JP3444026B2 - セグメントの組立位置決め方法及び組立位置決め装置 - Google Patents

セグメントの組立位置決め方法及び組立位置決め装置

Info

Publication number
JP3444026B2
JP3444026B2 JP16579595A JP16579595A JP3444026B2 JP 3444026 B2 JP3444026 B2 JP 3444026B2 JP 16579595 A JP16579595 A JP 16579595A JP 16579595 A JP16579595 A JP 16579595A JP 3444026 B2 JP3444026 B2 JP 3444026B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
image
slit light
gap
assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16579595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0913894A (ja
Inventor
宏毅 多形
久儀 橋本
貴巳 草木
幸久 平沢
泰雄 森
亀井  健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP16579595A priority Critical patent/JP3444026B2/ja
Publication of JPH0913894A publication Critical patent/JPH0913894A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3444026B2 publication Critical patent/JP3444026B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル覆工用セグメ
ントを自動組立するためのセグメントの組立位置決め方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】シールド工事でセグメントの自動組立を
行う場合、組立セグメントを既設セグメントの位置・姿
勢に合わせて位置決めするために光切断法を用いること
が提案されている(特開平3−199599)。
【0003】これは、エレクタ上に設置された3組の投
光器とテレビカメラを用い、図10に示すように、投光
器からの3本のスリット光を所定の組立位置近傍に粗位
置決めされた組立セグメント42と既設セグメント41
a〜41cのトンネル周方向に沿った境界部の2箇所と
トンネル軸方向に沿った境界部の1箇所に斜め方向から
照射することにより生じたスリット光像A,A´,B,
B´,C,C´をそれぞれテレビカメラで撮像し、これ
らテレビカメラからの画像データを処理して得られた各
スリット光像の端点a,a´,b,b´,c,c´の座
標値から前記3箇所の段差・隙間を検出し、その段差・
隙間情報を基にして組み立てセグメント42と既設セグ
メント41a〜41cの相対的な位置・姿勢の偏差を求
め、その偏差を補正することによって組み立てセグメン
ト42を所定の組立位置に微位置決めしようとするもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ス
リット光が照射される組立セグメントと既設セグメント
の端部に欠けや異物があった場合、組立セグメントと既
設セグメントとの間の段差の検出に及ぼす影響について
配慮されていなかった。図10のA,A´,B,B´,
C,C´は組立セグメントに欠けのない正常時の光切断
像の例であって、同図のカメラ画像47a〜47cにお
ける△x1,△x2,△y3がセグメント間の隙間に相
当し、△y1,△y2,△x3がセグメント間の段差に
相当する。しかし、例えば組立セグメント42に図1
1、図12に示すような欠け54があった場合、欠けの
部分では、同図のカメラ画像47aに示すようにスリッ
ト光像Aが変形して、正常時とは異なる端点座標置a
(ax,ay)が検出されるため、段差△y1が見掛け
上大きく算出されてしまう。
【0005】このような誤った段差・隙間情報を基にし
て位置・姿勢偏差と補正量を演算し、組立セグメントの
微位置決めを行うと、カメラ画像での見掛け上の段差が
大きくなった分、欠けのない部分では組立セグメントと
既設セグメントとの間に段差が生じて、正確な位置決め
ができない。また、このような状態で無理に自動組立を
行った場合、セグメントを損傷させてしまう可能性もあ
る。
【0006】本発明の目的は、組立セグメントや既設セ
グメントの端部にある程度の欠けや異物があっても、そ
の影響を受けずに組立セグメントと既設セグメントとの
段差や隙間を検出できる、セグメントの組立位置決め方
法及び装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、組立セグメントや既
設セグメントの端部にある程度の欠けや異物があって
も、その段差・隙間情報を基に組立セグメントを既設セ
グメントの位置や姿勢に合わせて自動的に位置決めする
ことができ、もし欠けが大きすぎて段差検出不可能な場
合には、自動位置決めを停止させて位置決め不良やセグ
メントの損傷を未然に防止できる、セグメントの組立位
