JPH083476Y2 - キャノピ装置 - Google Patents

キャノピ装置

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JPH083476Y2
JPH083476Y2 JP5700290U JP5700290U JPH083476Y2 JP H083476 Y2 JPH083476 Y2 JP H083476Y2 JP 5700290 U JP5700290 U JP 5700290U JP 5700290 U JP5700290 U JP 5700290U JP H083476 Y2 JPH083476 Y2 JP H083476Y2
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canopy
roof
driver
seat
hollow tube
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JP5700290U
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JPH0415656U (ja
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泰一郎 北谷
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は履帯式掘削機のキャノピ装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来技術による平行リンク式オフセット機構の作業機
を備えた履帯式掘削機のキャノピ装置の実施例について
第4図乃至第8図により説明する。
第4図に於いて支柱12、13は両端にフランジ12a、12
b、13a、13bを有する鋼製の角形中空管でありキャノピ
本体の強度部材をなし、支柱14は補助的に立設される支
柱で強度上重要な役割を持ってない。各支柱12、13、14
の上部には鉄製のルーフ15が前記フランジ12b、13bを用
いて装備され、また支柱13、14の間にはサイドガード16
を有しキャノピ11を構成している。そして該キャノピ本
体11は前記支柱12,13を運転席8の後部の床に、運転席
8の前後方向に対し直角方向にフランジ12a、13aにより
ボルト締めされている。
(考案が解決しようとする課題) 従来技術による平行リンク式オフセット機構の作業機
を備えた履帯式掘削機の作業に於いては、第5図、第6
図に示す如く平行リンクをオフセットせずにバケットを
上方に上げた際にもバケットはキャノピの上部に接触す
る事は無いが、第7図、第8図に示す如く平行リンクを
オフセットしてバケットを上方は上げた際には、バケッ
トはキャノピの上部に接触してキャノピを破損する事が
多い。しかも従来技術によるキャノピは前記の如くバケ
ットの運動方向に対して直角方向に二本の支柱が間隔を
おいて設置されているので構造的に弱い方向に力を受け
る事になり、キャノピ本体が修復不可能になる程に破損
する事が多く、また支柱13、14、サイドガード16は修復
可能な状態でも、バケットが直接接触するルーフ15は必
ず交換が必要な状態となる課題がある。
(課題を解決するための手段) 運転席と第1ブームの間に、運転席と第1ブームを隔
離するが如く逆U字形鋼製中空管を立設し、該逆U字形
鋼製中空管の上部に運転席側に伸長するキャノピ支持部
材を突設し、該キャノピ支持部材に前後に二分割した合
成樹脂製のルーフを装備したことを特徴とする平行リン
ク式オフセット機構の作業機を備えた掘削機のキャノピ
装置とした。
(作用) 上記の如く構成したので平行リンクをオフセットして
バケットを上方に上げ、バケットがキャノピに接触して
も強度的に強い逆U字形を呈する鋼製中空管の二本の脚
部と平行な方向に力を受けることになり、キャノピが修
復不可能にまで破損することが防止できる。またルーフ
を前後に二分割する事によりバケットが接触しても破損
は前部ルーフのみに止まり、後部ルーフには影響を及ぼ
さない。
(実施例) 本考案より成るキャノピ装置の実施例について第1図
乃至第3図により説明する。
第1図に於いて逆U字形を呈する鋼製中空管2の管の
端面にフランジ2a、2bを設置し、該逆U字形鋼製中空管
2の呈する逆U字形にて囲まれた平面にサイドガード6
を設置し、さらに逆U字形鋼製中空管2の上部に運転席
側に伸長するルーフ支持部材3を突設し、該ルーフ支持
部材3にルーフ5を装着してキャノピ1を形成する。
ルーフ5は合成樹脂製で第2図に示す如く前部ルーフ
51と後部ルーフ52に分割され、後部ルーフ52はその前端
を段付きに折曲した接合部52aを設け、逆U字形鋼製中
空管2及びルーフ支持部材3にスペーサ53を介してボル
ト54により装着されている。
前部ルーフ51は後端部を前記後部ルーフ52の接合部52
a上にシール55を挟んで重合し、逆U字形鋼製中空管2
及びルーフ支持部材3にスペーサ53を介してボルト54に
より装着されている。またキャノピ1は第3図に示す如
く前記逆U字形鋼製中空管2及びサイドガード6により
運転席8と第1ブーム7の間に、該運転席8と第1ブー
ム7を隔離するが如く前記フランジ2a、2bを用いボルト
により立設されている。
(考案の効果) 上記の如く構成したので、キャノピ上部にバケットが
接触してもキャノピが修復不可能になるような破損に到
らず、また例えバケットが接触しても破損は前部ルーフ
のみに止まり後部ルーフには影響を及ぼさないので、容
易に修復可能でかつ安全なキャノピを提供する事が出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案より成るキャノピの斜視図。 第2図は同ルーフ支持部の断面図。 第3図は同キャノピを装着した履帯式掘削機の側面図。 第4図は従来技術によるキャノピの斜視図。 第5図は同平行リンクをオフセットせずにバケットを上
げた際の履帯式掘削機の側面図。 第6図は第5図の上面図。第7図は同平行リンクをオフ
セットしてバケットを上げた際の履帯式掘削機の側面
図。 第8図は第7図の上面図。 1……キャノピ 2……U字形中空管 3……ルーフ取付け部材 5……ルーフ 6……サイドガード 7……第1ブーム 8……運転席 51……前部ルーフ 52……後部ルーフ 53……スペーサ 54……ボルト 55……シール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転席と第1ブームの間に、運転席と第1
    ブームを隔離するが如く逆U字形鋼製中空管を立設し、
    該逆U字形鋼製中空管の上部に運転席側に伸長するキャ
    ノピ支持部材を突設し、該キャノピ支持部材に前後に二
    分割した合成樹脂製のルーフを装備したことを特徴とす
    る平行リンク式オフセット機構の作業機を備えた掘削機
    のキャノピ装置。
JP5700290U 1990-05-30 1990-05-30 キャノピ装置 Expired - Lifetime JPH083476Y2 (ja)

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JPH0415656U JPH0415656U (ja) 1992-02-07
JPH083476Y2 true JPH083476Y2 (ja) 1996-01-31

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