JPH0665543A - ハンドル等に対する突板の貼付け方法 - Google Patents

ハンドル等に対する突板の貼付け方法

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JPH0665543A
JPH0665543A JP22307792A JP22307792A JPH0665543A JP H0665543 A JPH0665543 A JP H0665543A JP 22307792 A JP22307792 A JP 22307792A JP 22307792 A JP22307792 A JP 22307792A JP H0665543 A JPH0665543 A JP H0665543A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車のハンドルなどの曲面に突板をしわがよ
ることなく確実に貼付けることができるハンドル等に対
する突板の貼付け方法を提供する。 【構成】テーブル15の台15b上に表面側芯材7を設
置し、下面6aに接着剤を塗布した成形突板6をテーブ
ル15の台15b上に設置した表面側芯材7の上に置
く。そして本体11を下降させてプレス部材12によっ
て成形突板6を上から押圧する。プレス部材12は曲面
7aに沿って弾性変形し、成形突板6全体を表面側芯材
7の曲面7aに密着させ、さらに小孔15aから空気が
吸引されるので、突板6と曲面7aとの間の空気が吸引
され、突板6は曲面7aにしわがよることなく密着する
ことになる。次いでプレス部材12の表面を加熱して接
着剤を凝固させて、成形突板6を曲面7aに固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のハンドルなどの
曲面に対する突板の貼付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高級車のハンドルには、タマモク模様の
樹木、タモの木、クスの木のこぶの部分等が使用されて
いる。これらの樹木は希少的価値があるため、非常に高
価である一方、これらの樹木の木目模様のハンドルは人
気があり、低価格での提供が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでハンドルに曲面
印刷を施して木目模様を付することも考えられるが、摩
耗に弱くはげやすい欠点がある。さらに自動車内は高温
になるため印刷部が剥離してしまうおそれもある。 ま
た従来、突板を平面に対し貼付けることは行なわれてい
る。突板を貼付ければ高い耐摩耗性があり、しかも高温
に強いものを得ることができるが、突板を曲面にしわが
よることなく貼付けることは困難であるとされていた。
本発明は上記従来の問題点に着目してなされたものであ
り、自動車のハンドルなどの曲面に突板をしわがよるこ
となく確実に貼付けることができる曲面に対する突板の
貼付け方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、突板
と突板を貼付ける曲面の少なくとも一方に接着剤を塗布
する工程と、突板を曲面上に設置し弾性体によって押圧
し、且つ、突板と曲面との間の空気を吸引して突板を曲
面に密着させる工程と、前記接着剤を凝固させ突板を曲
面に固定する工程とからなる曲面に対する突板の貼付け
方法である。
【0005】
【作用】本発明では、突板と突板を貼付ける曲面の少な
くとも一方に接着剤を塗布し、次いで突板を曲面上に設
置し弾性体によって押圧し、且つ、突板と曲面との間の
空気を吸引して突板を曲面に密着させる。そして接着剤
を凝固させ突板を曲面に固定する。このように突板を曲
面上に設置して弾性体によって押圧し、且つ突板と曲面
との間の空気を吸引するので、突板を曲面にしわがよる
ことなく、確実に貼付けることが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、図1乃至図8を参照して本発明の第1
実施例を説明する。図1において符号1はタモの木の板
材を示し、この板材1を刃物2によって約0.2mmの
厚さにスライスして、突板3を製作する。図2に示すよ
うに突板3と裏打ち材5とを貼り合わせて平らに伸ばし
て、厚さを約0.35mmとする。裏打ち材5は吉野紙
などの和紙や化学繊維によって構成されている。さらに
図3に示すようにリング状に打ち抜いて成形突板6を製
作する。図3において符号7は自動車のハンドルを構成
する木製の表面側芯材を示し、この表面側芯材7には曲
面7aが形成されている。
【0007】図4に真空プレス装置10を示す。同図お
いて符号11は本体を示し、この本体11は下降上昇動
作できる。本体11にはゴムによって構成された弾性体
としてのプレス部材12が備えられ、このプレス部材1
2は成形突板6に対応してリング状に形成されている。
プレス部材12は中空で内部に加熱された空気を導入す
ることができる。符号15はテーブルを示し、このテー
ブル15には多数の小孔15aが形成されている。テー
ブル15の下側には図示しない真空ポンプが備えられて
おり、小孔15aから空気を吸引することができる。テ
ーブル15上には表面側芯材7を設置する台15bが設
けられている。この台15bは表面側芯材7の端縁部と
テーブル15との間に隙間をつくり、成形突板6を表面
側芯材7の端縁部まで密着させるものである。