置決め方法及び装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、シールド掘進機内に設置されたエレクタに
より組立セグメントを所定の組立位置近傍に粗位置決め
し、その後、エレクタ上に設置した投光器から組立セグ
メントと既設セグメントのトンネル周方向に沿った境界
部の2箇所とトンネル軸方向に沿った境界部の1箇所に
スリット光を照射し、各々のスリット光像をエレクタ上
に設置したテレビカメラにより撮像して得られた画像デ
ータから前記3箇所の段差・隙間を検出し、その段差・
隙間情報を基にして組立セグメントと既設セグメントと
の位置・姿勢偏差を求め、その偏差を補正することによ
って組立セグメントの組立位置への微位置決めを自動的
に行うセグメント位置決めの方法において、前記スリッ
ト光像の各々の画像データから粗位置決めされた前記組
立セグメント画像の異常の有無を判定し、前記既設セグ
メントと組立セグメント間の隙間側にある端点座標を抽
出し、またその端点近傍に所定の間隔を取り、複数個の
スリット光像点を抽出して、それらのスリット光像点に
より形成した端点近傍にあるスリット光像の形状を求
め、それが凸状であればセグメントに異物が付着してい
ると判定し、逆にそれが凹状であれば、セグメントに欠
けがあると判定し、該判定結果に応じた処理を行うこと
を特徴とする。
【0009】本発明の他の特徴は、セグメント位置決め
の方法において、前記組立セグメントの粗位置決め後、
前記3箇所の段差・隙間を検出する前に、組立セグメン
トと既設セグメントの前記スリット光照射部に欠けや異
物があるかどうかを像判定手段により判定・認識し、異
常画像がなければ、既設セグメント側スリット光像の隙
間方向最大座標点と組立側スリット光像の隙間方向最小
座標点の各座標値を用いてこれらセグメント間の段差・
隙間を算出し、また異常画像があれば、異常画像形状認
識手段により異常画像部の形状を認識して、異常画像検
出判定手段によりその異常画像を用いてセグメントの段
差・隙間を算出することが可能か否かを判定して、算出
可能であれば、異常画像対策手段により組立セグメント
と既設セグメント間の段差・隙間を求め、また算出不可
能であれば、その箇所での段差検出は不能と見なして、
段差・隙間情報に基づく位置・姿勢偏差の演算及び偏差
の補正を停止させることにある。
【0010】
【作用】本発明によれば、組立セグメントの粗位置決め
後に、組立セグメントと既設セグメントのトンネル周方
向に沿った境界部の2箇所とトンネル軸方向に沿った境
界部の1箇所にスリット光を照射し、各々のスリット光
像をテレビカメラで撮像して得られた画像データから組
み立てセグメント側スリット光像の段差方向における最
大座標値と最小座標値との差を求める。この時、スリッ
ト光が照射された組立セグメントと既設セグメントの端
部に欠けや異物があれば、前記段差方向最大座標値と最
小座標値との差が正常時より大きくなる。しかし、組立
セグメントや既設セグメントに欠けや異物がある場合、
すべて段差・隙間検出不能ではなく、組立セグメントと
既設セグメントの内面に形成された直線状のスリット光
像が所定のしきい値以上であれば、この直線部と欠けや
異物部の端点座標により欠けや異物のない状態の正しい
端点位置を算出し、その端点情報を基にして組み立てセ
グメントと既設セグメントとの段差・隙間を求めること
により、組立セグメントと既設セグメントとの位置・姿
勢偏差を算出し、組立セグメントを組み立て位置に自動
位置決めすることを可能にし、前記直線部の長さが所定
のしきい値未満である場合のみ段差検出不能と見なし
て、自動位置決めを停止させる。
【0011】もし、欠けや異物があると判定した場合
は、スリット光像の端点近傍の少なくとも2つの点を選
んで、これら3点によりスリット光像の端点部の形状を
算出し、凹凸性を判定する。セグメントの端点部の形状
が凹状である場合、欠けがあると判定できる。逆に端点
部の形状が凸状である場合、異物の付着があると判定で
きる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図2〜図6に示すように、本発明の実施例になるセ
グメント自動組立に用いられるエレクタ本体12は、円
筒状をしたシールド本体11の後部に設置される。この
エレクタ本体12は、大別して、旋回機構であるエレク
タリング13と旋回モータ16、押し付け機構である吊
りビーム21と押付ジャッキ22、左右摺動機構である
横スライドフレーム24と横スライドジャッキ25、前
後摺動機構である前後スライドフレーム27と前後スラ
イドジャッキ28、ピッチング、ローリング、ヨーイン
グ等の姿勢制御機構である球面フレーム29と姿勢制御
用ジャッキ31、32、33およびセグメント把持部3
4とからなっている。
【0013】エレクタリング13は、シールド本体11
の内周数箇所に設置された外周ガイドローラ14と側面
ガイドローラ15により案内され、シールド本体11に
取る付けられた旋回モータ16によりピニオン17とリ
ングギヤ18を介して旋回駆動される。これに伴い、エ
レクタリング13上に支持された以下の各部も同時に左
右旋回させられる。
【0014】エレクタリング13の左右のアーム19に
ガイドロッド20を介して支持された吊りビーム21
は、アーム19との間に取り付けられた押し付けジャッ
キ22の伸縮によりZ軸方向(エレクタリング13の径
方向)に移動させられ、これに伴い吊りビーム21上に
支持された以下の各部も同方向に移動する。
