JPH084494A - セグメントの自動位置決め方法及び自動位置決め装置 - Google Patents

セグメントの自動位置決め方法及び自動位置決め装置

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JPH084494A
JPH084494A JP6142748A JP14274894A JPH084494A JP H084494 A JPH084494 A JP H084494A JP 6142748 A JP6142748 A JP 6142748A JP 14274894 A JP14274894 A JP 14274894A JP H084494 A JPH084494 A JP H084494A
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秀美 萩原
Kazumi Shino
和巳 志野
Takeshi Kamei
亀井  健
Yukihisa Hirasawa
幸久 平沢
Yasuo Tanaka
康雄 田中
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Hajime Ozawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】セグメント1リングを自動組立するために、通
常手動操作で行っているBセグメントの位置決め方法を
自動化する。 【構成】Kセグメントに隣接しているBセグメントの自
動位置決め方法として、BセグメントのAセグメントと
接する側の点Cを中心として、Bセグメントを外側に回
転させる様に位置決めを行う。これによって、Bセグメ
ントとの間に間隙Tを確保し、Kセグメントを組み付け
る空間を広くとれるので、Kセグメントの自動組立を容
易にすることができる。 【効果】Kセグメントを組み立てる空間が広くなり、B
セグメントに接触することなく自動位置決めができ、組
立精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド掘進機に使用
されるセグメントの組立のための、セグメントの自動位
置決め方法及び自動位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シールド掘進機におけるセグメント自動
組立装置を用いたセグメントの自動位置決め方法として
は、特開平3−199599号公報に提案されているよ
うな、光切断法を用いて、組立セグメントを既設セグメ
ントの位置・姿勢に合わせて位置決めする方法がある。
【0003】このような従来技術における組立セグメン
トの位置決めは、図9に示すように、既設セグメントの
内面と組立セグメントの内面の3箇所において検出手段
を用いて段差及び隙間を検出し、位置・姿勢偏差を演算
して、段差と隙間をなくす様に組立セグメントの位置・
姿勢を補正することによって行っている。
【0004】一方、特開平3−51500号公報には、
Kセグメントの組立を容易にするために、Kセグメント
に隣接する上部セグメントを押し上げ拡開させるセグメ
ント押上げジャッキを備えたセグメント押上げ装置が開
示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記前者の従来技術で
は、セグメント1リングを順次組み立てようとすると、
図10に示すごとく、Kセグメントを組み込むための空
間が、Kセグメントの寸法と同じになる。そのためKセ
グメントの位置決めは極めて正確に行わなければ、左右
に隣接するセグメント(以下Bセグメントという。)に
接触するなど、Kセグメントの自動組立は非常に困難な
ものとなる。また実施工においては、各セグメントピー
ス同士の間には地下水の浸入を防ぐためのゴム製のシー
ル材を挟み込んでいる等の理由で、セグメントピース間
では、若干の隙間が生じているのが通常である。従って
Bセグメント組立後、Kセグメントを組み付けるための
空間はKセグメントの寸法より狭くなることが多い。こ
の状態でKセグメント自動組立を行おうとするときは、
KセグメントがBセグメントに接触しようとも、強引に
Kセグメントを挿入せざるを得ないため、セグメントが
損傷して止水性が低下したり、セグメントの組立精度が
低下する、等の不具合が生じる。
【0006】セグメントを手動操作のエレクタを用いて
組み立てる場合でも、作業者はその経験上、Kセグメン
トの組立が容易になるように、Bセグメントを少し開き
加減で組み立てているのが通常であり、セグメント自動
組立装置においても、Bセグメント組立時には、後に組
立てるKセグメントの挿入スペ−スの確保を考慮して、
手動操作に切り換えてBセグメント位置決めの微修正を
