JPH0845913A - 狭い横方向寸法の微細構造およびその作製方法 - Google Patents
狭い横方向寸法の微細構造およびその作製方法Info
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- JPH0845913A JPH0845913A JP7072004A JP7200495A JPH0845913A JP H0845913 A JPH0845913 A JP H0845913A JP 7072004 A JP7072004 A JP 7072004A JP 7200495 A JP7200495 A JP 7200495A JP H0845913 A JPH0845913 A JP H0845913A
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 狭い横方向寸法の微細電子構造を作製する方
法を得る。 【構成】 未硬化レジスト層(42)が支持層(40)
の上に堆積され、パターン化される。次に、低温での等
方的なプロセスを用いて、未硬化レジスト層の水平な表
面および垂直な壁の上へ、本質的に均等に相似的な層
(44)が堆積される。異方性エッチを次に用いて、レ
ジストの垂直な壁から相似層を本質的にエッチングする
ことなしに、水平な表面から相似層が本質的に除去され
る。これによって、分離された垂直側壁構造(46)が
作られ、これはネガマスクとして利用できる。レジスト
を除去する代わりに、この構造を平坦化するための別の
レジスト層(48)を塗布して、次にエッチバックし
て、側壁構造を露出させることもできる。この側壁構造
を次に、選択的にエッチして、側壁構造の幅の開口を有
するレジスト構造(50)をつくることができる。
法を得る。 【構成】 未硬化レジスト層(42)が支持層(40)
の上に堆積され、パターン化される。次に、低温での等
方的なプロセスを用いて、未硬化レジスト層の水平な表
面および垂直な壁の上へ、本質的に均等に相似的な層
(44)が堆積される。異方性エッチを次に用いて、レ
ジストの垂直な壁から相似層を本質的にエッチングする
ことなしに、水平な表面から相似層が本質的に除去され
る。これによって、分離された垂直側壁構造(46)が
作られ、これはネガマスクとして利用できる。レジスト
を除去する代わりに、この構造を平坦化するための別の
レジスト層(48)を塗布して、次にエッチバックし
て、側壁構造を露出させることもできる。この側壁構造
を次に、選択的にエッチして、側壁構造の幅の開口を有
するレジスト構造(50)をつくることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に集積回路に関す
るものであり、更に詳細には側壁への堆積法を利用して
作製する狭い横方向寸法の微細な電子構造に関する。
るものであり、更に詳細には側壁への堆積法を利用して
作製する狭い横方向寸法の微細な電子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】過去数年の間に、より密度の高いマイク
ロエレクトロニクスデバイスの開発へ向けての技術動向
が続いている。デバイス寸法をスケールダウンすること
によって、一般的に、デバイスの性能(例えば、速度)
を向上させながら、製造コストを削減することができ
る。集積回路の集積密度を高めるための方法は数多く知
られている。特に、フォトリソグラフィの解像度を上げ
ることによって、集積密度向上のかなりの部分が実現さ
れてきた。光照射の代わりに、電子、X線、およびイオ
ン露光を用いることによって、更なる進歩がなされてき
た。しかし、高解像度のリソグラフィは実用的な限度に
近づいているようである。例えば、電子ビームリソグラ
フィは約10nmないし15nmの線幅を作り出すこと
ができるが、一般に利用できるレジストを用いてこれよ
り優れた解像度を達成することはできない。アルカリ・
ハライドを用いて10nmを切る領域での実験がいくつ
か行われているが、それらの無機レジストは一般的にパ
ターン転送には適さない。高解像度レジストであるポリ
メチルメタクリレート(PMMA)のような有機レジス
トは約10nmの解像限界を有すると見られ、それは恐
らくレジスト中で発生する低エネルギー電子の飛程によ
って制限されている。従って、それまでに知られている
方法によって提供されるものを越える高解像度で、より
小型のデバイスを作製できる新しい技術が常に求められ
る。
ロエレクトロニクスデバイスの開発へ向けての技術動向
が続いている。デバイス寸法をスケールダウンすること
によって、一般的に、デバイスの性能(例えば、速度)
を向上させながら、製造コストを削減することができ
る。集積回路の集積密度を高めるための方法は数多く知
られている。特に、フォトリソグラフィの解像度を上げ
ることによって、集積密度向上のかなりの部分が実現さ
れてきた。光照射の代わりに、電子、X線、およびイオ
ン露光を用いることによって、更なる進歩がなされてき
た。しかし、高解像度のリソグラフィは実用的な限度に
近づいているようである。例えば、電子ビームリソグラ
フィは約10nmないし15nmの線幅を作り出すこと
ができるが、一般に利用できるレジストを用いてこれよ
り優れた解像度を達成することはできない。アルカリ・
ハライドを用いて10nmを切る領域での実験がいくつ
か行われているが、それらの無機レジストは一般的にパ
ターン転送には適さない。高解像度レジストであるポリ
メチルメタクリレート(PMMA)のような有機レジス
トは約10nmの解像限界を有すると見られ、それは恐
らくレジスト中で発生する低エネルギー電子の飛程によ
って制限されている。従って、それまでに知られている
方法によって提供されるものを越える高解像度で、より
小型のデバイスを作製できる新しい技術が常に求められ
る。
【0003】
【発明の概要】過去においても、それまでのリソグラフ
ィ技術によって達成可能なものよりも更に小型の寸法を
有する構造を作製するために各種の試みがなされた。こ
のような現行のリソグラフィ技術を越える解像度を達成
する方法の1つは、一般的に、反応性イオンエッチング
のような異方性エッチングを使用することを含むもので
あり、そこにおいては垂直方向のエッチ速度が水平方向
のそれよりも大幅に大きくなっている。
ィ技術によって達成可能なものよりも更に小型の寸法を
有する構造を作製するために各種の試みがなされた。こ
のような現行のリソグラフィ技術を越える解像度を達成
する方法の1つは、一般的に、反応性イオンエッチング
のような異方性エッチングを使用することを含むもので
あり、そこにおいては垂直方向のエッチ速度が水平方向
のそれよりも大幅に大きくなっている。
【0004】例えば、米国特許第4,502,914号
に述べられた方法では、最初に、基板の上に水平な表面
と本質的に垂直な表面とを有するポリマー材料の構造が
作成される。その上へ、相似的な(conforma
l)シリコン酸化物または窒化物の層がプラズマ堆積さ
れ、それに対して反応性イオンエッチングが施されて、
それの水平な領域が除去される。次にポリマー構造が除
去され、もともとポリマー構造の垂直な表面に隣接して
