JPH0840859A - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物

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JPH0840859A
JPH0840859A JP19607694A JP19607694A JPH0840859A JP H0840859 A JPH0840859 A JP H0840859A JP 19607694 A JP19607694 A JP 19607694A JP 19607694 A JP19607694 A JP 19607694A JP H0840859 A JPH0840859 A JP H0840859A
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potassium
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JP19607694A
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Masaaki Iwata
正明 岩田
Isao Minemoto
勲 峰本
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた歯石形成抑制効果を有する口腔用組成
物を提供することを目的とする。 【構成】 下記一般式(1)で表される直鎖状ポリリン
酸塩及び下記一般式(2)で表される環状ポリリン酸塩
から選ばれる1種又は2種以上のポリリン酸塩と、平均
分子量が1000〜100000のアニオン性多糖類と
を配合して口腔用組成物を調製する。 Mn+2n3n+1 ・・・(1) (但し、式中Mはナトリウム原子又はカリウム原子を示
し、nは2以上の整数である。) (MPO3m ・・・(2) (但し、式中Mはナトリウム原子又はカリウム原子を示
し、mは3以上の整数である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた歯石形成抑制効
果を有する口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】歯石形
成過程の詳細については必ずしも明らかにされているわ
けではないが、唾液や浸出液から供給されるカルシウム
及びリンが歯面に存在するプラークを構成する細菌又は
粘着性デキストラン等の有機基質に吸着して結晶化する
プラークの石灰化現象ととらえることができる。そし
て、その無機成分はハイドロキシアパタイト様の石灰化
物である。従って、プラーク中に沈着したリン酸カルシ
ウム分がハイドロキシアパタイト結晶に転移し、更に成
長していくのを抑制することにより歯石の形成を抑制す
ることができる。
【0003】従来、このような考えのもとに歯石形成の
予防に対する可溶性りん酸塩の効果が報告されている
(アーカイプ・オーラル・バイオロジー)Arch.O
ral.Biol.)Vol.15,p.893〜89
6(1970)。更に、特開昭52−108029号公
報及び同59−42311号公報等には、ピロリン酸
塩、ポリリン酸塩等の縮合リン酸による歯石予防法が記
載されており、同49−118839号公報及び特開平
4−334314号公報等には、縮合リン酸と類似する
化学構造を有するジホスホネート化合物を使用した歯石
予防法が記載されている。
【0004】これらの化合物は、そのハイドロキシアパ
タイトの結晶成長抑制機能により歯石の形成を抑制する
ものであるが、縮合リン酸塩は口腔内に存在するリン酸
加水分解酵素によって分解され、その効果を失う可能性
がある。しかし、そのような分解による効果の低下を考
慮して縮合リン酸塩の組成物中への配合量を増加した場
合は、塩味・渋味等が強まり、使用時に不快感を与え好
ましくない。また、ジホスホネート化合物は、縮合リン
酸塩とは異なり加水分解酵素による分解を受けないが、
口腔用組成物に配合された場合に味や保存安定性に悪影
響を与えるという問題がある。
【0005】最近では、構成単位中にカルボン酸基、ホ
