JPH084411Y2 - テレビ台兼用包装箱 - Google Patents

テレビ台兼用包装箱

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JPH084411Y2
JPH084411Y2 JP1989130755U JP13075589U JPH084411Y2 JP H084411 Y2 JPH084411 Y2 JP H084411Y2 JP 1989130755 U JP1989130755 U JP 1989130755U JP 13075589 U JP13075589 U JP 13075589U JP H084411 Y2 JPH084411 Y2 JP H084411Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stand
packaging box
television
assembled
plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989130755U
Other languages
English (en)
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JPH0369620U (ja
Inventor
美貴男 角江
英昭 坂本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、テレビの包装箱であって、特にテレビ台
兼用としても使用することの出来る包装箱に関する。
〔従来の技術〕
工場で組立てられたテレビは倉庫、販売店等へ運搬さ
れる際一台づつ包装箱に収納されて運搬される。従来の
包装箱はダンボールで作られた箱にテレビを収納しガタ
つき防止及び緩衝材として四隅に発砲スチロールのクッ
ション材を入れて運搬される。また、従来のテレビ台は
木製或いは樹脂製の板を箱状に組立てて製作されるが、
テレビを据え付ける時別個に買い求めるのが普通であ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
テレビの購入者は、テレビを据え付ける時収納してい
た包装箱は邪魔になるのでクッション材の発砲スチロー
ルと共に廃棄処分することが多い。しかし省資源の見地
からすれば大きな包装箱を廃棄するのは好ましいことで
はない。また、発砲スチロール等はゴミ処理場で焼却処
分される時有毒ガスを発生させるので公害防止の観点か
らも好ましくない。
所で、引越の時は他の荷物とともにテレビもダンボー
ル箱に入れ運搬すことが多いがこのような場合新たにダ
ンボール箱等を求めければならない。しかし引越の機械
の多い人にとっては同じような作業を繰り返すのは面倒
である。
この考案はかかる課題を鑑みてなされたものであり、
その目的とする所はテレビを出した後の空き箱をテレビ
台として使用することが出来、引越の時には再度包装箱
として使用することの出来るテレビ台兼用包装箱を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この考案のテレビ台兼用包装箱は、組み立てた
時両側壁部と上側にテレビを配置する天蓋部と底板部と
後壁部とが形成されるよう折線の境界線を入れたダンボ
ール本体と、前記ダンボール本体を組み立てたとき後壁
部の両側の隅と前部の両側隅に縦に配置して補強材とな
るクッション材と、折るとL字型となる折線を入れ且つ
折ったときL字型の一方を重ねるように組み立て前記組
み立てたダンボール本体に配置したクッション材の内側
に縦に配置して補強材となる二枚の付属板と、より成る
ことを特徴とする。
〔作用〕
ダンボール本体の境界の折線を折って四隅を作り、ま
た底部を折って開かないようにし、90度回転させると該
ダンボール本体は両側壁部と天蓋部と底部と後壁部とに
なる。次に奥の両側の隅にクッション材を縦にして入
れ、次に前部の両側の隅に残りのクッション材を縦にし
て入れ、天蓋部を曲げ前部のクッションを抱えるように
する。そしてL字型の一方を重ねて組立て且つ縦にして
付属板を入れるとテレビ台となる。このテレビ台の上に
テレビを置けば側壁部の天蓋部と底部になる部分以外の
他の総ての部分と、各クッション材及び付属板等はテレ
ビからの挫屈荷重に対する剛性を大きくするように作用
するのでテレビ台として充分使用可能となる。
〔実施例〕
以下、この考案の具体的実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図は内部にテレビを収納した状態のテレビ台兼用
包装箱の斜視図であり、第2図は同じくテレビ30を入れ
た状態の正面図である。これらの図に示すようにように
この考案にかかるテレビ台兼用包装箱はテレビ30を収納
した状態では普通の包装箱として用いられる。そして四
隅には発砲スチロール製のクッション材4a、4b、4c、4d
をガタつき防止及び緩衝用に入れてあり、更にテレビの
下には空間を埋めるための付属板2と3が入れてある。
上記するようにこの考案のテレビ台兼用包装箱はダン
ボール本体1(以下、単に本体1とする)と、付属板2
及び3と、発砲スチロール製クッション材4とより構成
される。
第3図はこの考案で使用される本体1の展開図であ
る。即ち、この本体1は側壁部となる四面の平面板1a、
1b、1c、1dと、天蓋部となる四面の平面板1e、f、1g、
1hと、底部となる四面の平面板1i、1j、1k、1lとより成
る。そして側壁部の平面板1aには糊代1mが設けられ、天
蓋部の平面板1eの端部には舌部1e1、1e2、1e3を設け中
程には切込み1e4を設けてある。同様に平面板1gにも舌
部1g1、1g2、1g3と切込み1g4をそれぞれ設けてある。ま
た平面板1fには両側に凹部1f1、1f2を設けると共に縦方
向に相対するよう切込み1f3、1f4を設け、同様に天蓋部
1hにも両側に凹部1h1、1h2とと切込み1h3、1h4を設け
る。これらの舌部と切込みはテレビを梱包する時の嵌合
部となる。
一方、底部の平面板1iには両側を台形状の切抜き1i1
と1i2を、平面板1jには台形状の切抜き1j1を、平面板1k
には矩形状の切抜き1k1を平面板11には台形状の切抜き1
11が出来るよう形成する。尚、本体1に示した鎖線11乃
至28は折線である。
次に、第4図及び第5図はこのテレビ台兼用包装箱で
使用される付属板2と3の平面図である。付属板2には
端部に凸部2aが設けられ、中央部にスリット穴2bが穿設
され、またこのスリット穴2bの縦の一辺の近傍に折線29
が入れてある。
付属板3は一端に突部3aが、他端に凸部3bが設けられ
