JPH0846154A - 半導体記憶装置のキャパシタの蓄積電極の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置のキャパシタの蓄積電極の製造方法

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JPH0846154A
JPH0846154A JP6181690A JP18169094A JPH0846154A JP H0846154 A JPH0846154 A JP H0846154A JP 6181690 A JP6181690 A JP 6181690A JP 18169094 A JP18169094 A JP 18169094A JP H0846154 A JPH0846154 A JP H0846154A
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JP
Japan
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film
forming
polycrystalline silicon
sacrificial film
storage electrode
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JP6181690A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Ogiwara
秀俊 荻原
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 犠牲膜上に生成するマスク粗面多結晶シリコ
ンに不純物を打ち込むことにより、犠牲膜の凹凸エッチ
ングにおいて、垂直でかつ深い形状を得ることのできる
半導体記憶装置のキャパシタの蓄積電極の製造方法を提
供する。 【構成】 半導体記憶装置のキャパシタの蓄積電極の製
造方法において、基板20上に層間BPSG膜21、ス
トッパー窒化膜22、犠牲BPSG膜23を順次形成
後、この犠牲BPSG膜23上に粒状の粗面多結晶シリ
コン24を生成する工程と、セルコンタクトホール25
を形成する工程と、イオン注入を行う工程と、熱処理を
行う工程と、前記イオン注入及び熱処理を行った粗面多
結晶シリコン24をマスクとして犠牲BPSG膜23の
異方性エッチングを行い、この犠牲BPSG膜23に垂
直でかつ深い凹部26を形成する工程と、セルコンタク
トホール25及び凹部26を埋める蓄積電極29を形成
する工程と、犠牲BPSG膜23を除去する工程とを順
に施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に係
り、特に、1キャパシタ1トランジスタを有するDRA
M(Dynamic Random Access M
emory)の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような半導体記憶装置として
は、例えば、図3に示すようなものがあった。すなわ
ち、シリコン基板1の表面部にLOCOS法により、厚
いフィールド酸化膜2を選択的に形成し、素子分離を行
う。次に、ゲート酸化膜となる酸化薄膜3′とゲート電
極3を形成する。このゲート電極3をマスクにしてイオ
ン注入してソース・ドレイン拡散層4を形成する。次
に、層間絶縁膜5を形成後、セルコンタクトを形成し、
ソース・ドレイン拡散層4に接続される蓄積電極6を形
成する。次に、蓄積電極6上にキャパシタ絶縁膜となる
薄い窒化膜7を形成した後、セルプレートとなる多結晶
シリコン8を形成する。次に、BPSG膜9を成長させ
た後、電極配線10を行うようにしていた。
【0003】このような、半導体記憶装置のキャパシタ
の蓄積電極においては、表面積を大きくすることが望ま
しい。図4は凹凸形状を有する半導体記憶装置のキャパ
シタの蓄積電極の拡大斜視図である。この図に示すよう
に、素子の高集積化に伴い、小さな平面積内に大きな容
量をもつ蓄積電極を形成するため、キャパシタの蓄積電
極11を三次元化して効率的に表面積を大きくするよう
にしている。
【0004】図5はかかる従来の半導体記憶装置のキャ
パシタの蓄積電極の製造工程断面図である。以下、半導
体記憶装置のキャパシタの蓄積電極の製造方法について
図5を参照しながら説明する。 (1)まず、図5(A)に示すように、基板(ソース・
ドレイン拡散層)11上に、層間絶縁膜として層間BP
SG膜12を生成し、ウェットフロー後、ストッパー窒
化膜13、犠牲BPSG膜14を生成し、ウェットフロ
ーを行う。次いで、粗面多結晶シリコン15を生成す
る。
【0005】(2)次に、図5(B)に示すように、セ
ルコンタクトホトリソ・エッチングを行い、セルコンタ
クト16を形成する。 (3)次に、図5(C)に示すように、犠牲BPSG膜
14の凹凸エッチングを行う。 (4)次いで、図5(D)に示すように、キャパシタ蓄
積(ストレージ)電極となる多結晶シリコン膜17を生
成する。次いで、その多結晶シリコン膜17上に粗面多
結晶シリコン18を生成する。次いで、不純物を打ち込
み、熱処理を行う。
【0006】(5)次に、図5(E)に示すように、ホ
トリソ・エッチングを行い、キャパシタ蓄積電極19を
形成する。 (6)次に、図5(F)に示すように、犠牲BPSG膜