行っているのが現状である。
【0007】一方、上記後者の従来技術によれば、セグ
メント押上げ用のジャッキにより、自重で垂れ下がった
上部セグメントを押し上げて拡開させるので、最後に組
み込むKセグメントを隣接する上部セグメントと干渉す
ることなく、容易に組み込むことが出来る。しかし、シ
−ルド掘進機の内部はスペ−ス的に制約が多いので、こ
のような新たなセグメント押上げ装置を用いることな
く、上部セグメントの拡開を行えることが望ましい。ま
た、上部セグメントは既設セグメントに固定されている
ので、上部セグメントを押し上げる場合、Kセグメント
を除く既設セグメントリング全体を押し広げることにな
り、かなり大きな押し上げ力が必要となり、押し上げ装
置を小型にするのが困難である。
【0008】本発明の目的は、セグメント1リング全て
を自動位置決めするために、手動操作に切換て微修正し
て行っているBセグメントの組立位置決めを、自動化す
ることができる新しい方法及び装置を提供し、これによ
って、Kセグメントの容易な自動組立をも可能にするこ
とである。
【0009】本発明の他の目的は、セグメント1リング
全てを自動位置決めするために、特別の押し上げ装置を
必要としないセグメントの自動位置決め方法及び位置決
め装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
を達成するために、Kセグメントの左右に隣接している
Bセグメントの自動位置決め方法を改良する。すなわ
ち、セグメント組立装置を用いたBセグメントの自動位
置決め方法として、左右のBセグメントのうち少なくと
も1つのBセグメントのKセグメントと継ぎ合わせる側
の端面を、シールド掘進機の径方向に若干広げて位置決
め・仮止めを行う。例えば、BセグメントのAセグメン
トと接する側の点Cを中心として、Bセグメントをシ−
ルド径外側方向に回転させる様に位置決めを行う。そし
て、Kセグメントの位置決め・組付け後、Bセグメント
をKセグメントと締結可能な位置まで戻して組立てる。
【0011】
【作用】Kセグメントの組立時、少なくとも一方のBセ
グメントのKセグメント側を、シールド掘進機の径外側
方向に開いて仮止めする。これによって、Kセグメント
を挿入する幅を従来よりも広くとることができ、Kセグ
メントの位置決め、組立が容易になる。その後、Bセグ
メントは内側にKセグメントに接する位置まで戻して、
固定される。
【0012】また、Bセグメントが既設セグメントに仮
止めされた状態で、Kセグメントの組付けを行うので、
Bセグメントを外側に拡開するための特別の押し上げ手
段は不要である。
【0013】
【実施例】図1において、1は、1リング中で既に後方
既設セグメントリング3に接合された既設セグメントで
ある。2は、該既設セグメント1及び後方既設セグメン
トリング3にボルト等により接合される組立セグメント
で、ここでは1リング中の第2番目に組み立てるセグメ
ントとする。図1に示すように、組立セグメント2を所
定の組立位置近傍に粗位置決めした後、投光器3a、3
b、3cからの3本のスリット光を、その中の2本は後
方の既設セグメントリング3と組立セグメント2のトン
ネルの周方向の境界部に、他の1本は既設セグメント1
と組立セグメント2のトンネル軸方向の境界部にそれぞ
れ照射し、各々のスリット光によって生じる光切断像A
−A′,B−B′,C−C′をテレビカメラ4a,4
b,4cにより撮像する。
【0014】図2に示すように、これらの投光器及びテ
レビカメラが一体となった3組の視覚装置10a,10
b,10cは自動組立装置のエレクタ本体12のセグメ
ント把持部34近傍に装備されている。
【0015】セグメントの自動組立に用いられるエレク
タ本体12は、図3及び図4に示すように、円筒状をし
たシールド本体11の後部に設置される。このエレクタ
本体12は、大別して、旋回機構であるエレクタリング
13と旋回モータ16、押付機構である吊りビーム21
と押付ジャッキ22、旋回微調整機構である横スライド
フレーム24と横スライドジャッキ25、前後摺動機構
である前後スライドフレーム27と前後スライドジャッ
キ28(図4)、ピッチング、ローリング、ヨーイング
等の姿勢制御機構である球面フレーム29と姿勢制御用
ジャッキ31、32、33及びセグメント把持部34か
らなっている。
【0016】エレクタリング13は、シールド本体11
の複数箇所に配置された外周ガイドローラ14と側面ガ
イドローラ15により案内され、シールド本体11に取
り付けられた旋回モータ16によりピニオン17とリン
グギヤ18を介して旋回駆動される。これに伴い、エレ
クタリング13上に支持された以下の各部も同時に左右
旋回させられる。
【0017】2本のジャッキ31,32を同時に伸長ま
