JPH0839727A - 化粧板の製造方法 - Google Patents

化粧板の製造方法

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Publication number
JPH0839727A
JPH0839727A JP20016894A JP20016894A JPH0839727A JP H0839727 A JPH0839727 A JP H0839727A JP 20016894 A JP20016894 A JP 20016894A JP 20016894 A JP20016894 A JP 20016894A JP H0839727 A JPH0839727 A JP H0839727A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
decorative
synthetic resin
substrate
metal foil
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20016894A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Murakami
俊裕 村上
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Eidai Co Ltd
Original Assignee
Eidai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属光沢面を有する軽量の化粧板を容易に製
造する。 【構成】 熱可塑性の合成樹脂シート3の表面に金属箔
4を張付け、この金属箔4の表面を熱可塑性の合成樹脂
からなる透明な保護シート5によって覆うことによって
装飾シート6を製造する工程と、この装飾シート6を装
飾シート6が張付けられる面に接着剤が塗布された基板
2に真空成形によって張付ける工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧板の製造方法に関す
る。
【0002】
【先行の技術】本出願人は既に以下の如き化粧板を出願
している。即ち、基板と、この基板の表面に張られた合
成樹脂シートと、この合成樹脂シートの表面に張付けら
れた金属箔と、この金属箔の表面を覆う、透明な保護シ
ートとを有する化粧板がそれである(特願平5−222
801号出願参照)。この化粧板は、金属光沢面を有す
るが、金属板を有しないので軽量である等という利点が
ある。
【0003】
【発明の背景】本発明者は、前記化粧板を低コストで製
造することを研究し、本発明を完成したものである。
【0004】
【前記目的を達成するための手段】本発明は前記目的を
達成するために以下の如き手段を採用した。本発明は、
熱可塑性の合成樹脂シートの表面に金属箔を張付け、こ
の金属箔の表面を合成樹脂からなる透明な保護シートに
よって覆うことによって装飾シートを製造する工程と、
この装飾シートを基板に真空成形によって合成樹脂シー
ト側において張付ける工程とを有するものである。
【0005】
【発明の作用】本発明は以下の如き作用をなすものであ
る。金属箔を合成樹脂シートと透明な保護シートとによ
って保護した装飾シートを製造し、即ち、取り扱い中に
金属箔の剥離等が起こらないようにした取り扱い容易な
装飾シートを真空成形によって基板に張付けるものであ
るから、化粧板を容易に製造することが出来る。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図面を参照しつつ2つの実施
例に基づいて説明する。
【0007】実施例1(図1〜図3参照) まず、実施例1の方法によって製造された化粧板1につ
いて説明する。化粧板1は、パーティクルボード・合板
・MDF・無垢の木板等からなる正面形状矩形の基板2
(厚さが15〜18mm前後のもの)と、この基板2の
表面2a及び左右側面2bに張られた装飾シート6と、
基板2の上下側面2cに取り付けられた合成樹脂製装飾
縁材7とを有している。前記装飾シート6は、図2に明
瞭に示す如く、基板2に張付けられる熱可塑性の合成樹
脂シート3と、この合成樹脂シート3の表面に張付けら
れた、ステンレス箔・クロム箔・アルミニウム箔等の金
属箔4と、この金属箔4の表面を覆う、透明(この明細
書において、透明とは、透明度が低くても金属箔4が外
部から見える状態を含む。)な合成樹脂からなる保護シ
ート5とを有している。前記合成樹脂シート3として
は、厚さが0.5mm前後のものが使用される。前記金
属箔4としては、厚さが0.02mm前後のものが使用
される。この金属箔4は、保護紙に貼られた金属箔4を
接着剤が塗布された合成樹脂シート3に転写することに
よって合成樹脂シート3に張付けられる。前記保護シー
ト5は、塗料を0.02〜0.03mm前後の厚さに塗
布・硬化させてなる塗料層、UV塗装層であっても、又
は、厚さが0.1〜0.2mm前後の合成樹脂シートを
透明接着剤によって張付けたものであってもよい。この
保護シート5によって、金属箔4が合成樹脂シート3か
ら剥離するのを防止することが出来る。保護シート5
は、熱可塑性合成樹脂又は熱硬化性合成樹脂のいずれで
あってもよい。
【0008】次に化粧板1の製造方法について説明す
る。
【0009】[第1工程]熱可塑性(例えば、塩化ビニ
ル)の合成樹脂シート3の表面に金属箔4を張付け、こ
の金属箔4の表面を合成樹脂からなる透明な保護シート
5によって覆うことによって装飾シート6を製造する。
【0010】[第2工程]基板2の表面2a及び左右側
面2bにエチレン酢酸ビニル系の接着剤を塗布して、そ
の基板2を、表面2aが上を向くようにして、成形型1
2のキャビティー13内に納める。なお、左右側面2b
と成形型12の内側面との間には所定の間隙があくよう
