JPH084482B2 - 健康飲料 - Google Patents
健康飲料Info
- Publication number
- JPH084482B2 JPH084482B2 JP4260840A JP26084092A JPH084482B2 JP H084482 B2 JPH084482 B2 JP H084482B2 JP 4260840 A JP4260840 A JP 4260840A JP 26084092 A JP26084092 A JP 26084092A JP H084482 B2 JPH084482 B2 JP H084482B2
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- Japan
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- chamomile
- health drink
- ginseng
- yellow
- extract
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- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は健康飲料、より詳細に
は、生薬等の薬効成分を含んでいて、それら含有成分の
薬効作用が有効に発現し得る健康飲料に関するものであ
る。
は、生薬等の薬効成分を含んでいて、それら含有成分の
薬効作用が有効に発現し得る健康飲料に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より多種多様の健康飲料と称される
飲料が出回っている。その多くは精力増強、滋養強壮等
と銘打って、各種精力剤を添加したものであり、生薬を
用いるものも少なくない。
飲料が出回っている。その多くは精力増強、滋養強壮等
と銘打って、各種精力剤を添加したものであり、生薬を
用いるものも少なくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
生薬を含有する健康飲料においては、各含有成分の単な
る寄せ集めであることが多く、各含有成分相互の依存、
補足現象について深い配慮が払われているものはなかっ
た。そこで本発明は、含有成分相互の影響を考慮し、各
成分の薬効作用を十分且つ有効に発現させることを可能
にした健康飲料を提供することを課題する。
生薬を含有する健康飲料においては、各含有成分の単な
る寄せ集めであることが多く、各含有成分相互の依存、
補足現象について深い配慮が払われているものはなかっ
た。そこで本発明は、含有成分相互の影響を考慮し、各
成分の薬効作用を十分且つ有効に発現させることを可能
にした健康飲料を提供することを課題する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、カミツレエキ
ス、人参、反鼻、黄連、瓦葺、甘草及び梅肉エキスを含
有することを特徴とする健康飲料、を以て上記課題を解
決した。
ス、人参、反鼻、黄連、瓦葺、甘草及び梅肉エキスを含
有することを特徴とする健康飲料、を以て上記課題を解
決した。
【0005】
【作 用】人参と反鼻の強精作用が相乗的に作用し、黄
連により「のぼせ」が抑えられ、また、黄連とカミツレ
の抗炎症作用が相乗的に作用する。上記作用は、梅肉エ
キスにより体内が弱アルカリ性化された環境下において
有効に発現する。
連により「のぼせ」が抑えられ、また、黄連とカミツレ
の抗炎症作用が相乗的に作用する。上記作用は、梅肉エ
キスにより体内が弱アルカリ性化された環境下において
有効に発現する。
【0006】
【実施例】本発明に係る健康飲料の成分配合例を示せ
ば、次の通りである。 カミツレエキス 0.5g〜1g(溶質により
相違) 人参(オタネニンジン) 3g 反鼻(マムシ) 0.3g 黄連 0.1g 瓦葺 3g 甘草 1g 梅肉エキス 0.1g ビタミンB1 10mg ビタミンB2 3mg ビタミンB6 3mg ビタミンC 100mg カフェイン 30mg 精製ハチミツ 2〜3g(夏期には増量)
ば、次の通りである。 カミツレエキス 0.5g〜1g(溶質により
相違) 人参(オタネニンジン) 3g 反鼻(マムシ) 0.3g 黄連 0.1g 瓦葺 3g 甘草 1g 梅肉エキス 0.1g ビタミンB1 10mg ビタミンB2 3mg ビタミンB6 3mg ビタミンC 100mg カフェイン 30mg 精製ハチミツ 2〜3g(夏期には増量)
【0007】カミツレエキスは、次のようにして抽出し
たものである。原料であるカミツレを通例開花期に取
り、その花頭から根までを天日で淡褐色になるまで乾燥
させた物(水分含量13〜20%程度)を利用する。抽
出に用いる水・アルコ−ル混合溶媒は、通例水とアルコ
−ルの比が70:30〜4:96程度とし、その使用量
は原料カミツレに対し、約10重量倍(対乾燥重量)程
度とする。抽出操作は、従来からの方法によった場合は
室温ではカミツレからの有効成分の抽出効率が悪く、ま
た、加温した場合には有効成分が分解する虞れがあるの
で、次に示す本発明者の開発した方法に従い、室温で実
施することが好ましい。
たものである。原料であるカミツレを通例開花期に取
