JPH0837041A - 弱電装置の複式接触ピンホルダー - Google Patents

弱電装置の複式接触ピンホルダー

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JPH0837041A
JPH0837041A JP7050062A JP5006295A JPH0837041A JP H0837041 A JPH0837041 A JP H0837041A JP 7050062 A JP7050062 A JP 7050062A JP 5006295 A JP5006295 A JP 5006295A JP H0837041 A JPH0837041 A JP H0837041A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 電話または弱電装置のためのモジュール式差
し込みコネクタの複式接触ピンホルダーは、ろう付けし
ないで刃−クリップで配線するための手段を備えてい
る。この手段は接触ピンホルダー１の本体２に押し下げ
可能である少なくとも一つの揺動蓋３を備えている。こ
の揺動蓋から接点側へ押圧リブ４が突出し、揺動蓋３を
本体２上へ押し下げるときに押圧リブが本体の線挿入ス
リット５に入り、挿入された線を接触ピン７のクリップ
刃６に押し込む。線挿入スリットは上下に設けられた側
方の線保持突起１１，１２を備えている。挿入された線
を位置決めするために、線保持突起の少なくとも一つが
線挿入範囲内に設けられ、クリップ刃に押し込まれた線
を固定するために、少なくとも一つの他の線保持突起１
２がクリップ刃範囲内に設けられている 【効果】 揺動蓋によって付勢されない、挿入された線
も押し込まれた線も、飛び出すことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ろう付けしないで刃−
クリップで配線するための手段を備えた、電話または弱
電装置のためのモジュール式差し込みコネクタの複式接
触ピンホルダーに関し、更に詳しくは、この手段が接触
ピンホルダーの本体に押し下げ可能である少なくとも一
つの揺動蓋を備え、この揺動蓋から接点側へ押圧リブが
突出し、揺動蓋を本体上へ押し下げるときに押圧リブが
本体の線挿入スリットに入り、挿入された線を接触ピン
のクリップ刃に押し込む複式接触ピンホルダーに係わ
る。
【０００２】
【従来の技術】弱電技術のすべての分野において、ろう
付けしないで配線することが非常に重要である。これに
関連して、本出願人のヨーロッパ特許出願公開第０３１
０８３２号明細書によって、前記種類の複式接触ピンホ
ルダーが知られている。
【０００３】このような構造の場合、挿入された線が線
挿入スリットに押し込む前に比較的に容易に跳ねるの
で、挿入作業を繰り返す必要があるという問題がある。
更に、揺動蓋を押し下げた後、押し込まれた線を固定す
るために、揺動蓋をそのままの状態にしなければならな
いという欠点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
欠点を持たない前記種類の複式接触ピンホルダーを提供
することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、線挿入スリットが上下に設けられた側方の線保持突
起を備え、挿入された線を位置決めするために、線保持
突起の少なくとも一つが線挿入範囲内に設けられ、クリ
ップ刃に押し込まれた線を固定するために、少なくとも
一つの他の線保持突起がクリップ刃範囲内に設けられて
いることによって解決される。
【０００６】それによって、揺動蓋の何らかの遮断機能
とは無関係に、挿入された線も押し込まれた線も、その
挿入スリットから飛び出すことがない。更に、供される
必要スペースがますます狭くなっていることを考慮する
ため、更に、揺動蓋の取扱操作を改善するために、有利
な実施形では、揺動蓋がその背面のウェブ手段によって
挿入および揺動可能に、本体の背面の肩に下側から係合
している。揺動蓋はその最大開放位置で本体の背面と面
一である。更に、揺動蓋は複数の接触ピンホルダーのク
リップ刃に線を押し込むための多重使用可能な補助工具
である。
【０００７】
【実施例】次に、図に基づいて、本発明対象物の実施例
を詳しく説明する。図１，２に示した複式接触ピンホル
ダー１は通常は、接点バンクである。この接点バンクは
各々の線２０のために、横方向に延びる線挿入スリット
５を備えている。この各スリット５には、突出する接触
ピン７のクリップ刃６が横方向に挿入されている。この
場合、隣接する接触ピン７は通常は互いにずれている
（図示していない）。
【０００８】このような複式接触ピンホルダーは公知で
ある。更に、接触ピンホルダー１の本体２上に刃−クリ
ップで線を配置するための手段は、押し下げ可能な揺動
キャップ３を備えている。この揺動キャップから接点側
へ、押圧リブ３がモジュール間隔をおいて突出してい
る。この押圧リブは本体２上に揺動蓋３を押し下げると