配置されていたシリコン窒化物または酸化物の狭い領域
のみが残される。すなわち、垂直な側壁構造が、同じ寸
法ではあるが、異なるマスク材料でできたマスクへ変換
されるわけである。
に述べられた方法では、最初に、基板の上に水平な表面
と本質的に垂直な表面とを有するポリマー材料の構造が
作成される。その上へ、相似的な(conforma
l)シリコン酸化物または窒化物の層がプラズマ堆積さ
れ、それに対して反応性イオンエッチングが施されて、
それの水平な領域が除去される。次にポリマー構造が除
去され、もともとポリマー構造の垂直な表面に隣接して
配置されていたシリコン窒化物または酸化物の狭い領域
のみが残される。すなわち、垂直な側壁構造が、同じ寸
法ではあるが、異なるマスク材料でできたマスクへ変換
されるわけである。
【0005】米国特許第4,502,914号のプロセ
スでは、シリコン窒化物または酸化物の層はポリマー材
料の上へ約210℃で堆積されるが(第6段落の第19
−32行)、これによってポリマー材料は、基本的に、
ポリイミドまたは硬化(cure)したフォトレジスト
に限定されることになる。この高い温度はポリイミドや
硬化したフォトレジストに対しては悪い影響を与えない
が、未硬化(uncure)のレジストに対しては悪影
響を及ぼす。すなわち、未硬化のレジストは、一般に、
210℃よりもずっと低い温度(典型的には120℃以
上、一般には130℃以上)で流れ出し、寸法制御性が
劣化してしまう。更に、ポリイミドや硬化したフォトレ
ジストは一般的に溶剤に容易に溶解しないため、これら
の材料を使用した場合、リフトオフなどの処理による除
去が困難になったり、不可能になったりする。
スでは、シリコン窒化物または酸化物の層はポリマー材
料の上へ約210℃で堆積されるが(第6段落の第19
−32行)、これによってポリマー材料は、基本的に、
ポリイミドまたは硬化(cure)したフォトレジスト
に限定されることになる。この高い温度はポリイミドや
硬化したフォトレジストに対しては悪い影響を与えない
が、未硬化(uncure)のレジストに対しては悪影
響を及ぼす。すなわち、未硬化のレジストは、一般に、
210℃よりもずっと低い温度(典型的には120℃以
上、一般には130℃以上)で流れ出し、寸法制御性が
劣化してしまう。更に、ポリイミドや硬化したフォトレ
ジストは一般的に溶剤に容易に溶解しないため、これら
の材料を使用した場合、リフトオフなどの処理による除
去が困難になったり、不可能になったりする。
【0006】ここにおいて、横方向寸法に関して用いら
れる”狭い”という用語は、約20nmよりも小さい幅
を意味する。プロセスの温度に関して用いられる時、”
低い”という用語は130℃よりも低い温度を意味し、
また”高い”という用語は130℃よりも高い温度を意
味する。レジストに関して用いられる時、”未硬化”と
いう用語はリフトオフ処理などの半導体プロセス工程の
間に有機溶剤に溶解するレジスト層を意味する。未硬化
レジストは、一般的に高温において流れ出し、寸法の制
御性が劣化する。これとは対照的に、硬化したレジスト
層は、一般に、既に高温(典型的には140℃−160
℃)およびレジスト安定化のための紫外線(典型的には
パターン化の後)に曝されており、従って以後の高温へ
の露出の間に流れ出すことは一般にはない。しかし、硬
化したレジストは有機溶剤によって除去することが一般
に困難である。リフトオフ処理のような有機溶剤による
実用的な除去のためには、レジストは130℃以上の温
度に曝されないことが好ましい。
れる”狭い”という用語は、約20nmよりも小さい幅
を意味する。プロセスの温度に関して用いられる時、”
低い”という用語は130℃よりも低い温度を意味し、
また”高い”という用語は130℃よりも高い温度を意
味する。レジストに関して用いられる時、”未硬化”と
いう用語はリフトオフ処理などの半導体プロセス工程の
間に有機溶剤に溶解するレジスト層を意味する。未硬化
レジストは、一般的に高温において流れ出し、寸法の制
御性が劣化する。これとは対照的に、硬化したレジスト
層は、一般に、既に高温(典型的には140℃−160
℃)およびレジスト安定化のための紫外線(典型的には
パターン化の後)に曝されており、従って以後の高温へ
の露出の間に流れ出すことは一般にはない。しかし、硬
化したレジストは有機溶剤によって除去することが一般
に困難である。リフトオフ処理のような有機溶剤による
実用的な除去のためには、レジストは130℃以上の温
度に曝されないことが好ましい。
【0007】本発明に従えば、低温プロセスを用いて、
狭い横方向寸法の微細な電子構造作製を可能とする方法
が提供される。支持層の上に未硬化のレジスト層が堆積
され、パターン化される。次に、低温化学堆積法(CV
D)のような低温での等方的な処理を用いて、未硬化レ
ジスト層の水平表面および垂直表面上に本質的に均等に
相似的な層が堆積される。低温プロセスのため、未硬化
レジスト層はパターン化の後に流れ出すことがない。こ
の相似層材料は未硬化レジスト層との間で高いエッチン
グの選択性を有するものに選ばれる。次に、反応性イオ
ンエッチング(RIE)のような異方性エッチングを用
いて、レジストの垂直な壁から相似層を本質的にエッチ
することなしに、水平な表面から相似層が本質的に除去
される。次に、レジストを選択的に除去することによっ
て、分離された垂直側壁構造が残され、これは、例え
ば、ネガ色調のマスクとして利用できることになる。あ
るいは、レジストを除去する代わりに、この構造の上へ
別のレジスト層を塗布して平坦化し、その後エッチバッ
クして側壁構造を露出させる。次にこの側壁構造を選択
的にエッチして、側壁構造の幅だけの開口を有するレジ
スト構造を作製することができる。低温のために、この
工程を通して、レジスト層の本質的な硬化は回避され
る。
狭い横方向寸法の微細な電子構造作製を可能とする方法
が提供される。支持層の上に未硬化のレジスト層が堆積
され、パターン化される。次に、低温化学堆積法(CV
D)のような低温での等方的な処理を用いて、未硬化レ
ジスト層の水平表面および垂直表面上に本質的に均等に
相似的な層が堆積される。低温プロセスのため、未硬化
レジスト層はパターン化の後に流れ出すことがない。こ
の相似層材料は未硬化レジスト層との間で高いエッチン
グの選択性を有するものに選ばれる。次に、反応性イオ
ンエッチング(RIE)のような異方性エッチングを用
いて、レジストの垂直な壁から相似層を本質的にエッチ
することなしに、水平な表面から相似層が本質的に除去
される。次に、レジストを選択的に除去することによっ
て、分離された垂直側壁構造が残され、これは、例え
ば、ネガ色調のマスクとして利用できることになる。あ
るいは、レジストを除去する代わりに、この構造の上へ
別のレジスト層を塗布して平坦化し、その後エッチバッ
クして側壁構造を露出させる。次にこの側壁構造を選択
的にエッチして、側壁構造の幅だけの開口を有するレジ
スト構造を作製することができる。低温のために、この
工程を通して、レジスト層の本質的な硬化は回避され
る。
【0008】本発明の1つの実施例は、支持層と支持層
を覆う未硬化レジスト層とを含む。レジスト層は、支持
層の部分領域を露出する本質的に垂直な壁を備えた開口