スホン酸基を含有する合成ポリマー又は構成単位にアミ
ノ酸を使用した合成ポリマーを単独で又は上記の縮合リ
ン酸塩と組み合わせて使用することによりハイドロキシ
アパタイトの結晶成長を抑制したり、リン酸加水分解酵
素の活性を抑制することも提案されている(特開昭61
−465317号公報、特開平4−275212号公
報、特開昭64−71808号公報、特開平2−470
8号公報等)。
【0006】しかし、上記の合成ポリマーは、いずれも
製造時の取扱いが煩雑であったり、共存する他の成分の
影響を受けて溶解性等の物性が大きく変化し、製造上及
び保存安定性の点で問題が多い。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、優れたハイドロキシアパタイトの結晶成長抑制活性
を有する口腔用組成物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、ナトリウム
又はカリウム原子を含有する直鎖状及び環状のポリリン
酸塩から選ばれる1種又は2種以上のポリリン酸塩と低
分子量のアニオン性多糖類とを併用して口腔用組成物に
配合することで、ポリリン酸塩と低分子量のアニオン性
多糖類とによるハイドロキシアパタイト結晶成長抑制活
性が相乗的に向上することを見い出した。
【0009】即ち、従来より口腔用組成物の分野では、
カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナ
トリウム、カラギナン及びキサンタンガム等のアニオン
性多糖類が増粘剤として一般に使用されており、更に、
これらとポリリン酸塩とを併用した組成例もいくつか報
告されている。しかし、これらの組成例において用いら
れるアニオン性多糖類は、組成物の増粘を配合目的と
し、少量の添加量で大きな粘度を得る必要から数10万
〜数100万と非常に高分子量のものが用いられてい
る。これらの高分子量のアニオン性多糖類は、ポリリン
酸塩との併用による歯石形成抑制効果を相乗的に向上さ
せるものではなく、また、ポリリン酸塩についての上記
問題点を解消する効果を有するものでもなかった。
【0010】ところが、通常の高分子量のアニオン性多
糖類とは異なり、分子量1000〜100000の低分
子量アニオン性多糖類を直鎖状又は環状ポリリン酸塩と
併用することにより、意外にもハイドロキシアパタイト
結晶成長抑制活性を相乗的に向上させることができるこ
とを知見し、本発明をなすに至ったものである。
【0011】従って、本発明は、下記一般式(1)で表
される直鎖状ポリリン酸塩及び下記一般式(2)で表さ
れる環状ポリリン酸塩から選ばれる1種又は2種以上の
ポリリン酸塩と、平均分子量が1000〜100000
のアニオン性多糖類とを配合してなることを特徴とする
口腔用組成物を提供する。
【0012】Mn+2n3n+1 ・・・(1) (但し、式中Mはナトリウム原子又はカリウム原子を示
し、nは2以上の整数である。)
【0013】(MPO3m ・・・(2) (但し、式中Mはナトリウム原子又はカリウム原子を示
し、mは3以上の整数である。)
【0014】以下、本発明につき更に詳述すると、本発
明の口腔用組成物は、練歯磨、潤製歯磨、液状歯磨等の
歯磨剤、洗口液、チューインガム、うがい用錠剤、義歯
用洗浄剤などとして調製、適用されるものであって、歯
石形成抑制有効成分として特定の直鎖状ポリリン酸塩及
び環状ポリリン酸塩から選ばれる1種又は2種以上のポ
リリン酸塩と、平均分子量が1000〜100000の
アニオン性多糖類(以下、「低分子量アニオン性多糖
類」という)とを配合したものである。
【0015】ここで、本発明に使用される直鎖状ポリリ
ン酸塩は、下記一般式(1)で表されれるものである。
【0016】Mn+2n3n+1 ・・・(1) (但し、式中Mはナトリウム原子又はカリウム原子を示
し、nは2以上、好ましくは2〜4の整数である。)
【0017】このような、直鎖状ポリリン酸塩として
は、例えば重合度n=2のピロリン酸ナトリウム、ピロ
リン酸カリウム、n=3のトリポリリン酸ナトリウム、
トリポリリン酸カリウム、n=4のテトラポリリン酸ナ
