JPH0847450A - 熱伝導もしくは電磁誘導により熱エネルギーを底壁に供与するようになされた煮炊き、調理用具 - Google Patents
熱伝導もしくは電磁誘導により熱エネルギーを底壁に供与するようになされた煮炊き、調理用具Info
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 調理用鍋において、熱膨張によりもたらされ
る好ましくない撓屈を完全に抑制し、熱伝導および電磁
誘導による熱エネルギーを使用するために適する調理用
鍋を提供すること。 【構成】 熱伝導ないし電磁誘電による熱エネルギーが
底部3に供与される調理用鍋であって、基本的にオース
テナイト鋼から形成される丸鍋容器1、容器底壁下方に
面接触固定された熱分配金属板体4、これに面接触固定
された強磁性金属板被覆5から構成されている。この金
属板被覆底面は中心円部分から放射状に伸びる無被覆条
溝7が形成され、その長さは被覆周縁の前で終結する。
上記底壁、熱分配金属板体および金属板被覆から成るサ
ンドイッチ状集合体3、4、5が、底壁の厚さおよび金
属板被覆の厚さ、穿設条溝の長さ、幅ならびに中心円部
分直径の相互の調整、適合により、熱エネルギー供与の
際に、熱膨張による屈曲、撓屈に対して充分な安定性を
もたらす。
る好ましくない撓屈を完全に抑制し、熱伝導および電磁
誘導による熱エネルギーを使用するために適する調理用
鍋を提供すること。 【構成】 熱伝導ないし電磁誘電による熱エネルギーが
底部3に供与される調理用鍋であって、基本的にオース
テナイト鋼から形成される丸鍋容器1、容器底壁下方に
面接触固定された熱分配金属板体4、これに面接触固定
された強磁性金属板被覆5から構成されている。この金
属板被覆底面は中心円部分から放射状に伸びる無被覆条
溝7が形成され、その長さは被覆周縁の前で終結する。
上記底壁、熱分配金属板体および金属板被覆から成るサ
ンドイッチ状集合体3、4、5が、底壁の厚さおよび金
属板被覆の厚さ、穿設条溝の長さ、幅ならびに中心円部
分直径の相互の調整、適合により、熱エネルギー供与の
際に、熱膨張による屈曲、撓屈に対して充分な安定性を
もたらす。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、容器周壁及び容器底壁を有す
る、煮炊き、調理材料用のオーステナイト鋼板体から成
る丸鍋容器、容器底壁下面に面接触して固定されてお
り、良好な熱伝導性を有する金属から形成された所定厚
さの熱分配金属板体、この熱分配金属板体に面接触して
固定されており、かつ容器底壁と容器側壁の遷移部分に
おいて丸鍋容器に接合されているスチール製被覆カラー
部分を有する強磁性金属板被覆を具備し、上記金属板被
覆が無被覆帯域を有し、かつ非加熱状態で底壁扁平面の
一方面に対してわずかに凹面をなしている、熱伝導もし
くは電磁誘導により熱エネルギーを底壁に供与するよう
になされた煮炊き、調理用具に関する。
る、煮炊き、調理材料用のオーステナイト鋼板体から成
る丸鍋容器、容器底壁下面に面接触して固定されてお
り、良好な熱伝導性を有する金属から形成された所定厚
さの熱分配金属板体、この熱分配金属板体に面接触して
固定されており、かつ容器底壁と容器側壁の遷移部分に
おいて丸鍋容器に接合されているスチール製被覆カラー
部分を有する強磁性金属板被覆を具備し、上記金属板被
覆が無被覆帯域を有し、かつ非加熱状態で底壁扁平面の
一方面に対してわずかに凹面をなしている、熱伝導もし
くは電磁誘導により熱エネルギーを底壁に供与するよう
になされた煮炊き、調理用具に関する。
【0002】
【従来技術】ここでわずかに凹面をなしている底面のた
わみは、この状態で周縁部分のみが扁平下面、例えば加
熱されたセラン板体から浮き上がる。最近においては、
このような煮炊き、調理用具(以下、単に調理用鍋ない
し調理容器と略称する)は、電磁誘導レンジ用にも、ま
た一般域な電気レンジ、ガスレンジ用にも適合すること
が要求される。また各種レンジ用の煮炊き用鍋ないし各
種レンジ用調理鍋と称する限り、これらは少なくとも1
04 台Hz範囲、例えば2.5×104 Hz以上、例え
ば4.5×104 Hzまでの周波数の電磁誘導レンジで
使用され得るものでなければならない。このような煮炊
き用鍋ないし調理用鍋は、一般的に家庭用のものであっ
