JPH0834263A - 配線板およびその製造方法 - Google Patents
配線板およびその製造方法Info
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- JPH0834263A JPH0834263A JP6169350A JP16935094A JPH0834263A JP H0834263 A JPH0834263 A JP H0834263A JP 6169350 A JP6169350 A JP 6169350A JP 16935094 A JP16935094 A JP 16935094A JP H0834263 A JPH0834263 A JP H0834263A
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- Japan
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- wiring board
- cream solder
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- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 claims abstract description 69
- 239000006071 cream Substances 0.000 claims abstract description 56
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 5
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 7
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/182—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with components mounted in the printed circuit board, e.g. insert mounted components [IMC]
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車用計器の照明用バルブが取り付けられ
る配線板のバルブ用ランドに、他の電子部品の取り付け
のために行うクリーム半田工程と同時に、クリーム半田
を酸化防止のため塗布した場合、塗布したクリーム半田
の厚さを薄くして、クリーム半田と配線板およびバルブ
用ランドとを合わせた厚さを、照明用バルブの取り付け
許容厚さ以内に抑える。 【構成】 バルブ用ランド21から配線板17にかけて
貫通するスルーホール23を設け、このバルブ用ランド
21上にクリーム半田を塗布すると、クリーム半田の一
部がスルーホール23に入り込み、この入り込んだ分バ
ルブ用ランド21上のクリーム半田の厚さが薄くなる。
る配線板のバルブ用ランドに、他の電子部品の取り付け
のために行うクリーム半田工程と同時に、クリーム半田
を酸化防止のため塗布した場合、塗布したクリーム半田
の厚さを薄くして、クリーム半田と配線板およびバルブ
用ランドとを合わせた厚さを、照明用バルブの取り付け
許容厚さ以内に抑える。 【構成】 バルブ用ランド21から配線板17にかけて
貫通するスルーホール23を設け、このバルブ用ランド
21上にクリーム半田を塗布すると、クリーム半田の一
部がスルーホール23に入り込み、この入り込んだ分バ
ルブ用ランド21上のクリーム半田の厚さが薄くなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、実装部品が取り付け
られる貫通孔周縁に形成された導電部上に、他の電子部
品のリード線を固定するためのクリーム半田を塗布する
工程と同時にクリーム半田を塗布した配線板に関する。
られる貫通孔周縁に形成された導電部上に、他の電子部
品のリード線を固定するためのクリーム半田を塗布する
工程と同時にクリーム半田を塗布した配線板に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車部品の低コスト化に伴い、速度計
や回転計などが収納される自動車用計器のケース裏面に
取付けられる配線板についても低コスト化が求められて
いる。配線板に対する低コスト化の一環として、半田レ
ベラー工程を省略した配線板が取り上げられる。半田レ
ベラーは、レジスト以外の銅箔ランド部などの導電部
を、主として酸化防止のために、半田槽へのジャブ付け
や、オートソルダーにより半田を付着させる工程であ
る。このため、半田レベラーなしの配線板の導電部は、
銅箔が露出した状態となるので、長時間大気に触れると
酸化してしまい、導電性の低下を招くという不具合があ
る。
や回転計などが収納される自動車用計器のケース裏面に
取付けられる配線板についても低コスト化が求められて
いる。配線板に対する低コスト化の一環として、半田レ
ベラー工程を省略した配線板が取り上げられる。半田レ
