JP3598479B2 - 露光装置および露光装置における位置決め方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、LCD(液晶ディスプレイパネル)やPDP(プラズマディスプレイパネル)などのワークの露光装置に係り、特に、ワークの一方の面になんらかの処理が施され、あるいは、片面露光用のワークを適切に位置合わせして露光することが可能な露光装置および露光装置における位置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、LCDやPDPなど画像表示板などのワークの露光装置は、ワークの片面に長尺凹溝加工や、セル溝加工の電極ならびに蛍光体などが未処理の状態であるため、ワークの片面をハンドラなどによって接触するこができず、ワークの仮位置決めは専ら手作業により行われているのが現状である。
【0003】
また、a−SuTFTなどのワークは、はじめにワークの表面側を露光し、ゲート電極などが形成され、その後、ゲート電極をマスクフィルムのパターンとして裏面側から紫外線照射して露光され、スイッチング素子として構成されることも知られている。
【0004】
この露光作業は、図11で示すようなワークの露光装置50で行われていた。すなわち、光源ランプ51と、この光源ランプ51に設けた反射鏡52と、前記光源ランプ51および反射鏡52からの光の照度を調整するフライアイレンズ53と、このフライアイレンズ53からの光を所定方向に反射する第1反射鏡54と、この第1反射鏡54からの光をワーク56側に反射する第2反射鏡55とから構成されている。
【0005】
また、前記ワークの露光装置50は、ワーク56を露光位置に設置する際に、手作業によりワークの仮位置合わせを行い、その後位置決め機構などにより位置合わせを行い露光作業が行われている。そして、前記仮位置決め機構を備える露光装置では、ワークの搬入位置で仮位置決めを行っており、ハンドラが使用できるため、その仮位置決め位置を確保した状態で位置決め機構の設置位置まで搬送することができる。
【0006】
なお、放電灯から送られて来る光線は、平板反射鏡を介してワークに照射されるため、光が広がりを持つことになり、反射鏡の外側になるほど光の角度が大きくなった状態で露光される。そのため、ワークの外側への無駄な照射光量が多くなり、かつ、光が広がることで露光画像が広がり、あるいは片寄り、画像の位置ズレを起こした状態で露光作業が行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のワークの露光装置では、以下のような問題点が存在した。
▲1▼ ワークの一面がすでに露光されているようなワークは、仮位置決めする作業が手作業であると、ワークを適切な位置に移動する際、ワークの露光面と、ワークを載置する透光板とが当接して擦れ、ワークに傷を付けることがあった。また、作業性が悪く、大量生産には不向きであった。
【0008】
▲2▼ すでにワークの表面側が露光され、所定の露光パターンが形成されているワークでは、ハンドラなどの搬送の際に位置決めに対して有効な手段が使用できなかった。さらに、ハンドラを使用せずに搬送機構から透光板にワークを受け渡すことができなかった。
【0009】
▲3▼ ワークの仮位置決め作業が手作業で行われると、ワークの露光後の作業工程でバラツキが生じ、露光位置で問題なく作業されても、その後の作業に悪影響を与える結果を生じた。
【0010】
この発明は、前述の問題点を解決すべく創案されたもので、ワークの搬送、仮位置決めおよび位置決め作業を一連の動作で行え、仮位置決め作業中にワークの露光面に傷を付けることが無く、さらに、露光作業の後工程でも適切に作業できる露光装置および露光装置における位置決め方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため、この発明は、ワークを露光位置まで搬送する搬送機構と、露光位置に搬送された前記ワークの一面を露光する放電灯および反射鏡とを備え、前記露光位置には、前記搬送機構からワークを受け取る受渡機構と、前記受渡機構のワークを載置する透光板と、この透光板を支持する枠体と、この枠体を水平方向に移動自在に支持する固定フレームと、前記固定フレームに支持フレームを介して設けた前記ワークの端面を押動する仮位置決め機構と、前記固定フレームに支持し、前記枠体を水平作動させて位置決めを行う位置決め機構とを備え、前記透光板は、その表面側に凹溝を形成すると共に、その透光板にワークの吸着および離間を行う空気の吸気排気機構を備えた露光装置として構成した。