14の除去を行う。その後、窒化膜を生成し、熱酸化
後、セルプレートを生成して半導体記憶装置のキャパシ
タを形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の半導体記憶装置のキャパシタの蓄積電極の製造
方法では、図5(C)における犠牲BPSG膜の異方性
エッチングにおいて、マスクとして用いる粗面多結晶シ
リコンと、犠牲BPSG膜との選択比が十分でないた
め、垂直でかつ深いエッチング形状は得られず、所望の
キャパシタ容量は得られなかった。
【0008】また、セルコンタクト開孔後に犠牲BPS
G膜の凹凸エッチングを行うため、コンタクトホール内
に露出した基板(ソース・ドレイン拡散層)がダメージ
を受けるという問題点があった。更に、犠牲BPSG膜
の凹凸エッチングのストッパー膜を窒化膜としていたた
めに、セルコンタクトエッチングの被エッチ膜の種類が
多くなるという問題点があった。
【0009】本発明は、以上述べたように、犠牲膜の凹
凸エッチングにおいて、主に、垂直でかつ深いエッチン
グ形状が得られないという問題点を除去するため、犠牲
膜上に生成するマスク粗面多結晶シリコンに不純物を打
ち込むことにより、犠牲BPSG膜の凹凸エッチングに
おいて垂直でかつ深い形状を得ることのできる半導体記
憶装置のキャパシタの蓄積電極の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、半導体記憶装置のキャパシタの蓄積電極
の製造方法において、 (A)図1に示すように、基板(20)上に層間絶縁膜
(21)、ストッパー膜(22)、犠牲膜(23)を順
次形成後、この犠牲膜(23)上に粒状の粗面多結晶シ
リコン(24)を生成する工程と、セルコンタクトホー
ル(25)を形成する工程と、イオン注入を行う工程
と、熱処理を行う工程と、前記イオン注入及び熱処理を
行った粗面多結晶シリコン(24)をマスクとして前記
犠牲膜(23)の異方性エッチングを行い、この犠牲膜
(23)に垂直でかつ深い凹部(26)を形成する工程
と、前記セルコンタクトホール(25)及び凹部(2
6)を埋める蓄積電極(29)を形成する工程と、前記
犠牲膜(23)を除去する工程とを順に施すようにした
ものである。
【0011】(B)図6に示すように、基板(20)上
に層間絶縁膜(31)、ストッパー膜(32)、犠牲膜
(33)を順次形成後、この犠牲膜(33)上に粒状の
粗面多結晶シリコン(34)を生成する工程と、イオン
注入を行う工程と、熱処理を行う工程と、前記イオン注
入及び熱処理を行った粗面多結晶シリコン(34)をマ
スクとして前記犠牲膜(33)の異方性エッチングを行
い、この犠牲膜(33)に垂直でかつ深い凹部(35)
を形成する工程と、セルコンタクトホール(36)を形
成する工程と、このセルコンタクトホール(36)及び
凹部(35)を埋める蓄積電極(39)を形成する工程
と、前記犠牲膜(33)を除去する工程とを順に施すよ
うにしたものである。
【0012】(C)図7に示すように、基板(20)上
に層間絶縁膜(41)、ストッパー膜(42)を順次形
成する工程と、セルコンタクトホール(43)を形成す
る工程と、このセルコンタクトホール(43)を埋め込
む多結晶シリコンプラグ(44A)を形成する工程と、
犠牲膜(45)を形成した後、この犠牲膜(45)上に
粒状の粗面多結晶シリコン(46)を生成する工程と、
イオン注入を行う工程と、熱処理を行う工程と、前記イ
オン注入及び熱処理を行った粗面多結晶シリコン(4
6)をマスクとして前記犠牲膜(45)の異方性エッチ
ングを行い、この犠牲膜(45)に垂直でかつ深い凹部
(47)を形成する工程と、前記セルコンタクトホール
(43)及び凹部(47)を埋める蓄積電極(50)を
形成する工程と、前記犠牲膜(45)を除去する工程と
を順に施すようにしたものである。
【0013】(D)図8に示すように、基板(20)上
に層間絶縁膜(51)、ストッパー膜(52)、犠牲膜
(53)を順次形成する工程と、セルコンタクトホール
(54)を形成する工程と、このセルコンタクトホール
(54)を埋め込む多結晶シリコンプラグ(55A)を
形成する工程と、粒状の粗面多結晶シリコン(56)を
生成する工程と、イオン注入を行う工程と、熱処理を行
う工程と、前記イオン注入及び熱処理を行った粗面多結
晶シリコン(56)をマスクとして前記犠牲膜(53)
の異方性エッチングを行い、この犠牲膜(53)に垂直
でかつ深い凹部(57)を形成する工程と、前記凹部
(57)を埋める蓄積電極(60)を形成する工程と、
前記犠牲膜(53)を除去する工程とを順に施すように
したものである。
【0014】(E)図9に示すように、基板(20)上
に層間絶縁膜(61)、ストッパー膜(62)を順次形
成する工程と、セルコンタクトホール(63)を形成す
る工程と、このセルコンタクトホール(63)を埋め込
む第1の蓄積電極(64)を形成する工程と、犠牲膜
(65)を形成した後、この犠牲膜(65)上に粒状の
粗面多結晶シリコン(66)を生成する工程と、イオン
注入を行う工程と、熱処理を行う工程と、前記イオン注
入及び熱処理を行った粗面多結晶シリコン(66)をマ
スクとして前記犠牲膜(65)の異方性エッチングを行
い、この犠牲膜(65)に垂直でかつ深い凹部(67)
を形成する工程と、前記凹部(67)を埋め込み、前記
第1の蓄積電極(64)に接続される第2の蓄積電極