て、これに適する直径を有する。
わみは、この状態で周縁部分のみが扁平下面、例えば加
熱されたセラン板体から浮き上がる。最近においては、
このような煮炊き、調理用具(以下、単に調理用鍋ない
し調理容器と略称する)は、電磁誘導レンジ用にも、ま
た一般域な電気レンジ、ガスレンジ用にも適合すること
が要求される。また各種レンジ用の煮炊き用鍋ないし各
種レンジ用調理鍋と称する限り、これらは少なくとも1
04 台Hz範囲、例えば2.5×104 Hz以上、例え
ば4.5×104 Hzまでの周波数の電磁誘導レンジで
使用され得るものでなければならない。このような煮炊
き用鍋ないし調理用鍋は、一般的に家庭用のものであっ
て、これに適する直径を有する。
【0003】本発明の出発点を成す使用公知の調理鍋に
は、その底部金属板被覆の底面全体に分布する孔隙ない
し条溝が穿設されており、この部分で金属板被覆上に接
合される熱分配板体を構成する金属材料が露出している
か、あるいはこれで充填されている。この孔隙、条溝
は、所定周波数の電磁誘導を阻害しないように形成され
ている。その穿設の目的は、完全密閉された金属板被覆
を熱膨張に適合させることに在る。ことに熱エネルギー
の熱伝導により好ましくない撓屈が生じないように誘導
する。ここで好ましくない撓屈と称するのは、熱膨張に
基因する底壁扁平面の一方面に対してわずかに凹面を成
す非加熱時における金属板被覆の変形を意味する。従来
から公知の調理鍋においては、調理されるべき材料に対
応して好ましくない撓屈が生ずる。金属板被覆底面は、
底部扁平面に対してわずかに凸面を形成している場合で
も、扁平面中点においてこれから隆起する。調理鍋は加
熱面、例えば加熱されたセラン板体面において不安定で
あり、従来公知の調理鍋においては、金属板被覆の金属
板厚さと、その寸法および形態の調和は、認識され得な
い。
は、その底部金属板被覆の底面全体に分布する孔隙ない
し条溝が穿設されており、この部分で金属板被覆上に接
合される熱分配板体を構成する金属材料が露出している
か、あるいはこれで充填されている。この孔隙、条溝
は、所定周波数の電磁誘導を阻害しないように形成され
ている。その穿設の目的は、完全密閉された金属板被覆
を熱膨張に適合させることに在る。ことに熱エネルギー
の熱伝導により好ましくない撓屈が生じないように誘導
する。ここで好ましくない撓屈と称するのは、熱膨張に
基因する底壁扁平面の一方面に対してわずかに凹面を成
す非加熱時における金属板被覆の変形を意味する。従来
から公知の調理鍋においては、調理されるべき材料に対
応して好ましくない撓屈が生ずる。金属板被覆底面は、
底部扁平面に対してわずかに凸面を形成している場合で
も、扁平面中点においてこれから隆起する。調理鍋は加
熱面、例えば加熱されたセラン板体面において不安定で
あり、従来公知の調理鍋においては、金属板被覆の金属
板厚さと、その寸法および形態の調和は、認識され得な
い。
【0004】熱分配金属板体および金属板被覆を持たな
い調理鍋の好ましくない撓屈を回避するため、分割され
ていない一体的容器底面に、それぞれに相違する熱膨張
を受け容れ、調理するための深い半径方向の刻設溝を設
けることは公知である(PCT特願91/15142号
公報)。しかしながら、これは冒頭の技術分野の項で述
べた構成の調理鍋を示唆するものではない。それぞれが
相違する材料から構成される容器底壁、熱分配金属板体
および金属板被覆を相互に接続して成るサンドイッチ状
集合体は、この文献公知のスチール板体などから成る単
一の容器底壁とは相違する挙動を示すからである。
い調理鍋の好ましくない撓屈を回避するため、分割され
ていない一体的容器底面に、それぞれに相違する熱膨張
を受け容れ、調理するための深い半径方向の刻設溝を設
けることは公知である(PCT特願91/15142号
公報)。しかしながら、これは冒頭の技術分野の項で述
べた構成の調理鍋を示唆するものではない。それぞれが
相違する材料から構成される容器底壁、熱分配金属板体
および金属板被覆を相互に接続して成るサンドイッチ状
集合体は、この文献公知のスチール板体などから成る単
一の容器底壁とは相違する挙動を示すからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この分野の技
術的課題ないし本発明の目的は、技術分野の項で述べた