たは収縮させた場合、球面フレーム29は球面中心Gを
含むX軸のまわりに傾けられ、この動きはセグメント把
持部34のローリング制御に用いられる。また、ジャッ
キ31,32のいずれか一方を伸長させ、他方を収縮さ
せた場合は、球面フレーム29は球面中心Gを含むZ軸
のまわりに左右旋回させられ、この動きはセグメント把
持部34のヨーイング制御に用いられる。
【0018】球面フレーム29の中心軸30に吊り下げ
られたセグメント把持部34は、球面フレーム29との
間に取り付けられた姿勢制御用ジャッキ33の伸縮によ
り中心軸30のまわりに矢印ψ方向に傾けられ、この動
きはセグメント把持部34のピッチング制御に用いられ
る。
【0019】図1に戻って、テレビカメラ4a,4b,
4cからの画像データは、カメラ切換器5により切換選
択し、画像入出力装置6を介して画像メモリ7に格納す
るとともに、画像メモリ7の内容を画像入出力装置6を
介して画像モニタ8に表示する。
【0020】演算装置9は、画像メモリ7に格納された
データを画像処理して各々の光切断像の端点の座標を求
め、その座標値から既設セグメント1及び既説セグメン
ト3と組立セグメント2の相対的な位置・姿勢の偏差量
を演算し、本体制御装置50へ出力する。
【0021】本体制御装置50は、演算装置9に対して
データ要求を出すとともに、演算装置9からの偏差量演
算結果に基づいて、エレクタ本体12の押付ジャッキ2
2、横スライドジャッキ25、前後スライドジャッキ2
8、姿勢制御用ジャッキ31,32,33等の各種アク
チュエータに対し組立セグメントの位置決め補正に必要
な制御信号を出し、この制御信号を油圧信号に変換する
油圧制御装置51を介して各種ジャッキのアクチュエー
タ22,25,28,31,32,33を動作させる。
【0022】次に、図5で、本体制御装置50及び演算
装置9における処理について説明する。セグメントを自
動組立する場合、組立セグメントの位置決めは、既設セ
グメントの位置・姿勢の計測結果から目標位置を設定
し、エレクタ本体12を数値制御することによって行わ
れる。実際には、計測誤差や制御誤差がある。そのた
め、本体制御装置50によって、エレクタ本体12を制
御し、組立セグメントを所定の組立位置近傍に粗位置決
めする(ステップ402)。その後、演算装置9で既設
セグメント1と組立セグメント2の相対的な位置・姿勢
の偏差量を検出し(ステップ404)、移動量を演算す
る(ステップ406)。その後、本体制御装置50によ
って位置決め補正、すなわち微位置決め(408)を行
う。
【0023】Aセグメントに関しては、前記特開平3−
199599号公報に開示された方法で組立てることが
できる。
【0024】以下、本発明の特徴とするBセグメントの
自動位置決めについて説明する。図6にセグメントの位
置決め、組立のための座標系を定義する。エレクタは、
把持したセグメントの点Sを座標の中心としてシールド
軸方向(X)、横方向(Y)、径方向(Z)と各方向の
軸回りの回転(それぞれローリング、ピッチング、ヨー
イング)が可能で、把持したセグメントの3ヶ所におい
て、既設セグメントに対する、段差と隙間を計測する。
計測した段差、隙間より、把持したセグメントの点Sを
中心として全6方向の位置補正量を演算し、3点の段
差、隙間がなくなるようにエレクタを動作させ、補正、
位置決めを行う。
【0025】補正量は、基本補正量と開き補正量からな
る。基本補正量の演算は、3ヶ所の計測点の段差、隙間
が無くなる値を演算する。つまり、図7に示したよう
に、Aセグメントと接する側の点Cを中心として、Bセ
グメントのKセグメント側を外側に回転させた状態に位
置決めを行い、仮止めをする。このとき、Kセグメント
(幅W)との間隙Tを確保する必要がある。そのため、
通常の、すなわち回転させない状態で、段差、隙間が無
くなるように求めた基本補正量に、さらに開き補正量を
加えて、点Cを中心としてBセグメントを回転させた位
置決めを行う。
【0026】Kセグメントを位置決めし、既設のKセグ
メントに固定・組付けを行った後、仮止めされているB
セグメントをKセグメントと締結可能な位置まで戻し、
このBセグメントを固定する。
【0027】Bセグメントの仮止めは、シ−ルドジャッ
キにより、Bセグメントを既設のセグメントリングに押
し付けることによって行うことができる。あるいはま
た、Bセグメントをボルト・ナット等の締結具により、
既設のセグメントリングに締結してもよい。この場合、
ボルト締結用の穴に、ボルトに対して若干のガタを持た
せることにより、Bセグメントを外側にずらして仮止
し、Kセグメントの位置決め・組付けを行った後、ボル
トを緩めてBセグメントを内側にKセグメントと接する
位置まで戻した後、固定することが可能となる。
