察又は撮影の準備動作の実行を検出する
検出手段を設け、該検出手段からの出力に応じて前記省
電力状態から前記観察又は撮影可能な状態に切換えるこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】上述の構成を有する眼科装置は、観察及び撮影
の準備動作を検出すると、制御手段は撮影用光源の電源
のコンデンサの充電を開始し、観察用光源を点灯するた
め、装置の省電力化を達成することができる。
【0007】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は本発明を散瞳型眼底カメラに応用した第1
の実施例の構成図であり、被検眼Eと対向している対物
レンズ1の背後の光路上には、孔あきミラー2、フォー
カスレンズ3、結像レンズ4、はね上げミラー5、フィ
ルム6が順次に配列され、はね上げミラー5の反射方向
の光路上には、ミラー7、ファインダ光学系8が配置さ
れている。また、孔あきミラー2の入射方向の光路上に
は、リレーレンズ9、10、リング絞り11、ミラー1
2が順次に配列され、ミラー12の入射方向の光路上に
は、コンデンサレンズ13、ストロボ管等の撮影用光源
14、コンデンサレンズ15、16、ハロゲンランプ等
の観察用光源17、リフレクタ18が順次に配列されて
いる。
【0008】更に、眼底カメラ全体を制御するための制
御部20が設けられ、制御部20にはファインダ光学系
8の付近に設けられ、検者がファインダ光学系8を覗い
ているか否かを検出する検出センサ21の出力が接続さ
れ、制御部20の出力は撮影用光源14に電力を供給す
る電源部22と、観察用光源17に電力を供給する電源
部23にそれぞれ接続されている。
【0009】眼底観察時には、観察用光源17からの可
視光束はリフレクタ18で集光され、コンデンサレンズ
16、15により観察用光源14の近傍で一旦結像し、
コンデンサレンズ13を通ってミラー12で反射され、
リング絞り11で再び結像してリレーレンズ10、9を
通り、孔あきミラー2で反射されて対物レンズ1を通
り、被検眼Eの眼底Erを照明する。眼底Erでの反射光束
は同じ光路を戻り、孔あきミラー2の開口部、フォーカ
スレンズ3、結像レンズ4を通ってはね上げミラー5で
反射され、はね上げミラー5に関してフィルム6との共
役面P1で結像してミラー7で反射され、ファインダ光学
系8に入射する。検者がファインダ光学系8を覗くと、
共役面P1に結像している眼底像を観察することができ
る。
【0010】撮影時には、図示しない撮影釦を押すと、
はね上げミラー5が跳ね上がるのと同期して、撮影用光
源14が発光する。撮影用光源14からの光束は観察時
と同様に被検眼Eの眼底Erに導かれ、眼底Erでの反射光
が眼底像としてフィルム6に記録される。
【0011】なお、主電源が入った後は、制御部20に
おいて検出センサ21からの検出信号に基づいて、検者
が眼底観察を行っているか否かを判断し、電源部22の
内部のコンデンサの充電及び放電を制御し、また電源部
23を制御して観察用光源17の点灯・消灯を制御して
いる。
【0012】図2は制御部20、検出センサ21、電源
部22、電源部23の具体的な回路構成図であり、検出
センサ21は赤外光を発する赤外発光LEDとフォトセ
ンサPsとで構成され、フォトセンサPsは光を検知する
と、「0」で記述される検知信号を制御部20に出力
し、光を検出しないと「1」で記述される検知信号を制
御部20に出力する。
【0013】撮影用光源14用の電源部22において
は、商用電源等からの交流から全波整流された電源Vmの
電圧は変圧器T1、T2により変圧されており、電源Vmと変
圧器T1の間にはスイッチ素子SW1 が介在されている。変
圧器T1には抵抗素子R1、ダイオードD1とコイルL1の並列
回路、撮影用光源14が直列に接続され、撮影用光源1
4に対し、メインコンデンサC、抵抗素子R2とスイッチ
素子SW2 の直列回路が並列に接続されている。また、変
圧器T2には、スイッチ素子SW3 、可変抵抗器 VR1、観察
