JPH0843950A - マスク整合機構付露光装置およびワークの整合、露光、ならびに搬送方法。 - Google Patents

マスク整合機構付露光装置およびワークの整合、露光、ならびに搬送方法。

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JPH0843950A
JPH0843950A JP6178863A JP17886394A JPH0843950A JP H0843950 A JPH0843950 A JP H0843950A JP 6178863 A JP6178863 A JP 6178863A JP 17886394 A JP17886394 A JP 17886394A JP H0843950 A JPH0843950 A JP H0843950A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】作業スペースを取らず、的確にワークとマスク
フィルムの整合ができ、整合ステージで上下のフレーム
の開閉作動をすることなく、かつ、ワークおよびマスク
フィルムの位置ズレが無く、光学系の干渉膜を早期劣化
させる原因を減少でき、そして、装置を小型化しても露
光ステージのワークに垂直光を照射できることを目的と
する。 【構成】整合ステージAと、露光ステージBと、前記整
合ステージおよび露光ステージに設けた搬送機構10,
11と、光源装置9と、ワークWの上方側から撮像する
撮像手段6を備える露光装置であって、マスクフィルム
Mを上側から保持する保持機構5の構成を、マスクフィ
ルムの吸着部5aと、この吸着部を上下動自在に支持す
る支持アーム17と、この支持アームを上下動させる第
1駆動装置14と、この第1駆動装置を上下動させる第
2駆動装置15と、前記吸着部の所定移動位置で吸着部
を固定支持するストッパ支持部20とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、枚葉のワークの片面
を露光する露光装置に係り、特に、露光パターンを形成
したマスクフィルムの整合機構を備えるマスク整合機構
付露光装置およびワークの整合、搬送、ならびに露光方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワークにマスクフィルムの所望
の露光パターンを焼き付ける作業は、整合作業と露光作
業に分かれた位置で行われていた。すなわち、図14で
示すように、ワークWおよびマスクフィルムMの整合装
置67でワークWとマスクフィルムMの位置決めマーク
を、撮像カメラ68、68で撮像し、モニター69、ア
ライメントテーブルなどを介して位置合わせ位置作業を
行っている。その後、整合済ワークおよびマスクフィル
ムを一旦ストッカ装置65の収納部66に収納し、この
ストッカ装置65を移動させ、露光装置60で露光して
いる。
【0003】前記露光装置60は、ワークWを挟持する
真空フレームの構成が、下フレーム板62の一端側に上
透光フレーム板61の一端側を蝶番63などで軸着し、
上透光フレーム板61が、その一端側を基準に回動して
開閉するように構成されている。前記上透光フレーム板
61は、枠状に形成され、上透光板61aを有してい
る。そして、前記上透光板61aと、シールゴムなどで
囲繞する空間の空気を吸引し、ワークWをおよびマスク
フィルムMを両フレーム板61、62に真空吸着して挟
持している。ワークWは、上下のフレーム板61、62
で挟持された状態で露光装置の露光ステージに送られ露
光される。
【0004】また、露光装置の構成によっては、整合機
構を備えるものもある。図15で示すように、露光装置
70は、整合ステージ位置で、下方側に撮像カメラ7
2、72が設置されると共に、アライメントテーブル7
1が設けられ、ワークの下方からワーク上のマスクフィ
ルム撮像できるように構成されている。したがって、露
光されるワークWは、所定位置に丸穴を穿設する必要が
ある。さらに、露光装置70は、整合ステージから露光
ステージに渡って水平方向で上下に設けた搬送路75、
75に、それぞれ上透光フレーム板74、74を往復移
動自在に設け、取付回動部74a,74aを介して仮想
線で示すように回動自在に構成している。また、これら
上透光フレーム板74、74と一体でワークWを挟持す
る下フレーム板73、73は、一方が整合ステージ側に
配置され、他方は、露光ステージ側に上透光フレーム板
61と合体して配置されている。
【0005】そして、マスクフィルムは、各上透光フレ
ーム板74の透光板に取り付けられている。さらに、露
光ステージでは、反射鏡からワークまでの紫外線照射の
距離が異なるため、光量計77、77を2台設置し、こ
の光量計の積算光量が上下のワークWの位置が異なって
もほぼ同じ数値になるように光源を制御する構成として
いる。
【0006】そして、露光ステージに隣接してワーク面
などを冷却する冷却用ハウジングを設け、この冷却用ハ
ウジング内に、冷却装置77、冷却ファン77aなどを
設置している。また、冷却ハウジングに隣接して光源用
ハウジングを設け、この光源用ハウジング内に光源装置
78フライアイレンズ78a、反射鏡78bなどの光学
系を設け、前記露光ステージ内の上方には、ワークWに
垂直光を反射する放物面反射鏡78cに、光源装置78
からの光を照射している。なお、露光ステージと光源用
ハンジング間に、冷却用ハウジングを設けているのは、
ワークに垂直光を照射する必要上、光源装置から所定距
離を離す必要があることと、光源装置や、ワーク面など
を冷却する必要があるためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の露光装
置では、以下のような問題点が存在していた。 露光装置と整合装置が分かれているものは、整合装
置およびストッカ装置の分だけ作業スペースを取ること
になる。また、整合済のワークおよびマスクフィルムを
ストッカ装置で移動すると、ワークおよびマスクフィル
ムに塵埃が付着する原因となった。さらに、搬送中にワ
ークとマスクフィルムの位置ズレが起こる原因にもなっ
た。
【0008】 露光装置の整合ステージ位置に撮像手
段を備えるものは、ワークの下方に撮像手段を配置して
いるため、ワークの所定位置に穴明けをする作業が必要
であるため、作業工程を増やし、それに伴う装置を必要
とした。また、穿設した丸穴は、小さいと照明光線が入
らず、大きいと、回路などの画像の設計上不都合であっ
た。さらに、穿設した丸穴は、ドリルで形成することか
ら、バリが発生し、このバリが照明光線の光を乱反射す
ることで、撮像手段でマスクフィルムの位置決めマーク
が読み取れず、整合作業ができない場合があった。
【0009】 露光装置の構成が整合ステージ(図1
5のものは、露光装置搬入部)で上透光フレーム板と、
下フレーム板とを開放あるいは閉塞する作業があるた
め、その上下のフレームの開閉作業に時間がかかり、ワ
ークの処理能力が低下した。
【0010】 アライメントテーブルを備える露光装
置は、マスクフィルムを設けた上透光フレーム板が、一
端側を回動支軸として開閉作動を行うため、仮位置決め
ができず、下フレーム板に載置するワークの位置決めマ
ークの位置と、マスクフィルムの位置決めマークの位置
が合わせずらく、ワークの置き方よっては、撮像手段に
よる整合作業ができなかった。
【0011】 整合ステージを備える露光装置は、ア
ライメントテーブルで下フレーム板上のワークを整合作
業を行った後、下フレーム板と上透光フレーム板が合体
してワークおよびマスクフィルムを挟持することになる
が、上下のフレームでワークおよびマスクフィルムを真
空吸着する際に、位置ズレを生じることが多く、整合作
業のやり直しをすることでワークの露光作業に時間がか
かった。
【0012】 露光装置の光源装置は、ワーク照射面
から放電灯まで所定距離離れないとワーク面に垂直光を
照射できないが、露光ステージと、光源装置の間に冷却