【0028】図8にBセグメントの補正方法の一例を示
す。セグメントの補正動作はセグメント上の点Sを中心
として座標系を定義しているため、Bセグメントをロー
リングさせて位置決めするためには、ローリング量と、
同図に示した横補正dy、押付補正dzの2つをさらに
行うことによってセグメント上の点Cを中心に補正、位
置決めを行う。つまりBセグメントを最初の位置B0か
ら、角θだけローリングさせるとともに(位置B1)、
セグメントの座標系の中心Sを同図のS′の位置に移動
させるように(位置B2)、Y軸、Z軸方向にそれぞれ
dy,dzだけ同時に補正する。
【0029】なお、Bセグメントの位置の補正方法とし
ては、上記した点Cを中心にする方法だけでなく、Bセ
グメント全体を平行移動させる等、他の方法を用いても
良いことは言うまでもない。
【0030】また、左右一対のBセグメントを外側に移
動させてもよく、一方のBセグメントのみを移動、仮止
めさせても良い。
【0031】本発明によれば、Kセグメントの組立時、
Bセグメントをシールド掘進機の径外側方向に開いて仮
止めしているので、Kセグメントを挿入する幅を従来よ
りも広くとることができ、Kセグメントの自動組立が容
易になる。また、Bセグメントの移動だけでKセグメン
トを組み立てる広い空間を確保することができ、他の既
設セグメントまで押し広げる必要がなく、特別の押上げ
装置が不要である。
【0032】
【発明の効果】本発明により以下の効果がある。
【0033】(1)Bセグメントの位置決め・仮止め
時、移動量の演算及び位置決めが自動的に行われる。従
って、作業者が手動操作に切り換えてBセグメントの位
置決めの微修正を行う必要がない。
【0034】(2)Kセグメントを組み立てる空間が広
くなるので、Kセグメントの自動組立てが容易で、各セ
グメントの損傷が少なくなることから組立精度、品質の
向上が望める。
【0035】(3)Kセグメントを組み立てる広い空間
を確保するために、Bセグメントのみを外側に開いて仮
止めするので、既設セグメント全体を押し広げるのに比
べて力は小さくてよく、特別の押上げ装置が不要であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するためのセグメント自動組立装
置の一例を示す図。
【図2】図1における3組の視覚装置の構成図。
【図3】図1のセグメント自動組立に用いられるエレク
タ本体の要部縦断面図。
【図4】図3のエレクタ本体の側断面図。
【図5】図1の演算装置の処理フロー図。
【図6】Bセグメントの位置決め、組立のための座標系
を定義する図。
【図7】補正量の演算方法の説明図。
【図8】本発明によるBセグメントの補正方法を示す
図。
【図9】従来技術における組立セグメントの位置決め方
法を示す図。
【図10】従来技術におけるKセグメント組立方法の説
明図。
【符号の説明】
1…既設セグメント、2…組立セグメント、3a、3
b、3c…投光器、4a,4b,4c…テレビカメラ、
9…演算装置、12…エレクタ本体、34…セグメント
把持部、50…本体制御装置、51…油圧制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 秀美 東京都港区北青山二丁目5番8号 株式会 社間組内 (72)発明者 志野 和巳 東京都港区北青山二丁目5番8号 株式会 社間組内 (72)発明者 亀井 健 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 平沢 幸久 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 田中 康雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 森 泰雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 小澤 肇 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールド堀進機内に設置されたセグメント
    自動組立装置のエレクタにより組立セグメントを所定の
    組立位置近傍に粗位置決めし、その後、該エレクタ上に
    設置した投光器から前記組立セグメントと既設セグメン
    トのトンネル周方向に沿った境界部の少なくとも2ヶ所
    とトンネル軸方向に沿った境界部の少なくとも1ヶ所に
    スリット光を照射し、各々のスリット光像を撮像して得
    られた画像データから前記の少なくとも3ヶ所の段差・
    隙間を検出し、該段差・隙間情報を基にして前記組立セ
    グメントと前記既設セグメントの位置・姿勢偏差を求
