JP3240227B2 - トンネル覆工用リングのセグメント組立位置決め方法及び装置 - Google Patents

トンネル覆工用リングのセグメント組立位置決め方法及び装置

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JP3240227B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル覆工用リング
のセグメント組立を自動化するための位置決め方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シールド工事でセグメントの自動組立を
行う場合、組立セグメントを既設セグメントに倣って位
置決めする先行技術の一つとして、特開平4−2136
99に開示されたものがある。この先行技術は、エレク
タ上に設置された3組の投光器とテレビカメラからなる
視覚センサを用い、図8に示すように、投光器からの3
本のスリット光を所定の組立位置近傍に粗位置決めされ
た組立セグメント42と既設セグメント41a〜41c
のトンネル周方向に沿った境界部の2箇所とトンネル軸
方向に沿った境界部の1箇所に照射することによって生
じたスリット光像A、A′、B、B′、C、C′をそれ
ぞれテレビカメラで撮影し、これらテレビカメラからの
画像データを処理して得られた各スリット光像の端点
a、a′、b、b′、c、c′の座標値から前記の3箇
所の段差・隙間を検出し、その段差・隙間をなくするよ
うにエレクタを位置決め制御することにより、組立セグ
メント42を所定の組立位置に微位置決めしようとする
ものである。
【0003】上記先行技術において、組立セグメントの
粗位置決めは、組立セグメントの設計位置・姿勢もしく
は既設覆工用リングの位置・姿勢計測結果から組立セグ
メントが最終的に位置決めされるであろう目標位置・姿
勢を予測演算し、この目標位置・姿勢を基にして図8に
示す組立セグメント42及び既設セグメント41a〜4
1c上のスリット光像A、A′、B、B′、C、C′が
視覚センサのカメラ視野46a〜46cに入り、かつ組
立セグメント42と既設セグメント41a〜41cが接
触することのない組立セグメントの位置・姿勢(以下、
粗位置という)を求め、この粗位置に組立セグメント4
2を移動させるようにエレクタを位置決め制御すること
によって行われる。
【0004】しかしながら、シールド掘進機と既設覆工
用リングとはシールドジャッキを介して相互に押し合っ
ているだけで固定されていない。このため、1リング分
の掘進を終えて次のリングマのセグメント組立を行うま
での間にシールド掘進機と既設覆工用リングの相対位置
・姿勢が変化する。セグメント組立用のエレクタはシー
ルド掘進機内のある固定点を基準にして並進・回転動作
をするので、シールド掘進機と既設覆工用リングの相対
位置・姿勢が変化すると、エレクタと既設覆工用リング
の相対位置・姿勢も変化してしまう。従って、仮に組立
セグメントを設計位置・姿勢に移動させるようにエレク
タに指令しても、組立セグメント42を既設セグメント
41a〜41cに正確に倣わせることはできず、組立・
既設セグメント間の段差・隙間は経験的に最大60mm
にもなる。
【0005】セグメント同士の結合はボルト・ナット締
結によるのが一般的であるが、ボルトとボルト穴との隙
間は最大3mm程度なので、組立・既設セグメント間の
段差・隙間が最終的に±1mm以内になるようにエレク
タを位置決め制御しないと、ボルト・ナット締結ができ
ない。ここで、一般的に位置決め制御をするためには、
最終目標とする位置決め誤差の1/10の分解能を持つ
動作機構部と同じ分解能を持つ検出部とが必要とされ
る。従って、この場合、段差・隙間の検出に使用する視
覚センサには0.1mmの分解能が必要である。視覚セ
ンサ0.1mmの分解能を持たせるために、視覚センサ
に使用するテレビカメラ(CCDカメラ)の1画素が
0.1mmに対応するように光学系を設計すると、テレ
ビカメラの画素数は縦・横各々400〜500であるか
ら、カメラ視野は最小40mm角となる。このため、最
悪の場合、図13に示すように、組立セグメント42を
粗位置決めした時の組立・既設セグメント間(図13で
は組立セグメント42と既設セグメント41cの間)の
隙間が視野を上回ることがあり、この場合には隙間の検
出ができないので、組立セグメントの微位置決めが自動
ではできなくなる。段差についても同様で、この場合、