構成および目的の調理用鍋において、好ましくない撓屈
を完全に抑制し、これにより電磁誘導による熱エネルギ
ーを使用するために極めて適当であり、また熱伝導によ
る熱エネルギーを使用するためにも適当な煮炊き、調理
用具、すなわち調理用鍋を提供することである。
術的課題ないし本発明の目的は、技術分野の項で述べた
構成および目的の調理用鍋において、好ましくない撓屈
を完全に抑制し、これにより電磁誘導による熱エネルギ
ーを使用するために極めて適当であり、また熱伝導によ
る熱エネルギーを使用するためにも適当な煮炊き、調理
用具、すなわち調理用鍋を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかるに上述した技術的
課題ないし本発明の目的は、技術分野の項で述べられた
構成の調理鍋において、以下の特徴、すなわち 1.1)強磁性金属板被覆が、半径方向に延びる条溝の
形態をなす無被覆帯域を有すること、 1.2)この半径方向無被覆条溝が、それぞれの共通中
心円部分から放射状に延びていること、 1.3)この半径方向無被覆条溝の長さが、周面被覆カ
ラー部分の手前で終結していることの諸特徴を兼備し、
かつ一方においてサンドイッチ状集合体が容器底壁、熱
分配金属板体および金属板被覆から成り、他方におい
て、各無被覆帯域の長さおよび幅ならびに中心円部分の
直径が、熱伝導によるエネルギー供与に際し熱膨張屈曲
に対して充分に安定的であることを特徴とする煮炊き、
調理用具により解決ないし達成され得ることが本発明者
らにより見出された。金属板被覆の共通中心円部分は、
各半径方向条溝の交差部分により構成され得るが、これ
ら条溝は中心円部分の前で終結させることもできる。
課題ないし本発明の目的は、技術分野の項で述べられた
構成の調理鍋において、以下の特徴、すなわち 1.1)強磁性金属板被覆が、半径方向に延びる条溝の
形態をなす無被覆帯域を有すること、 1.2)この半径方向無被覆条溝が、それぞれの共通中
心円部分から放射状に延びていること、 1.3)この半径方向無被覆条溝の長さが、周面被覆カ
ラー部分の手前で終結していることの諸特徴を兼備し、
かつ一方においてサンドイッチ状集合体が容器底壁、熱
分配金属板体および金属板被覆から成り、他方におい
て、各無被覆帯域の長さおよび幅ならびに中心円部分の
直径が、熱伝導によるエネルギー供与に際し熱膨張屈曲
に対して充分に安定的であることを特徴とする煮炊き、
調理用具により解決ないし達成され得ることが本発明者
らにより見出された。金属板被覆の共通中心円部分は、
各半径方向条溝の交差部分により構成され得るが、これ
ら条溝は中心円部分の前で終結させることもできる。
【0007】本発明は、冒頭に述べた構成を有する従来
技術による調理用鍋において、上記特徴1.1)、1.
2)、1.3)の各特徴を兼備させ、所定の金属板厚さ
において、好ましくない撓屈の抑制を、所定の構成する
ことにより行い得るとの認識から出発する。好ましくな
い撓屈の抑制は、金属板被覆に穿設される条溝(無被覆
帯域)の配置、幅、長さに対し、またその中心円部分の
直径に対する、金属板被覆の金属板厚さ、寸法および形
態の調和ないし適合のみにより達成される。各半径方向
条溝は中心円部分の手前で終結させ、中心円部分の直径
はなるべく小さい寸法にするのが好ましい。これらの調
和、適合は本発明による調理用鍋のそれぞれのタイプに
応じて実験により簡単に行われ得る。すなわち、電磁誘
導周波数に対応する皮層効果を、好ましい実施態様によ
り顧慮して行う。これに対応して、金属板被覆の金属板
厚さが、誘導電磁場の浸透深さに適合せしめられ、その
電流密度が浸透深さと共に指数的に低減される。従っ
て、金属板厚さは、0.5mmより薄くてはならず、
0.8mmより厚くてはならない。この場合、調理容器
の、従ってその底壁の厚さは、好ましくない撓屈を回避
するために比較的厚くするのが好ましい。この撓屈安定
性は、本発明によるこのための対策のため、撓屈が生起
しないことを意味する。この特徴は、本発明調理用鍋の
加熱、ことに熱伝導による加熱の際に、非加熱状態の底
部のわずかな凹面の弯曲半径は小さくなり、従って金属
板被覆も凹面状となることを排除するものではない。熱
の変遷のため、本発明による適合、調和はこの変化が余
りに大きくならないように配慮される。
技術による調理用鍋において、上記特徴1.1)、1.