【0015】吊りビーム21にリニアベアリング23を
介して支持された横スライドフレーム24は、吊りビー
ム21との間に取り付けられた横スライドジャッキ25
の伸縮により吊りビーム21上をY軸方向に移動させら
れ、これに伴い横スライドフレーム24上に支持された
以下の各部も同方向に移動する。
【0016】横スライドフレーム24にリニアベアリン
グ26を介して支持された前後スライドフレーム27
は、横スライドフレーム24との間に取り付けられた前
後スライドジャッキ28の伸縮により横スライドフレー
ム24上をX軸方向(シールド軸方向)に前後スライド
させられ、これに伴い前後スライドフレーム27上に支
持された以下の各部も同方向に移動する。
【0017】前後スライドフレーム27の球面ガイド部
27aに組み込まれた球面フレーム29は、前後スライ
ドフレーム27との間に取り付けられた2本の姿勢制御
用ジャッキ31,32の伸縮により次のような動きをす
る。図4において、2本のジャッキ31,32を同時に
伸長または収縮させた場合、球面フレーム29は球面中
心Gを含むX軸の回りに傾けられ、この動きはセグメン
ト把持部34のローリング制御に用いられる。また、ジ
ャッキ31,32のいずれか一方を伸縮させ、他方を収
縮させた場合は、球面フレーム29は球面中心Gを含む
Z軸の回りに左右旋回させられ、この動きはセグメント
把持部34のヨーイング制御に用いられる。
【0018】球面フレーム29の中心軸30に吊り下げ
られたセグメント把持部34は、球面フレーム29との
間に取り付けられた姿勢制御用ジャッキ33の伸縮によ
り中心軸30の回りに傾けられ、この動きはセグメント
把持部34のピッチング制御に用いられる。
【0019】セグメント把持部34は、組立セグメント
42のグラウト穴43に合致する雄ねじが切られたねじ
軸35を備えている。また、セグメント把持部34に
は、ねじ軸35を回転させる駆動モータ36と、ねじ軸
35を駆動モータ36、軸受ブラケット37とともに昇
降動作させる昇降ジャッキ38が装備されており、図示
しない位置決めセンサにより、エレクタ下に置かれた組
立セグメント42のグラウト穴43にねじ軸35を心合
わせした後、該ねじ軸35を回転させながらセグメント
42に向かって突き出し、グラウト穴43へのねじ込み
完了後、セグメント42がセグメント把持部34の端面
に当たるまでねじ軸35を引き戻すことにより、セグメ
ント42を把持する。
【0020】エレクタ本体は以上のように構成され、組
立セグメント42を把持して最終的に所定の組立位置に
位置決めし、図示しないボルト締結装置により既設セグ
メント41に組み付ける機能を有している。
【0021】図7はセグメント位置決めに用いる段差・
隙間検出手段と組立・既設セグメントとの位置関係及び
システム構成を示したものである。12はエレクタ本体
を模式的に表している。42は組立セグメントを、41
a,41bは組立セグメント42とトンネル軸方向に隣
接する既設セグメントを、41cは組立セグメント42
とトンネル周方向に隣接する既設セグメントをそれぞれ
表している。これら組立・既設セグメント間の段差・隙
間を検出するために、3組の投光器44a,44b,4
4cとテレビカメラ45a,45b,45cがエレクタ
本体12のセグメント把持部34に剛体(図示せず)を
介して固定されている。したがって、投光器44a〜4
4c、テレビカメラ45a〜45cと把持部34及び組
み立てセグメント42の相対的な位置・姿勢はエレクタ
の動きにかかわらず、把持中は一定である。投光器44
a、44bは組立セグメント42と既設セグメント41
a、41bのトンネル周方向に沿った境界部の2箇所
に、投光器44cは組立セグメント42と既設セグメン
ト41cのトンネル軸方向に沿った境界部にそれぞれ斜
め方向からスリット光を照射し、各セグメント上に生じ
たスリット光像A,A´,B,B´,C,C´はテレビ
カメラ45a〜45cによりそれぞれ撮像される。図1
0〜図12において、46a〜46cはテレビカメラ4
5a〜45cのカメラ視野を47a〜47cはテレビカ
メラ45a〜45cに映ったカメラ画像を示す。
【0022】これらテレビカメラからの画像データはカ
メラ切換器48と画像入力装置49を介して画像メモリ
50に取り込まれる。51は画像メモリ50に格納され
た画像データを処理してスリット光像の端点座標を求め
る画像処理装置、52は画像処理装置51で求められた
端点座標ちまたは事前に入力された数値データから後述
する位置決め制御演算を行い、その結果を指令値として
サーボ制御装置53へ出力するエレクタ本体の制御装置
(以下、本体制御装置と記す)であり、サーボ制御装置
53は、その指令に従ってエレクタ本体の旋回モータ1
6及び油圧ジャッキ22,25,28,31,32,3
3を含む7軸のアクチュエータを制御する。
【0023】以下、組立セグメントを位置決めするため
の制御手順を図1及び図8〜図13を用いて説明する。
本体制御装置52で実行される位置決め制御は、図8に
示すように、大きく分けて粗位置決め制御100と微位
置決め制御200の2段階からなる。
【0024】まず、手順100の粗位置決め制御につい
て説明する。粗位置決め制御の詳細な手順を図9に示
す。手順101の粗位置決め演算では、設計時のセグメ
ント位置・姿勢データもしくは既設セグメントの位置・
姿勢計測結果から組み立てセグメントが最終的に位置決
めされるであろう目標位置を予測演算し、その目標位置