きに、本体の線挿入スリット５内に入り、挿入された線
２０を接触ピン７のクリップ刃６内に押し込む。
【０００９】冒頭で説明したように、そして特に図３か
ら判るように、線挿入スリット５が上下に設けられた側
方の線保持突起１１，１２を備えていることが重要であ
る。この線保持突起のうち少なくとも一つの線保持突起
１１は、挿入された線を位置決めするために、線挿入範
囲に設けられ、少なくとも一つの他の線保持突起１２
は、クリップ刃に押し込まれた線を固定するために、ク
リップ刃の範囲に設けられている。
【００１０】これにより先ず最初に、挿入された線が線
挿入スリットに押し込む前に跳ねることが避けられ、そ
れによって挿入作業を繰り返す必要が無くなる。更に、
押し込まれた線を固定するために、揺動キャップを押し
下げた後でそのままの状態にする必要がない。
【００１１】更に、供される狭い必要スペースを考慮
し、揺動蓋の取扱操作を改善するために、有利な実施形
では、図１に示すように、揺動蓋３がその背面のウェブ
手段９によって、挿入および揺動可能に、本体２の背面
の肩８に下側から係合している。この場合、揺動蓋３が
その開放位置で本体２の背面から突出しないように、す
なわち最高でもこの背面と面一になるようにすることが
重要である。
【００１２】更に、揺動蓋３がその押し込み位置で本体
２によって取り外し可能に側方を挟持して保持されてい
るかあるいは係止手段によって保持されている（図示し
ていない）。
【００１３】押し込まれた線２０が下側の突起１２によ
って抑えられることにより、複数の接触ピンホルダーの
クリップ刃に線を押し込むために多重使用可能な補助工
具として、揺動蓋３を使用することができる。
【００１４】従って、上述から、ろう付けしないで刃−
クリップで配線するための手段を備えた、電話または弱
電装置用のモジュール式差し込みコネクタの複式接触ピ
ンホルダーが明らかである。この場合、刃−クリップで
配線する前および後で、線または心線の固定の問題が、
製作技術的および取扱操作技術的に比較的に簡単に解決
される。
【００１５】
【発明の効果】本発明の複式接触ピンホルダーは、揺動
蓋の何らかの遮断機能とは無関係に、挿入された線も押
し込まれた線も、その挿入スリットから飛び出すことが
ない。更に、揺動蓋を押し下げた後、押し込まれた線を
固定するために、揺動蓋をそのままの状態にする必要が
ない。
【図面の簡単な説明】
【図１】揺動蓋が開放した本発明による複式接触ピンを
部分的に切断して示す斜視図である。
【図２】揺動蓋が閉じた図１の接触ピンホルダーを示す
図である。
【図３】図１の線材挿入スリットを拡大して示す斜視図
である。
【符号の説明】
１ 接触ピンホルダー ２ 本体 ３ 揺動蓋 ４ 押圧リブ ５ 線挿入スリット ６ クリップ刃 ７ 接触ピン ８ 肩 ９ ウェブ手段 １１，１２ 線保持突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ろう付けしないで刃−クリップで配線す
    るための手段を備えた、電話または弱電装置のためのモ
    ジュール式差し込みコネクタの複式接触ピンホルダーで
    あって、この手段が接触ピンホルダー（１）の本体
    （２）に押し下げ可能である少なくとも一つの揺動蓋
    （３）を備え、この揺動蓋から接点側へ押圧リブ（４）
    が突出し、揺動蓋（３）を本体（２）上へ押し下げると
    きに押圧リブが本体の線挿入スリット（５）に入り、挿
    入された線を接触ピン（７）のクリップ刃（６）に押し
    込む複式接触ピンホルダーにおいて、線挿入スリット
    （５）が上下に設けられた側方の線保持突起（１１，１
    ２）を備え、挿入された線を位置決めするために、線保
    持突起の少なくとも一つが線挿入範囲内に設けられ、ク
    リップ刃に押し込まれた線を固定するために、少なくと
    も一つの他の線保持突起（１２）がクリップ刃範囲内に
    設けられていることを特徴とする複式接触ピンホルダ
    ー。
  2. 【請求項２】 揺動蓋（３）がその背面のウェブ手段
    （９）によって挿入および揺動可能に、本体（２）の背
    面の肩（８）に下側から係合していることを特徴とする
    請求項１の複式接触ピンホルダー。
  3. 【請求項３】 揺動蓋（３）がその押し込み位置で本体
    （２）から取り外し可能に側方を挟持して保持されてい
    るかあるいは係止手段によって保持されていることを特
    徴とする請求項１の複式接触ピンホルダー。
  4. 【請求項４】 揺動蓋（３）がその最大開放位置で本体
    （２）の背面と面一であることを特徴とする請求項１の
    複式接触ピンホルダー。
  5. 【請求項５】 揺動蓋（３）が複数の接触ピンホルダー
    のクリップ刃に線を押し込むための多重使用可能な補助
    工具であることを特徴とする請求項１の複式接触ピンホ
    ルダー。
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