用ハウジングを設けると、露光装置全体が大型化した。
また、放電灯や反射鏡は、所望方向に光照射が適切にで
きるように、干渉膜、蒸着膜などが設けられているが、
冷却用ハウジングを光源用ハウジングと別に設けると放
電灯から発せられる発光熱や、室内の湿度を適正に除去
できず、その影響により干渉膜などの脱落など不都合を
生じる経時変化が早まった。
【0013】 露光ステージでワークを露光する場
合、光源からの距離が異なることから光量計により積算
光量が同じになるように光源装置を制御しているが、で
きればワークから光源の距離が常に一定であることが望
ましく、その構成が実現できる装置の構成が望まれてい
た。
【0014】この発明は、前述の問題点を解決すべく創
案されたもので、作業スペースを取ること無く、また、
的確にワークとマスクフィルムの位置合わせができ、整
合ステージで上下のフレームの開閉作動をすることな
く、かつ、整合作業後のワークおよびマスクフィルムの
位置ズレが無く、さらに、湿度や放電灯の発光熱など光
学系の干渉膜を早期劣化させる原因を減少でき、そし
て、装置の大型化をすることなく露光ステージのワーク
に垂直光を照射できるマスク整合機構付露光装置および
ワークの整合、搬送、ならびに露光方法を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、この発明は、ワークとマスクフィルムの整合ステー
ジと、整合済ワークを露光する露光ステージと、前記整
合ステージおよび露光ステージ間でワークを搬送する搬
送機構と、露光ステージに到来したワークを光学系を介
して光照射する光源装置と、前記整合ステージにワーク
およびマスクフィルムを上方から撮像する撮像手段を備
える露光装置であって、マスクフィルムを上側から保持
する保持機構を前記整合ステージに設け、前記保持機構
は、マスクフィルムの吸着部と、この吸着部を上下動自
在に支持する支持アームと、この支持アームを上下動さ
せる第1駆動装置と、この第1駆動装置を上下動させる
第2駆動装置と、前記吸着部の所定移動位置で吸着部を
固定支持するストッパ支持部とを備えたマスク整合機構
付露光装置として構成した。
【0016】また、前記支持アームは、吸着部を上下方
向に摺動させるガイド部を有し、前記吸着部と支持アー
ムに弾性部材の一端と他端を連結し、前記吸着部を弾性
部材を介してマスクフィルム側に付勢し、前記ストッパ
支持部は、水平方向に出没するストッパアームと、この
ストッパアームを駆動するストッパアーム駆動部を備
え、前記ガイド部に沿って摺動した吸着部を所定位置
で、ストッパアームが固定支持する構成としても構わな
い。
【0017】さらに、前記整合ステージには、搬送経路
の下方から両搬送経路を越えて上昇するアライメントテ
ーブルを設け、前記露光ステージには搬送経路の下方か
ら両搬送経路を越えて上昇する垂直搬送テーブルを設け
ると共に、前記第1および第2下フレーム板と合体して
真空フレームを形成する上透光フレーム板を設け、前記
移動テーブルは、下フレーム板を載置する載置板と、こ
の載置板の所定位置に設けた下フレーム板の位置決め回
転ローラとを備えたマスク整合機構付露光装置として構
成した。
【0018】また、前記移動テーブルは、下フレーム板
を載置する載置板と、この載置板の所定位置に設けた固
定ガイドとを備え、前記両下フレーム板は、その側面位
置に回転ローラの少なくとも回転面が突出するように設
けた構成としても良い。
【0019】そして、前記整合ステージに設けた撮像手
段は、一方と他方の撮像カメラと、両撮像カメラの焦点
位置を照射する照明装置を備え、前記撮像カメラは、支
持部材を介して支持され、前記支持部材は、移動アーム
の長手方向に沿って移動自在に設けたスライド部に設け
られ、前記移動アームは、その基部を前記長手方向に直
交する水平溝部に移動可能に設け、前記照明装置は、前
記支持部材の所定位置で昇降自在に設けられ、前記撮像
カメラの撮像時に、照明装置の移動下端で、ワークおよ
びマスクフィルムの位置決めマークを照射する前記マス
ク整合機構付露光装置として構成した。
【0020】また、ワークを載置する下フレーム板は、
その所定位置に、ワークの一辺の側面に当接する突起を
設け、前記撮像手段側にワークの位置決めマーク位置を
ピンポイント照射する可視平行光の照射装置を設けた構
成とした。
【0021】さらに、前記露光ステージには、被露光位
置に到来するワークに垂直光を反射する放物面反射鏡を
設け、前記露光ステージに隣接して設けた光源用ハウジ
ングには冷媒ラジエータを有する冷却装置を設けると共
に、前記光源装置の中心位置を、露光装置の左右幅方向
の中心位置から左右どちらかにずらした位置に配設し、
前記放電灯からの垂直方向の照射光を所定角度で反射す
る反射鏡は、ワークの一端面に平行で、かつ、放電灯の
照射光の光軸に沿って形成される垂直面よりワーク側に
反射光を反射する構成とした。
【0022】そして、ワークおよびマスクフィルムの整
合方法としては、水平方向に高さを異ならせて設けた搬
送路に沿って下フレーム板を搬送する移動テーブルの一
方の移動端で、アライメントテーブルの上昇に伴い前記
下フレーム板を移動テーブルから上方に分離離間させア
ライメントテーブル上に載置する第1工程と、
【0023】前記下フレーム板の一辺側に設けた突起に
ワークの一側端部を当接させると共に、ピンポイント照
射されている可視平行光線にワークの位置決めマークを
合わせて下フレーム板上にワーク載置する第2工程と、
前記可視平行光線に合わせてマスクフィルムの位置決め
マークを仮位置決めし、マスクフィルムをワーク上に載
置する第3工程と、前記ワークおよびマスクフィルムの
位置決めマークを撮像手段により撮像すると共に、前記
マスクフィルムの上方から保持機構を降下してマスクフ
ィルムを吸着保持し、マスクフィルムを保持している保
持機構を上昇させてワークからマスクフィルムを離間さ
せ、前記位置決めマークの位置情報に基づいて、アライ
メントテーブルを水平面上のX,Y,θ方向に作動さ
せ、整合作業を行う第4工程と、
【0024】前記保持機構を降下させワークにマスクフ
ィルムを当接させた状態で固定手段によりワークおよび
マスクフィルムを下フレームに固定保持し、保持機構の
吸引作動を解除して保持機構を上昇させる第5工程から
構成した。
【0025】また、ワークの露光方法としては、水平方
向に高さを異ならせて設けた搬送路に沿って下フレーム
板を搬送する移動テーブルの他方の移動端で、整合済ワ
ークおよびマスクフィルムを保持した下フレーム板を垂
直搬送テーブルの上昇に伴い移動テーブルから上方に離
間させ、上方に設置されている上透光フレーム板に当接
合体させる第1工程と、
【0026】前記ワークに光源装置から光学系を介して
光照射し、マスクフィルムの所定パターンをワークに露
光する第2工程と、前記下フレーム板を上透光フレーム
板から分離し、垂直搬送テーブルの降下に伴って、下フ
レーム板を待機している移動テーブルに載置支持する第
3工程とから構成した。
【0027】さらに、ワークの搬送方法としては、 整
合ステージおよび露光ステージ間で上下2段に設けた搬
送路に沿って移動する第1および第2移動テーブルを往
復移動させ、第1および第2移動テーブルに載置支持し
ているそれぞれの下フレームの一方を、整合ステージの
アライメントテーブル側に到来させるとと共に、下フレ
ームの他方を露光ステージの垂直搬送テーブル側に到来
させる第1工程と、
【0028】整合ステージでは、アライメントテーブル
の上昇により第1移動テーブルから下フレームを離間上
昇させ、撮像手段、マスクフィルムの保持機構などを介
してアライメントテーブルの作動によりワークおよびマ
スクフィルムを整合し、下フレーム上に固定手段を介し
てワークおよびマスクフィルムを固定保持すると共に、
露光ステージでは、整合済ワークを固定保持する下フレ
ーム板を垂直搬送テーブルの上昇に伴い第2移動テーブ