を基にして図7に示す組立セグメント42及び既設セグ
メント41a〜41c上のスリット光像A,A´,B,
B´,C,C´がテレビカメラ45a〜45cのカメラ
視野に入り、かつ組立セグメント42と既設セグメント
41a〜41cが接触しないエレクタ位置・姿勢(以
下、粗位置と記す)を演算する。エレクタ位置・姿勢と
は、エレクタ本体12のセグメント把持部34の位置・
姿勢を意味し、把持中の組立セグメントの位置・姿勢と
同じである。なお、粗位置はエレクタ本体の旋回角度と
図2に示すエレクタ座標系(X,Y,Z)で表される。
【0025】手順102のアクチュエータ指令値演算
で、先に求めた粗位置から旋回モータ16を含む各アク
チュエータの指令値を演算し、手順103のアクチュエ
ータ制御でサーボ制御装置53へ指令値を出力し、サー
ボ制御装置53がアクチュエータを制御し終えるのを待
つ。
【0026】次に、手順200の微位置決め制御につい
て説明する。微位置決め制御の詳細な手順を図1に示
す。先の粗位置決め制御終了後に、図7に示す組立セグ
メント42と既設セグメント41a〜41cのトンネル
周方向に沿った境界部の2箇所とトンネル軸方向に沿っ
た境界部の1箇所に投光器44a〜44cからのスリッ
ト光を照射し、各々のスリット光像A,A´,B,B
´,C,C´をテレビカメラ45a〜45cで撮像す
る。
【0027】スリット光が照射された組立セグメントの
端部に欠けがない場合の組立セグメント42、既設セグ
メント41a〜41cとスリット光像の位置関係を図1
0に示し、この時3台のテレビカメラ45a〜45cに
映ったカメラ画像47a〜47cを同図に拡大して示
す。また、例えばスリット光が照射された組立セグメン
トの端部に欠けがある場合の組立セグメント42、既設
セグメント41a〜41cとスリット光像の位置関係を
図11、図12に示し、このとき3台のテレビカメラ4
5a〜45cに映ったカメラ画像47a〜47cを同図
に拡大して示す。
【0028】手順201のスリット光像端点抽出では、
カメラ切換器48によりテレビカメラ45a〜45cか
らの画像データ順次切り換え選択して画像メモリ50に
取り込み、これら画像データを画像処理装置51で処理
して、画像座標系(xv,yv)でのスリット光像A,
A´,B,B´,C,C´の端点座標を抽出し、記憶す
る。ここで抽出した端点座標は、a(ax,ay),a
´(ax´,ay´),b(bx,by),b´(bx
´,by´),c(cx,cy),c´(cx´,cy
´)と表せる。
【0029】手順202で、先に抽出した組立セグメン
ト側スリット光像A,B,Cと既設セグメント側スリッ
ト光像A´,B´,C´に対して、異常すなわち、セグ
メントの欠損や泥等の異物の付着があるか否かを判定す
る。いま、セグメント側スリット光像の一つAに注目す
ると、手順202では、図14に示すように、スリット
光像Aの外接長方形Eを作り、短辺の長さをLで表す。
この短辺Lが次式、数1を満たすか否かにより、組立セ
グメント画像が正常か異か、つまり投光器44aが照射
している場所における欠けや異物の有無を判定する。
【0030】L < △L …………………………数1 ただし、△Lは所定のしきい値である。
【0031】もし、図10に示すように、スリット光が
照射された組立セグメント42の端部に欠けや異物がな
ければ、数1を満たす。そこで、数1を満たす場合に
は、組立セグメント画像に異常がないと判定し、手順2
04の段差・隙間算出に進む。
【0032】もし、スリット光が照射された組立セグメ
ント42の端部に図11に示すような欠け54があっ
て、スリット光像Aの外接長方形Eの短辺Lが△L以上
であれば、数1を満たさない。そこで、数1を満たさな
い場合は、組立セグメント画像に異常がある、つまり欠
けや異物があると判定する。
【0033】欠けや異物があると判定した場合は、手順
203で、図15に示すように、スリット光像Aの端点
aの近傍にa1、a2を選んで、この3点によりスリッ
ト光像Aの端点部の形状を算出し(方程式省略)、凹凸
性を判定する。端点部の形状が投光器に向かって凹状で
ある場合、欠けがあると判定できる。逆に端点部の形状
が投光器に向かって凸状である場合、異物付着があると
判定できる。図7に示すように、投光器44a〜44c
が組立セグメントに対して右斜め上方からスリット光を
照射するように構成されているため、図15に示したよ
うに、点a、a1、a2の3点を結ぶ線分が左下側に湾
曲した状態では、端点部の形状が凹の形と判断すること
ができ、欠けがあると判定きでる。逆に、点a、a1、
a2の3点を結ぶ線分が右上側に湾曲した状態では、端
点部の形状が凸と判断される。
【0034】更に、端点部dよりスリット光像Aの直線
部の長さLLを求め、それが次式、数2を満たすか否か
により、欠けの検出が可能かどうかを判定する。
【0035】 LL > △LL …………………………数2 ただし、△LLは所定のしきい値である。
【0036】もし、求められた直線部の長さLLが数2
を満たせば、検出が可能であると判定する。逆に、求め
られた直線部の長さLLが数2を満たさなければ、検出
が不可能であると判定し、手順215で段差検出不能信
号を出力する。
【0037】次に、手順204,206の段差・隙間算
出について説明する。図10のように組み立てセグメン
トに欠けがないと判定された場合は、手順204で、通
常のように既設セグメント側スリット光像A´の隙間方