【0012】
また、前記ワークの仮位置決め機構は、ワークの四辺側に配置され、ワークの端面に当接してワークの中心線に対して平行に押動するピンと、このピンの押動力を制御する弾性部材と、前記ピンおよび弾性部材を支持して所定距離往復移動する支持部とから構成された前記露光装置とした。
【0013】
さらに、前記ワークを露光位置に搬送する搬送機構は、ワークの端面を支えてワークを順次送る回転ローラと、露光位置に設置した前記回転ローラの支軸を出没させる作動機構と、ワークの搬送位置を検知する位置センサとから構成される前記露光装置とした。
【0014】
そして、前記透光板は、前記ワークの種類に対応してその所定位置に貫通穴を設け、前記受渡機構は、その透光板の貫通穴を介して上下動し、ワークに当接する当接アームと、この当接アームを上下動すると共に、前後に移動させる駆動機構とからなる前記露光装置とした。
【0015】
また、前記透光板は、前記ピンの対向する位置にワークの端面より内側に切り欠いた切欠凹部を形成する構成としても構わない。
【0016】
なお、露光位置にワークの仮位置決機構を備える露光装置では、ワークを透光板に真空吸着する凹溝から、透光板とワークを離間させる方向に空気を噴射すると共に、ワークの各端面をワークの中心方向に向かって、ワークの中心線に対して平行に押動制御することにより行う仮位置決め方法をもちいると都合がよい。
【0017】
そして、露光位置にワークの仮位置決めおよび位置決め機構を備える露光装置における位置決め方法は、ワークを透光板に真空吸着する凹溝から、透光板とワークを離間させる方向に空気を噴射すると共に、ワークの各端面をワークの中心方向に向かって、ワークの中心線に対して平行に押動制御することにより行うワークの仮位置決めする工程と、前記透光板の凹溝から空気を噴射した状態で、かつ、ワークの端面を押動制御した状態で、透光板を支持している枠体を、撮像手段からの位置情報に基づいて水平作動させてワークを位置決めする工程からなるものとした。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1は、一部を破断した露光装置の全体を示す正面図、図2は要部を示す露光装置の平面図、図3は露光装置の斜視図、図4は露光装置の要部を示す断面図、図5は仮位置決め機構を示す斜視図、図6(a)(b)(c)(d)はワークの搬送から露光までの一連の工程動作を示す断面図,図7(a)(b)(c)はワークの搬送から露光までの一連の工程動作を示す平面図、図8は、露光装置の光学系の原理を示す断面図、図9(a)(b)はワーク一例であるTFTスイッチの構成を示す断面図である。
【0019】
図1で示すように、ワークの露光装置1は、ワークWの搬送機構2と、この搬送機構2で露光位置に送られたワークWを露光載置台Aに受け渡す受渡機構3と、前記露光載置台A上のワークWを仮位置決めする仮位置決め機構7と、仮位置決めされたワークWを位置決めする位置決め機構8と、位置決め後のワークWを露光するための光源ランプ9、および、反射光学系10などから構成されている。
【0020】
図1で示すように、ワークWの搬送機構2は、ワークWを順次送る回転ローラとしての載置送りローラ2aと、この載置送りローラ2aの基端側に設けたワークWの端面ガイド2bと、前記載置送りローラ2aおよび端面ガイド2bを支持する支軸2cと、この支軸2cをスプラインやキー溝などを介して出没自在に保持する保持管2dとから構成されている。そして、前記保持管2dは、露光位置に作動機構を備え、支軸2cが保持管2d内に出没制御できるように構成されている。また、ワークWの搬送路の露光位置側には位置センサ2e,2eが設けられている。
【0021】
なお、載置送りローラ2aの回転駆動は、隣合う保持管2d,2dに駆動ベルトが掛け渡されており、その駆動ベルトを駆動モータの駆動により回転させることで載置送りローラ2aを回転させ、前記位置確認センサ2e,2eと、駆動モータの回転数の制御により、露光適正位置でワークWを停止することができるように構成されている。