また縦に折線31が入れてある。この場合前記付属板2の
折線29と前記付属板3の折線31を折った時付属板2のL
字型の一方の2cと付属板3のL字型の一方の3c、付属板
2のL字型の他方の2dと付属板3のL字型の他方の3dと
はそれぞれ同じ幅となるようにしてある。また、付属板
3の凸部3bは付属板2のスリット穴2bに嵌め込むための
ものである。
第6図は発砲スチロール製クッション材4の斜視図で
ある。この図に示すように各クッション材4a、4b、4c、
4dは当初テレビ30を梱包してあるときは包装箱の四隅に
入れ、またテレビの角の一部を嵌め込むよう凹陥部4eが
設けてある。
この考案のテレビ台兼用包装箱は以上のような構成要
素から成り、包装箱として製作するダンボールメーカー
では、本体1の折線11と14と17と20を折り糊代1mを本体
1の側壁部1dの端部に接着剤で接着した状態で出荷する
が、次にテレビ台として使用する場合の組立方法につい
て説明する。
(1)先ず、折線13と16と19と22を折り底部の平面板1k
の上に平面板1jと11を重ね、更にその上に平面板1iを重
ねる。そして平面板1kの矩形空間1k1に平面板1iの凸部1
i3が押入されるまで押さえる。こうして90度倒すとこの
平面板1i乃至11の部分はテレビ台の後壁部となる。
(2)付属板2と付属板3の折線29と31を折り、2d部分
と3d部分を重ね付属板3の凸部3bを付属板2のスリット
穴2bに嵌め込む。
(3)第5図に示すように、奥の両側の隅にクッション
材4aと4bを縦にして入れる。そして天蓋部1fと1hをそれ
ぞれ側壁部1b、1dに付くまで折り曲げる。ここで天蓋部
の凹部1f1と1h2に一つの発砲スチロール4cを縦にして入
れ、天蓋部の凹部1f2と1h1に残りのクッション材4dを縦
にして入れる。
(4)次に、天蓋部の平面板1aと平面板cを折線12及び
18の所を90度曲げ、更に折線23及び24を90度曲げる。こ
うすると丁度クッション材の4cと4dは天蓋部の上半分で
囲まれた形になる。
(5)次に、組立てた付属板2と3を第5図のように入
れ、凸部3aを切込み1e4に入れ、凸部2aを切込み1g4に入
れる。
第8図はこうして組み立てた状態のテレビ台の斜視図
である。この図に示すように、このテレビ台の上にテレ
ビを置けば側壁部の平面板1bと1dは天井と底になる他の
総ての部分と、各挫屈荷重に対する剛性を大きくするよ
うに作用するのでテレビ台として充分使用可能となる。
この考案の具体的実施例の天蓋部の平面板1e乃至1h及
び底部の平面板1i乃至11或いは付属板2や3の形状は図
示例通りでなくても良い。更に、クッション材4も発砲
スチロールでなく他の樹脂材でも良いし、この実施例の
ように四本とせず二枚の板状のもの或いは矩形の箱状の
一体ものとしても良い。
〔考案の効果〕
以上詳述したようにこの考案のテレビ台兼用包装箱に
よれば、テレビを買った時の包装を解き、テレビ台とし
て使用することが出来る。そして引越などの時には分解
し、第7図に示す如く包装箱として再度使用出来、引越
先ではまた、テレビ台として使用出来るので極めて便利
である。このテレビ台兼用包装箱は廃棄処分することな
く有効に使えるので省資源対策とり、また公害防止の見
地からも有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は内部にテレビを収納した状態のこの考案のテレ
ビ台兼用包装箱の斜視図、第2図は同じくテレビを入れ
た状態の正面図、第3図はこの考案で使用されるダンボ
ール本体の展開図、第4図及び第5図はこの考案で使用
される付属板の平面図、第6図はこの考案で使用される
発砲スチロール製クッション材の斜視図、第7図はこの
考案のテレビ台兼用包装箱の組立て途中の斜視図、第8
図は完成後の組立斜視図である。 1……本体 2、3……付属板 4……クッション材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】組み立てた時両側壁部と上側にテレビを配
    置する天蓋部と底板部と後壁部とが形成されるよう折線
    の境界線を入れたダンボール本体と、前記ダンボール本
    体を組み立てたとき後壁部の両側の隅と前部の両側隅に
    縦に配置して補強材となるクッション材と、折るとL字
    型となる折線を入れ且つ折ったときL字型の一方を重ね
    るように組み立て前記組み立てたダンボール本体に配置
    したクッション材の内側に縦に配置して補強材となる二
    枚の付属板と、より成ることを特徴とするテレビ台兼用
    包装箱。
JP1989130755U 1989-11-09 1989-11-09 テレビ台兼用包装箱 Expired - Lifetime JPH084411Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989130755U JPH084411Y2 (ja) 1989-11-09 1989-11-09 テレビ台兼用包装箱

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JP1989130755U JPH084411Y2 (ja) 1989-11-09 1989-11-09 テレビ台兼用包装箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0369620U JPH0369620U (ja) 1991-07-11
JPH084411Y2 true JPH084411Y2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=31678306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989130755U Expired - Lifetime JPH084411Y2 (ja) 1989-11-09 1989-11-09 テレビ台兼用包装箱

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6075257U (ja) * 1983-10-24 1985-05-27 株式会社東芝 包装装置
JPS62185224U (ja) * 1986-05-19 1987-11-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0369620U (ja) 1991-07-11

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