トリウム、テトラポリリン酸カリウム、高重合度のメタ
リン酸ナトリウム、メタリン酸カリウム等を挙げること
ができる。
【0018】本発明において用いられる環状ポリリン酸
塩は、下記一般式(2)で表されるものである。
【0019】(MPO3m ・・・(2) (但し、式中Mはナトリウム原子又はカリウム原子を示
し、mは3以上、好ましくは3〜6の整数である。)
【0020】このような環状ポリリン酸塩としては、例
えば重合度m=3のトリメタリン酸ナトリウム、トリメ
タリン酸カリウム、m=4のテトラメタリン酸ナトリウ
ム、テトラメタリン酸カリウム、m=6のヘキサメタリ
ン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸カリウム等を挙げる
ことができる。
【0021】本発明の口腔用組成物は、上記の直鎖状ポ
リリン酸塩及び環状ポリリン酸塩を1種単独で又は2種
以上を混合して使用することができるが、特に直鎖状ポ
リリン酸塩を使用することが好ましい。
【0022】本発明の口腔用組成物における上記ポリリ
ン酸塩の配合量は、特に制限されるものではないが、組
成物全体量に対して0.01〜10%(重量%、以下同
様)、特に0.5〜5%が好ましい。配合量が0.01
%に満たないと本発明の低分子量アニオン性多糖類と併
用しても十分な歯石形成抑制効果を得られない場合があ
り、10%を越えると溶解しきれないポリリン酸塩の結
晶が口腔用組成物の外観を悪くしたり、使用時の感触を
不快にする場合がある。
【0023】本発明の口腔用組成物は、上記のポリリン
酸塩と低分子量アニオン性多糖類とを併用してなるもの
であるが、本発明に使用される低分子量アニオン性多糖
類、即ち平均分子量1000〜100000のアニオン
性多糖類としては、天然アニオン性多糖類又は合成アニ
オン性多糖類が挙げられる。具体的には、天然アニオン
性多糖類として、例えば、アルギン酸ナトリウム、ペク
チン、キサンタンガム等のカルボキシル基を有するも
の、及びカラギナン等のカルボキシル基と硫酸エステル
基とを有するもの等を挙げることができる。
【0024】また、合成アニオン性多糖類としては、例
えば、澱粉、セルロース、デキストリン、グァーガム、
ローカストビーンガム等の非イオン性多糖類にカルボキ
シメチル化、硫酸エステル化、リン酸エステル化等の化
学修飾を行なったカルボキシメチルデンプン、カルボキ
シメチルセルロース、カルボキシメチルデキストリン、
硫酸化デンプン、硫酸化セルロース、硫酸化グァーガ
ム、リン酸化デンプン、リン酸化セルロース、リン酸化
グァーガム、リン酸化ローカストビーンガム等を挙げる
ことができる。
【0025】ここで、上記の合成のアニオン性多糖類の
製造方法は、特に制限されるものではないが、例えば、
非イオン性の多糖類に化学修飾を行なってアニオン性基
を導入した多糖類を得、これを酵素、酸又はアルカリで
加水分解した後に、透析やゲルクロマトグラフィー等に
より分別処理して得ることができる。
【0026】上記の低分子量アニオン性多糖類は、アニ
オン性基が酸の状態のものを使用してもよいし、アルカ
リ金属、アンモニウム又はアミン等との塩の状態のもの
を使用してもよい。
【0027】また、本発明の口腔用組成物は、上記低分
子量アニオン性多糖類を1種単独で又は2種以上を混合
して使用することができるが、これらの中でもアニオン
性基としてカルボキシル基及び/又はリン酸エステル基
を有するものが好ましく、特に平均分子量が1000〜
100000のアルギン酸ナトリウム及び平均分子量が
1000〜100000のリン酸化グァーガムが好まし
い。
【0028】本発明に使用されるアニオン性多糖類の平
均分子量は1000〜100000である必要がある
が、好ましくは1000〜50000、より好ましくは
1000〜10000である。平均分子量が1000に
満たないか、又は100000を越える場合は、いずれ
もポリリン酸塩との併用による相乗効果が認められなく
なり、好ましくない。
【0029】本発明の口腔用組成物における上記アニオ
ン性多糖類の配合量は、特に制限されるものではない
が、組成物全体量に対して0.01〜10%、特に0.