2)、1.3)の各特徴を兼備させ、所定の金属板厚さ
において、好ましくない撓屈の抑制を、所定の構成する
ことにより行い得るとの認識から出発する。好ましくな
い撓屈の抑制は、金属板被覆に穿設される条溝(無被覆
帯域)の配置、幅、長さに対し、またその中心円部分の
直径に対する、金属板被覆の金属板厚さ、寸法および形
態の調和ないし適合のみにより達成される。各半径方向
条溝は中心円部分の手前で終結させ、中心円部分の直径
はなるべく小さい寸法にするのが好ましい。これらの調
和、適合は本発明による調理用鍋のそれぞれのタイプに
応じて実験により簡単に行われ得る。すなわち、電磁誘
導周波数に対応する皮層効果を、好ましい実施態様によ
り顧慮して行う。これに対応して、金属板被覆の金属板
厚さが、誘導電磁場の浸透深さに適合せしめられ、その
電流密度が浸透深さと共に指数的に低減される。従っ
て、金属板厚さは、0.5mmより薄くてはならず、
0.8mmより厚くてはならない。この場合、調理容器
の、従ってその底壁の厚さは、好ましくない撓屈を回避
するために比較的厚くするのが好ましい。この撓屈安定
性は、本発明によるこのための対策のため、撓屈が生起
しないことを意味する。この特徴は、本発明調理用鍋の
加熱、ことに熱伝導による加熱の際に、非加熱状態の底
部のわずかな凹面の弯曲半径は小さくなり、従って金属
板被覆も凹面状となることを排除するものではない。熱
の変遷のため、本発明による適合、調和はこの変化が余
りに大きくならないように配慮される。
【0008】本発明による調理鍋は、種々に相違する態
様で構成される。すなわち有利な実施態様によれば、サ
ンドイッチ状集合体は、各金属板間の金属結合により相
互に接合され、一体化とされるが、これはいわゆるプレ
ス溶接により行われる。このサンドイッチ状集合体は、
またろう付け結合によっても構成され得る。
様で構成される。すなわち有利な実施態様によれば、サ
ンドイッチ状集合体は、各金属板間の金属結合により相
互に接合され、一体化とされるが、これはいわゆるプレ
ス溶接により行われる。このサンドイッチ状集合体は、
またろう付け結合によっても構成され得る。
【0009】本発明は、冒頭に記述された構成の、それ
自体公知公用の調理用容器に慣用されている材料により
有利に実施され得る。これはことに合金材料について云
い得る。本発明の好ましい実施態様では、容器底壁およ
びこれを有する鍋容器全体にわたり、0.6から1.2
5mm厚さの金属板から成る。熱分配金属板体は4から
8mmの厚さを有するが、金属板被覆(ことにアルミニ
ウム合金から成る場合)0.5から0.8mmの厚さを
有するのが好ましい。ただし、これは上述したように調
和、適合の原則から薄い程好ましい。この調和、適合
は、強磁性金属板被覆が、電磁波の周波数を顧慮して、
ほぼ浸透深さに対応する金属板厚さ(dPL)(この場
合、誘導電流密度は最大値の約37%まで低下せしめら
れ、誘導エネルギー全体のほぼ86%が熱に転化され
る)を有すること、およびオーステイナイト鋼容器底壁
が金属板厚さ(dB )(これは、xが1.3から2の数
値を示す場合の等式dB =xdPLを満足させる)を有す
ることを特徴とする原則の枠内で行われるのが好まし
い。
自体公知公用の調理用容器に慣用されている材料により
有利に実施され得る。これはことに合金材料について云
い得る。本発明の好ましい実施態様では、容器底壁およ
びこれを有する鍋容器全体にわたり、0.6から1.2
5mm厚さの金属板から成る。熱分配金属板体は4から
8mmの厚さを有するが、金属板被覆(ことにアルミニ
ウム合金から成る場合)0.5から0.8mmの厚さを
有するのが好ましい。ただし、これは上述したように調
和、適合の原則から薄い程好ましい。この調和、適合
は、強磁性金属板被覆が、電磁波の周波数を顧慮して、
ほぼ浸透深さに対応する金属板厚さ(dPL)(この場
合、誘導電流密度は最大値の約37%まで低下せしめら
れ、誘導エネルギー全体のほぼ86%が熱に転化され
る)を有すること、およびオーステイナイト鋼容器底壁
が金属板厚さ(dB )(これは、xが1.3から2の数
値を示す場合の等式dB =xdPLを満足させる)を有す
ることを特徴とする原則の枠内で行われるのが好まし
い。
【0010】本発明による調理用鍋において、種々に相
違する熱膨張は当然のことながら回避され得ないが、こ
れをほぼ均等に維持して有害な撓屈が生じないようにな
される。これに関連して、本発明の1実地態様におい
て、サンドイッチ状集合体が、丸鍋容器に密着する被覆
カラー部分と共に、断面楔状の環状部分を形成し、これ
に熱分配金属板体の構成材料が充填されており、しかも
上記集合体が金属間結合またはろう付けにより被覆カラ
ー部分および丸鍋容器と接合されており、かつサンドイ
ッチ状集合体のこの部分が熱膨張下に弾性的に変形可能
になされ、調理容器の冷却により弾性的に再び原形状を
回復することが重要である。
違する熱膨張は当然のことながら回避され得ないが、こ
れをほぼ均等に維持して有害な撓屈が生じないようにな
される。これに関連して、本発明の1実地態様におい