ルから上昇離間させ、上方に設置した上透光フレーム板
にワークおよびマスクフィルムを間にして下フレーム板
を当接合体させ真空吸着して露光作業を第2工程と、
【0029】整合ステージでは、アライメントテーブル
の降下に伴い整合済ワークおよびマスクフィルムを固定
保持する下フレームが降下し、待機している第1移動テ
ーブルに載置支持されると共に、露光ステージでは、真
空フレームの真空吸着を解除し、垂直搬送テーブルの降
下に伴い露光済ワークおよびマスクフィルムを固定保持
する下フレームが降下し、待機している第2移動テーブ
ルに載置支持する第3工程と、前記上下の搬送路に沿っ
て第1移動テーブルを整合ステージから露光ステージに
搬送すると共に、第2移動テーブルを露光ステージから
整合ステージに搬送する第4工程とから構成した。
【0030】
【作用】この発明は上記のように構成したので以下のよ
うな作用を有している。 (1) マスクフィルムを保持する保持機構は、支持ア
ームをに上下動自在に設けた吸着部が、第1駆動装置に
より所定距離降下してワーク上に載置されているマスク
フィルムに当接すると共に、マスクフィルムを真空吸着
した位置で、ストッパ支持部が吸着部を固定支持する。
そして、ワークがアライメントテーブルの作動で水平方
向に移動しても、マスクフィルムの露光パターンに影響
がない位置まで第1駆動装置により支持アームごと駆動
させ、マスクフィルムを上昇させる。
【0031】(2) 前記吸着部を弾性部材の付勢力
で、常にマスクフィルム側に付勢されるように構成する
ため、第1駆動装置で支持アームを降下した場合、吸着
部は、マスクフィルムにより確実に当接する。
【0032】(3) 上下の搬送路に沿って水平方向に
交互に搬送される移動テーブルは、載置板の所定位置に
位置決めガイドを設けている。そのため、一方と他方の
移動端である整合ステージおよび露光ステージに設置し
た各アライメントテーブルおよび垂直搬送テーブルが上
下の搬送路を越えて上昇すると、移動テーブルの位置決
めガイドで支持されている下フレームが移動テーブルか
ら分離し各テーブルに載置されて上昇する。また、下フ
レームを載置している各テーブルが降下すると、下フレ
ームは待機いている移動テーブルの位置決めガイドに案
内されて移動テーブル上に載置支持される。
【0033】(4) また、前記位置決めガイドを回転
ローラの構成とすると、下フレームが各テーブルの上下
動に伴って移動テーブルから分離あるいは支持される際
に、回転ローラが回転することで下フレームの各側面は
案内される。
【0034】(5) 整合ステージに設けた撮像手段
は、撮像カメラの支持部材が移動アームの長手方向に沿
って移動可能で、かつ、移動アームの基端が、水平溝部
に移動可能であるため、支持アームに設けた撮像カメラ
の焦点位置が所望位置に移動できる。そして、前記支持
部材は、環状の照明装置が上下動自在に設けられている
ため、前記撮像カメラでワークおよびマスクフィルムの
位置決めマークを撮像する場合、照明装置がその移動下
端で照明光を照射できる。
【0035】(6) ワークは、その一端側を各下フレ
ーム板に設けた突起に端面合わせして設置すると共に、
下フレームの所定位置をピンポイント照射する可視平行
光に、ワークの位置決めマークの少なくとも一方を合わ
せて載置する。そして、ワークの上にマスクフィルムを
載置する際には、前記可視平行光のピンポイント照射位
置を目印に、マスクフィルムの位置決めマークを合わせ
て置くことで仮位置決めをすることが可能となる。
【0036】(7) 露光ステージに隣接して設けた光
源装置のハウジング内には、冷却装置を設けると共に、
光源装置の放電灯から照射された光を所定方向に反射す
る反射鏡や、光の照度を調整するフライアイレンズなど
を設けているため、ハウジング内の湿度や、放電灯から
の発光熱が優先的に除去される。また、光源装置を露光
ステージに隣接する光源用ハウジング内に設け、光源装
置を露光装置の左右幅方向の中心位置から左右何方にず
らして設置すると共に、ワークの一側端に平行で、か
つ、光源装置からの垂直方向の照射光の光軸に沿って構
成される垂直面よりワーク側に、光源装置からの照射光
を所定角度に第1反射鏡が反射するため、ワークに垂直
平行光を照射する適正距離が確保できる。
【0037】(8) ワークの整合方法としては、始め
に、水平方向に高さを異ならせて設けた搬送路に沿って
下フレーム板を搬送する移動テーブルの一方の移動端
で、アライメントテーブルの上昇に伴い前記下フレーム
板を移動テーブルから上方に分離離間させアライメント
テーブル上に載置する。そして、前記下フレーム板の一
辺側に設けた突起にワークの一側端部を当接させると共
に、ピンポイント照射されている可視平行光線にワーク
の位置決めマークを合わせて下フレーム板上にワーク載
置する。
【0038】その後、前記可視平行光線に合わせてマス
クフィルムの位置決めマークを仮位置決めし、マスクフ
ィルムをワーク上に載置し、前記ワークおよびマスクフ
ィルムの位置決めマークを撮像手段により撮像すると共
に、前記マスクフィルムの上方から保持機構を降下して
マスクフィルムを吸着保持し、保持機構を上昇させてワ
ークからマスクフィルムを離間させ、前記位置決めマー
クの位置情報に基づいて、アライメントテーブルを水平
面上のX,Y,θ方向に作動させ、整合作業を行う。さ
らに、前記保持機構を降下させワークにマスクフィルム
を当接させた状態で固定手段によりワークおよびマスク
フィルムを下フレームに固定保持し、保持機構の吸引作
動を解除して保持機構を上昇させることで整合作業を終
了する。
【0039】(9) ワークの露光方法としては、露光
ステージに搬送されてきた移動テーブルに支持された下
フレーム板を垂直搬送テーブルの上昇に伴って移動テー
ブルから上方に離間させ上方に設置されている上透光フ
レーム板に当接合体させる。そして、前記ワークに光源
装置から光学系を介して光照射し、マスクフィルムの所
定パターンをワークに露光する。その後、前記下フレー
ム板を上透光フレーム板から分離し、垂直搬送テーブル
の降下に伴って、待機している移動テーブルに下フレー
ム板を載置支持することで行う。
【0040】(10) ワーク搬送方法としては、整合
ステージおよび露光ステージ間で上下2段に設けた搬送
路に沿って移動する第1および第2移動テーブルを往復
移動させ、第1および第2移動テーブルに載置支持して
いるそれぞれの下フレームの一方を、整合ステージのア
ライメントテーブル側に到来させるとと共に、下フレー
ムの他方を露光ステージの垂直搬送テーブル側に到来さ
せる。
【0041】つぎに、整合ステージでは、アライメント
テーブルの上昇により第1移動テーブルから下フレーム
を離間上昇させ、撮像手段、マスクフィルムの保持機構
などを介してアライメントテーブルの作動によりワーク
およびマスクフィルムを整合し、下フレーム上に固定手
段を介してワークおよびマスクフィルムを固定保持する
と共に、露光ステージでは、整合済ワークを固定保持す
る下フレーム板を垂直搬送テーブルの上昇に伴い第2移
動テーブルから上昇離間させ、上方に設置した上透光フ
レーム板にワークおよびマスクフィルムを間にして下フ
レーム板を当接合体させ真空吸着して露光作業を行う。
【0042】さらに、整合ステージでは、アライメント
テーブルの降下に伴い整合済ワークおよびマスクフィル
ムを固定保持する下フレームが降下し、待機している第
1移動テーブルに載置支持されると共に、露光ステージ
では、真空フレームの真空吸着を解除し、垂直搬送テー
ブルの降下に伴い露光済ワークおよびマスクフィルムを
固定保持する下フレームが降下し、待機している第2移
動テーブルに載置支持する。そして、前記上下の搬送路
に沿って第1移動テーブルを整合ステージから露光ステ
ージに搬送すると共に、第2移動テーブルを露光ステー
ジから整合ステージに搬送している。