5〜5%が好ましい。配合量が0.01%に満たない
と、ポリリン酸塩との併用による相乗効果が十分でない
場合があり、10%を越えると、口腔用組成物の安定性
を悪化させる場合がある。
【0030】本発明の口腔用組成物は、その他の成分と
して組成物の種類等に応じた適宜な成分を本発明の効果
を妨げない範囲で使用し、通常の方法で調製することが
できる。例えば、リン酸水素カルシウム二水和物、リン
酸水素カルシウム無水物、炭酸カルシウム、水酸化アル
ミニウム、酸化アルミニウム、無水ケイ酸等の研磨剤、
グリセリン、ソルビット、プロピレングリコール等の粘
稠剤、通常の分子量10万を越えるカルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、カラギナン、キサンタンガム等の
粘結剤、ラウリル硫酸ナトリウム等の界面活性剤、サッ
カリン等の甘味剤、その他防腐剤、香料、着色剤、pH
調製剤、賦形剤、各種薬効成分等を配合することができ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、特定のポリリン酸塩と
低分子量アニオン性多糖類とを併用したことにより、ハ
イドロキシアパタイトの結晶成長抑制活性が相乗的に向
上した優れた歯石形成抑制効果を有し、更に、安全性上
の問題もない口腔用組成物を得ることができる。
【0032】
【実施例】以下、実験例及び実施例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
【0033】[実験例1]市販のアルギン酸ナトリウム
10gを還流器付きのフラスコにとり、水500mlを
加えて溶解した。更に、1N水酸化ナトリウム水溶液2
0mlを加え、沸騰した水浴上で約5時間加熱撹拌し
た。放冷後に、内容物を1N塩酸で中和し、透析膜処理
により分子量(以下、MWという)を1000〜100
00及び10000〜50000に分画した。それぞれ
の画分を含む溶液を希塩酸で酸性とし、析出した各ゲル
状固体をろ取して水洗した後に、乾燥してMW1000
〜10000と10000〜50000の各加水分解ア
ルギン酸を得た。
【0034】上記の方法で得た低分子量アルギン酸、加
水分解処理を行なっていない市販のMW約22万のアル
ギン酸ナトリウム又はアニオン性単糖類であるグルクロ
ン酸ナトリウムをそれぞれ1ppmとピロリン酸ナトリ
ウムを1ppmの濃度で含む下記組成の石灰化溶液20
0mlに、粉末状のハイドロキシアパタイト150mg
を加え、ハイドロキシアパタイトの結晶成長速度に及ぼ
す効果を知るために、経時的に各石灰化溶液のpHを測
定した。
【0035】石灰化溶液組成 塩化カルシウム 0.74mM リン酸二水素カリウム 2.59mM 塩化ナトリウム 50.0mM pH 7.42
【0036】なお、コントロールとしては、ピロリン酸
ナトリウム及び多糖類に代えて蒸留水を添加した石灰化
溶液を用いた。ここで、下記に示すハイドロキシアパタ
イトの結晶成長の反応式から、上記石灰化溶液のpHを
モニターすることにより、それぞれのハイドロキシアパ
タイトの結晶成長速度に及ぼす効果を評価することがで
きる。
【0037】5Ca2++3HPO- 4+H2O→(Ca)5
(OH)(PO43+4H+
【0038】即ち、ハイドロキシアパタイトの結晶成長
にともない反応液のpHが低下することから、各石灰化
溶液の経時的なpHの低下の程度が遅いほどハイドロキ
シアパタイトの結晶成長が抑制されていることになる。
【0039】各溶液のpHの経時変化の結果を表1及び
図1に示す。なお、図1中のA,B,C,D,Eは、表
1に示した各溶液の記号に相当する。
【0040】
【表1】
【0041】表1及び図1より、ピロリン酸塩と低分子
量アルギン酸とを併用した石灰化溶液は、経時的なpH
低下が非常に小さく、両者の相乗効果によりハイドロキ
シアパタイトの結晶成長が効果的に抑制されることが認
められる。
【0042】[実験例2]アニオン性多糖類としてカル
ボキシメチルセルロールナトリウムとリン酸化グァーガ
ムを用いて実験例1と同様の加水分解及び分別処理を行
ない、MWが1000〜10000のカルボキシメチル
セルロースナトリウムとMWが1000〜10000の
リン酸化グァーガムを得た。
【0043】各低分子量アニオン性多糖類及びピロリン
酸塩について、実験例1と同様にして各石灰化溶液のp
Hを測定した。各溶液のpHの経時変化の結果を表2及
び図2に示す。なお図2中の各記号は表2の記号に相当
する。
【0044】
【表2】
