JPH0549616U - 梱包材 - Google Patents

梱包材

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JPH0549616U
JPH0549616U JP10670491U JP10670491U JPH0549616U JP H0549616 U JPH0549616 U JP H0549616U JP 10670491 U JP10670491 U JP 10670491U JP 10670491 U JP10670491 U JP 10670491U JP H0549616 U JPH0549616 U JP H0549616U
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JP
Japan
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partition
packed
tiles
box
packing
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JP10670491U
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English (en)
Inventor
正保 藤井
Original Assignee
株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納梱包される被梱包物が梱包箱の収納可能
枚数に満たない場合であっても所定の範囲において廃材
となる緩衝材を用いることなく梱包可能な梱包材を提供
する。 【構成】 平板状の被梱包物が複数枚収納される梱包箱
と、この梱包箱内に配設される仕切り部材と、上記仕切
り部材に形成される一つ又は二つ以上の仕切り板と、を
備えてなる。 【効果】 被梱包物は、仕切り板とにより固定されるこ
とから緩衝材を使用する必要が無く、また梱包箱が外側
に膨らむよう湾曲することがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば内外装タイルや床タイル等各種のタイルや石板又は陶板等の ように、平板状の被梱包物を収納し梱包するために使用される梱包材に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内外装タイルや床タイル等は、梱包材である段ボール箱に収納梱包 された状態で輸送されている。そして、こうした段ボール箱は、収納梱包される タイルの大きさに応じて色々なサイズの物が用意されることは勿論であるが、同 じ大きさのタイルであっても、例えば50枚収納されるサイズのものや30枚収 納されるサイズのもの等,収納されるタイルの枚数に応じて色々なサイズの段ボ ール箱が用意されている。したがって、従来ではタイル自体の大きさに対応する とともに収納梱包されるタイルの枚数にも対応した極めて膨大な種類の段ボール 箱が使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述したように膨大な種類の段ボール箱をそれぞれ用意することは 極めてコスト高となるとともに、収納梱包作業をする場合は、タイルの大きさ及 び収納梱包するタイルの枚数に応じたサイズの段ボール箱を選定する必要がある ことから極めて煩雑となり、作業の迅速性を阻害している。そこで、こうした煩 雑性乃至は作業の迅速性を解消するために、少なくとも同じ大きさのタイルは、 収納梱包するタイルの枚数に関わらず、一定のサイズの段ボール箱を使用する方 法が考えられる。 しかし、上述した方法でタイルを収納梱包しようとする場合、該段ボール箱の 収納可能枚数一杯にタイルが収納梱包される場合はともかく、該収納可能枚数に 達しない場合には該段ボール箱内に空間が生じ、このために輸送途中において該 タイルが割れたり欠けたりする危険性が高い。 したがって、こうしたタイルの割れ等を避けるために、図6に示すように、従 来の段ボール箱50内に収納されたタイルTの両側に、緩衝材として例えば、細 かく裁断した紙が収納された袋51やウレタンパッド52或いは図示しない段ボ ール紙を折曲してなる紙パッド等を収納する必要がある。
【0005】 しかしながら、上述のように袋51やウレタンパッド52等の緩衝材をタイル Tとともに段ボール箱50内に収納梱包すると、該段ボール箱50の両側面は上 記緩衝材により外側に膨らむよう湾曲してしまい、梱包された段ボール箱50を 多数個積載することが不可能となってしまう。また、上記緩衝材さらには上記段 ボール箱50でさえも、再度使用される蓋然性が極めて低くく例えば建設現場等 の輸送先において開封された後に廃材として廃棄されてしまうこととなるので、 森林の伐採等による環境破壊が問題となっている今日、該環境破壊を助長するこ とにもなりかねない。 