JPH083997B2 - 低圧水銀蒸気放電灯 - Google Patents

低圧水銀蒸気放電灯

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JPH083997B2
JPH083997B2 JP63313157A JP31315788A JPH083997B2 JP H083997 B2 JPH083997 B2 JP H083997B2 JP 63313157 A JP63313157 A JP 63313157A JP 31315788 A JP31315788 A JP 31315788A JP H083997 B2 JPH083997 B2 JP H083997B2
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    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/70Lamps with low-pressure unconstricted discharge having a cold pressure < 400 Torr
    • H01J61/72Lamps with low-pressure unconstricted discharge having a cold pressure < 400 Torr having a main light-emitting filling of easily vaporisable metal vapour, e.g. mercury

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は放電路の中間に折り返し部を有し、両端を同
方向に向けて構成され、両端を重力線に対し上下いずれ
かの方向に向けて点灯される低圧水銀蒸気放電灯におい
て、使用時の両端の方向や周囲温度が変っても良好に始
動し、かつ高効率を維持できるようにしたものである。
(従来の技術) 従来、たとえば蛍光ランプにおいて、放電路の両端が
同方向にありかつこの両端と反対方向に少なくとも1個
の折り返し部を有するものが用いられている。このもの
は高温時管内の水銀蒸気圧が高くなりすぎる欠点があ
る。
そこで、たとえば特開昭55-133744号公報に記載され
ているいわゆるH管タイプのものは、2本の直管形バル
ブの中間部を連通部を介して接合してH字形の折り返し
部を形成し、H字の先端部内面に最冷部を形成して余分
な水銀を凝縮させ、これによって管内の水銀蒸気圧を制
御するように構成されてある。
また、たとえば特開昭57-174846号公報に記載されて
いるタイプのものは、直管形バルブの中間部を屈曲させ
てU字形の折り返し部を形成し、バルブ直管部の内径を
D1、屈曲部頂部の内径をD2、屈曲途中部の内径をD3とし
たとき、 D1≦D2<D3 を満足するように構成して屈曲途中部の外角部内内面に
最冷部を形成し、余分な水銀を凝縮させて管内水銀蒸気
圧を制御するように構成してある。
しかしながら、これら両従来技術においては、最冷部
は自然冷却によっているため、折り返し部を重力線に対
し上方に位置させて(ベースダウン)点灯する場合と、
下方に位置させて(ベースアップ)点灯する場合とでは
周囲温度が同じでも最冷部温度が異なり、しかもベース
ダウン状態で点灯した場合に凝縮した水銀の液滴が電極
に滴下して明るさを変動し、かつ電極を損傷するおそれ
がある。
この解決方法として、たとえば特開昭60-225346号公
報、特開昭62-281251号公報や特開昭63-86341号公報に
見られるように、上述した両従来技術のランプに水銀を
Bi・In・Hgのアマルガムとして封入し、水銀蒸気圧を制
御するようにした低圧水銀蒸気放電灯が開発された。
(発明が解決しようとする課題) 上述の改良された放電灯においては最冷部における水
銀凝縮力が強いため、それ以上に凝縮力(アマルガムが
水銀蒸気を吸収固定する力。)の強いBi・In・Hgのアマ