【0022】
図1および図2で示すように、ワークWの露光位置には、ワークWの露光載置台Aが備えられており、前記露光載置台Aは、ワークWを載置する透光板4と、この透光板4を固定し保持する枠体6と、この枠体6が水平方向に移動自在に支持される固定フレーム12と、前記枠体6の外側で前記固定フレーム12に支持される支持フレーム13と、この支持フレームの、ワークWの各辺側に対向する位置に設けた仮位置決め機構7と、前記固定フレームに支持し、枠体6の側端面に当接する位置決め機構8などを備えている。
【0023】
図1および図2で示すように、前記透光板4は、後述するワークWの受渡機構3の受取アーム3aがその透光板4を通過して搬送機構2が保持しているワークWを受け取れるように貫通穴4a(図面では4隅位置)を形成すると共に、透光板4の表面側に設けた凹溝としての吸着溝4cと、各辺の所定位置に切り欠いて形成した切欠凹部4dを備えている。そして、前記吸着溝4cは、その所定位置に吸引孔4bを備えており、前記吸引孔4bは、接続ホース4eを介して吸気排気機構としての空気ポンプ4fと接続されている。
【0024】
なお、前記透光板4は、ワークWの種類によっては、貫通穴4aの構成を大きくし、反射鏡7fからの光が透光板4を通過するように構成しても良い。すなわち、ワークWが4枚取りのものであれば、一枚のワークWが4分割された位置が重要な露光位置となり、その4分割する大きさに合わせた貫通穴を窓状に形成する構成としても構わない。このとき、ワークに照射される照射光が透光板4を介してない分、減衰されずにワークWに照射されるため、所定波長の紫外線の照度を高めることが可能となる。また、透光板4の四辺に形成した切欠凹部4dは、図面では各辺に二つづつ形成しているが、その切欠凹部4dが連続するよう一つの切欠としても構わない。
【0025】
つぎに、図1および図2で示すように、前記受渡機構3は、ワークWに当接してワークWを搬送機構2から受け取る受取アーム3aと、この受取アーム3aを支持する支持部3eと、この支持部3eを保持する支持アーム3bと、この支持アーム3bを保持する基端部3cと、この基端部3cを昇降駆動および水平方向に移動する駆動機構3dとから構成されている。前記駆動機構3dは、支持アーム3bを昇降する昇降部を移動部が支持する構成としている。そして、前記受取アーム3aは、前記透光板4の貫通穴4aを介してワークWを受け取る構成としている。
【0026】
なお、前記受渡機構3の駆動機構3dの行う前後方向の移動を、支持アーム3bをスライドして伸縮自在とする構成にして行っても構わない。さらに、受取アーム3aの上下する作動も、受取アームが伸縮自在にスライドする構成としても構わない。
【0027】
また、受取アーム3aは、ワークWの種類あるいは大きさが変わった場合、その大きさに対応できるため、受取アーム3a,3aの位置が互いに近接する方向に自在に設定できる構成としても構わない。すなわち、受取アーム3a,3aを支持している支持部の長手方向で受取アーム3a、3aの設置位置が適宜変更できるように構成されている。具体的には、支持部3eに受取アーム3a、3aの保持部を複数形成することや、支持部3eに設置した受取アーム3a、3aがスライドして所望位置で固定できる構成とすることで可能としている。また、受取アーム3a、3aを独立して支持アーム3bに支持させ、支持アーム3b、3bの設置間隔を自在に支持できる構成としても構わない。
【0028】
一方、図2および図5で示すように、仮位置決め機構7は、枠体6の四辺のそれぞれに設けられ、透光板4上のワークWに当接する当接ピン7a,7aと、この当接ピン7a,7aを支持する支持板7b,7bと、この支持板7b,7bを回動自在に支持する支軸7c,7cと、前記支持板7b,7bの他端側に設けたスプリング7d,7dと、前記支軸7c,7cおよびスプリング7d,7dを支持する支持移動部7eと、この支持移動部7eを枠体13に設けた往復路7fに沿って駆動するパルスモータなどの駆動部とから構成されている。
【0029】
なお、当接ピン7a,7aがワークWに当接してワークWの中心側に四方からワークWを押動させると、当接ピン7a,7aを制御する制御回路を設けておき、仮位置決めした位置で当接ピン7a,7aを移動するパルスモータなどの駆動部を停止、その位置で当接ピン7a,7aを停止する構成にすると都合が良い。また、前記当接ピン7a,7aは、ワークWと当接する位置あるいは当接ピン7a,7a全体にゴム被覆などの緩衝材を設ける構成としても構わない。