向(xv方向)最大座標点である端点a´の座標値と組
立セグメント側スリット光像Aの隙間方向最小座標点で
ある端点aの座標値を用いて既設セグメント41a、組
立セグメント42間の段差・隙間を算出する。これを式
で表せば次の数3のようになる。
【0038】 段差=(ay´−ay)・k1 隙間=(ax´−ax)・k2 …………………………数3 ただし、k1,k2は画像データをmm単位の数値に変
換するための係数である。
【0039】組立セグメントに欠け54がある場合は、
数3で段差を算出すると、正常時とは異なった値とな
る。しかし、図11のように組立セグメントの欠け部に
ある直線部の長さが許容範囲内であれば、手順206で
は、スリット光像Aの直線部の情報と隙間方向の端点部
の情報を用いて、例えば、次のように求めることができ
る。
【0040】まず、図16に示すように、スリット光像
Aの直線部に2点a1(xv,yv)、b1(xv,y
v)の座標値と隙間方向の端点部c1(xv,yv)を
抽出して、次式、数4によりカメラ座標系へ3次元変換
を行う。
【0041】 X=xv・Kx+yv・Ky Y=xv・Nx+yv・Ny Z=xv・Mx+yv・My …………………………数4 ただし、Kx,Ky,Nx,Ny,Mx,Myが変換係
数である。
【0042】この時、上記a1,b1,c1と対応する
スリット光線上の点A1,B1,C1が得られ、更に、
点B1とC1によりスリット光線の直線方程式を求め、
点A1を通る垂線の垂足を算出する。また、逆変換(変
換式省略)により、欠けのない時の正しい端点位置d1
(dx1,dy1)を算出して、次式、数5で段差・隙
間を求める。
【0043】 段差=(ay´−dy1)・k1 隙間=(ax´−dx1)・k2 …………………………数5 以上の説明はテレビカメラ45aからの画像データにつ
いて説明したが、他のテレビカメラ45b,45cから
の画像データについても同様の判定、処理を行う。
【0044】テレビカメラ45a〜45cからの画像デ
ータすべてについて段差・隙間が求められた場合は、こ
れらの段差・隙間情報を基にして、手順207で組立セ
グメント42と既設セグメント41a〜41cとの位置
・姿勢偏差量を演算する。組立セグメント42と既設セ
グメント41a〜41cとの段差を△za,△zb,△
zc、隙間を△xa,△xb,△ycとすると、偏差量
は、例えば次式、数6により求められる。
【0045】 edx=1/2(△xa+△xb) edy=△yc edz=1/2(△za+△zc) eδx=(△zb−△za)/(Lya+Lyb) eδy={1/2(△za+△zb)−△zc}/(Lxa+Lxc) eδz=(△xb+△xa)/(Lya+Lyb) …………………数6 ここで、edx,edy,edzはそれぞれ図13に示
すx軸方向、y軸方向、z軸方向の位置偏差を、eδ
x,eδy,eδzはそれぞれx軸回り、y軸回り、z
軸回りの姿勢偏差を表す。また、Lxa,Lxc,Ly
a,Lybは、図13に示すように、組立セグメント4
2の中心(座標原点o)から組立セグメント上のスリッ
ト光像A,B,Cの各端点a,b,cまでのx軸方向及
びy軸方向の距離を表している。
【0046】これらの偏差量から位置・姿勢の補正量d
x,dy,dz,δx,δy,δzが次式により求めら
れる。
【0047】 dx=−edx dy=−edy dz=−edz δx=−eδx δy=−eδy δz=−eδz ………………………数7 手順208では、先に求めた補正量をしきい値と比較
し、しきい値以内であれば、位置決め制御を終了する。
しきい値以内でなければ、手順209で、先に求めた補
正量を基にしてエレクタの目標位置・姿勢を演算し、手
順210のアクチュエータ指令値演算、手順211のア
クチュエータ制御を経て手順201に戻り、手順207
で演算した補正量がしきい値以内になるまで手順201
〜211を繰り返す。こうして、位置・姿勢の偏差を補
正し、組立セグメントを最終的に位置決めする。
【0048】もし、手順203で、点a、a1、a2の
3点を結ぶ線分が右上側に湾曲し、端点部の形状が凸状
であり、異物付着があると判定された場合は、手順21
2の異物除去処理に進む。異物の除去処理方法として
は、例えば、圧搾空気を吹き付けて異物を吹き飛ばすこ
とが考えられる。さらに、手順213で手順201と同
様なスリット光像端点抽出を行って、異物が除去された
かどうかを確認する。もし、除去された場合は、手順2
02〜211を繰り返す。除去されない場合は、手順2
15で段差検出不能信号を出力する。
【0049】なお、手順215で段差検出不能信号が出
力された場合は、オペレータがスケールなどを用いてセ
グメント間の段差・隙間を実測し、その測定値を本体制
御装置52に入力して手順207の偏差量演算を実行さ
せるか、またはテレビカメラによる組立・既設セグメン
トの境界部の画像を観察しながらエレクタ本体をマニュ
アル操作することによって、セグメントの組立を続行す
ることもできる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、組立セグメントの端部
にある程度の欠けや異物の付着があっても、これらの影
響を受けずに、光切断法による画像データから組み立て
セグメントと既設セグメントの境界部の段差・隙間を検
出し、その段差・隙間情報を基にして組み立てセグメン
トを組立可能な位置に自動的に位置決めすることができ
る。もし欠けや異物が大きすぎて段差検出不能と判定し