【0008】次に真空プレス装置10を用いて成形突板
6を表面側芯材7に貼付ける作業について説明する。図
4に示すようにテーブル15の台15b上に表面側芯材
7を設置し、下面6aに接着剤を塗布した成形突板6を
表面側芯材7の上に置く。なお接着剤は小西株式会社製
のボンドNo.7(商品名)、酢酸ビニール樹脂エマル
ジョン系のもの、ウレタン樹脂エマルジョン系のものを
温度や湿度によって使い分ける。接着剤は表面側芯材7
に塗布してもよく、さらに成形突板6と表面側芯材7の
双方に塗布してもよい。
【0009】そして本体11を下降させ、プレス部材1
2によって成形突板6を上から押圧し、さらに真空ポン
プによって小孔15aから空気を吸引する。プレス部材
12はゴムによって構成されているので曲面7aに沿っ
て弾性変形し、成形突板6全体を表面側芯材7の曲面7
aに密着させるとともに、成形突板6と表面側芯材7を
密閉された状態とする。。さらに小孔15aから空気が
吸引されるので、突板6と曲面7aとの間の空気抜きが
行なわれるとともに突板6が曲面7aに密着する方向へ
引っ張られる。したがって突板6は曲面7aにしわがよ
ることなく密着することになる。
【0010】また表面側芯材7は台15b上に設置され
ているので、表面側芯材7の裏面7bとテーブル15と
の間に隙間ができる。したがって成形突板6は表面側芯
材7の裏面7b側にわん曲して入り込んだ状態となり、
成形突板6は表面側芯材7の端縁部においても確実に密
着することになる。なお台15bの高さ,個数及び位置
は任意であり、上記のように成形突板6がわん曲して入
り込むのに充分な隙間ができるように設定する。
【0011】次にプレス部材12内に加熱された空気を
導入し、プレス部材12の表面が約70°Cとなるよう
に加熱して、成形突板6の下面6aに塗布した接着剤を
凝固させて、成形突板6を曲面7aに固定する。次いで
真空ポンプによる吸引を解除し、本体11を上昇させ
て、成形突板6を貼付けた表面側芯材7を台15bから
おろす。そして図6に示すように成形突板6の曲面7a
からはみ出している部分(成形突板6の曲面7aに貼付
けられない部分)を切取る。
【0012】次に図7に示すように成形突板6を貼付け
た表面側芯材7と、金属フレーム21が備えられている
裏面側芯材20とを接着剤によって貼り合わせる。そし
て表面の保護強化を図るとともに光沢をもたせるための
塗料を塗布して図8に示すように自動車のハンドル22
を完成させる。上記実施例では、表面側芯材7に成形突
板6を貼付けてから、裏面側芯材20とを接着してハン
ドル22を完成したが、本発明はこれに限定されず、表
面側芯材7と裏面側芯材20とを接着したのち、成形突
板6を表面側芯材7に貼付けるようにしてもよい。又、
他の実施例として、裏面側芯材20の曲面にも表面側芯
材7と同様の方法で成形突板6を貼付け、両者を接着し
てハンドル22を完成し、ハンドル22の全面に同じ模
様を形成することもできる。
【0013】本発明の第2実施例を図9の図面を参照し
て説明する。符号32は鏡の枠を示し、この鏡の枠32
の曲面32aに成形突板36が貼付けられている。この
鏡の枠32に成形突板36を貼付ける方法は第1実施例
と同様である。このように曲面の形状としては種々のも
のが考えられる。
【0014】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更などが
あっても本発明に含まれる。例えば上記実施例では、成
形突板6、36を曲面7a、32aに固定するため接着
剤を加熱することによって凝固させているが、自然に凝
固させることも可能であり、その手段は任意である。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動車の
ハンドルなどの曲面に突板をしわがよることなく確実に
貼付けることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図で板材をスライス
して突板を製作する工程を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す図で突板と裏打ち材
の斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す図で成形突板と自動
車のハンドルを構成する表面側芯材の斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す図で真空プレス装置
の主要部を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例を示す図で真空プレス装置
によって成形突板を自動車のハンドルを構成する表面側
芯材に密着させている状態を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例を示す図で成形突板を貼り
付けた自動車のハンドルを構成する表面側芯材の断面図
である。
【図7】本発明の第1実施例を示す図で自動車のハンド
ルを構成する成形突板を貼り付けた表面側芯材と裏面側
芯材の斜視図である。
【図8】本発明の第1実施例を示す図で成形突板を貼付
けた自動車のハンドルの完成品の斜視図である。
【図9】本発明の第2実施例を示す図で成形突板を貼付
けけた鏡の枠の部分斜視図である。
【符号の説明】