【0030】
図1および図2で示すように、ワークWの位置決め機構8は、枠体6の3辺のそれぞれに設けられ、フレーム12に支持されている。前記位置決め機構8は、枠体6の端面に当接する押動当接部としての球体8aと、この球体8aに斜面を当接する斜面当接部8bと、この斜面当接部を移動させる押動シリンダ8cと、前記球体8aの押動方向とは反対方向に付勢する弾性部材としての付勢スプリング8dとから構成されている。なお、枠体6は固定フレーム12上に回転支持球8eにより水平方向に移動自在に支持されている。また、図面では枠体6の三辺の位置に位置決め機構8を設けているが、枠体6の四辺に設ける構成としても良い。さらに、球体8aの変わりに円筒体を使用しても良い。
【0031】
つぎに、図1および図8で示すように、ワークWに所定波長の紫外線を照射する光源ランプ9は、直射光および反射光学系10の反射鏡10aに反射されその照射光を平板反射鏡10bに反射させ、フライアイレンズ10cを介して放物面鏡10dに導き、前記放物面鏡10dで平行光として、第1平面反射鏡10eおよび第2平面反射鏡10fを介してワークWに光照射している。
【0032】
なお、図8は、説明を分かり易くするため、本来同一平面上にない各反射鏡の配置をあえて同一平面上にして説明している。また、前記光源ランプ9、あるいは、反射光学系10の各部材に光干渉膜あるいは反射膜を設ける構成としても良い。また、光源ランプ9は、光照射する際に、安定した照度分布の照射光をワークに送るため、シャッター機構を取り付け、あらかじめ、光源ランプ9を点灯し、ワークWの位置決め作業が完了したとき、そのシャッター機構を作動して、光源ランプ9から光照射できる構成としても構わない。
【0033】
図1ないし図3で示すように、ワークWの位置決めマークWaを認識してワークの位置を特定する撮像手段11は、CCDカメラ11aと、このCCDカメラ11aを上下左右前後に移動可能に支持する移動支持アーム11bとを備えており、撮像した位置決めマークWaの位置情報を、あらかじめ入力されている基準位置と比較演算してその誤差を信号として前記位置決め機構8に送り適正な位置にワークWが位置決めできるように構成されている。
【0034】
つぎに、この露光装置1の作動を説明する。
図1および図2で示すように、はじめに、ワークWを搬送機構2の載置送りローラ2aに載置して搬送する。このとき、載置送りローラ2aの基端側に設けた端面ガイド2bによりワークWの端面がガイドされながら送られて行くため、ワークWは、左右の載置送りローラ2a、2aの中心にワークWの中心がほぼ位置した状態で搬送される。
【0035】
図1で示すように、ワークWが露光位置に到来すると、位置センサ2e、2eがワークWの位置を検知して適正位置でワークWが停止するように、載置送りローラ2aの回転を止めワークを停止させる。ワークWが停止すると、受渡機構3の受取アーム3a,3aが駆動機構3dの駆動により上昇し、透光板4の貫通穴4a,4a,4a,4aを介してワークWの下面側に当接してワークWを支持する。
【0036】
図6(a)(b)および図1で示すように、受取アーム3a,3a、3a,3aによりワークが支持されると、搬送機構2は、作動機構の作動により載置送りローラ2aの支軸2cを保持管2dに没入してワークWの降下を可能とする。支軸2cが保持管2dに没入すると、受取アーム3aは、ワークWを支持した状態で、駆動機構3dの作動により降下させられて、ワークWを透光板4の上に載置する。
【0037】
図6(c)および図7(b)で示すように、ワークWが透光板4に載置されると、仮位置決め作業が行われる。はじめに、透光板4の吸着溝4c側から空気が噴射されワークWを透光板4の表面から離間する方向に浮上させるようにした状態で、仮位置決め機構7を作動させ各方向に設置した当接ピン7a,7aによりワークWをワークWの中心点に向かって押動させる。
【0038】