ルガムを使用しなければならず、このため逆に低温状態
では水銀放出が弱く、始動不良、不点灯あるいは早期黒
化などの不都合が生じる。さりとて、アマルガムの水銀
凝縮力を弱くするとベースダウン状態のとき水銀が上記
最冷部に凝縮し、この水銀が滴下する問題を解決できな
い。
そこで、本発明の課題は水銀滴下のおそれがなく、し
かもベース方向の如何んに拘らず同様に水銀蒸気圧を良
好に制御でき、かつ周囲温度が大幅に変化しても良好に
始動し、高効率を維持できる低圧水銀蒸気放電灯を提供
することである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明はベースダウン状態でもベースアップ状態でも
同様で、ベース方向や周囲温度が変っても良好に始動
し、高効率を維持できる低圧水銀蒸気放電灯を提供する
ことを目的とし、本発明は水銀凝縮力の弱い管形状のバ
ルブと、水銀凝縮力の弱い(水銀蒸気圧の高い)アマル
ガムとを組み合わせることに発明思想がある。そして、
請求項の第1は放電路の折り返し部近傍のバルブ内面に
最冷部を形成し、かつ端部のバルブ内面にアマルガムを
設けたものにおいて、最冷部およびアマルガムの両者と
もその水銀凝縮力を適当に弱くして目的を達成したもの
である。また、請求項の第2はH字形折り返し部を有す
る低圧水銀蒸気放電灯において、最冷部を構成するH字
形折り返し部分の寸法を定めたことにより、最冷部の水
銀凝縮力をアマルガムの凝縮力に対応させたものであ
る。さらに、請求項の第3はU字形折り返し部を有する
低圧水銀蒸気放電灯において、最冷部を構成するU字形
折り返し部分の寸法を定めたことにより、最冷部の水銀
凝縮力をアマルガムの凝縮力に対応させたものである。
(作用) 本発明の折り返し形の低圧水銀蒸気放電灯においては
低温時は純水銀に近い水銀蒸気圧特性を示し、かつ高温
時はアマルガム特有の水銀蒸気圧特性を示すため、水銀
凝縮力の弱いアマルガムを用いている。このため、折り
返し部の水銀凝縮力が強すぎるとベースダウン点灯の場
合も水銀が凝縮してしまう。
そこで、本発明においては折り返し部近傍の最冷部の
冷却能力を適当に弱くすれば、ベースダウン状態では折
り返し部の温度が上昇して水銀凝縮がなくなり、このと
きの水銀蒸気圧は他の最冷部またはアマルガムによって
制御される。また。ベースアップ状態のときは折り返し
部近傍が最冷部になるため、水銀蒸気圧はこの最冷部の
温度またはアマルガムによって定まる。(蒸気圧の低い
方によって制御される。) (実施例) 本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。第1
図は本発明を適用してなるH字形蛍光ランプを示し、図
中(1)はH字形バルブ、(2)はこのバルブ(1)の
内部空間に形成された放電路、(3)はバルブ(1)の
内面に形成された蛍光膜、(4)、(4)は上記バルブ
(1)の両端を閉塞するステム、(5)はバルブ(1)
端部に設けられた主アマルガム、(6)はステム
(4)、(4)に取付けられた補助アマルガムである。
上記バルブ(1)は2本の直管形ガラスバルブ(1
1)、(11)を並行配置し、その折り返し予定部の先端
面(12)、(12)を閉塞し、かつ先端面(12)、(12)
近傍の側面間に連通部(13)を形成して両ガラスバルブ
(11)、(11)を結合するとともに放電路(2)をH字
形に連通させて折り返し部(14)を形成してある。
上記ステム(4)は1対のリード線(41)、(41)が
貫通してその内端間にフィラメント(42)を装着し、排
気管(43)内に主アマルガム(5)を充填するととも
に、リード線の一方(41)に補助アマルガム(6)を取
付けてある。
しかして、上記折返し部(14)(蛍光膜は除く。)を
第2図に示す。図において、連通部(13)の中心線(1
5)と先端面(12)内壁との距離をl、ガラスバルブ(1
1)の直線部分の管内径をD1とすると、 l≦0.8D1 なる関係がある。
また、上記主アマルガム(5)は固相−液相共存温度
限界点における水銀蒸気圧が0.01〜0.2Torrの間にある
