JP2508358Y2 - 大型建材板の梱包構造 - Google Patents

大型建材板の梱包構造

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JP2508358Y2
JP2508358Y2 JP1990023944U JP2394490U JP2508358Y2 JP 2508358 Y2 JP2508358 Y2 JP 2508358Y2 JP 1990023944 U JP1990023944 U JP 1990023944U JP 2394490 U JP2394490 U JP 2394490U JP 2508358 Y2 JP2508358 Y2 JP 2508358Y2
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corner reinforcing
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reinforcing plate
plate
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政明 坂
文男 増田
達夫 長谷川
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株式会社イナックス
日本ハイパック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、ビルの壁面や床面等に付設する、30cm×30
cm程度の大きさのタイル壁板等の大型建材板の輸送時の
ダンボール梱包構造に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から類似の梱包構造としては、実公昭46-4716号
公報や、実開昭54-61890号公報の如き技術が公知とされ
ている。
(ハ)考案が解決すべき課題 従来から大型のタイル壁板等の建材板を輸送する場合
には、該大型のタイル壁板の重量が相当に大きいので、
外箱を木製の枠組みにより構成し、該木製の枠の内部
に、大型建材板の縁部の破損を防止する、外周緩衝材を
四角形の外周に配置し、底面にもダンボール板を敷い
て、次に大型建材板とダンボール板を交互に入れて、上
面にダンボールを挿入した後に蓋の木枠を載置して、箱
木枠と蓋木枠を釘等により固定していたのである。
故に、従来は、外箱を木枠により構成する必要があ
り、値段が高くなり、梱包輸送後には該木枠は廃棄され
るので、資源の無駄使いとなり、また廃棄木枠の処理に
困るという不具合があったのである。
また、木枠は量産が出来ず、手作りに近いのでコスト
も高くなるという不具合があったのである。
本考案は、該木枠による梱包を、ダンボール梱包に変
更し、また従来大型建材板と大型建材板の間にダンボー
ルを介装し、内部に空間の無い充填状態であったので、
外側から衝撃が加わった場合において、連続的にひび割
れが発生していたという不具合を解消すべく、ダンボー
ルを空間に充填するのではなくて、出来るだけ内部に空
間を構成し、該支持空間により大型建材板1に掛かる衝
撃を吸収すべく構成したものである。
(ニ)課題を解決する手段 本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該
目的を達成する為の手段を説明する。
大型建材板1の輸送時の梱包に使用するダンボール箱
2の内部四隅部に、該隅部を頂点とする三角形の底辺を
構成する傾斜状のコーナー補強板3を固定し、該ダンボ
ール箱2内に重複した状態で配置される大型建材板1が
挿入可能な挿入溝部3dを、該コーナー補強板3に複数本
穿設し、該コーナー補強板3の挿入溝部3dにより、大型
建材板1が前後・上下・左右へ移動するのを阻止すべく
構成したものである。
(ホ)実施例 本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如
くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明
する。
第1図、第2図において、本考案の外箱はダンボール
箱2により構成されており、従来のような木枠は用いら
れていないのである。
そして、該ダンボール箱2の場合には、どうしても狭
い面を入口にして、該開口した狭い面から大型建材板1
を挿入する必要があるので、大型建材板1を入れて、次
に介装材を入れて、次にまた大型建材板1を交互に入れ
るという荷造りが行い難いのである。
本考案においては、第1図のような正面から見て正方
形で、タイル壁材よりもやや大きいダンボール箱2の上
方を開口し、下方の二隅にコーナー補強板3を挿入し、
次に該コーナー補強板3に設けた挿入溝部3dの部分に大
型建材板1を挿入して立てた状態で、大型建材板1の上
面の二隅を、上方から挿入するコーナー補強板3の挿入
溝部3dに嵌装し、ダンボール箱2の蓋を締めて、紐掛け
4,4を行うべく構成しているのである。
第3図、第4図の実施例においては、ダンボール箱2
の内部に、上下のコーナー補強板3を挿入し、該上下の
コーナー補強板3の挿入溝部3dの部分に大型建材板1を
挿入すべく構成している。
第4図に示す如く、コーナー補強板3の挿入溝部3dの
部分に挿入した大型建材板1,1の間には、ダンボール壁3
eが介装されることとなるので、該ダンボール壁3eによ
り大型建材板1と1の間に、支持空間uが出来るのであ
る。
また、第7図、第8図に図示する如く、挿入溝部3d
は、挿入溝部3dが穿設された傾斜面3bの幅一杯に穿設さ