【0043】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1は、露光装置の要部を示す一部を断面に
した正面図、図2は、露光装置の全体を示す斜視図。図
3は、露光装置の要部を示す原理図である。
【0044】露光装置1は、図3で示すように、整合ス
テージAと、この整合ステージAに隣接した設けた露光
ステージBと、この露光ステージBに隣接して設けた光
源用ハウジングCとから構成されている。
【0045】前記整合ステージAには、ワークの整合作
業を行うアライメントテーブル2と、このアライメント
テーブル2の上方に設けられたマスクフィルムMの保持
機構5と、ワークWおよびアライメントフィルムMの位
置決めマークを撮像する撮像手段6などを備えている。
前記露光ステージBには、上透光フレーム板7と、この
上透光フレーム板7の下方に設けられた垂直搬送テーブ
ル8と、前記上透光フレーム板7の上側に設けたワーク
Wに垂直光を反射する放物面反射鏡9fとを備えてい
る。前記光源用ハンジングC内には、光源装置9と、冷
却装置16およびロールファンや冷媒ラジエータ18な
どを備えている。また、前記整合ステージAおよび露光
ステージB間には、下フレーム板3、4を載置支持する
移動テーブル12、13を搬送する搬送機構10、11
が設けられている。
【0046】図1で示すように、前記アライメントテー
ブル2は、下フレーム板3、4を載置する載置テーブル
2aと、この載置テーブル2aを水平方向の一方向に移
動するX駆動部2bと、このX駆動部2bの駆動方向と
直交する方向にそのX駆動部2bを移動するY駆動部2
cと、このY駆動部2cを垂直軸線方向の回りを回転さ
せる方向に移動するθ駆動部2dと、前記載置テーブル
2a側を上昇降下駆動させるシリンダ軸2fおよびシリ
ンダ駆動部2eとから構成されている。
【0047】そして、前記シリンダ駆動部2eがシリン
ダ軸2fを伸長方向に作動させると、載置テーブル2a
等が上昇し、後述する下フレーム板3(4)を各移動テ
ーブル12(13)から上方向に分離離間させ載置テー
ブル2a上に下フレーム板3(4)を載置する構成とし
ている。なお、ワークWを下フレーム板3、4上に載置
する場合は、前記アライメントテーブル2の載置テーブ
ル2aを上昇させ、図1の仮想線で示す位置まで下フレ
ーム板3(4)を上昇駆動させた位置で行う。また、ワ
ークWとマスクフィルムMの整合作業を行う場合も同様
に載置テーブル2aを上昇させた位置で行う構成として
いる。
【0048】図1で示すように、前記撮像手段6は、撮
像カメラ6a,6aをそれぞれの移動アーム19、19
の先端側に、支持部6d,6dを介して設けている。こ
の支持部6d、6dは、前記移動アーム19、19の長
手方向に設けたスライド溝19a、19aに沿って摺動
自在に設けられている。また、前記支持部6d、6dの
所定位置には、照明装置としてのそれぞれ環状の照明灯
6b、6bが上下動自在にに設けられており、前記撮像
カメラ6a、6aの中心を囲む位置に配設されている。
さらに、前記支持部6d,6dの所定位置には、可視平
行光線の照射装置6c,6cを所定角度に取り付けてい
る。なお、前記移動アーム19、19は、その基端側を
本体側に設けたスライド機構22に沿って左右に移動自
在に設けられている。
【0049】図1で示すように、前記照射装置6c,6
cは、下フレーム板3(4)上のワークWが、アライメ
ントテーブル2の上昇により上昇端に到来した際、その
ワークWの位置決めマークの位置を、可視平行光線によ
りピンポイント照射するように設定されている。また、
図5で示すように、下フレーム板3(4)は、その一辺
側近傍に突起3a、3a(4a,4a)を備え、ワーク
Wの一端辺に当接して端面合わせができる構成としてい
る。前記環状の照明灯6b,6bは、撮像カメラ6a、
6aの撮像状態が良好となるように、マスクフィルム
M、および、ワークWの位置決めマークを撮像する際
に、下方に降下してマスクフィルムM近傍で、かつ、環
状内に各位置決めマークが配置するように黄色の照明光
を照射している。
【0050】なお、撮像カメラ6a、6aは、移動アー
ム19、19および支持部6d,6dを移動すること
で、撮像カメラ6a,6aの焦点位置が移動できるた
め、ワークWの大きさが異なっても対応することができ
る。
【0051】図1および図4で示すように、マスクフィ
ルムの保持機構5は、支持アーム17に設けた取付部5
dのスライド部5cに摺動自在に保持片5bを設け、こ
の保持片5bの下端側にマスクフィルムMを真空吸着す
る吸着部5aを設けている。また、図4で示すように、
前記保持片5bは、上端側に水平方向に突出した支持片
5fを取り付けている。そして、前記支持片5fと、前
記取付部5dの下端側に渡ってスプリング5eを設け、
前記吸着部5aが、マスクフィルムM側に常に付勢され
るように構成されている。
【0052】さらに、図4で示すように、前記取付部5
dの上端側には、水平方向に突出する突出片を備え、こ
の突出片にナットを介してボルト5gが留め付けられて
いる。前記ボルト5gは、前記支持片5fの所定位置に
設けられた長穴に嵌入され、ボルト頭が、前記支持片5
fの底面側に当接するように構成されている。このボル
ト5gは、前記吸着部5aが、常にマスクフィルムM側
に付勢されているため、所定位置で吸着部5aの下端設
定を行うためのものである。
【0053】図4で示すように、前記吸着部5aを設け
た保持片5bの後方側には、ストッパ支持部20が支持
アーム17に取り付けられている。このストッパ支持部
20は、水平方向に出没自在に設けたストッパアーム2
0aと、このストッパアーム20aを駆動するストッパ
アーム駆動部20bとを有している。
【0054】さらに、図1で示すように、前記支持アー
ム17は、シリンダ機構などにより第1駆動装置14に
上下動自在に支持され、前記第1駆動装置14は、第2
駆動装置15に上下動自在に支持されている。そして、
前記第2駆動装置15は、大きなストロークで第1駆動
装置14を上下動させ、移動下端では支持アーム17の
吸着部5aが、マスクフィルムMに当接できるように構
成されている。また、前記第1駆動装置14は、第2駆
動装置で作動し支持アーム17の吸着部5aがマスクフ
ィルムMを吸着保持した後、支持アーム17を小さなス
トロークで上下動させる構成としている。
【0055】つぎに、搬送機構10、11の説明をす
る。図1および図5で示すように、搬送機構10、11
は、整合ステージAおよび露光ステージB間に渡って設
けた搬送路として設けたリニアガイド10a、11aお
よび平板ガイド10b,11bと、これらリニアガイド
10a、11aおよび平板ガイド10b、11bに沿っ
て移動する第1および第2移動テーブル12、13の作
動装置10Aとを備えている。前記作動装置10Aは、
整合ステージAと露光ステージB側にそれぞれ設けたプ
ーリ10f、10gと、これらプーリ10f,10gと
に掛け渡されたタイミングベルト10eと、一方のプー
リ(図面では露光ステージ側)10g側に設けた駆動モ
ータ10hとを備えている。
【0056】また、前記移動テーブル12(13)は、
図5で示すように、コ字形の載置台12b(13b)
と、この載置台の一端側に設けた車輪12c,12c
(13c,13c)と、他端側に設けたスライド保持部
12d,12d(13d,13d)を有し、載置台上面
には、位置決めローラ12a(13a)が設けられてい
る。これら位置決めローラ12a(13a)の設置位置
は、露光ステージBに設けた上透光フレーム板7に対応
しており、位置決めローラ12a(13a)に載置支持
した各下フレーム12、13が、上透光フレーム板7の
適正位置に当接して真空フレームを構成できる位置に設
けられている。
【0057】図5で示すように、前記移動テーブル12
(13)の車輪12c,12c(13c,13c)は、
平板ガイド10b(11b)の上を走行し、スライド保
持部12d,12d(13d,13d)は、前記リニア