ことのき、ワークWは透光板4より噴き上げられているため、透光板との摩擦抵抗が小さくなるため、当接ピン7a、7aがワークWを小さな力で押動することが可能となる。また、ワークWが完全に透光板から1mmないし10mmの間で浮上するような噴き上げを行っても構わない。なお、当接ピン7a,7aがワークWを押圧しすぎないように、所定以上の力がかかると、スプリングが屈伸して必要外の押圧力を逃がしている。また、当接ピン7a,7aが一度ワークWを仮位置決めすると、制御回路が働いて当接ピン7a,7aの駆動部を停止し、ワークWを仮位置決めした状態で当接ピン7a,7aがワークWの端面を固定している状態となる。
【0039】
さらに、ワークWを当接ピン7a,7aがワークWの中心に向かって押動する際、当接ピン7a,7aは、ワークWの各辺に対して2本が一組となっていることで、ワークWの中心線に対して平行になるようにワークWを押動することが可能となる。そのため、仮位置決めするワークWの位置が、次の工程の位置決め工程の位置に近づき、位置決め作業を正確でかつ迅速に行うことを可能としている。
【0040】
つぎに、ワークWの仮位置決め作業が終了すると、図6(d)または図7(c)で示すように、ワークの位置決めマークWaと、透光板4に設けた位置決めマークとをCCDカメラ11aで読み込み、その読み込んだ画像情報を、あらかじめ記憶している基準位置情報と比較演算して、誤差があれば、その誤差が訂正できるように、位置決め機構8に指令して枠体6を所定位置に移動する。このとき、透光板4の吸着溝4cからは、空気が噴射された状態であると共に、位置決め機構8の当接ピン7a,7aは、ワークWの端面を仮位置決めした状態で固定し停止している。
【0041】
したがって、位置決め機構8を作動させて、透光板4を支持している枠体6を移動させるときも、ワークWと透光板4は当接することなく透光板4が移動して位置決め作業がおこなわれる。そして、位置決め作業が完了すると、透光板4の吸着溝4cからの空気の噴射が停止されると共に、吸引動作が行われワークWを透光板4に真空吸着する。また、ワークWの端面を固定していた当接ピン7a,7aがワークWから離間する方向に移動させられる。
【0042】
図6(d)で示すように、位置決め作業が終了すると、光源ランプから光照射が行われ、反射光学系10を介して平行光がワークWに照射される。このとき、放物面鏡10dを介して照射光を反射しているため、完全な平行光をワークWに照射できる。ワークWを露光する際、光照射したいレジストまで強い光が必要な場合は、前記したように透光板4の光照射部分を貫通窓として構成することで、光の減衰を防いで(10〜20%)強い光を照射することが可能となる。
【0043】
なお、ワークWの受渡機構3は、ワークWを透光板4に載置した後、駆動機構3dにより、その駆動機構3d側に移動させられるため、ワークWの露光作業が行われる際に、反射鏡7fで光反射する反射面位置から退いており、適切な露光作業が可能となる。
【0044】
図4および図9で示すように、ワークWに反射鏡7fから照射光が反射して来ると、ワークW(図9ではTFTスイッチの断面図)は、あらかじめ他の作業で形成しているゲート電極がマスクの代わりとなり、ワークを適切に露光する構成としている。したがって、新たにマスクを用意しなくとも自己整合して露光が可能である。もちろん、マスクを必要とするワークであっても適切に露光が可能である。なお、図9(a)は、裏面側から露光作業をする前の段階のワークの状態であり、図9(b)は、裏面側からの露光作業が終了した状態のワークの状態を示している。
【0045】
透光板4上のワークWの露光作業が完了すると、透光板4の真空吸着が解除されると共に、受渡機構3の受取アーム3aが作動してワークWを透光板4から搬送機構2の載置送りローラ2aの位置まで上昇させる。さらに、搬送機構2の支軸2cを保持管2dから延出させ、ワークWを載置送りローラ2aで支持し、搬出側にワークWを送り出している。そして、次のワークWを搬送機構2により搬入して上記作業にワークWが露光される。このように、自己整合型のワークではある基準で仮位置決めおよび位置決め作業ができるため、ワークを露光した後でさらに位置決め作業が必要な場合でも対応できる。この位置決め作業により位置決め精度はプラスマイナス2〜3μmで行うことが可能となる。
【0046】
なお、露光装置は、片面露光作業を行うものや、透光板の位置決めマークとワークの位置決めマークを合わせる場合や、透光板をマスクとして使用し、ワークの片面を露光するものなど精度が求められかつ片面がハンドラなどの位置決め手段に有効な手段を使用できないワークに的確に使用できる。