れているのではなくて、挿入溝部3dは、傾斜面3bの両端
を残して途中で終了させているので、大型建材板1もコ
ーナー補強板3の連結部3aや、ダンボール箱2の内側横
縁2bに接当する所までは入れず、内側横縁2bと大型建材
板1の横縁部との間に支持空間sが出来るのである。
該支持空間sは、内側縦縁2aと大型建材板1の縦縁部
との間にも出来るのである。
第7図、第8図において、コーナー補強板3を展開し
た図面が開示されている。
細長いダンボール板を折り目Pにより折って、中央を
連結部3aとし、両端に挿入溝部3dを穿設した傾斜面3bと
縦板3cを構成している。
また、第5図、第6図の如く、折り曲げにより横板3f
まで構成しても良いのである。
第9図から第11図の実施例においては、ダンボール製
のコーナー補強板3の代わりに、発砲スチロール製のコ
ーナー補強板6を構成した実施例が開示されている。
この場合には、コーナー補強板6自体を三角サンドイ
ッチ状に構成し、挿入溝部6dを穿設するのである。
このように、発砲スチロールによりコーナー補強板6
を構成した場合には、ダンボールのコーナー補強板3の
場合のような連結部3aの部分が必要無いので、四隅部に
1個づつのコーナー補強板6を挿入配置するのである。
そして、該コーナー補強板6により支持空間sを構成
し、コーナー補強板6に構成した挿入溝部6dにより、支
持空間uを構成している。
第12図、第13図においては、発砲スチロールにより構
成した隅部緩衝体5と、ダンボールにより構成したコー
ナー補強板3との併用による実施例を開示している。
外箱であるダンボール箱2との間には、発砲スチロー
ルにより構成した隅部緩衝体5を四隅部に介装し、その
中に別にダンボールにより構成したコーナー補強板3を
配置し、大型建材板1はコーナー補強板3の挿入溝部3d
の部分に挿入しているのである。
この場合には、コーナー補強板3により支持空間sを
構成することができ、更に隅部緩衝体5により支持空間
tを維持することが出来るのである。
(ヘ)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、大型建材板1の輸送時の梱包に使用するダン
ボール箱2の内部四隅部に、該隅部を頂点とする三角形
の底辺を構成する傾斜状のコーナー補強板3を固定し、
該ダンボール箱2内に重複した状態で配置される大型建
材板1が挿入可能な挿入溝部3dを、該コーナー補強板3
に複数本穿設し、該コーナー補強板3の挿入溝部3dによ
り、大型建材板1が前後・上下・左右へ移動するのを阻
止すべく構成したので、方形の大型建材板1の隅部を、
ダンボール箱2の内部四隅部を頂点とする三角形の底辺
を構成する傾斜状のコーナー補強板3に設けた挿入溝部
3dに挿入する操作で済むので、簡単に大型建材板1を挿
入溝部3dに挿入支持させる作業を行なうことが出来るの
である。
第2に、三角形の底辺を構成する傾斜状のコーナー補
強板3に挿入溝部3dを設けたので、挿入溝部3dを穿設し
た部分は平面部分であるので、大型建材板1の隅部を挿
入する場合に、該コーナー補強板3の部分が押し込まれ
て変形するということが無くなったのである。
第3に、三角形の底辺を構成する傾斜状のコーナー補
強板3に挿入溝部3dを設けたので、従来の如く、コーナ
ー補強板3の部分をポリエチレン・ボリプロビレン又は
塩化ビニル等のプラスチックにより構成しなくとも、大
型建材板1の隅部を挿入する際に変形することが無くな
ったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は上部を開放したダンボール箱2の内部に大型建
材板1とコーナー補強板3を挿入する状態を示す斜視
図、第2図は本考案の大型建材板1の梱包構造により、
大型建材板1を梱包した状態の斜視図、第3図は同じく
正面断面図、第4図は第3図のA-A′矢視断面図、第5
図はコーナー補強板3の斜視図、第6図は下部のコーナ
ー補強板3の正面断面図、第7図はコーナー補強板3の
展開状態の平面図、第8図は同じく側面図、第9図はダ
ンボールにより構成したコーナー補強板6の実施例を示
す正面断面図、第10図は同じく側面図、第11図はダンボ
ールにより構成したコーナー補強板6の斜視図、第12図
はコーナー補強板3とダンボールにより構成した隅部緩
衝体5を組み合わせた実施例の正面断面図、第13図は第
12図のB-B′断面図である。 1……大型建材板 2……ダンボール箱 3……コーナー補強板 3a……連結部 3b……傾斜面 3c……縦板 3d……挿入溝部 3e……ダンボール壁 3f……横板 5……隅部緩衝体 6……発砲スチロールのコーナー補強板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】大型建材板1の輸送時の梱包に使用するダ
    ンボール箱2の内部四隅部に、該隅部を頂点とする三角
    形の底辺を構成する傾斜状のコーナー補強板3を固定
    し、該ダンボール箱2内に重複した状態で配置される大
    型建材板1が挿入可能な挿入溝部3dを、該コーナー補強
    板3に複数本穿設し、該コーナー補強板3の挿入溝部3d
    により、大型建材板1が前後・上下・左右へ移動するの
    を阻止すべく構成したことを特徴とする大型建材板の梱
    包構造。
JP1990023944U 1990-03-09 1990-03-09 大型建材板の梱包構造 Expired - Lifetime JP2508358Y2 (ja)

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