(68)を形成する工程と、前記犠牲膜(65)を除去
する工程とを順に施すようにしたものである。
【0015】(F)図10に示すように、基板(20)
上に層間絶縁膜(71)、ストッパー膜(72)、第1
の犠牲膜(73)を順次形成する工程と、セルコンタク
トホール(74)を形成する工程と、このセルコンタク
トホール(74)を埋め込む第1の蓄積電極(75)を
形成する工程と、第2の犠牲膜(76)を形成した後、
この第2の犠牲膜(76)上に粒状の粗面多結晶シリコ
ン(77)を生成する工程と、イオン注入を行う工程
と、熱処理を行う工程と、前記イオン注入及び熱処理を
行った粗面多結晶シリコン(77)をマスクとして前記
第2の犠牲膜(76)の異方性エッチングを行い、この
第2の犠牲膜(76)に垂直でかつ深い凹部(78)を
形成する工程と、前記凹部(78)を埋め込み、前記第
1の蓄積電極(75)に接続される第2の蓄積電極(8
1)を形成する工程と、前記第1及び第2犠牲膜(7
3,76)を除去する工程とを順に施すようにしたもの
である。
【0016】(G)図11に示すように、基板(20)
上に層間絶縁膜(91)、ストッパー膜(92)、犠牲
膜(93)を順次形成する工程と、セルコンタクトホー
ル(94)を形成する工程と、このセルコンタクトホー
ル(94)を埋め込む第1の蓄積電極(95)を形成す
る工程と、粒状の粗面多結晶シリコン(96)を生成す
る工程と、イオン注入を行う工程と、熱処理を行う工程
と、前記イオン注入及び熱処理を行った粗面多結晶シリ
コン(96)をマスクとして前記犠牲膜(93)の異方
性エッチングを行い、この犠牲膜(93)に垂直でかつ
深い凹部(97)を形成する工程と、この凹部(97)
が完全に埋め込まれなように、前記犠牲膜(93)の表
面に第2の蓄積電極(99)を形成する工程と、前記犠
牲膜(93)を除去する工程とを順に施すようにしたも
のである。
【0017】
【作用】本発明によれば、上記したように、犠牲BPS
G膜上に生成するマスク粗面多結晶シリコンに、不純物
を打ち込み、かつ熱処理を施すことにより、犠牲BPS
G膜の凹凸エッチングにおいて、垂直でかつ深い形状を
得ることができる。また、セルコンタクトホールを形成
する工程を、犠牲BPSG膜の凹凸エッチングよりも後
に行うことにより、犠牲BPSG膜の凹凸エッチング時
にコンタクトホール内のシリコン基板がダメージを受け
るのを回避することができる。
【0018】更に、犠牲膜凹凸エッチングのストッパー
膜を多結晶シリコン膜となし、2段に蓄積電極を形成す
ることにより、半導体記憶装置のキャパシタの蓄積電極
の表面積を効果的に増加させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の第1実施例を示す半導体記憶
装置のキャパシタの蓄積電極の製造工程断面図、図2は
その蓄積電極の製造過程における粗面ポリシリコン面の
平面図である。
【0020】(1)まず、図1(A)に示すように、基
板(ソース・ドレイン拡散層)20上に、層間絶縁膜と
して層間BPSG膜21を4000Å生成する。次い
で、ウェット酸素雰囲気中で熱処理を行い、層間BPS
G膜21を平坦化する。次いで、犠牲BPSG膜(後
述)の凹凸エッチング及び犠牲膜除去のストッパー膜と
してのストッパー窒化膜22を100〜500Å生成す
る。次いで、犠牲膜としての犠牲BPSG膜23を20
00Å生成し、ウェット酸素雰囲気中で熱処理を行う。
【0021】次いで、575℃の温度で犠牲BPSG膜
23の凹凸エッチングのマスクとなる粗面多結晶シリコ
ン24を1000Å生成する。このとき、表面の状態
は、図2(a)に示すように、生成した粗面多結晶シリ
コン粒24aが独立した粒状になっており、該粗面多結
晶シリコン粒24aの間にはアモルファスシリコン膜2
4bが形成され、犠牲BPSG膜23の表面は露出しな
い状態となっている。次いで、ヒ素をエネルギー30k
eV、ドーズ量1E16cm-2の条件でドープする。ド
ープ後の粗面多結晶シリコン24の表面は、図2(b)
に示すように、粗面多結晶シリコン粒24a同士が付着
した粗面多結晶シリコン24cとなり、該粗面多結晶シ
リコン24cの間は、犠牲BPSG膜23表面が露出す
る。次いで、窒化雰囲気中で850℃、30分の熱処理
を行う。
【0022】(2)次に、図1(B)に示すように、ホ
トリソ・エッチングによりセルコンタクトホール25を
形成する。 (3)次に、図1(C)に示すように、犠牲BPSG膜
23の凹凸エッチングを行い、垂直でかつ深い凹部26
を形成する。 (4)次に、図1(D)に示すように、前記凹部26及
びセルコンタクトホール25を埋めることにより、蓄積
電極となる多結晶シリコン膜27を形成し、その上に粗
面多結晶シリコン28を生成後、ヒ素を30keV、5
E15cm-2の条件で打ち込み、窒素雰囲気中でアニー
ルを行う。
【0023】(5)次に、図1(E)に示すように、ホ
トリソ・エッチングを行い、蓄積電極29を形成する。 (6)次に、図1(F)に示すように、弗酸水溶液によ
り犠牲BPSG膜23の除去を行う。この後、窒化膜を
50Å形成し、熱酸化後、セルプレートを生成して半導
体記憶装置のキャパシタを形成する。
【0024】図6は本発明の第2実施例を示す半導体記
憶装置のキャパシタの蓄積電極の製造工程断面図であ
る。 (1)まず、図6(A)に示すように、基板(ソース・