ベラーは、レジスト以外の銅箔ランド部などの導電部
を、主として酸化防止のために、半田槽へのジャブ付け
や、オートソルダーにより半田を付着させる工程であ
る。このため、半田レベラーなしの配線板の導電部は、
銅箔が露出した状態となるので、長時間大気に触れると
酸化してしまい、導電性の低下を招くという不具合があ
る。
【0003】一方、電子部品を配線板に半田付けする際
には、そのリード線を固定するための導電部に、あらか
じめクリーム半田を塗布し、リード線を接触させた状態
で加熱することで、半田付けを行う方法がある。クリー
ム半田の塗布作業は、例えば塗布する対象となる導電部
に対応する部位に開口部を備えたマクス用のスクリーン
を用い、このスクリーン上にクリーム半田を塗布するこ
とで、開口部に対応した導電部にのみクリーム半田が形
成される。
には、そのリード線を固定するための導電部に、あらか
じめクリーム半田を塗布し、リード線を接触させた状態
で加熱することで、半田付けを行う方法がある。クリー
ム半田の塗布作業は、例えば塗布する対象となる導電部
に対応する部位に開口部を備えたマクス用のスクリーン
を用い、このスクリーン上にクリーム半田を塗布するこ
とで、開口部に対応した導電部にのみクリーム半田が形
成される。
【0004】このようなクリーム半田の塗布工程の中
で、前述した半田レベラーなしの配線板に対して、本来
クリーム半田を塗布する部位ではない銅箔ランド部、つ
まり半田付けを行う必要のない、例えば自動車用計器に
おける照明用のバルブが取付けられる導電部に対しても
クリーム半田を塗布することで、この部位の銅箔を露出
させずに済み、低コスト化のため行われる半田レベラー
工程の廃止による導電部の酸化という不具合が解消され
る。
で、前述した半田レベラーなしの配線板に対して、本来
クリーム半田を塗布する部位ではない銅箔ランド部、つ
まり半田付けを行う必要のない、例えば自動車用計器に
おける照明用のバルブが取付けられる導電部に対しても
クリーム半田を塗布することで、この部位の銅箔を露出
させずに済み、低コスト化のため行われる半田レベラー
工程の廃止による導電部の酸化という不具合が解消され
る。
【0005】ところで、図3に示すように、自動車用計
器における照明用のバルブ1は、配線板3に形成された
貫通孔5に、周縁に形成された導電部であるバルブ用ラ
ンド7側から挿入し、回転させることで、バルブ用ラン
ド7側に位置するバルブソケット9のつば部11と、挿
入時に貫通孔5の切欠5aを通過してバルブ用ランド7
と反対側の面に位置する一対の締め付けガイド13との
間で、配線板3を挟持し、これにより配線板3に固定さ
れるという取付け構造となっている。つまり、つば部1
1と締め付けガイド13とで挟持部を構成することにな
る。この状態でバルブ1の図示しない接触子(端子)が
バルブ用ランド7に接触し、バルブ1側と配線板3側と
の電気的導通が図られ、バルブ用ランド7に導通する配
線板3上の配線パターン14からバルブ1への通電が可
能となる。
器における照明用のバルブ1は、配線板3に形成された
貫通孔5に、周縁に形成された導電部であるバルブ用ラ
ンド7側から挿入し、回転させることで、バルブ用ラン
ド7側に位置するバルブソケット9のつば部11と、挿
入時に貫通孔5の切欠5aを通過してバルブ用ランド7
と反対側の面に位置する一対の締め付けガイド13との
間で、配線板3を挟持し、これにより配線板3に固定さ
れるという取付け構造となっている。つまり、つば部1
1と締め付けガイド13とで挟持部を構成することにな
る。この状態でバルブ1の図示しない接触子(端子)が
バルブ用ランド7に接触し、バルブ1側と配線板3側と
の電気的導通が図られ、バルブ用ランド7に導通する配
線板3上の配線パターン14からバルブ1への通電が可
能となる。
【0006】このように、照明用バルブ1は、つば部1
1と締め付けガイドとの間で配線板3を挟持する構造と
なっているため、バルブ用ランド7における取り付け部
の厚さが許容寸法内である必要がある。
1と締め付けガイドとの間で配線板3を挟持する構造と
なっているため、バルブ用ランド7における取り付け部
の厚さが許容寸法内である必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような半田レベラーなしの配線板において、図4に示
すように、クリーム半田15を照明用バルブ1が取り付
けられるバルブ用ランド7に塗布することを考慮した場
合、通常、バルブ1が取り付け可能な半田厚の許容寸法
は40μm以下であるが、クリーム半田15の厚さは1
00μm程度になるため、配線板3およびバルブ用ラン
ド7にクリーム半田15を加えた厚さが、バルブ1の取
り付け許容厚さの範囲を越えてしまい、バルブ1が取り
付けられないという問題がある。また、塗布したクリー
ム半田15は、表面張力によって盛り上がった状態とな
るので、バルブ1との導通不良を起こす虞もある。
たような半田レベラーなしの配線板において、図4に示
すように、クリーム半田15を照明用バルブ1が取り付
けられるバルブ用ランド7に塗布することを考慮した場