り、その花頭から根までを天日で淡褐色になるまで乾燥
させた物(水分含量13〜20%程度)を利用する。抽
出に用いる水・アルコ−ル混合溶媒は、通例水とアルコ
−ルの比が70:30〜4:96程度とし、その使用量
は原料カミツレに対し、約10重量倍(対乾燥重量)程
度とする。抽出操作は、従来からの方法によった場合は
室温ではカミツレからの有効成分の抽出効率が悪く、ま
た、加温した場合には有効成分が分解する虞れがあるの
で、次に示す本発明者の開発した方法に従い、室温で実
施することが好ましい。
【0008】先ず、抽出装置として、ミキサ−羽根を有
し、加圧、減圧ができる密閉容器を用意し、この抽出装
置内に原料のカミツレと水・アルコ−ル混合溶媒を入
れ、初めに常圧で攪拌抽出した後加圧下にて攪拌抽出
し、更に減圧下にて攪拌抽出した後、常圧に戻して抽出
を行なう。上記の加圧・減圧抽出サイクルを1ないし数
回行った後、抽出混合物を別の密閉容器に移し、数日な
いし三十日程度静置する。次いで、抽出混合物を濾過や
遠心分離に付すことにより、目的とするカミツレ抽出物
を得ることができる。
し、加圧、減圧ができる密閉容器を用意し、この抽出装
置内に原料のカミツレと水・アルコ−ル混合溶媒を入
れ、初めに常圧で攪拌抽出した後加圧下にて攪拌抽出
し、更に減圧下にて攪拌抽出した後、常圧に戻して抽出
を行なう。上記の加圧・減圧抽出サイクルを1ないし数
回行った後、抽出混合物を別の密閉容器に移し、数日な
いし三十日程度静置する。次いで、抽出混合物を濾過や
遠心分離に付すことにより、目的とするカミツレ抽出物
を得ることができる。
【0009】人参はチョウセンニンジンとも呼ばれるも
ので、強精作用があるが、これに反鼻が加わって相乗的
に作用する。このままであると、血圧が高めの人の場合
のぼせを生じてしまうので、本発明においては、更に黄
連が加えられる。黄連はアルカロイドのベルベリンを約
7%含んだ生薬で、この黄連の作用でのぼせが抑えられ
る。それだけでなく黄連には、消化器官に良い作用があ
ると共に、抗炎症作用があり、これとカミツレエキスの
抗炎症作用とが相乗的に作用する。
ので、強精作用があるが、これに反鼻が加わって相乗的
に作用する。このままであると、血圧が高めの人の場合
のぼせを生じてしまうので、本発明においては、更に黄
連が加えられる。黄連はアルカロイドのベルベリンを約
7%含んだ生薬で、この黄連の作用でのぼせが抑えられ
る。それだけでなく黄連には、消化器官に良い作用があ
ると共に、抗炎症作用があり、これとカミツレエキスの
抗炎症作用とが相乗的に作用する。
【0010】梅肉エキスにはクエン酸が含まれている
が、これが体内に入って体内を弱アルカリ性にし、酸性
化することによって現れる疲労現象を中和する。かかる
環境下において人参、反鼻、黄連の諸作用が良好に発現
し、また、同時に甘草に含まれるグリチルリチンによる
解毒作用としこり解消作用が発現する。以上の状況下に
おいて、抗癌作用のある瓦葺の成分である多糖体が作用
する。
が、これが体内に入って体内を弱アルカリ性にし、酸性
化することによって現れる疲労現象を中和する。かかる
環境下において人参、反鼻、黄連の諸作用が良好に発現
し、また、同時に甘草に含まれるグリチルリチンによる
解毒作用としこり解消作用が発現する。以上の状況下に
おいて、抗癌作用のある瓦葺の成分である多糖体が作用
する。
【0011】本発明に係る飲料成分を薄層クロマトグラ
フィ−によって分析してみたところ、人参、反鼻及び黄
連を加えない場合に比較し、カミツレのスポットの面積
が広く現われた。このことは、人参、反鼻及び黄連が含
まれることにより、カミツレ成分の浸透が阻害されなく
なることを意味する。このことから、本発明に係る飲料
においてはカミツレの有効成分の作用が良好に引出され
ることが理解される。また、血圧90〜160mmHg
の高血圧の人々30人に本発明に係る飲料を試飲しても
らったが、1人ものぼせを生ずることはなく、黄連が十
分に作用していることも確認された。
フィ−によって分析してみたところ、人参、反鼻及び黄
連を加えない場合に比較し、カミツレのスポットの面積
が広く現われた。このことは、人参、反鼻及び黄連が含
まれることにより、カミツレ成分の浸透が阻害されなく
なることを意味する。このことから、本発明に係る飲料
においてはカミツレの有効成分の作用が良好に引出され
ることが理解される。また、血圧90〜160mmHg
の高血圧の人々30人に本発明に係る飲料を試飲しても
らったが、1人ものぼせを生ずることはなく、黄連が十
分に作用していることも確認された。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、各含有
成分が相互に依存し合う結果、各薬効成分が有効に発現
し、真に健康増進に役立つ健康飲料が得られる効果があ
る。
成分が相互に依存し合う結果、各薬効成分が有効に発現
し、真に健康増進に役立つ健康飲料が得られる効果があ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−108367(JP,A) 特開 昭60−81129(JP,A) 特開 昭62−19529(JP,A) 特開 昭63−214167(JP,A) 特開 平1−309675(JP,A) 実開 平1−140289(JP,U) 東丈夫等著「民間薬の実際知識」(昭54 −9−25)東洋経済新報社P.91,146− 7,203−4 奥田拓男編「天然薬物事典」(昭61−4 −15)広川書店P.96