【0047】
他の実施形態として図10で示すように、仮位置決め機構23は、例えば、ワークWの大きさより透光板20の寸法を小さくしているものであっても構わない。すなわち、露光位置にワークWの透光板20を設け、その透光板の表面に空気の噴き出しあるいは空気の吸引を行う吸気排気孔21を形成し、ワークWが透光板20の上に載置されると、吸気排気孔21から空気を噴き出し、ワークを載置台20から離間させる方向に浮上させると共に、透光板20の四方に設けた仮位置決め機構23の当接ピン24をワークWの中心に向かって移動させ、ワークの端面を押動して仮位置決めを行う。透光板20は、ワークより小さく形成するか、上記したように当接ピンの対向位置に切欠凹部を形成する構成としても構わない。
【0048】
そして、ワークWが当接ピン24により押動されると、当接ピンはその位置で停止した状態で、かつ、透光板20は空気の噴き出しを行った状態で、位置決め作業を行い。露光作業が終了するとワークWを透光板20に真空吸着して露光作業を行う。
【0049】
なお、ワークは、TFTのスイッチとして、チャネンネルエッチ型TFT、チャネンネル保護膜型TFTあるいはトップゲート型TFTなどのものや、その厚み寸法が0.7〜1.1mmなど種々のものがあるが、ワークの厚みや重さに対応して噴き出す空気の分量を調整できる構成にすることで対応できるようにしている。また、ワークWの種類によっては光量が所定量より多くないと露光できないアモロファスシリコンや窒化シリコンなどのワークの露光の場合は、透光板の所定位置に開口穴を形成し、反射鏡からの光が透光板を介さないでワークに直接照射できる構成として対応することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上に述べたごとく本発明は次の優れた効果を発揮する。
▲1▼ 露光装置は、ハンドラを使用できないようなワークの場合、光源ランプおよび反射光学系、ワークの真空吸着および空気の噴射が可能な透光板、載置露光台、搬送機構、仮位置決め機構および位置決め機構などにより構成することで、ワークの自動露光を連続的に行うことが可能である。特にワークの露光を行う場合に、搬送から露光までを自動的に行うことができ都合が良い。
【0051】
▲2▼ 受渡機構でワークを搬送機構から受け取り、透光板にワークを載置すると共に、仮位置決め作業の際、ワークを透光板から空気の噴射を行い当接ピンによりワークを中心側に押動して行っているため、ワークの露光面に傷を付けることなく仮位置決めできる。また、仮位置決め機構および位置決め機構を設けたことで、ワークの円滑な位置決め作業が可能となる。
【0052】
▲3▼ 露光装置は、ワークの位置決めが適正に行われて露光されるため、その後工程でワークを適正に処理することが可能である。
【0053】
▲4▼ ワークの露光装置は、搬送機構がワークの端面をガイドした状態で露光位置まで搬送できるため、仮位置決め作業および位置決め作業を円滑に促進できる。また、搬送機構がワークを露光位置に搬送し、露光位置で搬送機構の支軸が保持管側に出没自在に形成されているため、ワークを受渡機構にスムーズに受け渡すことが可能となる。
【0054】
▲5▼ 露光装置の透光板は、ワークの大きさに対応して、その所定位置に貫通穴を形成している。そのため、ワークの受渡アームがその貫通穴を介してワークを搬送機構から受け取り、透光板に載置でき、ワークの大きさが変わっても、そのワークに対応して搬送機構から透光板に受け渡すことが可能となる。
【0055】
▲6▼ ワークの仮位置決め作業は、ワークと透光板が摩擦することがないため、ワークに傷つくことがなく行うことが可能である。
【0056】
▲7▼ ワークの位置決め作業は、ハンドラが使用できない場合でも、仮位置決め作業が可能となるため、位置決め作業がスムーズに行われる。また、位置決め作業の際も、ワークと透光板の接触は無いか極めて小さくワークを傷つけることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一部を破断した露光装置の全体を示す正面図である。
【図2】この発明の要部を示す露光装置の平面図である。
【図3】この発明の露光装置の斜視図である。