【0045】表2及び図2より、ピロリン酸塩と併用す
る低分子量アニオン性多糖類の種類を変えても、各石灰
化溶液の経時的なpH低下は非常に小さく、両者の相乗
効果によりハイドロキシアパタイトの結晶成長が効果的
に抑制されることが認められる。
【0046】[実験例3]低分子量アニオン性多糖類と
して実験例1で調製したMWが1000〜10000の
アルギン酸を使用し、ピロリン酸塩と併用する分子量1
0000以下のアルギン酸の添加量を変えた時のハイド
ロキシアパタイトの結晶成長抑制効果を、実験条件及び
石灰化溶液の他の成分の組成を実験例1と同様にして評
価した。各溶液のpHの経時変化の結果を表3及び図3
に示す。なお、図3中の各記号は表3の記号に相当す
る。
【0047】
【表3】
【0048】表3及び図3より、ピロリン酸ナトリウム
と併用する低分子量アルギン酸の添加量を変えても、両
者の相乗効果によりハイドロキシアパタイトの結晶成長
が効果的に抑制されることが認められる。
【0049】 [実施例1]練歯磨 リン酸水素カルシウム2水和物 50.0 重量% グリセリン 20.0 プロピレングリコール 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 サッカリンナトリウム 0.2 香料 1.0 パラベン 0.1 ピロリン酸四ナトリウム 2.0 アルギン酸(1000<MW<1万) 1.0精製水 残部 計 100.0 重量%
【0050】 [実施例2]練歯磨 リン酸水素カルシウム2水和物 45.0 重量% 60%ソルビット液 25.0 プロピレングリコール 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 カルボキシメチルセルロース 0.7 カラギナン 0.5 サッカリンナトリウム 0.2 香料 1.0 安息香酸ナトリウム 0.2 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.78 トリポリリン酸ナトリウム 1.0 リン酸グァーガム(1万<MW<5万) 1.5精製水 残部 計 100.0 重量%
【0051】 [実施例3]練歯磨 無水ケイ酸 25.0 重量% グリセリン 30.0 60%ソルビット液 25.0 ポリエチレングリコール400 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 フッ化ナトリウム 0.22 ピロリン酸カリウム 2.0 アルギン酸ナトリウム(1万<MW<5万) 1.5精製水 残部 計 100.0 重量%
【0052】 [実施例4]練歯磨 水酸化アルミニウム 45.0 重量% 60%ソルビット液 25.0 プロピレングリコール 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 ヒドロキシエチルセルロース 1.5 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.78 塩酸クロルヘキシジン 0.05 メタリン酸ナトリウム(重合度n=56) 2.0 カルボキシメチルセルロース(1000<MW<1万) 2.0精製水 残部 計 100.0 重量%
【0053】 [実施例5]液状歯磨 無水ケイ酸 15.0 重量% グリセリン 35.0 60%ソルビット液 35.0 プロピレングリコール 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 キサンタンガム 0.2 ポリアクリル酸ナトリウム 0.2 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 フッ化ナトリウム 0.22 ピロリン酸四ナトリウム 0.75 ピロリン酸四カリウム 0.75 アルギン酸(1000<MW<1万) 1.0精製水 残部 計 100.0 重量%
【0054】 [実施例6]練歯磨 リン酸水素カルシウム2水和物 45.0 重量% グリセリン 20.0 プロピレングリコール 5.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 N−ラウロイルサルコシンナトリウム 0.5 カラギナン 0.5 アルギン酸ナトリウム 0.5 サッカリンナトリウム 0.1 香料 1.0 パラベン 0.1 トラネキサム酸 0.1 ヘキサメタリン酸ナトリウム 1.0 リン酸化グァーガム(1000<MW<5万) 1.0精製水 残部 計 100.0 重量%