合、通常、バルブ1が取り付け可能な半田厚の許容寸法
は40μm以下であるが、クリーム半田15の厚さは1
00μm程度になるため、配線板3およびバルブ用ラン
ド7にクリーム半田15を加えた厚さが、バルブ1の取
り付け許容厚さの範囲を越えてしまい、バルブ1が取り
付けられないという問題がある。また、塗布したクリー
ム半田15は、表面張力によって盛り上がった状態とな
るので、バルブ1との導通不良を起こす虞もある。
【0008】そこで、この発明は、導電部にクリーム半
田を塗布しても、クリーム半田と配線板および導電部と
を合わせた厚さを許容寸法以内に抑えることを目的とし
ている。
田を塗布しても、クリーム半田と配線板および導電部と
を合わせた厚さを許容寸法以内に抑えることを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、貫通孔に挿入された状態で配
線板の両面から挟み込む挟持部を備えた実装部品が取り
付けられ、前記貫通孔の周縁の一方の面に、前記実装部
品の端子が接触して導通する導電部が形成され、他の実
装部品のリード線を半田付けするためのクリーム半田を
塗布する工程と同時にクリーム半田が前記導電部上に塗
布される配線板において、前記導電部側の表面から配線
板の裏面にわたって貫通するクリーム半田案内孔を設け
た構成としてある。
に、この発明は、第1に、貫通孔に挿入された状態で配
線板の両面から挟み込む挟持部を備えた実装部品が取り
付けられ、前記貫通孔の周縁の一方の面に、前記実装部
品の端子が接触して導通する導電部が形成され、他の実
装部品のリード線を半田付けするためのクリーム半田を
塗布する工程と同時にクリーム半田が前記導電部上に塗
布される配線板において、前記導電部側の表面から配線
板の裏面にわたって貫通するクリーム半田案内孔を設け
た構成としてある。
【0010】第2に、第1の構成において、配線板の導
電部と反対側の裏面上における少なくともクリーム半田
案内孔の周囲に、第2の導電部を形成してある。
電部と反対側の裏面上における少なくともクリーム半田
案内孔の周囲に、第2の導電部を形成してある。
【0011】第3に、実装部品取付け用の貫通孔周縁の
一方の面に形成された導電部に、この導電部の表面から
配線板の裏面にわたって貫通するクリーム半田案内孔を
形成した後、他の電子部品のリード線を半田付けするた
めのクリーム半田を塗布する工程と同時に、クリーム半
田を前記導電部上に塗布する製造方法としてある。
一方の面に形成された導電部に、この導電部の表面から
配線板の裏面にわたって貫通するクリーム半田案内孔を
形成した後、他の電子部品のリード線を半田付けするた
めのクリーム半田を塗布する工程と同時に、クリーム半
田を前記導電部上に塗布する製造方法としてある。
【0012】第4に、第1または第2の構成、または第
3の製造方法において、貫通孔に挿入されて取り付けら
れる実装部品は、照明用のバルブである。
3の製造方法において、貫通孔に挿入されて取り付けら
れる実装部品は、照明用のバルブである。
【0013】
【作用】このような構成の配線板によれば、導電部に塗
布したクリーム半田は、その一部がクリーム半田案内孔
に入り込んで滞留し、これにより導電部上のクリーム半
田の厚さが薄くなり、クリーム半田と配線板および導電
部とを合わせた厚さを、実装部品、特に照明用バルブの
取り付け許容厚さ以内に抑えることが可能となる。
布したクリーム半田は、その一部がクリーム半田案内孔
に入り込んで滞留し、これにより導電部上のクリーム半
田の厚さが薄くなり、クリーム半田と配線板および導電
部とを合わせた厚さを、実装部品、特に照明用バルブの
取り付け許容厚さ以内に抑えることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
する。
【0015】図1は、この発明の一実施例に係わるもの
で、前記図3に示したものと同様な実装部品としての照
明用バルブ1が取り付けられる配線板の要部の斜視図で
ある。この配線板17は、半田レベラー工程を省略した
もの、つまりレジスト以外の銅箔ランド部などの導電部
に対する主として酸化防止のための半田膜の形成を行っ
ていない低コスト化されたものである。
で、前記図3に示したものと同様な実装部品としての照
明用バルブ1が取り付けられる配線板の要部の斜視図で
ある。この配線板17は、半田レベラー工程を省略した
もの、つまりレジスト以外の銅箔ランド部などの導電部
に対する主として酸化防止のための半田膜の形成を行っ
ていない低コスト化されたものである。
【0016】配線板17には、照明用バルブ1が図中で
上方から挿入される貫通孔19が形成され、貫通孔19
の相互に対向する周縁には、照明用バルブ1の一対の締
め付けガイド13を通過させるための一対の切欠19a
が形成されている。この切欠19aを除く貫通孔19の
周囲には、導電部である銅箔からなるバルブ用ランド2
1が形成されている。バルブ用ランド21に導通した状
態で配線板17上には、照明用バルブ1に通電するため
の配線パターン22が設けられている。
上方から挿入される貫通孔19が形成され、貫通孔19