【図4】この発明の露光装置の要部を示す断面図である。
【図5】この発明の仮位置決め機構を示す斜視図である。
【図6】(a)(b)(c)(d)はこの発明のワークの搬送から露光までの一連の工程動作を示す断面図である。
【図7】(a)(b)(c)はこの発明のワークの搬送から露光までの一連の工程動作を示す平面図である。
【図8】この発明の露光装置の光学系の原理を示す断面図である。
【図9】(a)は、ワークの一例を示すTFTスイッチの裏面からの露光前の状態を示す原理図、(b)は、(a)のTFTスイッチを裏面側から露光した後の状態を示す原理図である。
【図10】この発明の他の実施の形態を示すワークの仮位置決め機構を示す斜視図である。
【図11】従来の露光装置の構成を示す原理図である。
【符号の説明】
1 露光装置
2 搬送機構
2a 載置送りローラ
2b 端面ガイド
2c 支軸
2d 保持管
3 受渡機構
3a 受取アーム
3b 支持アーム
3c 基端部
3d 駆動機構
3e 支持部
4 透光板
4a 貫通穴
4b 吸引孔
4c 吸着溝
4d 切欠凹部
4e 接続ホース
4f 空気ポンプ(吸気排気機構)
6 枠体
7 仮位置決め機構
7a 当接ピン
7b 支持板
7c 支軸
7d スプリング
7e 支持移動部
8 位置決め機構
8a 球体(押動当接部)
8b 斜面当接部
8c 押動シリンダ
8d 付勢スプリング(弾性部材)
8e 回転支持球
9 光源ランプ
10 反射光学系
10a 反射鏡
10b 平板反射鏡
10c フライアイレンズ
10d 放物面鏡
10e 第1平面反射鏡
10f 第2平面反射鏡
11 撮像手段
11a CCDカメラ
11b 移動支持アーム
Claims (6)
- ワークを露光位置まで搬送する搬送機構と、露光位置に搬送された前記ワークの一面を露光する放電灯および反射光学系とを備え、
前記露光位置には、前記搬送機構からワークを受け取る受渡機構と、この受渡機構のワークを載置する透光板と、この透光板を支持する枠体と、この枠体を水平方向に移動自在に支持する固定フレームと、この固定フレームに支持フレームを介して設けた前記透光板上のワークの端面を押動する仮位置決め機構と、前記固定フレームに支持し、前記枠体を水平作動させて位置決めを行う位置決め機構とを備え、
前記透光板は、その表面側に凹溝を形成すると共に、その凹溝を介してワークの吸着および離間を行う空気の吸気排気機構を設けたことを特徴とする露光装置。 - 前記ワークの仮位置決め機構は、ワークの四辺側に配置され、ワークの端面に当接してワークの中心線に対して平行に押動するピンと、このピンの押動力を制御する弾性部材と、前記ピンおよび弾性部材を支持して所定距離往復移動する支持部とから構成されたこと特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 前記ワークを露光位置に搬送する搬送機構は、ワークの端面を支えてワークを順次送る回転ローラと、露光位置に設置した前記回転ローラの支軸を出没させる作動機構と、ワークの搬送位置を検知する位置センサとから構成される請求項1または2に記載の露光装置。
- 前記透光板は、前記ワークの種類に対応してその所定位置に貫通穴を設け、前記受渡機構は、その透光板の貫通穴を介して上下動し、ワークに当接する当接アームと、この当接アームを上下動すると共に、前後に移動させる駆動機構とからなる請求項1、2または3に記載の露光装置。
- 前記透光板は、前記ピンの対向する位置にワークの端面より内側に切り欠いた切欠凹部を形成した請求項1、2または3に記載の露光装置。
- 露光位置にワークの仮位置決めおよび位置決め機構を備える露光装置における位置決め方法であって、ワークを透光板に真空吸着する凹溝から、透光板とワークを離間させる方向に空気を噴射すると共に、ワークの各端面をワークの中心方向に向かって、ワークの中心線に対して平行に押動制御することにより行うワークの仮位置決めする工程と、前記透光板の凹溝から空気を噴射した状態で、かつ、ワークの端面を押動制御した状態で、透光板を支持している枠体を、撮像手段からの位置情報に基づいて水平作動させてワークを位置決めする工程からなる露光装置における位置決め方法。
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