用光源17が直列に接続されている。制御部20の出力
はスイッチ素子SW1 、SW2 、SW3 を操作するように接続
され、更に制御部20には図1に示される蛍光撮影用の
フィルタFが光路に挿入されたことを検出するためのス
イッチSW4の出力が接続されている。
【0014】電源部22のスイッチ素子SW1 、スイッチ
素子SW2 はメインコンデンサCの充電、放電を行うため
のものである。充電時には、スイッチ素子SW1 をオン状
態にし、スイッチ素子SW2 をオフ状態にすることによっ
て、電源Vmから変圧器T1に電力が供給されて、変圧器T1
はこの電力を所定の大きさに変換してメインコンデンサ
Cに供給する。メインコンデンサCの充電の終了後に図
示しない撮影釦を押すと、メインコンデンサCに蓄えら
れている電荷は撮影用光源14によって放電され発光が
行われる。
【0015】電源部23のスイッチ素子SW3 は観察用光
源17を点灯・消灯するためのものであり、このスイッ
チ素子SW3 をオン状態にすると、電源Vmから変圧器T2を
介して電力が観察用光源17に供給され、観察用光源1
7を点灯する。更に、外部からの調光ダイヤル等を回動
して可変抵抗器VRの抵抗値を変えることにより、観察用
光源17への供給電圧値を変えて観察用光源17の光量
を調節する。
【0016】主電源を入れると、検出センサ21の赤外
発光ダイオードLEDは赤外光を発する。検者Aがファ
インダ光学系8を覗いていない場合には、フォトセンサ
Psの受光部は赤外発光ダイオードLEDによる検者Aの
眼での反射光を受光していないので、フォトセンサPsは
「1」で記述される検出信号を制御部20に出力してい
る。制御部20はこの検出信号を検出している間は、ス
イッチ素子SW1 をオフ状態にしてメインコンデンサCに
電荷を供給しないようにすると共に、スイッチ素子SW3
をオフ状態にして観察用光源17を消灯したままにして
いるので、省電力状態になっている。
【0017】アライメントを行うために検者Aが光学フ
ァインダ光学系を覗くと、赤外発光ダイオードLEDか
らの赤外光は検者Aの眼で反射されてフォトセンサPsの
受光部で受光されるため、フォトセンサPsは「0」で記
述される検知信号を制御部20に出力する。制御部20
はフォトセンサPsからの検知信号が「1」から「0」に
変化したことを検知すると、スイッチ素子SW3 をオン状
態にし、観察用光源17を点灯して眼底観察状態にする
と共に、スイッチ素子SW1 をオン状態にし、スイッチ素
子SW2 をオフ状態にし、メインコンデンサCを充電する
ため、省電力状態から観察・撮影の可能な状態になる。
【0018】このように、制御部20はフォトセンサPs
からの検知信号が「1」から「0」に変化したことを検
知すると、観察用光源17を点灯し、かつメインコンデ
ンサCを充電するようにしているため、主電源を入れた
後に検者Aがファインダ光学系8を一度も覗いていない
間は、観察用光源17を点灯したり、メインコンデンサ
Cを充電しないので、この間の消費電力を節約すること
ができる。
【0019】なお、眼底観察をしている間に、検者Aが
ファインダ光学系8から眼を離した場合には、検者Aは
アライメントを始めからやり直すとか装置の設定を変え
ることを意図し、観察を中止したり、撮影を中止したり
することは極めて少ないため、制御部20はフォトセン
サPsからの検知信号が「0」から「1」に変化したこと
を検知しても、スイッチ素子SW2 をオフ状態にしたまま
にしてメインコンデンサCの充電を継続し、スイッチ素
子SW3 をオン状態にして観察用光源17を点灯したまま
にしている。
【0020】検者Aが撮影釦を押すと、制御部20はス
イッチ素子SW1 をオフ状態にし、撮影用光源14に発光
開始信号を出力する。撮影用光源14は発光開始信号に
よって、メインコンデンサCの電荷を放電するため撮影
用光源14が発光し、眼底像をフィルム6に記録する。
観察用光源17は、撮影用光源14の発光が終了後に消
灯する。撮影が終了した後に検者Aがファインダ光学系
8を再び覗くと、赤外発光ダイオードLEDによる反射