ドレイン拡散層)20上に、層間絶縁膜として層間BP
SG膜31を4000Å生成する。次いで、ウェット酸
素雰囲気中で熱処理を行い、層間BPSG膜31を平坦
化する。次いで、犠牲BPSG膜(後述)凹凸エッチン
グ及び犠牲BPSG膜除去のストッパー膜としてストッ
パー窒化膜32を100〜500Å生成する。次いで、
犠牲BPSG膜33を2000Å生成し、ウェット酸素
雰囲気中で熱処理を行う。
【0025】次いで、575℃の温度で犠牲BPSG膜
33の凹凸エッチングのマスクとなる粗面多結晶シリコ
ン34を1000Å生成する。次いで、ヒ素をエネルギ
ー30keV、1E16cm-2の条件でドープする。次
いで、窒素雰囲気中で850℃、30分の熱処理を行
う。この工程は、第1実施例と同様である。 (2)次に、図6(B)に示すように、犠牲BPSG膜
33の凹凸エッチングを行い、垂直でかつ深い凹部35
を形成する。
【0026】(3)次に、図6(C)に示すように、ホ
トリソ・エッチングを行い、セルコンタクトホール36
を形成する。 (4)次に、図6(D)に示すように、多結晶シリコン
により犠牲BPSG膜33の凹部35及びセルコンタク
トホール36を埋めることにより、蓄積電極となる多結
晶シリコン膜37を形成する。
【0027】(5)次に、図6(E)に示すように、5
75℃の温度で粗面多結晶シリコン38を生成し、ヒ素
を30keV、5E15cm-2の条件で打ち込み、窒素
雰囲気中で熱処理を行う。 (6)次に、図6(F)に示すように、ホトリソ・エッ
チングを行い、蓄積電極39を形成する。
【0028】(7)次に、図6(G)に示すように、弗
酸水溶液により犠牲BPSG膜33の除去を行う。この
後、窒化膜を50Å生成し、熱酸化後、セルプレートを
生成して半導体記憶装置のキャパシタを形成する。図7
は本発明の第3実施例を示す半導体記憶装置のキャパシ
タの蓄積電極の製造工程断面図である。
【0029】(1)まず、図7(A)に示すように、基
板(ソース・ドレイン拡散層)20上に、層間絶縁膜と
して層間BPSG膜41を4000Å生成する。次い
で、ウェット酸素雰囲気中で熱処理を行い、層間BPS
G膜41を平坦化する。次いで、犠牲BPSG膜(後
述)凹凸エッチング及び犠牲BPSG膜除去のストッパ
ー膜としてのストッパー窒化膜42を100〜500Å
生成する。
【0030】(2)次に、図7(B)に示すように、ホ
トリソ・エッチングにより、セルコンタクトホール43
を形成する。 (3)次に、図7(C)に示すように、セルコンタクト
をとるためにセルコンタクトホール43を多結晶シリコ
ン膜44で埋め込む。 (4)次に、図7(D)に示すように、多結晶シリコン
膜44のエッチバックを行い、多結晶シリコンプラグ4
4Aを形成する。
【0031】(5)次いで、図7(E)に示すように、
犠牲膜としての犠牲BPSG膜45を2000Å生成
し、ウェット酸素雰囲気中で熱処理を行う。次いで、5
75℃の温度で粗面多結晶シリコン46を生成する。次
いで、ヒ素を30keV、1E16cm-2の条件で打ち
込む。次いで、窒素雰囲気中で熱処理を行う。 (6)次に、図7(F)に示すように、犠牲BPSG膜
45の凹凸エッチングを行い、垂直でかつ深い凹部47
を形成する。
【0032】(7)次に、図7(G)に示すように、前
記凹部47を蓄積電極となる多結晶シリコン膜48で埋
め込み、その上に粗面多結晶シリコン49を順次生成す
る。次いで、ヒ素を30keV、1E16cm-2の条件
で打ち込み、窒素雰囲気中で熱処理する。 (8)次に、図7(H)に示すように、ホトリソ・エッ
チングを行い、蓄積電極50を形成する。
【0033】(9)次に、図7(I)に示すように、弗
酸水溶液で犠牲BPSG膜45の除去を行う。この後、
窒化膜を50Å生成し、熱酸化後、セルプレートを生成
して半導体記憶装置のキャパシタを形成する。図8は本
発明の第4実施例を示す半導体記憶装置のキャパシタの
蓄積電極の製造工程断面図である。
【0034】(1)まず、図8(A)に示すように、基
板(ソース・ドレイン拡散層)20上に、層間絶縁膜と
して層間BPSG膜51を4000Å生成する。次い
で、ウェット酸素雰囲気中で熱処理を行い、層間BPS
G膜51を平坦化する。次いで、犠牲膜(後述)凹凸エ
ッチング及び犠牲膜除去のストッパー膜としてのストッ
パー窒化膜52を100〜500Å生成する。次いで、
犠牲膜としての犠牲BPSG膜53を2000Å生成す
る。次いで、ウェット酸素雰囲気中で熱処理を行う。
【0035】(2)次に、図8(B)に示すように、ホ
トリソ・エッチングを行い、セルコンタクトホール54
を形成する。 (3)次に、図8(C)に示すように、多結晶シリコン
膜55を生成し、セルコンタクトホール54を埋め込
む。 (4)次に、図8(D)に示すように、多結晶シリコン
膜55のエッチバックを行い、多結晶シリコンプラグ5
5Aを形成する。
【0036】(5)次に、図8(E)に示すように、粗
面多結晶シリコン56を575℃の温度で生成し、ヒ素
を30keV、1E16cm-2の条件で打ち込む。次い
で、窒素雰囲気中で熱処理を行う。 (6)次に、図8(F)に示すように、犠牲BPSG膜
53の凹凸エッチングを行い、垂直でかつ深い凹部57
を形成する。
【0037】(7)次に、図8(G)に示すように、前
記凹部57を蓄積電極となる多結晶シリコン膜58で埋
め込み、その上に粗面多結晶シリコン59を順次生成す
