JP3042148U - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

Info

Publication number
JP3042148U
JP3042148U JP1997002484U JP248497U JP3042148U JP 3042148 U JP3042148 U JP 3042148U JP 1997002484 U JP1997002484 U JP 1997002484U JP 248497 U JP248497 U JP 248497U JP 3042148 U JP3042148 U JP 3042148U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
check
printed wiring
wiring board
electrically insulating
insulating substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997002484U
Other languages
English (en)
Inventor
克洋 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusan Denki Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusan Denki Co Ltd filed Critical Kokusan Denki Co Ltd
Priority to JP1997002484U priority Critical patent/JP3042148U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3042148U publication Critical patent/JP3042148U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線板の一方の面側の回路動作のチ
ェックを他方の面側から安定して行える構造のプリント
配線板を得る。 【解決手段】 電気絶縁性基板2の一方の面2aにプリ
ント配線層3を設ける。この一方の面2aのプリント配
線層3側の回路動作のチェックを電気絶縁性基板2の他
方の面2b側から行なえるように、電気絶縁性基板2の
一方の面2aにチェックランド部11を設け、このチェ
ックランド部11に隣接して電気絶縁性基板2にチェッ
ク用貫通孔16を半田で塞がれず且つ他方の面2bから
チェック端子17を差し込める直径をもって設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電気絶縁性基板の一方の面のプリント配線層側の回路動作のチェッ クが該電気絶縁性基板の他方の面側から行なえるようになっているプリント配線 板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のプリント配線板としては、図4(A)(B)に示す構造のもの 、或いは図5(A)(B)に示す構造がある。
【0003】 図4(A)(B)に示すプリント配線板1は、両面基板の例であって、電気絶 縁性基板2の一方の面2aに銅箔等よりなる半田と接着性のよいプリント配線層 3が設けられ、該プリント配線層3にはチップ型の電子部品4等の各種の電子部 品が半田5付けで接続されている。電気絶縁性基板2の他方の面2bにも、図示 しないがプリント配線層が設けられ、該プリント配線層には電子部品が半田付け で接続されている。このようなプリント配線板1が、その一方の面2a側で取付 け対象物である例えばブラシレスモータのステータに取り付けられ、該プリント 配線板1に搭載したコントロール回路でステータ巻線をコントロールする用途に 使用される場合がある。このような使用のされ方をした場合、プリント配線板1 の一方の面である電気絶縁性基板2の一方の面2aのプリント配線層3側の回路 動作のチェックは、取付け対象物が邪魔をしてできないので、プリント配線板1 の他方の面である電気絶縁性基板2の他方の面2bからそのチェックが行えるよ うに、電気絶縁性基板2にスルーホール6が設けられ、電気絶縁性基板2の一方 の面2a側でプリント配線層3につながるランド部7が該スルーホール6を包囲 して設けられ、電気絶縁性基板2の他方の面2b側でもランド部8が該スルーホ ール6を包囲して設けられ、両ランド部7,8がスルーホール6に詰めた半田9 で接続され、電気絶縁性基板2の他方の面2b側にはランド部8にプリント配線 層10を介して接続してチェックランド部11が設けられている。このようなプ リント配線板1の両面は、露出を要する部分以外はレジスト12で覆われている 。