光がフォトセンサPsで受光されるため、検出信号が
「1」から「0」に変化する。制御部20はこの検知信
号の変化を検知すると、スイッチ素子SW1 、SW2 、SW3
を制御してメインコンデンサCの充電を開始すると共
に、観察用光源17を点灯して眼底像観察状態にする。
【0021】しかしながら、蛍光撮影のように撮影を連
続で行う場合には、メインコンデンサCを充電するため
に、検者Aはファインダ光学系8を常時覗いていなけれ
ばならない。このため、本実施例では制御部20はスイ
ッチSW4 からの入力の有無を判断し、フォトセンサPsか
らの検知信号の変化に拘わらず、メインコンデンサCを
充電するようにしている。
【0022】図3は本発明を無散瞳眼底カメラに応用し
た第2の実施例の構成図であり、被検眼Eの近傍には、
前眼部Efを照明する白熱ランプ等の前眼部照明用光源3
1が配置され、被検眼Eと対向している対物レンズ32
の背後の光路上には、ソレノイド33により光路に挿脱
される前眼部観察用レンズ34、孔あきミラー35、フ
ォーカスレンズ36、結像レンズ37、はね上げミラー
38、フィルム39が順次に配列され、前眼部照明用光
源31とソレノイド33はそれぞれ制御部40の出力に
接続されている。
【0023】はね上げミラー38の反射方向の光路上に
は、ミラー41、CCDカメラ42が配置され、CCD
カメラ42の出力はテレビモニタ43に接続されてい
る。孔あきミラー35の入射方向の光路上には、リレー
レンズ44、45、リング絞り46、ミラー47が順次
に配置され、ミラー47の入射方向の光路上にはコンデ
ンサレンズ48、ストロボ管等の撮影用光源49、コン
デンサレンズ50、赤外光のみを透過する赤外フィルタ
51、コンデンサレンズ52、観察用光源53、リフレ
クタ54が順次に配列されている。
【0024】撮影用光源49にはメインコンデンサ等か
ら成る電源部55が接続され、観察用光源53には抵抗
素子等から成る電源部56が接続され、電源部55、5
6はそれぞれ制御部40に接続され、更に制御部40に
は外部から観察部位を選択するための前眼部・眼底切換
えスイッチ57の出力が接続されている。
【0025】装置の主電源を入れると、制御部40はソ
レノイド33を駆動して前眼部観察用レンズ34を光路
に挿入すると同時に、前眼部照明用光源31を点灯し、
前眼部観察モードにする。前眼部照明用光源31から出
射した光束は被検眼Eの前眼部Efを照明する。前眼部Ef
での反射光束は、対物レンズ32、前眼部観察用レンズ
34、孔あきミラー35、フォーカスレンズ36、結像
レンズ37を通ってはね上げミラー38で反射され、は
ね上げミラー38に関してフィルム39と共役な共役面
P2で一旦結像してミラー41で反射され、前眼部像とし
てCCDカメラ42に撮像されてテレビモニタ43に映
出される。検者はこのテレビモニタ43を観察しながら
装置を粗調整する。
【0026】なお、前眼部観察モードでは眼底像の撮影
は行わず、前眼部観察用光源31により十分な照明光量
が得られているので、制御部40は電源部55の内部の
メインコンデンサを放電したままにし、電源部56を停
止して観察用光源53を消灯し、電源部55、56を省
電力状態にしている。
【0027】アライメントの終了後に、検者は眼底観察
を行うために前眼部・眼底切換えスイッチ57を一度押
す。制御部40は前眼部・眼底切換えスイッチ57の入
力を検知すると、ソレノイド33を駆動して前眼部観察
用レンズ34を光路から退避し、前眼部照明ランプ31
を消灯すると同時に、撮影用光源49用の電源部55の
メインコンデンサの充電を開始し、更に電源部56を起
動して観察用光源53を点灯して眼底観察モードにする
ので、観察・撮影可能状態になる。
【0028】観察用光源53からの光束はリフレクタ5
4で集光され、コンデンサレンズ52、赤外フィルタ5
1、コンデンサレンズ50を通って撮影用光源49の近
傍で一旦結像し、コンデンサレンズ48を通ってミラー
47で反射されてリング絞り46、リレーレンズ45、
44を通り、孔あきミラー35で反射されて対物レンズ