そこで、本考案は、同じ大きさの被梱包物であれば全て共通した梱包材とする ことができるばかりでなく、収納梱包される被梱包物が梱包箱の収納可能枚数に 満たない場合であっても所定の範囲において廃材となる緩衝材を何ら用いること なく梱包可能な梱包材を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために提案されたものであって、平板状の被梱 包物が複数枚収納される梱包箱と、この梱包箱内に配設される仕切り部材と、上 記仕切り部材に形成される一つ又は二つ以上の仕切り板と、を備えてなることを 特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案に係る梱包材によれば、被梱包物は、仕切り部材に仕切り板が一つ設け られている場合にあっては、梱包箱を構成する一方の壁面と該梱包箱内に配設さ れた仕切り部材の壁面とにより固定され、また、上記仕切り部材に仕切り板が二 つ以上設けられている場合にあっては、被梱包物は、該仕切り板と仕切り板とに より固定されることから、何らの緩衝材を使用する必要が無く、したがって、上 記梱包箱が外側に膨らむよう湾曲することの無い状態で梱包される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る梱包材の一実施例について図面を参照しながら詳細に説明 する。この梱包材1は、図1に示すように、梱包箱2と、この梱包箱2内に収納 配設される仕切り部材3とから構成されている。
【0008】 上記梱包箱2は、段ボール紙により図2に示す展開図のように切断加工され、 図1に示すように直方体状の箱となるよう以下に述べる複数の糊代部において糊 付けされてなるとともに複数の折曲線において折曲されてなるものである。すな わち、この梱包箱2は、図1に示す左側の側板となる第1の側板部5と、この側 板部5と第1の折曲線6(図2中一点鎖線で示す)を介して連続してなる第2の 側板部7と、この第2の側板部7と第2の折曲線8を介して連続してなり図1に 示す右側の側板となる第3の側板部9と、この第3の側板部9と第3の折曲線1 0を介して連続してなる第4の側板部11と、この第4の側板部11と第4の折 曲線12を介して連続してなる第1の糊代部13と、これら第1乃至第4の側板 部5,7,9,11の上端に第5乃至第8の折曲線14,15,16,17を介 して連続してなるとともにこの梱包箱2の左フラップ,後ろフラップ,右フラッ プ,前フラップとなる第1乃至第4のフラップ18,19,20,21と、上記 第1乃至第4の側板部5,7,9,11の下端に第9乃至第12の折曲線22, 23,24,25を介して連続してなるとともにこの梱包箱2の底板となる第5 乃至第8のフラップ26,27,28、29と、から構成されている。そして、 上記第6のフラップ27と第8のフラップ29は、この梱包箱2が図1に示す状 態から略平板状に折り畳むことができるように、以下に説明する切欠き等が形成 されてなる。すなわち、上記第6のフラップ27と、第8のフラップ29には、 それぞれ皿状の切欠き27a,29a及び三角状の切欠き27b,29bがそれ ぞれ形成されてなるとともに、それぞれ第13又は第14の折曲線30,31に より区画された第2又は第3の糊代部33,34が形成されている。なお、上記 第6のフラップ26及び第8のフラップ28は、上記第2又は第3の糊代部33 ,34と糊付けされる部位である。
【0009】 そして、上述のように構成された梱包箱2の各フラップ26,27,28,2 9は、図3に示すように、上記第6のフラップ27に形成された第2の糊代部3 3と第5のフラップ26とが、また第7のフラップ28と第8のフラップ29と がそれぞれ互いに糊付けされてなるとともに、該第6のフラップ27と第8のフ ラップ29とは、上記皿状の切欠き27a,29aにおいて互いに交差された状 態となって、該梱包箱2の底面を形成している。そして、このように構成された 梱包箱2は、主に上記第13及び第14の折曲線30,31を介して折曲される ことにより、上記第5乃至第8のフラップ26〜29がこの梱包箱2の中側に折 り込まれ、図5を参照しながら後述するように略平板状とされるようになされて いる。
【0010】 また、前記仕切り部材3は、図1に示すように、前面板41及び後面板42と 、これら前面板40及び後面板41間を蛇行する如く部分的に貼付されてなると ともに上記梱包箱2内を四つのスペースに仕切る仕切り板43とから構成されて いる。すなわち、この仕切り部材3に設けられ各々並列してなる第1乃至第3の 仕切り部43b,43c,43dは、上記梱包箱2を構成する第1の側板8の内 側面及び第4の側板11の内側面と面接触される左側の側板部43a,43eと 連続したものとされている。おな、この仕切り部材3の長さ幅は、上記梱包箱2 の長さ幅に対応しているとともに、高さは、上記梱包箱2の高さよりもやや低い ものとされている。
