JPH079776Y2 - 包装用容器 - Google Patents

包装用容器

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JPH079776Y2
JPH079776Y2 JP4009489U JP4009489U JPH079776Y2 JP H079776 Y2 JPH079776 Y2 JP H079776Y2 JP 4009489 U JP4009489 U JP 4009489U JP 4009489 U JP4009489 U JP 4009489U JP H079776 Y2 JPH079776 Y2 JP H079776Y2
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JP
Japan
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bottom plate
plate portion
lattice
packaging container
container
Prior art date
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JP4009489U
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JPH02131919U (ja
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徳光 西野
健一 星
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、各種の小物品を収納する際に使用され、折り
畳み可能な包装用容器に関する。
「従来の技術」 第5図は、実公昭53-12273号公報において提案された包
装用容器を示す図である。
この包装用容器は、底板部1Aの左右端に側板部1Bを形成
したコ字状の容器本体1と、この容器本体1の前後部に
おいて側板部1B間に水平に掛け渡されたハニカム体2と
から構成されている。
これらハニカム体2は、上下方向に開口する多数の孔を
有し、左右方向に伸縮自在であるとともに上下方向に抗
圧縮力が高い。また、底板部1Aには左右方向中央に前後
方向に延びる折り目3が形成されている。
この包装用容器においては、折り目3を谷状に折り曲
げ、ハニカム体2を縮めることにより、第6図に示すよ
うに全体を左右方向に畳むことができる。また、底板部
1Aを広げれば中央の凹部4に物品を収納でき、この状態
で多数の容器を積み重ねることができる。
「考案が解決しようとする課題」 ところが上記の包装用容器は、次のような欠点を有して
いた。
物品を凹部4に収容して持ちあげる際に、物品の重
量で底板部1AがV字状に曲がり、容器が変形して持ち運
びにくいうえ、V字状に折れた底板部1Aと格子体2の間
を通って物品が滑り落ち、破損するおそれがある。
容器を積み重ねた際に、ハニカム体2の上面に対し
て不均一に荷重がかかり易く、ハニカム体2が部分的に
座屈し、積み重ねた容器が傾いて崩れることがある。
「課題を解決するための手段」 本考案は上記課題を解決するためになされたもので、矩
形の底板部と、この底板部の左右端にそれぞれ連結され
た固定側板部と、底板部の前後端にそれぞれ連結された
可倒側板部と、これら可倒側板部の他端側に連結された
天板部とからなり、前記各天板部、各可倒側板部、およ
び底板部の左右方向中央には、前後方向に延びる折り目
が形成された枠体と、 前記枠体の各固定側板の間に、縦板および横板を設けて
上下方向に開いた多数の格子空間を画成するとともに、
底板部との間に一定厚の空隙を形成し、左右方向に折り
畳み可能な格子体と、 前記空隙に挿入可能な着脱底板とを具備したことを特徴
とする。
「作用」 この包装用容器においては、枠体の空隙から着脱底板を
引き抜き、天板部および可倒側板部を水平に敷き延ばす
ことにより、天板部、可倒側板部、底板部を中央の折り
目に沿ってV字状に折り曲げ、容器全体を薄く折り畳む
ことができる。
一方、使用時にはまず、V字状に折られた天板部、可倒
側板部、底板部を水平に延ばし、格子体を広げたうえ、
格子体と底板部との空隙に着脱底板を差し込み、さらに
可倒側板部を起立させることにより箱形に組み立てら
れ、各格子空間内に物品を収容することができる。
この組み立て状態においては、可倒側板部が格子体の前
後面を覆ううえ、着脱底板が底板部を補強するから、重
い物品を収容しても、運搬中等に底板部が字状に曲がっ
て容器が変形したり、底板部と格子体の隙間から物品が
落ちる等の問題が生じず、取り扱い性が良好である。
また、包装用容器を積み重ねた場合には、着脱底板およ
び天板部によって格子体の上下面を押さえるので、積層
荷重が広い面積に均一に分散されて格子状にかかり、格
子体の抗圧縮力を高めてその座屈を防止できる。さら
に、包装用容器を積層して外箱に収容する場合には、天
板部をつかんで包装用容器を外箱に出し入れできるか
ら、この点でも取り扱い性が優れている。
「実施例」 第1図は、本考案に係わる包装用容器の斜視図である。
この包装用容器10は、枠体11と、この枠体11の内部に固
定された格子体12と、着脱底板13とからなるものであ
り、これらはいずれも段ボール紙、厚紙、薄い樹脂板等
の板材から成形されている。
前記枠体11は、矩形の底板部11Aと、この底板部11Aの左
右端に連なる矩形の固定側板部11Bと、底板部11Aの前後
端にそれぞれ連なる矩形の可倒側板部11Cと、さらにこ
れら可倒側板部11Cの他端側に連なる天板部11Dとからな
り、これら各部の境界は全て折り曲げ可能となってい
る。
固定側板部11Bと可倒側板部11Cの幅は等しく、また天板
部11Dの幅は固定側板部11Bの前後方向長さの1/2以下と
されている。これが1/2より大であると、天板部11Dが互
いに容器上面で重なり、積層時に容器10がぐらつく問題
を生じる。また、各天板部11D、各可倒側板部11C、およ