る。次いで、ヒ素を30keV、1E16cm-2の条件
で打ち込む。次いで、窒素雰囲気中で熱処理を行う。 (8)次に、図8(H)に示すように、ホトリソ・エッ
チングを行い、蓄積電極60を形成する。
【0038】(9)次に、図8(I)に示すように、弗
酸水溶液で犠牲BPSG膜53の除去を行う。この後、
窒化膜を50Å生成し、熱酸化後、セルプレートを生成
して半導体記憶装置のキャパシタを形成する。図9は本
発明の第5実施例を示す半導体記憶装置のキャパシタの
蓄積電極の製造工程断面図である。
【0039】(1)まず、図9(A)に示すように、基
板(ソース・ドレイン拡散層)20上に、層間絶縁膜と
して層間BPSG膜61を4000Å生成する。次い
で、ウェット酸素雰囲気中で熱処理を行い、層間BPS
G膜61を平坦化する。次いで、犠牲膜(後述)除去の
ストッパー膜としてのストッパー窒化膜62を100〜
500Å生成する。
【0040】(2)次に、図9(B)に示すように、ホ
トリソ・エッチングを行い、セルコンタクトホール63
を開孔する。 (3)次に、図9(C)に示すように、セルコンタクト
ホール63を埋め込み第1の蓄積電極となる多結晶シリ
コン膜64を生成する。 (4)次いで、図9(D)に示すように、犠牲膜として
犠牲BPSG膜65を2000Å生成する。次いで、ウ
ェット酸素雰囲気中で熱処理を行う。次いで、575℃
の温度で粗面多結晶シリコン66を生成する。次いで、
ヒ素を30keV、1E16cm-2の条件で打ち込む。
次いで、窒素雰囲気中で熱処理を行う。
【0041】(5)次に、図9(E)に示すように、犠
牲BPSG膜65の凹凸エッチングを行い、垂直でかつ
深い凹部67を形成する。 (6)次に、図9(F)に示すように、前記凹部67を
埋め込み、第2の蓄積電極となる多結晶シリコン膜68
を形成し、その上に粗面多結晶シリコン69を順次生成
する。ヒ素を30keV、1E16cm-2の条件で打ち
込む。次いで、窒素雰囲気中で熱処理を行う。
【0042】(7)次に、図9(G)に示すように、ホ
トリソ・エッチングを行い、蓄積電極70を形成する。 (8)次に、図9(H)に示すように、弗酸水溶液で犠
牲BPSG膜65の除去を行う。この後、窒化膜を50
Å生成し、熱酸化後、セルプレートを生成して半導体記
憶装置のキャパシタを形成する。
【0043】図10は本発明の第6実施例を示す半導体
記憶装置のキャパシタの蓄積電極の製造工程断面図であ
る。 (1)まず、図10(A)に示すように、基板(ソース
・ドレイン拡散層)20上に、層間絶縁膜として層間B
PSG膜71を4000Å生成する。次いで、ウェット
酸素雰囲気中で熱処理を行い、第1の層間BPSG膜7
1を平坦化する。次に、犠牲膜除去のストッパー膜とし
てのストッパー窒化膜72を100〜500Å生成す
る。次いで、第1(下層)の犠牲膜として層間BPSG
膜73を1000Å生成する。次いで、ウェット酸素雰
囲気中で熱処理を行う。
【0044】(2)次に、図10(B)に示すように、
ホトリソ・エッチングを行い、セルコンタクトホール7
4を形成する。 (3)次に、図10(C)に示すように、セルコンタク
トホール74を埋め込み、第1の蓄積電極となる多結晶
シリコン膜75を生成する。 (4)次に、図10(D)に示すように、第2(上層)
の犠牲膜として層間BPSG膜76を2000Å生成す
る。次いで、ウェット酸素雰囲気中で熱処理を行う。次
いで、575℃の温度で粗面多結晶シリコン77を生成
する。次いで、ヒ素を30keV、1E16cm-2の条
件で打ち込む。次いで窒素雰囲気中で熱処理を行う。
【0045】(5)次に、図10(E)に示すように、
上層犠牲BPSG膜76の凹凸エッチングを行い、垂直
でかつ深い凹部78を形成する。 (6)次に、図10(F)に示すように、第2の蓄積電
極となる多結晶シリコン膜79で前記凹部78を埋め込
み、その上に粗面多結晶シリコン80を順次生成する。
次いで、ヒ素を30keV、1E16cm-2の条件で打
ち込む。次いで窒素雰囲気中で熱処理を行う。
【0046】(7)次に、図10(G)に示すように、
ホトリソ・エッチングを行い、蓄積電極81を形成す
る。 (8)次に、図10(H)に示すように、弗酸水溶液で
第2(上層)の犠牲BPSG膜76及び第1(下層)の
犠牲BPSG膜73を形成する。この後、窒化膜を50
Å生成し、熱酸化後、セル・プレートを生成して半導体
記憶装置のキャパシタを形成する。
【0047】図11は本発明の第7実施例を示す半導体
記憶装置のキャパシタの蓄積電極の製造工程断面図であ
る。 (1)まず、図11(A)に示すように、基板(ソース
・ドレイン拡散層)20上に、層間絶縁膜として層間B
PSG膜91を4000Å生成する。次いで、ウェット
酸素雰囲気中で熱処理を行い、層間BPSG膜91を平
坦化する。次いで、犠牲膜(後述)の凹凸エッチング及
び犠牲膜除去のストッパー膜としてのストッパー窒化膜
92を100〜500Å生成する。次いで、犠牲膜とし
ての犠牲BPSG膜93を2000Å生成する。次い
で、ウェット酸素雰囲気中で熱処理を行う。
【0048】(2)次に、図11(B)に示すように、
ホトリソ・エッチングを行い、セルコンタクトホール9
4を形成する。 (3)次に、図11(C)に示すように、セルコンタク
トホール94を埋め込むように多結晶シリコン膜95を
生成する。 (4)次に、図11(D)に示すように、多結晶シリコ
