JPH0837809A - トラクタにおける作業機着脱装置 - Google Patents

トラクタにおける作業機着脱装置

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JPH0837809A
JPH0837809A JP20912495A JP20912495A JPH0837809A JP H0837809 A JPH0837809 A JP H0837809A JP 20912495 A JP20912495 A JP 20912495A JP 20912495 A JP20912495 A JP 20912495A JP H0837809 A JPH0837809 A JP H0837809A
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JP
Japan
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plate
groove
cam
hitch frame
tractor
Prior art date
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Pending
Application number
JP20912495A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Wakuta
毅 涌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication of JPH0837809A publication Critical patent/JPH0837809A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、トラクタの後部にヒッチ枠をリン
クを介して昇降可能に連結し、ヒッチ枠に作業機を上部
と下部で着脱するトラクタにおける作業機着脱装置を提
供することを目的とするものである。 【解決手段】 一本の操作レバー25に連繋されて各フ
ックプレート10に係脱するカム11により構成し、前
記フックプレート10の側面に、操作レバー25を脱位
置にセットするとカム11がフックプレート10から離
脱した状態を保持する弾性板を取付けたことを特徴とす
るトラクタにおける作業機着脱装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の属する技術分野は、
機体の後部にヒッチ枠をリンクを介して昇降可能に連結
し、前記ヒッチ枠に作業機を上部と下部で着脱するよう
にしたトラクタにおける作業機着脱装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】従来、前記ヒッチ枠の下部と作業機の下部
寄り前部とに、対向して対をなす連結ピン及び可動係止
部材並びにロック部材を設けたトラクタにおける作業機
着脱装置は既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記既知のトラクタに
おける作業機着脱装置は左右のロック手段を操縦者が地
上に降りてそれぞれ手動にて解除するか又はロック操作
していたので面倒であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、機体の後部に
ヒッチ枠をリンクを介して昇降可能に連結し、前記ヒッ
チ枠に作業機を上部と下部で着脱するようにしたトラク
タにおいて、前記ヒッチ枠の下部連結部を、逆U字状の
ヒッチフレームの下部に固定されていて作業機に向けて
開口すると共に作業機の連結ピンが侵入する溝を有する
連結板と、該連結板の上部に回動可能に枢着されていて
下向きに開口した溝の回動軌跡が連結板の溝と重合して
上記連結ピンに嵌合するフックプレートと、前記連結ピ
ンが連結板の溝及びフックプレートの溝に嵌合した状態
でフックプレートをロックするロック機構とで構成し、
このロック機構を、1本の操作レバーに連繋されていて
上記各フックプレートに係脱するカムにより構成し、前
記フックプレートの側面に、操作レバーを脱位置にセッ
トするとカムがフックプレートから離脱した状態を保持
する弾性板を取付けることにより、操縦者はトラクタに
乗車した状態で前記操作レバーを操作することによりロ
ック解除状態を保持し得るようにして前述の問題点を解
決した。
【0005】
【作用】作業機をヒッチ枠に連結せんとする時、弾性板
はカムを係止しているので、フックプレートがカムから
離間しており、その溝の開口部が連結板の溝の開口部と
一致している。この状態でヒッチ枠をリンクを介して上
昇させてその上部連結部を作業機の上部連結部に結合
し、作業機を更に上昇させると、作業機の下部の連結ピ
ンが連結板及びフックプレートの溝の開口部に嵌入する
と共に順次侵入し、それにともなって、前記連結ピンは
フックプレートを回動させてその溝にも深く係合する。