各種アマルガムを選択使用してある。通常この種のアマ
ルガムの共存限界温度は約80〜130℃である。このよう
なアマルガムの数例とその水銀蒸気圧特性を第5図に示
す。図において、曲線IはBi(54.2重量%)・Pb(41.8
重量%)・Hg(4.0重量%)で表わされるアマルガムの
蒸気圧曲線を、点CIはその固相−液相共存限界点を示
し、曲線IIはBi(53.2重量%)・Pb(40.9重量%)、In
(1.9重量%)・Hg(4.0重量%)で表わされるアマルガ
ムの蒸気圧曲線を、点CIIはその固相−液相共存限界点
を示し、曲線IIIはBi(51.6重量%)・Pb(39.6重量
%)・In(4.8重量%)・Hg(4.0重量%)で表わされる
アマルガムの蒸気圧曲線を、点CIIIはその固相−液相共
存限界点を示し、曲線IVはBi(48.9重量%)・Pb(37.5
重量%)・In(9.6重量%)・Hg(4.0重量%)で表わさ
れるアマルガムの蒸気圧曲線を、点CIVはその固相−液
相共存限界点を示し、曲線Vは比較のために示したBi
(64.3重量%)・In(31.7重量%)・Hg(4.0重量%)
で表わされるアマルガムの蒸気圧曲線、CVはその固相−
液相共存限界点を示し、曲線Hgは純水銀の蒸気圧曲線を
示す。この図で明らかなとおり、実施例であるI〜IVの
アマルガムはいずれも固相−液相共存限界点CI〜CIV
0.01〜0.2Torrの範囲内にあり、これに対し比較例であ
るVのアマルガムは固相−液相共存限界点CVが0.003
(3×10-3)Torrである。
つぎに、本実施例蛍光ランプの作用を説明する。
本実施例蛍光ランプの折り返し部(14)は上述のとお
り限定されているので、弱い冷却能力を有する。そこ
で、常温雰囲気内でベースアップ状態で点灯すると、折
り返し部(14)が重力線に対し下方に位置し、対流の影
響を受けないので、自然冷却によって適度に冷却され、
先端面(12)内面に最冷部が形成される。管内の水銀蒸
気圧は最冷部の水銀蒸気圧かまたはアマルガムのいずれ
か低い方によって制御される。主アマルガムは上方にあ
るため通常は折り返し部よりも高温になり、アマルガム
の水銀蒸気圧は高すぎて管内水気蒸気圧は制御しない。
しかし、周囲温度が高くなった場合には純水銀による水
銀蒸気圧よりもアマルガムによる水銀蒸気圧の方が低く
なる傾向にあり、この場合にはアマルガムによって水銀
蒸気圧がコントロールされる。
また、この実施例蛍光ランプをベースダウン状態で点
灯すると、折り返し部(14)が重力線に対し上方に位置
し、対流によって温められるので自然冷却によっては充
分に冷却されず、最冷部は折り返し部(14)以外の部分
たとえば管端部に形成され、しかもこの最冷部温度では
水銀蒸気圧が高くなりすぎる。しかし、この蛍光ランプ
では上述のとおり、主アマルガム(5)の固相−液相共
存限界点が0.01〜0.2Torrの範囲にあるので、主アマル
ガム(5)が重力線に対し下方にあって比較的低温であ
ることによって第5図から解るように適当な水銀蒸気圧
を有し、管内水銀蒸気圧を適正に保ち、しかも折り返し
部(14)で水銀が凝縮しないので滴下のおそれもない。
しかも、周囲温度が高すぎても管内水銀蒸気圧が高くな
り過ぎることがない。
このように、本実施例蛍光ランプはベースアップ状態
で点灯してもあるいはベースダウン状態で点灯しても、
いずれの場合も管内水銀蒸気圧を正常に維持でき、さら
に周囲温度が変化しても管内水銀蒸気圧があまり変化し
ないので、始動特性、特に低温時の始動特性が良好で、
高効率を維持できる。
つぎに、他の実施例を第3図および第4図に示す。こ
のものは本発明を適用してなるU字形蛍光ランプで、放
電路(2)の折り返し部(14)に特徴があり、その他は
総て第1図に示したH字形蛍光ランプと同様なので、相
違点だけを詳説する。すなわち、バルブ(1)は長い直
管形ガラスバルブ(16)の中間部をU字形に屈曲して屈
曲部(17)を形成したもので、その他同一部分には同一
符号を付して説明を略す。そうして、第4図に示すよう
に、バルブ(1)の直管部の内径をD1、屈曲部(17)頂
部の内径をD2、屈曲途中部の内径をD3としたとき、 D2<D1<D3 なる関係を満足し、さらに主アマルガムは上述の第1の
実施例と同じI〜IVのアマルガムを用いてある。
このものも折り返し部(14)の冷却能力が適度に弱く
構成されているので、ベースアップ状態で点灯すると折
り返し部(14)が下方に位置し、自然冷却され屈曲かど
部(18)に最冷部が形成される。管内の水銀蒸気圧は、
この最冷部の純水銀の蒸気圧とアマルガムの水銀蒸気圧
との低い方によって制御される。周囲温度が常温の場
合、最冷部に水銀が凝縮し、周囲温度が高い時にはアマ
ルガムによって制御される傾向にある。このような制御
機構によって管内の水銀蒸気圧力を適正に保つ。また、
ベースダウン状態で点灯すれば、最冷部が折り返し部
(14)以外の部位に形成されて折り返し部(14)では水
銀凝縮温度に達しないが、他の部位に最冷部が形成され
ているとともにアマルガムを使用しているので、この最
冷部またはアマルガム(5)によって、管内水銀蒸気圧
を適当範囲に保つ。このため、本実施例のU字形蛍光ラ
ンプにおいても前述のH字形蛍光ランプの場合と同様、
ベースアップ状態でもベースダウン状態でも同様に広い
周囲温度範囲にわたって管内水銀蒸気圧を正常に維持す
ることができ、さらに周囲温度が変化しても管内水銀蒸
気圧があまり変化しないので、常に始動特性が良好で、
高効率である。
しかして、上記両実施例において、それぞれ折り返し
部(14)の形状を幾何学的に限定したが、これは前述し
たとおり、ベースアップ状態のとき折り返し部近傍が最
冷部になり、ベースダウン状態のとき折り返し部(14)
が最冷部にならないための条件であるが、当然のことな
がら形状が異なればその形状に応じた大きさが要求され
る。
また、主アマルガムの共存限界点を水銀蒸気圧が0.01
〜0.2Torrの範囲にあるものに限定したのは、これより
水銀凝縮力の強いアマルガムを使用するとベースアップ
状態で使用する場合にも管内水銀蒸気圧は主アマルガム
によって一元的に制御されて下り過ぎ、折り返し部に最
冷部が形成されても作用しなくなる。また、上述の限界
より水銀凝縮力の弱いアマルガムを用いると、ベースダ
ウン状態においてもアマルガムによる水銀蒸気圧制御が
弱く管内における水銀蒸気圧が高くなりすぎる。したが
って、本発明においてはベースアップ状態においてのみ
折り返し部近傍に最冷部が形成されることと、ベースダ
ウン状態においてのみ必要なアマルガムの凝縮力が発揮
できるようなアマルガムを選定することとを同時に実現
することが必要である。
なお、本発明においては放電路がM字形や鞍形をなし
たものでもよく、要は放電路の両端が同方向にあり、か
つこの両端と反対方向に少なくとも1個の折り返し部を
有するものであればよく、また、本発明は紫外線用放電
灯にも適用して同様な効果がある。
〔発明の効果〕
このように、本発明の低圧水銀蒸気放電灯における請
求項の第1は両端が同方向にありかつこの両端と反対方
向に少なくとも1個の折り返し部を有する放電路の端部
にアマルガムを配設したものにおいて、常温においてバ
ルブは折り返し部が重力線に対し下側に位置して点灯さ
れるとき折り返し部近傍のバルブ内面が最冷部となり、
またこの折り返し部が重力線に対し上側に位置して点灯
されるとき折り返し部以外のバルブ内面が最冷部となる
形状を有しており、かつアマルガムは固相−液相共存温
度限界点における水銀蒸気圧が0.01〜0.2Torrの範囲内
にあるようにしたので、ベースアップ状態で点灯したと
き折り返し部近傍に形成された最冷部の水銀蒸気圧また
はアマルガムのいずれか低い方の水銀蒸気圧によって管
内水銀蒸気圧が制御され、またベースダウン状態で点灯
したときは折り返し部以外の最冷部またはアマルガムの
水銀凝縮力によって管内水銀蒸気圧が制御される。この
ためいずれの場合も水銀蒸気圧が広い温度範囲にわたっ
て、適正値に保たれる。また、このため始動特性、特に