ン膜95のエッチバックを行い、多結晶シリコンプラグ
95Aを形成する。
【0049】(5)次に、図11(E)に示すように、
粗面多結晶シリコン96を560℃の温度で生成し、ヒ
素を30keV、1E16cm-2の条件で打ち込む。次
いで窒素雰囲気中で熱処理を行う。 (6)次に、図11(F)に示すように、犠牲BPSG
膜93の凹凸エッチングを行い、垂直でかつ深い凹部9
7を形成する。
【0050】(7)次に、図11(G)に示すように、
犠牲BPSG膜93の凹凸エッチングでエッチバックさ
れた凹部97が完全に埋め込まれないように、リンをド
ープしたドープト多結晶シリコン膜98を200Å生成
する。 (8)次に、図11(H)に示すように、ホトリソ・エ
ッチングを行い、蓄積電極99を形成する。
【0051】(9)次に、図11(I)に示すように、
犠牲BPSG膜93の除去を弗酸水溶液で行う。 この後、窒化膜を50Å生成し、熱酸化後、セルプレー
トを生成して半導体記憶装置のキャパシタを形成する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
【0052】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
半導体記憶装置のキャパシタの蓄積電極の製造方法によ
れば、 (1)請求項1〜7記載の発明によれば、犠牲膜凹凸エ
ッチングのマスクとなる粗面多結晶シリコンに、不純物
を打ち込み、独立した粗面多結晶シリコンの粒同士が付
着した形状にし、熱処理した後、これをマスクとして犠
牲膜をエッチングするようにしたので、犠牲膜の凹凸エ
ッチングを行う時に、マスクと犠牲膜の選択比が飛躍的
に向上し、5000Åまでの垂直で深い凹凸形状をもつ
犠牲酸化膜を得ることができる。
【0053】(2)請求項2記載の発明によれば、上記
(1)の効果に加えて、セルコンタクトホールを形成す
る工程を、犠牲膜の凹凸エッチングの後に行うようにし
たので、請求項1記載の発明のように犠牲膜の凹凸エッ
チングを行う時に、セルコンタクトホール底部に基板が
露出していないため、基板へのエッチングダメージを防
ぐことができる。
【0054】(3)請求項3記載の発明によれば、上記
(1)の効果に加えて、セルコンタクトホールを形成す
る工程を、犠牲膜凹凸エッチングよりも前に行うように
したので、請求項1記載の発明のように、犠牲膜凹凸エ
ッチングを行うときに、基板へダメージを与えることは
ない。また、セルコンタクトエッチングにおいて、請求
項1及び2記載の発明によれば、被エッチ膜が粗面多結
晶シリコン/犠牲BPSG膜/ストッパー窒化膜/層間
BPSG膜の4層であったが、この方法ではストッパー
窒化膜/層間BPSG膜の2層になるので、セルコンタ
クトエッチングの工程が簡略になる。
【0055】(4)請求項4記載の発明によれば、上記
(1)の効果に加えて、セルコンタクトホールを形成す
る工程を、犠牲膜凹凸エッチングよりも前に行うように
したので、請求項1記載の発明のように、犠牲膜凹凸エ
ッチングを行う時に、基板へダメージを与えることはな
い。また、セルコンタクトエッチングにおいて、被エッ
チ膜が粗面多結晶シリコン/犠牲BPSG膜/ストッパ
ー窒化膜/層間BPSG膜の4層から、犠牲BPSG膜
/ストッパー窒化膜/層間BPSG膜の3層になるの
で、セルコンタクトエッチングの工程が簡略になる。
【0056】また、請求項3記載の発明によれば、犠牲
膜エッチングを行った後、セルコンタクトホール上にエ
ッチバックされた埋め込み多結晶シリコン膜が、完全に
露出していなければ、蓄積電極が断線してしまう恐れが
あり、また、犠牲膜除去において、蓄積電極の多結晶シ
リコン膜/粗面多結晶シリコンが剥離する可能性がある
が、この方法を用いればセルコンタクトホール上には埋
め込まれた多結晶シリコン膜または粗面多結晶シリコン
が露出しているので、蓄積電極の断線や剥離の可能性は
ほぼなくなる。
【0057】(5)請求項5記載の発明によれば、上記
(1)の効果に加えて、セルコンタクトホールを形成す
る工程を、犠牲膜凹凸エッチングよりも前に行うように
したので、請求項1記載の発明のように、犠牲膜凹凸エ
ッチングを行う時に基板へダメージを与えることはな
い。また、セルコンタクトエッチングにおいて、請求項
1及び2記載の発明によれば、被エッチ膜が、粗面多結
晶シリコン/犠牲BPSG膜/ストッパー窒化膜/層間
BPSG膜の4層であるが、これが、ストッパー窒化膜
/層間BPSG膜の2層になるので、セルコンタクトエ
ッチングの工程が簡略になる。
【0058】また、請求項1〜4記載の発明によれば、
犠牲膜凹凸エッチングのストッパー膜が窒化膜であるた
め、窒化膜が露出するまで犠牲膜凹凸エッチングを行う
とその後露出した部分に埋め込まれた蓄積電極の多結晶
シリコン膜と、ストッパー窒化膜の隙間がほとんどない
ため、ストッパー窒化膜と接触している部分には、キャ
パシタ膜の窒化膜及びセルプレートが生成されない恐れ
があるが、この請求項5記載の発明によれば、埋め込ん
だ多結晶シリコン膜が犠牲膜凹凸エッチングのストッパ
ーになるとともに、オーバーエッチをかけることができ
る。
【0059】更に、埋め込み多結晶シリコン膜のエッチ
バックの必要もなくなる。また、犠牲膜除去後は、マス
ク粗面多結晶シリコンの下にあった部分が露出するの
で、この部分は蓄積電極として用いることができ、キャ