ガイド10a(11a)に沿って摺動する構成としてい
る。そして、前記位置決めローラ12a(13a)は、
下フレーム板3(4)の少なくとも各側面に当接する位
置(図面では6個所)に、取付部材12a2 (13
2 )により固定され、この取付部材12a2 (13a
2 )に回動自在に回転ローラ12a1 (13a1 )が設
けられている。さらに、前記それぞれの回転ローラ12
1 (13a1 )の内側最大突出位置により囲繞される
部分が、下フレーム板3(4)の各側面が当接して支持
されるように構成されている。
【0058】さらに、図3および図5で示すように、第
1および第2移動テーブル12(13)は、そのスライ
ド保持部12d,12d(13d,13d)側に留付部
材10d,10d(11e,11e)を設け、前記タイ
ミングベルト10eの所定位置に留め付けている。
【0059】したがって、移動テーブル12(13)の
位置決めローラ12a(13a)に支持されている下フ
レーム板3(4)は、その位置決めローラ12a(13
a)に周側面を案内されて載置板12b(13b)に分
離、載置自在に支持されており、前記したアライメント
テーブル2の載置テーブル2aや、後述する垂直搬送テ
ーブル8の昇降テーブル8aの上昇に伴って、移動テー
ブル12(13)から分離して、整合作業および露光作
業を行う。また、各作業後、載置テーブル2aおよび昇
降テーブル8aの降下に伴って、下フレーム板3(4)
が移動テーブル12(13)の位置決めローラ12a
(13a)に案内され、載置板12b(13b)に載置
支持される。
【0060】また、図3で示すように、整合ステージA
の移動テーブル12と、露光ステージBの移動テーブル
13は、タイミングベルト10eを駆動させることで、
交互に整合ステージAおよび露光ステージB間を下フレ
ーム板3、4にワークWおよびマスクフィルムMを保持
して移動する。
【0061】つぎに、露光ステージB内の構成に付いて
説明する。図3で示すように、露光ステージBには、下
フレーム板3、4と当接合体して真空フレームとなる上
透光フレーム板7が固定設置されている。この上透光フ
レーム板7の構成は、透光板7aを上下の枠体7b,7
gが開閉自在に挟持している。すなわち、図6で示すよ
うに、上の枠体7bは、その一辺側が蝶番7c,7cに
より下の枠体7gと接続されており、前記蝶番7c,7
cと対向する他辺側には、留め付けハンドル7e,7e
が設けられている。そして、その他の両辺には、シリン
ダ7f,7fが設けられている。
【0062】したがって、留め付けハンドル7e、7e
を操作して留め付け状態を解除すると、上の枠体7b
は、蝶番7c,7cを回動軸としてシリンダ7f,7f
の押し上げにより上方に開放する。また、前記透光板7
aは、所定個所に2ヵ所貫通穴が形成されており、この
貫通穴に前記上の枠体7bに設けた吸着パッド7d,7
dが当接し、後述する下フレーム板3(4)が上昇した
際に、その下フレーム板3(4)ごとワークWおよびマ
スクフィルムMを真空吸着して保持する構成としてい
る。なお、透光板7a下面側で周縁には、シールゴム7
h(図7参照)が設けられている。また、図2で示すよ
うに、透光板7aは、上の枠体7bが上方に開放する
と、矢印で示すようにスライドして容易に取り出すこと
ができる。
【0063】図9で示すように、光源用ハウジングC内
に設けた光源装置9は、放電灯9aと、この放電灯9a
の照射光を集光するように反射する楕円反射鏡9bと、
この光源装置9からの照射光を所定角度で反射する第1
反射鏡9cと、この第1反射鏡9cからの反射光の照度
を整えるフライアイレンズ9dと、このフライアイレン
ズ9dからの照射光を露光ステージBの放物面反射鏡9
fに反射する第2反射鏡9eとから構成されている。
【0064】なお、前記光源装置9の中心位置は、図9
で示すように、露光装置1の幅方向の中心より所定距離
Bだけ左右何方かにずれた位置に配置され(図面ではワ
ークWの方向から見て左側)ている。そして、前記第1
反射鏡から反射される反射光の軸線方向は、搬送されて
来るワークWの一辺(図では送りワークWの送り方向に
直交する側の一辺)側と平行で、かつ、光源装置から垂
直方向に照射された光軸に沿って形成する垂直面(図9
では中心線A−Aとして表示する)よりワークW側に位
置するように構成されている。
【0065】また、第1反射鏡の傾斜角度は25度に設
定することで、第1反射鏡が上斜め方向に反射する光軸
は50度に設定されると共に、第2反射鏡9eから放物
面反射鏡9fに入射する光軸の角度が垂直平行光から5
0度になるように構成され、放物面反射鏡9fからワー
クWに反射する垂直平行光の設置が容易となる。
【0066】さらに、光源用ハウジングC内には、冷却
装置16およびロールファンや冷媒ラジエータ18など
が設けられている。図13で示す仮想線で囲んだ枠以外
の部分は、冷却装置の構成を示す。冷却装置16には、
給入側から冷却用の冷却水などが冷却装置16に供給さ
れ、この冷却装置16では、冷却装置16自体を冷却す
るものと、冷媒ラジエータ側に送られ冷媒ラジエータ1
8の液冷媒体を冷却するものに分かれ、各冷却作業を終
えた冷却水はその後排出される。そのため、図3で示す
ように、ロールファンおよび冷媒ラジエータ18からワ
ーク側に冷却風を吹きつけている。
【0067】上記した構成の露光装置では、以下のよう
に作動する。図3で示すように、第1および第2移動テ
ーブルは12、13は、整合ステージAと露光ステージ
Bにそれぞれ配置されており、始めに、アライメントテ
ーブルが載置テーブル2aを上昇させ、第1移動テーブ
ル12上から下フレーム板3を上方に分離させ載置テー
ブル2a上に下フレーム板3を載置する。
【0068】つぎに、下フレーム3の突起3a,3aに
ワークWの端面を当接させ、前記可視平行光線がピンポ
イント照射している少なくとも一方位置を目印としてワ
ークWの位置決めマークが合うようにワークWを載置す
る。その後、前記可視平行光線の両ピンポイント照射位
置にマスクフィルムMの両位置決めマークを合わせた状
態でマスクフィルムMをワークW上に載置する。上記の
ようにワークWおよびマスクフィルムMを下フレーム板
3(4)上に載置することで、予備位置決めをすること
が可能となる。この予備位置決め作業は、後述する整合
作業をよりスムーズに行うために有効な作業である。
【0069】つぎに、図1で示すように、照明灯6b、
6bを降下させ、撮像カメラ6a、6aによりワークW
およびマスクフィルムMの位置決めマークを撮像して位
置ズレ量を算出する。と同時に、保持機構5を作動し
て、ワークWからマスクフィルムを離間させる。すなわ
ち、図1および図4(a)(b)で示すように、第2駆
動装置15を降下方向に作動させ、第1駆動装置14お
よび支持アーム17を降下させる。図4(b)で示すよ
うに、支持アーム17の降下と共に、降下した吸着部5
aは、マスクフィルムMに当接する。この際、第2駆動
装置15の降下距離が、マスクフィルムの当接位置を越
えて下方に吸着部5aを降下させても、その降下距離を
吸収できるように、保持片5bがスプリング5eの付勢
力に抗してスライド部5cに沿って上方に摺動して吸着
部5aを適正位置に移動させる。そして、吸着部5aの
移動端で、ストッパ支持部のストッパアームが作動し
て、保持片5bの側端部を押圧支持することで、吸着部
5aの位置を固定する。
【0070】さらに、マスクフィルムMに当接した吸着
部5aは、真空吸引作業を行い、マスクフィルムMを真
空吸着する。そして、図1および図4(c)で示すよう
に、支持アーム17を支持している第1駆動装置14を
作動させ、支持アーム17を上方に小さなストロークで
上昇させる。このとき、少なくともワークWからマスク
フィルムMの露光パターンが摺動ズレにより劣化しない
ように離間させれば、一部が接触していても足りる。
【0071】一方、撮像手段6、6は、撮像カメラ6