【0004】 図5(A)(B)に示すプリント配線板1は、片面基板の例であって、電気絶 縁性基板2の一方の面2aにプリント配線層3が設けられ、該プリント配線層3 にはチップ型の電子部品4等の各種の電子部品が半田5付けで接続されている。 このプリント配線板1では、プリント配線板1の一方の面である電気絶縁性基板 2の一方の面2aのプリント配線層3側の回路動作のチェックをプリント配線板 1の他方の面である電気絶縁性基板2の他方の面2bからそのチェックが行える ように、電気絶縁性基板2に1対のジャンパー線挿入孔14a,14bが設けら れ、電気絶縁性基板2の他方の面2bからジャンパー線15の両端部15a,1 5bが挿入されて電気絶縁性基板2の一方の面2a側に導出され、該電気絶縁性 基板2の一方の面2a側でジャンパー線15の両端部15a,15bがプリント 配線層3に半田5付けで接続されている。このようなプリント配線板1の一方の 面2a側は、露出を要する部分以外はレジスト12で覆われている。
【0005】 以上のようなプリント配線板1では、図4(A)(B)に示すタイプの場合は 他方の面2b側でチェックランド部11にチェック端子を接触させることにより 、図5(A)(B)に示すタイプの場合は他方の面2b側でジャンパー線15に チェック端子を接触させることにより、電気絶縁性基板2の他方の面2bから回 路動作のチェックを行うことができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造では、図4(A)(B)に示すタイプの場合で は、チェックランド部11にチェック端子を突き当てて接触させることでしかチ ェックを行うことができないので、接触状態が安定せず、チェックが不安定にな る問題点があった。一方、図5(A)(B)に示すタイプの場合では、電気絶縁 性基板2とジャンパー線15との間隔が狭いので、チェック端子としての挟持型 のクリップ端子でジャンパー線15を挟もうとしても挟み難く、やはりチェック が不安定になる問題点があった。
【0007】 また、電気絶縁性基板2の他方の面2b側に、図4(A)(B)に示すタイプ の場合ではチェックランド部11を設ける必要があり、また図5(A)(B)に 示すタイプの場合ではジャンパー線15を設ける必要があり、限られた大きさの 電気絶縁性基板2の本来の回路構成上の有効面積減少の原因となっている。
【0008】 本考案の目的は、プリント配線板の一方の面側の回路動作のチェックを他方の 面側から安定して行える構造のプリント配線板を提供することにある。
【0009】 本考案の他の目的は、チェック用貫通孔が半田で塞がれないプリント配線板を 提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案で改良しようとしているプリント配線板は、電気絶縁性基板の少なくと も一方の面にプリント配線層が設けられ、該一方の面のプリント配線層側の回路 動作のチェックが電気絶縁性基板の他方の面側から行なえるようになっている構 造のものである。
【0011】 本考案では、電気絶縁性基板の一方の面にチェックランド部が設けられている 。該チェックランド部に隣接して電気絶縁性基板には、チェック用貫通孔が半田 で塞がれず且つ他方の面からチェック端子を差し込める直径をもって設けられて いる。
【0012】 このような構造のプリント配線板では、その他方の面側からチェック用貫通孔 に挟持型のチェック端子を差し込んで、該プリント配線板を挟持するようにして 一方の面側のチェックランド部に接触させると、安定した接触状態でチェックを 行うことができる。
【0013】 また、このような構造のプリント配線板では、プリント配線板の他方の面側に はチェックのために特別のものを設ける必要がなく、限られた大きさの電気絶縁 性基板の他方の面の有効利用を図ることができる。
【0014】 この場合、チェックランド部は、チェック用貫通孔の周囲にこれを1周しない ようにして設けることが好ましい。このようにしてチェックランド部を設けると 、フロー半田槽等で半田する際に、チェック用貫通孔が半田で塞がれるのを防止 することができる。
【0015】 また、チェックランド部は、チェック用貫通孔の周囲をほぼ包囲した状態で、 一部に一周を阻止する切離し部を設けて形成することが好ましい。このようにし てチェックランド部を設けると、チェック用貫通孔が半田で塞がれるのを防止す ることができると共にチェック端子をどの向きで挿入しても容易にチェックラン ド部に接触させることができる。
【0016】
【考案の実施の形態】
図1及び図2は、本考案に係るプリント配線板における実施の形態の第1例を 示したものである。
【0017】 このプリント配線板1においては、電気絶縁性基板2の一方の面2aに銅箔等 よりなる半田と接着性のよいプリント配線層3に接続してチェックランド部11 が設けられている。このチェックランド部11に隣接して電気絶縁性基板2には 、チェック用貫通孔16が半田で塞がれず且つチェック端子を差し込める直径d をもって設けられている。その他の構成は、前述した図4と同様になっている。