になされ(図2参照)、他方、上下側面2cと成形型1
2の内側面との間には間隙があかないようになされてい
る(図3参照)。その後、その上から、装飾シート6
を、合成樹脂シート3が基板2に対向するようにして、
成形型12に被せる。その後、固定枠16及び成形型1
2の周縁で装飾シート6の周縁を挟持する。
【0011】[第3工程]その後、装飾シート6を加熱
し、成形型12の空気抜き孔14(図2参照)から空気
を抜き、装飾シート6を表面2a及び左右側面2bに張
付ける(図2の一点鎖線参照)。その後、装飾シート6
を冷却・硬化させる。
【0012】[第4工程]その後、基板2及び装飾シー
ト6を成形型12から取り出し、装飾シート6の周縁不
要部分を切除すると共に、上下側面2cに合成樹脂製装
飾縁材7を取り付ける。
【0013】実施例2(図4及び図5参照) なお、実施例1と同一の部材は同一の符号で示す。ま
ず、実施例2の方法によって製造された化粧板1につい
て説明する。化粧板1は、パーティクルボード・合板・
MDF・無垢の木板等からなる正面形状矩形の基板2
と、この基板2の表面2a、左右側面2b及び上下側面
2cに張られた装飾シート6とを有している。
【0014】次に化粧板1の製造方法について説明す
る。実施例1の[第2工程]及び[第4工程]を以下の
如くすることを除いて、実施例1と同様である。
【0015】[第2工程]基板2の表面2a、左右側面
2b及び上下側面2cにエチレン酢酸ビニル系の接着剤
を塗布して、その基板2を、表面2aが上を向くように
して、成形型12のキャビティー13内に納める。な
お、左右側面2bと成形型12の内側面との間及び上下
側面2cと成形型12の内側面との間には所定の間隙が
あくようになされている(図5参照)。その後、その上
から、装飾シート6を、合成樹脂シート3が基板2に対
向するようにして、成形型12に被せる。その後、固定
枠16及び成形型12の周縁で装飾シート6の周縁を挟
持する。
【0016】[第4工程]その後、基板2及び装飾シー
ト6を成形型12から取り出し、装飾シート6の周縁不
要部分を切除する。
【0017】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)基板の形状は任意である。 (2)装飾シート6として保護シート5の表面に更に熱
可塑性の合成樹脂からなる剥離養生シートを張ったもの
を使用し、化粧板1の、消費者による使用直前に剥離養
生シートを剥ぐようにしてもよい。 (3)実施例においては、装飾シート6を基板2に接着
剤を使用して張付けたが、接着剤を使用せず、第3工程
において装飾シート6を所定の温度で加熱して熱可塑性
の合成樹脂シート3を冷却硬化時において基板2に接着
する状態にまで軟化させ、その後、合成樹脂シート3を
冷却硬化させ、その時の合成樹脂シート3の自己接着力
によって、装飾シート6を基板2に張付けるようにして
もよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。本発明によれば、金属
箔を合成樹脂シートと透明な保護シートとによって保護
した装飾シートを製造し、即ち、取り扱い中に金属箔の
剥離等が起こらないようにした取り扱い容易な装飾シー
トを真空成形によって基板に張付けるものであるから、
金属光沢面を有する軽量の化粧板を容易に製造すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の方法によって製造された化
粧板の一部破砕の中間省略の斜視図である。
【図2】図1の化粧板の製造状態を説明するための中間
省略の縦断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う中間省略の断面
図である。
【図4】本発明の実施例2の方法によって製造された化
粧板の一部破砕の中間省略の斜視図である。
【図5】図4の化粧板の製造状態を説明するための中間
省略の縦断面図である。
【符号の説明】
1 化粧板 2 基板 2a 表面 2b 左右側面 2c 上下側面 3 合成樹脂シート 4 金属箔 5 保護シート 6 装飾シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性の合成樹脂シートの表面に金属
    箔を張付け、この金属箔の表面を合成樹脂からなる透明
    な保護シートによって覆うことによって装飾シートを製
    造する工程と、この装飾シートを基板に真空成形によっ
    て合成樹脂シート側において張付ける工程とを有する化
    粧板の製造方法。
JP20016894A 1994-08-01 1994-08-01 化粧板の製造方法 Withdrawn JPH0839727A (ja)

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JP20016894A JPH0839727A (ja) 1994-08-01 1994-08-01 化粧板の製造方法

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JPH0839727A true JPH0839727A (ja) 1996-02-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003145672A (ja) * 2001-08-31 2003-05-20 Dainippon Ink & Chem Inc 化粧板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003145672A (ja) * 2001-08-31 2003-05-20 Dainippon Ink & Chem Inc 化粧板

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