a,6aが撮像した各位置決めマークの位置情報を、処
理演算部などが処理して演算し、位置ズレ量を算出す
る。そして、前記マスクフィルムがワークから離間する
と、アライメントテーブル2の各X,Y,θ駆動部2
b,2c,2dを作動させワークWとマスクフィルムM
の整合作業を行う。なお、整合作業の状況は、図1に示
すモニタ21に写し出される。整合作業が終了すると、
第1駆動装置14が支持アーム17を降下させ吸着部5
aに吸着保持しているマスクフィルムMをワークW上に
再び載置する。その状態で、ワークWおよびマスクフィ
ルムMを粘着テープなどの固定手段で下フレーム板3に
止め付ける。さらに、吸着部5aの真空吸着を解除する
と共に、第2駆動装置15の作動により支持アーム17
を上昇させる。
【0072】そして、アライメントテーブル2を降下さ
せると、載置テーブル2上の下フレーム板3は降下し、
待機している移動テーブル12の位置決めローラ3a、
3a…に案内されて移動テーブル13上に載置支持され
る。
【0073】整合作業が終了したワークWは、第1移動
テーブル12が、リニアガイド10aおよび平板ガイド
10bに沿って露光ステージBに作動機構10Aのタイ
ミングベルト10eの駆動により搬送される。この第1
移動テーブル12の搬送と同時に、リニアガイド11a
および平板ガイド11bに沿って露光ステージBに位置
している第2移動テーブル13が整合ステージAに搬送
される。
【0074】図7で示すように、露光ステージに搬送さ
れた第1移動テーブルの下方では、垂直搬送テーブル8
の昇降テーブル8aを上昇させ、移動テーブル12上の
下フレーム板3を分離上昇させ(仮想線から実線の位
置)、上透光フレーム板7の透光板7aに当接させる。
そして、当接した状態で、上透光フレーム板の吸着パッ
ド7d、7d側から真空吸着を行うと、透光板7aおよ
びシールゴム7h,下フレーム板3で囲繞される空間が
真空となり、上下のフレーム板3、7が合体して真空フ
レームを構成する。このとき、ワークWおよびマスクフ
ィルムMは、下フレーム板に固定保持されているため、
位置ズレを起こすことはない。
【0075】その後、光源装置9から光照射が行われ、
光学系を介して放物面反射鏡9fに到達した光は、垂直
平行光となりマスクフィルムMを介してワークWに照射
される。露光されるワークは、その種類、例えば、ソル
ダーレジストや、エッチングレジストなどの光照射時間
に応じて所定時間照射される。ワークWの露光が終了す
ると、上透光フレーム板7の真空吸着が解除され、下フ
レーム板3は、上透光フレーム板7から解放されるた
め、昇降テーブル8aの降下に伴って降下し、待機して
いる移動テーブル12の位置決め回転ローラ12aに案
内されて支持される。
【0076】一方、ワークWの露光作業中には、整合ス
テージAでは、前記したように他のワークWの整合作業
が行われる。そして、露光作業および整合作業がそれぞ
れ終了すると、それぞれの移動テーブル12、13に載
置支持され、搬送機構10、11により各ステージ間
A,Bを搬送される。第2移動テーブル13で搬送され
た下フレーム板4は、図8で示すように、前記と同様に
垂直搬送テーブル8の昇降テーブル8aの上昇に伴っ
て、移動テーブル13から下フレーム板4が分離して昇
降テーブル8aに載置されて上昇し、上透光フレーム板
7と当接合体して真空フレームを構成し、露光作業が行
われる。このように前記した整合作業、搬送作業および
露光作業を繰り返し行うことでワークWの露光作業を順
次行う。
【0077】なお、上記したワークおよびマスクフィル
ムの固定手段は、図10で示すように、下フレーム板3
3の構成とすることで達成しても構わない。すなわち、
移動テーブル33の上面に吸引用穴33b,33b…を
設け、下フレーム板33の下方側に設けた接続ホースか
ら真空吸引することで、下フレーム板33上にワークW
およびマスクフィルムMを真空吸着して保持することが
可能となる。なお、ワークWは、ほとんどが、スルーホ
ールを形成しており、このスルーホールからマスクフィ
ルムMも吸引保持することが可能となる。
【0078】また、上記した保持機構はマスクフィルム
MをワークWから完全に離間させなくとも、支障なくワ
ークWの整合のための移動を行える構成としているが、
マスクフィルムMを完全にワークWから離間させる必要
がある場合は、図11で示すような構成とすると都合が
良い。すなわち、支持アーム37、37に複数の吸着部
35a(図面では3ケづつ)を取付部35bを介して上
下動自在に取り付け、スプリング部材35cにより常に
吸着部35aがマスクフィルム側に付勢されるように構
成する。さらに、吸着部35aの所定移動位置で、固定
支持する各ストッパーアーム35dを、それぞれの吸着
部35aに対応させて設ける。そして、前記支持アーム
37、37の基部側を回動軸とし、適宜、矢印で示すよ
うに、左右に回動できる構成としても構わない。
【0079】さらに、前記光源装置の構成を、ワークに
直接放電灯から照射する構成としても構わない。この直
射光を使用する場合は、図12で示すように、露光ステ
ージの後方に隣接して冷却用ハウンジグを設け、その内
部に冷却装置16およびロールファンや冷媒ラジエータ
18などを設ける構成としている。また、放電灯の冷却
手段を液冷式とし、放電灯を直接あるいは間接的に冷却
液で冷却する構成としても構わない。その場合、図13
で示すように、液冷手段34は、循環している冷却液体
の液冷ラジエータ34aと、この液冷ラジエータ34a
で冷却した液体を洗浄する流体液クリーナ34bと、洗
浄された液体を貯水する液槽34cと、この液槽34c
からの液体をポンプ34dを介して光源部34eに送り
出している。そして、前記液冷ラジエータ34aの冷却
媒体は、給入側から供給された水などの冷却媒体によ
り、液冷ラジエータ34aに沿って設けた冷却体34f
により冷却されている。なお、点灯するまでに時間がか
かる放電灯を使用する場合は、放電灯からの光照射を遮
るシャッタ34cを設ける構成とすると都合が良い。
【0080】また、上記搬送装置は、リニアガイドおよ
び作動装置の代わりに送りネジ機構を使用し、移動テー
ブルの一端側にその送りネジに螺合して移動する保持部
を設け、送りネジを回転駆動させることで移動テーブル
を搬送する構成としても構わない。この場合、送りネジ
は上下に2本整合ステージから露光ステージ間に設け、
上下の送りネジを左右反対方向に回転する一つの駆動部
を設けることで、移動テーブルを交互に露光ステージと
整合ステージとに搬送することが可能となる。
【0081】さらに、移動テーブルに設けたガイドは固
定ガイドとし、下フレーム板の側面と当接する部分に曲
面を形成する構成とすることや、テーパ部分を設けるこ
とで下フレーム板が多少ずれていてもテーパ部分に案内
されて適正位置に載置支持できる構成とすることや、下
フレーム板の各側面に回転ローラの回転面が突出するよ
うに設け、それら下フレーム板の各回転ローラが案内さ
れる固定ガイドを移動テーブル側に設ける構成としても
構わない。
【0082】そして、上記構成の露光装置は、2台を隣
接して併設し、光源用ハウジング内の光源装置を1基の
み中央に設置し、光源装置から照射される垂直方向の照
射光を所定角度に反射する第1反射鏡の構成を回動自在
とし、露光ステージに設けた放物面反射鏡に反射するそ
れぞれの反射鏡を設ける構成とすることで、左右の露光
ステージのワークを時間差をおいて露光する構成として
も良い。また、露光装置は、2台を光源用ハウジングを
共有する構成で縦方向に接続し、第1反射鏡が回動して
光照射方向を360度変更することで、時間差をおいて
一方と他方の露光ステージのワークを露光する構成とし
ても構わない。
【0083】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明は次の優れた
効果を発揮する。 (1)マスクフィルムを保持する保持機構は、その支持