視覚センサに使用するテレビカメラの被写界深度は10
0mm±30mm程度に設計されており、これ以上の被
写界深度を持たせると、100mm前後での精度が著し
く悪くなる。従って、段差が±30mmを超えると検出
不能となり、組立セグメントの微位置決めが自動ではで
きなくなる。
【0006】以上は段差・隙間の検出に視覚センサを用
いた場合であるが、視覚センサ以外の距離センサを用い
て段差・隙間を検出する場合でも、距離センサの計測可
能範囲には限界があるので、上記と同様の問題が生じ
る。
【0007】また、シールド機内複数箇所に設置された
シールドジャッキのストロークやテールクリアランスの
計測値などからシールド掘進機と既設覆工用リングの相
対位置・姿勢を求め、これを基にして組立セグメントの
粗位置決めすべき位置・姿勢を演算する方法もあるが、
この方法ではエレクタから見た既設覆工用リング周方向
の姿勢偏差を計測できないため、粗位置決めされた組立
セグメントと既設セグメントとの段差・隙間が検出可能
な範囲を越えることがあり、この場合には組立セグメン
トを自動では微位置決めできない。
【0008】以上のような従来技術の問題点を克服する
ために、本発明者らは掘進に伴ってエレクタ/既設覆工
用リングの相対位置・姿勢が設計位置・姿勢に対して変
化しても、エレクタが有する位置決め誤差の範囲内で組
立セグメントを直近の既設セグメントにより近づけて粗
位置決め出来る技術を、別途出願で開示した(特願平5
−86003号)。
【0009】この技術は、まず直近既設セグメントの微
位置決め後の位置・姿勢と、このセグメントの設計位置
・姿勢との偏差を求める。次に、このセグメントとトン
ネル周方向で隣接する新規組立セグメントの設計位置・
姿勢に前記偏差と既設・組立セグメント間の衝突を避け
るための裕度とを加算して、これを新規組立セグメント
の目標位置・姿勢とする。そして、この目標位置・姿勢
に対してエレクタを位置決め制御することにより、組立
セグメントを粗位置決めするものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らによる前記
別出願によれば、掘進作業による設計位置・姿勢の原点
からのズレを起因とした位置決めの問題点は克服され
る。前記別出願による新規組立セグメント、即ちこのセ
グメントを把持しているエレクタの粗位置決め時の目標
位置・姿勢は、数式で表すと以下のようになる。
【0011】
【数1】 、ここにdx2〜dz2はそれぞれ図2に示すエレクタ
座標系(エレクタ座標系とは、エレクタの回転に沿って
変化するxyz座標系のことである。例えば現在位置よ
り90゜のエレクタの回転があれば、その90゜回転し
た位置にxyz軸が形成される)のx〜z軸方向のエレ
クタ目標位置、δx2〜δz2はそれぞれx〜z軸回り
のエレクタ目標位置・姿勢である。即ちδx2は、ロー
リングの目標角度、δy2はヨーイングの目標角度、δ
z2はピッチングの目標角度である。また、dxd2〜
dzd2はそれぞれx〜z軸方向の組立セグメントの設
計位置、δxd2〜δzd2はそれぞれx〜z軸回りの
組立セグメントの設計位置・姿勢である。更にdxc〜
δzcはそれぞれ直近既設セグメントの微位置決め後の
位置・姿勢とその設計位置・姿勢との偏差であり、dx
k〜δzkはそれぞれセグメントどうしの衝突を避ける
ための各軸の余裕度を示す。そして、θ2は新規組立セ
グメントを粗位置決めする時のエレクタリングの目標旋
回角度、θ1は直近既設セグメント微位置決め後におけ
るエレクタリングの旋回角度、Δθはセグメント1ピー
ス分の弧長に相当する旋回角度である。
【0012】ところで、エレクタのローリングは、後述
するように球面軸受(球面フレーム)に一端を取付けた
2本の平行な姿勢制御ジャッキを同時に伸展させたり縮
めたりすることによって、この球面軸受を傾斜させて行
われており、ジャッキストロークの関係で高々±3度の
範囲でしか回転させることができない。従って、上記
(数1)で示したようにエレクタのローリング目標角度
δx2設定時に直近既設セグメントの微位置決め後の角
度と設計値とのローリング角度偏差δxcの加算のため
にエレクタをローリングさせてしまうと、微位置決め時
のローリングの余裕度がなくなってしまうという問題点
がある。
【0013】本発明の目的は、トンネル覆工用リングの
新規組立セグメントの微位置決め時に、エレクタのロー