3 突板 6 成形突板 7 自動車のハンドルを構成する表面側芯材 7a 自動車のハンドルを構成する表面側芯材の曲
面 10 真空プレス装置 12 プレス部材 32 鏡の枠 32a 鏡の枠の曲面 36 成形突板
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ハンドル等に対する突板の
貼付け方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のハンドルなどの
曲面に対する突板の貼付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高級車のハンドルには、タマモク模様の
樹木、タモの木、クスの木のこぶの部分等が使用されて
いる。これらの樹木は希少的価値があるため、非常に高
価である一方、これらの樹木の木目模様のハンドルは人
気があり、低価格での提供が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでハンドルに曲面
印刷を施して木目模様を付することも考えられるが、摩
耗に弱くはげやすい欠点がある。さらに自動車内は高温
になるため印刷部が剥離してしまうおそれもある。 ま
た従来、突板を平面に対し貼付けることは行なわれてい
る。突板を貼付ければ高い耐摩耗性があり、しかも高温
に強いものを得ることができるが、ハンドルは三次元形
状を持ち、この曲面に突板をしわがよることなく貼付け
ることは困難であるとされていた。本発明は上記従来の
問題点に着目してなされたものであり、自動車のハンド
ルなどの三次元形状を持つ曲面に突板をしわがよること
なく確実に貼付けることができるハンドル等に対する突
板の貼付け方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、突板
と曲面との少なくとも一方に接着剤を塗布する工程と、
突板を曲面上に設置し弾性体によって押圧し、且つ、突
板と曲面との間の空気を吸引して突板を曲面に密着させ
る工程と、前記接着剤を凝固させ突板を曲面に固定する
工程とからなるハンドル等に対する突板の貼付け方法で
ある。
【0005】
【作用】本発明では、突板と曲面との少なくとも一方に
接着剤を塗布し、次いで突板を曲面上に設置し弾性体に
よって押圧し、且つ、突板と曲面との間の空気を吸引し
て突板を曲面に密着させる。そして接着剤を凝固させ突
板を曲面に固定する。このように突板を曲面上に設置し
て弾性体によって押圧し、且つ突板と曲面との間の空気
を吸引するので、突板を曲面にしわがよることなく、確
実に貼付けることが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、図1乃至図8を参照して本発明の第1
実施例を説明する。図1において符号1はタモの木の板
材を示し、この板材1を刃物2によって約0.2mmの
厚さにスライスして、突板3を製作する。図2に示すよ
うに突板3と裏打ち材5とを貼り合わせて平らに伸ばし
て、厚さを約0.35mmとする。裏打ち材5は吉野紙
などの和紙や化学繊維によって構成されている。さらに
図3に示すようにリング状に打ち抜いて成形突板6を製
作する。図3において符号7は自動車のハンドルを構成
する木製の表面側芯材を示し、この表面側芯材7には曲
面7aが形成されている。
【0007】図4に真空プレス装置10を示す。同図お
いて符号11は本体を示し、この本体11は下降上昇動
作できる。本体11にはゴムによって構成された弾性体
としてのプレス部材12が備えられ、このプレス部材1
2は成形突板6に対応してリング状に形成されている。
プレス部材12は中空で内部に加熱された空気を導入す
ることができる。符号15はテーブルを示し、このテー
ブル15には多数の小孔15aが形成されている。テー
ブル15の下側には図示しない真空ポンプが備えられて
おり、小孔15aから空気を吸引することができる。テ
ーブル15上には表面側芯材7を設置する台15bが設
けられている。この台15bは表面側芯材7の端縁部と
テーブル15との間に隙間をつくり、成形突板6を表面
側芯材7の端縁部まで密着させるものである。
【0008】次に真空プレス装置10を用いて成形突板
6を表面側芯材7に貼付ける作業について説明する。図
4に示すようにテーブル15の台15b上に表面側芯材
7を設置し、下面6aに接着剤を塗布した成形突板6を
表面側芯材7の上に置く。なお接着剤は小西株式会社製
のボンドNo.7(商品名)、酢酸ビニール樹脂エマル
ジョン系のもの、ウレタン樹脂エマルジョン系のものを
温度や湿度によって使い分ける。接着剤は表面側芯材7
に塗布してもよく、さらに成形突板6と表面側芯材7の
双方に塗布してもよい。
【0009】そして本体11を下降させ、プレス部材1
2によって成形突板6を上から押圧し、さらに真空ポン
プによって小孔15aから空気を吸引する。プレス部材
12はゴムによって構成されているので曲面7aに沿っ
て弾性変形し、成形突板6全体を表面側芯材7の曲面7
aに密着させて、ずれないようにするとともに、成形突
板6と表面側芯材7を密閉された状態とする。。さらに
小孔15aから空気が吸引されるので、突板6と曲面7
aとの間の空気抜きが行なわれるとともに突板6が曲面
7aに密着する方向へ引っ張られる。したがって突板6
は曲面7aにしわがよることなく密着することになる。
【0010】また表面側芯材7は台15b上に設置され
