JPH10163653A - 絶縁シートの固定構造 - Google Patents

絶縁シートの固定構造

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Publication number
JPH10163653A
JPH10163653A JP31816296A JP31816296A JPH10163653A JP H10163653 A JPH10163653 A JP H10163653A JP 31816296 A JP31816296 A JP 31816296A JP 31816296 A JP31816296 A JP 31816296A JP H10163653 A JPH10163653 A JP H10163653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating sheet
housing
mounting
hole
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP31816296A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Horie
博彦 堀江
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Publication of JPH10163653A publication Critical patent/JPH10163653A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接着部材を必要としない安価な絶縁シートの固
定構造を提供することを目的とする。 【解決手段】所定面の一部が切り起こされてなる切出凸
部21が形成された筐体20と、所定面の一部が略コの
字状に切込まれてなる舌片状の位置決部11が形成され
た絶縁シート10からなり、該切出凸部21の側面に開
口する側孔に該位置決部11が嵌入され、該位置決部1
1の端部が該側孔に当接して該絶縁シート10が該筐体
20に固定されてなることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に電子機器に組
み込まれるプリント配線板に搭載された電子部品と導体
部品との接触によるショート事故を防止する絶縁シート
の形状および固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の薄型化および小型化が進み、
例えば電子機器に組み込まれるプリント配線板に搭載さ
れた電子部品のリード線と導体部品(筐体、シャーシ
等)とが接触し、ショートする事故が発生するおそれが
ある。これ等の事故を防止するために電子部品と導体部
品との間に絶縁シートを貼り付ける対策がとられてい
る。以下従来の絶縁シートの取付けを図2を用いて説明
する。
【0003】従来の絶縁シートを示す図で、(a)は絶
縁シートの貼り付け状態を示す平面図、(b)はプリン
ト配線板の取付け状態を示すC−C断面図である。50
は絶縁シートで、絶縁必要箇所の面積に略等しい大きさ
をしており、筐体70の取付凸部72に挿入する孔51
が形成されている。絶縁シート50の接着面側には両面
接着テープ60が貼り付けられている。絶縁シート50
の材料にはファイバーシート等が用いられプレスまたは
切断加工等により形成される。
【0004】筐体70は、底部に基板80を取付ける台
形状に切り起こされた取付凸部72が形成されており、
取付凸部72には基板80を取り付けるねじ孔が形成さ
れている。筐体70の材料にはめっき鋼板が用いられプ
レス加工等により形成される。基板80は、導体にてパ
ターンが形成されておりSMD部品(図示省略)やディ
スクリート電子部品(例えば、コンデンサ85等)が実
装されており、コンデンサ85は基板80に実装された
後にリード線部がはんだ付けされるので、はんだ付け部
が基板80の下面より突出する。
【0005】次に、絶縁シートとプリント配線板の取付
について説明する。絶縁シート50を筐体70に貼り付
けるには、先ず絶縁シート50に貼り付けられている両
面接着テープ60のセパレータ(保護紙)を剥がし、筐
体70の底面71の所定の位置に合わせて貼り付ける。
次に、プリント配線板80の取付孔と筐体70の取付凸
部72に形成されたねじ孔73とを位置合わせし、ねじ
90によりねじ止め固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の絶縁シ
ート50の取付構造では、絶縁シート50の接着面側に
両面接着テープ60または接着面側に粘着のりを塗布し
たものを用いるので、両面接着テープ60または粘着の
りの部材費および加工費が必要となりコスト高につなが
る。
【0007】そこで、本発明は上述の問題を解決するも
ので、接着部材を必要としない安価な絶縁シートの形状
および固定構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するもので、所定面の一部が切り起こされてなる切出
凸部が形成された筐体と、所定面の一部が略コの字状に
切込まれてなる舌片状の位置決部が形成された絶縁シー
トからなり、前記切出凸部の側面に開口する側孔に前記
位置決部が嵌入され、該位置決部の端部が該側孔に当接
して前記絶縁シートが前記筐体に固定されてなることを
特徴とするものである。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例を図1を用いて説明する。
図1は本発明の1実施例の絶縁シートを示す図で、
(a)は絶縁シートの平面図、(b)は絶縁シートの取
付け状態を示す平面図、(c)はプリント配線板の取付
け状態を示すA−A断面図である。
【0010】10は絶縁シートで、後述する筐体20の
取付凸部21に取付られた基板30の下面より突出する
電子部品のはんだ付け部が筐体20の底部に接触してし
ショートする事故を防止するものである。絶縁シート1
0は絶縁必要箇所の面積に略等しい大きさをしており、
またその一部はコの字状に切り込まれ、孔12と縁切部
13により筐体20の取付凸部21の側部孔23に嵌入
する舌片状の位置決固定舌部11が形成されている。
尚、孔12および縁切部13により形成される孔は取付
凸部21の外周と略同じ大きさの孔になる。絶縁シート
10の材料にはファイバーシート等が用いられプレス加
工により形成される。
【0011】筐体20は、底部に基板30を取付ける台