この間に前記弾性板がカムの側面に乗り上げるから操作
レバーをロック方向に回動操作すると、左右のカムはそ
れぞれ対をなす連結板に係合してロック状態になる。
【0006】また、作業機を取外す場合、操作レバーを
ロック解除位置に回動すると、カムも回動して弾性板が
カムの側面から滑落して板厚面に係合し、カムをフック
プレートから離間させてロックを解除する。この状態で
作業機を一旦上昇させ、次いで下降させると、先ず、作
業機の尾輪が接地し、前部が下降する間に下部が上部連
結部を中心として前後に離間し、それにより連結ピンが
連結板の溝から順次脱出すると共にフックプレートが作
業機側へ回動する。その際、弾性板はカムの側面から外
れて板厚面に係合し、ロック解除状態、即ち、連結準備
体勢になる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面につい
て説明すると、1はトラクタのミッションケースであっ
て、その下部寄りに前端部を連結した左右一対のロアリ
ンク2,2と、トップリンクブラケット3に前部を連結
したトップリンク4の後端部にはヒッチ枠5を昇降可能
に連結してあり、該ヒッチ枠5のヒッチフレーム6は角
パイプを逆U字状に折曲して構成し、その上部には、上
向きのトップフック7を固定し、両側の下端にそれぞれ
固定した下部連結板8は、後方が開口した溝8aと、ロ
アリンク2,2を連結するロアピン9とを有している。
【0008】10は下部が開口した溝を有するフックプ
レートであって、前記連結板8の上部寄りに支点ピン1
0aにて回動可能に枢着してあり、上部の前面には段部
10bを設けてある。
【0009】11は連結板8の前部寄りに支軸11aに
より回動自在に取付けたカムであって、上端後部の角部
11bは、ロック時に前記フックプレート10の段部1
0bに係合し、この部分の外側は図8に示すように突出
して突起部11cになっていて斜面11dにより下方の
板面に連続している。
【0010】12はロータリ耕耘装置であって、その前
部に立設したトップマスト13には前端部に上部連結ピ
ン15を突設したブラケット14を固定してあり、下部
に突設したロアマスト16の前部には前記連結板8の溝
8aに嵌入する連結ピン17を固定してある。
【0011】18は油圧装置により上下回動するリフト
アームであって、図示してないが、リフトロッドにより
ロアリンク2,2の中間部に連結されており、前記ミッ
ションケース1から後方へ突出したPTO軸19と、ヒ
ッチ枠5の下部の横フレーム5bに支持されたクラッチ
21はヨークジョイント20により連動連結してあり、
ロータリ耕耘装置12の伝動ケースから前方へ突出した
入力軸23に取付けたクラッチ22は前方の前記クラッ
チ21に係脱する。
【0012】左右の前記カム11,11は、門型の連結
杆24により一体に連結してあり、一方のカム11に螺
着した操作レバー25はヒッチフレーム6に取付けたレ
バーガイド27のガイド溝27aに遊嵌されおり、該ガ
イド溝27aの後部は機幅の中央側へ折曲して第2ロッ
ク部27bに形成し、上記操作レバー25と前記フック
プレート10の上部は引張スプリング26により連結し
てある。
【0013】また、前記フックプレート10の外側面に
は基部中央が支点ピン10aに嵌合した弾性板28を固
定し、その先端部は前記段部10bからカム11に向け
て突出している。
【0014】前述のトラクタにおいて、ロータリ耕耘装
置12をヒッチ枠5に装着している時は、図2乃至図5
に示す如く、連結ピン17は連結板8の溝8aに嵌入し
た状態でフックプレート10にも嵌合して係止されてお
り、操作レバー25はガイド溝27aの第2ロック部2
7bに戻り回動しないように嵌合し、カム11の突起部
11cはフックプレート10の段部10bに嵌合してロ
ック状態になっており、弾性板28はカム11の突起部
11cに乗り上げている。
【0015】そして、ロータリ耕耘装置12を取外す場
合、操作レバー25を第2ロック部27bから外すと共
に引張スプリング26に抗して前方の脱位置へ回動する
と、連結杆24により一体になっている左右のカム1
1,11の上側後端の角部は、図6に示す如く、フック
プレート10の段部10bから離脱し、弾性板28の先
端はカム11の後端面に当接して離脱状態を保持する。
次いで、上昇姿勢になっているロータリ耕耘装置12を
下降させると、先ず、尾輪29が設置し、上部は連結状
態になっているので、ロータリ耕耘装置12は上部連結
ピン15を中心として後方へ回動し、下方の連結ピン1
7は連結板8の溝8aから脱出する。それに伴って、フ
ックプレート10も後方へ回動し、図9乃至図11に示
すように弾性板28の先端が突起部11cから外れてそ
の後端面に当接することによりフックプレート10とカ
ム11とが離間した状態を保持し、フックプレート10
が更に回動すると、弾性板28の先端が第5図に示すよ
うに突起部11cから外れてカム11の基部寄りの外側