Claims (1)
- 【請求項1】 カミツレエキス、人参、反鼻、黄連、瓦
葺、甘草及び梅肉エキスを含有することを特徴とする健
康飲料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4260840A JPH084482B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 健康飲料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4260840A JPH084482B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 健康飲料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678727A JPH0678727A (ja) | 1994-03-22 |
JPH084482B2 true JPH084482B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=17353492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4260840A Expired - Fee Related JPH084482B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 健康飲料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084482B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1070A (ja) * | 1996-06-13 | 1998-01-06 | Arusoa Oushiyou:Kk | 美容・健康に有用な加工食品 |
JPH1069A (ja) * | 1996-06-13 | 1998-01-06 | Arusoa Oushiyou:Kk | 加工食品用バインダーおよびこれを用いる加工食品 |
DE60133781T2 (de) * | 2000-12-08 | 2009-06-25 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Orale zubereitungen mit juckreizlindernder oder antipruritischer wirkung |
KR20030032135A (ko) * | 2001-10-16 | 2003-04-26 | 민윤식 | 건강음료 제조방법 |
ITMI20040696A1 (it) * | 2004-04-08 | 2004-07-08 | Aboca S P A | Composizioni per tisane arricchite con estratti secchi vegetali |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6081129A (ja) * | 1983-10-12 | 1985-05-09 | Toshihiro Yamada | テイパツク入り粉砕カミツレ |
JPS6219529A (ja) * | 1985-07-16 | 1987-01-28 | Yasahiro Morita | Ymv霊芝の製造法 |
JPS63214167A (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-06 | Atsuji Ogawa | 朝鮮人参エキス入りの混合液 |
JPH01140289U (ja) * | 1988-03-22 | 1989-09-26 | ||
JPH01309675A (ja) * | 1988-06-08 | 1989-12-14 | Erina Hiroshima:Kk | 健康飲用酢 |
JPH04108367A (ja) * | 1990-08-29 | 1992-04-09 | Chikuhei Miyamoto | 薬草ジュース及びその製法 |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP4260840A patent/JPH084482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
奥田拓男編「天然薬物事典」(昭61−4−15)広川書店P.96 |
東丈夫等著「民間薬の実際知識」(昭54−9−25)東洋経済新報社P.91,146−7,203−4 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0678727A (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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