32を通り、被検眼Eの眼底Erを照明する。眼底Erでの
反射光束は同じ光路を戻り、孔あきミラー35、フォー
カスレンズ36、結像レンズ37を通ってはね上げミラ
ー38で反射され、はね上げミラー38に関してフィル
ム39と共役な共役面P2で一旦結像してミラー41で反
射され、眼底像としてCCDカメラ42で撮像されてテ
レビモニタ43に映出される。検者はこのテレビモニタ
43を観察しながら装置を微調節し、眼底像の位置合わ
せ、ピント合わせを行う。
【0029】この間に、検者が前眼部・眼底切換えスイ
ッチ57を押すと、制御部40は前眼部観察用レンズ3
4を光路中に挿入し、前眼部照明用光源31を点灯し、
前眼部観察モードに戻す。これにより、検者Aは装置の
アライメントを初めからし直すことができる。なお、こ
のように眼底観察モード時に前眼部観察モードに切換え
るのは、アライメントをし直すことを目的とすることが
多く、撮影を中止することは極めて少ないため、制御部
40は電源部56を制御して観察光源53を消灯するの
みで、撮影用光源49の電源部55の内部のメインコン
デンサの充電を継続している。
【0030】眼底像の位置合わせ、ピント合わせの終了
後に、撮影釦を押して眼底像を記録する。撮影釦を押す
と、はね上げミラー38が点線で示される位置まで撮影
光路から退避すると同期して、制御部40は撮影用光源
49に発光開始信号を出力する。撮影用光源49に発光
開始信号が出力されると、電源部55のメインコンデン
サに蓄えられた電荷は放電され撮影用光源49により発
光し、眼底像をフィルム39に記録する。
【0031】撮影が終了すると、制御部40は前眼部照
明用光源31を点灯して前眼部観察用レンズ34を光路
に挿入し、前眼部観察モードに戻す。これにより、撮影
用光源49が発した可視光によって一時的に縮瞳した被
検眼Eを直ちに観察することができる。更に、制御部4
0は電源部55、56を停止して省電力状態にしてい
る。なお、眼底観察モードに再び戻す場合には、前眼部
・眼底切換えスイッチ57を押せばよい。
【0032】図4は検者Aがアライメント時に操作を行
うためのジョイスティックに検知手段を設けることによ
って、被検眼の観察又は撮影の準備操作の実行を検出す
るようにした第3の実施例の回路構成図である。検者A
が被検眼Eの観察又は撮影を行わないときは、ジョイス
ティックJを握っていないので、スイッチSW5 からの検
知信号は「1」となっている。検者Aが被検眼Eの観察
又は撮影を行うために、ジョイスティックJを握ると、
スイッチSW5 はオフからオンとなり、スイッチSW5 から
の検知信号が「1」から「0」に変化する。スイッチSW
5 からの検知信号が「1」から「0」に変化すると、制
御部20は観察又は撮影の準備操作の実行を検出し、第
1の実施例や第2の実施例と同様の制御を実行するよう
になっており、同様の作用効果が得られる。
【0033】更に、検知手段は検者の手の体温を検知す
るような温度センサや、検者がジョイスティックJを握
ったとき、ジョイスティックJに加わる圧力を検知する
圧力センサで構成することもできる。
【0034】図5は眼底Erに指標を投影する光源に関し
ても、省電力状態と眼底観察及び撮影が可能な状態によ
って節電できるような構成を示している。指標投影光学
系61は投影用光源62を含み、指標投影光学系61か
ら出力された指標は、ソレノイド63により光路に挿脱
される棒ミラー64によって被検眼Eの眼底Erに合焦用
の指標を投影できるようになっている。投影用光源62
は電源部65によって点灯・消灯できるようになってお
り、第1の実施例と同様に観察用光源17の点灯・消灯
と連動して制御される。
【0035】この図5で示すような構成とすることによ
って、投影用光源62に関しても、消費電力を節約する
ことができる。図3に示すソレノイド33は、省電力状
態時に非作動状態とすることによって消費電力を節約す
ることができるが、ソレノイド63についても、同様に
消費電力を節約することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼科装