パシタの面積が増加する。 (6)請求項6記載の発明によれば、上記(1)の効果
に加えて、ストッパー窒化膜の上層に犠牲膜を生成する
ようにしたので、更に、請求項5記載の発明の効果に加
え、犠牲膜除去後、埋め込み多結晶シリコン膜の裏面側
(ストッパー窒化膜側)が露出するので、この部分も蓄
積電極として用いることができ、さらにキャパシタ面積
を増加させることができる。
【0060】(7)請求項7記載の発明によれば、上記
(1)の効果に加えて、セルコンタクトホールを形成す
る工程を、犠牲膜凹凸エッチングよりも前に行うように
したので、請求項1記載の発明のように、犠牲膜凹凸エ
ッチングを行う時に基板へダメージを与えることはな
い。また、セルコンタクトエッチングにおいて、被エッ
チ膜が、請求項1及び2記載の発明によれば、粗面多結
晶シリコン/犠牲BPSG膜/ストッパー窒化膜/層間
BPSG膜の4層であるが、この請求項7記載の発明に
よれば、犠牲膜/ストッパー窒化膜/層間BPSG膜の
3層になるので、セルコンタクトエッチングの工程が簡
略になる。
【0061】また、コンタクトホール上は埋め込まれた
多結晶シリコン膜又は粗面多結晶シリコンが露出してい
るので、請求項3記載の発明のように、蓄積電極が断線
したり、蓄積電極の多結晶シリコン膜が剥離する可能性
はほとんどない。更に、犠牲膜上およびコンタクト上に
露出した多結晶シリコン膜上に粗面多結晶シリコンを生
成する時、請求項1〜6記載の発明によれば、575℃
で生成したが、この方法では、560℃の低温で生成し
たため、多結晶シリコンドープイオン注入後の粗面多結
晶シリコンの密度は小さくなる。従って、犠牲膜凹凸、
エッチング後の穴の径は大きくなり、この穴に薄い多結
晶シリコンを生成すれば、凹部が完全に埋まらず、犠牲
膜の凹部の形状を二重に利用した、表面積の大きなキャ
パシタを形成することができる。
【0062】また、凹部に埋め込む多結晶シリコンを、
ドープト多結晶シリコンにすることにより、多結晶シリ
コンドープイオン注入、熱処理の工程を削減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す半導体記憶装置のキ
ャパシタの蓄積電極の製造工程断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す半導体記憶装置のキ
ャパシタの蓄積電極の製造過程における粗面ポリシリコ
ン面の平面図である。
【図3】従来の半導体記憶装置の断面図である。
【図4】凹凸形状を有する導体記憶装置のキャパシタの
蓄積電極の拡大斜視図である。
【図5】従来の半導体記憶装置のキャパシタの蓄積電極
の製造工程断面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す半導体記憶装置のキ
ャパシタの蓄積電極の製造工程断面図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す半導体記憶装置のキ
ャパシタの蓄積電極の製造工程断面図である。
【図8】本発明の第4実施例を示す半導体記憶装置のキ
ャパシタの蓄積電極の製造工程断面図である。
【図9】本発明の第5実施例を示す半導体記憶装置のキ
ャパシタの蓄積電極の製造工程断面図である。
【図10】本発明の第6実施例を示す半導体記憶装置の
キャパシタの蓄積電極の製造工程断面図である。
【図11】本発明の第7実施例を示す半導体記憶装置の
キャパシタの蓄積電極の製造工程断面図である。
【符号の説明】
20 基板(ソース・ドレイン拡散層) 21,31,41,51,61,71,73,76,9
1 層間BPSG膜 22,32,42,52,62,72,92 ストッ
パー窒化膜 23,33,45,53,65,93 犠牲BPSG
膜 24,28,34,38,46,49,56,59,6
6,69,77,80,96 粗面多結晶シリコン 24a 粗面多結晶シリコン粒 24b アモルファスシリコン膜 24c 粒同士が付着した粗面多結晶シリコン 25,36,43,54,63,74,94 セルコ
ンタクトホール 26,35,47,57,67,78,97 垂直で
かつ深い凹部 27,37,44,48,55,58,95 多結晶
シリコン膜 29,39,50,60,70,81,99 蓄積電
極 44A,55A,95A 多結晶シリコンプラグ 64,75 多結晶シリコン膜(第1の蓄積電極) 68,79 多結晶シリコン膜(第2の蓄積電極) 98 ドープト多結晶シリコン膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)基板上に層間絶縁膜、ストッパー
    膜、犠牲膜を順次形成後、該犠牲膜上に粒状の粗面多結
    晶シリコンを生成する工程と、(b)セルコンタクトホ
    ールを形成する工程と、(c)イオン注入を行う工程
    と、(d)熱処理を行う工程と、(e)前記イオン注入
    及び熱処理を行った粗面多結晶シリコンをマスクとして
    前記犠牲膜の異方性エッチングを行い、該犠牲膜に垂直
    でかつ深い凹部を形成する工程と、(f)前記セルコン
    タクトホール及び凹部を埋める蓄積電極を形成する工程
    と、(g)前記犠牲膜を除去する工程とを順に施すこと
    を特徴とする半導体記憶装置のキャパシタの蓄積電極の
    製造方法。
  2. 【請求項2】(a)基板上に層間絶縁膜、ストッパー