を含んでいる。レジスト層に対して本質的なエッチング
選択性を有する材料でできた垂直側壁は、垂直な壁に隣
接し、それに接触している。この垂直側壁は電子ビーム
リソグラフィによって得られるものよりも小さい幅を有
する。
を覆う未硬化レジスト層とを含む。レジスト層は、支持
層の部分領域を露出する本質的に垂直な壁を備えた開口
を含んでいる。レジスト層に対して本質的なエッチング
選択性を有する材料でできた垂直側壁は、垂直な壁に隣
接し、それに接触している。この垂直側壁は電子ビーム
リソグラフィによって得られるものよりも小さい幅を有
する。
【0009】本発明の実施例を作製する1つの方法は、
支持層を供給すること、前記支持層上へ有機溶剤に可溶
な未硬化レジスト層を堆積すること、および前記レジス
ト層をパターン化して水平表面と垂直壁を有する断面形
状を形成すること、の工程を含む。水平表面および垂直
壁上へ第1の温度で相似層が堆積される。この相似層は
垂直壁上へ予め定められた厚さを有する垂直側壁を形成
する。前記第1の温度は未硬化レジスト層に悪影響を及
ぼす第2の温度よりも低い。前記相似層は、垂直側壁の
本質的なエッチングなしに、異方性エッチングによって
水平表面から除去される。支持層の上には狭い横方向寸
法の構造が形成される。この構造は垂直側壁の厚さによ
って制御される横方向寸法を有する。
支持層を供給すること、前記支持層上へ有機溶剤に可溶
な未硬化レジスト層を堆積すること、および前記レジス
ト層をパターン化して水平表面と垂直壁を有する断面形
状を形成すること、の工程を含む。水平表面および垂直
壁上へ第1の温度で相似層が堆積される。この相似層は
垂直壁上へ予め定められた厚さを有する垂直側壁を形成
する。前記第1の温度は未硬化レジスト層に悪影響を及
ぼす第2の温度よりも低い。前記相似層は、垂直側壁の
本質的なエッチングなしに、異方性エッチングによって
水平表面から除去される。支持層の上には狭い横方向寸
法の構造が形成される。この構造は垂直側壁の厚さによ
って制御される横方向寸法を有する。
【0010】本発明の1つの実施例を作製する別の1つ
の方法は、支持層を供給すること、前記支持層上へ第1
の未硬化レジスト層を堆積すること、および前記レジス
ト層をパターン化して前記支持層の第1の部分を露出
し、それによって水平表面と垂直な壁とを有する断面形
状を作製すること、の工程を含む。水平表面および垂直
壁上へ130℃よりも低い第1の温度で相似層が堆積さ
れる。この相似層は垂直な壁の上に垂直側壁を形成し、
また、この相似層はレジスト層に対して本質的なエッチ
ング選択性を有する。この相似層は、垂直側壁の本質的
なエッチングなしに、異方性エッチングによって水平表
面から除去される。水平表面および垂直側壁上へ第2の
未硬化レジスト層が堆積され、それによってこの断面形
状の平坦化が行われる。前記第1および第2のレジスト
層がエッチされて、垂直側壁の上部が露出され、未硬化
エッチバックレジスト層が形成される。垂直側壁が除去
され、支持層の第2の部分を露出する開口がエッチバッ
クレジスト層中に形成される。この側壁の除去は、未硬
化エッチバックレジスト層に対する側壁の本質的なエッ
チング選択性によって容易になっている。未硬化エッチ
バックレジスト層は支持層上へ狭い横方向寸法の構造を
作製するためのマスクとして使用され、その後、このマ
スクは除去される。
の方法は、支持層を供給すること、前記支持層上へ第1
の未硬化レジスト層を堆積すること、および前記レジス
ト層をパターン化して前記支持層の第1の部分を露出
し、それによって水平表面と垂直な壁とを有する断面形
状を作製すること、の工程を含む。水平表面および垂直
壁上へ130℃よりも低い第1の温度で相似層が堆積さ
れる。この相似層は垂直な壁の上に垂直側壁を形成し、
また、この相似層はレジスト層に対して本質的なエッチ
ング選択性を有する。この相似層は、垂直側壁の本質的
なエッチングなしに、異方性エッチングによって水平表
面から除去される。水平表面および垂直側壁上へ第2の
未硬化レジスト層が堆積され、それによってこの断面形
状の平坦化が行われる。前記第1および第2のレジスト
層がエッチされて、垂直側壁の上部が露出され、未硬化
エッチバックレジスト層が形成される。垂直側壁が除去
され、支持層の第2の部分を露出する開口がエッチバッ
クレジスト層中に形成される。この側壁の除去は、未硬
化エッチバックレジスト層に対する側壁の本質的なエッ
チング選択性によって容易になっている。未硬化エッチ
バックレジスト層は支持層上へ狭い横方向寸法の構造を
作製するためのマスクとして使用され、その後、このマ
スクは除去される。
【0011】本発明の実施例を作製するための更に別の
1つの方法は、支持層を供給すること、前記支持層上へ
未硬化レジスト層を堆積すること、および前記レジスト
層をパターン化して支持層の部分を露出し、それによっ
て水平表面と垂直な壁とを有する断面形状を作製するこ
と、の工程を含む。水平表面および垂直壁上へ130℃
よりも低い第1の温度で相似層が堆積される。この相似
層は垂直壁上へ垂直側壁を形成し、またこの相似層はレ
ジスト層に対して本質的なエッチング選択性を有する。
この相似層は、垂直側壁の本質的なエッチングなしに、
異方性エッチングによって水平表面から除去される。未
硬化レジストが除去されるが、このレジスト層の除去
は、相似層の低温堆積後も未硬化のままに残っているレ
ジスト層のために容易である。
1つの方法は、支持層を供給すること、前記支持層上へ
未硬化レジスト層を堆積すること、および前記レジスト
層をパターン化して支持層の部分を露出し、それによっ
て水平表面と垂直な壁とを有する断面形状を作製するこ
と、の工程を含む。水平表面および垂直壁上へ130℃
よりも低い第1の温度で相似層が堆積される。この相似
層は垂直壁上へ垂直側壁を形成し、またこの相似層はレ
ジスト層に対して本質的なエッチング選択性を有する。
この相似層は、垂直側壁の本質的なエッチングなしに、
異方性エッチングによって水平表面から除去される。未
硬化レジストが除去されるが、このレジスト層の除去
は、相似層の低温堆積後も未硬化のままに残っているレ
ジスト層のために容易である。
【0012】本発明に特徴的であると思われる新規な特
性は特許請求の範囲に提示した。しかし、本発明それ自
体については、本発明のその他の特徴や利点とともに、
以下の図面を参照した詳細な説明から最も良く理解でき
るであろう。
性は特許請求の範囲に提示した。しかし、本発明それ自
体については、本発明のその他の特徴や利点とともに、
以下の図面を参照した詳細な説明から最も良く理解でき
るであろう。
【0013】
【実施例】図1ないし図4を参照すると、本発明の好適
実施例である狭い横方向寸法の微細な電子構造を、支持
層上へ作製する方法が示されている。図1はシリコン基
板40の表面上へ形成された未硬化PMMAレジストの
パターン化層42を示す。標準的な電子ビームリソグラ
フィ(図示されていない)を用いて予め定められたパタ
ーンをPMMAレジスト層42中に露光・現像する。P
MMAの電子ビーム露光は非常に直線的な側壁を実現す
るのが典型的である。
実施例である狭い横方向寸法の微細な電子構造を、支持