アームが第1駆動装置および第2駆動装置によりストロ
ークの距離を異ならせて上下動し、また、マスクフィル
ムを真空吸着する吸着部はその移動端で、ストッパ支持
部により固定支持される。そのため、ワークおよびマス
クフィルムの整合作業が容易で、ワークの厚みが異なっ
ても対応して整合作業が的確にできる。
【0084】(2)前記吸着部は、弾性部材によりマス
クフィルム側に付勢されるように構成されているため、
第1駆動装置で支持アームを降下した場合、吸着部は、
マスクフィルムとより確実に当接して吸着保持すること
が可能となる。
【0085】(3)上下の搬送路に沿って水平方向に交
互に搬送される移動テーブルは、載置板の所定位置に位
置決めガイドを設け、その位置決めガイドに沿って下フ
レーム板を載置支持している。そのため、移動テーブル
の一方と他方の移動端である整合ステージおよび露光ス
テージに設置した各アライメントテーブルおよび垂直搬
送テーブルが上下の搬送路を越えて上昇すると、下フレ
ーム板が移動テーブルから分離し各テーブルに載置され
て上昇離間する。また、下フレーム板を載置している各
テーブルが降下すると、下フレーム板は待機いている移
動テーブルの位置決めガイドに案内されて移動テーブル
上に載置支持される。したがって、ワークとマスクフィ
ルムの自動整合および自動露光を可能とし、ワークの処
理能力が向上する。
【0086】(4)移動テーブルの下フレーム板を載置
支持する位置決めガイドは、回転ローラを用いること
で、下フレーム板がその回転ローラに案内され、下フレ
ーム板をよりスムーズに移動テーブルに載置支持し、ま
た移動テーブルから分離することを可能とする。 (5)整合ステージに設けた撮像手段は、マスクフィル
ムの上方側で、撮像カメラの支持部材が移動アームの長
手方向に沿って移動可能で、かつ、移動アームの基端
が、水平溝部に移動可能であるため、ワークに穿設穴を
設ける必要がなく、ワークの大きさに対応して整合作業
を可能とする。また、前記支持部材は、環状の照明装置
が上下動自在に設けられ、前記撮像カメラでワークおよ
びマスクフィルムの位置決めマークを撮像する場合、照
明装置がその移動下端で照明光を照射するため、的確に
位置決めマークを撮像することができる。
【0087】(6)ワークは、その一端側を各下フレー
ム板に設けた突起に端面合わせして設置すると共に、下
フレーム板の所定位置をピンポイント照射する可視平行
光に、ワークの位置決めマークを合わせて載置する。そ
して、ワークの上にマスクフィルムを載置する際には、
前記可視平行光のピンポイント照射位置を目印に、マス
クフィルムの位置決めマークを合わせて置くことで仮位
置決めをすることが可能となる。
【0088】(7)露光ステージに隣接して設けた光源
装置のハウジング内には、空冷装置を設けると共に、光
源装置の放電灯から照射された光を所定方向に反射する
反射鏡や、光の照度を調整するフライアイレンズなどを
設けているため、ハウジング内の湿度や、放電灯からの
発光熱が優先的に除去される。また、光源装置を露光ス
テージに隣接する光源用ハウジング内に設け、光源装置
を露光装置の左右幅方向の中心位置から左右何方にずら
して設置すると共に、ワークの一端面に平行で、かつ、
光源装置からの垂直方向の照射光の光軸に沿って構成さ
れる垂直面よりワーク側に、光源装置からの照射光を所
定角度に第1反射鏡が反射するため、ワークに垂直平行
光を照射する適正距離が確保できると共に、露光装置の
小型を可能とする。
【0089】(8)ワークおよびマスクフィルムは、上
記した整合方法により移動テーブルから支持離間自在に
設けた下フレーム板上で整合作業が行われることによ
り、迅速な整合作業ができる。 (9)また、上記したワークの搬送方法により、搬送中
および上透光フレーム板と合体する場合もワークとマス
クフィルムは、固定手段により下フレーム板に固定保持
されていることから位置ズレを起こすことはない。ま
た、整合作業および露光作業、搬送作業が迅速で的確に
行える。 (10)さらに、上記したワークの露光方法により、下
フレーム板上に固定保持されたワークおよびマスクフィ
ルムは、位置ズレなく正確な露光作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のマスク整合機構付露光装置の全体を
示す一部断面にした正面図である。
【図2】この発明のマスク整合機構付露光装置の全体を
示す斜視図である。
【図3】この発明のマスク整合機構付露光装置の要部を
示す原理図である。
【図4】(a)(b)(c)は、この発明の保持機構の
吸着部を示す側面図である。
【図5】この発明の移動テーブルを示す斜視図である。
【図6】この発明の上透光フレーム板の要部を示す斜視
図である。
【図7】この発明の露光ステージの要部を示す側面図で
ある。
【図8】この発明の露光ステージの要部を示す側面図で
ある。
【図9】この発明の光源装置からの照射光を反射する光
学系の配置をしめす斜視図である。
【図10】この発明の上フレーム板の応用例を示す断面
図である。
【図11】この発明の保持機構の応用例を示す平面図で
ある。
【図12】この発明の光源装置の応用例を示す断面図で
ある。
【図13】この発明の冷却装置の冷却液の循環経路を示
すブロック図である。
【図14】従来の露光装置の構成を示す斜視図である。
【図15】従来の露光装置の全体を示す断面図である。
【符号の説明】
1 露光装置 2 アライメントテーブル 3 下フレーム板 3a 突起 4 下フレーム板 4a 突起 5 保持機構 5a 吸着部 5e スプリング(弾性部材) 6 撮像手段 6a 撮像カメラ 6b 照明装置 6c 可視平行光線の照射装置 7 上透光フレーム板 8 垂直搬送テーブル 9 光源装置 9c 第1反射鏡 9f 放物面反射鏡 10 第1搬送機構 11 第2搬送機構 12 第1移動テーブル 13 第2移動テーブル 14 第1駆動装置 15 第2駆動装置 16 冷却装置 17 支持アーム 18 ロールファンや冷媒ラジエータ 19 移動アーム 19a スライド部 20 ストッパ支持部 20a ストッパアーム 20b ストッパアーム駆動部 21 モニタ 22 スライド機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027 H01L 21/30 503 D 508 A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークとマスクフィルムの整合ステージ
    と、整合済ワークを露光する露光ステージと、前記整合
    ステージおよび露光ステージ間でワークを搬送する搬送
    機構と、露光ステージに到来したワークを光学系を介し
    て光照射する光源装置と、前記整合ステージにワークお
    よびマスクフィルムを上方から撮像する撮像手段を備え
    る露光装置であって、 マスクフィルムを上側から保持する保持機構を前記整合
    ステージに設け、前記保持機構は、マスクフィルムの吸
    着部と、この吸着部を上下動自在に支持する支持アーム
    と、この支持アームを上下動させる第1駆動装置と、こ
    の第1駆動装置を上下動させる第2駆動装置と、前記吸
    着部の所定移動位置で吸着部を固定支持するストッパ支
    持部とを備えたことを特徴とするマスク整合機構付露光
    装置。
  2. 【請求項2】前記支持アームは、吸着部を上下方向に摺
    動させるガイド部を有し、前記吸着部と支持アームに弾
    性部材の一端と他端を連結し、前記吸着部を弾性部材を
    介してマスクフィルム側に付勢し、前記ストッパ支持部
    は、水平方向に出没するストッパアームと、このストッ
    パアームを駆動するストッパアーム駆動部を備え、前記
    ガイド部に沿って摺動した吸着部を所定位置で、ストッ
    パアームが固定支持する請求項1に記載のマスク整合機