た場合は、位置決め制御を停止させて、位置決め不良や
セグメントの損傷を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要部である組立セグメントの微位置
決め制御の詳細な手順を示す図である。
【図2】セグメント自動組立に用いるエレクタ本体の一
部切断した正面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】図2のIV−IV断面図である。
【図5】図2のV−V断面図である。
【図6】図2のセグメント把持部34の詳細断面図であ
る。
【図7】セグメントの位置決めに用いる投光器、テレビ
カメラと組立セグメント、既設セグメントの位置関係及
びシステム構成の位置れを示す図である。
【図8】本体制御装置52の大まかな制御手順を示す図
である。
【図9】粗位置決め制御の詳細な手順を示す図である。
【図10】粗位置決め制御終了後の組立て・既設セグメ
ントとスリット光像の位置関係及び3箇所のカメラ画像
を示す図である(ただし、組立セグメントに欠けがない
場合)。
【図11】粗位置決め制御終了後の組立て・既設セグメ
ントとスリット光像の位置関係及び3箇所のカメラ画像
を示す図である(ただし、組立セグメントの欠けの大き
さが許容範囲内の場合)。
【図12】粗位置決め制御終了後の組立て・既設セグメ
ントとスリット光像の位置関係及び3箇所のカメラ画像
を示す図である(ただし、組立セグメントの欠けが大き
すぎる場合)。
【図13】図1の位置・姿勢偏差量演算の説明図であ
る。
【図14】異常画像を判定するための説明図である。
【図15】異常画像の形状判定及び対応可能かどうかに
ついての説明図である。
【図16】欠けに対する検出方法についての説明図であ
る。
【符号の説明】
11…シールド本体、12…エレクタ本体、41a〜4
1c…既設セグメント、42…組立セグメント、44a
〜44c…投光器、45a〜45c…テレビカメラ、4
6a〜46c…カメラ視野、47a〜47c…カメラ画
像、48…カメラ切り換え器、49…画像入力装置、5
0…画像メモリ、51…画像処理装置、52…本体制御
装置、53…サーボ制御装置、54…組立セグメントの
欠け
フロントページの続き (72)発明者 平沢 幸久 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (72)発明者 森 泰雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (72)発明者 亀井 健 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社 土浦工場内 (56)参考文献 特開 平5−321597(JP,A) 特開 平3−199599(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/40

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド掘進機内に設置されたエレクタに
    より組立セグメントを所定の組立位置近傍に粗位置決め
    し、エレクタ上に設置した投光器から組立セグメントと
    既設セグメントの境界部の複数箇所にスリット光を照射
    し、各々のスリット光像をエレクタ上に設置したテレビ
    カメラにより撮像して得られた画像データから前記複数
    箇所の段差・隙間を検出し、その段差・隙間情報を基に
    して組立セグメントと既設セグメントとの位置・姿勢偏
    差を求め、その偏差を補正することによって組立セグメ
    ントの組立位置への微位置決めを自動的に行うセグメン
    トの組立位置決め方法において、 前記スリット光像の各々の画像データから粗位置決めさ
    れた前記組立セグメント画像の異常の有無を判定し、前
    記既設セグメントと組立セグメント間の隙間側にある端
    点座標を抽出し、またその端点近傍に所定の間隔で、複
    数個のスリット光像点を抽出して、それらのスリット光
    像点により形成した端点近傍にあるスリット光像の形状
    を求め、該形状が前記投光器の方向に向かって凸状であ
    ればセグメントに異物が付着していると判定し、凹状で
    あればセグメントに欠けがあると判定し、該判定結果に
    応じた処理を行うことを特徴とするセグメントの組立位
    置決め方法。
  2. 【請求項2】 シールド掘進機内に設置されたエレクタに
    より組立セグメントを所定の組立位置近傍に粗位置決め
    し、エレクタ上に設置した投光器から組立セグメントと
    既設セグメントの境界部の複数箇所にスリット光を照射
    し、各々のスリット光像をエレクタ上に設置したテレビ
    カメラにより撮像して得られた画像データから前記複数
    箇所の段差・隙間を検出し、その段差・隙間情報を基に
    して組立セグメントと既設セグメントとの位置・姿勢偏
    差を求め、その偏差を補正することによって組立セグメ
    ントの組立位置への微位置決めを自動的に行うセグメン
    トの組立位置決め方法において、 前記組立セグメントの粗位置決め後、前記複数箇所の段
    差・隙間を検出する前に、組立セグメントと既設セグメ
    ントの前記スリット光照射部に欠けや異物があるかどう
    かを画像判定手段により判定・認識し、異常画像がなけ