形状に切り起こされた取付凸部21が形成されており、
取付凸部21には基板30を取り付けるねじ孔が形成さ
れている。筐体20の材料にはめっき鋼板が用いられプ
レス加工等により形成される。基板30は、導体にてパ
ターンが形成されておりSMD部品(図示省略)やディ
スクリート電子部品(例えば、コンデンサ35、抵抗3
6等)が実装されており、コンデンサ35、抵抗36は
基板30に実装された後にリード線部がはんだ付けされ
るので、はんだ付け部が基板30の下面より突出する。
【0012】次に、絶縁シートとプリント配線板の取付
について説明する。絶縁シート10を筐体20に固定す
るには、絶縁シート10の位置決固定舌部11を少し押
さえて変形させ、筐体20の取付凸部21の側部孔23
に嵌入させると同時に孔12と縁切部13により形成さ
れる孔を取付凸部21に挿入する。この時図1(c)の
B部に示すように切断された絶縁シート10の両端部分
即ち、位置決固定舌部11の端部と絶縁シート10の端
部が筐体20を挟持する状態となるため、絶縁シート1
0は筐体20に固定されたことになる。また、押さえら
れた位置決固定舌部11は弾性力により上方へ戻ろうと
するので挟持力は維持される。次に、プリント配線板3
0の取付孔と筐体20の取付凸部21に形成されたねじ
孔22とを位置合わせしねじ40によりねじ止め固定す
る。
【0013】以上説明したように本実施例によれば、絶
縁シート10に形成された位置決固定舌部11を筐体2
0の取付凸部21の側部孔23に嵌入させることによ
り、絶縁シート10が筐体20の底面から離れるのを防
止し、孔12と縁切部13により形成される孔により筐
体20の底面と同一方向の位置決めができる。従って、
全方向の位置決めが可能となり、両面接着テープや粘着
のり等を用いることなく絶縁シート10を、筐体20の
底面に容易に固定することができるのでコスト低減が図
れる。尚、本実施例では筐体20の取付凸部21の一箇
所についてのみ説明したが、基板30を取り付けるには
取付凸部21を複数箇所設ける必要があるので、他の箇
所も本実施例と同じように行えばよい。また、取付凸部
21が複数箇所ある場合には、その一部に対しては本実
施例の固定方法を採用し、その他の取付凸部21に対し
ては別の固定方法、例えば取付凸部21と基板30とで
挟み付け共締めにより固定してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、絶
縁シートの固定に接着部材を必要とせず容易に固定でき
るのでコスト低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の絶縁シートを示す図で、
(a)は絶縁シートの平面図、(b)は絶縁シートの取
付け状態を示す平面図、(c)はプリント配線板の取付
け状態を示すA−A断面図である。
【図2】従来の絶縁シートを示す図で、(a)は絶縁シ
ートの貼り付け状態を示す平面図、(b)はプリント配
線板の取付け状態を示すC−C断面図である。
【符号の説明】
10・・・・・絶縁シート 11・・・・・位置決固定舌部 12・・・・・孔 13・・・・・縁切り部 20・・・・・筐体 21・・・・・取付凸部 22・・・・・ねじ孔 23・・・・・側部孔 30・・・・・プリント配線板 35・・・・・コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定面の一部が切り起こされてなる切出
    凸部が形成された筐体と、 所定面の一部が略コの字状に切込まれてなる舌片状の位
    置決部が形成された絶縁シートからなり、 前記切出凸部の側面に開口する側孔に前記位置決部が嵌
    入され、該位置決部の端部が該側孔に当接して前記絶縁
    シートが前記筐体に固定されてなることを特徴とする絶
    縁シートの固定構造。
JP31816296A 1996-11-28 1996-11-28 絶縁シートの固定構造 Pending JPH10163653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31816296A JPH10163653A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 絶縁シートの固定構造

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JP31816296A JPH10163653A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 絶縁シートの固定構造

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JPH10163653A true JPH10163653A (ja) 1998-06-19

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ID=18096174

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JP31816296A Pending JPH10163653A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 絶縁シートの固定構造

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JP (1) JPH10163653A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009069188A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Kyocera Mita Corp プリント基板保護構造及びこれを備えた画像形成装置
JP2019204825A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 ニチコン株式会社 絶縁シートの取付構造および絶縁シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009069188A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Kyocera Mita Corp プリント基板保護構造及びこれを備えた画像形成装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990907