て、サンドイッチ状集合体が、丸鍋容器に密着する被覆
カラー部分と共に、断面楔状の環状部分を形成し、これ
に熱分配金属板体の構成材料が充填されており、しかも
上記集合体が金属間結合またはろう付けにより被覆カラ
ー部分および丸鍋容器と接合されており、かつサンドイ
ッチ状集合体のこの部分が熱膨張下に弾性的に変形可能
になされ、調理容器の冷却により弾性的に再び原形状を
回復することが重要である。
【0011】また本発明による調理容器において、金属
板被覆の中心円部分が、余りに大きくあってはならず、
サンドイッチ状集合体、ことに金属板被覆の幾何学的形
状安定化のための中心を形成することが重要である。中
心円部分の直径は50mmより小さいのが好ましい。金
属板被覆のこの中心円部分は、この被覆の強磁性金属板
材料から構成され得る。この中心円部分は、金属板被覆
に打ち抜きにより条溝(無被覆部分)を形成する場合に
残留形成され得るが、また条溝と共に打ち抜かれ、これ
にオーステイナイト鋼板体から成る対応形状体を嵌込む
ことによっても構成され得る。この板体厚さは、金属板
被覆の厚さと等しくするのが好ましい。この場合打ち抜
き部分と対応形状体周縁との間に環状間隙が残ってもよ
い。本発明による料理鍋のさらに他の実施態様におい
て、上述した金属板被覆の打ち抜きにより穿設される条
溝において、これに接合されている熱分配金属板体面が
露出していてもよい。しかしながら、この条溝、間隙に
金属板被覆の板体材料を充填することもできる。
板被覆の中心円部分が、余りに大きくあってはならず、
サンドイッチ状集合体、ことに金属板被覆の幾何学的形
状安定化のための中心を形成することが重要である。中
心円部分の直径は50mmより小さいのが好ましい。金
属板被覆のこの中心円部分は、この被覆の強磁性金属板
材料から構成され得る。この中心円部分は、金属板被覆
に打ち抜きにより条溝(無被覆部分)を形成する場合に
残留形成され得るが、また条溝と共に打ち抜かれ、これ
にオーステイナイト鋼板体から成る対応形状体を嵌込む
ことによっても構成され得る。この板体厚さは、金属板
被覆の厚さと等しくするのが好ましい。この場合打ち抜
き部分と対応形状体周縁との間に環状間隙が残ってもよ
い。本発明による料理鍋のさらに他の実施態様におい
て、上述した金属板被覆の打ち抜きにより穿設される条
溝において、これに接合されている熱分配金属板体面が
露出していてもよい。しかしながら、この条溝、間隙に
金属板被覆の板体材料を充填することもできる。
【0012】請求項10に示されているような本発明に
よる調理用鍋の用途も本発明の対象を成す。すなわち、
本発明調理用鍋は、慣用されているように熱伝導により
熱エネルギーを供与する方式で使用されることができ、
また電磁誘導により熱エネルギーを供与する方式で使用
されることもでき。
よる調理用鍋の用途も本発明の対象を成す。すなわち、
本発明調理用鍋は、慣用されているように熱伝導により
熱エネルギーを供与する方式で使用されることができ、
また電磁誘導により熱エネルギーを供与する方式で使用
されることもでき。
【0013】
【実施例】以下において、本発明の好ましい1実施態様
を例示的に図示する添付図面を参照しつつ、さらに具体
的に本発明を説明する。
を例示的に図示する添付図面を参照しつつ、さらに具体
的に本発明を説明する。
【0014】図示された煮炊き、調理用具、すなわち調
理鍋は、家庭において慣用されている断面円形のいわゆ
る丸鍋であって、熱伝導もしくは電磁誘導により熱エネ
ルギーを底面に供与する型式のものである。従って、こ
れは一方では電気加熱もしくはガス燃焼加熱用レンジの
金属板体もしくは加熱帯域に載置され、他方において電
磁誘導レンジ上に載置され得る。誘導レンジの周波数
は、例えば25000Hz程度である。
理鍋は、家庭において慣用されている断面円形のいわゆ
る丸鍋であって、熱伝導もしくは電磁誘導により熱エネ
ルギーを底面に供与する型式のものである。従って、こ
れは一方では電気加熱もしくはガス燃焼加熱用レンジの
金属板体もしくは加熱帯域に載置され、他方において電
磁誘導レンジ上に載置され得る。誘導レンジの周波数
は、例えば25000Hz程度である。
【0015】この煮炊き、調理用具の基本的構成に属す
る、オーステナイト鋼から形成され、煮炊き、調理材料
を入れる丸鍋容器(1)、容器周壁(2)、容器底壁
(3)、この底壁下方は固定され、良好な熱伝導性を示
す金属から構成された所定厚さの熱分配金属板体(4)
および強磁性金属板被覆(5)から成る。容器底壁
(3)と容器周壁(2)の間の境界帯域には、少なくと
も充分なフェライト組織を有するスチール板体から成る
被覆カラー部分(6)が、丸鍋容器(1)に接触して形
成されている。金属板被覆(5)は、熱分配金属板体
(4)に面接触固定される。
る、オーステナイト鋼から形成され、煮炊き、調理材料
を入れる丸鍋容器(1)、容器周壁(2)、容器底壁
(3)、この底壁下方は固定され、良好な熱伝導性を示
す金属から構成された所定厚さの熱分配金属板体(4)
および強磁性金属板被覆(5)から成る。容器底壁