    れば、既設セグメント側スリット光像の隙間方向最大座
    標点と組立側スリット光像の隙間方向最小座標点の各座
    標値を用いてこれらセグメント間の段差・隙間を算出
    し、また異常画像があれば、異常画像形状認識手段によ
    り異常画像部の形状を認識して、異常画像検出判定手段
    によりその異常画像を用いてセグメントの段差・隙間を
    算出することが可能か否かを判定して、算出可能であれ
    ば、異常画像対策手段により組立セグメントと既設セグ
    メント間の段差・隙間を求め、また算出不可能であれ
    ば、その箇所での段差検出は不能と見なして、段差・隙
    間情報に基づく位置・姿勢偏差の演算及び偏差の補正を
    停止させるようにし、 前記画像判定手段は、前記スリット光像の各々の画像デ
    ータから組立セグメント側スリット光像及び既設側スリ
    ット光像の外接長方形の長辺と短辺を求め、その短辺の
    長さを設定しきい値と比較して、設定しきい値未満であ
    れば、欠けや異物を無視して既設セグメント側スリット
    光像の隙間方向最大座標点と組立側スリット光像の隙間
    方向最小座標点の各座標値を用いてこれらセグメント間
    の段差・隙間を算出し、また片方或いは両方のスリット
    光像が設定しきい値以上であれば、それを記憶して、前
    記異常画像検出判定手段により前記セグメント間の段差
    ・隙間を算出することができるかどうかを判断すること
    を特徴とするセグメントの組立位置決め方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のセグメントの組立位置決め
    方法において、前記異常画像形状認識手段は、記憶され
    た異常画像のある側の、既設セグメントと組立セグメン
    ト間の隙間側にある端点座標を抽出し、またその端点近
    傍に所定の間隔を取り、複数個のスリット光像点を抽出
    して、それらのスリット光像点により形成した端点近傍
    にあるスリット光像の形状を求め、それが前記凸状であ
    れば、異物が付着していると判定し、逆にそれが前記凹
    状であれば、欠けがあると判定することを特徴とするセ
    グメントの組立位置決め方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のセグメントの組立位置決め
    方法において、前記異常画像検出判定手段は、前記既設
    セグメントや組立セグメントのスリット光像に対して、
    隙間方向の反対側にある端点を抽出して、その近辺のス
    リット光像の直線部の長さを求め、その直線部の長さが
    所定値以上であれば、前記異常画像対策手段により段差
    ・隙間を算出し、所定値未満であれば、その箇所での段
    差検出は不能と見なして、段差・隙間情報に基づく位置
    ・姿勢偏差の演算及び偏差の補正を停止させることを特
    徴とするセグメントの組立位置決め方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のセグメントの組立位置決め
    方法において、前記異常画像対策手段は、前記スリット
    光像の直線部上の少なくとも2点と前記段差・隙間側の
    端点の座標を用いて、座標変換によりそれと対応するス
    リット光照射位置の上記点の3次元座標を求め、それに
    より、3次元座標系における端点からスリット光線まで
    の垂線の垂足を算出し、また、逆変換により垂足と対応
    するスリット光像上の点を求め、該点を欠けや異物のな
    い時の隙間側端点位置として、段差・隙間を求め、それ
    を基にして位置・姿勢偏差の演算及び偏差の補正を行う
    ことを特徴とするセグメントの組立位置決め方法。
  6. 【請求項6】 シールド掘進機内に設置されたエレクタに
    より組立セグメントを所定の組立位置近傍に粗位置決め
    する粗位置決め手段と、エレクタ上に設置した投光器か
    ら組立セグメントと既設セグメントの境界部の複数箇所
    にスリット光を照射し、各々のスリット光像をエレクタ
    上に設置したテレビカメラにより撮像して得られた画像
    データから前記複数箇所の段差・隙間を検出する段差・
    隙間検出手段と、該段差・隙間検出手段から出力された
    段差・隙間情報を基にして組立セグメントと既設セグメ
    ントとの位置・姿勢偏差を求め、その偏差を補正するこ
    とによって組立セグメントの組立位置への微位置決めを
    自動的に行う微位置決め手段とを備えたセグメント位置
    決め装置において、 前記段差・隙間検出手段は、前記スリット光像の各々の
    画像データから異常画像の有無を判定し前記組立セグメ
    ントと前記既設セグメントの前記スリット光照射部に欠
    けや異物があるかどうかを認識する画像判定手段と、前
    記画像データの異常画像の形状を認識する異常画像形状
    認識手段と、該異常画像を用いて前記セグメントの段差
    ・隙間を算出することが可能か否かを判定する異常画像
    検出判定手段とを備え、 前記粗位置決め手段により組立セグメントの粗位置決め
    を行った後、前記複数箇所の段差・隙間を検出する前
    に、前記異常画像の有無を判定し、該異常画像がなけれ