    め、該偏差を補正することによって前記組立セグメント
    を組立位置に微位置決め・組立る、セグメント自動位置
    決め方法において、 セグメントリングの中で最後に組立てられるKセグメン
    トに隣接するBセグメントの組立てに際して、少なくと
    も1つの前記Bセグメントの前記Kセグメント側を、前
    記既設セグメントに対してシールド径外側方向に開いた
    状態に位置決めし、該位置に仮止めし、 前記Kセグメントの位置決め・組付けを行ない、 前記仮止めしてあるBセグメントを、シールド径内側方
    向に移動させて前記Kセグメントと締結可能な組立位置
    に位置決めし、該位置で組立ることを特徴とするセグメ
    ントの自動位置決め方法。
  2. 【請求項2】前記Kセグメントの左右に夫々隣合う前記
    2つのBセグメントの前記Kセグメント側を、前記既設
    セグメントに対して各々シールド径外側方向に開いて位
    置決め・仮止めした後、前記Kセグメントの位置決め・
    組付けを行なうことを特徴とする請求項1記載のセグメ
    ントの自動位置決め方法。
  3. 【請求項3】前記仮止めは、シールドジャッキにより、
    前記Bセグメントを前記既設セグメントリングに押し付
    けることにより行なうことを特徴とする請求項1又は2
    いずれか1項に記載のセグメントの自動位置決め方法。
  4. 【請求項4】前記仮止めは、前記Bセグメントを締結具
    により前記既設セグメントリングに締結することにより
    行なうことを特徴とする請求項1又は2いずれか1項に
    記載のセグメントの自動位置決め方法。
  5. 【請求項5】前記締結具として、セグメント組立用のボ
    ルト・ナットを用いることを特徴とする請求項4に記載
    のセグメントの自動位置決め方法。
  6. 【請求項6】前記BセグメントのAセグメントと接する
    側の点Cを中心として、前記Bセグメントをシールド径
    外側方向に回転させる様に位置決め・仮止めを行なうこ
    とを特徴とする請求項1ないし5いずれか1項に記載の
    セグメントの自動位置決め方法。
  7. 【請求項7】前記Bセグメントの仮止め用の位置決めの
    ために、前記Bセグメント上の前記点Cを中心に、ロー
    リング量の補正と、横及び押付けの2つの補正とを行な
    うことを特徴とする請求項1ないし6いずれか1項に記
    載のセグメントの自動位置決め方法。
  8. 【請求項8】シールド堀進機内に設置され、本体制御装
    置により制御されるエレクタにより、組立セグメントを
    所定の組立位置近傍に粗位置決めし、その後、該エレク
    タ上に設置した投光器から前記組立セグメントと既設セ
    グメントのトンネル周方向に沿った境界部の少なくとも
    2ヶ所とトンネル軸方向に沿った境界部の少なくとも1
    ヶ所にスリット光を照射し、各々のスリット光像を撮像
    して得られた画像データから前記の少なくとも3ヶ所の
    段差・隙間を検出し、演算装置により、前記段差・隙間
    情報を基にして前記組立セグメントと前記既設セグメン
    トの位置・姿勢偏差を求め、該偏差を補正するように前
    記本体制御装置が前記エレクタを制御することによって
    前記組立セグメントを組立位置に微位置決めする、セグ
    メント自動位置決め装置において、 前記演算装置は、セグメントリングの中で最後に組み立
    てられるKセグメントに隣接するBセグメントに関し
    て、該Bセグメントの前記Kセグメント側を前記既設セ
    グメントに対してシールド径外側方向に開いて、前記K
    セグメントの位置決め・組付けのためのスペースを確保
    した状態を、仮止め位置として演算により求めるように
    構成され、 前記本体制御装置は、前記演算装置により求められた前
    記仮止め位置に、前記Bセグメントの位置決めを行なう
    ように構成されている、ことを特徴とするセグメント自
    動位置決め装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103291318A (zh) * 2013-05-20 2013-09-11 中铁隧道集团有限公司 一种盾构机管片选型用转盘

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103291318A (zh) * 2013-05-20 2013-09-11 中铁隧道集团有限公司 一种盾构机管片选型用转盘

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