層上へ作製する方法が示されている。図1はシリコン基
板40の表面上へ形成された未硬化PMMAレジストの
パターン化層42を示す。標準的な電子ビームリソグラ
フィ(図示されていない)を用いて予め定められたパタ
ーンをPMMAレジスト層42中に露光・現像する。P
MMAの電子ビーム露光は非常に直線的な側壁を実現す
るのが典型的である。
【0014】図2は、シリコン基板40およびPMMA
レジスト層42の露出された垂直および水平表面上への
シリコンオキシナイトライド(silicon oxy
nitride)の相似層44の堆積を示す。既に基板
上に取り付けられているPMMA層42と両立し得る低
温(一般に約130℃よりも低く、好ましくは約120
℃よりも低く、更に好ましくは約100℃よりも低く、
更により好ましくは約85℃と95℃との間にあり、最
も好ましくは約90℃)でのプラズマ促進CVDプロセ
スを用いてこの堆積を行う。この堆積は相似性に優れた
ものであって、PMMA層42の垂直および水平表面上
へ、ほぼ同じ厚さ(好ましくは約20nmよりも薄く、
更に好ましくは10nmよりも薄く、最も好ましくは5
nmよりも薄い)の材料を取り付けるものである。
レジスト層42の露出された垂直および水平表面上への
シリコンオキシナイトライド(silicon oxy
nitride)の相似層44の堆積を示す。既に基板
上に取り付けられているPMMA層42と両立し得る低
温(一般に約130℃よりも低く、好ましくは約120
℃よりも低く、更に好ましくは約100℃よりも低く、
更により好ましくは約85℃と95℃との間にあり、最
も好ましくは約90℃)でのプラズマ促進CVDプロセ
スを用いてこの堆積を行う。この堆積は相似性に優れた
ものであって、PMMA層42の垂直および水平表面上
へ、ほぼ同じ厚さ(好ましくは約20nmよりも薄く、
更に好ましくは10nmよりも薄く、最も好ましくは5
nmよりも薄い)の材料を取り付けるものである。
【0015】ここで注意すべきことは、側壁を付け加え
ることによって既存の開口を単に狭くしようとする従来
の方法とは対照的に、PMMA層42中の開口はリソグ
ラフィ解像度の限界であるかもしれないしそうでないか
もしれないということである。それは本発明の寸法を制
御する因子である側壁そのものの幅であり、この幅はP
MMA層42中の開口の幅とは一般的に無関係である。
ることによって既存の開口を単に狭くしようとする従来
の方法とは対照的に、PMMA層42中の開口はリソグ
ラフィ解像度の限界であるかもしれないしそうでないか
もしれないということである。それは本発明の寸法を制
御する因子である側壁そのものの幅であり、この幅はP
MMA層42中の開口の幅とは一般的に無関係である。
【0016】更に、本発明は未硬化レジストを使用し、
一般にそれを除去する前に、硬化させるかもしれない高
温に曝すことを避けるようにしている。米国特許第4,
502,914号の方法では、二酸化シリコンまたは窒
化シリコンの側壁は200℃に等しいかそれよりも高温
で行うことができるプラズマ堆積プロセス中で形成され
ており、その方法はポリマー構造に対して損傷を与えな
いことからいわゆる低温プロセスを代表するものであっ
た。何回も言及したが、米国特許第4,502,914
号の低温またはコールドプロセスは、明らかに200℃
と300℃との間のものであって、本発明のそれとは大
きく異なっている。
一般にそれを除去する前に、硬化させるかもしれない高
温に曝すことを避けるようにしている。米国特許第4,
502,914号の方法では、二酸化シリコンまたは窒
化シリコンの側壁は200℃に等しいかそれよりも高温
で行うことができるプラズマ堆積プロセス中で形成され
ており、その方法はポリマー構造に対して損傷を与えな
いことからいわゆる低温プロセスを代表するものであっ
た。何回も言及したが、米国特許第4,502,914
号の低温またはコールドプロセスは、明らかに200℃
と300℃との間のものであって、本発明のそれとは大
きく異なっている。
【0017】図3はエッチガスとしてCF4 /O2 を使
用する異方性RIEの、相似窒化シリコン層44に対す
る効果を示している。相似層の水平部分が除去されて、
垂直側壁46は本質的に未エッチのままに残っている。
この異方性の程度(垂直対水平)は一般的に約2対1よ
りも大きく、好ましくは約5対1よりも大きく、最も好
ましくは約10対1よりも大きい。図4は、酸素プラズ
マによってPMMA層42を選択的に除去し、シリコン
オキシナイトライド側壁46を単独で残す段階を示して
いる。この単独で残っている構造は、例えば以降の処理
工程でネガ色調のマスクとして使用できる。シリコンオ
キシナイトライド側壁46とPMMAレジスト層42と
の間で良好な二目的のエッチング選択性が存在すること
が好ましい。それは、各々は他方の存在するところでエ
ッチされ、またシリコンオキシナイトライド側壁46あ
るいはPMMAレジスト層42は以降の処理工程では他
方とは無関係に使用されることになるからである。
用する異方性RIEの、相似窒化シリコン層44に対す
る効果を示している。相似層の水平部分が除去されて、
垂直側壁46は本質的に未エッチのままに残っている。
この異方性の程度(垂直対水平)は一般的に約2対1よ
りも大きく、好ましくは約5対1よりも大きく、最も好
ましくは約10対1よりも大きい。図4は、酸素プラズ
マによってPMMA層42を選択的に除去し、シリコン
オキシナイトライド側壁46を単独で残す段階を示して
いる。この単独で残っている構造は、例えば以降の処理
工程でネガ色調のマスクとして使用できる。シリコンオ
キシナイトライド側壁46とPMMAレジスト層42と
の間で良好な二目的のエッチング選択性が存在すること
が好ましい。それは、各々は他方の存在するところでエ
ッチされ、またシリコンオキシナイトライド側壁46あ
るいはPMMAレジスト層42は以降の処理工程では他
方とは無関係に使用されることになるからである。
【0018】図5ないし図9を参照すると、本発明の別
の好適実施例を作製する方法が示されている。図5は図
3の構造を示し、この構造の上には構造を平坦化する目
的で第2のPMMAレジスト層48が堆積されている。
図6に示されたように、次に、PMMAレジスト層4
8、42はO2 プラズマまたはRIEを用いてエッチバ
ックされ、シリコンオキシナイトライド側壁46の部分
が露出され、エッチバックされたレジスト層50が形成
される。図7は緩衝HFのような湿式の化学エッチを用
いてシリコンオキシナイトライド側壁46を選択的に除
去した後の構造を示す。これによって、今や除去されて
しまったシリコンオキシナイトライド側壁46の幅によ
って定義される開口を有するレジスト構造が得られる。
の好適実施例を作製する方法が示されている。図5は図
3の構造を示し、この構造の上には構造を平坦化する目
的で第2のPMMAレジスト層48が堆積されている。
図6に示されたように、次に、PMMAレジスト層4
8、42はO2 プラズマまたはRIEを用いてエッチバ
ックされ、シリコンオキシナイトライド側壁46の部分
が露出され、エッチバックされたレジスト層50が形成
される。図7は緩衝HFのような湿式の化学エッチを用
いてシリコンオキシナイトライド側壁46を選択的に除