リング可能角度を増すことができる組立セグメントの粗
位置決め方法及び装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明では、同一覆工用リングの直近既設セグメント
の微位置決め後の位置・姿勢(以下、最終位置・姿勢と
いう)を記憶する第一の工程と、記憶された最終位置・
姿勢と前記直近既設セグメントの設計位置・姿勢との差
を求めて記憶する第二の工程と、新規組立セグメントの
設計位置・姿勢に前記偏差及び前記直近既設セグメント
との衝突を回避するための余裕度を加算して該組立セグ
メントの粗位置決め目標位置・姿勢を定めると共に、ト
ンネル軸回りの回転角度は全てエレクタの旋回角度に加
算する第三の工程と、前記目標位置・姿勢を満足させる
ようにエレクタを位置決め制御して前記組立セグメント
の粗位置決めを行う第四の工程とから成る粗位置決め工
程を含むトンネル覆工用リングのセグメント組立位置決
め方法及びこれらを実現する装置を開示する。
【0015】また、本発明では、前記第三の工程におい
てエレクタの旋回角度に加算するトンネル軸回りの回転
角度に、前記直近既設セグメントを最終位置・姿勢に制
御する際にエレクタを球面軸受(球面フレーム)まわり
にローリングさせた角度を更に加算し、前記球面軸受を
中立(ローリング角度ゼロ)の位置に戻す工程を付加し
たトンネル覆工用リングのセグメント組立位置決め方法
を開示する。
【0016】
【作用】エレクタの姿勢制御のうちトンネル軸(x軸)
まわりの回転制御には、エレクタリングの旋回角度制御
とエレクタ球面フレームのローリング角度制御の2種類
がある。
【0017】このうち、エレクタの旋回は旋回モータを
駆動するため360度回転が可能であるが、旋回モータ
とエレクタ間のバックラッシュ(歯車間のかみ込みの遊
びによって発生する)のために微位置決めには用いるこ
とができない。一方、球面フレームを利用したローリン
グは機構的にバックラッシュを生じないため微位置決め
に適しているが大きな角度(±3度以上)の回転はでき
ない。
【0018】従って、新規組立セグメントの粗位置決め
のための目標位置・姿勢を設定する際、x軸回りの回転
角度が大きく且つ制御精度が比較的低くてすむという性
質を利用するものとし、そのために球面フレームによる
ローリング量をエレクタの旋回角度に上乗せし、これに
よって球面フレームによるローリングを使用せずエレク
タの旋回だけを使用してx軸回りの回転の粗位置決め制
御が可能になる。このことは、微位置決め時に球面フレ
ームによるローリング角度を球面フレームの許容する最
大の角度まで設定可能になることでもある。
【0019】またこの際、更に直近既設セグメントの微
位置決め時に使用したローリング角度をエレクタの旋回
角度に上乗せして、球面フレームを中立の位置に戻して
やれば、新規組立セグメントの微位置決め時にローリン
グ角度を実質的に最大限利用することが可能になる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図2〜図6に示すように、セグメント自動組立に用
いられるエレクタ本体12は、円筒状をしたシールド本
体11の後部に設置される。このエレクタ本体12は、
大別して、旋回機構であるエレクタリング13と旋回モ
ータ16、押付機構である吊りビーム21と押付ジャッ
キ22、左右摺動機構である横スライドフレーム24と
横スライドジャッキ25、前後摺動機構である前後スラ
イドフレーム27と前後スライドジャッキ28、ピッチ
ング、ローリング、ヨーイング等の姿勢制御機構である
球面フレーム29と姿勢制御用ジャッキ31、32、3
3及びセグメント把持部34からなっている。
【0021】エレクタリング13は、シールド本体11
の内周数箇所に設置された外周ガイドローラ14と側面
ガイドローラ15により案内され、シールド本体11に
取付けられた旋回モータ16によりピニオン17とリン
グギア18を介して旋回駆動される。これに伴い、エレ
クタリング13上に支持された以下の各部も同時に左右
旋回させられる。
【0022】エレクタリング13の左右のアーム19に
ガイドロッド20を介して支持された吊りビーム21
は、アーム19との間に取付けられた押付ジャッキ22
の伸縮によりz軸方向(エレクタリング13の径方向)
に移動させられ、これに伴い吊りビーム21上に支持さ
れた以下の各部も同方向に移動する。吊りビーム21に
リニアベアリング23を介して支持された横スライドフ