の相互に対向する周縁には、照明用バルブ1の一対の締
め付けガイド13を通過させるための一対の切欠19a
が形成されている。この切欠19aを除く貫通孔19の
周囲には、導電部である銅箔からなるバルブ用ランド2
1が形成されている。バルブ用ランド21に導通した状
態で配線板17上には、照明用バルブ1に通電するため
の配線パターン22が設けられている。
【0017】上記バルブ用ランド21が形成された部位
には、バルブ用ランド21の表面から配線板17のバル
ブ用ランド21と反対側の裏面にわたって貫通するクリ
ーム半田案内孔としてのスルーホール23が円周方向に
複数形成されている。この各スルーホール23は、照明
用バルブ1が配線板17に固定された状態でのバルブ1
の接触子の位置からずれた位置に設ける必要がある。ま
た、各スルーホール23周囲のバルブ用ランド21と反
対側の配線板17上には、図1のA−A断面図である図
2に示すように、第2の導電部となるスルーホール用ラ
ンド25が形成されている。
には、バルブ用ランド21の表面から配線板17のバル
ブ用ランド21と反対側の裏面にわたって貫通するクリ
ーム半田案内孔としてのスルーホール23が円周方向に
複数形成されている。この各スルーホール23は、照明
用バルブ1が配線板17に固定された状態でのバルブ1
の接触子の位置からずれた位置に設ける必要がある。ま
た、各スルーホール23周囲のバルブ用ランド21と反
対側の配線板17上には、図1のA−A断面図である図
2に示すように、第2の導電部となるスルーホール用ラ
ンド25が形成されている。
【0018】図1に示したような配線板17に対し、他
の電子部品(実装部品)のリード線を半田付けするため
に導電部にクリーム半田を塗布する工程に、バルブ用ラ
ンド21にも同時にクリーム半田を塗布すると、図2に
示すように、クリーム半田27の一部はスルーホール2
3に入り込む。スルーホール23の反対側にはスルーホ
ール用ランド25が形成されているため、スルーホール
23に入り込んだクリーム半田は、スルーホール用ラン
ド25に達してここに止まり、これ以上のスルーホール
用ランド25側への流出が防止される。この結果、バル
ブ用ランド21上のクリーム半田27の厚さは、クリー
ム半田27の一部がスルーホール23に入り込んだ分薄
くなる。
の電子部品(実装部品)のリード線を半田付けするため
に導電部にクリーム半田を塗布する工程に、バルブ用ラ
ンド21にも同時にクリーム半田を塗布すると、図2に
示すように、クリーム半田27の一部はスルーホール2
3に入り込む。スルーホール23の反対側にはスルーホ
ール用ランド25が形成されているため、スルーホール
23に入り込んだクリーム半田は、スルーホール用ラン
ド25に達してここに止まり、これ以上のスルーホール
用ランド25側への流出が防止される。この結果、バル
ブ用ランド21上のクリーム半田27の厚さは、クリー
ム半田27の一部がスルーホール23に入り込んだ分薄
くなる。
【0019】このため、上記スルーホール23の数や大
きさを適宜調整することで、バルブ用ランド21上のク
リーム半田27の厚さを変えることができ、この厚さを
例えば40μm以下となるよう調整すれば、照明用バル
ブ1の取り付けが可能となる。また、クリーム半田27
の一部がスルーホール23に入り込むことで、バルブ用
ランド21上のクリーム半田27の表面張力による盛り
上がりが抑制されて、クリーム半田27の厚さの平均化
も達成でき、照明用バルブ1の取り付けも容易となり、
照明用バルブ1の接触子のバルブ用ランド21への接触
も確実となって導電不良が防止される。
きさを適宜調整することで、バルブ用ランド21上のク
リーム半田27の厚さを変えることができ、この厚さを
例えば40μm以下となるよう調整すれば、照明用バル
ブ1の取り付けが可能となる。また、クリーム半田27
の一部がスルーホール23に入り込むことで、バルブ用
ランド21上のクリーム半田27の表面張力による盛り
上がりが抑制されて、クリーム半田27の厚さの平均化
も達成でき、照明用バルブ1の取り付けも容易となり、
照明用バルブ1の接触子のバルブ用ランド21への接触
も確実となって導電不良が防止される。
【0020】なお、上記した配線板17は、フレキシブ
ルなもの(FPC)でも、硬質なもの(HPC)でも構
わない。
ルなもの(FPC)でも、硬質なもの(HPC)でも構
わない。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、実装部品が挿入される貫通孔周囲の導電部に、こ
の導電部を含んで配線板を貫通するクリーム半田案内孔
を設けたため、導電部上に塗布したクリーム半田の一部
がクリーム半田案内孔に入り込んで導電部上のクリーム
半田の厚さが薄くなり、クリーム半田と配線板および導
電部とを合わせた厚さを、実装部品、特に照明用バルブ
の取り付け許容厚さ以内に抑えることができる。
れば、実装部品が挿入される貫通孔周囲の導電部に、こ
の導電部を含んで配線板を貫通するクリーム半田案内孔
を設けたため、導電部上に塗布したクリーム半田の一部