(3)と容器周壁(2)の間の境界帯域には、少なくと
も充分なフェライト組織を有するスチール板体から成る
被覆カラー部分(6)が、丸鍋容器(1)に接触して形
成されている。金属板被覆(5)は、熱分配金属板体
(4)に面接触固定される。
【0016】金属板被覆(5)は、無被覆帯域(7)
(図5−図7図参照)を有する。本発明による煮炊き、
調理用具、すなわち調理鍋の図示の実施態様において、
金属板被覆(5)は、非加熱状態で底部扁平面に対して
僅かに凹面を成し、これは図1、ことに図2において誇
張して図示されている。
(図5−図7図参照)を有する。本発明による煮炊き、
調理用具、すなわち調理鍋の図示の実施態様において、
金属板被覆(5)は、非加熱状態で底部扁平面に対して
僅かに凹面を成し、これは図1、ことに図2において誇
張して図示されている。
【0017】金属板被覆(5)は、強磁性金属板体から
構成され、本質的に半径方向に延びる条溝の形状をなす
無被覆帯域(7)を有する。この半径方向条溝(7)は
中心円部(10)から放射状に延びている。幅は、実際
に図示されているより細くてもよいが、なるべく幅広に
するのが好ましい。その長さは被覆カラー部分(6)よ
り手前で終結している。ことに図5、6、7を参照され
度い。
構成され、本質的に半径方向に延びる条溝の形状をなす
無被覆帯域(7)を有する。この半径方向条溝(7)は
中心円部(10)から放射状に延びている。幅は、実際
に図示されているより細くてもよいが、なるべく幅広に
するのが好ましい。その長さは被覆カラー部分(6)よ
り手前で終結している。ことに図5、6、7を参照され
度い。
【0018】本発明による調理鍋において、容器底壁
(3)、熱分配金属板体(4)および強磁性金属板被覆
(5)は、サンドイッチ状集合体を成し、各板体はぞそ
れの扁平面間で、例えば金属間結合またはろう付け接合
により一体的になされている。サンドイッチ状集合体
(3、4、5)は、一方では容器底壁(3)の厚さと、
金属板被覆(5)の厚さの調和により、また他方では無
被覆条溝(7)の長さおよび幅と中心円部分(10)の
直径の調和により、熱エネルギー伝導の際の熱膨張によ
り屈曲ないし撓屈して充分に対抗し得る。このサンドイ
ッチ状集合体における屈曲耐性は、本発明によらない調
理鍋の底部を示す図3との対比により明らかになされ
る。この対比により底部扁平面(8)に対して同様に形
成されていた金属板被覆(5)の凹面は、図3において
凸面に変形していることが認められる。ただし、この変
形は図3においても誇張して示されている。図3におい
て示されている屈曲変形に際して、金属板被覆(5)、
熱分配金属板体(4)と、容器底壁(3)との間におけ
る熱遷移は、調理鍋使用の際、熱伝導による熱エネルギ
ー供与の場合において阻害される。サンドイッチ状集合
体(3、4、5)は、金属間結合により面体面接合して
一体化されるが、これはまたろう付けによっても行われ
得る。図4に示されるように、サンドイッチ状集合体
(3、4、5)は、熱膨張に際して弾力的に変形し得
る。金属板被覆(5)の中心円部分(10)は、この被
覆(5)の強磁性金属板材料で形成され得るが、またオ
ーステナイト鋼板体から打ち抜かれた対応形状体で構成
され得る。ただし、その厚さは金属板被覆の厚さと等し
くなされる。無被覆帯域(7)は、図5、図6、図7に
示されるような条溝として構成され、この帯域で熱分配
金属板体(4)が露出する。またこれら条溝には、オー
ステナイト鋼板体から打ち抜かれた対応形状体を嵌込む
こともできる。
(3)、熱分配金属板体(4)および強磁性金属板被覆
(5)は、サンドイッチ状集合体を成し、各板体はぞそ
れの扁平面間で、例えば金属間結合またはろう付け接合
により一体的になされている。サンドイッチ状集合体
(3、4、5)は、一方では容器底壁(3)の厚さと、
金属板被覆(5)の厚さの調和により、また他方では無
被覆条溝(7)の長さおよび幅と中心円部分(10)の
直径の調和により、熱エネルギー伝導の際の熱膨張によ
り屈曲ないし撓屈して充分に対抗し得る。このサンドイ
ッチ状集合体における屈曲耐性は、本発明によらない調
理鍋の底部を示す図3との対比により明らかになされ
る。この対比により底部扁平面(8)に対して同様に形
成されていた金属板被覆(5)の凹面は、図3において
凸面に変形していることが認められる。ただし、この変
形は図3においても誇張して示されている。図3におい
て示されている屈曲変形に際して、金属板被覆(5)、
熱分配金属板体(4)と、容器底壁(3)との間におけ
る熱遷移は、調理鍋使用の際、熱伝導による熱エネルギ
ー供与の場合において阻害される。サンドイッチ状集合
体(3、4、5)は、金属間結合により面体面接合して
一体化されるが、これはまたろう付けによっても行われ
得る。図4に示されるように、サンドイッチ状集合体
(3、4、5)は、熱膨張に際して弾力的に変形し得
る。金属板被覆(5)の中心円部分(10)は、この被
覆(5)の強磁性金属板材料で形成され得るが、またオ
ーステナイト鋼板体から打ち抜かれた対応形状体で構成