レーム24は、吊りビーム21との間に取付けられた横
スライドジャッキ25の伸縮により吊りビーム21上を
y軸方向に移動させられ、これに伴い横スライドフレー
ム24上に支持された以下の各部も同方向に移動する。
横スライドフレーム24にリニアベアリング26を介し
て支持された前後スライドフレーム27は、横スライド
フレーム24との間に取付けられた前後スライドジャッ
キ28の伸縮により横スライドフレーム24上をx軸方
向(シールド軸方向)に前後スライドさせられ、これに
伴い前後スライドフレーム27上に支持された以下の各
部も同方向に移動する。
【0023】前後スライドフレーム27の球面フレーム
27aに組み込まれた球面フレーム29は、前後スライ
ドフレーム27との間に取付けられた2本の姿勢制御用
ジャッキ31、32の伸縮により次のような動きをす
る。図14において、2本のジャッキ31、32を同時
に伸長または収縮された場合、球面フレーム29は球面
中心Gを含むx軸の回りに傾けられ、この動きはセグメ
ント把持部34のローリング制御に用いられる。また、
ジャッキ31、32のいずれか一方を伸長させ、他方を
収縮させた場合は、球面フレーム29は球面中心Gを含
むz軸の回りに左右旋回させられ、この動きはセグメン
ト把持部34のヨーイング制御に用いられる。
【0024】球面フレーム29の中心軸30に吊り下げ
られたセグメント把持部34は、球面フレーム29との
間に取付けられた姿勢制御用ジャッキ33の伸縮により
中心軸30の回りに傾けられ、この動きはセグメント把
持部30のピッチング制御に用いられる。
【0025】セグメント把持部34は、組立セグメント
42のグラウト穴43に合致する雄ねじが切られたねじ
軸35を備えている。また、セグメント把持部34に
は、ねじ軸35を回転させる駆動モータ36と、ねじ軸
35を駆動モータ36、軸受ブラケット37と共に昇降
動作させる昇降ジャッキ38が装備されており、図示し
ない位置決めセンサにより、エレクタ下に置かれた組立
セグメント42のグラウト穴43にねじ軸35を心合わ
せした後、該ねじ軸35を回転させながらセグメント4
2に向かって突き出し、グラウト穴43へのねじ込み完
了後、セグメント42がセグメント把持部34の端面に
当たるまでねじ軸35を引き戻すことにより、セグメン
ト42を把持する。
【0026】エレクタ本体は以上のように構成され、組
立セグメント42を把持して最終的に所定の組立位置に
位置決めし、図示しないボルト締結装置により既設セグ
メント41に組み付ける機能を有している。
【0027】図7はセグメント位置決めに用いる段差・
隙間検出手段と組立・既設セグメントとの位置関係及び
システム構成を示したものである。12はエレクタ本体
を模式的に表している。42は粗位置決めされた組立セ
グメントを、41a、41bは組立セグメント42とト
ンネル軸方向に隣接する既設セグメントを、41cは組
立セグメント42とトンネル周方向に隣接する直近既設
セグメントをそれぞれ表している。これら組立・既設セ
グメント間の段差・隙間を検出するために、3組の投光
器44a、44b、44cとテレビカメラ45a、45
b、45cからなる視覚センサがエレクタ本体12のセ
グメント把持部34に剛体(図示せず)を介して固定さ
れている。従って、投光器44a〜44cとテレビカメ
ラ45a〜45cと把持部34及び組立セグメント42
の相対的な位置・姿勢はエレクタの動きにかかわらず把
持中は一定である。投光器44a、44bは組立セグメ
ント42と既設セグメント41a、41bのトンネル周
方向に沿った境界部の2箇所に、投光器44cは組立セ
グメント42と既設セグメント41cのトンネル軸方向
に沿った境界部の1箇所にそれぞれスリット光を照射
し、各セグメント上に生じたスリット光像A、A′、
B、B′、C、C′はテレビカメラ45a〜45cによ
りそれぞれ撮像される。図8において、46a〜46c
はテレビカメラ45a〜45cのカメラ視野を、47a
〜47cはテレビカメラ45a〜45cに映ったカメラ
画像を示す。
【0028】これらテレビカメラの画像データはカメラ
切換器48と画像入力装置49を介して画像メモリ50
に取り込まれる。51は画像メモリ50に格納された画
像データを処理してスリット光像の端点座標を求める画
像処理装置、52は画像処理装置51で求められた端点
座標値または事前に入力された数値データを基にして後
述する位置決め制御演算を行い、その結果を指令値とし