    ば前記スリット光像の各座標値を用いて前記セグメント
    間の段差・隙間を算出し、前記異常画像があれば異常画
    像部の形状を認識して前記セグメントの段差・隙間を算
    出するようにし、 前記異常画像形状認識手段は、記憶された異常画像のあ
    る側に対して、既設セグメントと組立セグメント間の隙
    間側にある端点座標を抽出し、またその端点近傍に所定
    の間隔を取り、複数個のスリット光像点を抽出して、そ
    れらのスリット光像点により形成した端点近傍にあるス
    リット光像の形状を求め、それが前記凸状であれば、異
    物が付着していると判定し、逆にそれが前記凹状であれ
    ば、欠けがあると判定することを特徴とするセグメント
    の組立位置決め装置。
JP16579595A 1995-06-30 1995-06-30 セグメントの組立位置決め方法及び組立位置決め装置 Expired - Fee Related JP3444026B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16579595A JP3444026B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 セグメントの組立位置決め方法及び組立位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16579595A JP3444026B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 セグメントの組立位置決め方法及び組立位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0913894A JPH0913894A (ja) 1997-01-14
JP3444026B2 true JP3444026B2 (ja) 2003-09-08

Family

ID=15819143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16579595A Expired - Fee Related JP3444026B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 セグメントの組立位置決め方法及び組立位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3444026B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006019917B4 (de) * 2006-04-28 2013-10-10 Airbus Operations Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Sicherung der Maßhaltigkeit von mehrsegmentigen Konstruktionsstrukturen beim Zusammenbau

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0913894A (ja) 1997-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1854723B (zh) 借助x射线检验装置对检验部件进行自动缺陷识别的方法
JPH08296400A (ja) セグメントの組立位置決め装置及び位置決め方法
JP3444026B2 (ja) セグメントの組立位置決め方法及び組立位置決め装置
JP2851971B2 (ja) セグメントの組立位置決め方法
JP2667762B2 (ja) セグメントの組立位置決め方法
JP3396560B2 (ja) エレクタのセグメント位置決め装置
JP3444025B2 (ja) セグメントの組立位置決め方法
JP3395173B2 (ja) セグメント組立位置決め方法
JP2971982B2 (ja) セグメントの姿勢検出方法及び自動組立装置
JP2935652B2 (ja) セグメント組立方法及び組立装置
JPH06299798A (ja) セグメント組立位置決め方法
JP3449010B2 (ja) シールド工事の路線修正方法及びセグメント組立装置
JP3278503B2 (ja) セグメント自動組立装置及びその方法
JP3350912B2 (ja) セグメント組立位置決め方法
JP3450548B2 (ja) セグメント組立方法及び組立装置
JP3350913B2 (ja) セグメント組立位置決め方法
JP3240227B2 (ja) トンネル覆工用リングのセグメント組立位置決め方法及び装置
JP2667759B2 (ja) セグメントの組立位置決め方法
JP2000213294A (ja) セグメントの組立方法及び装置
JPH06317098A (ja) セグメント組立位置決め方法
JP2608991B2 (ja) セグメント自動組立装置
JP3240221B2 (ja) セグメント自動組立装置及び方法
JP2609010B2 (ja) セグメント自動組立装置
JP3395172B2 (ja) セグメント組立位置決め方法及び位置決め制御装置
JPH0518196A (ja) セグメント自動組立装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees