JPS6366842A - 低圧水銀蒸気放電灯 - Google Patents

低圧水銀蒸気放電灯

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JPS6366842A
JPS6366842A JP21070886A JP21070886A JPS6366842A JP S6366842 A JPS6366842 A JP S6366842A JP 21070886 A JP21070886 A JP 21070886A JP 21070886 A JP21070886 A JP 21070886A JP S6366842 A JPS6366842 A JP S6366842A
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JP
Japan
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mercury
amalgam
lamp
weight
mercury vapor
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JP21070886A
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English (en)
Inventor
Takashi Yorifuji
孝 依藤
Atsushi Sato
厚 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は蛍光ランプなどの低圧水銀蒸気放電灯において
、高温雰囲気内においても特性が低下することなく、し
かも広い温度範囲において使用できるようにしたもので
ある。
(従来の技術) 近年、グローブ内に屈曲した蛍光ランプを収容して口金
を装着し、電球に類似したイメージを付与した電球形蛍
光ランプ装置が開発され、グローブ内の高温雰囲気に耐
えられる蛍光ランプが開発された。
このような従来の高温用蛍光ランプはバルブ内にビスマ
ス(Bi)およびインジウム(In)からなる基体金属
に水銀(Hg)を含有させてなるアマルガムを封入した
ことにより、高温における水銀の蒸気圧を適度に抑制し
て80〜110℃の高温においても良好な発光効率を得
るものである。
(発明が解決しようとする問題点) 近年、この種のランプ装置に要求される諸性能は益々き
びしさを加え、たとえば同じ出力でもより小形化したも
の、同じ大きさでより高出力のものあるいは同じ定格で
ありながらより高温の雰囲気で使用できるもの、さらに
、広い温度範囲で使用できるものなどである。このため
、耐熱性が一段と優れしかも広い温度範囲で使える蛍光
ランプの出現が要望され、さらに他の低圧水銀蒸気放電
灯にも同様な耐熱性が要望されるに到った。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明はより高温に酎え、しかも広い温度範囲で使用で
きる低圧水銀蒸気放電灯を提供することを目的とし、バ
ルブ内に封入したアマルガムをビスマス(Bi)50−
80重量%、インジウム(In)10〜49.5重量%
および銀(AK) 0.5〜10重景%からなる基体金
属に水銀(Hg)をアマルガム全体の1〜10重量%含
有させて構成したことにより、ランプ点灯時の水銀蒸気
圧を広い温度範囲において従来よりも一定に保ち、80
〜150℃の温度範囲で良好なランプ特性を得るもので
ある。
(作 用) アマルガムをビスマス、インジウム、銀および水銀で構
成し、しかもその成分割合いを上述のとおり定めたこと
により、広い温度範囲において水銀蒸気圧を適正に制御
できる。また上記基体金属は共晶によって単−相で製造
されるためランプとして使用中に成分金属が分離して析
出することがなく、安定した動作ができ、また水銀の含
有量を上述のとおり定めたことにより長期使用によって
も水銀が不足することがない。
(実施例) 本発明の詳細を第1図および第2図に示す実施例によっ
て説明する。第1図は本発明側蛍光ランプを用いた電球
形蛍光ランプ装置を示し、(1)は筒形装置本体、(2
)はこの本体(1)内に設けられた支持部材、(3)は
この支持部材(2)に取付けられた本実施例蛍光ランプ
、(4)はこの蛍光ランプ(3)を包囲して本体(1)
に取付けられたグローブ、(5)は本体(1)内に設け
られて蛍光ランプ(3)を点灯する点灯部材、(6)は
本体(1)の頂部に設けられた口金である。
上記蛍光ランプ(3)はその一部を断面して第2図に示
すように、鞍形に屈曲してなるバルブ(31)内面に蛍
光膜(32)(破線で示す。)を形成し、バルブ(31
)端面を閉塞したステム(33)を貫通して1対のリー
ド線(34)、 (34)を導入してその先端にフィラ
メント電極(35)を装架し、電tM(35)近傍に始
動直後の光出力の立上りを早くするための補助アマルガ
ム(36)を設け、さらにステム(33)に突設した排
気管(37)内に主アマルガム(38)を封入しである
上記補助アマルガム(36)はたとえばモリブデンまた
はステンレス鋼のリボンの表面にインジウムをめっきし
たものに水銀が吸着してアマルガム化したものである。
上記主アマルガム(38)はビスマス、インジウムおよ
び銀からなる実質的共晶組成の基体金属に適量の水銀を
含有させてなるもので、長期使用しても成分金属が分離
析出することがなく、また、水銀不足も生ぜず、広い温
度範囲において適当な水銀蒸気圧を維持する。
この蛍光ランプ装置を図示しないソケットに装着して始
動点灯すれば蛍光ランプ(3)のフィラメント電極(3
5)のふく射熱によって補助アマルガム(36)が加熱
され、含有した水銀のほとんど全部をしゅん時に放出す
る。ランプ(3)内温度が上昇して定常状態の達すると
主アマルガム(38)によって水銀蒸気圧がコントロー
ルされる。ここで、蛍光ランプ(3)の熱がグローブ(
4)内にこもってグローブ(4)内の雰囲気温度が上昇
し、この結果、ランプ(3)内の主アマルガム(38)
の温度がさらに上昇し、たとえば夏期高温時には140
℃前後にまで上昇することがある。しかし、上述のとお
り、主アマルガム(38)の水銀蒸気圧が高温において
も適正に保たれるので、蛍光ランプ(3)の光出力が低
下することがなく、高温下においても所定の出力を維持
する6 そうして、この蛍光ランプ装置を消灯すれば、蛍光ラン
プ(3)の放電が停止し、ランプ(3)内が冷却する。
すると、ランプ(3)内の水銀蒸気が補助アマルガム(
36)と主アマルガム(38)とに吸収される。
つぎに、上記実施例ランプ(3)に用いたアマルガムと
従来例アマルガムおよび水銀単独について、その水銀蒸
気圧とランプ特性とを比較した。
実施例アマルガムは次の組成を有する。
ビスマス(Bi)    63重量% インジウム(In)   31重量% 銀(Ag)        3重量% 水銀(Hg)      3重量% 従来例アマIレガムはビスマスとインジウムとの共晶合
金に水銀を含有させたものである。
これらのアマルガムと水銀とを通常の方法で測定して温
度ごとの水銀蒸気圧を求め、この結果を第3図に示した
。図は横軸にアマルガムや水銀の温度を℃の単位でとり
、縦軸に水銀蒸気圧をtorrの単位でとったもので、
実線は上記実施例アマルガム、破線は上記従来例アマル
ガム、鎖線は水銀単独の蒸気圧をそれぞれ示す。この図
から明らかなとおり、実施例アマルガムは80〜150
℃の範囲において6 X 10””torr前後の水銀
蒸気圧を示し、蛍光ランプの水銀蒸気圧として適当であ
る。
つぎに、これらのアマルガムおよび水銀を通常の方法で
ランプに封入して各種温度における光出力を測定し、こ
の結果を第4図に示した0図は横軸にランプ内のアマル
ガムや水銀の温度を℃の単位でとり、縦軸に光出力を相
対値でとったもので、実線は上記実施例アマルガムを用
いたランプ、破線は上記従来例アマルガムを用いたラン
プ、鎖線はアマルガムを用いず水銀を単独で封入したラ
ンプのそれぞれの光出力を示す。この図から明らかなと
おり、本実施例ランプは80〜150℃の温度範囲にお
いて良好な光出力を有し、従来例と比較して著しく裔い
温度でも使用でき、かつ著しく広い温度範囲に適するこ
とが解る。
したがって1本実施例電球形蛍光ランプ装置は屈曲され
たランプ(3)が狭いグローブ(4)内に閉ぢ込められ
ていて、グローブ(4)内の温度が外気よりも著しく高
温になっているにもかがわらず、蛍光ランプ(3)の発
光効率が良く、たとえば夏期高温室内でも、あるいは冬
期通風の良い室内でも同様に良い特性が得られる6ちな
みに、アマルガムの温度が150℃の場合、本実施例ラ
ンプは従来のビスマス・インジウムアマルガムを用いた
ものに比較して約25%出力が向上し、水銀単独で用い
た場合に比較して約50%以上も出力が向上した。
つぎに、本発明において、アマルガムの好ましい組成範
囲を説明する。上述の基体金属はビスマス、インジウム
および銀の三成分をるつぼ内で溶融して得られるもので
、冷却に際しどの成分も分離析出することがなく、単−
相合金をなすことが必要である。また、アマルガムに構
成してランプに封入し、長期間使用しても基体金属のど
の成分も分離析出することがなく、寿命末期まで単−相
を維持することが必要である。その理由はランプ使用中
、アマルガムから水銀蒸気圧の高い金属が析出すると、
アマルガム中の水銀蒸気圧が上昇し。
光出力が低下する。また、水銀蒸気圧の低い金14が析
出すると、アマルガムの水銀蒸気圧が低下して光出力が
低下し、甚しい場合には不点灯になる。
しかして、理論的には共晶合金の許容組成はただ一点で
あるが、実際には若干の許容範囲がある。
実験によると、第5図の三成分グラフにおいて、点A−
Bj80重量%、In 19.5重量%、AgO,5重
量%点B ・=Bi 50重量%、In 49.5重量
%+AF、+ 0.5重量%点C−B150重量%、I
n 40重量%、Ag 10重量%、点D−Bi80重
量%、In 10重量%、Agto重景%ただし、Bi
、In、 Agは元素記号04点で囲まれた範囲(交差
点で示す。)の成分比であれば何んとかアマルガムとし
て使用可能な合金が製造可能である。そこで、基体金属
を構成する三成分の配合比を次のとおり限定した。
ビスマス(Bi)・・・50〜80重量%インジウム(
In)・・・10〜49.5重量%銀(Ag)・・・0
.5〜10重量% つぎに、アマルガム中の水銀の許容範囲を求めた。すな
わち、アマルガム中の水銀が過剰になると、アマルガム
の水銀蒸気圧が上昇し、第3図における右側の立上り部
が低温側に移行して高温特性が低化し、かつ使用に適し
た温度範囲が狭くなる。また、アマルガム中の水銀が不
足するとランプの寿命途中において水銀不足のため光出
力が低下し、甚しい場合には不点灯になる。そうして、
実際にランプに必要な水銀量はランプ内のアマルガムに
含まれた水銀のほか蛍光膜その他に吸着された水銀も考
慮する必要があり、ランプ内の総水銀量で換言すれば封
入時のアマルガム中の水銀量を限定することが適当であ
る。そこで実験によって水銀の許容範囲を求めたところ
、アマルガム全体を100として水銀が1〜10重量%
の範囲にある場合、上述の実施例と同様な特性を示し、
第3図および第4図に示したとほぼ同じ結果が得られた
なお、基体金属と水銀とを別々にランプ内に封入してラ
ンプ内でアマルガムを形成させても同様である。
なお、前述の実施例は電球形蛍光ランプ装置に装着され
る蛍光ランプについて説明したが、本発明はこれに限ら
ず、ランプの形状や装着方法には限定がない。さらに補
助アマルガムは通常水銀を含有しない金属の状態で封入
するとともに点灯中は含有水銀のほぼ全量が蒸発するの
で、本発明の効果に影響がないとともに、もちろん補助
アマルガムを用いなくとも本発明の効果が得られる。
さらに、本発明は殺菌灯あるいは放電空間を形成する外
管内に放電路を規正する内管を設けた放電ランプなど他
の低圧水銀蒸気放電灯にも適用して同様な効果がある。
〔発明の効果〕
このように、本発明の低圧水銀蒸気放電灯は封入アマル
ガムをビスマス、インジウムおよび銀からなる実質的な
共晶合金を基体とし、これに適量の水銀を含有させて構
成したので、従来のアマルガム蛍光ランプとは比較でき
ないほどの高温に酎え、80〜150℃という広い温度
範囲において優れた発光効率を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の低圧水銀蒸気放電灯の一実施例を装着
したランプ装置の断面図、第2図は第1図装置に用いた
実施例放電灯の要部断面図、第3図は上記実施例放電灯
に封入したアマルガムの温度と水銀蒸気圧との相関を示
すグラフ、第4図は同じくアマルガムの温度とランプの
光出力との相関を示すグラフ、第5図はアマルガム用基
体金属の許容成分範囲を示すグラフである。 (3)・・・低圧水銀蒸気放電灯 (31)・・・バルブ (35)・・・フィラメント電極 (38)・・・アマルガム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 両端に電極を封装したバルブ内にアマルガムを封入した
    ものにおいて、上記アマルガムはビスマス50ないし8
    0重量%、インジウム10ないし49.5重量%および
    銀0.5ないし10重量%からなる基体金属に水銀をア
    マルガム全体の1ないし10重量%含有させてなること
    を特徴とする低圧水銀蒸気放電灯。
JP21070886A 1986-09-09 1986-09-09 低圧水銀蒸気放電灯 Pending JPS6366842A (ja)

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JP21070886A JPS6366842A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 低圧水銀蒸気放電灯

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002097858A1 (en) * 2001-05-25 2002-12-05 Advanced Lighting Technologies, Inc. Materials and methods for mercury vapor pressure control in discharge devices
JP2005302731A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Patent Treuhand Ges Elektr Gluehlamp Mbh 放電ランプ中の高い温度のための水銀アマルガム
WO2007038419A2 (en) 2005-09-26 2007-04-05 Advanced Lighting Technologies, Inc. Bismuth-indium amalgam, fluorescent lamps, and methods of manufacture

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