去した後の構造を示す。これによって、今や除去されて
しまったシリコンオキシナイトライド側壁46の幅によ
って定義される開口を有するレジスト構造が得られる。
【0019】図8を参照すると、シリコン基板40の露
出部分およびエッチバックされたレジスト層50の上へ
真空蒸着によってアルミニウム層52が堆積される。次
に、レジスト層50はアセトン中で溶解されて、レジス
ト層50を覆っているアルミニウム層52の部分がリフ
トオフされる。この結果、図9の構造、シリコン基板4
0の上に狭い横方向寸法のアルミニウム線54を取り付
けられた構造が得られる。1つの実験では、このプロセ
スによって実際に15nmのアルミニウム線が作製され
た。更に、幅が15nm以下で、中心間隔が約40nm
の、単独で残されたシリコンオキシナイトライド側壁も
作製された。
出部分およびエッチバックされたレジスト層50の上へ
真空蒸着によってアルミニウム層52が堆積される。次
に、レジスト層50はアセトン中で溶解されて、レジス
ト層50を覆っているアルミニウム層52の部分がリフ
トオフされる。この結果、図9の構造、シリコン基板4
0の上に狭い横方向寸法のアルミニウム線54を取り付
けられた構造が得られる。1つの実験では、このプロセ
スによって実際に15nmのアルミニウム線が作製され
た。更に、幅が15nm以下で、中心間隔が約40nm
の、単独で残されたシリコンオキシナイトライド側壁も
作製された。
【0020】以下の表1はいくつかの実施例と図面との
要約である。
要約である。
【表1】
【0021】以上、好適実施例の数例について詳細に説
明した。本発明のスコープはここに述べたものとは異な
るが本クレームのスコープには含まれる実施例を包含す
ることを理解されたい。例えば、好適例では相似層とし
てシリコンオキシナイトライドを使用するものとしてき
たが、二酸化シリコンや窒化シリコンもまた相似層とし
て用いることができる。別の例としては、マスク層とし
てネガ色調の像を想定しているが、これらのマスクから
ポジ色調の像を作ることもできる。相似層の堆積プロセ
スにプラズマ促進CVDプロセスを用いるように説明し
たが、低温で所望の材料を等方的に堆積できる任意のプ
ロセスを使用することができる。同様に、RIEの代わ
りに、別の高選択性の異方性エッチングプロセスを使用
することができる。ここに述べた構造は半導体基板の上
へ直接形成することも、また基板上に堆積された中間層
の上に形成することもできる。基板または金属層の材料
選択は応用途に依存する。ここで特定した材料の組み合
わせはそれぞれ異なる特徴を有しており、各種の方法お
よび構造において有用である。ここに述べた構造に関し
て、そのような構造に対する電気的な接続はオーミッ
ク、整流的、容量的、あるいは直接的、仲介回路等を用
いた間接的なもののいずれであってもよい。本発明を適
用する場合、個別部品に対して行ってもよいし、あるい
はシリコン、ゲルマニウム、ガリウム砒素、その他電子
材料群の集積回路に対して行ってもよい。一般に、好適
とされた例、および特定された例はその他の代替え例よ
りも好ましく、その他の代替え例は一般に好ましい順に
リストアップされている。
明した。本発明のスコープはここに述べたものとは異な
るが本クレームのスコープには含まれる実施例を包含す
ることを理解されたい。例えば、好適例では相似層とし
てシリコンオキシナイトライドを使用するものとしてき
たが、二酸化シリコンや窒化シリコンもまた相似層とし
て用いることができる。別の例としては、マスク層とし
てネガ色調の像を想定しているが、これらのマスクから
ポジ色調の像を作ることもできる。相似層の堆積プロセ
スにプラズマ促進CVDプロセスを用いるように説明し
たが、低温で所望の材料を等方的に堆積できる任意のプ
ロセスを使用することができる。同様に、RIEの代わ
りに、別の高選択性の異方性エッチングプロセスを使用
することができる。ここに述べた構造は半導体基板の上
へ直接形成することも、また基板上に堆積された中間層
の上に形成することもできる。基板または金属層の材料
選択は応用途に依存する。ここで特定した材料の組み合
わせはそれぞれ異なる特徴を有しており、各種の方法お
よび構造において有用である。ここに述べた構造に関し
て、そのような構造に対する電気的な接続はオーミッ
ク、整流的、容量的、あるいは直接的、仲介回路等を用
いた間接的なもののいずれであってもよい。本発明を適
用する場合、個別部品に対して行ってもよいし、あるい
はシリコン、ゲルマニウム、ガリウム砒素、その他電子
材料群の集積回路に対して行ってもよい。一般に、好適
とされた例、および特定された例はその他の代替え例よ
りも好ましく、その他の代替え例は一般に好ましい順に
リストアップされている。
【0022】本発明はここに例示実施例を参照しながら
説明してきたが、本説明は限定的な意図のものではな
い。この説明を参照することによって、例示実施例に対
する各種の修正や組み合わせが、本発明のその他の実施
例とともに当業者には明らかになろう。従って、特許請
求の範囲はそのような修正や実施例をすべて包含するも
のと解釈されるべきである。
説明してきたが、本説明は限定的な意図のものではな
い。この説明を参照することによって、例示実施例に対
する各種の修正や組み合わせが、本発明のその他の実施
例とともに当業者には明らかになろう。従って、特許請
求の範囲はそのような修正や実施例をすべて包含するも
のと解釈されるべきである。
【0023】以上説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)狭い横方向寸法の微細電子構造を作製する方法で
あって、 a.支持層を供給すること、 b.前記支持層上へ、有機溶剤に可溶な未硬化レジスト
層を堆積すること、 c.前記レジスト層をパターン化して、水平な表面と垂
直な壁とを有する断面形状を形成すること、 d.前記水平な表面および前記垂直な壁上へ、第1の温
度で相似的な層を堆積することであって、前記相似層が
前記垂直な壁の上に予め定められた厚さを有する垂直な
側壁を形成するようになっており、前記第1の温度が前
記未硬化レジスト層に悪影響を及ぼす第2の温度より低
い温度である、堆積工程、 e.前記垂直な側壁を本質的にエッチすることなしに、
前記水平な表面から前記相似層を除去するために異方性
エッチングを施すこと、および f.前記支持層の上に、前記垂直な側壁の前記厚さによ
って制御される横方向寸法を有する、前記狭い横方向寸
法の構造を作製すること、の工程を含む方法。
る。 (1)狭い横方向寸法の微細電子構造を作製する方法で
あって、 a.支持層を供給すること、 b.前記支持層上へ、有機溶剤に可溶な未硬化レジスト
層を堆積すること、 c.前記レジスト層をパターン化して、水平な表面と垂
直な壁とを有する断面形状を形成すること、 d.前記水平な表面および前記垂直な壁上へ、第1の温
度で相似的な層を堆積することであって、前記相似層が
前記垂直な壁の上に予め定められた厚さを有する垂直な
側壁を形成するようになっており、前記第1の温度が前
記未硬化レジスト層に悪影響を及ぼす第2の温度より低
い温度である、堆積工程、 e.前記垂直な側壁を本質的にエッチすることなしに、