され得る。ただし、その厚さは金属板被覆の厚さと等し
くなされる。無被覆帯域(7)は、図5、図6、図7に
示されるような条溝として構成され、この帯域で熱分配
金属板体(4)が露出する。またこれら条溝には、オー
ステナイト鋼板体から打ち抜かれた対応形状体を嵌込む
こともできる。
【0019】図8から認められるように、まずその下方
部分に本発明による調理鍋が、さらにその下に扁平螺旋
状の電磁誘導コイル(12)が示されている。この電磁
誘導コイル(12)は軸線(13)を有し、これは対応
して形成される電磁誘導加熱レンジの軸線(14)に同
心的に配置される。これに対応して誘導電磁界が形成さ
れ、サンドイッチ状集合体(3、4、5)における誘導
熱エネルギーの密度は、図8に示されるカーブ(15)
のように分配される。縦座標は本発明調理鍋による直径
方向断面に対応し、横座標軸はエネルギー密度値に対応
する。
部分に本発明による調理鍋が、さらにその下に扁平螺旋
状の電磁誘導コイル(12)が示されている。この電磁
誘導コイル(12)は軸線(13)を有し、これは対応
して形成される電磁誘導加熱レンジの軸線(14)に同
心的に配置される。これに対応して誘導電磁界が形成さ
れ、サンドイッチ状集合体(3、4、5)における誘導
熱エネルギーの密度は、図8に示されるカーブ(15)
のように分配される。縦座標は本発明調理鍋による直径
方向断面に対応し、横座標軸はエネルギー密度値に対応
する。
【図1】本発明による調理用鍋ないし調理容器の下方部
分を示す断面図である。
分を示す断面図である。
【図2】金属板被覆された調理用鍋底部の非加熱状態に
おける凹面形状を誇張して示す、図1と同様の図面であ
る。
おける凹面形状を誇張して示す、図1と同様の図面であ
る。
【図3】本発明によらない、好ましくない屈曲面ないし
撓屈面が底部に形成されている調理用鍋の同様の断面図
である。
撓屈面が底部に形成されている調理用鍋の同様の断面図
である。
【図4】図1から図3とくらべて拡大された縮尺で示さ
れる、図1のA部分を示す断面図である。
れる、図1のA部分を示す断面図である。
【図5】本発明による調理用鍋の底面に、各種実施態様
による無被覆条溝を示す底面図である。
による無被覆条溝を示す底面図である。
【図6】本発明による調理用鍋の底面に、各種実施態様
による無被覆条溝を示す底面図である。
による無被覆条溝を示す底面図である。
【図7】本発明による調理用鍋の底面に、各種実施態様
による無被覆条溝を示す底面図である。
による無被覆条溝を示す底面図である。
【図8】本発明調理用鍋において、電磁誘導によるエネ
ルギー供与の場合、金属板被覆における電流密度分布を
示すグラフを図1の対象と共に示す図面である。
ルギー供与の場合、金属板被覆における電流密度分布を
示すグラフを図1の対象と共に示す図面である。
1‥‥丸鍋容器 2‥‥容器周壁 3‥‥容器底壁 4‥‥熱分配金属板体 5‥‥(強磁性)金属板被覆 6‥‥被覆カラー部分 7‥‥無被覆帯域(条溝) 8‥‥底部扁平面 10‥‥中心円部分 11‥‥環状部分 12‥‥電磁誘導コイル 13‥‥(上記コイルの)軸線 14‥‥(加熱レンジの)軸線 15‥‥誘導熱エネルギー密度カーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルフレート、ガレ ドイツ、55743、イダル−オーバーシュタ イン、アン、デァ、ブライトヘック、27
Claims (10)
- 【請求項1】 容器周壁及び容器底壁を有する、煮炊
き、調理材料用のオーステナイト鋼板体から成る丸鍋容
器、 容器底壁下面に面接触して固定されており、良好な熱伝
導性を有する金属から形成された所定厚さの熱分配金属
板体、 この熱分配金属板体に面接触して固定されており、かつ
容器底壁と容器側壁の遷移部分において丸鍋容器に接合
されているスチール製被覆カラー部分を有する強磁性金
属板被覆を具備し、 上記金属板被覆が無被覆帯域を有し、かつ非加熱状態で
底壁扁平面の一方面に対してわずかに凹面をなしてい
る、熱伝導もしくは電磁誘導により熱エネルギーを底壁
に供与するようになされた煮炊き、調理用具であって、
以下の特徴、すなわち 1.1)強磁性金属板被覆(5)が、半径方向に延びる
条溝の形態をなす無被覆帯域(7)を有すること、 1.2)この半径方向無被覆条溝(7)が、それぞれの
共通中心円部分(10)から放射状に延びていること、 1.3)この半径方向無被覆条溝(7)の長さが、周面
被覆カラー部分(6)の手前で終結していることの諸特
徴を兼備し、かつ一方においてサンドイッチ状集合体
(3、4、5)が容器底壁(3)、熱分配金属板体
(4)および金属板被覆(5)から成り、他方におい
て、各無被覆帯域(7)の長さおよび幅ならびに中心円
部分(10)の直径が、熱伝導によるエネルギー供与に
際し熱膨張屈曲に対して充分に安定的であることを特徴
とする煮炊き、調理用具。 - 【請求項2】 サンドイッチ状集合体(3、4、5)
が、金属相互結合により平面相互間で強固に接合されて
いることを特徴とする、請求項1による煮炊き、調理用