【0011】 上述のように構成された本実施例に係る梱包材1によれば、上記仕切り部材3 の仕切り板43を構成する左側の側板部43aと第1の仕切り部43b,第1の 仕切り部43bと第2の仕切り部43c,第2の仕切り部43cと第3の仕切り 部43d及び第3の仕切り部43dと右側の側板部43eとの間の任意なスペー ス内にタイルを収納することができ、例えば、図4に示すように、第1の仕切り 部43bと第2の仕切り部43c及び第2の仕切り部43cと第3の仕切り部4 3dとの間のスペースにタイルTを収納した状態で梱包することができる。した がって、上記スペース内に収納梱包されたタイルTは、上記仕切り部材3により 固定され梱包箱2内部でタイルT同士がぶつかり合うことがないので、割れや欠 けを生ずることなく輸送することができる。
【0012】 特に、本実施例に係る梱包材1によれば、該梱包材1を構成する梱包箱2及び 仕切り部材3は、いずれも図5に示すように平板状に折り畳むことができるので 、タイルTを収納する作業の前段階で行われる該梱包材1の組立作業は極めて簡 単であるとともに、使用後においても再び図5に示すように平板状に折り畳むこ とができるので回収,再利用を一層促進することができる。
【0013】 なお、上記実施例に係る梱包材1では、本考案を構成する仕切り板としての仕 切り部が三つ形成されタイルが収納されるスペースが四つ設けられたものを図示 して説明したが、本考案に係る梱包材は、上記仕切り板を仕切り部材に一つ形成 しタイル等の被梱包物が収納されるスペースが二つ設けられているものであって も良い、また、上記実施例に係る梱包材1では、上記本考案を構成する仕切り板 としての各仕切り部43b,43c,43dが連続してなるものを図示して説明 したが、本考案を構成する仕切り板は、少なくともタイルを固定し得るものであ れば、必ずしも連続している必要はない。
【0014】
【考案の効果】
上記実施例の説明からも明らかなように、本考案に係る梱包材によれば、被梱 包物は、仕切り部材に仕切り板が一つ設けられている場合にあっては、梱包箱を 構成する一方の壁面と該梱包箱内に配設された仕切り部材の壁面とにより固定さ れ、また、上記仕切り部材に仕切り板が二つ以上設けられている場合にあっては 、被梱包物は、該仕切り板と仕切り板とにより固定されることから、何らの緩衝 材を使用する必要が無く、上記梱包箱が外側に膨らむよう湾曲することの無い状 態で梱包することができる。 したがって、従来のように収納梱包される被梱包物の枚数に応じた各サイズの 梱包材を用意する必要はなく、常に1つのサイズの梱包材のみを用意すれば良い ので梱包材に要するコストの削減を図ることができ、また、上述のように緩衝材 をも被梱包物と一緒に収納した上で梱包する必要が無いので一層コストを削減で きるとともに緩衝材の廃棄等による環境破壊の抑制に対する一助ともすることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の一実施例に係る梱包材の外観
を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す梱包材を構成する梱包箱の
展開図である。
【図3】図3は、図1に示す梱包箱の底面の構造を示す
底面図である。
【図4】図4は、図1に示す梱包材を使用してタイルを
収納した状態を示す平面図である。
【図5】図5は、図1に示す梱包材が折り畳まれた状態
を示す斜視図である。
【図6】図6は、従来の梱包材の使用状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 梱包材 2 梱包箱 3 仕切り部材 43 仕切り板 43b 仕切り部 43c 仕切り部 43d 仕切り部 T タイル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の被梱包物が複数枚収納され
    る梱包箱と、この梱包箱内に配設される仕切り部材と、
    上記仕切り部材に形成される一つ又は二つ以上の仕切り
    板と、を備えてなることを特徴とする梱包材
JP10670491U 1991-11-29 1991-11-29 梱包材 Pending JPH0549616U (ja)

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JP10670491U JPH0549616U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 梱包材

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JP10670491U JPH0549616U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 梱包材

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JPH0549616U true JPH0549616U (ja) 1993-06-29

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JP10670491U Pending JPH0549616U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 梱包材

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