てサーボ制御装置53へ出力するエレクタ本体の制御装
置(以下、本体制御装置と記す)であり、サーボ制御装
置53は、その指令に従ってエレクタ本体の旋回モータ
16及び油圧ジャッキ22、25、28、31、32、
33を含む7軸のアクチュエータを制御する。
【0029】以下、組立セグメントを位置決めするため
の制御手順を図1及び図9〜12を用いて説明する。図
9に示すように、本体制御装置52で実行される位置決
め制御は、大きく分けて粗位置決め制御100、微位置
決め制御200及び微位置決め後の位置・姿勢データ記
憶300の3段階からなっている。
【0030】まず、粗位置決め制御100について説明
する。図1に粗位置決め制御の詳細な手順を示す。図1
の手順101において、組立セグメント42とトンネル
周方向に隣接する直近既設セグメント41cの微位置決
め後の位置・姿勢データが本体制御装置52に記憶され
ているか否かを判定する。この位置・姿勢データは、既
設セグメント41cの微位置決め後の位置・姿勢と同セ
グメントの設計位置・姿勢との偏差を表し、これについ
ては図9の手順300において詳しく説明する。
【0031】1覆工リング中で最初に組み付けられるセ
グメントの粗位置決めに際しては、トンネル周方向に隣
接するセグメントがなく、従って直近既設セグメントの
微位置決め後の位置・姿勢データモータないので、この
場合は手順103で粗位置演算を行う。この粗位置演算
では、
【数2】 と演算する。ここで、dx2〜dz2はそれぞれ図2に
示すエレクタ座標系のx〜z軸方向のエレクタ目標位
置、δx2〜δz2はそれぞれx〜z軸回りのエレクタ
目標姿勢である。エレクタ目標位置・姿勢とはエレクタ
本体のセグメント把持部34の目標位置・姿勢を意味
し、把持中の組立セグメントの目標位置・姿勢と同じで
ある。dxd2〜dzd2はそれぞれx〜z軸方向の組
立セグメントの設計位置、δxd2〜δzd2はそれぞ
れx〜z軸回りの組立セグメントの設計姿勢である。d
xk〜dzkはそれぞれx〜z軸方向の位置の裕度で、
例えばこれを20mmとすると、組立セグメント42は
既設セグメント41a〜41cに対し各方向に20mm
の余裕を見込んで粗位置決めされる。これにより、粗位
置決め時にセグメント同士の衝突が避けられる。δxk
〜δzkはそれぞれx〜z軸回りの姿勢の裕度で、通
常、これらには0を代入する。
【0032】既設セグメント41cの微位置決めの後の
位置・姿勢データがあれば、手順102で粗位置補正演
算を行う。この粗位置補正演算では、
【数3】 と演算する。ここで、dxc〜δzcは直近既設セグメ
ント41cの微位置決め後の位置・姿勢と同セグメント
の設計位置・姿勢との偏差で、既設セグメント41cの
微位置決め後の位置・姿勢データとして本体制御装置5
2に記憶されていた数値を代入する。θ1は既設セグメ
ント41cを微位置決めした時のエレクタリング13の
目標旋回角度、θ2は組立セグメント42を粗位置決め
する時のエレクタリング13の旋回角度、Δθはセグメ
ント1ピースの孤長に相当する旋回角度である。(数
3)で旋回角度θ2の試算式中に姿勢偏差δxcを加え
た点が本実施例の特徴であり、先願たる特願平5−86
003号では、目標姿勢δx2の試算式中に姿勢偏差δ
xcを加えた形式としている。
【0033】このように、本実施例では、1リング内で
のセグメント組立更新に際しての設計値からのx軸回り
の回転誤差量、即ち、直近既設セグメントの微位置決め
後の角度と設計値とのローリング角度偏差δxcは、エ
レクタリングの目標旋回角度θ2に加算した場合を示し
た。δxcをδx2ではなくθ2に加えることによっ
て、回転可能角度が±3度しかないローリング機構に負
担をかけずに、新規組立セグメント42の粗位置決め目
標値の設定ができる。残されたローリング可能角度は、
粗位置決めに続く微位置決め時に有効に利用できる。
【0034】手順104のアクチュエータ指令値演算で
は、(数2)または(数3)により求めたエレクタ目標
位置・姿勢から旋回モータ16を含む各アクチュエータ
の指令値を演算し、手順105のアクチュエータ制御で
サーボ制御装置53へ指令値を出力し、サーボ制御装置
53がアクチュエータを制御し終えるのを待つ。
【0035】1覆工用リングにおいて、最初に組立られ
るセグメントについては、手順103の粗位置演算で同
一覆工用リングの直近既設セグメントの微位置決め後の