ているので、表面側芯材7の裏面7bとテーブル15と
の間に隙間ができる。したがって成形突板6は表面側芯
材7の裏面7b側にわん曲して入り込んだ状態となり、
成形突板6は表面側芯材7の端縁部においても確実に密
着することになる。なお台15bの高さ,個数及び位置
は任意であり、上記のように成形突板6がわん曲して入
り込むのに充分な隙間ができるように設定する。
【0011】次にプレス部材12内に加熱された空気を
導入し、プレス部材12の表面が約70°Cとなるよう
に加熱して、成形突板6の下面6aに塗布した接着剤を
凝固させて、成形突板6を曲面7aに固定する。次いで
真空ポンプによる吸引を解除し、本体11を上昇させ
て、成形突板6を貼付けた表面側芯材7を台15bから
おろす。そして図6に示すように成形突板6の曲面7a
からはみ出している部分(成形突板6の曲面7aに貼付
けられない部分)を切取る。
【0012】次に図7に示すように成形突板6を貼付け
た表面側芯材7と、金属フレーム21が備えられていろ
裏面側芯材20とを接着剤によって貼り合わせる。そし
て表面の保護強化を図るとともに光沢をもたせるための
塗料を塗布して図8に示すように自動車のハンドル22
を完成させる。上記実施例では、表面側芯材7に成形突
板6を貼付けてから、裏面側芯材20とを接着してハン
ドル22を完成したが、本発明はこれに限定されず、表
面側芯材7と裏面側芯材20とを接着したのち、成形突
板6を表面側芯材7に貼付けるようにしてもよい。又、
他の実施例として、裏面側芯材20の曲面にも表面側芯
材7と同様の方法で成形突板6を貼付け、両者を接着し
てハンドル22を完成し、ハンドル22の全面に同じ模
様を形成することもできる。
【0013】本発明の第2実施例を図9の図面を参照し
て説明する。符号32は鏡の枠を示し、この鏡の枠32
の曲面32aに成形突板36が貼付けられている。この
鏡の枠32に成形突板36を貼付ける方法は第1実施例
と同様である。このように三次元形状を持つ曲面の形状
としては種々のものが考えられる。
【0014】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更などが
あっても本発明に含まれる。例えば上記実施例では、成
形突板6、36を曲面7a、32aに固定するため接着
剤を加熱することによって凝固させているが、自然に凝
固させることも可能であり、その手段は任意である。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動車の
ハンドルなどに突板をしわがよることなく確実に貼付け
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図で板材をスライス
して突板を製作する工程を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す図で突板と裏打ち材
の斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す図で成形突板と自動
車のハンドルを構成する表面側芯材の斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す図で真空プレス装置
の主要部を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例を示す図で真空プレス装置
によって成形突板を自動車のハンドルを構成する表面側
芯材に密着させている状態を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例を示す図で成形突板を貼り
付けた自動車のハンドルを構成する表面側芯材の断面図
である。
【図7】本発明の第1実施例を示す図で自動車のハンド
ルを構成する成形突板を貼り付けた表面側芯材と裏面側
芯材の斜視図である。
【図8】本発明の第1実施例を示す図で成形突板を貼付
けた自動車のハンドルの完成品の斜視図である。
【図9】本発明の第2実施例を示す図で成形突板を貼付
けけた鏡の枠の部分斜視図である。
【符号の説明】 3 突板 6 成形突板 7 自動車のハンドルを構成する表面側芯材 7a 自動車のハンドルを構成する表面側芯材の曲
面 10 真空プレス装置 12 プレス部材 32 鏡の枠 32a 鏡の枠の曲面 36 成形突板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】突板と突板を貼付ける曲面の少なくとも一
    方に接着剤を塗布する工程と、突板を曲面上に設置し弾
    性体によって押圧し、且つ、突板と曲面との間の空気を
    吸引して突板を曲面に密着させる工程と、前記接着剤を
    凝固させ突板を曲面に固定する工程とからなる曲面に対
    する突板の貼付け方法。
JP4223077A 1992-08-21 1992-08-21 玉杢模様の突板を貼付けた自動車用ハンドルの製造方法 Expired - Lifetime JP2578554B2 (ja)

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Publication number Publication date
JP2578554B2 (ja) 1997-02-05

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