    構付露光装置。
  3. 【請求項3】ワークとマスクフィルムの整合ステージ
    と、整合済ワークを露光する露光ステージと、前記整合
    ステージおよび露光ステージ間でワークを搬送する搬送
    機構と、露光ステージに到来したワークを光学系を介し
    て光照射する光源装置と、前記整合ステージに設けたワ
    ークおよびマスクフィルムを上方から撮像する撮像手段
    とを備える露光装置であって、 前記搬送機構は、整合ステージおよび露光ステージ間に
    設けた水平方向に平行な上下の搬送路と、これら搬送路
    のそれぞれに沿って第1および第2の下フレーム板をそ
    れぞれ保持して移動する第1および第2の移動テーブル
    を作動させる作動装置とを備え、 前記整合ステージには、搬送経路の下方から両搬送経路
    を越えて上昇するアライメントテーブルを設け、 前記露光ステージには搬送経路の下方から両搬送経路を
    越えて上昇する垂直搬送テーブルを設けると共に、前記
    第1および第2下フレーム板と合体して真空フレームを
    形成する上透光フレーム板を設け、 前記移動テーブルは、下フレーム板を載置する載置板
    と、この載置板の所定位置に設けた下フレーム板の位置
    決めガイドとを備えたことを特徴とするマスク整合機構
    付露光装置。
  4. 【請求項4】前記位置決めガイドは、載置板の所定位置
    に回転ローラを設け、前記載置板に載置される下フレー
    ム板の各側面に前記回転ローラが当接する請求項3に記
    載のマスク整合機構付露光装置。
  5. 【請求項5】前記整合ステージに設けた撮像手段は、一
    方と他方の撮像カメラと、両撮像カメラの焦点位置を照
    射する照明装置を備え、前記撮像カメラは、支持部材を
    介して支持され、前記支持部材は、移動アームの長手方
    向に沿って移動自在に設けたスライド部に設けられ、前
    記移動アームは、その基部を前記長手方向に直交する水
    平溝部に移動可能に設け、 前記照明装置は、前記支持部材の所定位置で昇降自在に
    設けられ、前記撮像カメラの撮像時に、照明装置の移動
    下端で、ワークおよびマスクフィルムの位置決めマーク
    を照射する請求項1または3に記載のマスク整合機構付
    露光装置。
  6. 【請求項6】前記ワークを載置する下フレーム板は、そ
    の所定位置にワークの一辺の側面に当接する突起を設
    け、 前記撮像手段側にワークの位置決めマーク位置をピンポ
    イント照射する可視平行光の照射装置を設けた請求項
    1、3または5に記載のマスク整合機構付露光装置。
  7. 【請求項7】前記露光装置の光源装置は、露光ステージ
    に隣接するハウジング内に設けられ、前記ハウジング内
    には、冷媒ラジエータを有する冷却装置を設けると共
    に、光源装置の放電灯からの照射光を所定方向に反射す
    る反射鏡および、光の照度を調整するフライアイレンズ
    などの光学系を設け、 前記露光ステージには、被露光位置に到来するワークに
    垂直平行光を反射する放物面反射鏡を設け 前記光源装置の中心位置は、露光装置の左右幅方向の中
    心位置から左右どちらかにずらした位置に配設され、 前記放電灯からの垂直方向の照射光を所定角度で反射す
    る第1反射鏡は、ワークの一端面に平行で、かつ、放電
    灯の照射光の光軸に沿って構成される垂直面よりワーク
    側に反射光を反射する請求項1、3、5および6に記載
    のマスク整合機構付露光装置。
  8. 【請求項8】水平方向に高さを異ならせて設けた搬送路
    に沿って下フレーム板を搬送する移動テーブルの一方の
    移動端で、アライメントテーブルの上昇に伴い前記下フ
    レーム板を移動テーブルから上方に分離離間させアライ
    メントテーブル上に載置する第1工程と、 前記下フレーム板の一辺側に設けた突起にワークの一側
    端部を当接させると共に、ピンポイント照射されている
    可視平行光線にワークの位置決めマークを合わせて下フ
    レーム板上にワーク載置する第2工程と、 前記可視平行光線に合わせてマスクフィルムの位置決め
    マークを仮位置決めし、マスクフィルムをワーク上に載
    置する第3工程と、 前記ワークおよびマスクフィルムの位置決めマークを撮
    像手段により撮像すると共に、前記マスクフィルムの上
    方から保持機構を降下してマスクフィルムを吸着保持
    し、保持機構を上昇させてワークからマスクフィルムを
    離間させ、前記位置決めマークの位置情報に基づいて、
    アライメントテーブルを水平面上のX,Y,θ方向に作
    動させ、整合作業を行う第4工程と、 前記保持機構を降下させワークにマスクフィルムを当接
    させた状態で固定手段によりワークおよびマスクフィル
    ムを下フレームに固定保持し、保持機構の吸引作動を解
    除して保持機構を上昇させる第5工程からなるワークの
    整合方法。
  9. 【請求項9】水平方向に高さを異ならせて設けた搬送路
    に沿って下フレーム板を搬送する移動テーブルの他方の
    移動端で、整合済ワークおよびマスクフィルムを保持し
    た下フレーム板を垂直搬送テーブルの上昇に伴い移動テ
    ーブルから上方に分離離間させ、上方に設置されている
    上透光フレーム板に当接合体させる第1工程と、 前記ワークに光源装置から光学系を介して光照射し、マ
    スクフィルムの所定パターンをワークに露光する第2工
    程と、 前記下フレーム板を上透光フレーム板から分離し、垂直
    搬送テーブルの降下に伴って、待機している移動テーブ
    ルに下フレーム板を載置支持する第3工程とからなるワ
    ークの露光方法。
  10. 【請求項10】整合ステージおよび露光ステージ間で上
    下2段に設けた搬送路に沿って移動する第1および第2
    移動テーブルを往復移動させ、第1および第2移動テー
    ブルに載置支持しているそれぞれの下フレームの一方
    を、整合ステージのアライメントテーブル側に到来させ
    るとと共に、下フレームの他方を露光ステージの垂直搬
    送テーブル側に到来させる第1工程と、 整合ステージでは、アライメントテーブルの上昇により
    第1移動テーブルから下フレームを離間上昇させ、撮像
    手段、マスクフィルムの保持機構などを介してアライメ
    ントテーブルの作動によりワークおよびマスクフィルム
    を整合し、下フレーム上に固定手段を介してワークおよ
    びマスクフィルムを固定保持すると共に、露光ステージ
    では、整合済ワークを固定保持する下フレーム板を垂直
    搬送テーブルの上昇に伴い第2移動テーブルから上昇離
    間させ、上方に設置した上透光フレーム板にワークおよ
    びマスクフィルムを間にして下フレーム板を当接合体さ
    せ真空吸着して露光作業を行う第2工程と、 整合ステージでは、アライメントテーブルの降下に伴い
    整合済ワークおよびマスクフィルムを固定保持する下フ
    レームが降下し、待機している第1移動テーブルに載置
    支持されると共に、露光ステージでは、真空フレームの
    真空吸着を解除し、垂直搬送テーブルの降下に伴い露光
    済ワークおよびマスクフィルムを固定保持する下フレー
    ムが降下し、待機している第2移動テーブルに載置支持
    する第3工程と、 前記上下の搬送路に沿って第1移動テーブルを整合ステ
    ージから露光ステージに搬送すると共に、第2移動テー
    ブルを露光ステージから整合ステージに搬送する第4工
    程とからなるワークの搬送方法。
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