前記水平な表面から前記相似層を除去するために異方性
エッチングを施すこと、および f.前記支持層の上に、前記垂直な側壁の前記厚さによ
って制御される横方向寸法を有する、前記狭い横方向寸
法の構造を作製すること、の工程を含む方法。
【0024】(2)第1項記載の方法であって、前記狭
い横方向寸法の構造を作製する工程が前記未硬化レジス
ト層をリフトオフすることを含んでいる方法。
い横方向寸法の構造を作製する工程が前記未硬化レジス
ト層をリフトオフすることを含んでいる方法。
【0025】(3)第1項記載の方法であって、前記支
持層がシリコンである方法。
持層がシリコンである方法。
【0026】(4)第1項記載の方法であって、前記未
硬化レジスト層がポリメチルメタクリレートを含んでい
る方法。
硬化レジスト層がポリメチルメタクリレートを含んでい
る方法。
【0027】(5)第1項記載の方法であって、前記レ
ジスト層をパターン化する前記工程が電子ビームリソグ
ラフィを含んでいる方法。
ジスト層をパターン化する前記工程が電子ビームリソグ
ラフィを含んでいる方法。
【0028】(6)第1項記載の方法であって、前記相
似層を堆積する前記工程が前記相似層のプラズマ促進化
学堆積を含んでいる方法。
似層を堆積する前記工程が前記相似層のプラズマ促進化
学堆積を含んでいる方法。
【0029】(7)第1項記載の方法であって、前記相
似層が、シリコンオキシナイトライド、窒化シリコン、
二酸化シリコン、およびそれらの組み合わせを含む群の
うちから選ばれたものである方法。
似層が、シリコンオキシナイトライド、窒化シリコン、
二酸化シリコン、およびそれらの組み合わせを含む群の
うちから選ばれたものである方法。
【0030】(8)第1項記載の方法であって、前記異
方性エッチング工程が、前記水平な表面上の前記相似層
の反応性イオンエッチングを含んでいる方法。
方性エッチング工程が、前記水平な表面上の前記相似層
の反応性イオンエッチングを含んでいる方法。
【0031】(9)第8項記載の方法であって、前記反
応性イオンエッチングが、CF4/O2エッチガスを用
いて前記水平な表面上の前記相似層をエッチすることを
含んでいる方法。
応性イオンエッチングが、CF4/O2エッチガスを用
いて前記水平な表面上の前記相似層をエッチすることを
含んでいる方法。
【0032】(10)第1項記載の方法であって、前記
第1の温度が100℃よりも低温である方法。
第1の温度が100℃よりも低温である方法。
【0033】(11)第10項記載の方法であって、前
記第1の温度が85℃と95℃との間にある方法。
記第1の温度が85℃と95℃との間にある方法。
【0034】(12)第1項記載の方法であって、前記
工程(b)ないし(f)がすべて前記第2の温度よりも
低温で行われるようになった方法。
工程(b)ないし(f)がすべて前記第2の温度よりも
低温で行われるようになった方法。
【0035】(13)第12項記載の方法であって、前
記第2の温度が130℃である方法。
記第2の温度が130℃である方法。
【0036】(14)第13項記載の方法であって、前
記第2の温度が100℃である方法。
記第2の温度が100℃である方法。
【0037】(15)第1項記載の方法であって、前記
垂直な側壁が約20nmよりも薄い横方向厚さを有して
いる方法。
垂直な側壁が約20nmよりも薄い横方向厚さを有して
いる方法。
【0038】(16)第15項記載の方法であって、前
記垂直な側壁が約10nmよりも薄い厚さを有している
方法。
記垂直な側壁が約10nmよりも薄い厚さを有している
方法。
【0039】(17)第16項記載の方法であって、前
記垂直な側壁が約5nmよりも薄い厚さを有している方
法。
記垂直な側壁が約5nmよりも薄い厚さを有している方
法。
【0040】(18)狭い横方向寸法の微細電子構造を
作製する方法であって、 a.支持層を供給すること、 b.前記支持層上へ第1の未硬化レジスト層を堆積する
こと、 c.前記レジスト層をパターン化して前記支持層の第1
の部分を露出し、それによって、水平な表面と垂直な壁
とを有する断面形状を形成すること、 d.前記水平な表面および前記垂直な壁上へ、130℃
よりも低い第1の温度で相似的な層を堆積することであ
って、前記相似層が前記垂直な壁の上に垂直な側壁を形
成するようになっており、また、前記相似層が前記レジ
スト層に対して本質的なエッチング選択性を有してい
る、堆積工程、 e.前記垂直な側壁を本質的にエッチすることなしに、
前記水平な表面から前記相似層を除去するために異方性
エッチングを施すこと、 f.前記水平な表面および前記垂直な側壁の上へ第2の
未硬化レジスト層を堆積して、前記断面形状を平坦化す
ること、 g.前記第1および第2のレジスト層をエッチングし
て、前記垂直な側壁の上部を露出し、未硬化のエッチバ
ックされたレジスト層を形成すること、 h.前記支持層の第2の部分を露出する開口を前記エッ
チバックされたレジスト層中に形成するために、前記垂
直な側壁を除去することであって、前記未硬化のエッチ
バックされたレジスト層に対する前記側壁の本質的なエ
ッチ選択性のために前記側壁の除去が容易になってい
る、側壁除去工程、 i.前記未硬化のエッチバックされたレジスト層をマス
クとして、前記支持層上へ前記狭い横方向寸法の構造を
作製すること、および j.前記マスクを除去すること、の工程を含む方法。
作製する方法であって、 a.支持層を供給すること、 b.前記支持層上へ第1の未硬化レジスト層を堆積する
こと、 c.前記レジスト層をパターン化して前記支持層の第1
の部分を露出し、それによって、水平な表面と垂直な壁
とを有する断面形状を形成すること、 d.前記水平な表面および前記垂直な壁上へ、130℃
よりも低い第1の温度で相似的な層を堆積することであ
って、前記相似層が前記垂直な壁の上に垂直な側壁を形
成するようになっており、また、前記相似層が前記レジ
スト層に対して本質的なエッチング選択性を有してい
る、堆積工程、 e.前記垂直な側壁を本質的にエッチすることなしに、
前記水平な表面から前記相似層を除去するために異方性
エッチングを施すこと、 f.前記水平な表面および前記垂直な側壁の上へ第2の
未硬化レジスト層を堆積して、前記断面形状を平坦化す
ること、 g.前記第1および第2のレジスト層をエッチングし
て、前記垂直な側壁の上部を露出し、未硬化のエッチバ
ックされたレジスト層を形成すること、 h.前記支持層の第2の部分を露出する開口を前記エッ
チバックされたレジスト層中に形成するために、前記垂
直な側壁を除去することであって、前記未硬化のエッチ
バックされたレジスト層に対する前記側壁の本質的なエ
ッチ選択性のために前記側壁の除去が容易になってい
る、側壁除去工程、 i.前記未硬化のエッチバックされたレジスト層をマス
クとして、前記支持層上へ前記狭い横方向寸法の構造を
作製すること、および j.前記マスクを除去すること、の工程を含む方法。
【0041】(19)第18項記載の方法であって、前
記マスクが前記狭い横方向寸法の構造のためのネガ色調
像を形成している方法。
記マスクが前記狭い横方向寸法の構造のためのネガ色調
像を形成している方法。
【0042】(20)第19項記載の方法であって、前