置は、観察又は撮影の準備操作を検出する検出手段の出
力に応じて、光源の電源部を省電力状態から観察又は撮
影可能な状態に切換えるようにしているため、撮影用光
源を発光するためのメインコンデンサの充電や、観察用
光源の消灯や、投影用光源の消灯を装置の主電源と独立
して適宜に行い得るので、またメインコンデンサの過充
電による発熱を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の散瞳型眼底カメラの構成図であ
る。
【図2】電源部の制御部分の回路構成図である。
【図3】第2の実施例の無散瞳型眼底カメラの構成図で
ある。
【図4】検出手段が異なる場合の回路構成図である。
【図5】第3の実施例の散瞳型眼底カメラの構成図であ
る。
【符号の説明】
6、39 フィルム 8 ファインダ光学系 14、49 撮影用光源 17、53 観察用光源 20、40 制御部 21 検出センサ 22、23、55、56、65 電源部 31 前眼部照明用光源 33、63 ソレノイド 34 前眼部観察用レンズ 42 CCDカメラ 43 テレビモニタ 51 赤外フィルタ 57 前眼部・眼底切換えスイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼照明光源を有する照明光学系と、
    被検眼を観察する観察光学系と、観察又は撮影可能な状
    態と省電力状態とを有する眼科装置において、被検眼の
    観察又は撮影の準備動作の実行を検出する検出手段を設
    け、該検出手段からの出力に応じて前記省電力状態から
    前記観察又は撮影可能な状態に切換えることを特徴とす
    る眼科装置。
  2. 【請求項2】 前記被検眼照明光源としてフラッシュ光
    源を設け、前記省電力状態は、前記フラッシュ光源に電
    気エネルギを供給するメインコンデンサに所定の電気エ
    ネルギの充電を禁止する状態である請求項1に記載の眼
    科装置。
  3. 【請求項3】 前記被検眼照明光源として指標を投影す
    る光源を有し、前記省電力状態は指標を投影する光源が
    減光又は消灯状態である請求項1に記載の眼科装置。
  4. 【請求項4】 観察又は撮影を可能にする駆動手段を有
    し、前記省電力状態は前記駆動手段が非作動状態である
    請求項1記載の眼科装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は前眼部観察状態から眼底
    観察状態への切換えを検出する請求項1に記載の眼科装
    置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は検者が光学ファインダを
    覗いたことを検出する請求項1に記載の眼科装置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段はジョイスティックの保持
    を検出することを特徴とする請求項1に記載の眼科装
    置。
JP6315599A 1994-06-02 1994-11-25 眼科装置 Pending JPH0847483A (ja)

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JP6-144000 1994-06-02
JP14400094 1994-06-02
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003010128A (ja) * 2001-07-02 2003-01-14 Kowa Co 眼科検査装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003010128A (ja) * 2001-07-02 2003-01-14 Kowa Co 眼科検査装置

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