【0055】 [実施例7]洗口剤 エタノール 20.0 重量% サッカリンナトリウム 0.05 香料 1.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60EO) 0.3 ピロリン酸四ナトリウム 0.5 リン酸化グァーガム(1万<MW<5万) 0.5精製水 残部 計 100.0 重量%
【0056】 [実施例8]洗口剤 エタノール 30.0 重量% 第2リン酸ナトリウム 0.8 第1リン酸カリウム 0.1 サッカリンナトリウム 0.05 香料 0.5 グリチルリチン酸塩 0.1 ピロリン酸カリウム 1.0 アルギン酸ナトリウム(1000<MW<1万) 0.2精製水 残部 計 100.0 重量%
【0057】 [実施例9]チューインガム ガムベース 40.0 重量% 炭酸カルシウム 2.0 水アメ 15.0 砂糖 40.0 香料 0.5 トリポリリン酸ナトリウム 0.1 アルギン酸ナトリウム(1000<MW<1万) 0.2精製水 残部 計 100.0 重量%
【0058】 [実施例10]うがい用錠剤 炭酸水素ナトリウム 55.0 重量% 第2リン酸ナトリウム 10.0 ポリエチレングリコール400 3.0 香料 1.0 オレイン酸 0.1 塩酸クロルヘキシジン 0.05 クエン酸 17.0 ピロリン酸ナトリウム 1.0 アルギン酸ナトリウム 1.0精製水 残部 計 100.0 重量%
【0059】 [実施例11]義歯洗浄用ペースト 無水ケイ酸 3.0 重量% 増粘性シリカ 10.0 ポリエチレングリコール400 5.0 グリセリン 35.0 60%ソルビット液 30.0 ラウリル硫酸ナトリウム 2.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.5 香料 1.0 グルコン酸クロルヘキシジン 0.05 ピロリン酸カリウム 3.0 アルギン酸ナトリウム(1万<MW<5万) 3.0精製水 残部 計 100.0 重量%
【0060】上記の実施例の口腔用組成物は、いずれも
優れた歯石形成抑制効果を示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】実験例1の各石灰化溶液のpHの経時変化の結
果を表すグラフである。
【図2】実験例2の各石灰化溶液のpHの経時変化の結
果を表すグラフである。
【図3】実験例3の各石灰化溶液のpHの経時変化の結
果を表すグラフである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) Mn+2n3n+1 ・・・(1) (但し、式中Mはナトリウム原子又はカリウム原子を示
    し、nは2以上の整数である。)で表される直鎖状ポリ
    リン酸塩及び下記一般式(2) (MPO3m ・・・(2) (但し、式中Mはナトリウム原子又はカリウム原子を示
    し、mは3以上の整数である。)で表される環状ポリリ
    ン酸塩から選ばれる1種又は2種以上のポリリン酸塩
    と、平均分子量が1000〜100000のアニオン性
    多糖類とを配合してなることを特徴とする口腔用組成
    物。
JP19607694A 1994-07-28 1994-07-28 口腔用組成物 Pending JPH0840859A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005512992A (ja) * 2001-11-06 2005-05-12 ペルフェッティ ヴァン メッレ ソシエタ ペル アチオニ 抗歯石および抗歯垢固形口腔組成物従来技術
EP1570851A4 (en) * 2002-12-10 2007-07-25 Masaya Tanaka SKIN SUBSTANCE FOR EXTERNAL USE AND ANTI-PRURIENT AGENT FOR EXTERNAL USE AND REDUCING INSTRUMENT FOR WRINKLES USING THE SAME
JP2014122236A (ja) * 2007-05-25 2014-07-03 Schwan-Stabilo Cosmetics Gmbh & Co Kg ポリマー系色素含有インク
JP2017519797A (ja) * 2014-07-10 2017-07-20 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 抗歯石口腔用組成物

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