【0018】 このような構造のプリント配線板1では、図2に示すように、その他方の面2 b側からチェック用貫通孔16にみの虫型と称する挟持型のチェック端子17の 先端部を差し込んで、該プリント配線板1を挟持するようにして一方の面2a側 のチェックランド部11に接触させると、安定した接触状態でチェックを行うこ とができる。
【0019】 挟持型のチェック端子17は、先端をフックさせたフック部17a´となって いるフック型の端子導体17aの基端側の直線状部分が絶縁鞘体17b内に摺動 可能に収容され、該絶縁鞘体17bの基端側は絶縁基体17c内に摺動自在に収 容され、且つ絶縁鞘体17bは絶縁基体17cから突出する方向に換言すればフ ック型の端子導体17aの基端側の直線状部分を覆うように図示しないバネで付 勢されている。絶縁基体17cの後部からは端子導体17aにつながるリード線 17dが導出され、絶縁鞘体17bの外周には鍔17eが突設されている。
【0020】 このような挟持型のチェック端子17は、鍔17eにチェック者の指で力を加 えて絶縁基体17cの方にバネの付勢に抗して絶縁鞘体17bを押圧して該絶縁 鞘体17bの基端側を絶縁基体17c内に収めると、絶縁鞘体17bから露出す るフック型の端子導体17aの露出長が増える。この増えたフック型の端子導体 17aの先端側をチェック用貫通孔16に差し込み、フック型の端子導体17a のフック部17a´とバネで突出方向に付勢されている絶縁鞘体17bの先端部 とでプリント配線板1を挟持する。このようにして一方の面2a側のチェックラ ンド部11にフック型の端子導体17aのフック部17a´を接触させると、電 気絶縁性基板2の一方の面2aのプリント配線層3側の回路動作のチェックを該 電気絶縁性基板2の他方の面2b側から安定した接触状態で行うことができる。 フック型の端子導体17aのフック部17a´をチェック用貫通孔16に容易に 差し込めるように、チェック用貫通孔16の直径dはフック部17a´の幅Wに 対してゆとりの寸法αを加えて(d>W+α)となるように設けられている。こ のようなチェック用貫通孔16の直径dとしては、例えば1.5mm程度の大きさ にしている。
【0021】 図3は、本考案に係るプリント配線板における実施の形態の第2例を示したも のである。
【0022】 このプリント配線板1においては、電気絶縁性基板2の一方の面2aに銅箔等 よりなる半田と接着性のよいプリント配線層3に接続してチェックランド部11 が設けられている。このチェックランド部11に隣接して電気絶縁性基板2には 、チェック用貫通孔16が半田で塞がれず且つチェック端子を差し込める前述し た直径dをもって設けられている。特に、この例ではチェックランド部11は, チェック用貫通孔16の周囲をほぼ包囲した状態で一部に一周を阻止する切離し 部11aをsなる寸法でスリット状に設けて形成されている。この寸法sは、例 えば1.0mm程度である。その他の構成は、前述した図4と同様になっている。
【0023】 このようにしてチェックランド部11を設けると、フロー炉等で半田する際に チェック用貫通孔16が半田で塞がれるのを防止することができると共にチェッ ク端子17のフック型の端子導体17aにおけるフック部17a´をどの向きで 挿入しても簡単にチェックランド部11に接触させることができて好適である。
【0024】 なお、挟持型のチェック端子としては図2に示されるものに限定されるもので はなく、チェック用貫通孔16に挿入してプリント配線板を挟持できるものであ れば、どのようなものでもよい。
【0025】
【考案の効果】
本考案では、電気絶縁性基板の一方の面にチェックランド部を設け、該チェッ クランド部に隣接して電気絶縁性基板にチェック用貫通孔を半田で塞がれず且つ チェック端子を差し込める直径をもって設けているので、他方の面側からチェッ ク用貫通孔に挟持型のチェック端子を差し込んで、該プリント配線板を挟持する ようにして一方の面側のチェックランド部に接触させると、安定した接触状態で チェックを行うことができる。
【0026】 また、このような構造のプリント配線板では、プリント配線板の他方の面側に はチェックのために特別のものを設ける必要がなく、限られた大きさの電気絶縁 性基板の他方の面の有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプリント配線板における実施の形
態の第1例の一方の面側の要部平面図である。
【図2】図1に示すプリント配線板の使用状態の一例を
示す縦断面図である。
【図3】本考案に係るプリント配線板における実施の形
態の第2例の一方の面側の要部平面図である。
【図4】(A)は従来のプリント配線板の一例における
一方の面側の要部平面図、(B)は(A)のX−X線断