記マスクを使用する前記工程が、更に、前記支持層上の
前記露出した第2の部分および前記マスクの上へ、金属
層を堆積することを含んでいる方法。
記マスクを使用する前記工程が、更に、前記支持層上の
前記露出した第2の部分および前記マスクの上へ、金属
層を堆積することを含んでいる方法。
【0043】(21)第20項記載の方法であって、前
記金属層が真空蒸着プロセスによって堆積される方法。
記金属層が真空蒸着プロセスによって堆積される方法。
【0044】(22)第20項記載の方法であって、前
記マスクを除去する前記工程が、更に、前記マスクをア
セトン中で溶解させ、前記マスク上の前記金属層をリフ
トオフすることを含んでいる方法。
記マスクを除去する前記工程が、更に、前記マスクをア
セトン中で溶解させ、前記マスク上の前記金属層をリフ
トオフすることを含んでいる方法。
【0045】(23)第20項記載の方法であって、前
記金属層が、Al、Au、Ti、W、Pt、Ag、Cu
およびそれらの組み合わせを含む群のうちから選ばれた
ものである方法。
記金属層が、Al、Au、Ti、W、Pt、Ag、Cu
およびそれらの組み合わせを含む群のうちから選ばれた
ものである方法。
【0046】(24)第18項記載の方法であって、前
記垂直な側壁を除去する前記工程が、緩衝HFを使用す
る湿式化学エッチングを含んでいる方法。
記垂直な側壁を除去する前記工程が、緩衝HFを使用す
る湿式化学エッチングを含んでいる方法。
【0047】(25)第18項記載の方法であって、前
記マスクを除去する前記工程が、前記レジスト層をリフ
トオフするための酸素プラズマを含んでいる方法。
記マスクを除去する前記工程が、前記レジスト層をリフ
トオフするための酸素プラズマを含んでいる方法。
【0048】(26)狭い横方向寸法の微細電子構造を
作製する方法であって、 a.支持層を供給すること、 b.前記支持層上へ未硬化レジスト層を堆積すること、 c.前記レジスト層をパターン化して、前記支持層の部
分を露出し、それによって水平な表面と垂直な壁とを有
する断面形状を形成すること、 d.前記水平な表面および前記垂直な壁上へ、130℃
よりも低い第1の温度で相似的な層を堆積することであ
って、前記相似層が前記垂直な壁の上に垂直な側壁を形
成するようになっており、また前記相似層が前記レジス
ト層に対して本質的なエッチ選択性を有している、堆積
工程、 e.前記垂直な側壁を本質的にエッチすることなしに、
前記水平な表面から前記相似層を除去するために異方性
エッチングを施すこと、および f.前記未硬化レジスト層を除去することであって、相
似層の低温での堆積の後も未硬化のままに残っている前
記レジストのために前記レジスト層の除去が容易になっ
ている、レジスト層除去工程、の工程を含む方法。
作製する方法であって、 a.支持層を供給すること、 b.前記支持層上へ未硬化レジスト層を堆積すること、 c.前記レジスト層をパターン化して、前記支持層の部
分を露出し、それによって水平な表面と垂直な壁とを有
する断面形状を形成すること、 d.前記水平な表面および前記垂直な壁上へ、130℃
よりも低い第1の温度で相似的な層を堆積することであ
って、前記相似層が前記垂直な壁の上に垂直な側壁を形
成するようになっており、また前記相似層が前記レジス
ト層に対して本質的なエッチ選択性を有している、堆積
工程、 e.前記垂直な側壁を本質的にエッチすることなしに、
前記水平な表面から前記相似層を除去するために異方性
エッチングを施すこと、および f.前記未硬化レジスト層を除去することであって、相
似層の低温での堆積の後も未硬化のままに残っている前
記レジストのために前記レジスト層の除去が容易になっ
ている、レジスト層除去工程、の工程を含む方法。
【0049】(27)第26項記載の方法であって、更
に、前記レジスト層を除去する前記工程の後に、前記垂
直な側壁をネガ色調マスクとして使用することを含む方
法。
に、前記レジスト層を除去する前記工程の後に、前記垂
直な側壁をネガ色調マスクとして使用することを含む方
法。
【0050】(28)狭い横方向寸法の微細電子構造で
あって、 a.支持層、 b.前記支持層を覆う未硬化レジスト層、 c.前記レジスト層中にあって、前記支持層の部分を露
出する、本質的に垂直な壁を有する開口、 d.前記垂直な壁に隣接してそれに接触する垂直な側壁
であって、前記レジスト層に対して本質的なエッチ選択
性を有する材料を含み、電子ビームリソグラフィによっ
て得られるものよりも狭い幅を有する側壁、を含む構
造。
あって、 a.支持層、 b.前記支持層を覆う未硬化レジスト層、 c.前記レジスト層中にあって、前記支持層の部分を露
出する、本質的に垂直な壁を有する開口、 d.前記垂直な壁に隣接してそれに接触する垂直な側壁
であって、前記レジスト層に対して本質的なエッチ選択
性を有する材料を含み、電子ビームリソグラフィによっ
て得られるものよりも狭い幅を有する側壁、を含む構
造。
【0051】(29)本発明に従えば、狭い横方向寸法
の微細電子構造を低温プロセスで作製することを可能と
する方法が提供される。未硬化レジスト層(例えば、P
MMA42)が支持層(例えば、シリコン40)の上に
堆積され、パターン化される。次に、低温での化学堆積
法(CVD)のような等方的なプロセスを用いて、未硬
化レジスト層の水平な表面および垂直な壁の上へ、本質
的に均等に相似的な層(例えば、シリコンオキシナイト
ライド44)が堆積される。次に、反応性イオンエッチ
ングのような異方性エッチを用いて、レジストの垂直な
壁から相似層を本質的にエッチングすることなしに、水
平な表面から相似層が本質的に除去される。次に、レジ
ストが選択的に除去されて、分離された垂直側壁構造
(例えば、シリコンオキシナイトライド46)が作ら
れ、これは例えば、ネガ色調のマスクとして使用でき
る。あるいは、レジストを除去する代わりに、この構造
を平坦化するための別のレジスト層(例えば、PMMA
48)を塗布して、次にエッチバックして側壁構造を露
出させることもできる。この側壁構造を、次に選択的に
エッチして、側壁構造の幅の開口を有するレジスト構造
(例えば、PMMA50)をつくることができる。
の微細電子構造を低温プロセスで作製することを可能と
する方法が提供される。未硬化レジスト層(例えば、P
MMA42)が支持層(例えば、シリコン40)の上に
堆積され、パターン化される。次に、低温での化学堆積
法(CVD)のような等方的なプロセスを用いて、未硬
化レジスト層の水平な表面および垂直な壁の上へ、本質
的に均等に相似的な層(例えば、シリコンオキシナイト
ライド44)が堆積される。次に、反応性イオンエッチ
ングのような異方性エッチを用いて、レジストの垂直な
壁から相似層を本質的にエッチングすることなしに、水
平な表面から相似層が本質的に除去される。次に、レジ
ストが選択的に除去されて、分離された垂直側壁構造
(例えば、シリコンオキシナイトライド46)が作ら
れ、これは例えば、ネガ色調のマスクとして使用でき
る。あるいは、レジストを除去する代わりに、この構造
を平坦化するための別のレジスト層(例えば、PMMA
48)を塗布して、次にエッチバックして側壁構造を露
出させることもできる。この側壁構造を、次に選択的に