がクリーム半田案内孔に入り込んで導電部上のクリーム
半田の厚さが薄くなり、クリーム半田と配線板および導
電部とを合わせた厚さを、実装部品、特に照明用バルブ
の取り付け許容厚さ以内に抑えることができる。
【図1】この発明の一実施例を示す配線板の照明用バル
ブが取り付けられる部位の斜視図である。
ブが取り付けられる部位の斜視図である。
【図2】図1の配線板に対しクリーム半田を塗布した状
態のA−A断面図である。
態のA−A断面図である。
【図3】従来例を示す配線板の照明用バルブが取り付け
られる部位の斜視図である。
られる部位の斜視図である。
【図4】図3の配線板に対しクリーム半田を塗布した状
態の断面図である。
態の断面図である。
1 照明用のバルブ(実装部品) 11 つば部(挟持部) 13 締め付けガイド(挟持部) 17 配線板 19 貫通孔 21 バルブ用ランド(導電部) 23 スルーホール(クリーム半田案内孔) 25 スルーホール用ランド(第2の導電部) 27 クリーム半田
Claims (4)
- 【請求項1】 貫通孔に挿入された状態で配線板の両面
から挟み込む挟持部を備えた実装部品が取り付けられ、
前記貫通孔の周縁の一方の面に、前記実装部品の端子が
接触して導通する導電部が形成され、他の実装部品のリ
ード線を半田付けするためのクリーム半田を塗布する工
程と同時にクリーム半田が前記導電部上に塗布される配
線板において、前記導電部側の表面から配線板の裏面に
わたって貫通するクリーム半田案内孔を設けたことを特
徴とする配線板。 - 【請求項2】 配線板の導電部と反対側の裏面上におけ
る少なくともクリーム半田案内孔の周囲に、第2の導電
部を形成したことを特徴とする請求項1記載の配線板。 - 【請求項3】 実装部品取付け用の貫通孔周縁の一方の
面に形成された導電部に、この導電部の表面から配線板
の裏面にわたって貫通するクリーム半田案内孔を形成し
た後、他の電子部品のリード線を半田付けするためのク
リーム半田を塗布する工程と同時に、クリーム半田を前
記導電部上に塗布することを特徴とする配線板の製造方
法。 - 【請求項4】 貫通孔に挿入されて取り付けられる実装
部品は、照明用のバルブであることを特徴とする請求項
1または2記載の配線板または請求項3記載の記載の配
線板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169350A JPH0834263A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 配線板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169350A JPH0834263A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 配線板およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0834263A true JPH0834263A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15884946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6169350A Pending JPH0834263A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 配線板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0834263A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014192869A1 (ja) * | 2013-05-29 | 2014-12-04 | 日本軽金属株式会社 | 導電部材 |
US9897461B2 (en) | 2015-02-27 | 2018-02-20 | Electro Industries/Gauge Tech | Intelligent electronic device with expandable functionality |
US10048088B2 (en) | 2015-02-27 | 2018-08-14 | Electro Industries/Gauge Tech | Wireless intelligent electronic device |
US11009922B2 (en) | 2015-02-27 | 2021-05-18 | Electro Industries/Gaugetech | Wireless intelligent electronic device |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP6169350A patent/JPH0834263A/ja active Pending
Cited By (13)
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