面図である。
【図5】(A)は従来のプリント配線板の他の例におけ
る一方の面側の要部平面図、(B)は(A)のY−Y線
断面図である。
【符号の説明】
1 プリント配線板 2 電気絶縁性基板 2a 一方の面 2b 他方の面 3 プリント配線層 4 電子部品 5 半田 6 スルーホール 7,8 ランド部 9 半田 10 プリント配線層 11 チェックランド部 11a 切離し部 12 レジスト 14a,14b ジャンパー線挿入孔 15 ジャンパー線 15a,15b ジャンパー線の両端部 16 チェック用貫通孔 挟持型のチェック端子 17a フック型の端子導体 17a´ フック部 17b 絶縁鞘体 17c 絶縁基体 17d リード線 17e 鍔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性基板の少なくとも一方の面に
    プリント配線層が設けられ、該一方の面の前記プリント
    配線層側の回路動作のチェックが前記電気絶縁性基板の
    他方の面側から行なえるようになっているプリント配線
    板において、 前記電気絶縁性基板の前記一方の面にチェックランド部
    が設けられ、該チェックランド部に隣接して前記電気絶
    縁性基板にチェック用貫通孔が半田で塞がれず且つ前記
    他方の面からチェック端子を差し込める直径をもって設
    けられていることを特徴とするプリント配線板。
  2. 【請求項2】 前記チェックランド部は前記チェック用
    貫通孔の周囲にこれを1周しないようにして設けられて
    いる請求項1に記載のプリント配線板。
  3. 【請求項3】 前記チェックランド部は前記チェック用
    貫通孔の周囲をほぼ包囲した状態で一部に一周を阻止す
    る切離し部を設けて形成されている請求項1に記載のプ
    リント配線板。
JP1997002484U 1997-04-04 1997-04-04 プリント配線板 Expired - Lifetime JP3042148U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997002484U JP3042148U (ja) 1997-04-04 1997-04-04 プリント配線板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997002484U JP3042148U (ja) 1997-04-04 1997-04-04 プリント配線板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3042148U true JP3042148U (ja) 1997-10-14

Family

ID=43176654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997002484U Expired - Lifetime JP3042148U (ja) 1997-04-04 1997-04-04 プリント配線板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3042148U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11288751A (ja) プリント配線基板への端子の取付構造
JP3042148U (ja) プリント配線板
JP2002270978A (ja) 導電部材の取付構造および取付方法
JPH09153664A (ja) 大電流用基板
JP2001156416A (ja) フレキシブル配線基板の接続構造
JPS6188471A (ja) コネクタ−
JPH03152984A (ja) フレキシブル基板
JPS5818200Y2 (ja) ソケツト
JP2990071B2 (ja) ジャックの取付構造
JPH0883968A (ja) 電子部品用ベース
JP2607731Y2 (ja) ランプ点灯装置
JPS5856471U (ja) チツプ部品の取付装置
JPH1075032A (ja) プリント配線板
JPH0399488A (ja) 両面回路基板の表裏接続具および接続方法
JP2001307840A (ja) コネクタおよびコネクタに接続される端子
JPS6354238B2 (ja)
JPH10163653A (ja) 絶縁シートの固定構造
JP2006049520A (ja) ジャンパ線
JPH11204954A (ja) 電子機器
JPS60166192U (ja) 電気機器の入力装置
JPH04102575U (ja) 配線構体
JPS6327097A (ja) プリント基板
JPH056873U (ja) 混成集積回路
JPS60245192A (ja) 電子部品実装装置
JPS58225690A (ja) プリント基板接続装置