    膜、犠牲膜を順次形成後、該犠牲膜上に粒状の粗面多結
    晶シリコンを生成する工程と、(b)イオン注入を行う
    工程と、(c)熱処理を行う工程と、(d)前記イオン
    注入及び熱処理を行った粗面多結晶シリコンをマスクと
    して前記犠牲膜の異方性エッチングを行い、該犠牲膜に
    垂直でかつ深い凹部を形成する工程と、(e)セルコン
    タクトホールを形成する工程と、(f)該セルコンタク
    トホール及び凹部を埋める蓄積電極を形成する工程と、
    (g)前記犠牲膜を除去する工程とを順に施すことを特
    徴とする半導体記憶装置のキャパシタの蓄積電極の製造
    方法。
  3. 【請求項3】(a)基板上に層間絶縁膜、ストッパー膜
    を順次形成する工程と、(b)セルコンタクトホールを
    形成する工程と、(c)該セルコンタクトホールを埋め
    込む多結晶シリコンプラグを形成する工程と、(d)犠
    牲膜を形成した後、該犠牲膜上に粒状の粗面多結晶シリ
    コンを生成する工程と、(e)イオン注入を行う工程
    と、(f)熱処理を行う工程と、(g)前記イオン注入
    及び熱処理を行った粗面多結晶シリコンをマスクとして
    前記犠牲膜の異方性エッチングを行い、該犠牲膜に垂直
    でかつ深い凹部を形成する工程と、(h)前記セルコン
    タクトホール及び凹部を埋める蓄積電極を形成する工程
    と、(i)前記犠牲膜を除去する工程とを順に施すこと
    を特徴とする半導体記憶装置のキャパシタの蓄積電極の
    製造方法。
  4. 【請求項4】(a)基板上に層間絶縁膜、ストッパー
    膜、犠牲膜を順次形成する工程と、(b)セルコンタク
    トホールを形成する工程と、(c)該セルコンタクトホ
    ールを埋め込む多結晶シリコンプラグを形成する工程
    と、(d)粒状の粗面多結晶シリコンを生成する工程
    と、(e)イオン注入を行う工程と、(f)熱処理を行
    う工程と、(g)前記イオン注入及び熱処理を行った粗
    面多結晶シリコンをマスクとして前記犠牲膜の異方性エ
    ッチングを行い、該犠牲膜に垂直でかつ深い凹部を形成
    する工程と、(h)前記凹部を埋める蓄積電極を形成す
    る工程と、(i)前記犠牲膜を除去する工程とを順に施
    すことを特徴とする半導体記憶装置のキャパシタの蓄積
    電極の製造方法。
  5. 【請求項5】(a)基板上に層間絶縁膜、ストッパー膜
    を順次形成する工程と、(b)セルコンタクトホールを
    形成する工程と、(c)該セルコンタクトホールを埋め
    込む第1の蓄積電極を形成する工程と、(d)犠牲膜を
    形成した後、該犠牲膜上に粒状の粗面多結晶シリコンを
    生成する工程と、(e)イオン注入を行う工程と、
    (f)熱処理を行う工程と、(g)前記イオン注入及び
    熱処理を行った粗面多結晶シリコンをマスクとして前記
    犠牲膜の異方性エッチングを行い、該犠牲膜に垂直でか
    つ深い凹部を形成する工程と、(h)前記凹部を埋め、
    前記第1の蓄積電極に接続される第2の蓄積電極を形成
    する工程と、(i)前記犠牲膜を除去する工程とを順に
    施すことを特徴とする半導体記憶装置のキャパシタの蓄
    積電極の製造方法。
  6. 【請求項6】(a)基板上に層間絶縁膜、ストッパー
    膜、第1の犠牲膜を順次形成する工程と、(b)セルコ
    ンタクトホールを形成する工程と、(c)該セルコンタ
    クトホールを埋め込む第1の蓄積電極を形成する工程
    と、(d)第2の犠牲膜を形成した後、該第2の犠牲膜
    上に粒状の粗面多結晶シリコンを生成する工程と、
    (e)イオン注入を行う工程と、(f)熱処理を行う工
    程と、(g)前記イオン注入及び熱処理を行った粗面多
    結晶シリコンをマスクとして前記第2の犠牲膜の異方性
    エッチングを行い、該第2の犠牲膜に垂直でかつ深い凹
    部を形成する工程と、(h)前記凹部を埋め込み、前記
    第1の蓄積電極に接続される第2の蓄積電極を形成する
    工程と、(i)前記第1及び第2の犠牲膜を除去する工
    程とを順に施すことを特徴とする半導体記憶装置のキャ
    パシタの蓄積電極の製造方法。
  7. 【請求項7】(a)基板上に層間絶縁膜、ストッパー
    膜、犠牲膜を順次形成する工程と、(b)セルコンタク
    トホールを形成する工程と、(c)該セルコンタクトホ
    ールを埋め込む第1の蓄積電極を形成する工程と、
    (d)粒状の粗面多結晶シリコンを生成する工程と、
    (e)イオン注入を行う工程と、(f)熱処理を行う工
    程と、(g)前記イオン注入及び熱処理を行った粗面多
    結晶シリコンをマスクとして前記犠牲膜の異方性エッチ
    ングを行い、該犠牲膜に垂直でかつ深い凹部を形成する
    工程と、(h)前記凹部が完全に埋め込まれないよう
    に、前記犠牲膜の表面に第2の蓄積電極を形成する工程
    と、(i)前記犠牲膜を除去する工程とを順に施すこと
    を特徴とする半導体記憶装置のキャパシタの蓄積電極の
    製造方法。
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