低温時の始動特性、発光効率とも良好である。また、ベ
ースダウン状態で点灯しても水銀の滴下がない。また、
請求項の第2はH字形低圧水銀蒸気放電灯において折り
返し部の構造を数字的に限定して同様な効果を得るよう
にしたものである。さらに、請求項の第3はU字形低圧
水銀蒸気放電灯において折り返し部の構造を数字的に限
定して同様な効果を得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の低圧水銀蒸気放電灯の一実施例の断面
図、第2図は同じく要部の寸法表示部分を示す断面図、
第3図は他の実施例の断面図、第4図は同じく要部の寸
法表示部分を示す断面図、第5図上記両実施例に共通に
用いられるアマルガムと比較されるアマルガムおよび純
水銀の水銀蒸気圧曲線である。 (1)……バルブ、(11),(16)……ガラスバルブ (12)……先端面、(13)……連通部 (14)……折り返し部、(16)……屈曲部 (17)……屈曲部、(18)……屈曲かど部 (2)……放電路、(3)……蛍光膜 (4)……ステム、(41)……リード線 (42)……フィラメント、(5)……主アマルガム (6)……補助アマルガム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端が同方向にあり、かつ、この両端と反
    対方向に少なくとも1個の折り返し部を有する連続した
    放電路を形成したガラスバルブと、上記放電路の両端部
    に設けた1対の電極と、上記両端方向のバルブ端部に設
    けた水銀蒸気圧制御用のアマルガムとを有する低圧水銀
    蒸気放電灯において、 上記バルブは常温雰囲気において上記折り返し部が重力
    線に対し下側に位置して点灯されるときこの折り返し部
    近傍のバルブ内面が最冷部となり、また、上記折り返し
    部が重力線に対し上側に位置して点灯されるときこの折
    り返し部以外のバルブ内面が最冷部になる形状を有して
    おり、 かつ、上記アマルガムは固相−液相共存温度限界におけ
    る水銀蒸気圧が0.01ないし0.2Torrの範囲内であること
    を特徴とする低圧水銀蒸気放電灯。
  2. 【請求項2】両端が同方向にあり、かつ、この両端と反
    対方向に少なくとも1個の折り返し部を有する連続した
    放電路を形成したガラスバルブと、上記放電路の両端部
    に設けた1対の電極と、上記両端方向のバルブ端部に設
    けた水銀蒸気圧制御用のアマルガムとを有する低圧水銀
    蒸気放電灯において、 上記バルブは放電路の両端と反対方向にある折り返し部
    が2本の直管形バルブを連通部を介して接合されてな
    り、この連通部の中心線と放電路から外れた直管部分の
    先端部内壁との距離lが直線部分の管内径D1に対し、 l≦0.8D1 なる関係を満足し、 かつ、上記アマルガムは固相−液相共存温度限界におけ
    る水銀蒸気圧が0.01ないし0.2Torrの範囲内であること
    を特徴とする低圧水銀蒸気放電灯。
  3. 【請求項3】両端が同方向にあり、かつ、この両端と反
    対方向に少なくとも1個の折り返し部を有する連続した
    放電路を形成したガラスバルブと、上記放電路の両端部
    に設けた1対の電極と、上記両端方向のバルブ端部に設
    けた水銀蒸気圧制御用のアマルガムとを有する低圧水銀
    蒸気放電灯において、 上記バルブは放電路の両端と反対方向の折り返し部がバ
    ルブをU字状に屈曲形成されてなり、上記バルブの直線
    部分の管内径をD1、屈曲部頂部の管内径をD2、屈曲途中
    部の管内径をD3としたとき、 D2<D1<D3 なる関係を満足し、 かつ、上記アマルガムは固相−液相共存温度限界におけ
    る水銀蒸気圧が0.01ないし0.2Torrの範囲内であること
    を特徴とする低圧水銀蒸気放電灯。
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