位置・姿勢データによる粗位置補正がなされていないた
め、粗位置決め後、既設セグメントとの段差・隙間が視
覚センサの視野を上回ることがある。この場合は、段差
・隙間が検出可能な位置まで手動操作によりエレクタを
駆動し、粗位置補正を行う。同一覆工用リング中の2番
目以降に組み付けられるセグメントについては、手順1
02の粗位置補正演算で直近の既設セグメントの微位置
決め後の位置・姿勢データによる粗位置補正がなされる
ため、図8に示すように組立セグメント42及び隣接す
る既設セグメント41a〜41c上のスリット光像A、
A′、B、B′、C、C′がすべてカメラ視野46a〜
46cに入り、かつ組立セグメント42と既設セグメン
ト41a〜41cが接触することのない位置・姿勢に自
動で粗位置決めできる。
【0036】次に微位置決め制御200について説明す
る。図10に微位置決め制御の詳細な手順を示す。先に
説明した粗位置決め制御において、組立セグメント42
は図8に示す位置に粗位置決め粗位置決めされているも
のとする。この状態で抽出された前記3箇所のスリット
光像A、A′、B、B′、C、C′の端点座標a(a
x、ay)、a′(ax′、ay′)、b(bx、b
y)、b′(bx′、by′)、c(cx、cy)、
c′(cx′、cy′)を用いて、手順201の微位置
決め用偏差検出演算を行う。手順201では、これらの
端点座標値から組立・既設セグメント間の段差Δza、
Δzb、Δzcと隙間Δxa、Δxb、Δycが次式に
より算出される。
【数4】 ここで、kx、ky、kzは画像データをmm単位の数
値に変換するための係数である。
【0037】これらの段差・隙間を基にして組立セグメ
ント42と既設セグメント41a〜41cとの位置・姿
勢偏差量を演算する。偏差量演算の簡単な例を次式に示
す。
【数5】 ここで、edx、edy、edzはそれぞれ図11に示
すx軸方向、y軸方向、z軸方向の位置偏差を、eδ
x、eδy、eδzはそれぞれx軸回り、y軸回り、z
軸回りの姿勢偏差を表す。また、Lxa、Lxc、Ly
a、Lybは、図11に示すように、組立セグメント4
2の中心oから組立セグメント上のスリット光像A、
B、Cの各端点a、b、cまでのx軸方向及びy軸方向
の距離を表している。
【0038】これらの偏差量から位置・姿勢の補正量d
x、dy、dz、δx、δy、δzが次式により求めら
れる。
【数6】 手順202では、先に求めた補正をしきい値と比較し、
しきい値以内であれば、位置決め制御を終了する。しき
い値以内でなければ、手順203で先に求めた補正量を
基にしてエレクタの目標位置・姿勢を演算し、手順20
4のアクチュエータ指令値演算、手順205のアクチュ
エータ制御を経て手順201に戻り、手順201で演算
した補正量がしきい値以内になるまで手順201〜20
5を繰り返す。こうして、位置・姿勢の偏差を補正し、
組立セグメントを最終的に位置決めする。
【0039】次に、図9に示す手順300について説明
する。いま、直近の既設セグメント41cの微位置決め
後の位置・姿勢をdx1、dy1、dz1、δx1、δ
y1、δz1(dx1〜dz1はそれぞれx〜z軸方向
の位置、δx1〜δz1はそれぞれx〜z軸回りの姿
勢)とし、同セグメントの設計位置・姿勢をdxd1、
dyd1、dzd1、δxd1、δyd1、δzd1
(dxd1〜dzd1はそれぞれx〜z軸方向の設計位
置、δxd1〜δzd1はそれぞれx〜z軸回りの設計
姿勢)とすると、直近の既設セグメント41cを微位置
決めした時、手順300において、
【数7】 により求めたdxc〜δzcの値を直近の既設セグメン
ト41cの微位置決め後の位置・姿勢データとして記憶
する。このdxc〜δzcの値は、既設セグメント41
cとトンネル周方向に隣接する組立セグメント42の粗
位置補正演算(手順102)において、(数3)に代入
される。同様に、組立セグメント42を微位置決めした
時には、その微位置決め後の位置・姿勢データを記憶
し、これを用いて同セグメントとトンネル周方向に隣接
する新たな組立セグメントの粗位置補正を行う。
【0040】図12に組立セグメント42の粗位置決め
時に用いる補正量dxc〜δzcと既設セグメント41
cの微位置決め後の位置・姿勢dx1〜δz1の関係を
示す。ここで、dx1〜δz1は、直近の既設セグメン
ト41cを微位置決めした時のエレクタ本体の各アクチ
ュエータ(22、25、28、31、32、33)の操
作量から演算によって求められる。