エッチして、側壁構造の幅の開口を有するレジスト構造
(例えば、PMMA50)をつくることができる。
【注意】本発明は、米国空軍との間の契約F08630
−91−C−0012のもとで、政府援助を受けて行わ
れたものである。米国政府は本発明に相応の権利を有す
る。
−91−C−0012のもとで、政府援助を受けて行わ
れたものである。米国政府は本発明に相応の権利を有す
る。
【図1】支持層の上に狭い横方向寸法のマスク構造を構
築するための方法の、シリコン基板40の表面上へ未硬
化PMMAレジスト42のパターン化層を形成する工程
を示す断面図。
築するための方法の、シリコン基板40の表面上へ未硬
化PMMAレジスト42のパターン化層を形成する工程
を示す断面図。
【図2】支持層の上に狭い横方向寸法のマスク構造を構
築するための方法の、シリコン基板40およびPMMA
レジスト層42の露出された垂直および水平表面上への
シリコンオキシナイトライド(酸化および窒化シリコ
ン)の相似層44を堆積する工程を示す断面図。
築するための方法の、シリコン基板40およびPMMA
レジスト層42の露出された垂直および水平表面上への
シリコンオキシナイトライド(酸化および窒化シリコ
ン)の相似層44を堆積する工程を示す断面図。
【図3】支持層の上に狭い横方向寸法のマスク構造を構
築するための方法の、窒化シリコン層44に対して異方
性RIEを施す工程を示す断面図。
築するための方法の、窒化シリコン層44に対して異方
性RIEを施す工程を示す断面図。
【図4】支持層の上に狭い横方向寸法のマスク構造を構
築するための方法の、酸素プラズマによってPMMA層
42を選択的に除去し、シリコンオキシナイトライド側
壁46を単独で残す工程を示す断面図。
築するための方法の、酸素プラズマによってPMMA層
42を選択的に除去し、シリコンオキシナイトライド側
壁46を単独で残す工程を示す断面図。
【図5】支持層の上に狭い横方向寸法の金属構造を構築
するための方法の、図3の構造の上に、構造を平坦化す
る目的で第2のPMMAレジスト層48が堆積する工程
を示す断面図。
するための方法の、図3の構造の上に、構造を平坦化す
る目的で第2のPMMAレジスト層48が堆積する工程
を示す断面図。
【図6】支持層の上に狭い横方向寸法の金属構造を構築
するための方法の、PMMAレジスト層48、42をO
2プラズマまたはRIEを用いてエッチバックすること
によって、シリコンオキシナイトライド側壁46の部分
を露出し、エッチバックされたレジスト層50を形成す
る工程を示す断面図。
するための方法の、PMMAレジスト層48、42をO
2プラズマまたはRIEを用いてエッチバックすること
によって、シリコンオキシナイトライド側壁46の部分
を露出し、エッチバックされたレジスト層50を形成す
る工程を示す断面図。
【図7】支持層の上に狭い横方向寸法の金属構造を構築
するための方法の、緩衝HFのような湿式の化学エッチ
を用いてシリコンオキシナイトライド側壁46を選択的
に除去する工程を示す断面図。
するための方法の、緩衝HFのような湿式の化学エッチ
を用いてシリコンオキシナイトライド側壁46を選択的
に除去する工程を示す断面図。
【図8】支持層の上に狭い横方向寸法の金属構造を構築
するための方法の、シリコン基板40の露出部分および
エッチバックされたレジスト層50の上へ真空蒸着によ
ってアルミニウム層52を堆積する工程を示す断面図。
するための方法の、シリコン基板40の露出部分および
エッチバックされたレジスト層50の上へ真空蒸着によ
ってアルミニウム層52を堆積する工程を示す断面図。
【図9】支持層の上に狭い横方向寸法の金属構造を構築
するための方法の、レジスト層50をアセトン中で溶解
して、レジスト層50を覆うアルミニウム層52の部分
をリフトオフする工程を示す断面図。
するための方法の、レジスト層50をアセトン中で溶解
して、レジスト層50を覆うアルミニウム層52の部分
をリフトオフする工程を示す断面図。
40 シリコン基板 42 未硬化PMMAレジスト層 44 シリコンオキシナイトライド層 46 垂直側壁 48 第2のPMMAレジスト層 50 エッチバックされたレジスト層 52 アルミニウム層 54 狭い横方向寸法のアルミニウム線
Claims (2)
- 【請求項1】 狭い横方向寸法の微細電子構造を作製す
る方法であって、 a.支持層を供給すること、 b.前記支持層上へ、有機溶剤に可溶な未硬化(unc
ure)レジスト層を堆積すること、 c.前記レジスト層をパターン化して、水平な表面と垂
直な壁とを有する断面形状を形成すること、 d.前記水平な表面および前記垂直な壁上へ、第1の温
度で相似的な層を堆積することであって、前記相似層が
前記垂直な壁の上に予め定められた厚さを有する垂直な
側壁を形成するようになっており、前記第1の温度が前
記未硬化レジスト層に悪影響を及ぼす第2の温度より低
い温度である、堆積工程、 e.前記垂直な側壁を本質的にエッチすることなしに、
前記水平な表面から前記相似層を除去するために異方性
エッチングを施すこと、および f.前記支持層の上に、前記垂直な側壁の前記厚さによ
って制御される横方向寸法を有する、前記狭い横方向寸
法の構造を作製すること、の工程を含む方法。 - 【請求項2】 狭い横方向寸法の微細電子構造であっ
て、 a.支持層、 b.前記支持層を覆う未硬化レジスト層、 c.前記レジスト層中にあって、前記支持層の部分を露
出する、本質的に垂直な壁を有する開口、 d.前記垂直な壁に隣接してそれに接触する垂直な側壁
であって、前記レジスト層に対して本質的なエッチ選択
性を有する材料を含み、電子ビームリソグラフィによっ
て得られるものよりも狭い幅を有する側壁、を含む構
造。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/220,080 US5618383A (en) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | Narrow lateral dimensioned microelectronic structures and method of forming the same |
US220080 | 1994-03-30 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0845913A true JPH0845913A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=22821967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7072004A Pending JPH0845913A (ja) | 1994-03-30 | 1995-03-29 | 狭い横方向寸法の微細構造およびその作製方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5618383A (ja) |
JP (1) | JPH0845913A (ja) |
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