具。 - 【請求項3】 サンドイッチ状集合体(3、4、5)
が、ろう付けにより平面相互間で強固に接合されている
ことを特徴とする、請求項1による煮炊き、調理用具。 - 【請求項4】 底壁(3)とこれを有する丸鍋容器
(1)全体が、0.6から1.25mmの厚さ範囲の金
属板により、熱分配金属板体(4)が、4から8mmの
厚さ範囲の金属板により、金属板被覆(5)が、0.5
から0.8mmの厚さ範囲の金属板によりそれぞれ構成
されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれ
かによる煮炊き、調理用具。 - 【請求項5】 サンドイッチ状集合体(3、4、5)
が、丸鍋容器(1)に密着する被覆カラー部分(6)と
共に、断面楔状の環状部分(11)を形成し、これに熱
分配金属板体(4)の構成材料が充填されており、しか
も上記集合体が金属間結合またはろう付けにより被覆カ
ラー部分(6)および丸鍋容器(1)と接合されてお
り、かつサンドイッチ状集合体(3、4、5)のこの部
分が熱膨張下に弾性的に変形可能になされていることを
特徴とする、請求項1から4のいずれかによる煮炊き、
調理用具。 - 【請求項6】 金属板被覆(5)の中心円部分(10)
が、この金属板被覆(5)の強磁性金属板で構成されて
いることを特徴とする、請求項1から5のいずれかによ
る煮炊き、調理用具。 - 【請求項7】 金属板被覆(5)の中心円部分(10)
が、この金属板被覆(5)の打抜きにより形成されるオ
ーステナイト鋼板体から成り、これが金属板被覆(5)
と同じ厚さを有することを特徴とする、請求項1から5
のいずれかによる煮炊き、調理用具。 - 【請求項8】 金属板被覆(5)の各無被覆帯域(7)
において、熱分配金属板体(4)の構成材料が露出して
いることを特徴とする、請求項1から7のいずれかによ
る煮炊き、調理用具。 - 【請求項9】 各無被覆帯域(7)において、オーステ
ナイト鋼板体から成る対応形状体が嵌込まれていること
を特徴とする、請求項1から7のいずれかによる煮炊
き、調理用具。 - 【請求項10】 10.1)煮炊き、調理用具用の金属
重層板体またはセラン重層板体が有する熱伝導により熱
エネルギーを供与する煮炊き、調理板体、または 10.2)煮炊き、調理用具の軸線に平行な軸線を有す
る、立体的螺旋体ないし平面的螺旋体を成す電磁誘導コ
イルが、その軸線に対して同心的軸線を有する煮炊き、
調理用具の主として周縁に対して電磁誘導的加熱を行
い、上記10.2)の場合には電磁場周波数が104 H
z帯域に在る場合の電磁誘導により熱エネルギーを供与
する煮炊き、調理板体の上で使用されることを特徴とす
る、請求項1から7のいずれかによる煮炊き、調理用
具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4412943A DE4412943C2 (de) | 1993-10-05 | 1994-04-15 | Gar- und/oder Kochgerät, welches für eine bodenseitige Zuführung von Wärmeenergie durch Wärmeleitung oder durch elektromagnetische Induktion eingerichtet ist |
DE4412943.2 | 1994-04-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0847450A true JPH0847450A (ja) | 1996-02-20 |
JP2880093B2 JP2880093B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=6515434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7076028A Expired - Lifetime JP2880093B2 (ja) | 1994-04-15 | 1995-03-31 | 熱伝導もしくは電磁誘導により熱エネルギーを底壁に供与するようになされた煮炊き、調理用具 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5532461A (ja) |
EP (1) | EP0677263B1 (ja) |
JP (1) | JP2880093B2 (ja) |
KR (1) | KR0183178B1 (ja) |
CN (1) | CN1133160A (ja) |
AT (1) | ATE156677T1 (ja) |
DE (1) | DE59500494D1 (ja) |
DK (1) | DK0677263T3 (ja) |
ES (1) | ES2106585T3 (ja) |
GR (1) | GR3024950T3 (ja) |
TR (1) | TR28631A (ja) |
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