【0041】上記実施例では、視覚センサにより組立・
既設セグメント間の段差・隙間を検出し、その段差・隙
間情報に基づいて組立セグメントの微位置決めを自動で
行う場合について説明したが、セグメント組立位置決め
方法としては、組立セグメントの所定組立位置近傍への
粗位置決めまでを自動で行い、その後はエレクタの手動
操作により微位置決めをしたい場合もあり、本発明には
このような場合にも有効である。
【0042】本実施例では、(数3)で表した如く、1
リング内でのセグメント組立更新に際しての設計値から
のx軸回りの回転誤差量、即ち、直近既設セグメントの
微位置決め後の角度と設計値とのローリング角度偏差δ
xcは、エレクタリングの目標旋回角度θ2に加算した
場合を示した。δxcをδx2ではなくθ2に加えるこ
とによって、回転可能角度が±3度しかないローリング
機構に負担をかけずに、新規組立セグメント42の粗位
置決め目標値の設定ができる。残されたローリング可能
角度は、粗位置決めに続く微位置決め時に有効に利用で
きる。
【0043】しかし、本実施例においては、既に直近の
既設セグメント41cの微位置決め時に使われたローリ
ング角度は、球面フレーム29の傾きとして回転機構に
残されたままになっている。従って、新規組立セグメン
ト42の微位置決め時に、既設セグメント41cと同じ
方向のローリングが要求された場合の裕度は小さい。そ
の意味で、新規セグメント42の粗位置決め時には、球
面フレーム29が中立の位置(ローリング角度ゼロ)に
あることが望ましい。
【0044】今、直近既設セグメント41cの微位置決
め後のローリング角度がδx1、同セグメントの設計ロ
ーリング角度がδxd1であり、(数7)に示したよう
に、δxc=δx1−δxd1であることを考慮する
と、組立セグメントの粗位置決め時に球面フレーム29
を中立にして、且つ同セグメントの微位置決め時に±3
度のローリング角度をそのまま利用できるようにするた
めには、粗位置補正演算を(数3)に代えて
【数8】 とすればよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
直近の既設覆工用リングとエレクタの相対位置・姿勢が
トンネル掘進作業によって大きく変化しても、直近の既
設セグメントとトンネル周方向で隣接する新規組立セグ
メントをエレクタの位置決め誤差の範囲内で、直近既設
セグメントにより近づけて粗位置決めすることができ
る。このため、粗位置決め後に視覚センサなどによって
組立・既設セグメント間の段差・隙間を必ず検出でき、
その段差・隙間情報を基にして組立セグメントの微位置
決めが自動で行える。また、粗位置決め後、手動操作に
よりエレクタを駆動して組立セグメントを微位置決めす
ることも容易にできる。また、組立セグメント後の微位
置決め時にエレクタのローリング角度が最大限利用でき
る。このため、掘進作業の迅速化に資することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要部である粗位置決め制御の手順を
示すフロートャートである。
【図2】シールド掘進機内に設置されたエレクタの一部
切断した正面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】図2のIV−IV断面図である。
【図5】図2のV−V断面図である。
【図6】図2のセグメント把持部34の詳細断面図であ
る。
【図7】セグメント位置決めに用いる投光器、テレビカ
メラと組立・既設セグメントの位置関係及びシステム構
成の一例を示す図である。
【図8】粗位置決め終了した状態での組立・既設セグメ
ントとスリット光像の位置関係及びテレビ画像を示す図
である。
【図9】本発明の組立セグメントを位置決めする制御手
順を示すフローチャートである。
【図10】微位置決め制御の手順を示すフローチャート
である。
【図11】図10における微位置決め用偏差検出演算で
用いる記号を説明するための図である。
【図12】組立セグメントの粗位置決め時に用いる補正
量と直近の既設セグメントの微位置決め後の位置決めの
関係を示す説明図である。
【図13】従来の方法により組立セグメント42の粗位
置決めをして、直近の既設セグメント41cの端部が視
覚センサの視野に入らなかった場合の組立・既設セグメ
ントとスリット光像の位置関係及びテレビ画像を示す図
である。
【符号の説明】