面に重合し、カム11の後面はフックプレート10の段
部10bを形成する突出部に乗り移って支承される。
【0016】また、ロータリ耕耘装置12をヒッチ枠5
に連結する時、先ず、トップフック7を上部連結ピン1
5に掛けてヒッチ枠5を上昇させると、ロータリ耕耘装
置12は上部連結ピン15を中心として前方へ回動し、
下方の連結ピン17は第5図に示すように連結板8の溝
8a及びフックプレート10の段部10cに侵入し、そ
れによりフックプレート10は逆回転し、それと一体な
弾性板28先端部は、カム11の斜面11dから突起部
11cに乗り上げ、更に回動するとカム11の角部11
bがフックプレート10の段部10bに係合してロック
状態になり、操作レバー25は後方へ回動するからそれ
をガイド溝27aの第2ロック部27bに係合して二重
ロックにする。
【0017】このような作業機着脱の際、前記クラッチ
21,22は噛合した伝動状態になったり、離脱した非
伝動状態になったりする。
【0018】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したので、操
作レバー25の解除操作により下部連結部のロックを解
除することができ、この状態で作業機を昇降させること
により簡単に取外すことができる。
【0019】また、前記取外し状態では、連結準備態勢
になっているので、次ぎに作業機を容易に連結すること
ができ、しかも、自動的にロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒッチ枠の正面図である。
【図2】連結状態を示す要部の側面図である。
【図3】図2のア矢視図である。
【図4】図2のF矢視図である。
【図5】図2のA矢視図である。
【図6】取外し準備態勢の要部の側面図である。
【図7】図6のイ矢斜視図である。
【図8】図6のB矢斜視図である。
【図9】取外し開始状態を示す要部の側面図である。
【図10】図9のウ矢視図である。
【図11】図9のC矢視図である。
【図12】取外し直後、又は連結直前の状態を示す要部
の側面図である。
【図13】図12のエ矢視図である。
【図14】図12のD矢視図である。
【図15】連結完了直前、又は取外し開始直後の状態を
示す要部の側面図である。
【図16】図15のオ矢視図である。
【図17】図15のE矢視図である。
【図18】ロータリ耕耘装置をヒッチ枠から取外した状
態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ミッションケース 5 ヒッチ枠 6 ヒッチフレーム 8 連結板 8a 溝 10 フックプレート 10b 段部 11 カム 12 ロータリ耕耘装置 15 上部連結ピン 17 連結ピン 24 連結杆 25 操作レバー 28 弾性板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の後部にヒッチ枠5をリンクを介し
    て昇降可能に連結し、前記ヒッチ枠5に作業機を上部と
    下部で着脱するようにしたトラクタにおいて、前記ヒッ
    チ枠5の下部連結部を、逆U字状のヒッチフレーム6の
    下部に固定されていて作業機に向けて開口すると共に作
    業機の連結ピン17が侵入する溝8aを有する連結板8
    と、該連結板8の上部に回動可能に枢着されていて下向
    きに開口した溝の回動軌跡が連結板8の溝8aと重合し
    て上記連結ピン17に嵌合するフックプレート10と、
    前記連結ピン17が連結板8の溝8a及びフックプレー
    ト10の溝10cに嵌合した状態でフックプレート10
    をロックするロック機構とで構成し、このロック機構
    を、1本の操作レバー25に連繋されていて上記各フッ
    クプレート10に係脱するカム11により構成し、前記
    フックプレート10の側面に、操作レバー25を脱位置
    にセットするとカム11がフックプレート10から離脱
    した状態を保持する弾性板を取付けたことを特徴とする
    トラクタにおける作業機着脱装置。
JP20912495A 1995-07-24 1995-07-24 トラクタにおける作業機着脱装置 Pending JPH0837809A (ja)

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JP (1) JPH0837809A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110131244A (zh) * 2018-02-02 2019-08-16 法斯特有限责任公司 气动和/或液压紧固设备,特别是多连接类型的紧固设备
KR101995300B1 (ko) * 2018-03-30 2019-10-17 주식회사 아세아텍 다목적 관리기용 작업기 탈부착장치

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