び底板部11Aの左右方向中央には、前後方向に延び、谷
折り可能な折り目14が形成されている。
一方、格子体12は、横板12Aおよび縦板2Bを格子状に交
差させて組み立てたもので、これらの間に、収容すべき
物品の入る大きさの平面視正方形の格子空間2Cを画成し
ている。横板12Aにはまた、縦板12Bとの全交差線に沿っ
て折り目15が形成され、さらにこれら折り目15の中間に
折り目16がそれぞれ形成されている。そしてこれら折り
目15,16を互い違いに折曲げると、格子体12が左右方向
に折り畳めるようになっている。
そして格子体12は、枠体11の各固定側板部11Bの間に、
各側板部11B,11Cと上端を揃えた状態で水平に掛け渡し
て固定され、さらに底板部11Aとの間に一定厚の空隙17
が形成されている。
一方、着脱底板13は、前記空隙17よりも僅かに薄く、底
板部11Aと略同じ寸法であり、前後いずれの側からも空
隙17に略隙間なく挿入できる。
この包装用容器10を畳むには、まず枠体11の空隙17から
着脱底板13を引き抜き、天板部11Dおよび可倒側板部11C
を水平に敷き延ばす。次いで、天板部11D、可倒側板部1
1C、底板部11Aを中央の折り目14に沿ってV字状に折り
曲げ、同時に格子体2を折り畳むことにより、容器10全
体が薄く折り畳まれる。
一方、容器10を組み立てる場合には、V字状に折られた
天板部11D、可倒側板部11C、底板部11Aを水平に延ば
し、格子体12を広げたうえ、格子板12を広げたうえ、格
子板12と底板部11Aとの空隙17に着脱底板13を差し込
み、らに可倒側板部11Cを起立させる。こりにより容器1
0は箱形に組み立てられ、各格子空間12C内に物品を収容
することができる。
そして、この組み立て状態では、可倒側板部11Cが格子
体12の前後端面を覆ううえ、着脱底板13が底板部11Aを
補強するから、重い物品を収容しても運搬中に底板部11
AがV字状に曲がって容器10が変形したり、底板部11Aと
格子体12の隙間から物品が落ちる等の問題が生じず、取
り扱い性が良好である。
また、この包装用容器10を積み重ねた場合には、着脱底
板13および天板部11Dによって格子体12の上下面を押さ
えるので、積層荷重が広い面積に均一分散されて格子体
12に加わり、実質的に抗圧縮力を高めて格子体12の座屈
が防止できる。したがって、座屈に起因する荷崩れのお
それがない。
さらに、第3図および第4図に示すように、包装用容器
10を積層して外箱20に収容する場合には、天板部11Dを
つかんで包装用容器10を外箱20に出し入れできるから、
容器10と外箱20との間に隙間がない場合にも取り扱いが
楽である。
なお、天板部11Dによる持ち運びをさらに容易化するた
め、天板部11Dに何等かの把持構造を設けてもよい。た
とえば、天板部11Dに指が入る開口部を形成してもよい
し、天板部11Dの端に紐をU字状に固定してもよい。ま
た、各部の寸法や形状が図示のものに限らぬことは勿論
であるし、要求される強度に応じて各部の肉厚を変えて
もよい。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案に係わる包装用容器におい
ては、組み立て状態において可倒側板部が格子体の前後
面を覆ううえ、着脱底板が底板部を補強するから、重い
物品を収容しても、運搬中に底板部がV字状に曲がって
容器が変形したり、底板部と格子体の隙間から物品が落
ちる等の問題が生じず、取り扱い性が良好である。
また、包装用容器を積み重ねた場合には、着脱底板およ
び天板部によって格子体の上下面を押さえるので、積層
荷重が広い面積に均一に分散されて格子体にかかり、格
子体の抗圧縮力を高めてその座屈を防止できる。さら
に、包装用容器を積層して外箱に収容する場合には、天
板部をつかんで包装用容器を外箱に出し入れできるか
ら、この点でも取り扱い性が優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる包装用容器の斜視図、第2図は
同容器の折り畳み状態での正面図、第3図および第4図
は、同容器の使用方法を示す斜視図および縦断面図であ
る。 一方、第5図および第6図は従来の包装用容器の斜視図
および折り畳み状態での正面図である。 10……包装用容器、11……枠体、11A……底板部、11B…
…固定側板部、11C……可倒側板部、11D……天板部、12
……格子体、12C……格子空間、13……着脱底板、14…
…折り目、17……空隙、20……外箱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形の底板部と、この底板部の左右端にそ
    れぞれ連結された固定側板部と、底板部の前後端にそれ
    ぞれ連結された可倒側板部と、これら可倒側板部の他端
    側に連結された天板部とからなり、前記各天板部、各可
    倒側板部、および底板部の左右方向中央には、前後方向
    に延びる折り目が形成された枠体と、 前記枠体の各固定側板の間に、縦板および横板を設けて
    上下方向に開いた多数の格子空間を画成するとともに、
    底板部との間に一定厚の空隙を形成し、左右方向に折り
    畳み可能な格子体と、 前記空隙に挿入可能な着脱底板とを具備したことを特徴
    とする包装用容器。
JP4009489U 1989-04-05 1989-04-05 包装用容器 Expired - Lifetime JPH079776Y2 (ja)

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JP4009489U JPH079776Y2 (ja) 1989-04-05 1989-04-05 包装用容器

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JPH02131919U JPH02131919U (ja) 1990-11-01
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