11 シールド本体 12 エレクタ本体 13 エレクタリング 16 旋回モータ 21 吊りビーム 22 押付ジャッキ 27 前後スライドフレーム 28 前後スライドジャッキ 29 球面フレーム(球面軸受) 31、32、33 姿勢制御用ジャッキ 34 セグメント把持部 41a、41b 隣接覆工用リング(既設)の既設セグ
メント 41c 同一覆工用リングの直近既設セグメント 42 同一覆工用リングの新規組立セグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 尚和 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 森 泰雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 小澤 肇 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 亀井 健 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (72)発明者 田中 康雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (56)参考文献 特開 平4−213699(JP,A) 特開 平6−299798(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド掘進機内に設置されたエレクタ
    によって組立てセグメントを所定の組立位置近傍に粗位
    置決めした後、該組立セグメントと既設セグメント間の
    段差・隙間をなくすようにして該組立セグメントを微位
    置決めする方法において、新規組立セグメントと同一覆
    工用リングの直近既設セグメントの微位置決め後の位置
    ・姿勢(以下、最終位置・姿勢という)を記憶する第一
    の工程と、記憶された最終位置・姿勢と前記直近既設セ
    グメントの設計位置・姿勢との偏差を求めて記憶する第
    二の工程と、前記新規組立セグメントの設計位置・姿勢
    に前記偏差及び前記直近既設セグメントとの衝突を回避
    するための余裕度を加算して該組立セグメントの粗位置
    決め目標位置・姿勢を定めると共に、トンネル軸回りの
    回転角度は全てエレクタの旋回角度に加算する第三の工
    程と、前記目標位置・姿勢を満足させるようにエレクタ
    を位置決め制御して前記組立セグメントの粗位置決めを
    行う第四の工程とから成る粗位置決め工程を含むトンネ
    ル覆工用リングのセグメント組立位置決め方法。
  2. 【請求項2】 前記第三の工程において、エレクタの旋
    回角度に加算するトンネル軸回りの回転角度に、前記直
    近既設セグメントを最終位置・姿勢に制御する際エレク
    タを球面軸受回りにローリングさせた角度をさらに加算
    し、前記球面軸受を中立(ローリング角度ゼロ)の位置
    に戻す工程を付加したことを特徴とする請求項1記載の
    トンネル覆工用リングのセグメント組立位置決め方法。
  3. 【請求項3】 シールド掘進機内に設置されたエレクタ
    によって組立てセグメントを所定の組立位置近傍に粗位
    置決めした後、該組立セグメントと既設セグメント間の
    段差・隙間をなくすようにして該組立セグメントを微位
    置決めする装置において、新規組立セグメントと同一覆
    工用リングの直近既設セグメントの微位置決め後の位置
    ・姿勢(以下、最終位置・姿勢という)を記憶する第一
    の手段と、記憶された最終位置・姿勢と前記直近既設セ
    グメントの設計位置・姿勢との偏差を求めて記憶する第
    二の手段と、前記新規組立セグメントの設計位置・姿勢
    に前記偏差及び前記直近既設セグメントとの衝突を回避
    するための余裕度を加算して該組立セグメントの粗位置
    決め目標位置・姿勢を定めると共に、トンネル軸回りの
    回転角度は全てエレクタの旋回角度に加算する第三の手
    段と、前記目標位置・姿勢を満足させるようにエレクタ
    を位置決め制御して前記組立セグメントの粗位置決めを
    行う第四の手段とから成る粗位置決め手段を含むトンネ
    ル覆工用リングのセグメント組立位置決め装置。
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